高等学校
平 成6年 度
教 育 研 究 員 研 究 報 告 書
特 別 活 動
東 京 都 教 育 委 員 会
教 育 研 究 員 名 簿
Nα 学 区 学 校 名 氏 名
1 1 蒲 田 高 等 学 校 国 分 達 夫
2 2 第 一 商 業 高 等 学 校 櫻 井 一 雄
3 3 第 四 商 業 高 等 学 校 関 裕 俊
4 5 竹 台 高 等 学 校 春 日 盛 男
5 5 足 立 新 田 高 等 学 校 鈴 木 公 美
6 6 南 葛 飾 高 等 学 校 佐 藤 克 芳
7 7 松 が 谷 高 等 学 校 佐 藤 栄 一
8 8 農 林 高 等 学 校 細 田 伸 昭
9 9 清 瀬 高 等 学 校 藤 野 泰 郎
1は じ め に
担 当
教育庁指導部高等学校教育指導課 遠 藤 隆 二 花 野 耕 一
目 次
刈1200﹂弓
研 究 の ね らい
研 究の背景 と主題設定 の理 由 研 究の進め方
研 究の経過
Hア ン ケ ー ト調 査 結 果 か ら 見 た 生 徒 の 意 識 と 実 態
‑り自
ホ ー ム ル ー ム 活 動
生徒会活動
皿 望 ま しい ホ ー ル ム ー ル 活 動 ・生 徒 会 活 動 へ の 提 言
‑り乙
ホ ー ム ル ー ム 活 動
生 徒会活動
IVホ ー ム ル ー ム 活 動 の 実 践 事 例
V
{104り04‑⊥9臼3﹄弓
「友 人 へ の 手 紙 」
「演 劇 祭 の 台 本 選 び 」
「ホ ー ム ル ー ム 行 事 」
「年 間 を 通 し て の ホ ー ム ル ー ム 活 動 」
生徒会活動 の実践事例 生 徒 会 選 挙 の工 夫 生徒会指導 の体制 の工夫
卒業式 に向けた委員会活動 の工夫 生徒会役員 の選 出方法 の工夫
VIま と め
111112258890024677802411111111222
研 究 主 題 「集 団 の 一 員 と して の 自 覚 を 高 め 、 自主 的 、 実 践 的 な 態 度 を 育 て る 指 導 の 工 夫 」 一 ホ ー ム ル ー ム 活 動 ・生 徒 会 活 動 を 中 心 と して 一
1は じ め に
1研 究 の ね ら い
ホ ー ム ル ー ム 活 動 や 生 徒 会 活 動1ま集 団 を 単 位 と して 行 わ れ る 特 別 活 動 で あ る 。 そ れ ぞ れ に 求 め ら れ る 「集 団 の 一 員 と して の 自 覚 」 を ど の よ う に し て 高 め 、 「自 主 的 、 実 践 的 な 態 度 」
を ど の よ う に して 育 て る の か に 視 点 を 当 て 、 そ の 方 策 を 探 る 。 2研 究 の 背 景 と 主 題 設 定 の 理 由
学 習 指 辱 要 領 で は 、 「集 団 の 一 員 と し て よ り よ い生 活 を 築 こ う と す る 自 主 的 、 実 践 的 な 態 度 を 育 て る 」 こ と が 特 別 活 動 の 目 標 の 一 つ に 掲 げ ら れ て い る 。 しか し、 高 等 学 校 で は 、 こ の 目 標 が 必 ず し も実 現 で き て い る と は言 い難 い の で は な い だ ろ うか 。 生 徒 の 中 に は 協 力 し 合 う こ と に 不 慣 れ な 者 、 自 主 性 や 耐 性 等 に 乏 し い 者 、 学 校 へ の 帰 属 意 識 が 希 薄 な者 が 増 え て お り、
ホ ー ム ル ー ム活 動 や 生 徒 会 活 動 が 停 滞 し 、 そ の 指 導 の 困 難 さ が 増 して い る 現 状 が あ る 。 こ う した 現 状 は 、 生 徒 に と っ て 魅 力 あ る 学 校 づ く りが 課 題 で あ る こ と を 示 して い る と 考 え ら れ る 。 魅 力 あ る学 校 と は生 徒 同 士 、 生 徒 と 教 師 の 信 頼 関 係 が あ り 、 生 徒 が 主 体 的 に 学 べ 、 充 実 し た 特 別 活 動 が 行 わ れ る 学 校 で あ る と言 え よ う。
本 年 度 研 究 員 は 、 特 別 活 動 を 活 性 化 す る た め に は 、 集 団 の 一 員 と して の 自覚 を高 め る こ と、
自 主 的 、 実 践 的 な 態 度 を 育 て る こ と が 重 要 で あ る と考 え た 。 集 団 の 一 員 と して の 自 覚 を 高 め る こ と は 、 生 徒 同 士 、 生 徒 と 教 師 の 信 頼 関 係 を 高 め て い く もの で あ り 、 自 主 的 、 実 践 的 な 態 度 を 育 て る こ と は 、 主 体 的 に 学 ぶ 生 徒 を 育 て る こ と に 通 じて い く もの で あ る 。
本 研 究 で は 、 ホ ー ム ル ー ム 活 動 と生 徒 会 活 動 に着 目 し た 。 ホ ー ム ル ー ム は生 徒 が 学 校 生 活 を 過 ごす た め の 最 も基 礎 と な る集 団 で あ り、 生 徒 会 は 全 校 生 徒 に よ っ て 組 織 さ れ る 集 団 で あ
る か ら で あ る 。 3研 究 の 進 め 方
初 あ に ホ ー ム ル ー ム 活 動 、 生 徒 会 活 動 に 関 して 、 研 究 員 が 所 属 す る9校 で ア ンケ ー ト調 査 を 行 っ た 。 次 に そ の 分 析 を も と に 、 ホ ー ム ル ー ム 活 動 、 生 徒 会 活 動 そ れ ぞ れ に っ い て 、 指 導 方 法 の 工 夫 を 提 言 し、 そ れ を も と に した 各 校 の 実 践 事 例 を 記 述 し た 。 これ ら の 提 言 お よ び 実 践 事 例 が 各 校 の 特 別 活 動 の 参 考 に な れ ば 幸 い で あ る 。
4研 究 の 経 過
①②③④
⑤
5/16清 瀬 高 校 研 究 主 題 の 決 定 6/3蒲 田 高 校 研 究 内 容 の 検 討 7/11農 林 高 校 ア ン ケ ー ト調 査 の 集 計 8/22御 岳 研 究 ア ンケ ー ト調 査 の 分 析
〜24集 会 及 び各 校 の 現 状 把 握 9/5第 一 商 業 各 校 の 実 践 の 検 討
⑥⑦⑧⑨⑩⑪
10/21第 四 商 業 実 践 事 例 の 報 告 11/1竹 台 高 校 原 稿 提 出 11/21足 立 新 田 高 校 原 稿 検 討 12/1南 葛 飾 高 校 最 終 原 稿 の 作 成
1/12松 が 谷 高 校 発 表 会 準 備
2/14都 研 研 究 発 表
llア ン ケ ー ト調 査 結 果 か ら 見 た 生 徒 の 意 識 と 実 態
ホ ー ム ル ー ム 活 動 、 生 徒 会 活 動 に 関 す る 生 徒 の 実 態 を 把 握 す る た め に 、 研 究 員 の 勤 務 校9 校(全 日 制7校 、 定 時 制2校)で 、 一 学 期 末 に ア ン ケ ー ト調 査 を 実 施 し た 。 ア ン ケ ー ト調 査 の 回 答 数 は5,310で 、 内 訳 は 全 日 制5,040、 定 時 制270で あ る 。 な お 、 グ ラ フ の 数 値 の 単 位 は す べ て%で あ る 。
1ホp・ 一ム ル ー ム 活 動
(1)「 あ な た は 学 校 生 活 に 満 足 し て い す か 。」(図1) こ の 質 問 は 、1年 生 に つ い て は 入 学 時 に っ い て も尋 ね た 。 そ れ ぞ れ の 時 期 に っ い て 満 足 度 が ど う変 化 し て い く か を 棒 グ ラ フ に し た 。 満 足 と答 え た 生 徒 は 、 入 学 時 の20%か ら1 学 期 末 に は33%と 大 き ぐ増 え て い る の に 対 し、
2年 生 で は19%と 入 学 時 と ほ ぼ 同 じ に な っ て い る 。2年 生 で 「満 足 」 と答 え た 生 徒 は 、1 年 生 よ り14ポ イ ン ト少 な く、 逆 に 「満 足 で な
い 」 と答 え た 生 徒 が15ポ イ ン ト も多 く な っ て い る 。
入 学 時 か ら1学 期 末 に か け て は 、 オ リ エ ン テ ー シ ョ ン や 移 動 教 室 な ど の 指 導 に よ り 、 生 徒 は 学 校 生 活 に 比 較 的 満 足 して い る が 、2年 生 、3年 生 で は 学 校 生 活 に 十 分 満 足 で き て い な い 現 状 が うか が わ れ る 。
満 足 普通 満 足 で な い
[1入 学 時lm1年 生 □2年 生 ■3年 生
図1学 校生 活の満足度
② 「あ な た は ホ ー ム ル ー ム 活 動 に 満 足 し て い ま す か 。」(図2)
「満 足 」 と 答 え た 生 徒 は1年 生 で35%、2 年 生 で は22%で あ り 、13ポ イ ン ト も 少 な い 。 逆 に 「満 足 で な い 」 と 答 え た 生 徒 は1年 生 で 21%、2年 生 で は33%と12ポ イ ン ト も 多 い 。
ホ ー ム ル ー ム 活 動 に っ い て の 生 徒 の 満 足 度 は 、 学 校 生 活 に 対 す る 満 足 度 と 同 様 に 、1年 生 に 比 べ2年 生 、3年 生 の 数 値 が 低 く 、 満 足 で き て い な い こ と が 分 か る 。
2年 生 、3年 生 に お け る 満 足 度 を 高 あ る 指 導 の 工 夫 が 必 要 で あ る 。
図2ホ ー ム ル ー ム 活 動 の 満 足 度
(3)「 あ な た が 現 在 高 校 で 学 ん で い る 目 的 は 何 で ず カ㌔ 」(図3) 全 体 で は 、 「人 格 形 成 」 や 「教 養 ・常 識 」
の 値 が 低 く、 現 実 に 目 の前 に 直 面 し た 「就 職 ・ 進 学 」 「高 校 卒 業 の 資 格 」 の 数 値 が 高 い 。
学 年 別 に 見 て み る と 、 「高 校 卒 業 の 資 格 」
「就 職 ・進 学 」 に つ い て 大 き な 変 化 が み ら れ る 。 「高 校 卒 業 の 資 格 」 を 目 的 と して い る 生 徒 は 高 学 年 ほ ど 数 値 が 高 く、 逆 に 「就 職 ・進 学 」 を 目 的 と す る生 徒 は 、 高 学 年 ほ ど 数 値 が 低 い 。
学 年 が 進 む に っ れ て 、 よ り現 実 的 で 目 前 の こ と が 目 的 と な っ て い く傾 向 が 見 ら れ る 。
05050505050544332211
圏1年 生 □2年 生 口3年 生
45 鯉37
27 簗
11
1314 8
ー
撫o 1幅輪専
門的知識
教養・常識
就職・進学
高卒の資格
人格形成 その他
部活動
図3学 んで い る 目的
(4)「 ホ ー ム ル ー ム 活 動 に っ い て あ な た が 満 足 し て い る こ と は 何 で す か 。(複 数 回 答)」(図4)
「ホ ー ム ル ー ム 内 の 問 題 解 決 」 「レ ク リエ ー シ ョ ン」 「日 直 ・掃 除 」 「係 等 の 仕 事 」 の 数 値 が 低 い こ と に 注 目 し た い 。
学 年 別 に 見 て み る と 、 全 体 に 右 下 が り の 傾 向 が あ り、 高 学 年 ほ ど 数 値 が 低 い 。 特 に 「話 し合 い 」 「ま と ま り」 「男 女 の 仲 が 良 い 」 に つ い て 顕 著 に 表 れ て い る 。
満 足 して い る こ と は 最 高 で も25%で あ り 、 各 項 目 と も数 値 が 低 く、高 学 年 ほ ど ホ ー ム ル ー ム 活 動 に 満 足 で き て い な い と 思 わ れ る 。
1㎜11年 生 □2年 生 ■3年 生1
決 面 気 図4満 足 して い る活 動
㈲ 「ホ ー ム ル ー ム活 動 で 、 あ な た が 興 味 の あ る 内 容 は 何 で す か 。(複 数 回 答)」(図5) 数 値 の 高 い 順 に 並 べ て み る と 「学 校 行 事 」
「友 達 ・異 性 」 「自 己 紹 介 な ど の ホ ー ム ル ー ム 独 自 の 取 り組 み 」 「進 路 」 「レ ク リエ ー シ ョ ン」
と な っ て い る 。 しか し、 半 分 以 上 の もの が10
%未 満 で あ り 、 全 体 と して 生 徒 の 興 味 の あ る も の が 少 な い 。
生 徒 は 、 身 近 で 考 え 易 い 内 容 に っ い て は 比 較 的 興 味 ・関 心 が 高 い が 、 「ホ ー ム ル ー ム 内 の 問 題 」 や 「委 員 会 ・生 徒 会 活 動 」 な ど 、 重 要 で あ っ た り 、 取 り組 み が 難 しい 内 容 に は 興 味 を 示 さ な い 傾 向 が あ る 。
05050505050544332211
47
39 32 28
19
血87 十 血 血血9 その他
社会
学校全体
HR内
独自取組
友達・異性
レク
進路
学習
校則
委員・生徒会
学校行事
図5興 味 あ る内 容
(6)「 学 校 生 活 の 中 で 好 き な こ と、 嫌 い な こ と は 何 で す か 。(複 数 回 答)」(図6)
その 他1 1
進路 先 14
一12地 域 で の 評 判
制服 一6
一10伝 統
一2■ 校 風
一24・ 校 則
先生 方11
先蒙後 嚴 20
友達 7G
一18 授 業
その他の 行事 ■ 圏5
修学旅 行。遠 足 45
体育祭18 文化祭23 生徒会・委員会}
一29
部活 動 24
一!3ホ ームルーム活 動
付近の雰囲気 ■7
施 設 ,8
1
一40 一20 0 0 20 40 60 80
図6好 き な こ と 一 嫌 い な こ と
各 項 目 に っ い て 、 「好 き 」 と 答 え た 回 答 数 と 「嫌 い 」 と 答 え た 回 答 数 の 差 を グ ラ フ に し た 。 数 値 が プ ラ ス の も の は 、 「好 き 」 が 「嫌 い 」 を 上 回 り、 逆 に マ イ ナ ス の も の は 「嫌 い 」 が 「好 き 」 を 上 回 っ た も の で あ る 。
数 値 の 高 い も の は 、 や は り 「友 達 」 で 、 他 の も の よ り突 出 し て い る 。 次 に 「修 学 旅 行 ・ 遠 足 」 「部 活 動 」 「文 化 祭 」 と続 い て い る 。
数 値 の 低 い も の は 、 「生 徒 会 ・委 員 会 」 で 、 次 に 「校 則 」 「授 業 」 「ホ ー ム ル ー ム 活 動 」 と続 い て い る 。
生 徒 は 「友 達 」 や 「行 事 」 を 好 み 、 逆 に 「生 徒 会 ・委 員 会 活 動 」 や 「ホ ー ム ル ー ム 活 動 」 を 好 ん で い な い よ うで あ る 。 この こ と は 、 ホ ー ル ル ー ム 活 動 や 生 徒 会 活 動 を よ り魅 力 あ る
も の に 改 善 す る必 要 が あ る こ と を 示 して い る 。
(7)ま と め
ア ンケ ー ト調 査 結 果 か ら 、1年 生 に 比 べ 、2年 生 、3年 生 は 学 校 生 活 や ホ ー ム ル ー ム 活 動 に 対 す る満 足 度 が 低 い こ と が 分 か っ た 。 ホ ー ム ル ー ム活 動 の 中 で 、 生 徒 の 満 足 度 が 低 い も の は 「ホ ー ム ル ー ム 内 の 問 題 解 決 」 「レ ク リエ ー シ ョ ン」 「日 直 ・掃 除 」 「係 の 仕 事 」 等 で あ り 、 生 徒 が 興 味 を 持 っ て い る も の は 「学 校 行 事 」 「友 達 ・異 性 」 「ホ ー ム ル ー ム 独 自 の 取 り組 み 」 「進 路 」 「レ ク リエ ー シ ョ ン」 等 で あ っ た 。
ホ ー ム ル ー ム活 動 の 満 足 度 を 高 め 、 ホ ー ム ル ー ム活 動 を 活 発 化 さ せ る た め に は 、 生 徒 が 興 味 ・関 心 を 持 っ て い る 内 容 を 積 極 的 に 取 り上 げ て い く と と も に 、 満 足 度 の 低 い 内 容 を 改 善 ・工 夫 して い く必 要 が あ る。 ま た 、 生 徒 が あ ま り興 味 を 持 っ て い な い 「ホ ー ム ル ー ム 内 の 問 題 」 「校 則 」 「委 員 会 ・生 徒 会 」 「学 校 全 体 の 問 題 」 等 に も 目 を 向 け さ せ 、 問 題 解 決 に よ る成 就 感 や 達 成 感 を 味 わ わ せ る 必 要 が あ る 。
2生 徒 会 活 動
ア ン ケ ー ト調 査 を 行 う に 当 た り、 「生 徒 会 活 動 」 の 範 囲 は 、 保 健 や 整 美 と い っ た 各 種 委 員 会 活 動 や 、 文 化 祭 や 体 育 祭 な ど の 実 行 委 員 会 活 動 も 含 む も の と し た 。
(1)「 生 徒 会 活 動 に お け る 役 員 ・委 員 を や っ た こ と が あ り ま す か 。」(図7) 3年 生 は 、 在 学 中 に65%の 生 徒 が 具 体(%)
100 的 な 「○ ○ 委 員 」 と い う 役 員 の 形 で 生 徒
90 会 活 動 を 経 験 し て い る こ と が 分 か る 。 こ80 れ は 、 ホ ー ム ル ー ム 活 動 に 取 り 入 れ ら れ7060 て い る 「一 人 一 役 制 」 に よ る と こ ろ が 大50
き い も の と 思 わ れ る 。40
30 ま
た 、 「経 験 無 し(希 望)」(役 員 ・委20 員 に な っ た こ と が 無 い が 希 望 し て い る 生10
0 徒)は
、 各 学 年 で2〜5%と 少 な く 、 希
望す れば誰 で も生徒 会活動 に参加 で き る
1年2年3年
1Z経 験有り(希望)国 経験 有 り皿 経験無し(希望)■ 経 験 無 し1 と言 え る 。
(2)「 生 徒 会 活 動 の 現 状 は ど う で す か 。」(図8) 1年 生 は 生 徒 会 活 動 の 現 状 を 「役 員 ・ 委 員 が 中 心 と な っ て 自 主 的 に 活 動 」 し て
い る と 見 て い る 者 が 多 い の に 対 し、2年 生 、3年 生 は 「興 味 の あ る 生 徒 と 担 当 の 先 生 が 活 動 」 して い る と 見 て い る 者 が 多
い こ と が 分 か る 。
ま た 、 全 学 年 と も 「ほ と ん ど の 生 徒 が 委 員 会 な ど で 自 主 的 に 活 動 」 が 低 い 数 値 に な っ て お り 、 生 徒 会 活 動 は 全 校 生 徒 に よ る 自 主 的 活 動 で は な い と受 け と あ ら れ て い る こ と が 分 か る 。
(%)50
40 30 20 10
図7
0 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥
囮1年 生 園2年 生 ●3年 生
① ほとんどの生徒が委員会なとで目主的に活動 ④先生を中心 として活動
②役員・委員 が中心 となって 自主的 に活動 ⑤ ほとん ど活動 して いない
③興味の ある生徒 と先生が活動 ⑥ その他
図8 (3)「 あ な た の 学 校 の 生 徒 会 活 動 は ど の 様 な こ と を し て い ま す か 。」(図9)
「文 化 祭 な ど の 行 事 の 運 営 」 「生 徒 同 士(%) の 親 睦 を 深 め る 活 動 」 「生 徒 総 会 な ど の 運 営 」 な ど 行 事 関 係 の 数 値 が 高 い 。
一 方 、 「規 律 ・校 風 の 向 上 に 関 す る活 動 」 「環 境 美 化 の 活 動 」 「保 健 衛 生 に 関 す る 活 動 」 な ど 日常 的 な活 動 の 数 値 は低 い 。
多 く の 生 徒 に と っ て 、 生 徒 会 活 動 は 行 事 関 係 の 活 動 が 主 で あ り 、 日常 的 な 活 動 は 見 え に く い と言 え る 。
﹃
605040302010 0 その他予算校則改善
生徒総会
ボランティア
他校と交流
委員会
新聞等
読書
保健衛生
環境美化
規律・校風
文化祭親睦
図9
(4)「 生 徒 会 活 動 は ど う あ る べ き だ と 思 い ま す か 。」(図10‑A、 図10‑B)
「ほ と ん ど の 生 徒 が 委 員 会 な ど で 自 主(%) 的 に 活 動 」 と 「役 員 。委 員 が 申 心 と な っ 50 て 自 主 的 に 活 動 」 と 合 わ せ 、 「自 主 的 に 活 動 」 す る べ き だ と考 え て い る 生 徒 は 、 全 学 年 で70%を 越 え る 。 全 体 に 、 学 年 間
に は 大 き な 違 い が 見 ら れ な い 。(図10‑A) (2)の 「生 徒 会 活 動 の 現 状 は ど うで す か 」 の 結 果 と比 べ る と 、 「自 主 的 に 活 動 」 と
し た 項 目 で 数 値 が 異 な る。 多 くの 生 徒 が 、 生 徒 会 活 動 は 自 主 的 に 活 動 す る べ き だ と 思 っ て い る が 、 実 際 は そ う な っ て い な い
こ と が 分 か る 。
役 員 ・委 員 経 験 者 と 役 員 ・委 員 未 経 験 者 を 比 べ る と 、 役 員 ・委 員 経 験 者 は 「ほ と ん ど の 生 徒 が 委 員 会 な ど で 自主 的 に 活 動 」 が 一 番 高 い の に対 し、 役 員 ・委 員 未 経 験 者 は 「役 員 ・委 員 が 中 心 と な っ て 自 主 的 に 活 動 」 が 一 番 高 い 。(図10‑B)
こ の こ と は 、 生 徒 は 役 員 ・委 員 を 経 験
40 30 20 10 0
① ② ③ ④ ⑤ ⑥
Z1年 生 園2年 生 國3年 生
① ほとん との生徒が委 員会な どで 自主的 に活勤
② 役員 ・委 員 が 中 心 とな って 自主 的 に活 動
③ 興味 の あ る生 徒 と先 生 が 活 動
④ 先 生 を 中心 と して 活 動
⑤ ほ とん ど活 動 しな くて よ い
⑥ そ の 他
図10‑A
ほ とん どの 生 徒が 委 員会 な どで 自主 的 に 活 動
役員 ・委 員 が 中心 と な って 自主 的 に活 動
す る こ と に よ っ て 、 生 徒 会 活 動 は 役 員 ・ ほとん ど活動 しなくてよい 興味のある生 徒と先生が活動 委 員 が 中 心 と な っ て 活 動 す る の で は な く、
多 く の 生 徒 が 自 主 的 に 活 動 す る べ き だ と 考 え る よ う に な っ た と 言 え よ う 。
先 生 を 中心 と して活 動
一 役員 ・委員経験者 一役員 ・委 員未経験者
図10‑B (5>「 これ か ら の 生 徒 会 活 動 に 期 待 す る こ と は 何 で す か 。」(図11)
生 徒 の 期 待 は 、 「文 化 祭 等 の 行 事 の 運(%) 営 」 「生 徒 同 士 の 親 睦 を 深 め る 活 動 」 な ど 行 事 関 連 の 活 動 に 集 中 し て い る。 こ れ は 、(3)の 「あ な た の 学 校 の 生 徒 会 は ど の 様 な こ と を し て い ま す か 。」 の 回 答 と ほ ぼ 同 じ傾 向 を 示 し て い る 。
し か し 、 一 番 期 待 さ れ て い る 「文 化 祭 等 の 行 事 の 運 営 」 も48%に す ぎ ず 、 生 徒 会 活 動 に 対 す る 期 待 は 全 体 的 に 低 い 。
その他
予算
校則改善
生徒総会
ボランティア
他校と交流
委員会
新聞等
読書
保健衛生
環境美化
規律・校風
文化祭
親睦
5040302010 0
図11
(6)「 生 徒 会 活 動 を 活 発 に す る た め に は ど の 様 に ず れ ば 良 い と思 い ま す か 。」(図12)
「楽 し い 行 事 を 増 や す 」 が62%で 最 も 高 く 、(5)の 「こ れ か らの 生 徒 会 活 動 に 期 待 す る こ と は 何 で す か 。」 で 行 事 関 係 が 高 い 数 値 を 示 した 結 果 と一 致 す る 。 以 下
「生 徒 一 人 一 人 が 関 心 を 持 ち 生 徒 会 活 動 に 参 加 す る」 「生 徒 一 人 一 人 が 委 員 や 係 な ど を 責 任 を も っ て 行 う」 な ど 、 生 徒 自 身 の 意 識 ・姿 勢 に 関 す る項 目 が 続 くが 、
「楽 し い 行 事 を 増 や す 」 の 半 分 以 下 の 数 値 に す ぎ な い 。 「楽 し い 」 こ と は 期 待 す る が 、 主 体 的 に 行 動 す る姿 勢 に は 欠 け る 生 徒 が 多 い こ と を 示 して い る 。
(%) 70 60 50 40 30 20 10 0
一62
膠
.
別
霧
蕩
…iiii義19
18
國甜 万一
一盟 幽只
開陥 そ
の他
活動のPR
先生の協力
HR活性化
リーダーシップ
身近な問題
責任をもつ
関心を持つ
リーダー研修
楽しい行事
図12
生 徒 の 「楽 し い 」 と い う言 葉 は 様 々 な 受 け と あ 方 が で き る 。 そ こ で 「楽 し い 」 の 意 味 す る と こ ろ を 検 討 す る た め 、 研 究 員 の 所 属 す る5校 で 、 生 徒 会 役 員 及 び 一 般 の 生 徒 約60名 に 聞 き取 り調 査 を 行 っ た 。
聞 き取 り調 査 の 結 果 に よ る と 、 生 徒 会 役 員 の 生 徒 達 は 「熱 中 で き る 」 「み ん な で 参 加 (協 力)で き る 」 こ と を 「楽 し い 」 と考 え て い る の に 対 し、 一 般 の 生 徒 達 は 「規 制 が 無 い 」
「自 由 な 」 こ と を 「楽 し い 」 と 考 え て お り、 両 者 は大 き く異 な っ て い る 。 特 に 生 徒 会 役 員 の 生 徒 達 は 、 行 事 や 様 々 な 活 動 を 準 備 ・運 営 す る際 の 苦 労 も 、 「楽 し い 」 こ と の 一 っ と し て 挙 げ て い る 。 こ れ は 、 生 徒 会 役 員 の 生 徒 達 が 、 生 徒 会 活 動 を 通 して 成 就 感 や 満 足 感 を 経 験 し た こ と に よ る も の と考 え られ る 。
生 徒 が 「楽 し い 」 と思 う こ と は 、 生 徒 会 活 動 を 経 験 す る こ と に よ っ て 変 わ っ て く る 。 さ ま ざ ま な 意 味 で 「楽 しい 」 と 感 じ られ る行 動 を 行 う こ と が 、 生 徒 会 活 動 に 求 め られ て い る
と言 え る 。
(7)ま と あ
ア ンケ ー ト調 査 結 果 か ら、 生 徒 の 生 徒 会 活 動 に 対 す る興 味 ・関 心 が 低 い こ と が 明 ら か に な っ た 。 ま た 、 多 くの 生 徒 は 、 生 徒 会 活 動 の 現 状 を 興 味 の あ る生 徒 と 先 生 が 活 動 し て い る と見 て お り 、 生 徒 会 活 動 は ほ と ん ど の 生 徒 が 委 員 会 な ど で 自主 的 に 活 動 す べ き だ と考 え て い る こ と も分 か っ た 。
生 徒 会 活 動 を 活 性 化 す る た め に は ど う す れ ば よ い か の 問 い に 対 し て は 、 多 く の 生 徒 が
「楽 し い 行 事 を 増 や す 」 と 答 え て い る 。 そ して 、 生 徒 会 活 動 に 期 待 す る こ と は 、 「文 化 祭 等 の 行 事 の 運 営 」 「生 徒 同 士 の 親 睦 を 深 め る 活 動 」 で あ る と 答 え て い る 。
多 くの 生 徒 が 生 徒 会 活 動 に 参 加 し、 自 主 的 、 実 践 的 に 活 動 す る よ う に す る た め に は 、 こ の よ う な 生 徒 の 期 待 に 応 え る よ う 、 生 徒 会 活 動 の 内 容 を 魅 力 あ る も の に 改 善 し、 多 く の 生 徒 の 生 徒 会 活 動 へ の 興 味 ・関 心 を 高 め て い く必 要 が あ る 。
皿 望 ま し い ホ ー ム ル ー ム 活 動 ・生 徒 会 活 動 へ の 提 言
1ホ ー ム ル ー ム 活 動
ア ン ケ ー ト調 査 結 果 よ り明 らか な こ と は 、 比 較 的 高 か っ た1年 生 の ホ ー ム ル ー ム 活 動 へ の 満 足 度 が 、2年 生 、3年 生 で は 落 ち込 む 傾 向 に あ る と い う こ と で あ っ た 。 ホ ー ム ル ー ム 活 動 で 「集 団 の 一 員 と し て の 自 覚 を 高 め 、 自 主 的 、 実 践 的 な 態 度 を 育 て る 」 た め に は 、 ま ず こ の 満 足 度 の 低 下 を 防 ぎ 、 さ ら に 満 足 度 を 高 め て い く こ と が 必 要 で あ る 。
ホ ー ム ル ー ム 活 動 の 中 で 、 生 徒 の 満 足 度 が 低 下 して く る の は 「話 し合 い 」 「ま と ま り 」 「男 女 の 仲 の 良 さ 」 等 で あ る 。 これ ら は 、 い ず れ も人 間 関 係 に 関 す る も の で 、 生 徒 が お 互 い の 人 間 関 係 を 築 け る よ う な ホ ー ム ル ー ム 活 動 が 求 め ら れ る 。
ま た 、 ホ ー ム ル ー ム 活 動 の 中 で 、 生 徒 の 満 足 度 が 低 い の は 「ホ ー ム ル ー ム 内 の 問 題 解 決 」
「日 直 ・掃 除 」 「係 の 仕 事 」 等 で あ る 。 こ う した 日常 的 で 実 践 的 な 態 度 が 必 要 と さ れ る 活 動 へ の 満 足 度 を 高 め る た め に は 、 長 期 的 な 展 望 を 持 ち な が ら、 継 続 して 取 り組 む 必 要 が あ る 。
「ホ ー ム ル ー ム 活 動 で 興 味 あ る 内 容 は 何 で す か 」 と い う質 問 で は 、 「学 校 行 事 」 「友 達 ・異 性 」 「ホ ー ム ル ー ム 独 自 の 取 り組 み 」 「進 路 」 「レ ク リエ ー シ ョ ン」 が 高 い 数 値 を 示 し た 。 ホ ー ム ル ー ム 活 動 の 満 足 度 を 高 め る に は 、 生 徒 の 興 味 ・関 心 が 高 い 内 容 を ホ ー ム ル ー ム 活 動 の 題 材 と し、 生 徒 に 積 極 的 に 取 り組 ま せ る必 要 が あ る 。
こ の よ う な こ と を 踏 ま え て 以 下 の よ う な 三 っ の 提 言 を 行 い た い 。 (1)生 徒 同 士 、 生 徒 と 教 員 が 信 頼 関 係 を持 て る ホ ー ム ル ー ム 活 動 の 工 夫
ホ ー ム ル ー ム は 学 校 生 活 の 基 礎 と な る集 団 で あ る 。2年 生 、3年 生 で の 満 足 度 を 低 下 さ せ な い た め に 、 生 徒 同 士 、 生 徒 と教 員 が 信 頼 で き る 関 係 を 作 っ て い く ホ ー ム ル ー ム 活 動 が 求 め ら れ る 。
(2)生 徒 の 興 味 、 関 心 の 高 い題 材 を使 っ た ホ ー ム ル ー ム 活 動 の 工 夫
生 徒 は行 事 に 対 し て 強 い 興 味 を 持 って い る こ と は 、 ア ンケ ー ト調 査 結 果 で も明 らか で あ る 。 表 面 的 に は 、 協 力 した り行 動 し た りす る こ と を 嫌 が っ て い る よ う に 見 え る が 、 み ん な で 楽 し く と い う こ と は 好 き な の で あ る 。 こ う し た 興 味 を 題 材 に 、 よ り高 い ま と ま りや 入 間 関 係 を 作 る よ う な 指 導 の 工 央 が 求 め られ る 。
(3)長 期 的 視 野 に 立 っ た ホ ー ム ル ー ム 活 動 の 工 夫
ホ ー ム ル ー ム 活 動 に お い て 、 自 主 的 、 実 践 的 な態 度 を育 て る た め に は 、 長 期 的 視 野 に立 っ た 継 続 した 指 導 が 必 要 で あ る 。 ホ ー ム ル ー ム 活 動 の 年 間 計 画 を し っ か り立 て 、 継 続 し た 活 動 と位 置 付 け る こ と に よ り 、 生 徒 の 満 足 度 を 高 め て い く こ と が 望 ま れ る 。
以 上 三 っ の 提 言 を 踏 ま え た 実 際 の 指 導 上 の ポ イ ン トを 挙 げ る 。
① 生 徒 自身 に 目標 の 設 定 を さ せ 、 教 師 は 適 切 な ア ドバ イ ス を す る 。
② 生 徒 自身 に 計 画 を 立 て さ せ 、 教 師 は 適 切 な ア ドバ イ ス を す る 。
③ 生 徒 一 人 一 人 が 活 躍 で き る 場 を 設 定 す る 。
④ リー ダ ー や リー ダ ー 集 団 を 育 成 す る 。
⑤ 生 徒 同 士 の 意 志 疎 通 を 図 る 。
⑥ 生 徒 自身 に 評 価 、 課 題 の 検 討 を さ せ る 。
2生 徒 会 活 動
望 ま し い 生 徒 会 活 動 を 考 え る と き 、 生 徒 一 人 一 人 と い う個 人 と して の 視 点 と 、 生 徒 会 と い う集 団 と し て の 視 点 が あ る 。 個 人 と して は 、 生 徒 会 の 一 員 で あ る こ と を 自 覚 し 、 自 主 的 ・積 極 的 に 行 動 す る こ とで あ り 、 集 団 と して は 、 各 委 員 会 や 組 織 が 良 く機 能 し 、 学 校 生 活 の 充 実 や 改 善 向 上 を 図 る 活 動 が 多 く の 生 徒 の 参 加 に よ っ て 行 わ れ る こ と で あ る 。 こ の 二 っ は切 り 離 せ る も の で は な く 、 互 い に 作 用 す る こ と で 生 徒 会 活 動 全 体 が 活 性 化 す る こ と に な る で あ ろ う。
ア ン ケ ー ト調 査 結 果 は 、 多 く の 生 徒 が 「生 徒 会 活 動 は生 徒 の 自主 的 な 活 動 で あ る べ き だ 」 と 考 え て い な が ら 、 実 際 は一 部 の 生 徒 の 活 動 と な っ て しま っ て い る状 況 を 示 し た 。 生 徒 会 執 行 部 も含 め 、 多 く の 生 徒 が 生 徒 会 活 動 に 対 して は っ き り と し た 目標 や 指 針 を 持 て ず 、 ど の よ
う に 活 動 す れ ば 良 い の か 分 か ら ず に い る の で は な い だ ろ う か 。
特 別 活 動 の 指 導 に は 、 「学 校 の 実 態 や 生 徒 の 発 達 段 階 や 特 性 等 を 考 慮 し 、 教 員 の 適 切 な 指 導 の 下 に 、 生 徒 に よ る 自 主 的 、 実 践 的 な 活 動 が 助 長 さ れ る」 よ う な 配 慮 が 求 あ られ て い る 。 生 徒 の 自 主 性 を 尊 重 す る た め 、 で き る 限 り生 徒 に 任 せ る こ と も大 切 な 配 慮 で あ る 。 しか し現 状 で は 、 ま ず 停 滞 し た 生 徒 会 活 動 を 活 性 化 し、 個 々 の 生 徒 が 自 主 的 に 行 動 で き る よ う に な る こ と が 必 要 と さ れ 、 そ の た あ の 計 画 的 ・組 織 的 な 指 導 体 制 の 確 立 と 、 教 員 の 積 極 的 な 指 導 ・ 助 言 が 求 め ら れ て い る の で は な い だ ろ うか 。 ま た 、 こ の よ う な 指 導 は 、 生 徒 達 に と っ て 、 生 徒 会 活 動 の 目標 を 明 確 に し 、 実 践 し て い く上 で の 支 え に な る と考 え られ る 。
この よ う な こ と を 踏 ま え て 以 下 の よ う な 三 っ の 提 言 を 行 い た い 。 (1)指 導 体 制 の 工 夫
生 徒 会 活 動 の 指 導 は 一 般 に 少 数 の 教 員 が 担 当 して 行 わ れ る が 、 担 当 は 生 徒 へ の 対 応 や 作 業 に 追 わ れ る こ と が 多 い 。 そ の た あ 担 当 以 外 の 教 員 に は指 導 内 容 が 伝 わ り に く く、 担 当 以 外 の 意 見 や 考 え も指 導 に反 映 さ れ に く く 、 共 通 理 解 に 基 づ い た 組 織 的 な 指 導 を 難 し く し て
い る 。
で き る だ け多 くの 教 員 が 生 徒 会 を 担 当 し 、 教 員 間 で 指 導 内 容 を 伝 わ り や す くす る こ とで 、 指 導 方 針 や 計 画 の 共 通 理 解 を 深 め 、 よ り計 画 的 で 組 織 的 な 指 導 を 行 う こ と が で き る 。 (2)生 徒 へ の 働 き か け の 工 夫
生 徒 会 活 動 の 活 性 化 の た め に は 、 役 員 ・委 員 だ け で は な く、 多 くの 生 徒 が 生 徒 会 活 動 に 対 し て 興 味 ・関 心 を 持 て る よ う に 活 動 を 計 画 し、 役 員 ・委 員 以 外 の 生 徒 に 積 極 的 に 働 き か け る こ と が 必 要 で あ る 。 内 容 、 時 期 、 方 法 な ど 活 動 の 様 々 な 面 を 検 討 し、 生 徒 一 人 一 人 が 自 主 的 に 活 動 で き る よ う動 機 付 け る た め の 工 夫 は 欠 か せ な い 。
ま た 、 活 動 に 参 加 し て 得 た 成 就 感 は 、 よ り 自 主 的 、 実 践 的 な 態 度 を 生 徒 に 育 む こ と が で き る 。 教 員 に は 、 多 く の 生 徒 が 成 就 感 が 得 られ る よ うに 指 導 ・助 言 す る 配 慮 が 求 め られ る 。 (3)生 徒 会 組 織 運 営 の 工 夫
各 校 の 生 徒 会 組 織 に は 大 き な 差 は な い が 、 執 行 部 の 選 出 方 法 な ど細 部 で は異 な っ て い る。
この 違 い に は 、 生 徒 会 活 動 参 加 へ の 動 機 付 け に 寄 与 し、 活 動 を 活 性 化 さ せ る き っか け と な っ て い る 場 合 も見 られ る 。 生 徒 の 意 識 や 考 え 方 の 変 化 に 応 じ、 組 織 運 営 を 工 夫 す る こ と で 、 生 徒 会 活 動 を 活 性 化 さ せ る こ とが で き る 。 さ ら に 、 生 徒 会 の 呼 び 方 を も っ と親 しみ や す い 名 前 に 変 更 し た り、 生 徒 会 執 行 部 を 解 散 し、 各 種 行 事 の 実 行 委 員 会 の 集 合 体 に 変 え て み る
な ど 、 従 来 の イ メ ー ジ に と らわ れ な い 大 胆 な 改 革 も視 野 に 入 れ る必 要 が あ る 。
ホ ー ム ル ー ム 活 動 の 実 践 事 例
「友 人 へ の 手 紙 」
(1)ね ら い
ア ンケ ー ト調 査 結 果 を 見 る と 、 生 徒 の 学 校 生 活 や ホ ー ム ル ー ム 活 動 へ の 満 足 度 は 、1年 生 の1学 期 末 の 数 値 が2年 生 で は 低 下 して お り 、 そ の 後 も横 ば い 状 態 で あ る と い う傾 向 が
うか が わ れ る 。A校 に お い て も、 ほ ぼ 同 様 の ア ンケ ー ト調 査 結 果 で あ っ た 。 こ う し た 状 況 を 改 善 す る に は 、 年 間 の ホ ー ム ル ー ム 活 動 を 長 期 的 に 見 通 しっ っ 、1年 生 の2学 期 以 降 の ホ ー ム ル ー ム 活 動 を 活 性 化 す る こ と が 、 重 要 で あ る と考 え る 。
現 在 担 当 して い る1年 生 の ホ ー ム ル ー ム で も、1学 期 に生 徒 相 互 の 友 人 関 係 が 生 ま れ 、 ホ ー ム ル ー ム 集 団 は安 定 し た か に見 受 け ら れ た も の の 、 小 集 団 の 間 の 交 流 は 薄 く、 ホ ー ム ル ー ム と して の ま と ま り や 行 事 に 対 す る取 り組 み 方 な ど は い ま 一 っ 、 と い っ た状 況 で あ っ た 。 こ の 実 践 を 試 み た の は 、2学 期 の 文 化 祭 を 前 に して 、 こ う した ホ ー ム ル ー ム の 現 状 を 改 善 した い と の 思 い か らで あ っ た 。 実 践 の も と に な っ た の は 、 入 学 時 に 生 徒 た ち が 書 い た
「これ か ら の 私 の 学 校 生 活 」 と い う作 文 で あ る 。 こ れ を も と に 、 生 徒 一 人 一 人 が 学 校 生 活 へ の 意 欲 を 新 た に す る と と も に 、 相 互 の 理 解 や 交 流 を 深 め 、 ホ ー ムル ー ムの一 員 と して の 自 覚 を 高 め て い く 中 で 、 自主 的 ・実 践 的 な 活 動 に 向 か う土 台 作 り を す る 、 と い う の が こ の 実 践 の ね ら い で あ る 。
な お 、 こ の 実 践 は2学 期 初 あ の 数 回 の ホ ー ム ル ー ム活 動 の 時 間 を 使 い 、 文 化 祭 へ の 取 り 組 み と並 行 して 行 っ た も の で あ る。
(2)内 容(対 象:1年 生)
以 下 、 実 践 の 経 過 を た ど り っ っ 、 項 目 に 分 け て そ の 内 容 を 記 す 。
① 入 学 時 の 生 徒 作 文(「 これ か らの 私 の 学 校 生 活 」)を 生 徒 に 渡 して 読 ま せ 、 そ れ に っ い て の ア ン ケ ー ト調 査 を 行 う こ とで 、 入 学 時 の 各 自 の 思 い を 確 認 さ せ 、 併 せ て そ の 思 い の 実 現 度 に っ い て 考 え さ せ る。(資 料1)資 料1ア ン ケ ー ト調 査 の 文 例
② 「友 人 へ の 手 紙 」 親 し い 友 人 に あ て て 手 紙 を 書 く と い う設 定 で 、 各 自 の 入 学 時 の 思 い 、1学 期 を 振 り返 っ て の 反 省 、 新 学 期 へ の 抱 負 な ど を 書 か せ る 。
③ 「友 人 へ の 手 紙 」 を 、 筆 者 名 は 伏 せ て ホ ー ム ル ー ム 内 で 回 覧 す る 。 そ の 際 、 感 想 や ア ドバ イ ス 、 励 ま しの 言 葉 な ど を 、 手 紙 を 受 け取 っ た 友 人 に な っ た っ も りで 短 い コ メ ン トの 形 で 記 入 す る よ う指 導 す る 。 な お 、 コ メ ン ト者 に は 自 分 の 言 葉 に 責 任 を 持 っ 意 味 で 、 必 ず コ
メ ン ト者 名 を 記 入 さ せ る 。(資 料2)
④ 「返 事 の 手 紙 」 コ メ ン トを 添 付 し た
入学時 の作 文 につ いての ア ンケー ト 氏名(
1自 分 の入 学時 の作文 の内容 を覚 えて いま したか 。 ()よ く覚 えて い た()だ いた い覚 えてい た ()少 しだけ覚 えて いた()忘 れてい た
(
3こ れ まで の中で 、入学 時の抱 負の 実現度 はど うで すカ㌔
()ほ ぼ実現 で きてい る(
()少 しだけ実現 で きて い る()実 現で きて いない )
2入 学時の作 文 の要 点 は どうい うこ とで したh㌔ 記 入 して くだ さい 。 )
)半 分 くらい実現 で きてい る 4次 の うち 、自分 と して ほぼ満足 で きてい る(あ るいは 、だい たいよ く 参加 で きた)と 思 うものに○ 、そ うで な いものに△ をつ けて下 さい 。
()授 業 の受 け方()家 で の勉強()ク ラブ活 動 ()委 員や係 の仕事()日 直 や掃除()友 人関 係 ()出 席 状況()体 育 祭()遠 足()球 技 大会
※ これ から 、 「友人へ の手紙」 とい う題で 、入学 時の思 いや1学 期 を振 り返 っての反 省 、2学 期 の抱 負 な どを書 いて もらい ます.上 のア ンケ ー トをも とに して、親 しい友 人に あてて書 くとい う設定 で書 いて下 さ い。な お 、この作 文は 、氏名 を伏 せてホー ムルー ムの何人 かの人 に饒 んで もらい 、感想 や ア ドバ イスな どを 、お互 い に付 け合 う予定で す 。
「友 人 へ の 手 紙 」 を 、 手 紙 を 書 い た 本 人 で は な い 生 徒 に 配 り 、 「返 事 の 手 紙 」 と い う形 式 で 、 自 分 と 同 じ と 思 う所 、 自 分 と違 う と 思 う所 、 感 想 や ア ドバ イ ス 、 自 分 の こ れ か らの 抱 負 な ど に つ い て 書 か せ る 。 ま た そ の 際 、 短 文 の コ メ ン トを 参 考 に す る よ う助 言 す る 。
⑤ 「返 事 の 手 紙 」 と コ メ ン トを 添 え た 「友 人 へ の 手 紙 」 を 本 人 に 返 却 す る 。 次 に 、 こ れ らを も と に して 、 一 人 一 人 に2学 期 の 目標 を 立 て さ せ る
。 併 せ て2学 期 の ホ ー ム ル ー ム 目標 の 案 を 、 一 人 一 案 提 出 さ せ る 。
⑥ 各 自 が 提 出 した ホ ー ム ル ー ム 目標 案 を も と に し て 、 2学 期 の ホ ー ム ル ー ム 目 標 を 、 討 議 に よ り決 定 す る 。
⑦ ま と め と して 、 「友 入 へ の 手 紙 」 と い う活 動 に つ い て の 、 自 己 評 価 を 行 わ せ る 。
(3)ま と め
資 料2コ メ ン トの 形 式 図
r友人へ の手縦 」につ いて 、コメ ン ト(感 想 や ア ドバ イス ・励 ましの言葉 など)を 書いて 下 さい。時間 は5分 ぐらい。5分 た った ら次 の人 に回 す こと。 どの文章 も友人 からの手紙 だ と考
えて下 さい.
コ メ ン ト者 名 コ メ ン ト
入 学 時 の 作 文 の 内 容 に つ い て は 、 「忘 れ て い た 」 と 答 え た 者 が 約4割 、 「少 しだ け 覚 え て い た 」 者 が 約5割 と い う状 況 で あ っ た 。 ま た 、 入 学 時 の 抱 負 の 実 現 度 に っ い て は 、 「少 し だ け 実 現 で き て い る」 者 と 、 「実 現 で き て い な い 」 者 を 合 わ せ る と 約7割 で あ っ た 。 し た が っ て 「友 人 へ の 手 紙 」 と い う活 動 は 、 生 徒 各 自 が 入 学 時 の 思 い に 立 ち返 り 、 自 己 の 目 標 を 見 定 め 直 す 好 い 機 会 と な っ た と言 う こ と が で き よ う 。
も ち ろ ん 、 作 文 へ の 拒 否 反 応 や 、 作 文 を 回 覧 す る こ とへ の 抵 抗 が な か っ た わ け で は な い 。 しか し な が ら 、 ほ と ん ど の 生 徒 が 他 の 生 徒 の 内 面 に 関 心 を 寄 せ 、 コ メ ン ト書 き や 「返 事 の 手 紙 」 に 真 剣 に 取 り組 ん だ 。 そ の こ と は 、 ま と め の 自 己 評 価 に お い て 、 「コ メ ン トや 返 事 の 手 紙 に 真 剣 に 取 り組 め た か 」 と い う 問 に 対 し て 、 「よ くで き た 」、 「だ い た い よ く で き た 」 を 合 わ せ る と 約9割 で あ っ た こ と や 、 「コ メ ン トや 返 事 の 手 紙 は 参 考 に な っ た か 」 と い う 問 に 対 して は 、 「と て も参 考 に な っ た 」、 「参 考 に な っ た 」 を 合 わ せ て 約9割 で あ っ た こ と に よ く表 れ て い る 。
ま た 、 生 徒 一 人 一 人 が2学 期 の 自 己 の 目標 を 定 あ る と合 わ せ て 、討 議 に よ り決 定 し た ホ ー ム ル ー ム 目標 は 「協 力 と 団 結 」 で あ っ た 。 自 己 を 知 り 、 互 い の 心 を 通 わ せ る 指 導 を 工 夫 す る こ と が 、 集 団 の 一 員 と して の 自覚 を 高 め る こ と に っ な が る こ と を 認 識 した 。
こ う し た 実 践 と並 行 して 、 文 化 祭 へ の 取 り組 み を 進 め た の だ が 、 そ の 指 導 に 当 た っ て は 、
「一 人 一 役 」 と い う こ と を 心 掛 け た 。 中 心 メ ンバ ー が 意 欲 的 で あ っ た こ と も あ る が 、 準 備 段 階 に お い て も 当 日 の 活 動 に お い て も 、 ホ ー ム ル ー ム の 一 人 一 人 が 参 加 し、 結 果 と し て 展 示 部 門 で 賞 を と る こ と が で き た 。 そ れ に も ま して 担 任 と し て 喜 ば し か っ た こ と は 、 生 徒 達 の 中 に 自 主 的 に 活 動 す る気 運 が 芽 生 え 、 ホ ー ム ル ー ム と して の ま と ま り が 生 じて き た こ と で あ る 。 生 徒 相 互 の 理 解 や 交 流 を 深 あ 、 集 団 の 一 員 と して の 自 覚 を 高 あ た こ と が 、 協 力 し て 活 動 し よ う とす る 雰 囲 気 や 、 自 主 的 、 実 践 的 な 態 度 を 生 ん だ の で は な い か と考 え る 。
今 後 も 、 適 切 な 機 会 を と ら え て 、 集 団 の 一 員 と して の 自 覚 を 高 め る た め の 指 導 を 工 夫 す る こ と に よ り、 生 徒 の 自 主 性 を 引 き 出 しっ っ 、 ホ ー ム ル ー ム 活 動 を よ り豊 か な も の に して い き た い 。
2「 演 劇 祭 の 台 本 選 び 」
(1)ね ら い
現 在 担 当 して い る ホ ー ム ル ー ム(B校 定 時 制)で は 、2年 生 に な っ て 学 校 へ の 興 味 や 関 心 が 薄 れ 、 出 席 と欠 席 と を 繰 り返 す 生 徒 が 増 え た 。 こ の 点 に つ い て は 、2年 生 に な る と 学 校 生 活 や ホ ー ム ル ー ム 活 動 に 対 す る 満 足 度 が 低 下 し、 逆 に 不 満 が 高 ま る と い う先 の ア ン ケ ー ト調 査 結 果 と 一 致 す る 。 ま た 、 多 くの 生 徒 は 煩 わ し い と 感 じ る こ と は 極 力 避 け よ う と す る 傾 向 が あ り、 ク ラ ス メ イ トと の 関 係 さ え も結 ぼ う と し な い な ど 人 間 関 係 の 希 薄 さ も 目立 っ 。
そ こで 、 学 校 行 事 と して2月 に予 定 さ れ て い る 演 劇 祭 に 向 け 、 生 徒 全 員 の 話 し合 い に よ る 台 本 選 び を 行 う こ と に よ っ て 、 自主 的 に 演 劇 祭 に 取 り組 も う と す る姿 勢 を 引 き出 し っ っ 、 ホ ー ム ル ー ム の 一 員 と して の 自覚 を 高 め る こ と を ね ら い と し た 。
(2)内 容 表1台 本 選 び の 経 過 と 演 劇 祭 ま で の 予 定
上 記 の ね ら い を 達 成 す る た め の 具 体 的 な 指 導 内 容 は 次 の 通 りで あ る 。
① 計 画 段 階 か ら生 徒 を 参 加 さ せ る こ と に よ り、 自 分 た ち が ホ ー ム ル ー ム活 動 の 主 役 で あ る と い う意 識 を も た せ る 。
② 全 体 目 標 、 個 人 の 努 力 目 標 を 設 定 す る こ と に よ り、 自 主 的 、 実 践 的 に か か わ っ て い こ う と す る 姿 勢 を 養 う。
③ グ ル ー プ 活 動 を 通 して 、 各 自 の 義 務 と 責 任 を 果 た す 必 要 性 や 協 力 す る こ と の 大 切 さ を 自 覚 さ せ る 。
④ 全 員 が 参 加 し決 定 す る こ とに よ り、 ホ ー ム ル ー ム の 一 員 と して の 自覚 を 高 め 、 目 標 に 向 か っ て 意 欲 的 に 取 り組 も う と す る 態 度 を 養 う 。
9/5(J]) 9/8(木)
9,t9(金) 9'M〔 水)
・12/初
・12'̀1聖
・T!末
ホ ー ム ル ー ム 委 員 との 計 剛 作 成
ホ ー ム ル ー ム 委 輿 に よ る グ ル ー プ福 成 の 原 案 伽 茂 ホ ー ム ル ー ム 委 貝 に よ る 今 後 の 活 動,li画 の 説11」) グ ル ー プ編 成 とii".1,ts」の 決 疋
ホ ー ム ル ー ム 委 員 ・貰 任 者 と の 話 し合 いGI画 の 確 認) 演 劇 祭 の1二1標の 鈷 し合 い ・決 疋
個 人 の 努 力 口 標 の 設 定 台 本 選 び 開 始
賀 任 昔 との 話 し 合 い 〔進 度 の チ ェ ソク 、問 題 点 の 点 倹 演 劇 祭 の 口標 ・個 人 の 努 力ll標 の 再 確 認
グ ル ー プ 評 燗 の 話 し 含 い す べ て の 台 本 評 価 終 『 台 本 の 決 定
台 本 選 び に 関 す る 評 価 と反 省 今 後 の 予 定 の 確 認 台 本 の 乎 直 し完 了 ・台 本 完 成 配 役 決 定
大 道 具 ・小 道 具完 成 演 劇 祭
1鉤剴祭 へ のJ{1り紺 み 全 体 に 対 す る 溺「価 と反 省
生 徒 に 対 して は1学 期 よ り 「自 分 た ち の 手 で 演 劇 祭 を っ く り、 成 功 さ せ よ う」 と い う こ と を 常 に 強 調 して き た 。2学 期 当 初 、 ホ ー ム ル ー ム 委 員3名 と 担 任 と で 台 本 選 び の 計 画 に っ い て 数 回 話 し合 い の 場 を も ち 、 生 徒 と と も に 計 画 を 作 成 した 。 以 下 は そ の 計 画 に 基 づ い た 実 践 内 容 で あ る 。
① 全 体 の 計 画 と活 動 内 容 の 説 明
ホ ー ム ル ー ム委 員 の 説 明 に よ っ て 活 動 内 容 を 理 解 さ せ た 。
② グ ル ー プ 編 成 と責 任 者 の 決 定
ホ ー ム ル ー ム委 員 が 生 徒 の 状 況 を よ く考 え 、5名 ず っ の3グ ル ー プ に 編 成 し た 。
③ 演 劇 祭 の 目標 決 定
グ ル ー プ 内 で の 話 し合 い の 結 果 を 発 表 し合 い 、 全 体 の 場 で 決 定 した 。 全 体 で の 話 し合 い は余 り 活 発 に 行 わ れ た と は 言 い 難 い が 、 「お も し ろ い 演 劇 を 最 後 ま で 楽 し く み ん な で 頑 張 ろ う 」 と い う こ と で 意 見 が 一 致 し た 。