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   線の読み仮名を書きなさい

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Academic year: 2021

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全文

(1)

   線の読み仮名を書きなさい

 

機械を据えつける

   

煙がもくもくと立つ

 

空が薄暗い

   

息を吹きかける

 

雑巾をしぼる

   

床の掃除

 

ライオンが牙をむく

   

偉そうな態度をとる

 

部品をはめ込む

   

十把ひとからげにする

 

薪を集める

   

鍛冶場で働く

 

地面に座る

   

意気地がない

▼   漢字・語句を確認しよう。

1

読解の道しるべ

を参考にして書こう。

  小屋にやってきた初めは純粋に喜んで オツベルが与える労働で

だい

に衰弱していく 笑って言う

■物語の構成

     牛飼い=物語の語り手

第一日曜

   ︿オツベルの仕事場     六台の稲

いね

こき機械が回り十六人の百 ひゃく しょうが働いている   白象   どういうわけかオツベルの小屋にやってくるオツベル  白象を自分のもの財産にしてもうけようとする

第二日曜

オツベル  白象をだまして くさりや分銅をつける       税金が上がったと言って白象に重労働をさせる             ﹁⁝水をくんでくれ︒﹂

              ﹁⁝ たきぎを運んでくれ︒﹂

              ﹁⁝炭火を吹

いてくれないか︒﹂

  白象   じゅん

すい

に喜んで働くオツベルの非道さに気がつかない             ﹁⁝

かせ

ぐのは愉

かい

だねえさっぱりするねえ︒﹂

              ﹁⁝疲れたなうれしいなサンタマリア︒﹂

第五日曜

     オツベルの白象への仕打ちがひどくなる︒︼

  白象   笑わなくなり厳しい労働で衰

すい

じゃくしていく             ﹁⁝さよならですサンタマリア︒﹂

     仲間に手紙を書く︒︼

         僕はずいぶんめに遭

っている︒⁝助けてくれ︒﹄

     仲間が白象を助け出す︒︼オツベル  くしゃくしゃに潰

つぶ

れてしまう

  白象     仲間に感謝の言葉を寂

さび

しく笑って言う

読解の道しるべ

ねらい

オツベルと象 みや ざわ けん 身体/生命/家族

22

  作品の構成や展開、登場人物の心情を捉えよう。   表現の特

とく

ちょう

に注意して読もう。

(2)

 

早速目的地へと出発する

   

嵐になる

 

花の盛りを過ぎる

   

食事の支度をする

 

躍起になって取り組む

   

優しい性格の少年

 

少し痩せる

   

盛大な歓 かん 迎 げい を受ける

 

その度ごとに変化する

   

優れた成績を修める

   線の片仮名を漢字で書きなさい

 

イネを刈る

   

ヒャクショウの暮らし

 

サバクを旅する

   

ガンジョウな容器

 

ミナで話し合う

   

毎日イソガしい

 

オクの部屋に入る

   

タイクツな時間

 

イセイのよい声

   

ナナめに進む

 

時間をカセぐ

   

象をクサリでつなぐ

 

玄関でクツをぬぐ

   

ブーツをハく

2

 

ナンバイも水を飲む

   

ユカイな気分になる

 

空をアオぎ見る

   

友人とゴを打つ

 

山がフンカする

   

新聞紙をひもでシバる

 

人々をハゲます

   

巻きゾえを食う

 

サワぎが起きる

   

中身を詰 つ めカえる

  次の各問いに答えなさい

  次の

  

線部の語句の意味を答えなさい  飼い犬が他の犬の遠吠

えに呼応して鳴き出す

  躍起になって言い訳をする

  次の語句の類義語として最も適切なものをあとから選び記号で答えなさ  にわかに

 

ゆるやかに  

 

一時的に

 

急に     

 

段階的に  降参

 

降服   

 

参拝

 

参観   

 

下降

3

(3)

  小屋はずいぶん頑

がん

じょう学校ぐらいもあるのだがなにせ新式稲

いね

こき機械六台もそろって回ってるからのんのんのんのんふるうのだ中に入るとそのためにすっかり腹がすくほどだそして実際オツベルはそいつで上手に腹を減らし昼飯時には六寸ぐらいのビフテキだの

ぞう

きん

ほどあるオムレツのほくほくしたのを食べるのだ

  とにかくそうしてのんのんのんのんやっていた   ペンキを塗

ったのでないぜどういうわけで来たかって  そいつは象のことだからたぶんぶらっと森を出てただなんとなく来たのだろう

  そいつが小屋の入り口にゆっくり顔を出した時 ひゃく しょうどもはしたなぜぎょっとした  よくきくねえ何をしだすか知れないじゃないかかり合っては大変だからどいつも皆

みな

一生懸命自分の稲をこいていた

  ところがその時オツベルは並んだ機械の後ろの方でポケットに手を入れながらちらっと鋭く象を見たそれからすばやく下を向きなんでもないというふうで今までどおり行ったり来たりしていたもんだ

  すると今度は白象が片足床

ゆか

に上げたのだ百姓どもはしたそれでも仕事が忙 いそがしいしかかり合ってはひどいからそっちを見ずにやっぱり稲をこいていた

  オツベルは奥

おく

の薄暗い所で両手をポケットから出しても一度ちらっと象を見たそれからいかにも退

たい

くつ

そうにわざと大きなあくびをして両手を頭の後ろに組んで行ったり来たりやっていたところが象が威

せい

よくオツベルも少しぎょっとして大きな琥

はく

のパイプからふっと煙 けむりを吐

き出

5 10

15 20

次の文章を読んで

あとの問いに答えなさい

1

  稲こき機械が順調に回って振動音が響いている様子

  稲こき機械の振動音が激しくて小屋の中がうるさい様子

  稲こき機械の振動音に合わせて小屋も振動している様子 

    線③昼飯時には︑⁝⁝食べるのだからオツベルのどのような様子がわかりますか最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

  オツベルがいつも腹をすかせている様子

  オツベルがいつも粗

まつ

なものを食べている様子

  オツベルが裕

ゆう

ふく

な暮らしをしている様子

  オツベルがとても料理好きな様子 

    線④白象がやってきたとありますがその理由について語り手はどのように考えていますか文中から

七字

で書き抜きなさい

来た

  には同じ擬

たい

語が入ります適切な言葉を文中から

四字

で書き抜きなさい

     線⑤ゆっくり顔を出した﹂︑片足床に上げた時について次のⅡに答えなさい  百姓たちはどんな対応をしましたか次の  に入る言葉を文中から書き抜きなさい

  

  オツベルはどんな様子でしたか最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

  白象にとても関心があるので何度も話しかけようとしていた

教科書

149P.

9. 152P.

10.

(4)

    線①小屋とはどういうところですか最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

  稲こきをするための工場

  百姓に食事を提供するための食堂

  機械について学ぶ学校

  百姓たちの暮らす寮 りょう 

    線②のんのんのんのんとありますがどういう様子を表していますか最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

  稲こき機械が順調に回って激しく振動している様子 したそれでもやっぱり知らないふうでゆっくりそこらを歩いていた中略

  さあオツベルは命がけだパイプを右手に持ち直し度胸をすえてこう言ったどうだいここはおもしろいかい︒﹂おもしろいねえ︒﹂象が体を斜

なな

めにして目を細くして返事したずうっとこっちにいたらどうだい︒﹂

  百姓どもははっとして息を殺して象を見たオツベルは言ってしまってからにわかにがたがた震

ふる

えだすところが象はけろりとしていてもいいよ︒﹂と答えたもんだ︒﹂ベルが顔をくしゃくしゃにして真っ赤になって喜びながらそう言った

  どうだそうしてこの象はもうオツベルの財産だ今に見たまえオツベルはあの白象を働かせるかサーカス団に売り飛ばすかどっちにしても万円以上もうけるぜ

 

みや

ざわ

けん

オツベルと象

﹄︶

25 30

35

  白象にとても関心があるのにわざと無関心なふりをしていた

  白象に全く関心がないので行ったり来たりぶらぶらしていた

  白象が怖

こわ

くて仕方がないので関心のないふりをしていた 

    線⑦ずうっとこっちにいたらどうだいと言ったときのオツベルの気持ちとして最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

  白象が喜んで突進してこないか期待している 

  白象が怒

おこ

って暴れださないか心配している

  白象の苛

いら

ちをなだめたいと苦心している

  白象の真意がわからず不安になっている 

    ︑﹁こととは何ですか次のに入る言葉を文中から抜き出しなさい

      オツベルが喜んだのは白象がオツベルの何になったからですか文中から

二字

で書き抜きなさい

   オツベルが喜んだ理由を語り手はどのように説明していますか︒﹁〜から︒﹂の形で

四十字以内

で書きなさい

     

(5)

次の文章を読んで

あとの問いに答えなさい

1

    線③象は二足歩いてみてさもうれしそうにそう言ったとありますがここから象のどんな性格が読み取れますか最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

 

エネルギッシュで情熱的な性格

 

疑うことを知らない善良な性格

 

何事にも慎

しん

ちょう用心深い性格

 

自分勝手で欲深い性格

    線④⁝⁝﹂︑⁝⁝くれとありますがオツベルのこうした言動からどのようなことがわかりますか次のに入る言葉を文中から書き抜きなさい

  が高いことを口実にしてがもっとよう

にとオツベルがたくらんでいること

    線⑥オツベルは少しぎょっとしてについて次のⅠⅡに答えなさい  オツベルはどんなことを心配してぎょっとしたのですか簡潔に書きなさい

  Ⅰの心配がないことは象のどんな様子からわかりますか象の様子がわかる表現を文中から

十字

で書き抜きなさい

5 10

15 20

おいおまえは時計はいらないか︒﹂丸太で建てたその象小屋の前に来てオツベルは琥

はく

のパイプをくわえ顔をしかめてこうきいた僕は時計はいらないよ︒﹂象が笑って返事したまあ持ってみろいいもんだ︒﹂こう言いながらオツベルはブリキでこさえた大きな時計を象の首からぶら下げたなかなかいいね︒﹂象も言う くさりもなくちゃだめだろう︒﹂オツベルときたら百キロもある鎖をさその前足にくっつけたうんなかなか鎖はいいね︒﹂三足歩いて象が言う

くつ

を履

いたらどうだろう︒﹂僕は靴など履かないよ︒﹂まあ履いてみろいいもんだ︒﹂オツベルは顔をしかめながら赤い張り子の大きな靴を象の後ろのかかとにはめたなかなかいいね︒﹂象も言う靴に飾

かざ

りをつけなくちゃ︒﹂オツベルはもう大急ぎで四百キロある分銅を靴の上からはめ込

んだうんなかなかいいね︒﹂象は二足歩いてみてさもうれしそうにそう言っ

  次の日ブリキの大きな時計とやくざな紙の靴とは破け象は鎖と分銅だけで大喜びで歩いておったすまないが税金も高いから今日はすこうし川から水をくんでくれ︒﹂オツベルは両手を後ろで組んで顔をしかめて象に言うああ僕水をくんでこようもう何杯

ばい

でもくんでやるよ︒﹂

教科書

153P.

2. 155P.

4.

(6)

  顔をしかめについて次のⅠⅡに答えなさい  この文章中には顔をしかめという表現が三回出てきますがオツベ︒﹁

使

以内

で書きなさい

  そのしぐさを文中から

二十六字

で探しその

初めと終わりの六字

を書き抜きなさい

 

 

 

  この場面からオツベルのどんな性格が読み取れますか最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

  親切な性格

  消極的な性格

  計算高い性格

  わがままな性格

25 30

35

  象は目を細くして喜んでその昼過ぎに五十だけ川から水をくんできたそして菜っ葉の畑にかけた

  夕方象は小屋にいて十把

のわらを食べながら西の三日の月を見てああ稼ぐのは愉

かい

だねえさっぱりするねえ︒﹂と言っていたすまないが税金がまた上がる今日はすこうし森から薪 たきぎを運んでくれ︒﹂オツベルは房

ふさ

のついた赤い帽

ぼう

をかぶり両手をかくしに突っ込んで次の日象にそう言ったああ僕薪を持ってこよういい天気だねえ僕はぜんたい森へ行くのは大好きなんだ︒﹂象は笑ってこう言った

  オツベルは少しぎょっとしてパイプを手から危なく落としそうにしたがもうその時は象がいかにも愉快なふうでゆっくり歩きだしたのでまた安心してパイプをくわえ小さなせきを一つして ひゃく しょうどもの仕事のほうを見に行った

  その昼過ぎの半日に象は九百把薪を運び目を細くして喜んだ

 

みや

ざわ

けん

オツベルと象

﹄︶

    線①おいおまえは時計はいらないか﹂︑靴を履いたらどうだろとありますが象に時計や靴を身につけさせた本当の目的は何ですか

二十五字以内

で書きなさい

(7)

5 10

15 20

次の文章を読んで

あとの問いに答えなさい

1

 

つらい気持ちを抑えてじっとたえている様子

 

すっかり相手をばかにして見下している様子

    線②さよならですサンタマリアと言った時の象の気持ちとして最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

 

もう働きたくない

 

一刻も早くにげ出したい

 

もう自分は死んでしまうだろう

 

誰の同情も受けたくない

    線③なんだいなりばかり大きくてからっきし意気地のないやつだなあという言葉には月のどんな気持ちが込められていますか最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

 

象を励まして元気づけようという気持ち

 

象の意気地のなさを軽

けい

べつ

する気持ち

 

象を冷たく突き放そうという気持ち

 

象の愚

おろ

かさを心からなげく気持ち

    線④象は早速手紙を書いたとありますが何のために手紙を書いたのですか

十五字以内

で書きなさい

    線⑤童子はすぐに手紙を持って林の方へ歩いていったとありま

  オツベルかねそのオツベルは

おれ

も言おうとしてたんだがいなくなったよ

  まあ落ち着いて聞きたまえ前に話したあの象をオツベルは少しひどくしすぎた仕方がだんだんひどくなったから象がなかなか笑わなくなったときには赤い竜の目をしてじっとこんなにオツベルを見下ろすようになってきた

  ある晩象は象小屋で三把

のわらを食べながら十日の月を仰

あお

ぎ見て苦しいですサンタマリア︒﹂と言ったということだ

  こいつを聞いたオツベルはことごと象につらくした   ある晩象は象小屋でふらふら倒れて地べたに座

すわ

わらも食べずに十一日の月を見てもうさようならサンタマリア︒﹂こう言ったおやなんだって  さよならだ?﹂月がにわかに象にきくええさよならですサンタマリア︒﹂なんだいなりばかり大きくてからっきし意

のないやつだなあ間へ手紙を書いたらいいや︒﹂月が笑ってこう言った︒﹂く泣きだしたそらこれでしょう︒﹂すぐ目の前でかわいい子どもの声がした象が頭を上げて見ると赤い着物の童子が立ってすずりと紙をささげていたは早

さっ

そく

手紙を書いた僕はずいぶんめに遭

っているみんなで出てきて助けてくれ︒﹂

  童子はすぐに手紙を持って林の方へ歩いていった

教科書

156P.

7. 159P.

7.

(8)

25 30

35 40

すが童子の届けた手紙を読んだ時の象たちの興奮ぶりがわかる

一文

を文中から探しその

初めの五字

を書き抜きなさい

     線⑥象は一度に噴火したのような表現技法を何といいますかも適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

 

倒置法  

 

ちょく

 

いん

   

 

つい

    線⑦オツベルの家の百姓どもが⁝⁝向こうを見たとありますが百姓たちはこの時何を見ましたか最も適切なものを次のうちから選び号で答えなさい

 

すごい速さで向かってくる象の群れ

 

オツベルの屋敷を囲んで動かない象の群れ

 

楽しそうに野原で遊んでいる象の群れ

 

すでに白象を助け出している象の群れ

    線⑧血の気もうせてとありますがこの表現から百姓たちの象に対するどんな気持ちがわかりますか最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

 

かん

げい

  

 

きょう

  

 

たい

こう

  

 

感激

  オツベルの残

ざん

にん

な性格が最もよくわかる

一文

を文中から探しその

初めの

五字

を書き抜きなさい

 

  しゃく

の童子がそうして山に着いたのはちょうど昼飯頃だったこの時山の象どもは

じゅ

の下の暗がりで

などをやっていたのだが額を集めてこれを見た僕はずいぶんめに遭っているみんなで出てきて助けてくれ︒﹂

  象は一斉に立ち上がり真っ黒になってほえだしたオツベルをやっつけよう︒﹂議長の象が高く叫ぶとおう出かけようグララアガアグララアガア︒﹂みんなが一度に呼応す

  さあもうみんな あらしのように林の中を鳴き抜けてグララアガアグララアガア野原の方へとんでいく小さな木などは根こぎになりやぶやなんかもめちゃめちゃだグワア  グワア  グワア  グワア花火みたいに野原の中へとび出したそれからなんの走って走ってとうとう向こうの青くかすんだ野原の果てにオツベルの屋敷の黄色な屋根を見つけると象は一度に噴

ふん

した

  グララアガアグララアガアその時はちょうど一時半オツベルは皮の寝台の上で昼寝の盛

さか

りでからすの夢を見ていたもんだあまり大きな音なのでオツベルの家の百 ひゃく しょうどもが門から少し外へ出て小手をかざして向こうを見た林のような象だろう汽車より速くやってくるさあまるっきり血の気もうせて駆

け込んでだんなあ象です押し寄せやしただんなあ象です︒﹂声を限りに叫んだもんだ 

みや

ざわ

けん

オツベルと象

﹄︶

    線①赤い竜の目をして⁝⁝見下ろすようになってきた象のどんな様子を表していますか最も適切なものを次のうちから選び記号で答えなさい

 

あきれてしまって声も出ない様子

 

悲しみにうちひしがれているのを隠そうとしている様子

(9)

得点

100

点 実施時間のめやす ⇩

 

教科書 分 定 期 テ ス ト 対 策

次の文章を読んで

あとの問いに答えなさい

  ところがオツベルはやっぱり偉

えら

目をぱっちりとあいた時はもうなにもかもわかっていたおい象のやつは小屋にいるのかいる  いる  いるのかよしを閉めろ戸を閉めるんだよ早く象小屋の戸を閉めるんだようし早く丸太を持ってこい閉じこめちまえちくしょうめじたばたしやがるな太をそこへ縛

しば

りつけろ何ができるもんかわざと力を減らしてあるんだようしもう五六本持ってこいさあだいじょうぶだだいじょうぶだとも慌てるなったらおいみんな今度は門だ門を閉めろかんぬきをかえ突っ張り突っ張りそうだおいみんな心配するなったらしっかりしろよ︒﹂オツベルはもう支

たく

ができてラッパみたいないい声で ひゃく しょうどもを励

はげ

ましたところがどうして百姓どもは気が気じゃないこんな主人に巻き添

えなんぞ食いたくないからみんなタオルやハンケチや

よご

れたような白いようなものをぐるぐる腕

うで

に巻きつける降参をする印なのだ   オツベルはいよいよ躍

やっ

となってそこら辺りを駆

け回るオツベルの犬も気がたって火のつくようにほえながら屋敷の中をはせ回る   まもなく地面はぐらぐらと揺

られそこらはばしゃばしゃ暗くなり象は屋敷を取り巻いたグララアガアグララアガアその恐ろしい騒

さわ

ぎの中から今助けるから安心しろよ︒﹂

やさ

しい声も聞こえてくるありがとうよく来てくれてほんとに僕はうれしいよ︒﹂象小屋からも声がするさあそうすると周りの象はいっそうひどくグララアガアグララアガア

へい

の周りをぐるぐる走っているらしくたびたび中から

おこ

って振り回す鼻も見えるけれども塀はセメントで中には鉄も入っているからなかなか象も壊せない塀の中にはオツベルがたった一人で叫んでいる百姓どもは目もくらみそこらをうろうろするだけだそのうち外の

1

象どもは仲間の体を台にしていよいよ塀を越

しかかるだんだんにゅうと顔を出すそのしわくちゃで灰色の大きな顔を見上げた時オツベルの犬は気絶したさあオツベルは撃

ちだした六連発のピストルさドーグララアガアドーングララアガアドーングララアガアところが弾

たま

は通らない

きば

に当たれば跳

ね返る一匹なぞはこう言ったなかなかこいつはうるさいねえパチパチ顔へ当たるんだ︒﹂オツベルはいつかどこかでこんな文句を聞いたようだと思いながらケースを帯から詰

め替

えたそのうち象の片足が塀からこっちへはみ出したそれからも一つはみ出した五匹の象がいっぺんに塀からどっと落ちてきたオツベルはケースを握ったままもうくしゃくしゃに潰

つぶ

れていた早くも門が開いていてグララアガアグララアガア象がどしどしなだれ込

ろう

はどこだ︒﹂みんなは小屋に押し寄せる丸太なんぞはマッチのようにへし折られあの白象は大変痩

せて小屋を出たまあよかったね痩せたねえ︒﹂みんなは静かにそばに寄り くさりと分銅をはずしてやったああありがとうほんとに僕は助かったよ︒﹂白象は寂

さび

しく笑ってそう言った 

みや

ざわ

けん

オツベルと象

﹄︶

    線①もうなにもかもわかっていたについて次のⅠⅡに答えなさい  オツベルには何がわかっていたのですか次のに入る言葉を文中から書き抜きなさい 

10    を助けにがやって来たこと

  オツベルと百姓たちはⅠのことに対してどんな行動をとりましたか

5 10

15 20

25 30

35 40

146P 164

20

参照