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学
学会 News
Vol.21 No.12 December 2018
第125年学術大会
(札幌大会 つ 大会)
ス ー
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5.25億年前のグランドキャニオン大不整合(アリゾナ・USA)
1 日本地質学会News 21(12)
学会 News
Vol.21 No.12 December 2018
The Geological Society of Japan News 一般社団法人日本地質学会
〒101−0032 東京都 代田区岩本 2− −15 ビル F
集委員長
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C ontents
日本地質学会第125年学術大会(札幌大会)
2日本地質学会第125年学術大会(つ 大会)
8 第125年学術大会(札幌・つくば共通):講 要旨等の り いにつ いて 9札幌大会2018年受賞記念講 記事 10
日本地質学会小 明賞「多元 同位体比分 を 使した 生代後 期の 環 解 研究」( 木 介) 日本地質学会 山 賞「 み
込み帯 成作用の広がりの 究」( ) 日本地質学会 山
賞「鉱 学は面 い, 源の 在性には意 がある そしてたく さんの人達に まれてきたことに深謝」(野崎達生) 日本地質学会 国 際 賞「An Engagement with Japan and Volcanoes, Iron, and Phytoplankton in the Southern Ocean」(Millard F. COFFIN)
公募 22
京都大学大学 理学研究科地球 科学専 地質学鉱物学分野 教 公募
各賞・研究助成 22
第50回(2019年度)三 財団自然科学研究助成 第60回科学 術 2019年度「深田研究助成」研究課題募集
紹介 23
岩石はどうしてできたか 訪 位 ( 立 ) 国際交流 24
日本地質学会第125年学術大会(札幌大会)における国際交流につい て(ウォリス サイモン)
2020年度地震火山こどもサマースクール開催地候補募集
26 部コー ー 27関東 部:平成30年 大島巡検報 CALENDAR 28
・製本:日本 式会社 東京都 島区東 4−41−24
1月 January 12月 December
年末年始休業:12/29〜1/6
日本地質学会 会 候補 募集 開
募集期間:2018年12月20日(木)~ 2019年2月8日( ) 推 できる人:日本地質学会会長・副会長,理事,専 部会長 名 会員 となる人:75 以上の日本地質学会会員
そのほか となる 件: えば,,,地質学 の な 地
質学会の と発展 の 教育現場や企業などでの活動を通
じた地質学の普及と振 の など
上記「推 できる人」以外の会員は, 者を直 推 するこ とはできませんが,「推 できる人」 の情報提供をすることが できます.
(名 会員推 委員会 佐々木和彦)
表紙紹介
第 125 年学術大会(札幌・つくば特別大会)
優秀ポスター賞
R1−P−7
R10−P−4 R3−P−6
R4−P−6 R4−P−5
R7−P−1
R16−P−4 R9−P-5
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2 日本地質学会News 21(12)
日本地質学会第125年学術大会(札幌大会)
は,2018年9月5日( 水 ) か ら7日( 金 ) の3 日間の予定で,北海道札幌市北区に立地する 北海道大学札幌キャン スで開催された.北 海道では,2007年の第114年学術大会(札幌 大会)に いて11年 りの開催となり,講 申込も 599件( 363,ポスター 236)に のぼり, な開催が見込まれていた.ま た,本大会の前 には,大会会期中に台風21 号が北海道に 近することが予報されていた が, いにも5日未明に台風は北海道を通過 し,5日は朝から大会を開催することが出 た.しかし,周知の通り,第125年学術大会
(札幌大会)は,9月5日(水)の初日のみ
・ポスター発表,表 式,受賞記念講 会 および 会が予定通りに執り行われたが,
9月6日(木)の未明に生じた北海道胆振東部 地震のため,その後の行事がほぼ中止となっ た.札幌大会参加者は,692名(会員599,
会員93)であった.二日目以 に予定されて いた中止プログラムに対する代 の学術大会 は,「つくば特 大会」として2018年12月1日
(土)から2日(日)の2日間,つくば市の 業 術 合研究所で開催された(後 ).
北海道大学札幌キャン スは,札幌 から で10分の にあり,札幌 から新 までも で35分の にあるので,
めて利 性の高い場所である.学会会場は全 て札幌キャン スの高等教育推進機構の 物 内に収められ,参加者の 動は であった と われる.また,北海道で学会が開催され るということもあり,学会以外に北海道内の 旅行を楽しみにされていた方も多いと われ るが, 念ながら地震のため学術大会後の巡 検はすべて中止になったほか,学術大会後に 北海道の旅行を 画されていた方もキャンセ ルを なくされたであろう.
今回はテーマを「イ ン 地質学
・ 」としたが,「イラン ラプテ」
とはアイ 語で「こんにちは」を意 し,最 近,北海道のおもてなしのキー ードとして 推奨されている.また,「地質学が く ・未
」は開 者 あ れる,未 向の北海 道で開催する地質学会であることを表現する.
市民講 会は,テーマを 動く大地のしく みを知り,地震・津波災害に備える とし,
近年 発する地質災害を引き起こしている大 地の動きを分かりやすく解説し,市民の方の 災・ 災対 に しでも に立つ講 会を 行う予定であったが, にも胆振東部地震 のため中止となった.在田一 ・NPO法人 北海道 合地質学研究センター研究員(元北 海道大学大学 理学研究 教 )には「山 はどうしてできる−地質が す マラ ・日 高山 の成り立ち−」, 田 ・北海道大 学大学 理学研究 教 には「深海 の断 層を調べる−東北地方 平 地震の断層す べりメ ニズム−」,高 ・北海道大学 大学 理学研究 教 には「地震はな 起こ る?−北海道の地震とその災害−」,という 題で講 を予定していた.市民講 会つい ては,地質情報展とあわせて, 年3月30日
(土)に同会場(かでる2・7)であらためて 開催予定である.また,今回は125周年記念 大会であったため「125周年国際シンポジウ ム:社会と地質学」が開催予定であったが,
こちらも地震のため中止になったのは 念で あった.海外からの招 講 者には,初日の キリンビール で行われた 会を楽しんで いただけたのはせめてもの いであった.一 方,LOCが提案する特 シンポジウム「前 進する地 構造解明作業 テクトニクス研究 の新たな展開 」(在田一 話人代表)
も中止となったが,在田氏の 力によりつく ば特 大会で開催された(後 ).さらに,
「地質情報展2018北海道 明 からつな 地 質の知 」(主催: 業 術 合研究所 地 質調査 合センター・一般社団法人日本地質 学会)はかでる2・7で行われる予定であった が,これも中止となった.こちらも市民講 会同様 年3月29日(金)〜 31日(日)に同 会場であらためて開催される.
中までの出展となったが,企業・団体展 コー ーでは9件( 式会社 設 術研究 所・ 式会社 山地質年代学研究所・メイジ テク 式会社・ライ マイクロシステムズ 式会社・特定 利活動法人 ジオプロジ ェクト新 ・ 式会社レアックス・日本地球
科学コンソーシアム(J-DESC)/海 研 究開発機構(JAMSTEC)・高知大学海 コ ア 合研究センター・明 コンサルタント 式会社)の出展をいただき,書 等の展 ・
では,台風21号の影響で実際には会場に お しいただけない企業もあったが, 式会 社朝 書 ・ニチ 式会社・ 式会社ニュ ートリ ・第 文 センター・ 式会社ア イピーの5件にご出 いただいた.
会場の設 と は,旅行会社(近 日本 ーリスト( ))に委 した.北海道 部 が主体となって 画を進め,大学関係者,本 会担当者(行事委員長等)とともに大会 LOCを組 し,実施段階で会社に委 する という,ここ 年か り組んでいる方式に って準備を進め, スムーズに大会準備・
が実施できた.特に,近 日本 ーリス ト( )は北大の高等教育推進機構の 物で 行う学会開催に多数回の経験があり,会場の 部 の使用について貴重な をいただい た.また,北大生協には 食 当を手 いた だいたが,最後に 日の 後に手 いただい た生協の レーは,地震で停電が してい る中, かい食事を提供していただき感謝し ている.今回は,学術大会LOCが2016年11 月に組 され,第1回会議を開催した.実行 委 員 会 の メ ン ー は,2017年3月 に, 下
部長を大会準備委員長に選出し,市民講 会,学術発表会,ポスターセッション,
会,巡検の各 者および日程を 定し,
その後, 的に準備に り組んだ.
6日未明の地震発生後は,プログラムの実 施方 や会場の 等を大会HPに 時 し,情報を一元化して参加者・関係者 周知 を った.またメールの 時 信サービスを 利用した連絡も行ったが(送信先:札幌大会 講 者予定者,事前参加 者およびメール アドレス 学会員),停電のためPCやスマ ートフォンが利用できず,実際には会場の 紙で を知る参加者も多くいた.大会中止 の 断については,6日 時中止の意見もあ ったが,6日朝の段階で,かなりの数の参加 者が に 場していたことや講 者の発表場 をできるだけ確保したいとの考えで,6日は
日本地質学会第125年学術大会(札幌大会)
左から, 大 大会 .2日目から ,中 の . 松田博貴会長(中),
一 道大学理学研究 研究 長・学 長( ).
3 日本地質学会News 21(12)
ポスター発表のみ実施した.しかし電力 の見込みが立たず最終的に7日朝8時に大会の 中止を 定した.
今回,地震による行事中止という近年にな いアクシデントに見 われたことは大 念 であった.予期せ 自然現象とはいえ,今回 プログラム中止の 度 定が れたことも重 なり,参加者・関係者の 様には多大なご不
・ご をおかけすることになった.ここ にあらためてお び申し上げます.また本大 会開催にあたりご協力いただいた 様ならび に関係各機関,各地よりご参加いただいた会 員・ 会員の 様方に くお 申し上げます.
行事委員会 委員長 田 札幌大会実行委員会 委員長
日 (札幌)
大会の日程 要は以下の通り.
・ プレ巡検:Gコース「 島海 域にお いて認められる 大地震津波 と広 域地 動」(9/3-4)
・ アウトリーチ巡検:Hコース「 中ジオ in Sapporo 開 使時代の 」(9/4)
・ 実習プログラム「無人 機を利用した数 地表モデルの作成」(9/4)
・ 学術交流協定更新・会員 式・各賞 賞 式(15:30 16:10 高等教育推進機構 大 講 )
会長挨拶
挨拶(石 一 様:北海道大学理学 研究 研究 長・学部長)
学術交流協定更新,交流協定 結学会代表 挨拶
・ 受賞記念講 (17:00 18:15 高等教育推 進機構 大講 )
日本地質学会小 明賞受賞スピーチ:
木 介「たくさんやってみる」
日本地質学会 山 賞受賞スピーチ:野 崎達生「鉱 学は面 い, 源の 在性に は意 がある そしてたくさんの人達に まれてきたことに深謝」
日本地質学会 山 賞受賞スピーチ:
「 み込み帯 成作用の広がりの 究」
日 本 地 質 学 会 国 際 賞 受 賞 講 :Prof.
MillardF. Coffin「Volcanoes, Iron, and Phytoplankton in the Southern Ocean」
・ 会(19:00 21:00 キリンビール ) ・ 一般発表( )(9:00 12:30 高等教育
推進機構E,N )
・ 一般発表(ポスター)(9:00-18:00,コアタイ ム13:45-15:05 高等教育推進機構E 2-3階)
・ ランチョン2件(12:45-13:45)
生物部会 /地質学 face-to-face 集委
員会/現行地質過程部会
・ 企業団体展 ,書 等 (9:00-17:00 高等教育推進機構E 2-3階)
・ 一般発表(ポスター)(9:00-16:00,コアタ イム13:45-15:05 高等教育推進機構E 2-3 階)
その他のプログラムは中止
プログラム中止
以下の巡検はすべて中止 ・ Aコース「小 の地質と石材」
・ Bコース「 北海道,石 地帯におけ るテフラ層 学: 火山地域の噴火
歴」
・ Cコース「北海道日高海 地域の中部〜上 部中新 前 物の システム と石油地質」
・ Dコース「 層 下部〜中部に記 され た 中 の 化と 環 動」
・ Eコース「 」
・ Fコース「日高 成帯 部の深成 成岩類」
・ アウトリーチ巡検:Iコース「一 年時間 旅行 三 ジオ ーク」
会
日本地質学会第125年学術大会(札幌大会)
の 会は2018年9月5日(水)19:00よりキ リンビール 2階ホールで開催された.その 日の未明から 朝にかけて台風21号が札幌市 を通過して,キリンビール 周 のすすき の,大通りでも 木などが見られる中での
会であった.しかし,すすきのの が活気 を わない中,それに負けずとも らず 会も やかで大 り上がった.会場はドー ム の き け天 やステージがある大 ビ ール であるが,そこで北海道・札幌らしく ジンギス ン料理をメインに,サッポロなら キリンビールが 山準備され, 200名弱 の方に参加いただいた. 会では,まず札 幌大会実行委員長 下 による開会挨拶,
松田博貴 日本地質学会長の挨拶の後,
雄 北海道大学大学 理学 副 長から の をいただき,松田会長による で
となった.また, 間の記念式 に都合 により出席が間に合わなかったたモンゴル地 質学会のTODBILEG会長からも一 ご挨拶 を いた.その後,ジンギス ン料理とビー ルを みながら,しばし歓 となった.
会の後 では目 のアトラクションとして,
テスク 人による「よさこいソーラン」の が され, やかさがさらに ートア ップして り上がりも最高 に達した.会場 の参加者はビール 手に を 賞した.し ばしの歓 の後,最後に次回開催の山 大会
実行委員長 田 二会員から,第126年学術 大会(山 大会)に向けてのご挨拶をいただ きお開きとなった.
本札幌大会 会では,普段いただくこと が慣 のようになっている地元や地質業関係 企業などからの協賛金をいただくことなく,
よりコン クトな会を目 した.しかし,そ れが理由で 会の食べ物が不 するなどの ことはなく,若手会員も「お いっ い」と ってもらえるほど いく準備することが できたと考える.ジンギス ン料理に った ところは多 不 の要 もあったかもしれな いが,北海道の食文化・食材の良さを存分に わって楽しんでいただけるものになった.
今回の 会を企画・実施するにあたり,設 を め様々な点でご協力いただいた教員・
学生,近 日本 ーリストの方々には,大 お 話になった.事務局の手 いなどで ら
点なども多々あったが,おかげさまで 様 に楽しんでいただける 会を開催すること ができた.参加された会員の 様を め関係 各所の 様に深く感謝申し上げます.
加えて,この 会が終わった 日の未明 に北海道胆振東部地震が起こり,札幌市を め北海道内の電源が われ,地質学会も中断 せざるを得なくなることを,参加者は も していなかったと います.その直前の9月5 日 のこの を,参加された 様が良き い 出として記 されることを うものでありま す.
(実行委員会担当 田 )
国際交流
本 p.24参 .
ス ー (札幌)
札幌大会では,237件のポスター発表の申 し込みがあったが,地震により2日目(6日)
はポスター発表のみ実施され,3日目(7日)
( から): ン ス ンの
会 . 会
ー ン.
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125年年会 (札幌大会)
のプログラムは全て中止となった.各日8名 の 査委員により 査を行い, 5件の優秀 ポスター賞を選出した.受賞者名,講 名,
賞理由は以下の通りである(ポスターの画 は本 表紙を参 ).
R16-P-4:深海性イシサンゴの無性生 様式 と 構造観察( 明日 ・ 田 希・Gregory WEBB)
(講 )詳 なデータの提 をイン クトのあ る イ ミックな 置で提 してあり,
で的を得た説明文でわかりやすい)
R7-P-1: 見山地域の北 層 に見いだ された前期中新 の テクトニクスの 証拠( 地 ・山 )
(講 )各 において要点を多数のデータで 明確に しており, の 置も論理的で わかりやすい.
R9-P-5: 質 物の化学組成に基 く 層 の後背地・化学風化度の 元
( 田野 希・ 田 ・ 立 子)
(講 ) 一された ち着いたレイアウトで,
重点を さえた説明と詳 な後背地の 元の が されており,理解しやすい.
R4-P-6: 島中央部,三波 − 周 の 形構造と被 度(
・ ・ ・ 内 ・
)
(講 )研究目的に対して多方面からの なデータ( ,薄 , データ)
の提 が力強くなされており,説得力が ある.
R4-P-5: 島中央部の 質岩において検 出された 構造と中央構造線との関係(山 ・ ・ウォリス サイモン)
(講 )地質 および断面 をうまく利用して 構造データを している.また モデ リングの説明部分との ランスがよい.
プログラム中止
9/5: 田 一 ,上松佐知子,田 , 高正男, 田 ,山本正 ,保 一,中
9/6:山本由 , 木 , 田 央,
立, 下 , 田 , ,小 松 子
査委員長: 内
(各賞選考委員長 )
第1 地学 つどい 会
札幌大会は9月5日(水)〜 日(金)の平 日開催が予定されており, ・生 の参加
が しいことが予 されていた.そのため,
今回の「小さなESのつどい」は,学会会場 における発表に加え, 大会で代 置と して行ったデジタルポスター発表会という形 式を執ることを当初から めていた.
北海道胆振東部地震のため,札幌大会3日 目に関連行事として予定されていた「小さな ESのつどい」を め,大会プログラムのす べてが中止となった.悪天 の中,今回の発 表会のために札幌入りしていた学校もあった が,行事委員会や学会本部と協議の上, い 段階で「小さなESのつどい」の学会会場で の発表会は中止を 定し,デジタルポスター 発表会のみでの開催とした.
デジタルポスター発表会の形式は, 年11 月のニュース 記事(10-11ページ)をご覧 いただきたいが, 要を記すと,2つの段階 に大きく分けられる.第1段階では,学会HP 内で各校のポスターを 覧し,理事の方々に 感 やコメントを提出いただいた.第2段階 では, 査委員による 査であり,第1段階 で寄せられた感 やコメントも参考に, 査 を行った.最終的には,本行事を担当する地 学教育委員会が 査結果を集 し,結果を発 表した.なお, 査項目は,「研究の動機が 明確であり,問題点をはっきりととらえてい るか」,「観察・実験から かれたデータを基 に,結論が かれているか」,「わかりやすい ポスターとしてまとめられているか」の3つ であり,それ れ10点 点で する.
査の結果,優秀賞は高得点を 得した上 位3件の発表に 定した.奨 賞は 年「フ ィールド ークに ざした研究を行い,今後 の成果が期 される発表」に 与しており,
今回は5件の発表に 定した.
やむを得ない事情で,2年連 して学会会 場での発表会は中止となった. ・生 が,学会に参加する研究者・専 らと直 交流することは,小さな地球科学者たちの学 習意 のよい 激と みとなり,本企画の 大きな らいの とつでもある.特に,大学 生レベルの研究者の存在は,高校生が近い に目 す自分たちの であり,交流する 機会がなかったことは に 念である.す べての発表に対して,後日参加賞とあわせて デジタルポスター発表会に寄せられた感 や コメントを送付したが,次回以 の発表会で は直 交流が出 ることを期 している.
最後となりましたが,今回の行事に参加い ただいた各校の 様,またご多 のところ 査にご協力いただいた理事の 様に,あらた めて 申し上げます.
ES-1:市立札幌 岩高等学校フィールドサイ エンス部「北海道 地域の4000 年前 の 生と 上 気 」
ES-10:東京学 大学 属高等学校「三 島・三崎層に見られる 構造の 子 列についての考察」
ES-13:長野 長野高等学校定時制科学探究 講座「発見 長野高校直下の 」
ES-3:北海道 高等学校理数科課題研究 地学 「化石のタイム プセル「 ジュ ール」の形 解 」
ES-4: 子中学・高校 地学部「大 の海 食と の 2006-2018 イ
は び出現したのか?」
ES-11:東京学 大学 属高等学校「 模湾 北 における現生有 の分 の特 」 ES-14: 立加 東高等学校自然科学 部地学 「 災的観点で見る 置ため 利用法の提案」
ES-16: 立 高等学校地学部( )
「 過程における 水と 水の気 の 度(第3報) マグマの発 の基 研究として 」
市立札幌 岩高等学校フィールドサイエンス部 札幌日本大学高等学校
子中学校・高等学校(中学校地学部2 件,高等学校地学部1件)
北海道 高等学校理数科課題研究地学 島 立 島高等学校
立 田 子高校理科研究部地学 田大学高等学 理科部地学 東京学 大学 属高等学校(2件)
東京都立 多 中等教育学校
長野 長野高等学校定時制科学探究講座 立加 東高等学校自然科学部地学 立 高等学校地学部(2件)
立 和島東高等学校地学部(2件)
島 高校サイエンス部天文 本 立天 高等学校科学部
(地学教育委員会 二)
第125年学術大会(2018札幌)実行委員会 は,2016年11月には巡検コース案の検討を開 した.北海道では2007年に札幌大会が開催 されており,そのときの巡検コースと内 や 案内者があまり重なることが無いよう す ることとした.また 今の大会における巡検 申し込み を み,日帰りのコースを多く 設定する方 とした.2017年9月の 大会 での引 を まえて,2017年10月には2つ のアウトリーチコースを む全9コース(う ち3コースは1泊2日, り6コースは日帰り)
を実施することとし,行事委員会から 認さ れた.2017年12月には巡検案内書 集委員会 が発 し,案内書は地質学 第124 6月号 から 次 となった.
大会ウェブサイトが立ち上がる には,各 コースから 用の 料を提供 き,PPTに とりまとめて関連学会の北海道 部などで周 知をはかった.それに合わせて, 会員が巡 検のみに参加する場合の大会参加 が不要 となるよう,行事委員会で 定がなされた
(定員を える場合は,会員を優先すること
5 日本地質学会News 21(12)
を前提とした).また 用のチラシを学会 事務局に作成 き, を行った.設定され たコース自体の魅力に加え,様々な対 が を したのか?申し込みはきわめて 調で,
最終的に定員 数216名に対し176名の申し込 みがあった.4コースが定員に達し,そのう ち2コースでは 定員を やす となっ たほか, り全てのコースも実施されること となった.アウトリーチ巡検のみ最 催行人 数にわずかに かない が いたため,保 者の同 が必要な の参加を やすため に,札幌市内で開催された夏休みの小学生向 けイベントに出向いて を行うとともに,
小・中学生の参加費を1,000 に して募集 を することで行事委員会の了 を得た.
9月5日の大会直前に台風の上 があり,北 大構内でも 木が れるなどの被害があった が,プレ巡検2コースは無事に実施された.
しかし,9月6日未明に発生した「平成30年北 海道胆振東部地震」の影響により,会期後 に予定していた巡検コースは 念ながら全て 中止することが まり,6日の16時にメール 等でア ウンスがなされた.また中止となっ たコースについては,後日参加費を全 金 した.
各コース案内者,案内書の査 者,ならび に 集委員の 様には,大 しい中巡検の 実施に向け周到な準備・ご協力を いたこと に,この場をお りして感謝申し上げる.最 後に,日本地質学会行事委員会,日本地質学 会事務局の 様ほか,ご協力 いた関係者の
様に心からお 申し上げる.
(実行委員会巡検担当 )
ース において る 大地震
地
9月3日(月)〜 4日(火)実施
案内者: 山 ,重野 ,石 正 ,石 一人, 人
参加者: 崎 一,はお 生, , 島 力,中山 雄, , 本 男,
佐野 雄,深津 , 田 , 田 ,
大島 , 内 , 内 矢子
9月3日,定 前9時に中標津 に集合 し, 方面に向けて スは発 した.この 巡検で最初に訪れたのはStop 1 市 部 の ッ ラ 海 であった.ここには の 断面である 層が波食されて 出してい る.石 と重野の案内で,この におい て,6層の 新 テフラと過去4000年間に発 生した12層の津波 物を観察していただい た( 上).
13時に,風 に面した道の ス ン44 むろに 動し, 国 を めながら 食をと った.食後に, が当地の について解 説した. 山が 海 には,現在も活動 的な リアーシステムが認められる. と前 振りを行って, 後の巡検を開 した. 後 最初に風 北東 を する 丹分
(Stop 3)を訪れた.これらの 地形を特 ける分 の の分 関係とテフラ との対比によって,分 の地形発達史が 解 され,このうち過去3回分の 水につい ては, 大地震(17 )に う数mオ ー ーの広域地 動が大きく寄与している 可能性を論じた.
16時過 に 海 郷土 料館と加 文書 館(Stop 4)を訪問した.参加者の多くは,
時代末期に野付 島は日本の北方 の 土を確定するために重要な 割を っていた ことに いていたようであった.特に,石 氏の作成した野付通行 でのは とり には,17 の 水 が明確に されてお
り,関心を たれたようである.18時過 に,中標津のホテルに到着した.
9月4日,8時 にホテルを出発した.最初 のStop 5では の最終 期の 物の
を見学した( 下).ここに 出する 層が野付 島の 合にも 出し,ここから 度々マンモス象の が採 されていると解 説した.
その後,野付 島前 部に向かい,現在の の ・ 食 を確認して いた.
1.5cm/年 んでいる の面 は年々 小し ているが,その先 部である 崎は未だ地 形の 化が しい.ところが, している はずの 崎には2mを える が2列存在 し,テフラと14C年代から,17 と12/13
に 起して 水した証拠が見つかってい る.ここでは17 に 水した を って 参加者に確認して いた.このことから,野 付 島が み けている では無いことが分 かる.野付 島 イチャーセンターでの 食 後,石 が野付 島に分 する について 説明した.
後からオン ニクルの に 出する,
い の断 を見学した. なくとも野付 島は4000年前には成立していたことが分かっ ている.この分 は時代と共に形 を大 きく えながら,現在に到っているのであ る.
予定通り15時に野付 島を出発し,16時過 に中標津 で解 した.台風21号の影響 で,この時点では予定していた新 行 きの の欠 の可能性が 分あったが,
定 より1時間ほど れはしたものの,
は無事新 に向けて飛び立った.
( ・ 野 ・ ・
一人・ 人)
島と知 島を結 海 線に飛びだ した野付 島.「はてな」マークを し,
に寝かした な形 を す地形に以前より があり,この見学会に参加した.学術大 会前の9月4〜5日に開催されたこの見学会,
後 には天 が れ めたが,全体に気 ち のいい の中で行われた.初日は 平 海 H ース:集
G ース:Stop 1 の の見学の 子.
G ース: 2 Stop 5 の最
期の の 見学.
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6 日本地質学会News 21(12)
125年年会 (札幌大会)
を2日目はオホー ク海 を巡るコースで ある.
初日,中標津 に集合,大 スで 下, 平 の ラッ に向かう.国道 から ラッ は,国道で一 大 スを り, で 風 帯を け,開けた海 段 に着く.2段の段 面を下り末 部の 層 を けると, 〜 海 にでる.
この海 線に う比高2〜3mの 線が今回の 第一 である.
この では, 層と 層中の10数 の 層と6層の火山 層が見られる.この 層が津波 物であるという.上部の 層に は 10cmもある が まれている.津波 により海 が び込まれたものであるとい う. 層中の火山 は,その噴出起源とそ の噴出年代が明らかにされており,過去4000 年間の津波を起こしたイベントが正確に み れる.上記の を む 層は17 の 大津波を物語っているという.この から 津波発生間 は400〜500年よりは短いという ことが み れる.数 年前からの地震津波 を記 する実に見事な に感心する.
次にオホー ク海 いにある風連 に向 かう. の先に見える では立ち れして いる 木があり,ゴーストフォレストと ば れている. 地学的データによると,このあ たり年間1cmもの地 下が起きているとい う. 下により立ち れが起きている.
初日の最終は 海 の加 文書館であ る.平成10年, 田の加 から 文書が に寄贈されたことを機にこの文書館ができた という. 時代末期,野付 島の一画に,
国後島の 連絡 ,海 物の集 地としての が形成され(歓楽 ?もあったという),
地場所 負人としてアイ 語の通 ・
,アイ 語 を した加 とい う人物がいたことが記されている. きの 料である.
2日目は野付 島の見学である.はじめに,
野付 島付け にある の海食 を 見学する.比高 5mの に,上位から下 位 に 周 火 山 層(2 :7.8〜15kyrBP),
シルト層, 層(46kyrBP)が してい る. シ ル ト 層 中 に は 第 一 下 石
(41kyrBP)が まれており,この 下3
(ほぼ海面標高)には,120kyrBPの 火 山 を せる地層があるという. 地学デー タからは,このあたりは年間1.36cm して いるという.これは,12 年間で1.632kmの
を意 する. 火山 を せる 面( 12 年前)が現標高にあるために,
に すると200年に1回程度の地震で2m 地 起させなければ説明できないことにな る. テ ?である.
野付 島は数列の から形成されてい る.外側の ほど新しく, 間は 地が 発達している.野付 島の先 部(現
)まで スで行く.ここで前 , ーム,
後 , の説明を受ける. を るとす に海 層が現れた.後 上 高度
(BH)は 1mである.次に二列目の に ある イチャーセンタに向かう.ここにはセ ンタ 前にある津波避 施設の 設時に採 された「 り」標本が展 されている.
この「 り」標本には海 の直上に 前a(AD1739), C2(AD1694) の 火山 が っている.この地点でのBHは 1.9mという.さらに第三列の の に 動,ここでは上記火山 と海 の間に,
0.76〜0.68kyrBPを す 層がはさまれて いる.ここでのBHは2.28mである. い ほど標高が高くなっていることがわかる.
地データによる 下 を外 入すると,第二 列の は 4m,第三列の は 95m程 度は していなければならないことにな る. と 起の関係,2番目の テ ?で ある.
今回の見学会は,私には感激と きの連 であった.最後に,現地での理解を深めるた めの ラー り 加 料の ,事前の ン ドオー ー など,周到な準備をしていだ いた案内者の方々,また,この見学会の強力 な助っ人として参加いただいた地元の イチ ャー イドの 様には, ,エ の名を した ,オオタ ,フクロウなど道東の かな自然について話を かせていただいた.
く 申し上げる.
(中 雄)
ース ー
開
9月4日(火)実施
案内者: ・内山 二・ 間 参加者:14名
【 者 】
150年ほど前の明 のはじめ,北海道に開 使がおかれたころ,札幌本 となる 地 の一画にコトニ (アイ 語地名: 地の
)と ばれる もの かな流れがありま した.巡検では,そのうちサクシコトニ と チェプンペッ の と人の みをたどりま した.
参加者14名,案内者3名の合 17名, 前 11時に北大 合博物館前を出発しました.
・ サ (アイ 語地名: ( 平
)のほうを流れるコトニ )
北大構内を流れるこの を,アイ の人た ちに って下流から上流に向かい きます.
流 に って されたポイント ー(寄 ) やメム(アイ 語: )の 地形をたど り,中央ローンと ばれる いの場が広い 道や自然 の る であることを観察 しました.参加者のお一人から, の平 地に 文時代(7〜13 )の が さ れていることを解説していただきました.
中央ローンのさらに上流は,開 使時代の 初期,明 4年に造成された 楽 (日本最 初の公 )に き出ていたメム に きます.
開 使は,ここに の 化場を作りました.
また, 華 と ばれる和 折 の 造物
(明 13年 )が保存されています.その 材には,札幌の近 で採 された 札幌 石 や 札幌 石 が使用されました.明 13年に開設された 道を えて流 の を
にたどると,自然地形を す
のメム にたどり着きました. 楽 や のメムは札幌の都市化により, 和26年 夏に一 に れたそうです.
・ ン (アイ 語地名: の入る
)
北大構内の 側には 学部の試験 場が 広がっていますが,そこを分断して4 線道
(石山通)が通っています.この道 に 交して断 する 地と比高5m程度の 地 形が識 されます.この 地がコトニ 流 のチェプンペッ の です.北大構内から
地上流の北大 物 にかけて,この の をたどりました.
北大 物 は,明 9年開校の札幌 学校
(北大の前身)の 地で,自然地形が保存さ れています.ここでは, 内のメムを源流と して 行するチェプンペッ の流 をたど り,さまざまな 木を せて観察しました.
周 の 地 や 内の い と現在の 地 形とを比較し,その が実感できたと い ます.
物 のメムは 和初期に れ,かつて かに水を えていた や ょうたん ,
は小さな を すばかりと化し,今は
「 生 」と ばれる新しい風景が育ってい ます.
開 使時代の をたどり, い石 や石造 造物を巡る巡検は,予定時間を過 て16時 に終了し, 物 の正 前で解 しまし た.今回の巡検で紹介しきれなかった多くの 見どころ を してしまったことは 念で H ース: 大中 ローンの の地 見
H ース: の 見
7 日本地質学会News 21(12)
したが,参加していただいた 様には「札幌 の 風景」を感じていただけたものと かに 自負しています.
( 二・ )
1. 内 ム ックサーモン 動
ム ックサーモン 動とは,水質 下に より の 上が えた 平 に を び す 動のことですが,今回は を見ながら 説明を き, 料にある い や地 を見 ながら 内で在りし日の を 現する過程の 名に使ってみました.あちこちにメムがあ って, も手に入る土地.人にも にも な だったでしょう.現代の らし実感でき る 地らしさは高 くらいで,教科書で 習った での 水が はあったらしいこと を開 当時の 場立地から い知る程度で す. で周った られた範囲に 水の がこんなに存在し, も一本ではなく,ちょ っとした高まりを てて な なんて 教え ていただかないと すらできませんでし た.サングラスの方が出 されている 番組 ならば,アニメーション付きの解説がありそ うですが現地ではそうはいかず, 前の 地 を で水 させていました.論理的な 力を用いると,同じ場所でも見方が異なるも のです .これからも機会があれば, えて いきたいです.
2. 得した気分の石
誕生石がペリドットの私.だから誕生岩 は,かんらん岩 と 手に めていました.
日高まで見に行きたいな と っていたら,
なんと北大構内にかんらん岩の石 があっ て,心躍りました.きれいな .ああ
.マントルからようこそ地表 ,そして札 幌 . クロ石を む石 にもうっとりしま した.
3. さっ ろなんせき
私にとって近所の に使われてい る, みの石です.平 名で書いたのは,
「 石」の意 を知らない子供時代があった からです.初めて で知った時の気 ち悪 さと ったら とも えませんでした.石に らかいの「 」だなんて子供の理解を え ました.札幌 石の存在を知ったのは,大人 になってからです.石ってどこまでが らか いというのでしょうか?札幌 石を使ってい る 物は,す にわかりますが,北大博物館 のす そばに700 年前に 入した安山岩質 の岩石を基 に4 年前の 火 流を み 上げた,私の と同い年の 造物があるこ とは知りませんでした. 石と 石を べて 観察できて,ここでもお得でした.
4. 名コンビ
なトークと観察スポットで解説を か せて下さった案内人のおかげで, しくな い 囲気で,時が経つのがあっという間でし た.時間を感じたのは の れだけです.
料を み し,解説を い出しては, な 下準備に が下がります. さん,内山さ
ん本当にありがとうございました.
(札幌市 子)
9月4日(火)実施
講師: 達 ・山崎新 ・三 (北 見 業大学大学 :アシスタント)
参加者:山本由 ・ 山 正・ ・ 田 ・ 木 正・ 由 ・大 子・本 山 ・ 崎 子・ 信・金子 ・ 本 雄・重松 生・ ・北 ・
2018年9月4日(火)に,UAV実習プログ ラムを北海道大学理学部にて開催しました
( 1).本実習プログラムは,近年 に 普及しているUAVで 得した多数の 画 を基に,高 度の数 地表モデルを作成す る方法の習得を主な内 とし,16名の方が受 講されました.受講者は大学・研究機関所属 の方を中心に,20代から70代までの 広い年
層からご参加 きました.
実習ではまず,法的規制が年々 しくなっ ているUAVの 用方法や,飛行トラブルを 避けるための 意点を紹介した後,3次元モ デルを作成するための効 的な 方法,モ デル作成時の 度 下を回避するための の 夫点を紹介しました. いて, 位
術の基本 理に触れた後,近年 場した
・高 度の 位モジュールを用いた 位実習を大学構内の 場にて行いました.
高 度の数 地表モデルの作成には,現地で の な データが欠かせないことから,
高 度で位置データが得られる機 に 多くの受講者が関心を たれていました.
位実習では,ビニールシート上に かれたア ルフ ベット文 をな りながら連 的に 位データを 得してもらいました. 食を んだ後, 位実習で 得したデータを使用し て, 位データ解 用のオープンソース プログラムRTKLIBの使用方法を学んでもら いました.その後,予め用意した数 の 画 を使用して,多視点ステレオ 用 解 ソフトウェアPhotoScan(Agisoft社)で の3次元モデル作成法を紹介しました.参加 者の中には,すでに研究でPhotoScanを利用 されていて解 に手慣れた方も数名おられま した.基本的に解 は自動的に 理されます が,3次元モデルに座標を定義させる作業は 手作業のため,その作業の で初心者と経 験者との間にモデル 度の が出てしまった ように見受けられました.最後の質 応 で は,これまでのUAV 経験で いていた 問題点や,今後の研究で利活用するための
問点に関して多くのご質問を き, 方にと って有意義な意見交換ができました. 日の 短い実習時間にも関わらず,多くの内 を り込んでしまい,初めて解 を体験された方 にはご をかける場面もありましたが,今 後の研究・教育活動のお に立てていただけ れば いです.
(北見 業大学 学部 )
地質
2018年9月7日(金)〜9日(日)に札幌市 内で開催予定であった「地質情報展2018北海 道」は,開催前日の9月6日未明に発生した平 成30年北海道胆振東部地震の影響により,
念ながら中止となりました.
しかし,中止 定後,後援機関や北海道在 の一般の方々から「 の機会に開催しない のか?」,「楽しみにしていたのに 念」など のコメントを多数いただいたことから,下記 の通り,この度 めて地質情報展を開催する
びとなりました.
開催日程:2019年3月29日( )~31日(日)
開催会場:会場:かでる2 7(北海道立道民 活動センター)
主催: 業 術 合研究所 地質調査 合セ ンター・日本地質学会
共催:北海道立 合研究機構 地質研究所 後援:経 業 北海道経 業局ほか
, , ウド
ン ン .ご 援
のほど,どう よろしくお いいたします.
北海道地震で中止となった「地質情報展」
を実現したい
https://academist-cf.com/projects/89
( 研 野々 進)
1 実
民 会 大地の ,
地 ・
2019年3月30日( ) 会 (か
2・ ) .
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8 日本地質学会News 21(12)
12月1日(土)から2日(日)の2日間,国 立研究開発法人 業 術 合研究所(以下,
研)共用講 ( つくば市)で標記 の特 大会を開催した.開催にあたっては,
研地質調査 合センターにご後援をいた だき,会場や機材等のご提供をいただいた.
参加者は,307名(会員262, 会員45)であ った.
まず,札幌大会会期後に行った 会員ア ン ートで,多くの会員から代 大会の実施 と参加希望が寄せられたことを受け,執行理 事会で検討を重 実施時期および場所を確定 した.10月1日付で代 大会「つくば特 大 会」を実施する旨大会HP,geo-flash等で 知し,台風や地震等の影響により札幌大会で 発表できなかった方に り,講 申込を募っ た.講 申込に際しては,特 大会での発表 希望,J-STAGEでの公開希望(見なし発表)
などについて,WEBフォームから回 して もらい,期日までに回 のない場合は,「見 なし発表」として,J-STAGE上で講 要旨 を公開することとした.結果,特 大会では シンポジウムおよび一般発表180件(
121,ポスター 59)と, 展 (ポスター)
3件の申込があった. 展 を いて,講 番号,講 要旨については札幌大会のもの をそのまま した.
特 シンポジウム「前進する北海道地 構 造解明作業−テクトニクス研究の新たな展開
」は, 話人にご 力をいただき,ほぼ札 幌での当初予定通りの講 数であらためて開 催することができた.
会場の設 と は, 研所内の会員の 方々にご 力いただき,コン クトかつスム ーズに大会準備・ が実施できた.
また札幌大会で出展いただいた企業,団体 に 度ご連絡し,企業・団体展 コー ー
(3件:メイジテク 式会社・ 式会社レア ックス・日本地球 科学コンソーシアム
(J-DESC)/海 研究開発機構(JAMSTEC))
を設け,書 ・物 についても,3件( 式 会社朝 書 ・第 文 センター・ 式会 社ニュートリ )のご出 をいただき,大会 を り上げていただいた.
短い準備期間にも関わらず,本特 大会開
催にあたりご協力いただいた 研の方々は じめ関係各機関, 度ご参集いただいた参加 者の 様のお で,無事札幌大会を する ことができた.あらためて 様に深くお 申 し上げます.
行事委員会 委員長 田 特 大会実行委員会 委員長
夫・
日 (つ )
大会日程 要は以下の通り.
・ 一般発表( )9:00-18:00( 研共用 講 )
・ 一般発表(ポスター)9:00-18:00( 研 共用講 1階ホ イエ)
・ 展 (ポスター 3件)9:00-18:00(
研共用講 1階)
・ 企業団体展 ,書 (9:00-18:00,
研共用講 2階)
・ 一般発表( )9:00-18:00( 研共用 講 )
・ 一般発表(ポスター)9:00-18:00( 研 共用講 ホ イエ)
・ 展 (ポスター 3件)9:00-18:00(
研共用講 1階)
・ 企業団体展 ,書 (9:00-18:00,
研共用講 1階ホ イエ)
2 る 地
ク クス 開
話人:在田一 ・ 下 ・佐 比 ・ ・ 生
北海道の地質は,1876(明 9)年5月10日発
行の開 使お い外国人 師B.S.Lymanほか による200 分の1地質 日本 地質要
以 ,関係機関および大学により 大 な調査・研究がなされ,その成果はほぼ全道 を ーする 277 の5 分の1地質 と 北海道の地質と構造 動 (1986年,地団研 専報31), 日本の地質1北海道地方 (北海道 地方 集委員会 ,1990),および 日本地 方地質 北海道地方 (日本地質学会 , 2010)などに集 されている.一方,重力探 査,電 探査,各 地震探査などの地球物理 学的調査も活発に行われており,特に1990年 代以 は な自然地震観 による地震ト モグラフィーのほか 法地震探査などによ る広域的な地 構造探査が進展している.地 構造を考えるとき,地質学と地球物理学と の協 作業は不可欠である.
本シンポジウムでは,近年の企業による石 油・天然 ス探鉱や大学関係による地 構造 探査を目的とした 折法・ 法地震探査の プロフ イルを結合し道東から日本海 に る北海道 断全長 400kmのトランセクト を作成するのを 機として,各 地球物理学 的手法による地 構造探査の成果を発表して いただき,地 構造形成過程からアクティ ブ・テクトニクスに るまでの全体 を議論 し,北海道ならびに周 のプレート枠組,さ らには地質構造の 検討に することを目的 とした.
講 者名( 講 者のみ)と講 タイト ルは以下で通りである.各講 とも観 機 やデータ解 術の進 により解 度の された大 のデータとそれによる地 構造の 解 が された.一方では,手法による結 果の いも 深いものであった.そのよう な場合,一定の 件を提供することが地 質学の 割であろうと われた.また,構造 発達史から 定される深部構造モデルを 的に提案することも地質学に課せられた課題 であることが 感された.いささか り りだくさんであったため,各講 の時間が不
であった.
佐 比 (東京大学地震研究所)ほか2 名:北海道地 構造解明の意義と課題 佐 比 (東京大学地震研究所)ほか12
日本地質学会第125年学術大会(つ 大会)
9 日本地質学会News 21(12)
名:北海道トランセクト: 島 前 −日 高 帯−日本海
石山達 (東京大学地震研究所)ほか3名:
法地震探査から明らかになった北海道 中 部における活構造の特
岩崎貴 (東京大学地震研究所)ほか2名:
北海道日高 帯及びその周 の地震学的 構造−制 震源データ・自然地震データ解
の成果と未解 の問題−
夫(北海道大学地震火山研究観 セ ンター)ほか3名:海 地震観 からわか った北海道 部の島 −島 帯から 平 プレート み込み帯前 域の地震活動 と地下構造
本 (北海道大学地震火山研究観 セ ンター)ほか1名:MT法探査からみた北 海道の地下比 構造
山本明彦( 大学):重力異 からみた 北海道の地 構造
佐 (海 研究開発機構)ほか2名:地 震探査による北海道 日本海の地 構造
理子(海 研究開発機構): 島海
−島 の地 構造とオホー ク海の構造研 究の現
安 男( 大学理学部):サ リン〜
北海道中 部〜三 − の地質学的連
性: の − 第三
大 ( 山大学理 学研究部)ほか3 名: 東ロシアと北海道 部の地体区 分:前期 −海 の複列分
(石油 源開発 式会社):北海 道における石油探鉱とテクトニクス解明 の
在田一 (北海道 合地質学研究センタ ー)ほか2名:北海道地 構造解明研究の 前進と地質学の新たな課題
なお,上記の 本 氏ほかと山本明彦氏 の講 は,札幌大会では予定されていたが,
つくば特 大会では出席の都合がつかず中止 となった.
( 田一 )
ス ー (つ )
つくば特 大会では62件のポスター発表
(一般59, 展 3)の申込があり,各日 6-7名の 査委員により 査を行い, 3件の 優秀ポスター賞を選出した.受賞者名,講 名, 賞理由は以下の通りである(ポスター の画 は本 表紙を参 ).
会
R3-P-6:三 島周 海域の海 岩流の形 的特 ( 三 雄・ 本 ・石
・佐 )
(講 ) 上と海 の地質 を 影を使用し ながらイン クトのある を してお り,魅力的である.
R10-P-4:新 海に する中部石 海 山 石 岩の ・ 同位体組成の研 究(田中良 ・サティッシュ クマー ル)
(講 )同位体データを中心としてわかりや すい を効 的に 置している.説明文 も理解しやすい.
会
R1-P-7:北部 , 岩体の岩 化 とその特 ( 島 ・大和田正明・
)
(講 )研究の流れを す 明 な と議 論に必要な詳 なデータの 置をわけて いるため,効 的なレイアウトになって いる.
12/1(土) 田 ,保 一,道 , 山 生,山 , 部 夫, 内 ,
田
12/2(日)石 ,大 ,小松 子,佐々木和彦, 博 ,松田博貴
査委員長: 内
(各賞選考委員長 )
第125年学術大会(札幌 つ ) いについて
札幌大会で発表できなかった方を対象にし,つくば特 大会での発表希望も め て下記いずれかを選択・回 するよう希望確認をおこなった.期日までに回 のな い場合は,「見なし発表」として,J-STAGE上で講 要旨を公開することとした.
なお,札幌大会で発表はされた講 は,1)に 当する.
1)通 発表:
つくば特 大会で発表 2)見なし発表:
つくば特 大会では発表しないが,講 要旨に対する 者のプライオリティ保 の見地からJ-STAGEに公開し,引用可能とする.ただし,実際の大会におい ては専 による議論には供されていないので公開画面に「自然災害により講
中止」との文 を明記する.
3)講 キャンセル:
通 の「講 キャンセル」と同様.J-STAGEには公開しない.講 要旨は引用 不可.次年度以 の当会もしくは他の学術大会での発表が可能.
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10 日本地質学会News 21(12)
201 年
この度は私が わってきた「多元 同位体比分 を 使した 生代後期の 環 解 研究」に対して小 明賞をいただき,
大 なことと深く んでおります.この賞に推 してくだ
さった 田 一 先生・ 介先生をはじめとする環 動
史部会の 様,これまで様々なことでお 話になった先生方,
先 方,共同研究者の方々にこの場を りて深くお を申し上 げたいと います. にありがとうございました.
まずは私の 歴を紹介させていただきたいと います.私は 2005年に東京 業大学地球 科学科の 山 ・ 研究 に所属し,その後も同先生の下で大学 生活を送り,2011年 に博 課程を 了しました.当時 山先生の研究 では 46 年研究と特異点研究という二つの大きな研究が っており,
私は後者の研究の一 を担っておりました.この時の特異点研 究は 6 年前の「多 動物誕生時」の 環 を高解 度で み解くことを目 しており,後 しますように 中国で 上 によって採 した岩石試料から 末試料を作成しては日々 化学分 を行っておりました. 山先生には研究の大きな方向 性を していただき,またセミ ーや合宿での議論を通して多 くの を語っていただきました.この 山先生の は今日に るまで私の模範であり けております.また,当時助手であ った(2007年より 教 になられた)小 先生には研究 行 上の様々な実質的なご をいただき,現在に るまで研究費 の面も めてサポートしていただいております.
博 号 得後は2011年4月から1年間,海 研究開発機構の 木 彦研究員のもとに学振PDとして在 し, 中国で採 し
た 試料を用いてOs同位 体比 定を通じた年代 定 と 環 解 研究を行って いました.その後2012年4 月に東京 業大学・地球
科学専 にて助教として 採用いただき, び 山先 生のもとで研究を開 しま した. 山先生の学生は毎 年異なる研究テーマを っ
ていて,これに わる自分としては専 外の論文を むことに
だい しましたが,今となってはこの事が自身の研究の
を広げることに がったと います.2017年2月には現 であ る東大 場・ 合文化研究科に助教として異動し,磯崎行雄先 生や小 先生の研究 の 様と共に研究活動に ち込んでお ります.
今回の受賞に際して自身の研究生活を振り ってみると,私 は同 代の研究者に比べてかなり まれた立場にあった事を 認識しました.まず,私は多くの海外での地質調査に連れてい っていただきました.小 先生には中国,ス ール ル 島,
ロシア・アルタイ地域,オーストラリア, ・ラブラドル 地域での地質調査に参加させていただきました.また,手 き 自体は自分で行いましたが,英国やアイルランド,ジン ブエ 共和国, アフリ 共和国や, ン共和国などでの地質調査 に関しても 山先生から金銭的なサポートをいただきました.
山先生には 下で会うたびに「 はいろんなものを見て,物 事を 的に見れるようにならないといけない」と激 いただ き,様々な地域の様々な時代の岩石を見ることで,自分の っ ている 6 年前の岩石の位置付けを に意識するようになり ました.機 分 に関しても,私が学生当時東京 業大学にて 教 でおられた平田 史先生(現在は東京大学に異動)の研 究設備を使用させていただき,後 する大 の分 データを出 すことができました.海外での貴重な経験を数多くさせていた だき,分 に関して不自由ない環 に身をおけたことが に
でありました.
た 代
地球史研究においては化石記 が 化する時代が主要な研究 対象となり,その の対象は生物を り く 環 を地質記 から み解くことにあります.地球史における 生代後期は2 度の全球 結によって特 付けられ,詳 な化石の研究から後
生動物を む多 な 生物が 生代後期から初期 ンブ
リア ( 7〜5 年前)にかけて段階的に大 化・多様化した 事が知られています( 1).その中でも特にエディア ラ (6.3
〜5.4 年前)の地層から多 の多 動物化石の初出が報 さ れています.このような生 の進化には海 組成などの 体地 球 動との関連が予 され,多くの研究者が同位体比 定など に基 く地球化学的手法から 環 化の解明を試みてきまし
た.過去の生物活動を見 もるのに良く使われる 同
2 1
日本地質学会
( 大学 )
札幌大会
201 年
2018年度日本地質学会各賞の受賞記念講 ・スピーチ(2018年9月5日 北 海道大学 高等教育推進機構 講 )の内 をもとに各講 者の 様に を ご執 いただきました.11 日本地質学会News 21(12)
201 年
位体比( 13Ccarb)を見ると, 生代後期には に大きな 動 が複数見られ,中でもShuram 動と ばれる地球史上最大の
同位体比 動がエディア ラ の地層に見られます( 1).
これに らず,この時代に起きた現象を明らかにしようと様々 な地域の岩石から多様な同位体比 定が先行研究によって報 されてきました.しかしこれら異なる地域から得られたデータ の に基 く 環 推定には, つか問題点があります.一 般に 生代の地層は 対年代や生層 に基 く年代制 に し く,ある岩石がいつ したかは 者の主観による所も大きく,
このような異なる地域からのコン イルでは 々の化学 標間 の本当の前後関係や同時性は議論する事ができないといった
にありました.また,データが大 化するにつれて 々のデ ータに対する が 視され,風化などの 後の 質作用の 影響の見 もり方に 一的な見解もありませんでした.
た
前 の問題を解 するため,エディア ラ の化石を地層中 に に む 中国内にて 上 によって分 に用いる岩石 を採 し,同じ岩石から多 の同位体比 定を行いました.
によって得られる岩石試料は なくとも地表における風化や 化の影響がなく, 全連 であるためにcm間 の さで 分 点を得る事が可能です.三 と ばれる地域の 試料か ら 末試料を作成し,SrやCa同位体比を む多 の同位体比
定を行いました.
Sr同位体比について学生時代の 話を紹介したいと いま す.新 な 岩のCaを置換しているSrの87Sr/86Sr比を 定 することにより,大 に うといつの時代にどれくらい大 が られていたかが議論可能です.大 は海 に対する生
必須元 の最大の供 源であって, 体地球 動と生 活動 を結び付けるうえで に有用なデータとなります. 課程 の学生だった私は も考えずにたくさんの試料の87Sr/86Sr比を 定し けました. 定試料のSr同位体比は0.705から0.730く らいの 広い を りました( 2a, b).しかし,海水のSr同 位体比は地球史を通じて,この 2cの 線のように0.710よりも い の中を 動するとされていたので,私のデータはそこか らはずれるものばかりでした.よくよく先行研究( 2c)を見 すと, 線は数あるデータの一番 い を 合わせたもの で,このコン イル自体には問題があると いますが,この が っている事はSr同位体比は 後の 質に弱く, が 時よりも上 しやすい傾向がある,という事です.自分のデー タを見 してみると,87Sr/86Sr比が く,初生的 のように える を出す試料は岩石中のMn 度,Rb 度が い傾向が あります( 2a, b).このような傾向がある事は知られていま したが,これが必ずしも適用されない場合もあります. えば
一番高い同位体比を出す試料は,Mn 度,Rb 度どちらもそ れほど高くはありません( 2a,b).その岩石の薄 を見
てみると( 2d), な 鉱物が一方向に びていて,
性のミクライト質な 岩とは異なります. 質の過程
は多様であって,一 にある 標で できない場合の方が多 いです.たくさんやって学んだ教 は,できるだけ新 な岩石 を初めから使って,Sr同位体比 定に る前に様々な 標を使 ってスクリーニングをして,たくさんの試料の中から最良なも ののみを選定して 定した方が良いという事です.
この教 を得た後,三 地域の 試料から600 以上の 末
試料を作成し,元 度 定や 観察を経たのち, 選し
た試料についてのみSr同位体比 定をしました.その結果,Sr 同位体比は0.710以下の ばかりになり,Sr同位体比が連 的に
する様子が見えるようになりました( 3 ).同一の 試料を用いて共同研究者が 定した , 同位体比につい ても同様に各同位体比が連 的に する様子が確認されまし た.結局 試料を使って大 分 を行い,時間解 度をあげ た結果,これまでの研究( 3 )とデータとして わった事は 2つあります.まず 々の 標の中での 動がより 明になって,
エディア ラ の中には各 標の中に複数回の 動が まれる 事が明らかになりました.しかも各 標間の間には明確な関連 が見て れるようになりました( 3中,矢 ). えば,
同位体比が下がる時は,Sr同位体比が高くなり, 同位体比 がその し前に下がり めます.これらの私たちの新たな結果 から新しく明らかになってきた事を次段 にて紹介します.
一般に 生代(5.4 年前〜現在)は地球史を通じて最も大 風化が活発な時期とされています( 2c).しかし,私どもの 分 結果は,エディア ラ の方がSr同位体比が高く( 2c, 3),生 に必須な の最大の供 源である大 風化はエデ ィア ラ に最大となり,この事がこの時代の 激な生 進化 の土台となったと考えられます.また 生代の研究などでは一 般的に 13Ccarbの負異 は生物活動の と解 されます.し かし,エディア ラ の 13Ccarb負異 はSr同位体比が高いと き,つまり大 風化が強い時期であり,もう し うと が に供 されて生物活動が活発そうな時期に対応していま す. の同位体比も組み合わせてこの時期に起こった事を推 します( 4).エディア ラ の海 は い 同位体比を った有機物が海 に多 に浮 していたと考えられていま
す.大 風化が して 岩が えると有機物が 岩中に
り込まれて 化されなくなり, 度や 度が上
します.これが 同位体比の として記 されます.
などの 化 の 加や大 からの 供 によって 生物に よる有機物の分解が活発に進むと, い同位体比を った が海に 出されて,これによって 13Ccarbに負異 が作られま
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