線の読み仮名を書きなさい
︒①
機械を据えつける
︒ ②煙がもくもくと立つ
︒③
空が薄暗い
︒ ④息を吹きかける
︒⑤
雑巾をしぼる
︒ ⑥床の掃除
︒⑦
ライオンが牙をむく
︒ ⑧偉そうな態度をとる
︒⑨
部品をはめ込む
︒ ⑩十把ひとからげにする
︒⑪
薪を集める
︒ ⑫鍛冶場で働く
︒⑬
地面に座る
︒ ⑭意気地がない
︒▼ 漢字・語句を確認しよう。
□ ︵︶ 1
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶ ﹁
読解の道しるべ
﹂を参考にして書こう。
小屋にやってきたは︑初めは純粋に喜んで が︑オツベルが与える労働で︑次
し
第だい
に衰弱していく︒ 仲間に助け出されたとき︑感謝の言葉を笑って言う︒■物語の構成
牛飼い=物語の語り手︒第一日曜
︿オツベルの仕事場﹀ 六台の稲いね
こき機械が回り︑十六人の百 ひゃく姓 しょうが働いている︒ 白象 ・どういうわけか︑オツベルの小屋にやってくる︒オツベル ・白象を自分のもの︵財産︶にして︑もうけようとする︒第二日曜
オツベル ・白象をだまして︑鎖 くさりや分銅をつける︒ ・税金が上がったと言って︑白象に重労働をさせる︒ ↓﹁⁝水をくんでくれ︒﹂
﹁⁝薪 たきぎを運んでくれ︒﹂
﹁⁝炭火を吹
ふ
いてくれないか︒﹂白象 ・純 じゅん粋
すい
に喜んで働く︒オツベルの非道さに気がつかない︒ ↓﹁⁝稼かせ
ぐのは愉ゆ
快かい
だねえ︑さっぱりするねえ︒﹂﹁⁝疲れたな︑うれしいな︑サンタマリア︒﹂
第五日曜
︻オツベルの白象への仕打ちがひどくなる︒︼
白象 ・笑わなくなり︑厳しい労働で衰
すい
弱 じゃくしていく︒ ↓﹁⁝さよならです︒サンタマリア︒﹂︻仲間に手紙を書く︒︼
﹃僕はずいぶんめに遭
あ
っている︒⁝助けてくれ︒﹄︻仲間が白象を助け出す︒︼オツベル ・くしゃくしゃに潰
つぶ
れてしまう︒白象 ・ 仲間に感謝の言葉を寂
さび
しく笑って言う︒読解の道しるべ
ねらい
ウ ォ ー ミ ン グ ア ッ プ オツベルと象 宮 みや 沢 ざわ 賢 けん 治 じ 身体/生命/家族
22
① 作品の構成や展開、登場人物の心情を捉えよう。 ② 表現の特
とく徴
ちょうに注意して読もう。
⑮
早速目的地へと出発する
︒ ⑯嵐になる
︒⑰
花の盛りを過ぎる
︒ ⑱食事の支度をする
︒⑲
躍起になって取り組む
︒ ⑳優しい性格の少年
︒少し痩せる
︒盛大な歓 かん 迎 げい を受ける
︒その度ごとに変化する
︒優れた成績を修める
︒線の片仮名を漢字で書きなさい
︒①
イネを刈る
︒ ②ヒャクショウの暮らし
︒③
サバクを旅する
︒ ④ガンジョウな容器
︒⑤
ミナで話し合う
︒ ⑥毎日イソガしい
︒⑦
オクの部屋に入る
︒ ⑧タイクツな時間
︒⑨
イセイのよい声
︒ ⑩ナナめに進む
︒⑪
時間をカセぐ
︒ ⑫象をクサリでつなぐ
︒⑬
玄関でクツをぬぐ
︒ ⑭ブーツをハく
︒ □ ︵︶□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶ 2
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶ ⑮
ナンバイも水を飲む
︒ ⑯ユカイな気分になる
︒⑰
空をアオぎ見る
︒ ⑱友人とゴを打つ
︒⑲
山がフンカする
︒ ⑳新聞紙をひもでシバる
︒人々をハゲます
︒巻きゾえを食う
︒
サワぎが起きる
︒中身を詰 つ めカえる
︒次の各問いに答えなさい
︒⑴ 次の線部の語句の意味を答えなさい︒① 飼い犬が他の犬の遠吠
ぼ
えに呼応して鳴き出す︒② 躍起になって言い訳をする︒
⑵ 次の語句の類義語として最も適切なものをあとから選び︑記号で答えなさい︒① にわかに
ア
ゆるやかにイ
一時的にウ
急にエ
段階的に② 降参ア
降服イ
参拝ウ
参観エ
下降 □ ︵︶□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ ︵︶
□ 3
□
□
︵︶
□
︵︶
小屋はずいぶん頑
がん
丈 じょうで︑学校ぐらいもあるのだが︑なにせ新式稲いね
こき機械が︑六台もそろって回ってるから︑のんのんのんのんふるうのだ︒中に入るとそのために︑すっかり腹がすくほどだ︒そして実際オツベルは︑そいつで上手に腹を減らし︑昼飯時には︑六寸ぐらいのビフテキだの︑雑ぞう
巾きん
ほどあるオムレツの︑ほくほくしたのを食べるのだ︒とにかく︑そうして︑のんのんのんのんやっていた︒ そしたらそこへどういうわけか︑その︑白象がやってきた︒白い象だぜ︑ペンキを塗
ぬ
ったのでないぜ︒どういうわけで来たかって? そいつは象のことだから︑たぶんぶらっと森を出て︑ただなんとなく来たのだろう︒そいつが小屋の入り口に︑ゆっくり顔を出した時︑百 ひゃく姓 しょうどもはした︒なぜぎょっとした? よくきくねえ︑何をしだすか知れないじゃないか︒かかり合っては大変だから︑どいつも皆
みな
︑一生懸命︑自分の稲をこいていた︒ところがその時オツベルは︑並んだ機械の後ろの方で︑ポケットに手を入れながら︑ちらっと鋭く象を見た︒それからすばやく下を向き︑なんでもないというふうで︑今までどおり行ったり来たりしていたもんだ︒
すると今度は白象が︑片足床
ゆか
に上げたのだ︒百姓どもはした︒それでも仕事が忙 いそがしいし︑かかり合ってはひどいから︑そっちを見ずに︑やっぱり稲をこいていた︒オツベルは奥
おく
の薄暗い所で両手をポケットから出して︑も一度ちらっと象を見た︒それからいかにも退たい
屈くつ
そうに︑わざと大きなあくびをして︑両手を頭の後ろに組んで︑行ったり来たりやっていた︒ところが象が威い
勢せい
よく︑前足二つ突き出して︑小屋に上がってこようとする︒百姓どもはぎくっとし︑オツベルも少しぎょっとして︑大きな琥こ
珀はく
のパイプから︑ふっと煙 けむりを吐は
き出 ①②
③
④
⑤
⑥
5 10
15 20
次の文章を読んで
︑あとの問いに答えなさい
︒1
イ
稲こき機械が順調に回って︑振動音が響いている様子︒ウ
稲こき機械の振動音が激しくて︑小屋の中がうるさい様子︒エ
稲こき機械の振動音に合わせて︑小屋も振動している様子︒ ︵︶⑶ 線③﹁昼飯時には︑⁝⁝食べるのだ﹂から︑オツベルのどのような様子がわかりますか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
オツベルがいつも腹をすかせている様子︒イ
オツベルがいつも粗そ
末まつ
なものを食べている様子︒ウ
オツベルが裕ゆう
福ふく
な暮らしをしている様子︒エ
オツベルがとても料理好きな様子︒ ︵︶⑷ 線④﹁白象がやってきた﹂とありますが︑その理由について語り手はどのように考えていますか︒文中から
七字
で書き抜きなさい︒来た︒
⑸ には同じ擬
ぎ
態たい
語が入ります︒適切な言葉を文中から四字
で書き抜きなさい︒⑹ 線⑤﹁ゆっくり顔を出した﹂︑⑥﹁片足床に上げた﹂時について︑次のⅠ・Ⅱに答えなさい︒Ⅰ 百姓たちはどんな対応をしましたか︒次の︹ ︺に入る言葉を文中から書き抜きなさい︒
白象にはいけないと︑一生懸命︒
Ⅱ オツベルはどんな様子でしたか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
白象にとても関心があるので︑何度も話しかけようとしていた︒ □□□□
□
練 習 問 題 1 教科書
149P.
9〜. 152P.
10.
⑴ 線①﹁小屋﹂とはどういうところですか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
稲こきをするための工場︒イ
百姓に食事を提供するための食堂︒ウ
機械について学ぶ学校︒エ
百姓たちの暮らす寮 りょう︒ ︵︶⑵ 線②﹁のんのんのんのん﹂とありますが︑どういう様子を表していますか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
稲こき機械が順調に回って︑激しく振動している様子︒ □□ した︒それでもやっぱり知らないふうで︑ゆっくりそこらを歩いていた︒︵中略︶さあ︑オツベルは命がけだ︒パイプを右手に持ち直し︑度胸をすえてこう言った︒﹁どうだい︑ここはおもしろいかい︒﹂﹁おもしろいねえ︒﹂象が体を斜
なな
めにして︑目を細くして返事した︒﹁ずうっとこっちにいたらどうだい︒﹂百姓どもははっとして︑息を殺して象を見た︒オツベルは言ってしまってから︑にわかにがたがた震
ふる
えだす︒ところが象はけろりとして︑﹁いてもいいよ︒﹂と答えたもんだ︒﹁そうか︒それではそうしよう︒そういうことにしようじゃないか︒﹂オツベルが顔をくしゃくしゃにして︑真っ赤になって喜びながらそう言った︒どうだ︑そうしてこの象は︑もうオツベルの財産だ︒今に見たまえ︑オツベルは︑あの白象を︑働かせるか︑サーカス団に売り飛ばすか︑どっちにしても万円以上もうけるぜ︒
︵
宮
みや沢
ざわ賢
けん治
じ﹃オツベルと象
﹄︶ ⑦⑧⑨
25 30
35
イ
白象にとても関心があるのに︑わざと無関心なふりをしていた︒ウ
白象に全く関心がないので︑行ったり来たりぶらぶらしていた︒エ
白象が怖こわ
くて仕方がないので︑関心のないふりをしていた︒⑺ 線⑦﹁ずうっとこっちにいたらどうだい﹂と言ったときのオツベルの気持ちとして最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
白象が喜んで突進してこないか期待している︒イ
白象が怒おこ
って暴れださないか心配している︒ウ
白象の苛いら
立だ
ちをなだめたいと苦心している︒エ
白象の真意がわからず不安になっている︒⑻ 線⑧﹁そういうことにしようじゃないか﹂とありますが︑﹁そういうこと﹂とは何ですか︒次のに入る言葉を文中から抜き出しなさい︒
がずっとのにいること︒
⑼ 線⑨﹁真っ赤になって喜びながら﹂について︑次のⅠ・Ⅱに答えなさい︒Ⅰ オツベルが喜んだのは︑白象がオツベルの何になったからですか︒文中から
二字
で書き抜きなさい︒Ⅱ オツベルが喜んだ理由を︑語り手はどのように説明していますか︒﹁〜から︒﹂の形で︑
四十字以内
で書きなさい︒︵︶
□
︵︶
□□
□
次の文章を読んで
︑あとの問いに答えなさい
︒1
⑵ 線③﹁象は二足歩いてみて︑さもうれしそうにそう言った﹂とありますが︑ここから象のどんな性格が読み取れますか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
エネルギッシュで︑情熱的な性格︒イ
疑うことを知らない︑善良な性格︒ウ
何事にも慎しん
重 ちょうで︑用心深い性格︒エ
自分勝手で欲深い性格︒⑶ 線④﹁すまないが⁝⁝水をくんでくれ﹂︑⑤﹁すまないが⁝⁝運んでくれ﹂とありますが︑オツベルのこうした言動からどのようなことがわかりますか︒次のに入る言葉を文中から書き抜きなさい︒
が高いことを口実にして︑がもっとよう
にと︑オツベルがたくらんでいること︒
⑷ 線⑥﹁オツベルは少しぎょっとして﹂について︑次のⅠ・Ⅱに答えなさい︒Ⅰ オツベルはどんなことを心配してぎょっとしたのですか︒簡潔に書きなさい︒
Ⅱ Ⅰの心配がないことは︑象のどんな様子からわかりますか︒象の様子がわかる表現を文中から
十字
で書き抜きなさい︒ □︵︶
□□
□
5 10
15 20
﹁おい︑おまえは時計はいらないか︒﹂丸太で建てたその象小屋の前に来て︑オツベルは琥
こ
珀はく
のパイプをくわえ︑顔をしかめてこうきいた︒﹁僕は時計はいらないよ︒﹂象が笑って返事した︒﹁まあ持ってみろ︑いいもんだ︒﹂こう言いながらオツベルは︑ブリキでこさえた大きな時計を︑象の首からぶら下げた︒﹁なかなかいいね︒﹂象も言う︒﹁鎖 くさりもなくちゃだめだろう︒﹂オツベルときたら︑百キロもある鎖をさ︑その前足にくっつけた︒﹁うん︑なかなか鎖はいいね︒﹂三足歩いて象が言う︒﹁靴くつ
を履は
いたらどうだろう︒﹂﹁僕は靴など履かないよ︒﹂﹁まあ履いてみろ︑いいもんだ︒﹂オツベルは顔をしかめながら︑赤い張り子の大きな靴を︑象の後ろのかかとにはめた︒﹁なかなかいいね︒﹂象も言う︒﹁靴に飾かざ
りをつけなくちゃ︒﹂オツベルはもう大急ぎで︑四百キロある分銅を︑靴の上から︑はめ込こ
んだ︒﹁うん︑なかなかいいね︒﹂象は二足歩いてみて︑さもうれしそうにそう言った︒次の日︑ブリキの大きな時計と︑やくざな紙の靴とは破け︑象は鎖と分銅だけで︑大喜びで歩いておった︒﹁すまないが税金も高いから︑今日はすこうし︑川から水をくんでくれ︒﹂オツベルは両手を後ろで組んで︑顔をしかめて象に言う︒﹁ああ︑僕水をくんでこよう︒もう何杯
ばい
でもくんでやるよ︒﹂ ①②③
④
練 習 問 題 2 教科書
153P.
2〜. 155P.
4.
⑸ ﹁顔をしかめ﹂について︑次のⅠ・Ⅱに答えなさい︒Ⅰ この文章中には﹁顔をしかめ﹂という表現が三回出てきますが︑オツベルが顔をしかめたのはなぜですか︒﹁
本 心
﹂という言葉を使って︑二 十 字
以内
で書きなさい︒Ⅱ ﹁顔をしかめ﹂たのと同じ理由でオツベルがとった別のしぐさがあります︒そのしぐさを文中から
二十六字
で探し︑その初めと終わりの六字
を書き抜きなさい︒〜
⑹ この場面から︑オツベルのどんな性格が読み取れますか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
親切な性格︒イ
消極的な性格︒ウ
計算高い性格︒エ
わがままな性格︒ □□
□□
︵︶
25 30
35
象は目を細くして喜んで︑その昼過ぎに五十だけ︑川から水をくんできた︒そして菜っ葉の畑にかけた︒
夕方象は小屋にいて︑十把
ぱ
のわらを食べながら︑西の三日の月を見て︑﹁ああ︑稼ぐのは愉ゆ
快かい
だねえ︑さっぱりするねえ︒﹂と言っていた︒﹁すまないが税金がまた上がる︒今日はすこうし︑森から薪 たきぎを運んでくれ︒﹂オツベルは房ふさ
のついた赤い帽ぼう
子し
をかぶり︑両手をかくしに突っ込んで︑次の日象にそう言った︒﹁ああ︑僕薪を持ってこよう︒いい天気だねえ︒僕はぜんたい森へ行くのは大好きなんだ︒﹂象は笑ってこう言った︒オツベルは少しぎょっとして︑パイプを手から危なく落としそうにしたが︑もうその時は︑象がいかにも愉快なふうで︑ゆっくり歩きだしたので︑また安心してパイプをくわえ︑小さなせきを一つして︑百 ひゃく姓 しょうどもの仕事のほうを見に行った︒
その昼過ぎの半日に︑象は九百把薪を運び︑目を細くして喜んだ︒
︵
宮
みや沢
ざわ賢
けん治
じ﹃オツベルと象
﹄︶ ⑤⑥⑴ 線①﹁おい︑おまえは時計はいらないか﹂︑②﹁靴を履いたらどうだろう﹂とありますが︑象に時計や靴を身につけさせた本当の目的は何ですか︒
二十五字以内
で書きなさい︒ □5 10
15 20
次の文章を読んで
︑あとの問いに答えなさい
︒1
ウ
つらい気持ちを抑えて︑じっとたえている様子︒エ
すっかり相手をばかにして︑見下している様子︒⑵ 線②﹁さよならです︒サンタマリア﹂と言った時の象の気持ちとして最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
もう働きたくない︒イ
一刻も早くにげ出したい︒ウ
もう自分は死んでしまうだろう︒エ
誰の同情も受けたくない︒⑶ 線③﹁なんだい︑なりばかり大きくて︑からっきし意気地のないやつだなあ﹂という言葉には︑月のどんな気持ちが込められていますか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
象を励まして元気づけようという気持ち︒イ
象の意気地のなさを軽けい
蔑べつ
する気持ち︒ウ
象を冷たく突き放そうという気持ち︒エ
象の愚おろ
かさを心からなげく気持ち︒⑷ 線④﹁象は早速手紙を書いた﹂とありますが︑何のために手紙を書いたのですか︒
十五字以内
で書きなさい︒⑸ 線⑤﹁童子はすぐに手紙を持って︑林の方へ歩いていった﹂とありま ︵︶
□
︵︶
□
︵︶
□
□ オツベルかね︑そのオツベルは︑俺
おれ
も言おうとしてたんだが︑いなくなったよ︒まあ落ち着いて聞きたまえ︒前に話したあの象を︑オツベルは少しひどくしすぎた︒仕方がだんだんひどくなったから︑象がなかなか笑わなくなった︒ときには赤い竜の目をして︑じっとこんなにオツベルを見下ろすようになってきた︒
ある晩︑象は象小屋で︑三把
ば
のわらを食べながら︑十日の月を仰あお
ぎ見て︑﹁苦しいです︒サンタマリア︒﹂と言ったということだ︒こいつを聞いたオツベルは︑ことごと象につらくした︒ ある晩︑象は象小屋で︑ふらふら倒れて地べたに座
すわ
り︑わらも食べずに︑十一日の月を見て︑﹁もう︑さようなら︑サンタマリア︒﹂と︑こう言った︒﹁おや︑なんだって? さよならだ?﹂月がにわかに象にきく︒﹁ええ︑さよならです︒サンタマリア︒﹂﹁なんだい︑なりばかり大きくて︑からっきし意い
気く
地じ
のないやつだなあ︒仲間へ手紙を書いたらいいや︒﹂月が笑ってこう言った︒﹁お筆も紙もありませんよう︒﹂象は細ういきれいな声で︑しくしくしくしく泣きだした︒﹁そら︑これでしょう︒﹂すぐ目の前で︑かわいい子どもの声がした︒象が頭を上げて見ると︑赤い着物の童子が立って︑すずりと紙をささげていた︒象は早さっ
速そく
手紙を書いた︒﹁僕はずいぶんめに遭あ
っている︒みんなで出てきて助けてくれ︒﹂童子はすぐに手紙を持って︑林の方へ歩いていった︒ ①②
③
④
⑤
練 習 問 題 3 教科書
156P.
7〜. 159P.
7.
25 30
35 40
すが︑童子の届けた手紙を読んだ時の象たちの興奮ぶりがわかる
一文
を文中から探し︑その初めの五字
を書き抜きなさい︒⑹ 線⑥﹁象は一度に噴火した﹂のような表現技法を何といいますか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
倒置法イ
直 ちょく喩ゆ
ウ
隠いん
喩ゆ
エ
対つい
句く
⑺ 線⑦﹁オツベルの家の百姓どもが⁝⁝向こうを見た﹂とありますが︑百姓たちはこの時何を見ましたか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
すごい速さで向かってくる象の群れ︒イ
オツベルの屋敷を囲んで動かない象の群れ︒ウ
楽しそうに野原で遊んでいる象の群れ︒エ
すでに白象を助け出している象の群れ︒⑻ 線⑧﹁血の気もうせて﹂とありますが︑この表現から百姓たちの象に対するどんな気持ちがわかりますか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
歓かん
迎げい
イ
恐 きょう怖ふ
ウ
対たい
抗こう
エ
感激⑼ オツベルの残
ざん
忍にん
な性格が最もよくわかる一文
を文中から探し︑その初めの
五字
を書き抜きなさい︒□
︵︶
□
︵︶
□
︵︶
□ 赤 しゃく衣
え
の童子が︑そうして山に着いたのは︑ちょうど昼飯頃だった︒この時︑山の象どもは︑沙さ
羅ら
樹じゅ
の下の暗がりで︑碁ご
などをやっていたのだが︑額を集めてこれを見た︒﹁僕はずいぶんめに遭っている︒みんなで出てきて助けてくれ︒﹂象は一斉に立ち上がり︑真っ黒になってほえだした︒﹁オツベルをやっつけよう︒﹂議長の象が高く叫ぶと︑﹁おう︑出かけよう︒グララアガア︑グララアガア︒﹂みんなが一度に呼応する︒
さあ︑もうみんな︑嵐 あらしのように林の中を鳴き抜けて︑グララアガア︑グララアガア︑野原の方へとんでいく︒小さな木などは根こぎになり︑やぶやなんかもめちゃめちゃだ︒グワア グワア グワア グワア︑花火みたいに野原の中へとび出した︒それから︑なんの︑走って︑走って︑とうとう向こうの青くかすんだ野原の果てに︑オツベルの屋敷の黄色な屋根を見つけると︑象は一度に噴
ふん
火か
した︒グララアガア︑グララアガア︒その時はちょうど一時半︑オツベルは皮の寝台の上で昼寝の盛
さか
りで︑からすの夢を見ていたもんだ︒あまり大きな音なので︑オツベルの家の百 ひゃく姓 しょうどもが︑門から少し外へ出て︑小手をかざして向こうを見た︒林のような象だろう︒汽車より速くやってくる︒さあ︑まるっきり︑血の気もうせて駆か
け込んで︑﹁だんなあ︑象です︒押し寄せやした︒だんなあ︑象です︒﹂と︑声を限りに叫んだもんだ︒ ︵宮
みや沢
ざわ賢
けん治
じ﹃オツベルと象
﹄︶ ⑥⑦
⑧
⑴ 線①﹁赤い竜の目をして⁝⁝見下ろすようになってきた﹂は︑象のどんな様子を表していますか︒最も適切なものを次のうちから選び︑記号で答えなさい︒
ア
あきれてしまって︑声も出ない様子︒イ
悲しみにうちひしがれているのを隠そうとしている様子︒ □得点
/ 100
点 実施時間のめやす ⇩
教科書 分 定 期 テ ス ト 対 策
次の文章を読んで
︑あとの問いに答えなさい
︒ところがオツベルはやっぱり偉
えら
い︒目をぱっちりとあいた時は︑もうなにもかもわかっていた︒﹁おい︑象のやつは小屋にいるのか︒いる? いる? いるのか︒よし︑戸を閉めろ︒戸を閉めるんだよ︒早く象小屋の戸を閉めるんだ︒ようし︑早く丸太を持ってこい︒閉じこめちまえ︑ちくしょうめじたばたしやがるな︑丸太をそこへ縛しば
りつけろ︒何ができるもんか︒わざと力を減らしてあるんだ︒ようし︑もう五︑六本︑持ってこい︒さあ︑だいじょうぶだ︒だいじょうぶだとも︒慌てるなったら︒おい︑みんな︑今度は門だ︒門を閉めろ︒かんぬきをかえ︒突っ張り︒突っ張り︒そうだ︒おい︑みんな心配するなったら︒しっかりしろよ︒﹂オツベルはもう支し
度たく
ができて︑ラッパみたいないい声で︑百 ひゃく姓 しょうどもを励はげ
ました︒ところがどうして︑百姓どもは気が気じゃない︒こんな主人に巻き添ぞ
えなんぞ食いたくないから︑みんなタオルやハンケチや︑汚よご
れたような白いようなものを︑ぐるぐる腕
うで
に巻きつける︒降参をする印なのだ︒ オツベルはいよいよ躍やっ
起き
となって︑そこら辺りを駆か
け回る︒オツベルの犬も気がたって︑火のつくようにほえながら︑屋敷の中をはせ回る︒ まもなく地面はぐらぐらと揺ゆ
られ︑そこらはばしゃばしゃ暗くなり︑象は屋敷を取り巻いた︒グララアガア︑グララアガア︑その恐ろしい騒さわ
ぎの中から︑﹁今助けるから安心しろよ︒﹂優やさ
しい声も聞こえてくる︒﹁ありがとう︒よく来てくれて︑ほんとに僕はうれしいよ︒﹂象小屋からも声がする︒さあ︑そうすると︑周りの象は︑いっそうひどく︑グララアガア︑グララアガア︑塀へい
の周りをぐるぐる走っているらしく︑たびたび中から︑怒おこ
って振り回す鼻も見える︒けれども塀はセメントで︑中には鉄も入っているから︑なかなか象も壊せない︒塀の中にはオツベルが︑たった一人で叫んでいる︒百姓どもは目もくらみ︑そこらをうろうろするだけだ︒そのうち外の
1
①
② 象どもは︑仲間の体を台にして︑いよいよ塀を越
こ
しかかる︒だんだん︑にゅうと顔を出す︒そのしわくちゃで灰色の︑大きな顔を見上げた時︑オツベルの犬は気絶した︒さあ︑オツベルは撃う
ちだした︒六連発のピストルさ︒ドーン︑グララアガア︑ドーン︑グララアガア︑ドーン︑グララアガア︒ところが弾たま
は通らない︒牙きば
に当たれば跳は
ね返る︒一匹なぞはこう言った︒﹁なかなかこいつはうるさいねえ︒パチパチ顔へ当たるんだ︒﹂オツベルはいつかどこかで︑こんな文句を聞いたようだと思いながら︑ケースを帯から詰つ
め替
か
えた︒そのうち︑象の片足が︑塀からこっちへはみ出した︒それからも一つはみ出した︒五匹の象がいっぺんに︑塀からどっと落ちてきた︒オツベルはケースを握ったまま︑もうくしゃくしゃに潰つぶ
れていた︒早くも門が開いていて︑グララアガア︑グララアガア︑象がどしどしなだれ込こ
む︒﹁牢ろう
はどこだ︒﹂みんなは小屋に押し寄せる︒丸太なんぞは︑マッチのようにへし折られ︑あの白象は大変痩や
せて小屋を出た︒﹁まあ︑よかったね︑痩せたねえ︒﹂みんなは静かにそばに寄り︑鎖 くさりと分銅をはずしてやった︒﹁ああ︑ありがとう︒ほんとに僕は助かったよ︒﹂白象は寂さび
しく笑ってそう言った︒ ︵宮
みや沢
ざわ賢
けん治
じ﹃オツベルと象
﹄︶⑴ 線①﹁もうなにもかもわかっていた﹂について︑次のⅠ・Ⅱに答えなさい︒Ⅰ オツベルには︑何がわかっていたのですか︒次のに入る言葉を文中から書き抜きなさい︒ ︵
10点︶ を助けに︑がやって来たこと︒
Ⅱ オツベルと百姓たちは︑Ⅰのことに対してどんな行動をとりましたか︒ ③
□
5 10
15 20
25 30
35 40
146P〜 164
20