平成23年度第1回 飾区男女平等推進審議会 議事録
日 時:平成23年6月27日(月)午後2時10分∼午後4時10分
会 場:飾区男女平等推進センター 3階洋室A
出席者:天野委員、岩城委員、上田委員、戒能委員、小林委員、澤地委員、しま委員、
杉江委員、野田委員、藤森委員、森川委員、柚木委員(五十音順)
1 開 会
2 議 事(傍聴の希望なし)
(1)飾区男女平等推進計画(第4次)について
※資料1 ∼ 資料3 について事務局説明後、委員と質疑応答
( Q 委員)資料1 の3ページ、「計画の性格」(2)の文言で、『「飾区男女平等推
進計画」(第3次)を継承し発展的に策定した計画です。』となっている
が、例えば『継承し』で一旦区切り、『発展させるために策定した計画
です』としたらどうか。
( 会 長 ) Q 委員のご提案のほうが日本語としてもわかりやすいと思う。なるべ
く、わかりやすく明快に区民に向けて発信したいと思うので、その辺を
留意しながら見ていただきたい。
( J 委員)4ページの図式のところで、これから国レベルのことも入るのか。せっ
かく国も第3次基本計画が策定されたので、この枠組みの中で、飾区
もバージョンアップしているというようなイメージが伝われば、よりよ
くなるのではないか。
( 会 長 )国と、東京都まで入れるかどうかはあるが、国が大きな改定をしたので、
それの中の飾区の第4次改定なのだということが表されるといいと
思う。
( J 委員)資料2 の「メディア・リテラシー」のところだが、これでいいのか。と
いうのは、前回は『メディアによる人権侵害の防止』という文言で、こ
ちらのほうがより具体的なことが書かれていると思う。それがこの『メ
ディア・リテラシーの向上』となると、確かにメディア・リテラシーを
向上させるのは悪くはないのだが、焦点が若干広がってしまう感がある。
ある情報を主体的に、自分がどのように見るかという能力を高めること
がメディア・リテラシーなのだが、前回の『メディアによる人権侵害の
防止』というのは、もう少し具体的である。これについていろいろ議論
があったかと思うのだが、そこについて追加の説明なりしていただける
とありがたい。
とで文章がどのように変わったのか、と質問しようと思っていた。J委
員からは、少し焦点があまりはっきりしなくなるのではないかとの意見
をいただいたが、いかがか。前回の文章と同じか。
(事 務 局)前回と文章は同じ。
( 会 長 )文章は同じで、施策の方向『メディアによる人権侵害の防止』を『メデ
ィア・リテラシーの向上』としたということで、内容は同じだというこ
とか。
( B 委員)今の話だが、確かに『メディアによる人権侵害の防止』というのはわか
りやすいが、この計画の施策としてどうやっていくかを考えるにあたり、
『メディアによる人権侵害の防止』というのが入るのは、逆に私は違和
感がある。公権力によって表現の自由に対して規制をかけるというよう
な。決して、見ていて不快なものを垂れ流していいという意味ではない
が、施策の中で『メディアによる人権侵害の防止』としてしまうのは逆
に問題ではないかと思った。
( 会 長 )行政がメディアの規制をする性格のものではないのでは、という意見。
資料2 11ページの最終段落がこの部分にあたるが、暴力表現とか性に
対する誤ったイメージを広めている場合もあり、倫理観や子どもへの悪
影響、それから誤った情報も同じように得られてしまい正しい判断が一
層必要となる、ということが書かれており、行政の計画としては、それ
を見抜く力を区民がつけましょうというのがギリギリだという判断だ
ったのではないかと思う。『メディア・リテラシーの向上』というタイ
トルにして、こういう文言を足せばいいのでは、とか、表現を変えれば
いいのではなど、何かアイデアがあれば。ここは具体的な施策において
何をする、というところにもつながってくるので。
( J 委員)確かにご指摘のように、『メディアによる人権侵害の防止』ではないほ
うがいいと思う。であれば、施策の方向としては『メディア・リテラシ
ーの向上』として、しかし目的は何なのかといったときに、具体的にこ
の メディアによる人権侵害の防止 というような、ここまでの文言で
はないにしても、このためにやるのだということがわかるような表現に
なったほうがいいかと思う。
( 会 長 )そうすると、冒頭にそのような文言を少しでもいいから入れ、何でメデ
ィア・リテラシーが必要なのかというようなことをちょっと入れておく
ような程度でもよろしいか。では事務局で検討いただいて、人権侵害と
いう言葉は使えないかもしれないが、11ページの趣旨を活かしたよう
な短い文言で結構なので入れていただき、それを更に提案いただくとい
いと思うので、事務局に預ける。
作っても、区民に知らされて理解してもらわないと」という意見をいた
だき、このように修正されたがいかがか。この修正でよろしいか。
( M 委員)はい。
( 会 長 )それでは、「メディア・リテラシー」のところは宿題として残ったが、
そこに留意しつつ次に進んでよろしいか。また、最後に時間があれば、
資料1 から 資料3 についてまた検討いただけたらと思うが、今日は主
に 資料4 から 資料6 、そこに具体的な事業が提案してある。そこを説
明いただき、そういう事業内容でいいのか、落ちている内容はないか、
こういう事業よりむしろこういう事業のほうが必要ではないか、などの
意見をぜひいただきたい。それでは早速事務局から資料に基づいて説明
いただく。
※ 事務局、 資料4 に基づき説明
( 会 長 )説明の途中で申し訳ないが、目標ごとに見ていただいたほうがわかりや
すいのではないか思うがいかがか。 資料4 に基づいて、 資料5 に具体
的な内容が示されている。今の説明では『ワーク・ライフ・バランスの
推進』という課題1、それから『多様な働き方を支援する環境の整備』
の課題2と、大きく分けて2つ、5年間の計画事業の内容を示していた
だいた。それについて時間を区切って審議いただけたらと思う。特にワ
ーク・ライフ・バランス部会の皆さんを中心にこれまで検討いただいた
が、その施策の方向を実現するための事業の内容として意見をいただき
たい。もちろん他の部会の方の意見もいただきたい。
( J 委員)ワーク・ライフ・バランス部会でいろいろ検討し、このように整理され
て事業が出てくると、いろいろ具体的に見えてくるところがある。ワー
ク・ライフ・バランスの施策の方向3では男性を対象として、というと
ころで非常に新しい形を盛り込んだと思うのだが、具体的な計画事業を
見ていくと、まずこの10番、11番が引っかかる。やはり文言として
『母親学級・ファミリー学級・休日パパママ学級』と、それから11番
では ひとり親 となっており、そこがこの『男性の家事・育児支援』
の中に入っていていいのか、若干違和感がある。そして具体的な内容を
見ていくと、取組『男性への働きかけ』の8番、9番はいわゆる啓発活
動なのかと思ったのだが、実際には具体的なこともやるようだ。この辺
りの分け方を少し工夫するなりしないと、という印象を持った。
( 会 長 )意見と質問があったが、課題1の施策の方向3、取組の2つ目の計画事
業について、事務局に説明をいただきたい。どういう位置付けになって
いるのか。
(事 務 局)取組『男性への働きかけ』の2つの事業は、まず啓発としての『男性の
途中の男性の意識の持っていき方として、講座を通じて実際にやってい
くのが効果的ではないかということで、 働きかけ に入れている。そ
れから取組『男性の家事・育児支援』について、それぞれ事業名にちょ
っと違和感があるとのこと。『母親学級・ファミリー学級・休日パパマ
マ学級』については我々も違和感があったのだが、この3つで1つの事
業ということで、ばらすことが難しいという中身だったため、とりあえ
ずそのままの事業名で入れている。それから『ひとり親家庭等ホームヘ
ルパー派遣事業』は ひとり親 ということで男性も女性もというカテ
ゴリのものではあるが、男性が家事・育児に参加していく場合には、ホ
ームヘルパー派遣事業というものを活用していくという手段があるこ
とを示すことも有効ではないかということで載せている。
( J 委員)苦労なさっていることは重々わかっている。ただ、この ひとり親 に
関しては、次の課題2の『女性のための就労支援』のところが一番しっ
くりくると思うのだが。そして ファミリー学級・休日パパママ学級
というならまだわかるが、この 母親学級 が分けられない事情が何か
あるのか。
( 会 長 )多分これは福祉ラインの枠組みなのでは。
(事 務 局)我々も、これを分けられれば、いろいろなところに繋げられていいかと
思い主管課と協議をしたのだが、これは全部で一体の事業なので分ける
のが難しいということだった。ただ、この審議会の中でカテゴライズし
ておかしいという意見があれば、それに応じて主管課に再度話をするな
ど検討したいと思っている。
( Q 委員)この施策の方向3の取組は、『男性への働きかけ』がいわゆる情報提供
や啓発という意味。そして『男性の家事・育児支援』は具体的に支援す
るということだが、講座というのは情報提供でもあり、同時に実践もす
るので支援も入る。その辺を明確にして、情報提供のものだけを 働き
かけ に入れて、それ以外の実践が入るものは 支援 に入れたらいい
のではと感じた。
( 会 長 )計画事業としては『男性の家事参加促進事業』はむしろ 支援 に入っ
た方がいいような感じもするので、再掲しても構わないのではないかと
も思う。取組『男性の家事・育児支援』にある事業は、ひとり親家庭の
場合の、本当にヘルパーさんが入る支援と、それから家事育児をやって
カジダンとかいうのが出ているが、そういう人たちに少しでも関心を持
って作っていくというところが、多分部会の意図としてあったのではな
いかと思うので、ここで少し整理をしたほうがいいと思う。世の中の日
本社会の新しい動きに敏感に対応して、新しい動きを積極的に計画の中
りするといいと思う。『男性の家事促進事業』というのは既にやってい
る家事イベントなどのことか。『男性対象講座』はむしろ実践が主だと
思う。この取組の類型化も計画として出していくのであれば、事業を少
し再掲という形ででも整理したほうがいいのでは。また、委員からの意
見の中には、もう少し参画支援という事業をできないのかというニュア
ンスもあったように思う。
(事 務 局)『男性の家事参加促進事業』で行っているイベントとしては、産業フェ
アにおいて、昨年までだが りんごの皮むきコーナー というのを設け、
男性にその場でりんごの皮をむいてもらうというイベントを実施して
いた。結構参加率は良く、包丁を使うので若干危険な部分もあったが、
こうした取組を行い、今年度以降どうするか検討している段階。それか
らイベント関係について、昨年度はイクメン関係の事業を実施した。今
年度は、自分で育児に参加している方々から区にメールなどでお知らせ
いただき、その中身がこちらの趣旨と合致したものであれば、写真と文
章などを区ホームページで紹介するという取組を行っている。
( Q 委員)男性の家事育児支援、特に家事について、りんごの皮むきの話を聞いて
思いついたのだが、極めて具体的でしかも面白く、そこに論理があるよ
うな、例えば、野菜の切り方など、そういう問題に焦点を当てた講座が
今後できたら面白いと思った。
( 会 長 )いろいろな切り口があると思う。HOW TO もあるし、それからやはり食
品の安全について今非常に関心が高まっているので、そういう目から家
事を見ていくことと、それから介護。介護はいつ終わるかわからないと
いうことで、今まで家族介護は女性が担ってきたという部分で、実はど
んな問題があるかなど、いろいろと新しい切り口があると思う。料理は
勿論、食は基本なので大事なことであり、そういう講座を、今の Q 委
員の意見なども参考にして考えていただければと思う。男性対象の講座
ということだが、今はいろいろな試みをしている方も多いので、そうい
う方のアイデアを借りながら進めていければと思う。取組については、
もう少し意図が明確に伝わるように、少し計画事業の組み直しも含めて
検討いただければと思う。
今、男性の話をしながら、男性の委員の意見をお聞きするのを失念して
しまった。 E 委員、何かご意見は。
( E 委員)取組のところだが、2つの分類が本当に必要なのか。計画事業がダブっ
て再掲することがいけないとは思わないが、再掲だらけになるというこ
とは、その一つ上にあたる取組自体が既にダブっているということも考
えられる。既に実施されている講座などを見ると確かに実践的なものが
メンの例えばネットワーク化などはどうか。イベントだと物理的に場所
を用意して実施しなければならないが、ネットワーク化すれば時間と場
所を選ばずに着々と進められる。イクメンのいろいろなイベントを通じ
つつも、横のつながりを持って、それが継続できるような活動も一つの
事業として継続的にやっていけると思うので、併せて検討いただければ
と思う。
( 会 長 )ネットワークづくりというのは、貴重な視点だと思う。積極的な意見を
いただけた。
課題2についてのご意見はいかがか。
( J 委員)ワーク・ライフ・バランスから外れなくて申し訳ないが、今すごく面白
いアイデアが出たと思う。この震災や節電を契機に、日本人の考え方や
価値観や生活観などが大きく変わってきている傾向が見られるので、ワ
ーク・ライフ・バランスというのは今すごくチャンスだと実は思ってい
る。働き方もそうで、働き方を変えて比較的早めに帰宅したパパやイク
メンたちに対して、ノウハウやいろいろなネットワーキング、ネットワ
ーク化もできると思う。あとは、この3.11以降の、例えばボランテ
ィアを通じたような形のネットワークの仕方や、先ほど出た食の安全も
そうだが、例えば災害時クッキングなど、男性にもできる、知っていた
ほうがより安心安全を自分たちで確保することができるといった、積極
的にアピールできそうな、ある意味いいチャンスだと思う。アイデアだ
け申し上げ、具体的にどのようになるのかはわからないが、今すごくチ
ャンスだなと実は思っている。
それと課題2のほうのだが、新規事業として『女性のための就業チャレ
ンジ相談』があるが、この言葉の並び方がよくわからない。就業をチャ
レンジするために相談するのか。少し説明いただきたい。
(事 務 局)従来の就業関係の事業は、ハローワークが絡むとか、東京都や国の機関
との連携を基にした事業が主体であったと思うが、この『女性のための
就業チャレンジ相談』は、実際にその方がどのような働き方をしたいの
か、また実際に就労している方には、職場でのセクハラやパワハラなど
による離職という問題を、カウンセリングにより問題を整理し、自分の
希望に沿った、あるいは自分の能力に沿った職業にチャレンジしていく
ための事業として考えている。
( 会 長 )個別カウンセリングで、再就職も起業も、それから現在就労している人
の悩み相談も含む、大変欲張りな相談、よろず相談というような感じに
なるが、主に再就職や起業など、休職していた方が対象というイメージ
でよろしいか。若い人はあまり入らないのか。これは事業名をもう少し
( J 委員) チャレンジ という言葉がここに入っていることに、すごく違和感が
ある。素直に 就業・就労相談 とか、 就労カウンセリング や 相
談サポート などでもいいのでは。ここで敢えて チャレンジ を持っ
てくるところにちょっと違和感がある。名称を少し考えていただきたい。
( 会 長 )ハローワークなどとの差別化・区別化をするための、男女共同参画の独
自の相談ということで、国のチャレンジ事業というのがあり、多分それ
を意識されたかと思う。ただ、ちょっとわかりにくいということなので、
名称を検討いただきたい。
( P 委員)この目標1の課題1、課題2で、男性への働きかけや企業への働きかけ
はあるのだが、最近、女性自身が非常にこういった意識を狭めてしまっ
ているように思う。もっとお互いに協力し合わなければならないのに、
男性はこのところとても頑張っている動きもあるが、もう少し女性自身
の意識啓発を図る必要があると思う。ワーク・ライフ・バランスのとこ
ろで、もう少し女性の意識の啓発みたいなものに繋げることができない
かと考えているのだが。男性への働きかけや、その周りの企業、それか
ら保育園施設や何かの整備だとか、そういったものはよくわかるが、女
性自身も変わっていかなければならないのではないかということを最
近痛感しており、どこかに事業として盛り込めないのだろうかと思う。
実は今こども園におり、このこども園には、保育事業と幼稚園事業両方
の保護者が来ている。その両方の保護者の意識が全く違っているという
ことがまず一点ある。それからそこで働いている人も女性が大変多く、
全ての職員がというわけではないが、女性自身の仕事に対する厳しさも
もう少し必要なのではないかと思う。それから先ほど申し上げたが、保
育園の保護者の考え方と幼稚園の保護者の考え方がなかなか折り合わ
ない。こども園の中でも、その双方が折り合っていないために、いろい
ろな事業をしていく中で課題が多い。そうした中で、女性自身に啓発し
ていくような講演会でもできないものだろうかと考えている。
( 会 長 )例えば、 P 委員にもご指摘いただいたが、ワーク・ライフ・バランス
の事業で、年齢層ごとの女性のためのライフプラン作りの支援とか、そ
れからさっきの就業相談などが考えられる。皆さんいろいろな考え方が
あるし、人生の各局面で違ってくるので難しいとは思うが、そういうと
ころで、悩みがあれば相談に応じるなど、今日出ている事業ではそうい
うことも考えられる。ぜひ、事業の具体的な内容について、こういうも
のが必要じゃないかということを提案いただければ。
( P 委員)男性や企業、周りのものに求めるだけでなく、女性自身が変わらなけれ
ばならない、そういう意味もあると思う。それをどこで一番訴えること
( 会 長 )その点については、この計画事業案のところで貴重な声を出していただ
いたので、意識して組み込んでいただければと思う。それから、この審
議会は団体等を代表して出席いただいている方々も多くいらっしゃる
ので、ご意見を伺いたい。
( G 委員)この計画事業一覧で具体的に挙げられたものを見て、本当にいろいろな
所管でやっているが、内容がちょっと類似するのではいうものも多く感
じた。さっき E 委員が発言されたように、やはり何かネットワークの
ようなもの、それぞれが独立して完結していくのではなく、つながりを
もたせて発展させていけるようなものがあればよいのではとの印象を
持った。あと、事業番号26の『再就職講座』だが、この講座は一般の
講座として行い、27番の相談のほうは個別で別途カウンセリングとい
う形の、セットの内容ということでよろしいか。
(事 務 局)再就職講座は現在も実施しており、例えば自分がどんなことに向いてい
るのかということをグループで話し合うのではなく、自分で見つけてい
くといった事業もあり、いわゆる能力開発の講座もある。相談事業と安
易にセットという形も考えられると思うが、現状ではそれぞれ別々のも
のである。
( G 委員) 就職相談 とあるが、広い意味で、就職だけではなくDVやセクハラ
についても相談可能という内容のものと捉えてよろしいということか。
( Q 委員)話が発展してしまったが、 P 委員が発言されたことがとても気になる。
この問題は、目標3のところで意識して考えてはいかがか。男女がとも
に平等意識をもって、というところのどこかで、すっと表現できたらと
思う。
( 会 長 )若い世代の意識変化というものも昨今言われていることなので、それも
含めながらきちんと、目標3で考えてはいかがとのご提案。
それでは目標2に移らせていただく。
※ 事務局、 資料4 、 資料5 の続きを説明後、質疑応答
( F 委員)「相談の充実」で、新規事業として『DV被害者グループカウンセリン
グ』と『配偶者暴力相談支援センター機能の整備』、そして『民間グル
ープの育成支援』とあり素晴らしいと思う。お聞きしたいのは、41番
の『24時間電話相談(高齢者虐待防止ネットワーク事業)』で、これ
は高齢者虐待防止の24時間電話相談のことだが、38番の『女性に対
する暴力相談(DV相談)』は従来通りの、ここ男女平等推進センター
での対面の相談ということか。そうだとすると、高齢者虐待防止の 2
4時間電話相談 は素晴らしいと思うので、『女性に対する暴力相談』
でも24時間電話相談というような事業はないのだろうか。特に女性の
( 会 長 )国のレベルでは2月から3月に、そしてその後民間が4月から被災地も
含めてやっている。
( F 委員)飾区はどのような考えでいるのか。
(事 務 局)3月に内閣府でホットライン的なものを1か月実施し、それを案内した。
内閣府レベルでは、ホットラインとしてDV被害者支援のNPOに委託
をしてやることはできるが、一自治体でやるには費用がとてもかかるこ
とを見積もりの段階で聞き、そこまでのことは今回の計画事業として載
せられなかったという経緯がある。ただ内閣府でも「DV相談ナビ」と
いう、電話をかけて自分の住所の郵便番号を入れると適切な相談窓口を
案内するということはしているので、そこから、昼間ということになっ
てしまうが、相談にはつながるようにできていると考えている。
( 会 長 )基本的には国のレベルの問題。それでどこか1か所で受け、それが散ら
ばっていくような仕組みをとっているが、今後の課題として、相談事業
を充実させるということを、ぜひお願いしたいと思う。
( H 委員)こうした相談についての話を伺い、本当に相談の第一声はすごく大事だ
と思う。時間を問わず、ここに電話をすればいいという電話番号をぐっ
と握りしめて、と切羽詰まった人はきっといると想像する。やはり費用
の問題と聞き、その通りだと思う。いつ電話をかけてもここで対応して
くれるという番号を一つ財布に入れておいて、何とか乗り越えたという
話も聞いたことがあるので、国レベルでも東京都レベルでも、24時間
電話をかければどこかにつながるという希望をぜひ周知していただき
たいと思う。
( P 委員)この電話について、DVの観点で考えれば女性なのだが、数は本当に少
ないと思うが、男性はどこへ相談したらいいのか。0とは言い難い、だ
から24時間のここのところに、女性もそれから男性も電話をかけると
いうことは難しいことなのか。高齢者のみになっているのか。(「高齢者
虐待防止ネットワーク事業」のため高齢者のみが対象、と回答)
それから『要保護児童対策地域協議会』は、この『早期発見の推進に向
けた連携』という取組の中では、要するに要保護の実態を通して配偶者
暴力を見つけることができるといった観点なのか。(そのとおり、と回
答) では、誰もが電話をかけられる、というものは特にはないのか。
( 会 長 )東京都がやっている。だからそれを周知することが必要。電話だからど
こへかけてもいいわけで、他自治体のセンターなどの大きいところでは
男性相談をやっているところもあるので、そこをお知らせすることも。
結構男性相談というのは難しい場合もあり、誰が相談を受けるのか、ま
た相談を受ける人を育成していかなければならないこともある。これも
( P 委員)飾区にはないということか。
(事 務 局)飾区でも、件数はすごく少ないが、毎週水曜日の夜間に男性相談を行
っている。電話だけなのだが、専門のカウンセラーがおり、いろいろな
悩みだとかを打ち明けるような機会は設けている。
( P 委員)だとすると、小さな枠でいいから、周知として出すといいと思う。
( 会 長 )確かに。事業内容の欄に 既に行っています というようになっている
とよい。
( B 委員)たくさん事業があるが、例えば法律相談では、区民の方から話を聞いて
そこから始まるわけだが、それをつないだりコーディネートしたりする
人が誰なのかということは当然重要となる。この件についてはこの窓口
だが、ここから先は知らないからあっちで、となると相談者への負担が
とても大きいと思う。ひとつはこの44番『配偶者暴力相談支援センタ
ー機能の整備』は、中身としてはそういった本人の付添人的なことまで
見込んだ相談支援を念頭に置いているのか、というところが一番気にな
っている。もうひとつ、50番『DV関係機関との連携会議の運営』と
いうのが、一般的には日頃の情報交換ということになると思うが、個別
ケースについて期待できるのか。
(事 務 局)現在考えている配偶者暴力相談支援センターの機能としては、婦人相談
員を配置するもの。今のご意見にあった、一定の付き添いやアドバイス
的な部分については、継続的なものができるのではないかと思っている。
( 会 長 )このセンター機能は23区ではまだ少ない。港区と板橋区で、これで3
番目になる。だから、それこそチャレンジングで、ぜひ成功してほしい。
DV支援の要になる。 B 委員のご意見のとおり、個別なケースで連携
して同行支援などもやりながら、丁寧な支援ができるという体制を目指
していただければと思う。課題2のメディア・リテラシーについてはい
かがか。先ほどちょっと問題になったが。これはもう既に区として行わ
れている事業を掲げている、あるいは今までの計画に掲載されていたも
のということでよろしいか。
(事 務 局)メディア・リテラシーについては、現計画でも、報道等による、出版物
や図書などの規制というところで出ていたが、メディア・リテラシーそ
のものの事業として今のところ実施されているのは、たまに教育委員会
が散発的にやっているのを耳にしているというところ。
( 会 長 )それと70番の講座になるか。これは何か考えはあるのか。
(事 務 局)人権推進課で行うメディア・リテラシーに関する講座は、今だとインタ
ーネットや携帯電話についてなど、そういったところに大きな問題があ
るので、そうしたものを中心にメディア・リテラシー、特に学齢期の児
( 会 長 )他に意見がなければ最後の目標3に移りたいと思う。
※ 事務局、 資料4 、 資料5 の続きを説明後、質疑応答
( 会 長 )それでは目標3について、課題が2つあるが、先ほどの女性の意識改革
ということも含めて、こちらに入れたらどうかという、 Q 委員からの
提案もあった。新規事業としては、職業観の育成、性役割意識のない職
業観の育成ということ、地域での女性の参画調査ということが出ている。
先ほどの、女性の就労に関する意識の改革というのは、76番や85番
など、その辺りに入れていただくことになるか。
( P 委員)別のところについての意見でもよろしいか。課題1の真ん中に『育ちの
場における男女平等教育の推進』という取組があり、その計画事業の中
に『人権教育に関する研修会等』があり、本当に私たちもこの研修を受
けなければならないわけなのだが、そうすると 育ちの場における と
いうのは、幅広くとればすべて育ちなのかと思うが、この場合は抜いて
しまって『男女平等教育の推進』だけではどうか、と思うことが1点。
それから、78番『学校での人権教育の推進』となっているが、幼児教
育から行っていく必要はないのだろうか、という思いもある。
( 会 長 )これは学校教育、保育も含めて、それを子どもの観点から、と子どもに
教育をすることも含めての 育ちの場 として、生涯学習と切り分けて
組み立てているのだと思う。もう一点について、家庭教育というような
意味合いも含むのか、最後の発言の趣旨は。
( P 委員)はい。この 学校 というところを、学校という枠だけに絞らないで、
例えば幼児のころから、男女平等というのは教えていかなければならな
いと思うので。
( 会 長 )義務教育からでなく。
( P 委員)今盛んにその辺りを言われているので、小さな子どもについて入れられ
ないか考えた。学校という言葉だとくくりやすいのだが、幼小中高とい
った、違った言葉でそれぞれを出していけば文言として入るのかとも思
うが。現実に、幼児でも男女平等教育の一端は行っているので。
(事 務 局)78番から81番までは教育委員会の事業である。幼児については、家
庭教育という中で実施していく部分かと考えている。生涯学習の中の家
庭教育で、幼児に対する男女平等のあり方というものを、ご両親を通じ
た中で啓発していくというのが現在とりうる方策かと思っている。
( 会 長 )ただ、今の P 委員の意見は、幼稚園や保育園の中でも既にそういう試
みがあるし、とても大事なことであると。だから小学校に入る前から取
り入れてほしいということであり、それとはまた別に家庭教育が考えら
れるということだと思う。
ているので、何か入れられるといいと思う。
( 会 長 )その辺は教育委員会と調整していただき、大事なところなので、入れら
れるように工夫していただければ大変助かる。
( M 委員)ちょっと話がそれてしまうかもしれないが、77番『啓発紙等の発行』
とある。この多岐に渡る108の事業を、区民の方たちが、ちょっと言
い方は悪いが、使いこなせるのかと思ってしまった。私自身もこれだけ
の事業を把握するのはすごく難しいと思ったので、 男女平等ガイドブ
ック とか、そういったものがあれば区民の方にわかりやすいのではと
思う。DV冊子などはあるが、これもここに相談に来られる人はいいと
思うが、手を上げられない方たちと、どう手をつないでいくのかという
ことも考えており、相談に来られる方や電話できる方はいいのだが、普
段の生活の中にこういったものが入っていくという試みは必要だと思
う。民間の調剤薬局や整形外科などの病院に置いてもらうなど、区の施
設以外にもさりげなく、男女平等ガイドブックというようなものが小さ
いサイズでポンと置いてあれば、すごく生活の中に入っていきやすいの
ではないかと思う。私自身も前回の審議会から今回までの間に、男女平
等について考える機会がなかったというのがすごく正直な意見で、普通
に生活をしていて男女平等について考える機会がただでさえ少ないと
思うので、何か工夫をして周知していければいいと思った。
( 会 長 )これもまた貴重なご意見をいただいたと思う。一方的に行政が、という
ことではなくて、そういう市民の知恵みたいなものも活かしながら、ガ
イドブックというかリーフレットのような物を作っていただけるとい
いのでは、というご意見だった。 L 委員、何かご意見は。
( L 委員)これだけの事業を考えていき、すごく立派な事業をされているというの
はよくわかった。非常にいいと思う。これがちゃんとできれば本当にい
いと思う。誰のために、ということを考えながら一つ一つ見ていくと、
最初のほうは子どものためにとか企業のために、介護事業であれば親の
ために。そしてだんだんと、本当に男女平等のための、というふうにな
ってくるのかと、そんな気がした。それで順番的にはこれでいいだろう
と思いつつ、でもこういうものなのかとも思った。
( 会 長 )また次へ向けて、こういう作りというか構成が必要だという意見で、考
え方の問題など、たくさん議論ができればと思う。 I 委員、民生委員
児童委員のお立場ではいかがか。
( I 委員)皆さん方ご存知のように、地域の見守りというのが私どもの大きな業務
であり、先ほどから話に出ているDVにしても児童虐待にしても、地域
の声を即座に吸い上げ、対応することが我々の役割だと思っている。行
ういう情報交換をしていただければと思う。最近は高齢者の不幸な事故
や虐待などがあるので、そういう意味でも地域に根付いている私どもを
パイプ役として使っていただければ、よりいろいろな面で効果が上がる
のではと思う。
( 会 長 )それでは、「計画の推進」のところで、『数値目標の設定による進捗管理』
という新しい計画事業が入った。これはもうご存じだと思うが、国の第
3次男女共同参画基本計画では、男女共同参画がなかなか進まないので、
数値目標をかなり詳細に出し、それを目指して施策を進めていこうとい
うことがある。 資料6 が数値目標一覧だが、これについての説明は。
※ 事務局、 資料6 について説明
( 会 長 )これについて、今の説明では人権推進課の担当事業にほぼ限られるとい
うことではあったが、こういう項目を入れてほしいとか、目標値が高す
ぎるや低すぎる、などといろいろ意見があろうかと思うが、いかがか。
( L 委員)数値目標で、「女性の参画比率を30%以上にします」ということにな
っている。30%でよいのか。
( 会 長 )(前回から)変わらないのでは、ということか。
( L 委員)いや、難しいのではないか。これは削除したほうがいいのではないか、
という気がした。いろいろなファクターがあって、という話になってく
ると思うので、このような、いろいろな要素があるものについては、数
値目標をポンッと持ってきても難しいのでは、と思った。
( 会 長 )確かにそれは難しくて、本当にいろいろな要素が入ってくるのだが。た
だこれは行政の立場として、区の立場として、国の基本計画だとか、都
の基本計画との対応というのがどうやらあるようで、掲げないといけな
い、ということもある。
( L 委員)前任委員の審議会の時も、「こんなことを」と発言した委員もいた。
( 会 長 )内容を良くしていくためには、女性の意見がどれだけ反映されるかとい
うのが大変大事なところで、国が 2012年までに30% という目
標を掲げているので、そこに準じてということで、道のりは L 委員の
発言のとおり大変長く難しく、実現できそうにないものを載せるのも、
という気持ちはよくわかるのだが、目標は高く掲げておいて、それに向
けて努力をするということで、いかがか。
残りの議題があと3つある。参画状況調査結果、それから計画進捗状況
調査結果、男女平等推進施策事業についてということで、コンパクトに
説明いただき、意見を伺いたいと思う。
※ 事務局、 資料7 、 資料8 、 資料9 について説明
( 会 長 )質問もあるかと思うが、後でご覧いただきたいと思う。
ある。その説明を事務局からお願いする。
※ 事務局、当日配付資料「23年度飾区男女平等推進審議会の開催日程(案)」に基
づき説明
( 会 長 )今回かなりさまざまな意見が出て、検討しなければならない点があるの
で、会長・事務局一任という考え方もあるが、7月にもう一度開催した
い。今度は短時間、1時間とし、事前に資料を送っていただき、最終的
にここで合意をするという形が一番よろしいかと思うがいかがか。
⇒ 一同了承。候補日から開催日を決定。