International Music Festival in Himeji 1
まね
国際音楽祭の開催を通して、クラシック音楽を楽しむ土壌の醸成、本物の芸術に触れる機 会の創出による市民文化の振興、芸術を生かした地域の活性化、市民参加・協働による地域 づくり、青少年の豊かな心の醸成などを実現するとともに、姫路城や書写山圓教寺といった 姫路ならではの特設会場でコンサートを開催することにより、姫路の魅力をアピールする。 播磨地方にゆかりのある世界的ヴァイオリン奏者、樫本大進氏の提唱により、ヨーロッパ において演奏家ゆかりの地などで開かれているような市民が気軽に楽しめて、演奏者と聴衆 との距離の近い、親しみの持てる音楽祭を開催する機運が高まり、2008 年から同氏を音楽監 督に迎え、同氏と親交のあるヨーロッパを中心に活躍中の演奏家を招いて国際音楽祭を開催 している。2012 年に初めて赤穂国際音楽祭と共同開催。 ル・ポン2012 姫路国際音楽祭(英 文 表 記) International Music Festival in Himeji
(略 称) IMFH ※ル・ポン:フランス語で「架け橋」の意味 ル・ポン2014 は、平成 26 年 10 月 13 日(月・祝) から 19 日(日)までの 7 日間とし、 目 的 経 緯 目的 名 称 目的 期 間 コンセプト 名称 目的
姫路市では、10 月 15 日(水)から 19 日(日)までの間、姫路城二の丸会場、パルナソスホ ール、書写山圓教寺で開催する。また、期間中は各種の関連行事も併せて開催する。 音楽監督 樫本大進 主 催 姫路国際音楽祭実行委員会 赤穂国際音楽祭実行委員会 共 催 姫路市、姫路市教育委員会、公益財団法人姫路市文化国際交流財団 赤穂市、赤穂市教育委員会、公益財団法人赤穂市文化とみどり財団 後 援 兵庫県 他 助 成 東備西播定住自立圏形成協議会 協 力 書写山圓教寺、スタインウェイ・ジャパン株式会社、 株式会社ジャパン・アーツ、公益財団法人ジェスク音楽文化振興会 (1) 樫本大進氏を音楽監督とし、同氏と親交のある世界で活躍中のアーティスト(以下「招 待演奏家」という)による室内楽の楽曲(ソロ又は数人程度のアンサンブルによって演奏 される曲)の演奏を中心としたプログラムとする。 (2) 招待演奏家による演奏会をパルナソスホールのほか、姫路城二の丸、書写山圓教寺など 姫路ならではの場所で低料金で開催する。 (3) 音楽祭の企画・運営に多くの市民の参加を得るとともに、演奏家と聴衆、市民との様々 な交流機会を創出する。 ■10 月 13 日(月・祝)(赤穂国際音楽祭) ①プリコンサート(赤穂市文化会館小ホール 開演 13 時) ②招待演奏家によるコンサート(赤穂市文化会館大ホール 開演 15 時) ■10 月 14 日(火)(赤穂国際音楽祭) ①ロビーコンサート(赤穂市文化会館ロビー) ②招待演奏家によるコンサート(赤穂市文化会館大ホール 開演 18 時 30 分) ■10 月 15 日(水)(姫路国際音楽祭) ①招待演奏家によるコンサート(姫路城二の丸会場 開演 19 時) ■10 月 17 日(金)(姫路国際音楽祭) ①招待演奏家によるコンサート(姫路城二の丸会場 開演 19 時) ■10 月 18 日(土)(姫路国際音楽祭) ①ホリデープログラム(姫路市文化センター小ホール 開演 13 時 30 分) 姫路市ヴァイオリン教室による演奏 主催等 コンセプト 名称 目的 基本方針 期 間 コンセプト 名称 目的 演奏会の日程 期 間 コンセプト 名称 目的
International Music Festival in Himeji 3 アマチュア演奏者による無料コンサート ②招待演奏家によるコンサート(パルナソスホール 開演 17 時) ■10 月 19 日(日)(姫路国際音楽祭) ①招待演奏家によるコンサート(書写山円教寺会場 開演 15 時) ヴァイオリン 樫本大進 日本 ボリス・ブロフツィン ロシア ニコラ・ドートリクール フランス ヴィオラ アミハイ・グロス イスラエル ギャレス・ルベ 南アフリカ チェロ クラウディオ・ボルケス ドイツ アレクサンダー・チャウシャン アルメニア コントラバス ナビル・シェハタ ドイツ ピアノ カティア・スカナヴィ ロシア 小菅 優 日本 クラリネット ヴェンツェル・フックス オーストリア ホルン ラデク・バボラーク チェコ ブルーノ・シュナイダー スイス ファゴット 未定 未定 (1)姫路城二の丸 客席は約 500 席。照明設備及びアナウンス用音響設備を設置。 [会場イメージ](2012 年) 出演者 コンセプト 名称 目的 演奏会場 期 間 コンセプト 名称 目的 プログラム 期 間 コンセプト 名称 目的
(2) 書写山圓教寺三つの堂会場 常行堂にステージを設置。大講堂、食堂に囲まれた広場にステージに向かってパイプ椅 子 を 並 べ て 客 席 と す る ( 564 席 )。 照 明 設 備 及 び ア ナ ウ ン ス 用 音 響 設 備 を 設 置 。 (1) エピス・クァルテットコンサート 日時:8 月 10 日(日) 開演 14:00 会場:淳心学院講堂 心城館 (2) ホリデー・プログラム 日時:10 月 18 日(土) 開演 13:30 会場:姫路市文化センター小ホール ①姫路市ヴァイオリン教室とル・ポン出演者の共演 1 一般チケット (1) 発売開始日 8 月 6 日(水) (2) 発売価格 全席(指定席) 1,000 円(税込) ※書写山円教寺会場については、別途ロープウェイ代必要 (3) 購入方法 プレイガイド(ローソン、ぴあ)、電話、姫路市(文化センター、キャスパホール、 パルナソスホール)及び赤穂市(ハーモニーホール)のホール窓口で直接申し込む。 2 親子ペアチケット (1) パルナソスホール(10 月 18 日(土) 40 組 80 席)及びハーモニーホール(10 月 13 日(月・祝) 80 組 160 席)で実施する。 (2) 往復はがきによる申込みとし、はがき1枚につき1組の親子ペアの申込みとする。 チケット販売 期 間 コンセプト 名称 目的 関連行事 期 間 コンセプト 名称 目的
International Music Festival in Himeji 5 (3) 必ず、保護者(高校生以上。父母でなくとも可)と子ども(小学生又は中学生)の2 人1組での申込みとする。 (4) 入場時にペアの確認をする。 (5) 申込みの締切は 7 月 16 日(水)とする。(消印有効) (6) 申込み多数の場合は抽選とし、抽選結果は返信はがきで通知する。 (7) 往復はがき記入方法 ①パルナソスホール(10 月 18 日(土))を希望する場合 往信[表] 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 姫路市文化交流課「姫路国際音楽祭 係」宛 [裏]申込者の郵便番号、住所、氏名(2 人の氏名と年齢、学年)、電話番号 返信[表]1)申込者の郵便番号、住所、氏名 [裏]白紙 ②ハーモニーホール(10 月 13 日(月・祝))を希望する場合 往信[表] 〒678-0232 赤穂市中広 864 赤穂市文化会館「赤穂国際音楽祭 係」宛 [裏]申込者の郵便番号、住所、氏名(2 人の氏名と年齢、学年)、電話番号 返信[表]1)申込者の郵便番号、住所、氏名 [裏]白紙 (6) 申込み多数の場合は抽選とし、抽選結果は返信はがきで (1) 記者発表及び資料提供 事業計画決定後、市政記者クラブへの記者発表、資料提供 (2) 広報ひめじ、文化情報ひめじ (3) 新聞広告 (4) ケーブルテレビ・ラジオ(FM ゲンキ・ラジオ関西)での告知放送 (5) ちらし・ポスターの作成 ・クラシックコンサートでの挟み込み ・学生団体の定期演奏会等での挟み込み ・県内文化施設等への配付 (6) HP・フェイスブックの活用 (7) アンケート回答者等へのダイレクトメール 音楽祭が広く市民に浸透するように、音楽祭企画・運営(受付、チケット確認、案内、 警備、演奏者の接待、通訳等)等に市民ボランティアの参画を広く募る。 ボランティアは次のような募集を行う。 広報 期 間 コンセプト 名称 目的 ボランティアの募集 期 間 コンセプト 名称 目的
(1) サービスボランティア:コンサート会場での来場者対応等 (2) 通訳ボランティア:出演者のアテンド(英語) ル・ポン2014事業全般にわたる経費に充当する。 ○ポスター、チラシ等への名前の掲載 平成 26 年 7 月 4 日(金)までに申出をいただいた場合、希望によりポスター、チラシ、ホーム ページ及びプログラムに企業名を掲載する。 ○演奏会、レセプションへの招待 区 分 赤 穂 市 姫 路 市 ハーモニーホール 姫路城二の丸 パルナソスホール 書写山 円教寺 レセプション (10/13) (10/14) (10/15) (10/17) (10/18) (10/11) (10/18) 協 賛 招待 4名【注1】 2名【注2】 大口協賛 (6口以上) 招待 4名【注1】 6名【注2】 *1口5万円でお願いする。 【注1】 姫路市及び赤穂市での演奏会のうち、希望する2公演に2名ずつ(計4名)招待する。 【注2】 レセプションに2名(大口協賛は6名)招待する。 ※協賛によるチケットの優先販売は行わない。 ◆姫路国際音楽祭実行委員会または赤穂国際音楽祭実行委員会への寄付とし、各実行委員会が単 独で開催する事業に充当する。 ○プログラムへの芳名の掲載 平成 26 年 7 月 11 日(金)までに申出をいただいた場合、希望によりプログラムに芳名を掲載する。 ○演奏会、レセプションへの招待 区 分 赤 穂 市 姫 路 市 ハーモニーホール 姫路城二の丸 パルナソスホール 書写山 円教寺 レセプション (10/13) (10/14) (10/15) (10/17) (10/18) (10/19) (10/18) 寄 付 招待 2名【注1】【注 2】 大口寄付 (5口以上) 招待 4名【注 3】 2名【注 3】 *1口1万円でお願いする。 協賛金・寄付金の募集 期 間 コンセプト 名称 目的
寄 付 の 特 典
協 賛 の 特 典
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【注 1】姫路国際音楽祭への寄付者は、姫路会場のうち希望する公演に2名招待する。
【注 2】姫路国際音楽祭への寄付者は、姫路会場のうち希望する公演に2枚まで優先販売を行う。 【注 3】大口寄付者は、姫路市、赤穂市での公演のうち希望する2公演に2名ずつ(計4名)及びレセプ
~ アーティスト紹介 ~
●樫本大進 <ヴァイオリン> 79年ロンドン生まれ。96年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボー の両国際音楽コンクールでの1位など、5つの権威ある国際コンクールに て優勝。 これまで、マゼール、小澤征爾、ヤンソンスなどの著名指揮者のもと、 数々のオーケストラと共演を重ねるほか、室内楽においても、クレーメ ル、堤剛、パユなど数々のソリストと共演している。 95年アリオン音楽賞、97年出光音楽賞、モービル音楽賞、98年新日鉄 音楽賞フレッシュアーチスト賞、平成9年度芸術選奨文部大臣新人賞、 11年兵庫県文化賞、チェンジメーカー2011クリエーター部門、ドイツに 於いてはシュタインゲンベルガー賞、ダヴィドフ賞を受賞。 10年、ベルリン・フィル第1コンサートマスターに就任。13年秋、同 オーケストラの本拠地ベルリンでの定期演奏会とそれに続くアジアツ アー(指揮サイモン・ラトル)でソリストを務めた。 また、2010から3年にわたり、ピアノのリフシッツとのベートーヴェ ン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏および録音プロジェクトに取り組 み、その演奏は高い評価を得ている。 使用楽器は1674年製アンドレア・グヮルネリ。 ●ボリス・ブロフツィン <ヴァイオリン> 77 年生まれ。94 年にモスクワ音楽院に入学し、同年ケルン国際コンク ール入賞、98 年にユーディ・メニューン国際コンクールで第1位の栄誉 を得たのち、99 年に首席で当校を卒業した。01 年にエリザベス女王ヴァ オリンコンクールでロイター賞を獲得、02 年にはティボー・ヴァルガ国 際ヴァイオリンコンクールで優勝した。最近はスイス・ロマンド管弦楽 団とともに演奏し、エルサレム室内楽フェスティバルに参加しており、 今後は指揮者ヤクブ・フルシャのサンパウロ交響楽団や指揮者アントニ ー・ヴィトによるワルシャワ交響楽団との公演が予定されており活躍が 期待されている。 ●ニコラ・ドートリクール <ヴァイオリン> 93 年、16 歳の若さでパリ国立音楽院入学。ジャン・ジャック・カン トロフに師事。室内楽をジャン・ムイエールに師事しキンスキー弦楽四 重奏のメンバーとしてプルミエ・プリを得て卒業した。その後、パリ音 楽院大学院に首席で入学し、イッシー・レ・ムリノー音楽院のイザベル・ デュアのもとで音楽理論も学びプルミエ・プリを得て卒業。 98 年、アンリ・ソーゲ国際コンクールにて第1位グランプリを獲得し た他、パークハウス・アフォード、ロドルファ・リピツァー国際コンクInternational Music Festival in Himeji 9 ール、ジアン・バテイスタ・ヴィオッティ国際コンクールでも相次いで 入賞。00 年ナテシクス財団賞受賞。01 年、ヘンリック・ヴィエニャフ スキー国際コンクール、ベルグラード国際コンクールにてファイナリス トとなる。 07 年に、ジェルブロワにおける「Moments Musicaux」の芸術監督に 就任。08 年には、SACEM より「ジョルジュ・エネスコ賞」受賞。使用 楽 器 は 、Le Fond Instrumental Francais か ら 貸 与 さ れ た David Tecchler(Roma 1721)。 ●アミハイ・グロス <ヴィオラ> 79 年イスラエル生まれ。エルサレム弦楽四重奏団の創設メンバー。10 年よりベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者として活躍。ダニエル・バ レンボイム率いるウェスト=イースタン・ディヴァン管やエルサレム響 でも演奏する傍ら、ソリストとしても活躍。イェフィム・ブロンフマン、 エマニュエル・パユ、内田光子、オレグ・マエイセンベルク、ジャニー ヌ・ヤンセン等と共演。また、ヴェルビエ音楽祭、BBC プロムスなど、 世界中のホールや音楽祭で活躍している。使用楽器は 1570 年製のガス パロ・ダ・サロ。持ち主より終身貸与されている。 ●ギャレス・ルベ <ヴィオラ> 76 年南アフリカ生まれ。4 歳の時からピアノとヴァイオリンを学び、9 歳でヨハネスブルグのオーケストラでvウァイオリン奏者としてデビュ ー。その後も国内や地域のコンクールで数々の賞を獲得。ドイツに留学 後、リューベックでバルバラ・ウェストファールに師事し、ヴィオラで 修士号を取得。ヨーロッパ、アバドやダニエル・ハーディングなどの指 揮者と競演しレコーディングも行なっている。また、アンサンブル・ゲ ルバークラングのメンバーとしても活躍し、アンサンブルは BBC をは じめとするヨーロッパの主要ラジオ局の録音を行っている。さらにオー バートーン・シンガーとしても高い評価を受け、世界各地でワークショ ップを開催している。09 年には、「フェリックス・メンデルスゾーン・ バーソロディ」の指導者として活躍。ライプチヒ・ケヴァントハウス管 弦楽団のソロヴィオラ奏者。 ●クラウディオ・ボルケス <チェロ> ペルーとウルグアイ出身の両親を持ちドイツに生まれる。チェロをボ リス・ペルガメンシコフに師事。若年の頃から若い音楽家のためのチャ イコフスキー国際コンクールやロストロポーヴィチ・チェロ・コンクー ルなどで入賞を重ね、95 年ジュネーヴ国際音楽コンクール優勝、00 年 第1 回パブロ・カザルス国際コンクールで第 1 位および最も優れた室内 楽演奏に贈られる特別賞を受賞。カザルスが愛用した「ゴフリラー」を 2 年間貸与される。その後、ソリストとして活動をする傍ら、03 年より
ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学の客員教授、11 年よりシュトゥ ットガルト音楽大学の教授として後進の指導にもあたっている。 これまで、ドレスデン国立歌劇場管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウ ス管、ウィーン響、パリ管、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トー ンハレ管、チェコ・フィルハーモニー管、ボストン響、シカゴ響、フィ ラデルフィア管など数々の名門オーケストラと、バレンボイム、フリュ ーベック・デ・ブルゴス、エッシェンバッハ、マリナー、ペンデレツキ、 ジンマンらの指揮の下で多数共演している。また、プエルト・リコ・カ ザルス音楽祭、シティ・オブ・ロンドン音楽祭、ワルシャワ・ペンデレ ツキ音楽祭、タングルウッド音楽祭や、ギドン・クレーメルが音楽監督 を務めるバーゼル音楽祭(Les Museiques)など世界各地の音楽祭にも 招かれ演奏をしており、指揮者・音楽家・聴衆・批評家たちから高い評 価を得ている。 最近では、数々のCD 録音やテレビ・ラジオ出演に加え、映画での音 楽演奏や、画家など他ジャンルの芸術家とのコラボレーションなど多岐 にわたって才能を発揮し、幅広い活動でも知られている。 使用楽器は、バーデン=ヴュルテンベルク州立銀行から贈られたチェ ロ「G.B.ロゲーリ」。 ●アレクサンダー・チャウ シャン<チェロ> 77 年アルメニア生まれ。7歳よりチェロを始める。メリッサ・フェル プス、オレグ・コーガン、ディビッド・ゲリンガスなどに師事。01 年に ピエール・フルニエ賞受賞、02 年の第 12 回国際チャイコフスキー・コ ンクール第3 位などの 05 年ドイツ音楽コンクール、シュトゥットガル ト国際チェロコン栄冠に輝き、現在最も優れた若手チェリストの1人と して評価されている。ソリストとしては、フィルハーモニア管弦楽団、 スイス・ロマンド管弦楽団、ボストン・ポップス・オーケストラなど世 界中の著名なオーケストラと共演。カーネギーホールでのアルメニア交 響楽団の演奏会でもソリストを努める。日本にはサントリーホールでの コンサートでデビューを果たし、大成功をおさめた。英国、フィンラン ド、フランス、ドイツなど各国の活発なリサイタル活動を行い、キプロ スのファロス国際室内音楽祭やアルメニアのエレヴァン音楽祭の芸術監 督に就任している。ショスタコービッチやワインベルクのソナタを録音、 高い評価を得ている。
International Music Festival in Himeji 11 ●ナビル・シェハタ <コントラバス> 80 年クウェート生まれ。4 歳よりドイツ在住。9 歳でコントラバスを 学ぶ。2003 年難関ミュンヘン国際音楽コンクールにてコントラバス奏者 として初の優勝を飾り、さらに聴衆賞も受賞。同年、ダニエル・バレン ボイムの招きでベルリン国際歌劇場管の首席コントラバス奏者に就任。 翌年にはベルリン・フィルの同ポストに就任。長年にわたりイスラエル とアラブ諸国の共存を理念とするウェスト=イスタン・ディヴァン管の メンバーも務めている。2007 年、ミュンヘン音楽大学の教授に就任。近 年では指揮者としても活躍。 ●カティア・スカナヴィ <ピアノ> モスクワ生まれ。躍動感あふれるピアニズム、色彩豊かな音と繊細な 音楽性で、聴衆、批評家のみならず音楽家仲間も魅了しているピアニス ト。モスクワにて英才教育を受け、12 歳でモスクワ音楽院大ホールにお いてカバレフスキーのピアノ協奏曲第3 番を作曲者の指揮で演奏しデビ ュー。18 歳でロン=ティボー・コンクールで第 3 位および聴衆賞を受賞。 94 年マリア・カラス・コンクールで優勝し、ギリシャ市民権を付与され る。複数のレーベルからCD が発売されている。 ●小菅 優 〈ピアノ〉 93 年よりヨーロッパ在住。卓越したテクニックと美しい音色、瑞々し い感性と深い楽曲理解を併せ持ち、現在ヨーロッパで最も注目を浴びて いる若手ピアニストの一人。これまでベルリン交響楽団、フランクフル ト放送交響楽団、フランス国立放送交響楽団などのオーケストラと、ま た、小澤征爾、ゲルト・アルブレヒト、ルドルフ・バルシャイなどの各 氏と共演。00 年、ドイツ最大の音楽批評紙「フォノ・フォルム」より彼 女のショパンのエチュード全曲録音に5つ星が与えられたほか、02 年新 日鉄音楽賞、04 年アメリカ・ワシントン賞、07 年出光音楽賞など受賞 多数。05/06 シーズンにはニューヨークのカーネギーホールでリサイタ ルを行い、高い評価を得た。10 年7月ザルツブルク音楽祭にて急遽ポゴ レリッチの代理としてフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮、カメラータ・ザ ルツブルグと共演し、絶賛を博した。8 月にはサイトウキネン・フェス ティバルにてソリストとして出演した。室内楽にも積極的に取り組んで おり、カール・ライスター、ポール・メイエ、樫本大進、庄司紗矢香、 佐藤俊介、アントワン・タメスティ、川崎雅夫らと共演するなど、着実 に活躍の場を広げている。 ●ヴェンツェル・フックス <クラリネット> オーストリアのインスブルック生まれ。名門音楽一家に生まれ、子 供の頃からすでに様々な管楽アンサンブルでクラリネットを吹いて きた。ウィーン音楽大学で学び、オーストリア科学芸術省賞を受賞。 この頃、フックスは代役メンバーとしてウィーン・フィルで演奏する
機会を得ている。 ウィーン・フォルクスオーパーの首席クラリネット奏者、オースト リア放送(ORF)交響楽団の首席クラリネット奏者を歴任し、93 年にベ ルリン・フィル首席クラリネット奏者に就任。ベルリン・フィルの活 動に加えて、ソリスト及び室内楽奏者としても活躍しており、ベルリ ン・フィルハーモニー管楽アンサンブル、ベルリン・フィル木管ソロ イスツ、ベルリン・フィル八重奏団、フィルハーモニック・フレンズ・ オブ・ウィーン=ベルリン等で演奏している。 ベルリン・フィルのオーケストラ・アカデミーで教えるほか、ハン ス・アイスラー音楽大学ベルリンで教授(08 年 10 月より)、日本の 東京芸術大学及びくらしき作陽大学の客員教授、上海音楽院の名誉教 授を務め、世界中でマスタークラスを行っている。 ●ラデク・バボラーク <ホルン> 76 年チェコ生まれ。8 歳よりホルンを学び、プラハ音楽院でティルシャルに 師事し頭角を現す。94 年難関として知られるミュンヘン国際コンクールで優 勝、世界の注目を集める。これまでチェコ・フィル、ミュンヘン・フィル等のソロ・ ホルン奏者を歴任し、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管をはじめ世界 のオーケストラにも参加。ソリストとしても木管五重奏団アフラートゥス・クインテ ットをはじめ様々な室内活動を続けている。 ●ブルーノ・シュナイダー <ホルン> スイス(ローザンヌ)生まれ。9 歳からホルンを学ぶ。79 年からチューリッヒ・ト ーンハレ管のソロ・ホルン奏者、86 年から 93 年までバイエルン放響及びスイ ス・ロマンド管のソロ・ホルン奏者を務める。03 年からクラウディオ・アバド率い るルツェルン音楽祭管のソロ・ホルン奏者として活動。97 年よりジュネーブ音 楽大学及びフライブルグ音楽大学で教鞭を取っている。ラ・ショー=ド=フォン におけるホルン・アカデミー及びスイス・ホルン協会の創始者でもあり、国際ホ ルン協会の副会長をつとめている。