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第48回葛飾区都市計画審議会会議録

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(1)

3  出 席 者 (◎会長、○会長職務代理)

出欠

出 臨時 委員

出   木 下 憲 明

4  議   題

東 京 消 防 庁 本 田 消 防 署 長 公 益 社 団 法 人 東 京 都 宅 地 建 物 取 引 業 協 会飾 区 支 部 長   荒 岡 正 則

  守 屋 正 巳

吉田街づくり推進課長 齋藤建築課長、安井産業経済課長、杉谷密集地域整備担当課長

      四丁目地区防災街区整備地区計画の決定について(飾区決定) 1)議案第108号 東京都市計画生産緑地地区の変更について(飾区決定)

2)議案第109号 東京都市計画防災街区整備地区計画堀切二丁目周辺及び

事務局出席者 深井政策経営部長 駒井地域振興部長 栁澤都市整備部長 杉本都市施設担当部長  小林政策企画課長 関口街づくり調整課長 泉山街づくり計画担当課長

 飾 区 議 会 議 員

  上 原 ゆみえ

  おりかさ 明実

  米 山 真 吾 区

議 会 議 員

〃 〃

機関 関係 職行 員政

明 治大学大学院 政治経 済学研究科 特任教 授

秋 田 典 子

  藤 井 雅 弘 警 視 庁 亀 有 警 察 署 長   宇佐美 貴 士 一 般 社 団 法 人 東 京 都 建 築 士 事 務 所 協 会飾 支 部 長

  小 倉 秀 夫  飾 弁 護 士 倶 楽 部

  筒 井 たかひさ

〃 学

識 経 験 者

千 葉 大 学 大 学 院 園 芸 学 研 究 科 准 教 授

 ○ 長  裕 二

  大 塚 順 彦 元  飾 区 都 市 計 画 部 長  ◎中 林 一 樹

第48回飾区都市計画審議会会議録

1  日  時   平成27年12月21日(月)  午後3時から

2  会  場   区役所701・702会議室

氏   名 職     名

元 東 京 都 都 市 計 画 局 長

都 市 計 画 審 議 会 委 員

 飾 区 農 業 委 員 会 会 長

(2)

続きまして、区議会議員の○○議員が辞任されました。後任に○○委員が就任いただくことにな をご紹介いたします。

事務局:

りましたので、ご紹介いたします。

事務局: 事務局から連絡事項ありましたら、お願いいたします。 それでは、定刻となりましたので、開催したいと思います。

委員:

今回、前回の都市計画審議会以降に委員の変更がございました。お手元に配布してございます審 議会委員名簿をごらんいただきたいと思います。

区議会議員であります○○議員が辞任され、新たに委員にご就任いただくことになりました委員 初めに、秋田委員、藤井委員から欠席の連絡が入ってございますので、ご報告をいたします。

事務局: 本日の審議会でございますけれども、出席委員は小倉委員を含めて13名で、定数15名の半数 また、○○委員におかれましては、若干遅れるというご連絡をいただいております。

以上でございます。

○○でございます。よろしくお願いします。 区議会議員選出の○○委員でございます。 会長:

を超えておりますので、議事定数に達しております。

なお、本日、傍聴希望者が1名見えておりますので、お知らせいたします。

会長: それでは、本審議会は、運営規則第8条により公開するとなっておりますので、傍聴者を入場さ せたいと思いますが、よろしいでしょうか。

それでは、傍聴者の入場をお願いします。 (「異議なし」との声あり)

粛にお願いいたします。

それでは、区長よりご挨拶をいただきたいと思います。 (傍聴者入場)

傍聴者の皆様に一言申し上げます。

会議の傍聴に当たりましては、会議の公開に関する要綱に基づき、会議の妨げにならないよう静

区長: どうも皆さん、こんにちは。

まちづくりは大変時間のかかることではありますけれども、法的な整備はもちろんですけれども、 に○○委員、○○委員にはよろしくお願いを申し上げます。

お忙しい中、都市計画審議会出席をいただきました。本当にありがとうございます。また、新た

と取り組んでいくことが必要でございます。そうすることで、特に飾区は災害には課題の多い それぞれの地域の皆さんや地権者の皆さんと連携をしながら、協働をして、力を合わせて、着々 ○○でございます。よろしくお願いいたします。

委員:

ただいま紹介されました○○です。よろしくお願いします。 委員:

本日の付議案件に生産緑地地区の変更がございますので、飾区都市計画審議会条例第6条に基 事務局:

(3)

す。

それでは、最初に議題第108号につきまして、街づくり調整課長よりご説明をお願いいたしま

事務局: それでは、議案第108号、生産緑地地区の変更につきましてご説明を申し上げます。

から196カ所に変更となります。今回の変更は、平成26年7月から平成27年7月までに買 今回の変更によりまして、生産緑地の面積は約26.91haとなります。これまでが27.9 第48回飾区都市計画審議会資料という横長の資料でご説明をさせていただきます。本資料の

生産緑地面積の変更でございます。 お願いします。

会長: ここで、区長は答申を受ける立場でございますので、退席させていただくことをご了承願います。 ことについても、非常に重要な案件でございますので、忌憚のないご意見をいただきまして、ま とめていただきますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。よろしくお願い 計画審議会委員として、一生懸命取り組んでいただけたらというふうに思いますので、よろしく うしたことに向けて、これからも私たちも一生懸命頑張ってまいります。ぜひ、皆様方にも都市

(区長退席)

今日は2件ございまして、1件が生産緑地地区の変更についてでございます。もう1件が堀切で すけれども、二丁目と四丁目の防災街区整備地区計画でございます。生産緑地もそれから防災の

します。

地域でもございます。いろんな意味で、まちづくりを着実に進めていかなければなりません。そ

会長: 本日の議題につきまして、事務局より朗読をお願いいたします。

計画の決定についての3点につきましては、配布済みでございます。

また、配布資料といたしまして、第48回飾区都市計画審議会資料等、資料1、生産緑地地区 事務局: 第48回飾区都市計画審議会、議題でございます。

1)といたしまして、議案第108号、東京都市計画生産緑地地区の変更について(飾区決定)。

また、飾区都市計画審議会名簿を議場で配布させていただきました。 区整備地区計画の決定について(飾区決定)でございます。

の変更について、現況写真、資料2、東京都市計画堀切二丁目周辺及び四丁目防災街区整備地区 2)議案第109号、東京都市計画防災街区整備地区計画堀切二丁目周辺及び四丁目地区防災街

ただいま事務局より朗読がありましたとおり、本日ご審議をお願いいたしますのは、議案第10 説明は以上でございます。

会長: ありがとうございました。

辺及び四丁目地区防災街区整備地区計画の決定についてでございます。

8号、東京都市計画生産緑地地区の変更について、議案第109号、東京都市計画堀切二丁目周

7haでございますので、約1.06haの減となります。箇所数につきましては、204カ所 さらに、机上のほうに都市計画マスタープランを1部配布させていただいてございます。申し訳 ございませんが、これにつきましては会議終了後、その場で置いていただければと思いますので よろしくお願いいたします。

(4)

て、これにより、左側が500㎡以下になってしまったことから解除をされるというものでござ なお、3ページの一番上にございます指定番号の83番につきましては、一部削除する箇所が3

をするものでございます。

います。それでは、次に今後の計画、今後の予定でございます。12ページをごらんいただきた 伴う生産緑地指定要件面積を欠くことによる削除でございます。

います。7ページの左上の方、地図上補助259と書いてございますが、その下に83という指

所に分かれてございます。今回この真ん中の黒のところが解除されるために、上下が分断され、

10月13日に東京都への協議済みでございます。11月27日から12月11日まで、案の公 す。

同一のものではなくなるということから、下の生産緑地について、83から251に番号の変更

側、かぎ型になってございますが、右側の農地が今回削除の申し出があったところでございまし この削除する理由といたしましては、主たる農業従事者の死亡または故障によるものと、それに

本日は、臨時委員として○○委員に出席していただいておりますけれども、農業委員会として何 かご意見なりコメントありましたら、お願いしたいと思いますが。

説明のほうは以上でございます。よろしくお願いいたします。 会長: ありがとうございました。事務局からの説明は以上でございます。

こちらが、今回解除する箇所の現況写真でございます。ごらんのとおり、既に転用されている土 地ですとか未耕作地が主なものとなってございます。

最後に、別添でございますが、資料の1をごらんいただきたいと思います。

方の方から買い取り申し出があり、残りの面積が約430㎡となってしまい、指定基準面積の5

また、面積要件で削除になったところにつきましては、その右下、97の場所でございます。左

告縦覧をいたしました。縦覧をした方及び意見についてはございませんでした。本日の都市計画 今回の生産緑地を変更する計画図につきましては、恐れ入ります、6ページ以降に表示してござ 00㎡に満たなくなったため、解除されるものでございます。

予定でございます。

定番号がございます。ここが図のとおり、グレーのところと黒と斜線で網かけしたところと3カ

審議会でございますが、この議案が議決されましたなら、平成28年1月上旬に決定告示をする いと思います。

所有と390㎡の2人の所有農地を一団の生産緑地として指定してございました。このたび、一 各生産緑地の変更につきましては、2ページ、3ページの新旧対照表のとおりでございます。

カ所ある生産緑地の一部であり、この削除により残地農地が分断され、一団とならなくなったた め、一部を83番の指定から251番に番号変更するものでございます。

また、買い取り申し出に伴う面積要件の欠如案件は、ナンバー97番でございます。430㎡の のみを行う位置及び区域に記載のとおりでございます。また、2ページを開いていただきますと、 この欄の集計で、削除の箇所は12カ所、地区の全部箇所が9カ所、一部削除が3カ所となりま い取り申し出があった土地に伴う生産緑地の変更でございます。

(5)

でしょうか。

それでは、ほかにございませんようでしたら、この辺でお諮りさせていただきたいと思います。 ここは事業がいつになるかわからないということで、今現在は買い取りしないということでござ

ほかにはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。 います。

事務局: いえ、施行主につきましては、今、区でございます。 会長: 区ですか。わかりました。

都市計画その他で使う場合には、先行取得するというような仕組みはあるんですけれども。ただ、

(「はい」との声あり)

事務局: まだ、ここにつきましては事業化が先ということもございまして、これにつきましては、会長の おっしゃるとおり、今回の取得は見合わせるということになりました。

会長: 補助261号といったら、事業化する場合には都の施工の事業になるのでしょうか。

るということ。将来、これは現道のない都市計画道路ですから、道路整備が進むとしたら、その ときは改めて道路用地としての買収その他を行っていく、そういう扱いで、今回は行政としてリ ザーブするというか、都市計画用地として確保するということはしないということでよろしいの これは区の方にお伺いしたほうがいいかと思うのですが。6ページの地図の真ん中に127番と いうのがありますが、これは補助261号の都市計画道路に3分の1ぐらいかかっている土地で すけれども、今回解除によって、一応都市計画道路にかぶさっているんだけども、一般解除にな 会長: ありがとうございます。

それでは、本件につきまして、審議をお願いしたいと思います。ご意見あるいはご質問等ござい ましたら、受けてまいりたいと思いますが、いかがでしょうか。

ほしいというのが希望でございます。

ほかに何かご質問あれば、幾らでもお受けしたいと思いますけど、大体そういうところでござい ます。よろしくお願いします。

しくまた出てくると思います。その中で、その面積要件なんかもなるべく残す方向にしようとい ったことで、下げる方向で検討はしているようです。我々としてもそういうところを要望してい るわけでございますけど、なかなかこれもどうなるかといったら、それはまだ未知数の状態でご ざいます。そういうことでしようがないのかなというのが本心で、本来であればなるべく残って 皆さんもお気づきだと思いますけど、今度の都市計画基本法という形が、来年の4月1日から新 ということ。自分の都合じゃなくて他人の都合によって、解除となるリスクあるところなので、 その辺はもう少し、本来ですと両方で考えるべきなのかなと思います。どこかいいところでもあ それと一部、片方が解除されて、片方は強制解除ということで、面積要件のもとで、両方で80 削除という形でお願い出ていると思います。

0㎡ぐらいあったのが、片方は解除になったおかげで、片方が500㎡の条件を満たなくなった

ったのかなと思いますけど、そういう形で解除になってしまう。

(6)

けれども、10月、11月ということで、密集事業の導入にあわせまして、この地区計画につい それでは、ここで臨時委員の○○委員が退席となります。どうもありがとうございました。

ても全体説明会ということで開催をさせていただきました。

そして、今年度についてでございますけれども、今年度は国の密集事業導入をいただきまして、 そして、都市計画の手続といたしましては、地区計画の地区計画素案説明会、これを8月に開催 25年から26年にかけまして計17回、延べ327名の方にご参加を賜りまして、各テーマご とに細かい内容について詰めの作業をしてまいりました。

加えまして、この内容につきまして、10月からは各町会にも回らせていただきまして、この密 集事業、地区計画、そして不燃化特区の説明をさせていただきまして、昨年の10月になります テーマに合わせまして説明をしてまいりました。下の欄にございます、4ページにございますが、 足をいたしまして、21年には堀切地区の将来図を示しますまちづくり構想が策定をされ、区に 提案がされました。その後、さらにそれを具体化していこうということで、二丁目及び四丁目地 区で整備構想案の検討が進められてまいりました。23年から24年にかけて、大変積極的に検 16年に京成本線の荒川橋梁の架け替え事業が発表となりました。これを受けまして、平成の1 8年に、関係8町会、また6商店街、また公募の方々で構成されますまちづくり推進協議会が発

1枚送っていただきますと、その後、区への整備構想を受けまして、区では、区が主催をいたし ます地区計画並びに密集事業に対する検討会ということで、二丁目周辺、四丁目地区で、各検討 つきまして、ご説明を申し上げます。

具体的な内容につきましては、お手元のほうに都計審資料のナンバー2ということで、カラー刷 りのパワーポイントと同じ資料がございますので、こちらと見比べていただきながら、説明をさ

討が進められてまいりました。 せていただければと思います。

まず、堀切地区のまちづくりの検討経緯でございますけれども、こちらにつきましては、平成の 答申することといたします。

それでは、議案109号、東京都市計画堀切二丁目周辺及び四丁目地区防災街区整備地区計画に (○○委員退席)

東京都市計画生産緑地地区の変更の審議については、以上にさせていただきます。

会長: それでは、次に、議案の第109号、東京都市計画堀切二丁目周辺及び四丁目地区防災街区整備 地区計画の決定について、街づくり推進課長より説明をお願いいたします。

議案第108号、東京都市計画生産緑地地区の変更について、賛成の方は挙手をお願いいたしま

(賛成者挙手) 全員賛成と認めます。

それでは、議案第108号につきましては、本審議会において原案のとおり議決した旨、区長に す。

事務局: 街づくり推進課長の吉田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

(7)

また、東京都の防災都市づくり推進計画におきましても、この立石、四つ木、堀切地域におきま

げましたとおり、右手の方には、密集事業とございますけれども、この地区の中で、特に期限を をしていこうというような提案もいただいているところでございます。

にございます黄色の路線1、路線2とございますけれども、リング道路を、これが6m足りない ところもございますので、そこを拡幅してネットワークをつないでいこうという構想をいただい

決めて重点的に整備していくような道路、公園等につきましては、この国の密集事業を活用して そこで、この地区のまちづくりの進め方についてでございますけれども、先ほどもお話し申し上 に重要でございますので、建物の耐震化、不燃化を促進していこうということがあげられており ます。また、この地域に大変公園が少ないということもありまして、一番下には、公園、広場の 整備方針ということで、場合によっては、公園のすぐ隣接地が出た場合には、そこも含めて拡張

同じく、四丁目地区についても、同様の整備方針をいただいているところでございます。 ております。また、建物の方針につきましては、やはり全体が燃え広がらないということが非常 この防災道路については、堀切地区については、水路を埋め立てて、ある程度幅員のある道路も ございますので、そうしたところをうまくつないで防災道路をつくろうということで、この左下 目のこの整備構想でございますけれども、24年に提案をいただきました。3部構成になってご ざいまして、21年のまちづくり構想をさらに具体的に実現をしていこうということで、道路、 建物、公園ということで、方針がまとめられております。

いて、この防災活動困難区域というのを示してございます。下にもございますが、消防車が通る

ざいます。こうしたことを受けまして、さらに地域の方々でお集まりいただきまして、堀切二丁 避難路となる防災道路が少ない、また、地震や火災に強い建物が少ない、災害時の逃げ場となる 活動の場所となる公園が少ないなど、防災まちづくりの必要性が高いという調査結果になってご わせたまちづくりと、この3本柱の方針を立てました。

そして、この構想の提案を受けまして、飾区におきましても、防災の広域調査を実施いたして おります。22年になりますけれども、この赤色の部分が老朽木造の建物でございます。そして このブルーのところが消防活動困難区域ということで、6mの通りから140m以遠の場所につ 「誰もが堀切の魅力を楽しみ、住み続けられるまちづくり」をまちづくりの合言葉、理念といた しまして、右手にございますが、防災のまちづくり、地域活性化のまちづくり、そして鉄道に合 あるランクの5になっておりまして、そして、ワーストのほうから数えても110位から75位 ということになってございます。この堀切二丁目、四丁目地区についての危険度は区内でも特に

しては、整備地域ということで、震災時の甚大な被害が想定されており、防災まちづくりを早急 に展開することが課題となってございます。

ども、大変防災上も脆弱な地区でございまして、25年の地域危険度調査によりましても、総合 危険度がアップをいたしております。これは災害の活動のしやすさ、災害時の活動困難度という ものも指標の中で入れられたということもございますけれども、二丁目においては、一番危険で

そこで、地元の方々は、平成21年になりますけれども、まずまちの将来図を示すということで、 高く、この改善が求められている地区でございます。

(8)

まず、ルールの1といたしまして、建物の構造に関する防火上の規制でございます。こちらにつ ことで触れられている地区でございますので、こうしたことから事前に取り組むということを地 区計画の目標と定めさせていただいております。

建替えの具体的なルールについては、六つほどございます。具体的には、次ページをお開きいた だきたいと思います。

備えたまちづくりを事前から取り組むことで、下町特有の風情の継承と防災性の向上の両立に 留意しながら住まいの更新を進め、堀切に住みたい人が住み続けられる未来の実現を目指す。と いうことで、こちらについてはマスタープランの中にも、早くから震災復興のまちづくりという す。本地区については、水路跡や路地などで構成される既存の骨格を形成する街路空間や街並み の魅力を生かしながら、京成本線荒川橋梁の架け替え事業などを進め、さらに地区連携して主要 な生活道路の整備、避難ルートの確保、建物の不燃化の促進などを進め、さらに、地区全体が災 害復興まちづくり方針における基盤整備型復興地区として位置づけられていることから、災害に 込んでいるところでございます。

そこで、本題になりますけれども、地区計画案の内容についてでございます。

地区計画のまず目標についてでございますけれども、21ページにこの目標像が載ってございま は、まだ特定の場所ということにはまいりませんので、国の密集事業の中で、全体の地区面積の 3%に当たりますけれども、0.7haを整備していこうということをこの密集事業の中に盛り こちらが密集事業の整備計画でございますけれども、今回地区計画で指定をいたしますところが、 この実線の事業で位置づける整備路線でございます。こちらについては、地区計画で位置づけて、 そして密集事業で買収させていただくということを想定いたしております。また、公園について そういうことで、この国の密集事業を使いまして、公園についても整備をしていこうというもの でございます。また、道路と道路の交差部については、ポケットパークというような形での整備 も予定をいたしているところでございます。

して、そして耐震化、あるいは不燃化もしていくというようなところについて、共同建替え、協 調建替えを行う場合の支援というものも、この密集事業の中の一つの取り組みとして入れてござ います。また、公園、広場はこの面積、この地区については足りないということでございます。 うことで、その部分の拡幅について、区として用地買収等を行っていくということで、この国の 補助事業を使って、道路の拡幅整備を予定いたしているところでございます。

また、建物、接道状況が余りよくないというところもございます。何軒か集まって共同建替えを ります。四つ木地区、東四つ木地区、東立石地区に次いで4地区目でございます。全体で68. 5haということでございます。

この中で、密集事業の取り組みでございますけれども、まずは6mの防災道路を整備しようとい くという環境にしていこうということで、そのルール決めをこの地区計画で長期的なまちづくり として加えております。

(9)

に、準耐火以上の建物に建替えを行うというケースにつきましては、最長5年間、10割の減免 が受けられるという制度でございます。

さらに、区といたしましては、この不燃化特区を、さらに地域全体の不燃化を進めていこうとい うことで、耐震助成制度の上乗せというのも行っておりまして、この地域においては助成額を6 密地域不燃化10年プロジェクトの中に位置づけられた地区でございます。こちらに指定をされ ますと、老朽木造家屋の取り壊しをして更地にした場合、そこで収益事業等をあげていただくと できないのですが、最長5年間、住宅が建っているのと同じ並みの税金に減額をするというもの です。そういうことで非常に老朽建物をなくしていこうというものでございます。また、この際 てはフェンスまたは生垣に改善をしていただきたいと。また、ブロック塀を積む場合については、 60cm以下に抑えていただくというような制限でございます。

これとあわせまして、この地区につきましては、26年度から不燃化特区制度というものを導入 させていただいております。こちらは東京都で実施いたしているものでございますけれども、木 ありますけれども、それを意匠の制限の中に入れさせていただいております。

次に、ルールの7番といたしまして、垣または柵の構造の制限でございます。こちらについては、 大規模な震災時にブロック塀が倒壊をするという危険性を考慮いたしまして、ブロック塀につい ているというところについては、このまま建替えは継続してできることになりますので、新たに 分割する場合について、こういう制限を入れていこうというものでございます。

そして、ルールの6といたしまして、建物の形態、意匠の制限でございます。こちらについては、

的には原色の余り奇抜なものはお控えいただきたいということで、ちょっと精神論的なところも ルールの5といたしまして、敷地の最低限度ということでございます。こちらは非常に細分化が 進んできているところでございますけれども、これ以上の密集を防ごうということで、最低限6 6㎡以上の敷地に確保しようというものでございます。ただし、もう既に66㎡未満で家が建っ

周りの住環境にふさわしい落ちついた色合いにしていただくということを入れております。基本 しているところでございます。

ので先ほどの密集事業で協力いただいている場合がほとんどかと存じますけれども、場合によっ ては、その民地のまま、そこをセットバックするというケースも考えられますので、そうしたケ ースについては、壁面の後退の部分について、工作物を置かないようにということで制限をいた 力をいただくということで、道路中心線から両側3mの壁面の位置の制限をいたしております。 これが具体的にその部分でございます。黄色の部分でございます。

ルールの4といたしまして、壁面の後退区域における工作物の設置の制限ということで、この主 要な道路につきましては、災害時の消防活動の空間を確保していただくということでございます 禁止、こちらを用途の制限として入れさせていただいております。

また、壁面の位置の制限についてでございますけれども、こちらについては、先ほど密集事業の 主要事業で入れましたところを、地区施設として位置づけをいたしております。6mについて協 いては、まち全体の不燃化を進めるという意味から、火災に強い準耐火以上の建物に建替えをお 願いするということを原則といたしております。

(10)

会長:

きましては、丸ポチの2番目に、今回から災害時の活動のしやすさ、災害時活動困難度というの が新たに設定をされました。例えば道路、6mの道路が途中で欠けてしまっているとか、ネット ワークが欠けてしまっているとその活動がしにくくなるということで、そういった面がこの地区 事務局: ただいまご質問ございました、5ページの地域危険度測定調査の結果でございます。こちらにつ 説明について幾つかお伺いしたいので、その辺を事務局のほうで答えていただければと思うので すが。まず、5ページのところで、危険度ランクが二丁目がこの間4から5に上がっていますけ れども、これはどうして上がったのか、その理由をちょっと教えていただきたいんですけれども。 ら承りたいと思いますが、いかがでしょうか。

これ、今日、地区計画で決定するということだと思うのですけれども、それについては私どもは 委員:

会長: どうぞ。

反対するんですけれども、その点についてちょっと後で述べたいと思いますけれど。まず、今の こちらの審議会資料のほうは、今の説明と重複するということでよろしいでしょうか。

計画についての説明がございました。本件につきまして、ご質問あるいはご意見等ございました 会長: それでは、議題の109号についての、この堀切二丁目周辺及び四丁目地区の防災街区整備地区

はい、そのとおりです。 事務局:

安全なまちづくりの実現ができますよう進めてまいる所存でございます。

願い申し上げます。

以上が、堀切二丁目周辺及び四丁目地区防災街区整備地区計画の説明でございます。よろしくお 画の素案説明会を実施させていただきました。その後、10月に地区計画の原案説明会、そして、

ということで都市計画案の公告縦覧をいたしまして、原案及び案の公告に対しまして特に意見書 10月の6日から21日にかけて原案の公告縦覧、そして、11月の27日から12月の11日 今後のスケジュールといいますか経緯でございますけれども、先ほどもご案内申し上げましたが、

いうのは昨年度やらせていただきましたけれども、今年度に入りましてから、まず8月に地区計 昨年の10月から11月にかけて密集事業の導入にあわせて密集事業と地区計画の全体説明会と 促進、老朽建物の除却ということをメインに行っております。そして27年度、今年度からは国 の密集事業をいただきまして、防災道路、また公園、広場の整備、そして、共同建替えの促進と いうことを行っていこうというものでございます。そして、今回ご審議賜りまして決定いたしま

して、長期的なまちづくりをこれで実現していこうと、こういうものでございます。

すれば、この地区計画によりまして、地域の実情に合った建替えのルートを定めることによりま 一緒に説明をいたしているところでございます。

そこで、この堀切のまちづくりでございますけれども、整理をさせていただきますと26年度か ら、先ほどご説明いたしました不燃化特区を導入させていただきまして、まずは建物の不燃化の 分の5に上げて、限度額も200万ということにさせていただいております。また、除去費用に ついても、50万円が限度でございますけれども、2分の1助成をするという制度がございます。 そういことで、この制度につきましてはオリンピックの年、32年度までにという時限的な制度 でございますので、ぜひご活用いただいて、この不燃化にご協力をいただきたいということで、

(11)

上は、大丈夫です。 事務局:

すみません。大変図がわかりづらくて誠に申しわけございません。この25ページの中心線から

に解釈していいですかね。 会長: どうぞ。

基本的には6m以上とっていただくということですので、6mとれていれば基本的には地区計画 会長: どうぞ。

ットバックしなさいよ。6mとれているところは敷地いっぱいまでいいですよと、そういうふう は拡幅整備をお願いしたいと、こういうことでございます。

委員: 6mとれていないっていうと、例えば5mとかいうところがあると、そうすると50cmずつセ 会長: どうぞ。

事務局: 現状いろんな道路がございますけれども、基本的にはその6mとれていないところは6mとって いただいて、そこが壁面の位置ということになります。今回、そのとれていないところについて 会長: どうぞ。

委員: そうすると、25ページについては敷地いっぱいまで建物を建ててもいいというふうな解釈でよ ろしいんですか。

るよ」という方については、ここに工作物を置かないようにということで、そういった内容がご ざいます。ちょっとすき間があいているように見えるので誠に恐縮なんですけれども、そういっ たものでございます。

それぞれ3m、3mまで壁面をバックしてくださいと。

先ほどの、これは事業ですけれども、密集事業で用地買収したりする場合には、この後ろをごら んいただきますと、27ページは基本的には、この壁面後退の部分というのは道路になりますの で、何か工作物を置くということはないんですけれども、ただ「民地のままで、道路空間はあけ 両側にそれぞれ3m、3m、そこの位置が壁面の位置ということになります。これは下で示しま すこの黄色のところ、この地区施設でも地区防災施設に該当している道路についてはこの6m、 出ていますけれど、その部分がどのくらいの何cmとか何mとかなるのか指定がないんですけれ ど、その辺をちょっと教えていただきたいのです。

会長: どうぞ。 事務局:

いるわけですよね。そうするとこの横のすき間っていうのは、3mにはならないんですけれど、 これはどういうことなのか。その次のページに行っても、壁面後退部分というのがアイボリーで おります。

どうぞ。 会長:

うになっているんですが、この絵だとちょっとよくわからないんですけど、道路が6mになって 委員: もう一つ聞きたいのですけれど。25ページで、道路の中心から壁面までの3mとするというふ は大変多いものですから、そういうことを受けてランクが上がったというふうに解釈をいたして

どうぞ。 会長:

(12)

事務局: 先ほどご説明を申し上げましたけれども、何%というより、全権利者の方々にお知らせをして、 ふうにその権利の内容が制限されるのか、密に説明しなければいけないと思うんですけれど、そ ういう点でその地権者に対して、何%の方に説明をされたのか教えていただきたいと思います。 会長: どうぞ。

て「これしか建物が建てられませんよ。こういう規制を受けますよ。」ということなので、町会 の回覧板で回したり、町会に説明したから済んだっていうものじゃないと思うのですよ。個人の 土地の権利にかかわる問題ですから、そういう点ではその権利を持っている方たちに、どういう についてニュースを発行し、全戸に配布をいたしておるということで、計画の周知にも努めてい るところでございます。以上でございます。

会長: どうぞ。

委員: これだけやってきたって言いたいんでしょうけれども、地区計画っていうのは個人の土地に対し うな内容になりますので、昨年の10月と11月にまた同じように地区内の権利者の方に、ある

ました。加えて、原案ができてからは、この8月に全体の権利者の方、また地区外の権利者の方 を集めて素案説明会を実施いたしております。また、原案説明会も10月に同じように説明会を 実施いたしております。それ以外に、このまちづくりについては計25回、その検討状況の進捗 いは地区外の権利者にもご郵送をかけて、そして全体の説明会っていうのを開催させていただき そして、全体住民への説明ですけれども、先ほどきめ細かくというお話もございまして、私ども ではこの検討会以降、各町会に回らせていただいて、各町会にも個別に、出前ということで4ペ ージにございますけれども、10月の6日から10月の26日ということで具体的な内容につい てご説明にあがりました。加えて、この地区計画の前の段階ですけれども、密集事業でも同じよ 周辺、四丁目周辺のこの検討会を開催するに当たりましては、地区内の権利者またその地区外の 権利者にも郵送で参加を求めて、そして計17回分、検討会を進めさせていただいたという経緯 がございます。ですので、皆さんと一緒にこれをつくってきたというのが一つございます。 そういう点でちょっと1点聞きたいんですけれど、ここに説明会を縷々やってきてそこに何人参 うふうにしていくのかっていう形で決めていくことを想定にされているわけなんですよね。今回 68.5haという膨大な地域に網をかけて、それを地区計画でやるということ自体が非常に無

どうぞ、事務局。

事務局: これを作成するまでに、21年からいろんな経緯があったことはご案内のとおりでございます。 理がある思うんですけれども。それ以前に、やっぱりこの地区計画の中身をきちんと周知しなき ゃいけないと思うんですよ。

それで、なぜ反対するかっていう理由なんですけど、主な反対の理由は、やっぱりこの地区計画 が本来はもっと狭い範囲で、顔の見える範囲の人たちが、自分たちの住んでいるところをどうい

加したとか書いてあるんですけれど、それは法律では規制されないようなまだ計画だったわけで、 地区計画っていうともう建替えのときに規制されるわけですよね。そういうふうに、原案ができ てからどれだけの方に説明したのか、ちょっとそれを教えていただければと思うのですが。 会長:

(13)

事務局: 今回の防災地区計画でございますけれども、これまでも説明会ですとかニュース等配布によりま

して、個々の地権者の方々にできるだけお知らせをしてきたところでございます。

今委員のおっしゃったように、個別にそれぞれでお会いをして話すというものにはやはり限界が をかけて、説明も十分せずに地権者の権利を一方的に侵害するというような形になるやり方は、

中身の問題でなくてやり方の問題として、賛成できませんというふうに申し上げておきたいと思

会長: どうぞ。 います。

て、地権者の方から、我々の権利が侵害されるんだっていうことで言ってもらうしかないのです

けれど。そういうことで、私たちはこういうやり方、地区計画を悪用して、それで広い地域に網 別で違ってくるっていうのは、さっきの質問でもわかったんですけれど、そうするとやっぱり個

別の問題になってくるんですよ、一人一人の方がこの地区計画でどういう制限がされるのかと。

そうすると一般的な説明では済まないと思うのですね。こういう議論はさんざんもうやりました

から、区の方が変えないっていうのであれば、やっぱりもう地権者の方にそういうことを知らせ どうぞ。

委員: どうやら私の言っているような説明は、区の方ではする気がないというふうにしか聞こえないの

ですよね。先ほど質問しましたけれど、道路からどれだけ壁面を離せばいいのかっていうのも個

会長:

決定といいますか、地区計画の原案を策定するに当たっても、先ほど申し上げましたとおり、各

全権利者の方に通知をして、そして呼びかけも行ってまいりました。また、町会にも、内容につ

いて出前で恐縮でございますけれども説明をさせていただいたり、あらゆる機会を通じて、周知

には、全力を尽くしてまいったというふうに思っておるところでございます。

ことで、この21年から地域の方々と一緒に取り組んでまいりました。そして、この地区計画の

会長:

れば、やっぱり実際に建替えのときになって、「あなたのところ、これ同じ建物は建ちませんよ

。」っていうことになっちゃうわけでしょう。そこで問題に初めてなってくるわけだから、やっ

ですかね。

どうぞ。

説明っていうのはやっぱり権利にかかわることですから、一方通行で知らせたからいいんだよっ

会長:

事務局: 委員がおっしゃられるように、私どももそういったことで、きめ細かくやっていくべきだという ていうものじゃないんです。やっぱり「説明をして納得しましたよ。」という方が大多数になら

なければ、大多数って言っていいのかそれも問題なんですけれど、一人一人の方が理解されなけ 周知に関しましてはそうした形で説明会でやっているものと、加えて地区内の各戸に対しては、

先ほど申し上げました各検討状況に応じて、その都度ニュースを計25回発行して、周知をして

きているというところでございます。

どうぞ

ぱりそこのところは、説明はきちっとすべきだというふうに思うんですけれども、そうじゃない

委員:

そして、この原案の説明会あるいは素案説明会、そして全体の説明会っていうのをやってきてご

説明しています。わかりやすく説明するようにということで、ニュースもその中に入れさせてい

(14)

活性化にも取り組みたいということで、現在、まちづくり推進協議会が18年から発足しており

ますけれども、防災のまちづくりが一つのテーマなんですけど、もう一つはやっぱり地域の活性 区としてあまりお考えではないですか。

会長: どうぞ。

事務局:

店、まだやる気があるところを集中化するとか、そういう方向に誘導するとかっていうことは、

委員:

会長: どうぞ。

どうぞ、事務局。

会長:

会長: どうぞ。

委員:

堀切は、一つの特徴としては、一丁目から八丁目にかけてやたらと商店街たくさんある割には、

一つ一つの商店街が歯抜けになっている状態になっていると思うのですが。これ、うまくその商

事務局:

今回の対象地域には、商店街があるんですか。

商店街はございます。

般的には宅地開発指導要綱では、既に400㎡あるいは6戸以上のものについてはこの66㎡を

地域ですので、ゆとりのある住環境にしたいというようなご要望が出ているところでございます。

会長: どうぞ。

委員: 建替え等に当たって、そういうその使われ方についての誘導みたいな形のようなことは考えてお

クリアするということになりますので、どうしても小規模なもので細分化されてしまって、それ

が結果的には近隣の住環境を悪化させるようなことになるので、その辺はもう少しやっぱり密集 られるのでしょうか。

会長: どうぞ、事務局。

その辺は、ちょっと歯どめがきくところときかないところありますけれども、基本的には皆さん

やはりその良好な住環境を守っていこうということで、先ほどの最低限敷地につきましても、一

事務局:

委員からお話あったとおりで、こういったハードのまちづくりとセットで、やっぱりその地域の 大よそでいいですか。

事務局: 用途としては準工業地域が多いんですね。ただ実際のところは、かつての工場がやっぱり住宅に

変わってるというような状況がありまして、全体のシェアとすると、やっぱり住宅が多いのかな

という感じは致します。

会長:

ている割合とは、どんな感じなんですか。

会長: 土地の面積の割合のことですか。

委員: そうですね、使用されている。

会長: どうぞ。

委員: 今回の対象地域においては、住宅として使われている広さの割合と、商業的に使われている場所

の割合と、あとはあの辺まだ工場とか残っていると思うのですが、そういう工業地として使われ きたいと思います。また、こうした防災上の規制をかけるということは、防災上も非常に非常に

重要なことでございます。そうした点も踏まえて、本日の都市計画審議会と専門家のご意見も踏

まえて検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

(15)

に織り込まれているということであろうと思います。

も、そうした賑わいと同時に「安全で快適なまち」っていうこと。「安全」ということをもう一 ほど委員からお話あったように、やっぱり歯抜けの商店街では魅力がいかがかというところもあ

りますので、そういったところについては、地域の方々と一緒にここを盛り上げていくっていう どうぞ。

商業としてはやはり堀切菖蒲園の駅があって、この駅を中心として、少しタコの足のように商店

つ担保して、住み続けられるようにしよう。そんなことが話し合われ、今回のこの地区計画の中

を確保しながら、まちづくりを進めていくということになっているかと思います。

道路を一部拡幅したり、あるいはセットバックして、災害時に消防車その他が通れるような通路 街が広がっているのですが。堀切菖蒲園っていう、季節は限られるんですけれども、人の集まる していない場合にどうするのかっていう話が出てくると思うのですが、商店街にある店舗等は、

現状、建替えても大丈夫なぐらいの広さというのは保たれているのでしょうか。

会長:

会長: この地域はどんなまちづくりを目指すのかということで、今日実はその都市計画マスタープラン この最低限敷地につきましては、既存でもう既に分かれているところについては、その都度、建

ことが必要だと思っています。その辺については、ちょっと長期的な取り組みになるかもしれま

せんけれども、この推進協議会の方々の中にも活性化部会というのが発足しておりますので、そ

災害が発生すると燃え広がって大きな被害が出てしまいますから、それが先ほどの地域危険度が 現状のまちづくりとしては、スクラップアンドビルドで再開発するというようなことは、なかな

か難しい。というよりも現実的なまちづくりではありませんので、現状を活用しながら、現状の を机上に配布してくださいってお願いしたんです。122ページのところに、南綾瀬、お花茶屋、

堀切地区での地域としてのまちづくり構想ということでございます。

ただ、今日これから決定させていただくというか審議している地区計画というのは、日本で最初 ているところです。地区の将来像の頭に「堀切菖蒲園など」っていうのが出てくるんですけれど 施設も含めて賑わいというようなことも付加しながらまちづくりを、っていうのは常に議論をし 替えは更新できますので、そういった形で更新をしていただければというふうに思いますし、先

事務局:

していきたいというように思っております。

会長: どうぞ。

委員: 商店街を商店街として残しておくということになると、現状の店舗の大きさが、その基準を満た ラクターもこの活性化部会から一つ旅立っていったものでございます。最近では堀切地区RUN

フェスタ、また、RUNフェスタにあわせて「バル」をやったり、いろいろな取り組みがござい

ます。ですので、そういったその活性化の取り組みも、このハードのまちづくりにあわせて、こ

の推進協議会の方もやっていくと聞いておりますので、そういったことを区の方としても支援を 化がテーマでございまして、ご案内かと存じますけれども、例えば「ほりきりん」なんかのキャ

の地区計画になる特徴的な点があります。それは、そういう基盤が未整備のまちですけれども、

5になっている背景なのです。なぜ5になったかっていうのは、基盤が整備されていない。それ うした方々を支援しながら、やはりそのハードのまちづくりとソフトのまちづくりが両輪で育っ

(16)

委員:

えています。会長ですので、余り個人的な意見は言っちゃいけないのかもしれませんけれども、 より長期的な目的をもった街づくりの方針ということになっています。

21年からのまちづくりですから、7年間そうしたことを含めて議論をしてきたと考えています。

事務局:

委員: 25ページの断面図があるじゃないですか。壁面の位置の制限とありますけど、これは後退整備

するわけですから、6mない場合は、これは建築基準法の42条の2項道路と同じ扱いというこ

ことすか。4mが6mというふうになったというだけであって。そういうことですか。

壁面の位置の制限については、別途条例で定めさせていただきたいと思います。

では悪用という言葉で本当にいいのかどうかということをちょっと確認させていただきました。

ほかには、ご意見、あるいはご質問がありますでしょうか。 ですね。議事録に「悪用」という言葉を残して。

委員:

震災後の復興まちづくりの方針も書き込んだという意味で、日本で初めて事前に震災復興を書き

込んでいる、あるいは法定している実施計画という位置づけになる計画だと思っています。だか

議会に反対の請願があったとか、そうしたことは一切私は聞いておりませんので、そういう意味 う意見を委員から言われると、「さて悪用ってどういう意味かな」というふうにちょっと思って

しまったんですけれども、委員の意見ということですのでそういうふうに議事録にとどめさせて

いただきますが、私は、地区計画を悪用したなんていうことではなくて、むしろ地区計画を使っ

て、将来にわたって、安全で快適な街をつくろうという思いが示されているんではないかなと考

そのような思いだろうと思いますので、これまで私は大きな反対意見が出てきたとか、あるいは いいです。

会長: 誤用ではないんですね。間違って使ったんではなくて、悪く使ったんですね。

そうですね。

会長: そうですか、はい。私は、悪用したとは思っていないので、都市計画を審議する場で、悪用とい ら、震災前の安全のみならず、震災後も安全で快適な復興街づくりをしていこうという、言わば 色になっていますけれども、基盤整備、これは道路を最低限4mの道路を整備しないと建築確認

もとれませんので、そういう基盤整備をして復興しましょう。というような提案がこの都市計画

マスタープランでされている。

この堀切地区の、今日審議しております地区計画の最初の方の地区整備の方針のところに、その その中で、この堀切地区っていうのが、92ページにありますけれども、基盤が未整備で安全性

に問題がある市街地ということで、被災して残念ながら大きな被害が出れば、また同じようなま

ちに建て戻して、次の災害でまた被害が出ることは避けるべきであるということで、このピンク するのか。実はその震災後の復興のまちづくりについても、この都市計画マスタープランの86

ページのところに、この飾区の都市計画マスタープランは、防災まちづくりの方針だけじゃな くて、日本で初めて震災後の復興まちづくりの方針についても書き込んだものになっています。 その後、もしそういう状況で被災してしまったら、どういうふうに、どんなまちを目指して復興 いです。そういう基盤未整備のまちであるがゆえに、災害時に大きな被害が出る可能性がある。 は消防車が入ってこれません。救急車も入ってこれません。消防活動その他も極めて活動が難し

(17)

委員:

ます。

でして、この際、何かこの辺も整理して、消防自動車がしっかり入って、防災機能が発揮できる

それからもう一つは、小規模の住宅が大分多いので、さっきご説明の中で、合築してでも耐火機

えないとなかなか難しいというところもありますので、ここについては、今の考えで言えば、密

事務局: 今、委員から2点ほどご質問があったかと思います。一つは、大変この堀切地区、水路の跡もあ

って、道路空間としては6m確保できているようなところもあるんですけど、ただ先ほど委員長

からもお話がありましたように、やっぱり消防車が入ってきたりなんかするには、その形態を変 能を増強させるというお話があったので、地元の方々とお話をしている中で、合築してでも建替 の上で拡幅という話になるんでしょうけども。

あともう一つは、せっかくこの地区防災道路に計画決定しても、広くはあるけれども、中に電柱

が立っていたり、街路樹が不規則に出ちゃっている。これでは消防自動車が入れないということ いうことでございます。

長委員: 私もずっと地元をぐるぐる回って見たんですけども、地区防災道路、大体6m近くあるんですね。

ですから、これは良かったなという感じが全般的にはしました。ただ、確かに狭い道路も、大分

心配になるぐらいに狭い道路もありますので、その辺は地元の方とよくお話し合いをして、了解 めてきて、この11ページになりますけれども、優先して整備していく路線ということで、今回

の位置付けをさせていただいたということでございます。

また、二丁目については、この整備構想ができ上がった段階で、この全体説明会の前にも地区の

特に拡幅を要するところにも回らせていただいて、そして1軒、1軒説明をさせていただいたと 十分説明しているような話を聞いたと思うんですけど、もう一度その辺、ここではっきりと「こ

れだけ説明しているんだ。」というところを、教えていただきたいと思います。

まず、四丁目地区につきましては、この北側の方につきましては、沿道の主要道路、拡幅に当た

っている方々については、一緒にワークショップをやってまいりました。それで、その中でまと

事務局:

先ほどの説明で、地元の住民に対する説明会について話があったんですけども、多分セットバッ

クをする部分の道路に接している住民の方々に対してと、密集事業によって直接制限を受ける人

たちに対してこういうふうに制限を受ける、その他事業に関連する住民の方々には、前に区から 買収させていただく、そういうことで進めさせていただきたいと思っております。

そういうこともありますので、これを組み合わせて、先行しておりますけれども、密集事業で、

ここで言いますと15ページですか、今回セットバックをいただく部分の中心線からそれぞれに

3m、3mのところについて、足りない部分については、この国の密集事業を使って、区が用地

路の形態の変更については、沿道の方々のご意見もございますので、そういうことも踏まえて進 つまり、僕が聞きたいのは、2項道路の場合は、セットバックしても下がった部分の所有権とい

事務局:

うのは変わらない場合もあるじゃないですか。そういうものなんじゃないですか。

委員:

集事業を使って、形態変更、これを計画させていただきたいと思っております。ただし、その道

めていく必要があるかなというふうに思っております。

(18)

も、このあかね色をしたところ、ぼやっとですけれども、やはり接道状況がちょっと悪かったり

ということで、あるいは変な話ですけれども、リング道路と、広い通りと、ここがうまく共同化

ころもあって、こういうところについては、地元の意見として、検討だけで終わってしまうかも

ろは、接道状況が悪くて、なかなか個々の建替えが難しいというところもございますので、これ

から勉強会等の開催を促進し、共同化というのはステップが多少多いんですけれども、成功でき また、合築のお話でございますけれども、18ページに密集事業の整備計画があるんですけれど

と絡めてやれれば、道路と一体的にやれれば、道路がうまくネットワークできるというようなと

るように努めてまいりたいと思っているところです。

会長: ほかには、いかがでしょうか。

しれませんけれども、この提案の中でいただいているところがあります。やはり、こうしたとこ

委員: 私は、堀切地域の今の現状とかを考えれば、今回密集の事業、それから不燃化特区の指定、それ

から地区計画を同時に、ちょっと時期がずれますけども、進めていくというのは理にかなってい

るのかなと思いますし、ぜひ進めていってほしいなというふうに思います。

その中で、先ほど共同建替えのお話があったかと思うんですが、16ページですね。これは確か、

事例が飾区内でもほとんどないと思っていたんですが、改めてこの共同建替えの実績というも

が、どのような助成を考えていらっしゃるのか、教えていただきたいと思います。

事務局: 今、委員のお話があった、16ページの共同化のほうでございますけれども、残念ながら密集地 のがあるのかどうかと、それから、この建てかえ促進助成とこの16ページに書いてあるんです

域の中でこれを導入してというのは、今区内のほうではちょっと実績が無いところでございます。

練馬区の江古田なんかは有名なところで、共同化されたというふうに聞いておりますし、ほかの

地区でも聞いております。

区内全体で言いますと、密集地域を外して全地区で見ますと、都心共同みたいな形でや行ったケ

ースというのは立石もそうですし、高砂なんかもあるんですけれども、なかなか全員同意という

ところもありますので、意思固めをするのがなかなか難しいんですけれども、この中ではどうし

ても接道状況が悪いところを救うために、何軒か集まって建替えたほうが効率的だというところ

もあるので、この密集事業の中では、まずは共同化の調査検討費についてはサポートをしようと

思っています。その後、あと共同施設ができるとすれば、共同施設整備費の方も補助がございま

す。そういうものを活用していただいて、できれば共同して、不燃建物をなるべく多くしていき

たいというふうに考えているところでございます。

委員: 実績がないという理由の中で、やはり地権者の方の権利の状況ですとか、あるいはご家族とか、

あるいは金銭的な面とか、いろいろな課題がそれぞれの地権者さんにあるんだと思うんですね。

その中で、それをどう取りまとめていくかという、ある意味コーディネーター役の方がかなりい

らっしゃらないと、なかなか進まないのかなというのが正直感想としてあります。

不燃化特区の中で、この制度の中にも派遣事業とかあるんですけども、これも派遣回数に限度が

あるとかありますので、そのあたりはかなり踏み込んだご相談も受けていただけるような取り組

みをしていただければ、もう少し共同建替えの機運が高まってくるのかなと思うのですが、その

(19)

事務局: 委員のほうからもお話がありましたけれども、35ページに今年度から不燃化特区の中なんです

けれども、どうしてもやっぱり権利関係だとかというところの課題を解消して建替えに臨まなけ

ればいけないなというご相談もあるものですから、そういうご相談に対して、専門家を派遣する

固めが、共同建替えに向けて少し検討していこうよというようなことになれば、先ほどの16ペ

成をしていくというふうな流れで進めていくのかなというふうには思っております。いずれにし ージにある密集事業の共同化の一つ、促進事業を使って、コーディネーターを派遣して、合意形 という制度を今年度要綱をつくってやっております。ただ、ここは権利者が複数いても4回まで

というのが年度の限度でございますので、その辺で少し課題の整備を行って、もう少しその意思

しも、地権者の方々それぞれいろいろな思いがありますので、そういうことを取りまとめていけ

るように、区の方も努力をしていきたいというふうに思っております。

会長: よろしいですか。

委員: まとめて。4回の派遣とおっしゃったんですけども、なかなか4回で全ての事例をまとめるとい

うのは、難しいのかなと思うんですね。ぜひ行政のほうで取り組んでいただきたいのは、そうい

会長: はい、ありがとうございます。これは、都が出している特区の制度に基づく派遣ですよね。です す。

から、34ページのところに、助成のことについて、飾区が少し上乗せをして進めようと。そ った中に入っていただいて、取りまとめていただけるような方がより密にと言いましょうか、細

かいところまでそういった地権者の方々の要望とか、悩みであるとか、そういったところにも応

えていけるような取り組みをぜひしていただきたいなということを要望して終わりたいと思いま

ういう意味では、飾区はせっかく街づくり条例を持っているわけですので、その条例を活用し ての、また専門家の派遣というようなことも、少し工夫いただいて、最初の4回は都のお金でや

るとして、そこで盛り上がったのに5回目には来なかったというので潰れては元も子もないので、

いうのも、少し区独自で条例等を活用して進めていただけるようなことも含めて、今のご意見を

承っておければなと私は思っております。

仕上げをするというとおかしいんですけれども、本当にそういう合意の形成に至るまでの支援と

○○委員、どうぞ。

委員: 今の共同化について言えば、私はコーポラティブハウスとかという8軒とかでお宅をつくったり

しているコンサルとのつき合いがあって、お友達がそういう住宅に入っているということもある

んですけれど、非常に、それは本当に大変みたいです。そういう意思がもともとある人が集まら

けど、大変だと言っていましたけど。やっぱり都から補助が出るから相談員を派遣してという程 ないとそういうものはできないし、意思があってもご家族構成とか、いろいろな条件があるわけ

ですよね。そういう中で、それを共同の住宅にしていくというのは、非常にやりがいはあるんだ

度では、僕は、無理だと思うんです。やっぱり、本気で地区計画どおりやろうとするんだったら、

まさにそこが問われるんですよ。

先ほど、会長から悪用でいいのかというお話がありましたけれど、やっぱり主権者は誰なのかと、

この地域の主権者は誰なのかというところははっきりとして、主権者の人たちの意思で進めてい

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○齋藤部会長

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