(1) 今年(2009年10月7日)の台風18号により、避難所配置職員の方々に待
機してもらったが、役職の方は職場関係の管理もあるため仕事と避難所で の指示等、両方の役割で大変との意見があった。
基本、自宅から近い場所に配置しているが、職員数の減少により、やむを 得ず市外の方にも参集をお願いしている状況である。
(2)各避難所配置職員の班員の名前しか知らなく、現場に行って何をしたら良 いかが分からない。
また、各避難場所の防災器具の場所、操作方法が分からず、戸惑うことが
ある。(同報無線、移動系無線、パソコン接続、パソコン操作、防災資機材
の置き場所等。)
① 問題・課題
アドバイザー、リーダー始め5人 防災
いざという時の防災対策!
改善テーマ5Sグループ名 5Sグループメンバー
(1) 役職者は各職場での管理等があるため避難所配置職員に含めず、職場を優先 させることにする。
職員数も減ってきているので、各避難所配置職員の数も減らしていく。
(2) 今年度から防災対策室より各避難所の班長にお願いして、班員にて避難場所
(地震)、避難所(風水害)の現地確認をしてもらう。
防災資機材庫や災害端末(パソコン)の収納場所の確認や操作を班員全員に 一通りやってもらう。
施設担当者と顔合わせをしてもらう。
西尾市防災マスコットキャラクター
「ぼうサイくん」
② 改善案
(1) 役職者を各避難所から変更することにより、職場でのやるべきことに専念でき るようになる。
(2) 事前に避難場所を見ておくことによって、同報
無線、防災無線、災害端末(パソコン)の位置 や操作方法を知ることができ、いざというとき の災害でも落ち着いて行動できるようになった。
施設(学校等)の担当者とも顔を合わせること
ができ、意思の疎通を図ることができた。 「ぼうサイくん」
③ 改善効果
台風18号での避難所設置である程度は想定していたが、避難所配置職員それぞれの防
災意識に温度差があり意識革命が必要であると思った。配置職員は非常に大変で重大な
職務であり未経験なことが多く、次に起こさなければならない行動について、その時、 その場の状況判断が的確にできるよう研修などを実施していきたい。また、地震災害が 発生したら人的被害が必ず発生するので、風水害とともに合わせて実施していきたい。