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目次 1. 事業概要 3 2. メディア招請 4 3. アンケート調査 情報発信 ガイドブック作成 現地旅行エージェント等向けセミナー アンケート調査 韓国旅行エージェント等セールスコール 事業効果の把握 ま

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(1)

「韓国メディア(登山・トレッキング関係)

を活用した情報発信事業」

(2)

目次

1.事業概要

・・・・・・・・・・・・・・・・

2.メディア招請・・・・・・・・・・・・・・・

3.アンケート調査・・・・・・・・・・・・・・

11

4.情報発信・・・・・・・・・・・・・・・・・

13

5.ガイドブック作成・・・・・・・・・・・・・

41

6.現地旅行エージェント等向けセミナー・・・・

74

7.アンケート調査・・・・・・・・・・・・・・

124

8.韓国旅行エージェント等セールスコール・・・

141

9.事業効果の把握

・・・・・・・・・・・・・

152

10.まとめと今後の展望について

・・・・・・・

153

(3)

1.事業概要

(1)事業名

韓国メディア(登山・トレッキング関係)を活用した情報発信事業

(2)目的

観光庁では、「観光ビジョン実現プログラム2017」に掲げたインバウンド

観光促進のための多様な魅力の対外発信強化に係るビジットジャパン事業を展

開していくこととしており、この一環として、東北運輸局においては東北地域

の関係者と連携した、東北地域への外国人旅行者を誘致するためのビジット

ジャパン地方連携事業を実施しているところである。

東北地域においては、東北の観光復興に向け、2020年に外国人宿泊者数

150万人泊とする目標の中、宿泊旅行統計調査(観光庁)によると平成28年

は64.8万人泊に達し、更なる外国人宿泊者数の高みを目指し、官民、観光関

係者、地域住民が一丸となり、東北地域の観光振興に取り組んでいく必要があ

る。

今般、未だ震災前水準への回復が図られていない韓国市場において、SIT

層に対し、韓国内で人気の高い登山・トレッキング等のアウトドアに着目しな

がら、併せて韓国人に関心が高い東北の自然・食・温泉・文化等の魅力と東北

地域の現状を広く伝えることにより、東北地域の認知度向上及び誘客促進を図

ることを目的とする。

(3)事業主体

東北運輸局、(一社)東北観光推進機構

(4)事業概要

➀韓国メディアの招請(取材)

時期:平成29年7月5日(水)~7月11日(火)

被招請者:韓国メディア 1社1名

②被招請者に対するアンケート調査の実施・集計・分析

③ガイドブックの作成 『月刊山別冊ガイドブック』

④現地旅行エージェント等向けセミナーの開催

開催時期:平成29年11月27日(月)

開催場所:韓国ソウル・プレジデントホテル

(4)

2.メディア招請

・事業概要

(1)内容

韓国メディアの招請

(2)実施期間

平成29年7月5日(水)~7月11日(火)

(3)コース選定理由(テーマ、コンセプト等)

【コンセプト】

行程及び移動方法において、取材コースは、東北の登山・トレッキングに

適した「山」を基軸に、東北ならではの自然・食・温泉を中心としたコー

スを設定する。

自然豊かな東北の魅力を、トレッキング専門誌の記者、カメラマンに実際

に訪問・体験していただくことで、韓国のアウトドア、トレッキング愛好

者層に広くかつ効果的に情報発信をし、トレッキング愛好者の東北の素材

を効率的に把握していただき、その後の東北への継続的な誘客を図る。

【コース選定理由】

今までの取材内容を鑑み、東北の百名山で情報が必要な箇所を優先的に選

定し、今回の成果物の作成のための取材を実施する。

(4)被招請者

Yan Hyo-Yong(梁

孝溶)

(月刊山記者)

(5)被招請者概要

・会社の特徴

朝鮮ニュースプレス発行アウトドア月刊誌、レジャー情報、

登山ガイド、登山装備紹介、登山ニュースなど収録

・実績

ネパールヒマラヤ山脈トレッキング記事や中国観光情報誌、

スイスユングフラウ広告、フランスモンブラントレッキン

グ広報とスイスユングフラウ鉄道会社の依頼で有名観光地

と鉄道システムに対する広告の対応

これまでの韓国VJ事業を継続的に対応しており、東北に

おけるトレッキング招請および出版物である月刊山の記事

掲載に関わる一連の案件に携わり、事業内容を把握

・選定理由

韓国VJ事業の記事掲載時に実際に月刊山に出稿実績があり

今後の事業展開でも有効

記者として世界・日本全国を取材しながら、その中で東北

の自然に魅了され何回も東北の山を訪れ、東北の山々を自

分自身のSNSに発信したり積極的に周りの人々に東北の

自然の良さをアピールする記者であるため選定

(5)

事業日程(韓国メディアの招請)➀

日次 月日(曜) 時間 日    程 9:35 仁川空港発 (OZ152 アシアナ航空) 11:40 仙台空港到着 12:50 仙台空港駅出発 空港アクセス線 ※アクセス線取材 13:15 仙台駅到着 13:54 仙台駅出発(はやぶさ19号) 1 7月5日 15:29 新青森駅到着 (水) 15:40 新青森駅出発 16:40 弘前取材➀(弘前城) 18:00 宿到着 宿泊 : 山のホテル 8:15 宿出発 8:45 岩木山視察(日本百名山 1625m) (約3時間) 12:00 岩木山出発 12:40 弘前取材②(翠明荘)(+昼食) 14:30 弘前市内出発 2 7月6日 15:30 新青森駅到着 (木) 15:52 新青森駅出発(はやぶさ26号) 17:29 仙台駅到着 17:44 仙台駅出発(やまびこ154号) 18:10 福島駅到着 18:15 福島駅出発 19:00 宿到着 宿泊 :吉川屋 8:00 宿出発 9:10 西吾妻山視察(日本百名山 2035m) (約3時間) 12:30 西吾妻山 出発 3 7月7日 (金) 12:40 白布温泉取材(+昼食)

(6)

事業日程(韓国メディアの招請)②

8:30 宿出発 9:00 大内宿取材 10:30 大内宿出発 10:40 湯野上温泉取材(駅舎含む) 11:00 湯野上温泉出発 4 7月8日 (土) 11:10 塔のへつり取材(+昼食) 13:00 塔のへつり出発 14:30 大塩の炭酸井戸取材 【天然炭酸水】 15:00 大塩の炭酸井戸出発 16:30 宿到着 宿泊 : 旅館ひのえまた 8:00 宿出発 8:30 尾瀬沼取材(+昼食弁当) 5 7月9日 (約6時間) (日) 14:30 尾瀬沼出発 17:00 宿到着 宿泊 : くつろぎの宿 千代滝 9:00 宿出発 10:20 郡山駅到着 10:59 郡山駅出発(やまびこ45号) 11:34 仙台駅到着 12:00 仙台駅出発 専用車にて移動 6 7月10日 12:15 仙台市内(昼食) (月) 13:00 昼食場所出発 14:00 松島取材➀(瑞巌寺、円通院等) 16:00 松島出発 16:15 宿到着 宿泊 : 松島センチュリーホテル 8:30 宿出発 8:45 松島取材②(五大堂、観瀾亭等) 10:00 遊覧船取材 ※~10:45 11:00 松島出発  専用車にて移動 7 7月11日 12:00 仙台駅取材(+昼食)※「仙台市観光情報センター」等

(7)

歓迎の垂れ幕で被招請者を仙台空港にて

お出迎え。再びの仙台到着に和やかな雰

囲気。

弘前市のシンボルの『弘前城』は、改築

の話題もあり人気スポット。改築時の説

明に興味を持った様子。

岩木山の麓に佇む『山のホテル』。伝統

のマタギ料理も楽しめる。地元料理は好

印象。

日本百名山の『岩木山』登頂。初心者に

も対応可能な見晴らしの良い山。天気も

良く清々しく過ごせた。

(1)取材状況

(8)

日本百名山の『西吾妻山』登頂。ロープ

ウェイも整備され景観の楽しみ方もいろ

いろな方に対応可能。

会津若松市のシンボルの『鶴ヶ城』は、

福島観光の歴史的な拠点となっている人

気スポット。訪日客にお薦めとのこと。

会津の奥座敷で自然に囲まれた芦ノ牧温

泉に佇む『丸峰観光ホテル』。泉質も良

く疲労回復できたと好評。

古民家がつらなる『大内宿』。希少な景

観である。日本ならではの光景と地元の

方のお話に満足。

(1)取材状況

(9)

旧会津藩士が「太陽水」と命名し、身体

に良いとされた『大塩天然炭酸水』。世

界でも珍しい天然炭酸水に驚きも。

家族経営で地の物を使った料理を提供す

る『旅館ひのえまた』は、尾瀬沼散策の

玄関口。地元料理にご満悦。

花が咲く遊歩道を大自然に抱かれながら

散策できる『尾瀬沼』。初心者にも奨め

られるとの感想あり。

会津若松市にある名湯東山温泉『くつろ

ぎの宿千代滝』は、市内観光の宿として

お薦めできる。歴史を感じた。

(1)取材状況

(10)

「松島」の眺望が素晴らしい『松島セン

チュリーホテル』は、洋室を保有し、海

外からのお客様にも好評。

『五大堂』は、伊達政宗公が造営した、

東北地方最古の桃山建築。

もともと豊臣秀吉の伏見桃山城にあった

茶室『観瀾亭』では、「松島」を眺めな

がら抹茶を堪能。

船内では韓国語の案内もあり韓国人にも

好評な松島の『遊覧船』。

(1)取材状況

(11)

3.アンケート調査(韓国メディアの招請)➀

会社名 月刊山 氏名 Yan Hyo-Yong 今後の参考とさせていただきますので、以下のアンケートにご協力お願いします。 1.今回は東北に来られて何回目ですか?   (  8  )回目 2.今回東北を取材し、訪日前と訪日後のイメージについて変わったところを中心にお聞かせ下さい。 ○取材前の東北のイメージ 原発事故により観光客の減小により景気が沈むと予想しましたが、 綺麗で、親切な都会と山村の風景、そして人々、落ちついた雰囲気。 ○取材後の東北のイメージ 日本全体の経済が生き返って、雰囲気が活発に見える それ以外のことについても相変わらず良いイメージを持っています。 3.今回の東北取材について、以下の観点のご意見をお聞かせください。 ①ルート設定について そんなに疲れるとかは無く、スムーズな日程。 ②トレッキングについて トレッキング時間と距離が少し短い感じ(7~8合目から始まる) その代わりに平安な休憩の時間が長くなると思う。 ③全体的な取材先の時間配分について 非常に良かった。 ④今回の取材を通じて、今後韓国から東北へのトレッキング愛好者の来訪がさらに増えると感じましたか?  その理由もお書きください。 理由 日本有名山(100名山)中でも美しく、素晴らしい12山を記事に作成するので、 登山が好きな韓国人達には効果があると思います。 この度は「韓国メディア(登山・トレッキング関連)招請」にお越しいただきありがとうございました a)来訪が増える  b)来訪が増えない  c)あまりよくわからない

(12)

アンケート調査(韓国メディアの招請)②

有名な一つ・二つの山峰を紹介することも良いですが、連峰全体の稜線を回る フルコース登山路を紹介したい。 (1泊2日又はそれ以上) 6.東北における魅力ある観光資源は次のどれですか?(複数回答可) a)自然の景観   b)紅葉   c)桜  d)雪景色  e)新緑  f)温泉   g)伝統芸能・祭り h)歴史的建造物(寺社、仏閣等)   i)歴史的町並み   j)郷土料理   k)工芸品 l)ショッピング   m)旅館・ホテル   n)交通・新幹線   o)田舎と都会 p)その他〔      〕  7.韓国の消費者の視点から見た「東北の売れる素材」は何だと思いますか? 自然景観、郷土料理、温泉浴、祭り。 8.東北への外客誘致を進める上で、改善が必要な事項は次のどの項目だと思いますか?(複数回答可) a)知名度の向上のための宣伝   b)外国語の案内標識の整備   c)交通の利便性の向上 d)外国人割引制度の導入   e)無料公衆無線LANの整備   f)免税店の設置   g)従業員の接客態度の向上    h)従業員の語学力の向上    i)外国語パンフレットの作成 j)その他〔       〕 9.震災後の東北への外国人旅行者回復のために、今最も必要なものは何ですか?(1つのみ) a)マスコミへの観光情報発信の強化   b)口コミサイト・SNSへの観光情報発信の強化 c)旅行代金の低価格化   d)行政からの助成制度の拡大 d)東北への直行便の路線拡大   e)その他(       ) 10.東北の知名度を向上させるため、一般消費者に対する効果的な発信方法は何だと思いますか?    ・TV・雑誌・新聞などで持続的な広告と広報。 ・イベント開催。 ・原発事故の後遺症と影響が完全になくなったということの広報。 11.今後、ますます韓国から多くの方が東北においでいただくためにアドバイス等があればお願いします。 ・知名度がある言論・放送などを通じた広報。 5 .今回取材した以外に、東北で取材したいと考えていたところがあれば、その理由とともにお知らせください。

(13)

4.情報発信

招請時の実踏内容を効果的に露出する方法として、月刊山のホーム

ページに記事を掲載し、幅広く展開した。1ヶ月あたりの閲覧者数は

10万人程度が期待され、特集としての露出はさらなる閲覧者数の増

加が期待できる。そこからトレッキング需要を喚起し、東北への誘客

を促す。

➀≪月刊山ホームページトップ≫

②≪特設ページ≫

③≪岩木山記事≫(例)

・発信媒体

月刊山ホームページ

・掲載期間

平成29年12月~平成30年3月

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掲載記事日本語翻訳(青森県

岩木山)

[日本東北名山 青森県岩木山]ビューに優れた「津軽の富士山」 眺望優れた‘津軽の富士山’ 人々が旅行をする理由と目的は色々である。 先ずは休息とリフレッシュ、二 番目は様々な知識習得、三番目は冒険と挑戦、そして四番目は組織または、家 族間の関係発展と親睦などだ。その面で青森県の岩木山・1,625m登山および 周辺観光は上の4項目を全部満たす卓越した山である。 仁川空港~青森空港直行便があり渡航が容易で、山の周辺には休息できる温泉 が並んでいる。 また、日本の近現代歴史と文化を見て学ぶことができる名勝 地と伝統ある多様な形態のレストランが数えきれない程多い。その上、緯度が 高くて真夏にも比較的快適な旅行ができる。津軽国定公園に属する岩木山は青 森県でも津軽平野地帯に高く聳え立っているために、県の大部分の地域をひと 目で見ることができる。火山帯に属する円錘形火山である岩木山は何回も噴火 しており、最近では1963年に噴火した。全体的な形状が富士山と似ているこ とから‘青森(または、津軽)の富士山’と呼ばれるようになる。四方八方どこ から眺めるかにより形状が少しずつ違って見える魅力もある。青森県のまた別 の百名山である八甲田山が弘前市と黒石市にまたがり、岩木山の東側方向に位 置している。通年の四季がとても美しい風景である白神山地は南西側方向に位 置しし、天気が良い日には岩木山に登る時に時折視野に入ってくる。 津軽地域を統一した津軽為信が計画して、2代目信牧が1611年に完成した由 緒深い弘前城で4月末から5月初めまで開く桜の花祭り期間に桜の花木道を歩 いて白い雪が積もった岩木山を見つめれば、それこそ天上に来たような幻想を いだく。 簡単な準備でも十分に登れる山 岩木山の頂上に到達するのは非常に容易だ。多くの訪問客は車両を利用して山 のふもとから69個のカーブがある道路を通ってリフト乗り場がある八合目 サービスエリアまで上がって行く。 恋人たちはもちろんのこと、誰かと会い たい目的を持っている人々ならば、69個の激しいカーブを通って、上がる間 に出会う機会を作ることもできる。 道路を通って3分の2程度上がれば、遠く日本海がひと目で視野に入る。はっ とするほど素敵な風景が目の前に繰り広げられる。晴れた日には晴れた日で素 晴らしく、足の下に白い雲がふっくらと見える日もまた、あたかも神や孫悟空 になったように感じることができて良い。 このように岩木山は8合目稜線まで 車で行くことができ、リフトに乗って1,470m地点まで行くことができるだけ ではなく、登山路も比較的よく造成されていて子供たちや登山初心者も簡単に 上がることができる。登山路は4月末から10月末まで通ることができる。これ は晩秋から積もる8mを越える積雪量のためだ。リフト乗り場がある‘八合 目’サービスエリアには広い駐車場と食堂、記念品販売所とトイレがあって登 山前準備と合わせて登山後の休息に役に立つ所だ。そこからスキーリフトに 乗って上がることができる。

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掲載記事日本語翻訳(青森県

岩木山)

野生花を眺めて進むにつれて海抜1,470mの登山出発地点に到着する。10分 もかからない距離だ。リフト乗降車場を通り抜けて行くと火山岩でできた明瞭 な登山路とともに岩木山の頂上部がひと目で見える。登山コースは非常に単純 だが足もとに繰り広がる素晴らしい風景が見れるため登山中ずっと感動するは ずだ。 大小さまざまにある峰を数えきれないほど登り降りしなければならな い私たちの国の山々とは地形や地質がずいぶん違う。 火山爆発によって海近 くに高く聳え立った姿と足に感じる登山路の感触が済州の漢拏山と似ている。 八合目リフト乗り場がある休憩エリアの救難待避所まで歩いて40分程度必要 とされて(リフトを利用する場合、約20分) 救難待避所から頂上(1,625m)ま で30分程度必要とされるのに若干急なのだが、ほとんどは石段で造成されて いてそんなに危険ではない。だが、道に気を付けないと初心者は足首関節を痛 めやすい。 登山路のあちこちには色々な美しくて可愛らしい野生花が咲いて いて目を楽しませて、桃色桜草と日の当たる花が風に揺れる姿に登山客がずっ と写真を撮り続けて楽しむことができる。避難所は遭難にあって死亡した大学 生がいたために作られたという。 たとえ山はそんなに高くないけれど冬には 積雪量が多くて時々遭難にあう登山客がいるという。 学生たちの死亡事故以 後に避難所の必要性があると判断され建築された避難所の前に、その当時亡く なった大学生の霊魂を慰めるために金属で作った鐘が設置されている。 行き 来する登山客がその鐘を鳴らして亡者の霊魂を慰めたり、熊の出現を防止した りもする。冬の間ずっと降った積雪量が途方もないため7月にも山のふもとの 一部には白い雪がそのまま残っている山だ。 白い雪と黒い火山石の対比、濃 厚な緑とパステルトーンの野生花の融合そして青い澄んだ空と白い雲の調和は 文で表現するのが難しい一つの芸術作品と感じられる。急な石段道だが南、北、 西の方に見下ろせる風景と日本海から吹いてくる風が力を培ってくれる。 休 み休み上がる間新しい頂上が目の前に現れる。大小の灰色火山岩で覆いかぶ さった頂上にのぼる瞬間、口がぽかんと開かれる。360度どちらか一つの所詰 まることがない一望無際の風景のせいだ。 日本海を隣接した広い平野地域に 単独で高く聳え立った山であるから、遮るものが無くただ清々しいだけだ。 天気がよい日なら東側遠く白い雲を突き抜けて出てきた八甲田山が目に映る。 頂上にはトイレを備えた待避所と中に空間がないピラミッド形態の特異な人工 頂上石が位置している。また、頂上北側岩の下には祭壇のある小さな神社が見 れる。神社の北側では人口16万人の弘前市がはるか遠方に見下ろせる。風を 受けながら頂上の岩からマッチ箱のような都市のビルディングを見下ろしてい ると、あたかもパラグライダーに乗って空に浮かんでいる気持ちだ。下山は ずっと南北の下り坂で、日本海が清々しく見えてより一層素晴らしい。足下の 方にリフトの休憩エリアが遠くに見える。早い人なら25分程度の短い距離だ。 リフトに乗れば10分以内に休憩所に戻ることが出来る。

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掲載記事日本語翻訳(青森県

岩木山)

コースが短い岩木神社から開始 平野に高く聳え立った岩木山は登山路がそんなに多様でない。西側を除いて合 計5つの登山路が造成されている。 代表的な登山路は赤倉、百沢、長平登山路 だ。 赤倉コースは神社の信者によりよく整備されている。赤倉神社を基点に して、コース途中には33個の観音像が道を案内する。その他に弥生登山路は 数年前まで葦が繁っていたが今は整備されて通行することができるという。3 個の登山コースのうち最も多く知らされたコースは百沢登山路だ。 弘前から バスに乗って岩木神社の前に降りて参拝道路で上がる。 22mの高さの門があ り1,200年になった派手な彩色の神社を見物して神社左側の森道に上がる。 群落が多い森の道を上がってみるといつのまにか避難所に到着する。以後小川 沿いにずっと上がるならば傾斜がますます激しくなる。 小川をすぎれば直径 25m程度の湿地池がある。池周辺は6月初めから8月初めまで花を咲かせる ‘岩木小桜’(みちのく小桜)の群生地だ。 急傾斜道を50余m上がる8合目のリ フト乗り場周辺に生息している。おおむね5時間必要とされる。

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掲載記事日本語翻訳(福島県、山形県

吾妻山)

[日本東北名山 福島・山形県吾妻山]「天上の花園」探勝道 ‛天上花園’ 山脈の壮快さと野生花の繊細さを同時に楽しむことができる。‘吾妻山・ 2,035m’は日本の東北地方の福島県と山形県の境界隣接地の稜線で吾妻連峰 にある。東に続く峰は山形県の米沢市南部の天元台で福島県、福島市西部にま たがって、標高2,000m級の山々が東西に約20km、南北で約10kmほど伸び ている。福島側で眺める時連峰の最も右側に吾妻小富士・ 1,705m、東吾妻 1,975m、一切経山・ 1,949mがある。 中央部には東大巓1,928m、中吾妻 山1,931m、西側では吾妻山最高峰である西吾妻・ 2,035m、西大巓 1,982mなどの山々がある。 二つの県にまたがる長い連峰であるだけに登山コースも多くて、連峰全体また は、一部を縦走するコースもある。1泊2日縦走コースもあって、往復3時間の 短くて容易なコースもある。 主要区間の所要時間は北望台~西吾妻山頂上(2 時間),西大巓 ~西吾妻山頂上(1時間),白布温泉~西吾妻山頂上(3時間)だ。 色々な峰を上がっては下りてこそ頂上に到達する私たちの国の山と違い日本 100名山はほとんどの海抜高度に比べて難易度が高くないほうだ。特に吾妻山 の登山客が最もたくさん訪れる天元台高原駅コースは本格的である登山出発地 点まで上がる過程が非常に易しい。登山出発地点が海抜高度1,820mであり頂 上の高度が2,035mで9合目稜線まで機械の力で汗一粒流さないで簡単に上が ることができるわけだ。 北望台~人形石・ 1,964m往復コースと北望台~大久保往復コースは夏シー ズンには軽い気持ちでウインドジャケットだけリュックサックに入れて半ズボ ンに半袖、トレールランニング姿で行っても無理がないコースだ。登山の総時 間も2~3時間に過ぎない。 バスや自家用でケーブルカー乗り場がある高度920m地点の湯元駅まで上がっ た後ケーブルカー(定員40人)に乗り換える。以後風景を楽しんで5分程度行け ば高度1,350m地点にある天元台高原駅に到着する。大規模リゾートが造成さ れていて、主に冬スキーシーズンにたくさん訪れる。リゾート内のスキーリフ トを3回乗り換えて1,820m地点まで楽に移動して、本格的な登山は9合目稜 線から始める。 そちらで野生花が美しく咲いている大窪まで柔順な稜線の道 だ。 最頂上西吾妻山までもそれほど難易度が高くない。しかし雪が多い春 シーズンにはアイゼンが必要で相当な注意をしなければならない。ケーブル カーに乗って5分位に到着する天元台高原に位置した休養リゾートは家族の静 養先として特に夏と秋には吾妻山登山のために日本人たちが多く訪れる所であ り、冬にはスキー場が運営される。 また天元台高原駅を基点に30分から1時 間程度必要とされる美しい花道散歩路が4か所も造成されていて年齢を問わず 家族単位の旅行客が楽しんでいる。天元台高原駅出発地点にはきれいな水が惜 しみなくあふれ出る湧き水がある。そちらで水を満たして出発すれば良い。

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掲載記事日本語翻訳(福島県、山形県

吾妻山)

最初のリフト乗り場で見れるとスキースロープが結構広い。 夏に輪が付いた スキーを楽しむ日本人たちが時々いる。 本格的な登山のため2人乗りスキーリ フトに乗って上がる間周辺の山が清々しく目に入る。足の下で天元台高原リ ゾートから出発する散歩道が見えて、散歩道そばでは数多くの野生花が美しく 咲いている。 トレッキングや散策が好きな人々はゆっくり歩いて上がって森 と野生花の濃厚な情緒を楽しむことができる。家族や恋人はリフトに乗って上 がる間ずっと感動することだろう。 登山は3回目のリフト停留場である北望台から始まる。こちらにはまた他の日 本100名山である月山、蔵王山、鳥海山、飯豊山と朝日岳などを眺望できる五 名峰展望台があり、リゾート区域内に設置されている三の鐘(幸福の鐘、希望 の鐘、安全の鐘)の中で最も高いところにあるのは安全の鐘である。北望台に 登ってみれば国立公園と似た感じを思わせる山稜線が広がる。 真夏にも簡単に近寄ることができる山中花畑と雪原 北望台でかもしか展望台までは25分の距離で危険だったり道を迷う心配はな い登山路だ。湿地をすぎる所には間違いなく木道が設置されてあって靴が濡れ る心配もない。木道の左右には吾妻山の代表的な野生花である‘チングルマ’ をはじめとする‘紫ヤシオ’(ツツジの種類),冬にはSnow Monster樹氷に変 わる‘オシラビソ’、木の葉っぱの模様が亀などに似た‘オオカメノキ’、 ‘ユキザサ’,気まぐれの恋を思い出させるように可愛らしい‘コケモモ’等の 高山木と野生花が色々な色感を誇って美しく咲いている。 海抜高度1,940mであるかもしか展望台で眺める風景もまた凄い。遠く米沢市 がはるかに見下ろせて、新潟県、山形県と宮城県など東北地方を代表する名山 がひと目で入ってくる。西側には磐梯朝日国立公園地域の連峰もまた眺められ る。 かもしか展望台で木道と階段道を通って東に20分程度歩いていけば人形石に 至る。 途中に木道が分かれるところで左側(東側)に行けば人形石で、右側(南 側)に行けば最頂上である西吾妻山に続く道だ。ほとんどの場合は、右側道に 入って先に大窪に立ち寄って、再び戻って人形石を立ち寄った後下山する。 右側道に行くならばゆるやかな下り坂道が続いて大窪に簡単に降り立つ。そち らから泉がある水汲み場まではほとんど平地なので、設置された木道からは外 れなければ安全だ。こちらは冬の間積もったばく大な量の雪が溶けなくて真夏 にも残っている所でもある。熱い日差しに徐々に溶けて流される雪により水量 が豊富で多くなり、野生花をはじめとした高山植物が育つ所で有名だ。 熱い7 月にも大きな雪だるまが目についたりして登山客は興味を惹かれ留まってしま う。 その上可愛らしい数多くの野生花が山客の足を止める。白い雪と青い澄 んだ空で大小の湿地を背景に色々な姿で咲いている野生花を観察しながら安全 な木道を歩くことができる。それはまるで巨大な花の宮殿の中の花園を歩く気 持ちだ。美しい周辺の風景を背景に新緑と雪が共に存在する写真を撮るところ だ。 そこから頂上までは約1時間の距離だ。

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掲載記事日本語翻訳(福島県、山形県

吾妻山)

下山はかもしか展望台からすぐに降りて行かないで、別れ目で右側の柔順な坂 道に入り込んで1,964m地点にある人形石を経由する。人形石は人形の姿の大 きな岩があって付けられた名前だ。人形石はそんなに高くなくて、上がること ができる。人形石から北望台までの下山の道は35分しかかからないなだらか な森の中の道だ。木々の下に野生花が咲いており、なだらかな下り道を一行ら と会話をしながら歩いてみるといつの間にか‘安全の鐘’があるリフト乗降場 の北望台だ。 そちらから再び3回のリフトに乗って降りていけば天元台高原リ ゾートに到着する。美しい花が多様に咲いた花道にそって天元台高原駅に着け ばロープウェイ(ケーブルカー)が待っている。

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掲載記事日本語翻訳(福島県

尾瀬国立公園)

[日本東北名山| 福島県尾瀬国立公園]決して忘れられない、湿地の風景のパラ ダイス 決して忘れることはできない湿地風景のパラダイス 海抜1,600mの山腹に存在する高山湿地と高山植物の饗宴 尾瀬国立公園は高山湿地天国だ。 群馬・新潟・福島3県にまたがる尾瀬国立公 園は約500年前、燧ヶ岳・2,356mで火山爆発が起きてできた。 この時流れ 出た溶岩が只見川を防いで海抜1,400~1,600m高さの山について沼と湖がで きた。 1960年特別天然記念物と指定され、以後日光国立公園に属した後に自然の独 特さと優秀性を認められて2007年から分離して独立管理がされている。 尾瀬 国立公園は日本最大の高山湿地で400個余りの池と沼があって、珍しい湿地植 物が自生する所で毎年30万人を越える人が訪れる程人気がある所だ。 水芭蕉 とニッコウキスケ(ユリ科に属する多年生草)をはじめとする多様な湿地植物と 這い松ブナ原始林が大自然の生々しさを見せる。 尾瀬国立公園は6月から10月まで開場するが、7月まで残雪が残っていて9月 末から雪が降る。 野生花が最も満開な時期は6月中旬から8月上旬だが9月末 までも野生花を見ることができ、10月には雪に覆われた山頂が紅葉と交わっ た異色な風景も見ることもできる。 尾瀬国立公園トレッキングは山荘で1泊することが大きい楽しみだ。 我が国立 公園待避所とは違い、シャワーが可能(石鹸シャンプー歯磨き粉禁止)としなが らすっきりした生ビールと缶ビールを販売する。 布団を提供するのに寝袋や マットレスが必要ないし、夕食と朝食お昼弁当を含んだ1泊価格が1万円程度 である。 山荘での食事のために‘ポッカ’と呼ばれる荷物屋が平均100㎏に もなる重さの食材を担って配達をする。 これらの労苦を考慮すればとんでも ない価格ではない。御池・1,500mを野原頭で燧ヶ岳登山をして山荘に到着す るか、御池でシャトルバスに乗って沼山峙休憩エリアで湿地トレッキングで山 荘につくことができる。御池で燧ヶ岳頂上までは5kmであり急な坂だ。 最小 3時間はかかるため、多少汗を流さなければならないコースであるから軽いト レッキングを望む人は湿地トレッキングをするほうが良い。 頂上で浅湖湿原 に降り立つコースは急な森の道が5km程続き、退屈なこともある。 マナイタ グラで小沼湿原休憩エリアですぐに降りれば時間を節約できる。見晴台(尾 瀬ヶ原)山荘タウンで1泊後下山する時は三条の滝を見て御池に降り立つことが できる。 沼山峠で開始する湿地トレッキングは合計11kmに対して5時間かか る。 穏やかで上がっては下りるということがあるがゆるやかなコースが多く て燧ヶ岳登山よりは易しい。 圧倒的な景色を見せるマナイタグラ 燧ヶ岳登山は御池の広い駐車場で始まる。最初分かれ道(御池0.5km・尾瀬ヶ 原8.9km・燧ヶ岳4.5km)で左側山道に入り込む。 樹齢100年は越えそうで ある大きい木が何気なく散在していて、山道は狭くて急だ。 苔が装飾のよう に所々を覆っていて濃厚な原始林の香りを感じることができる。

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掲載記事日本語翻訳(福島

尾瀬国立公園)

登山は最初から急な山道に導く。 観光する気持ちで探した人たちは中山里で 智異山、天旺峰(チョヌァンボン)に上がるような急なコースに慌てるように なる。 上り坂森の道をすぎれば“これなの!”と感嘆の声をあげることになる。 広い山中湿原は初めて会う場所で芝生の間に木道が出ている。 芝のようだが 足を入れれば陥る湿地だ。 甘い風景の湿地をすぎて山に登ればさらに広い湿 原が現れる。燧ヶ岳は二つの連峰が頂上を作っている、紫安クラとマナイタグ ラである。 西側のシバヤスグラが10mさらに高い対面だ。 広い湿地後にぼっ てりした山勢で湧いたのがマナイタグラである。 サッカー場いくつ分の大きさの広い湿地に白い野生花が咲いてアルプス草原に 来たような錯覚になる。 湿地の真ん中には長い木道が終わりなしに続いて鮮 明に行く道を教える。 尾瀬国立公園の最も大きい法則は‘木道を抜け出さな いこと’だ。 尾瀬湿地は日本で環境問題が初めて提起されたところだ。 過去1960~1970 年代日本で尾瀬は誰でも一回ぐらい行っている有名観光地であった。 しかし あまりにも多くの人々が通って土砂流出と積もったゴミで湿地が毀損され始め、 以後こちらで環境運動が始まり、登山路に木造デッキを敷いて周辺環境を保護 したのも尾瀬湿地が日本で初めてだった。 尾瀬にはとりわけ木造デッキ道が多いが、スティックをゴム栓で防いで使用し 鋭いスティックなら木道寿命が半分に減る。 湿地を過ぎると高度を急に上げる上り坂が始まる。 結末を予測することがで きない興味深い映画のように変化の激しい山道が続く。 高度を高くすれば残 雪が現れ、7~8月にはアイゼンとスパッツがなくても登山可能ですが、どろ どろする残雪が登山靴に入り込まないように注意しなければならない。マナイ タクラ(2,346m)頂上は景色良い岩地帯だ。 特に山中腹高度1,600mに位置し た尾瀬湖が視線を引き付ける。 西側では頂上であるシバヤスグラが湧いた。 四方に見えるのはひたすら山だけだ。 我が国と似ていながらも他の景色の巨 大さに驚くことになる。燧ヶ岳は残雪が残っている姿が遠くから見れば燃料を 入れて火をつける道具であるコンロ風炉・ヒウチバサミに似ていたといって名 前が由来する。時間が充分ならば対面であるシバヤスグラに立ち寄っていくこ とができる。 だが、山荘シャワーが午後6時まで可能で、マナイダグラですぐ に下山する人がさらに多い。 急な下り坂について高度をおろせば尾瀬湖が近 くなり、湖展望台の役割をするミノプチ岳を過ぎれば過密な森の道が長く続く。 大きい木々でいっぱいだ。 下り坂が終わる所で尾瀬湖に会って、再び木道が 始まる。 登山で歩き道の雰囲気が変わる。 上り坂に見た北斜面湿地と違う花が主をな している。 物静かな湖ときれいな湿地、明るい野生花が調和を作り出して歩 くことだけで都市の人のかたい心がするする溶けてしまう。湖が終わる所で会 う木造建物は休憩エリアだ。 こちらですっきりした缶ビールを飲んで穏やか な山湖を眺める楽しみを享受することができる。

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掲載記事日本語翻訳(福島

尾瀬国立公園)

尾瀬湖をすぎて森の道を通過すればいくつかの山荘が村を成し遂げている見晴 らし山荘タウンだ。 ほとんどは100人以上収容できる大型山荘なので日本登 山人で混みあう。弥四郎山荘の前には広大な湿地が展開する。 山荘ではすっ きりした生ビールを売るが、椅子に座って景色を眺めてビールを飲む余裕を楽 しむことができる。 ある部屋に多くて20人程度一緒に寝るのに布団を提供す るので別途の寝袋とマットレスを準備する必要がない。夏でも日が暮れれば気 温が落ち、軽いダウンジャケットを着るほどだ。 山荘の明け方は魔法のよう な霧が有名だ。見晴らし山荘タウンの前に繰り広げられた広い湿地の上で山の 精霊のような明け方霧が踊る神秘的な姿を見ることができる。 広い湿地をすぎて濃厚な林の中に入れば絶壁下へ流れる力強い渓谷が現れ、 岩盤を乗って流れる強烈な水の流れがすがすがしい。三条の滝展望台だ。 結 構離れた距離で見るのにも“クァクァクァクァ”といいながら80m壁を墜落 する水の威容を体験することができる。 滝をすぎれば森の道が長く続く。 穏やかに上がっては下りきらびやかな変奏 曲のように山道が続く。 濃厚な陰の森を出て明るい湿地を過ぎれば御池につ く。

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5.ガイドブック作成

(1)ガイドブックの概要

➀概要 東北の百名山を主として周辺観光地情報も併せて掲載している。紹介され

ている山々は<八甲田山・岩木山・白神岳・早池峰山・八幡平・鳥海山・

月山・蔵王・吾妻山・磐梯山・尾瀬・会津駒ヶ岳及び周辺の観光地>

②掲載量 105頁(A4換算)・全編フルカラー

③言語

韓国語(ハングル)

(2)ガイドブック配布方法

①概要

韓国最大の登山専門誌である月刊「山」と連携し、2017年11月発刊

の月刊「山」本誌の別冊として配布。

②媒体名

月刊「山」特別付録

③発刊部数 50,000部

④発刊日

2017年11月

(3)媒体の特徴

➀会社名

㈱朝鮮日報社(CHOSUN NEWSPRESS)

②所在地

ソウル市中区太平路1街61

③電

02-724-5114

④URL

http://san.chosun.com/

⑤発行形態 月刊

⑥発行部数 50,000部

⑦販売価格 ₩10,000

⑧媒体の特徴 韓国3大山雑誌のひとつの朝鮮日報が発行。

1969年に創刊した韓国のアウトドア雑誌。

登山・アウトドア関連部門発行部数、人気ともトップクラス。

冬はスキーに関する記事も掲載。

⑨刊行時期

2017年11月

韓国では、健康ブームも追い風となって、40代から60代における登山・ト

レッキングが大変人気となっている。これら登山・トレッキング愛好家に対し、

東北の山々や周辺観光地の魅力を情報提供することにより、風評被害が未だ残る

韓国市場からの具体的な誘客促進に繋げるものである。

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ガイドブック作成(成果物)

月刊山特別付録(11月

50,000部発行)

別冊として東北の山を特集。

東北六県+新潟県の記事を掲載。

月刊山

別冊として同封されている

ことを表紙で紹介。

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日本の各地域の地図を配置し、

日本列島における位置を確認。

地図の隣のページには各県の概略

を説明。

取材の様子を掲載し、旅行の魅力

を伝える。

山だけでなく、周辺観光に役立つ

情報も併せて記載。

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ガイドブック日本語翻訳(巻頭)

日本の東北地方手付かずの自然と文化の中でのヒーリング楽園 日本は、北海道、本州、四国、九州の4つの大きな島を中心に北東から南西方向につ ながる列島の国である。その中本州は東京と大阪などの大都市が配置最大の島で、東 北地方は、この島の東北地域を指す。主な山脈である奧羽山脈と関連して、「奥羽」 の地方とも呼ばれている。 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島をあわせて「東北6県」と呼ぶ。昨今はこの6 県と新潟まで含めて、東北7県と呼んでいる。この地域は、日本の穀倉地帯でありな がら、日本の北端の島北海道に比べて遅れて成長した。北海道と青森を結ぶ青函海底 トンネルが開通した後に、交通が良くなったからである。 東北地方は、江戸時代以前には、政治の中心地であった近畿地方から遠く離れていて、 江戸時代以降は稲作に重点をおいて開発が遅れたが、そのおかげで、自然生態は日本 国内の他の地方に比べてよく保存され、文化遺産と温泉、地元のお祭りなどの観光資 源が豊富である。特にこの地域の山は北アルプス(3,190m)のように高くないが、 様々な景色を誇り、素敵な野生の花が多いことで名高い。 毎年新春は、世界自然遺産に属する青森県秋田県の白神山地のブナ林から始まる。4 〜5月に残雪を突き抜け咲くカタクリの花は春の化身として世に新しい命の誕生を知 らせてくれる。夏には、福島・新潟・群馬県にまたがる尾瀬国立公園の高原湿原と高 原湖周辺が天上の花園に変身しながら夢幻景色を醸し出し、山形県の月山1,984m は高原周辺に数多くの花で変身する。権現の意味する羽黒山、来世を意味する湯殿山 と一緒に「山形県の出羽三山」、すなわち、山岳信仰の対象として、今も多くの方が 足を運んでいる。 また、秋になると、青森県の八甲田山をはじめとする東北の名山は五色紅葉光で光を 放つ。東北地域の峰は、冬になると雪の中に隠れる。むしろは幻想的な世界に変身し てスキーヤーとスノーボーダーに楽しみを与える。特に宮城県山形県の蔵王山と青森 の八甲田山は、神秘あふれながらも美しい樹氷は、スノーモンスター(snow monster)と呼ばれ名高い。ロープウェイやスノーモービルに乗って幻想的なス ノーモンスターの中に入ることができるということは、他の山では、味わいが難しい 感動だ。 ヒーリングの時間を享受できる歩道も複数ある。青森県の十和田湖、焼山に至るまで 14kmの長さにつながる奧入瀨溪流は、快適なトレイルに新緑、録音、紅葉、雪景色 につながる絶景の四季の景色を享受できるようにしてくれる。また、福島磐梯山ク レーター爆発で形成された五色沼の自然探訪路はコバルト、光輝く湖畔の道にある幻 のトレイルだ。 東北地方の魅力は、単に自然に限ったものではない。1611年弘前初代の支配をして いた大浦為信と息子信枚が築い弘前城、江戸時代の大名が住んでいた鶴ヶ城、福島南 会津の宿場町大内宿、伝統的な日本酒醸造所などの歴史的文化的価値を持つ建築物を あちこちで見ることができるだけでなく、山の麓で湧く温泉が位置しレクリエーショ ンの機会も与える。ここで、住民の素朴な人情味が加わり感動は倍になる。だから、 自然と人が一緒に生きているところが東北地方であり、一般の旅行者にもお薦めの場

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ガイドブック日本語翻訳(巻頭)

日本一のりんごの産地青森県(あおもりけん) 青森県は、本州の最北端に位置し「津軽海峡」を間に置いて、北海道と向かい合って いる。南北に長く伸びた「奥羽山脈」が県を二つ引き離している。雪が多い西部と夏 でも気温が低い太平洋側と区分されて、東西の気候が全く異なるのが特徴である。 世界最大の「ブナ原生林」で、世界遺産に登録された「白神山地」をはじめ、美しい 渓谷の「奥入瀬」と神秘的な美しさで知られる「十和田湖」、美しい景観を誇る「津 軽国定公園」、本州最北端の「下北半島国定公園」など、青森県には自然がよく保持 された地域が多い。 青森の特産物は、リンゴで全国1位の生産量を誇る。日本で生産されているリンゴの 半分が青森で生産される。ここには別名「合格リンゴ」というマーケティング的に有 名なリンゴもある。農民が台風で落ちなかったリンゴを「試験に落ちない合格リン ゴ」として宣伝して販売したことが成功を収めたもの。その他リンゴを材料とする多 くの加工品が販売されている。 また、青森には、紀元前4,000年から5,000年の間と推定されている日本最大の 「三内丸山遺跡」をはじめ、「是川遺跡」、「亀井岡区遺跡」など、複数の遺跡があ り、古代のロマンを楽しむこともできる。 毎年8月に木枠を組んで、特殊紙に表を塗り替えする大型な張子で市内を一周まわる 「青森ねぶた」と「弘前ねぷた」が有名である。秋「津軽」の「岩木山」参拝、冬に 行われる豊年祈願の伝統行事「八戸えんぶり」など青森は四季を通じて多くの祭りが 開かれる所ある。 豊かな川の平野がある穀倉地帯秋田県(あきたけん) 本州の北西部に位置し、秋田県は豊かな川の平野に広がる肥沃な穀倉地帯で有名地域 である。西は広い海に面していて、南北と東の三方向は高い山々に囲まれており、住 みよい場所になる。特に冬の内陸地域は雪がたくさん降り、日本でも有数の積雪量を 誇る。 山と海、湖と調和した秋田県の自然は、多彩で美しい。日本一の水深を誇る「田沢 湖」、神秘的な美しさで目を引く「十和田湖」、海岸線と夕焼けが美しい「男鹿半 島」、景勝地として知られている「八幡平」、別名「秋田富士」と呼ばれる「鳥海 山」などが有名である。 秋田は年中の伝統的な行事と独特のイベントが多様に開催され、どれ一つそのまま通 り過ぎることができない。東北の夏を代表する「秋田竿燈まつり」、雪の「横手のか まくら」、鬼に扮して冬の夜に、各家動き回る「男鹿のナマハゲ」などジャンルも豊 富である。 秋田県の経済基盤となる事業は、農業である。その中でも、米の収穫量が多いことで も知られている。日本の第2のラグーン(潟湖)である八郞潟湖を干拓して機械化農 業が発達した。特産物としては、米で作る「きりたんぽ鍋」をはじめ、様々な郷土料 理と米が原料となる地酒も味わうことができる。

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ガイドブック日本語翻訳(巻頭)

山・海、日本の江原道岩手県(いわてけん) 本州北東部に位置する岩手県は日本の本州で最も広い。日本の中で北海道を除けば、 最も広い土地を誇る。面積15,278km²で最も小さな香川県の8倍の大きさである。 岩手県東は太平洋に面しており、内陸部はほとんど山岳地形で「日本の江原道」と見 ることができる。 岩手県最高峰は岩手山(岩手山・2,038m)で、富士山と似ていて、「南部富士」 とも呼ばれる。日本の100名山の一つの典型的な活火山であり、見る角度によって 形が違う。岩手県を代表するもう一つの山である八幡平(八幡平・1,613m)は、 十和田八幡平国立公園(十和田八幡平國立公園)に指定されている。秋田県にまたが る丘陵地帯ひたすら平らな火山で、湖沼、湿原、数量が豊富な温泉が多いのが特徴で ある。 岩手県沿岸は「豪華な大絶壁」と称し、「日本の海アルプス」と呼ぶほどの最高の海 岸の景色である。三陸復興国立公園(陸中海岸国立公園)に指定されており豪華な海 岸線の景色と新鮮な海の幸が豊富なことでも有名である。 岩手県は、古くからさまざまな有名な温泉が多いことでも有名である。特に「花巻温 泉街」は、日本東北最大の温泉町です。ここで温泉はアルカリ性で肌に良く女性に人 気が高い。 新鮮な材料で調理された食べ物も欠かせない。首都圏でも「岩手県三陸直送」という ブランド名をメニューに書いて入れてアピールするほどだ。また、米の産地でもあり、 わさびも生産する。特に高い評価を受けているのは、口でとろりと溶けるウニや歯ご たえが一品であるアワビがある。シーフードに劣らず有名なのは鮮度が優れた品質の 牛肉だ。岩手県牛肉ブランドを「前沢牛」とし、ジューシーで、霜降りがまんべんな く混ざっていて、日本国内でも珍味で名前高い。この他にもプリプリなイカ、ホヤ、 サンマ、カキ、毛ガニなど韓国人が好む食材が味良いことで評判の所が岩手県である。 海上交通の要衝、歴史の遺産山形県(やまがたけん) 日本の東北地方で最も西に位置する山形県は、昔から東海航路が開かれた海上交通の 要衝である。山形市をはじめ、新庄、鶴岡、米沢など、長い歴史を持つ都市が多く、 「山寺」と「上山城」など、多くの歴史的建造物と漆器・鋳物など伝統工芸遺物も多 く残っている。 山形県を代表する川に最上川を挙げることができるが、東西に流れながら、広大な平 野である庄内平野を作った。名山の呼称で名前高く韓国にも精通している山形県の蔵 王山(1,841m)、鳥海山(2,236m)、出羽三山などの自然景観が優れている。 出羽三山は月山(1,984m)、羽黒山(1,414m)、湯殿山(1,500m)の総称で、 日本山岳信仰の塗装でもあるため、単純な登山ではなく、「巡礼の山」に名前高い。 国立公園に指定され蔵王山様々な高山植物や活火山特有の素敵な景色と温泉で有名で、 古くから人気がある。日本の100名山に属する鳥海山「山形の富士山」と呼ばれた ほど遠くからも目立つ火山の典型である。 山形県には100カ所以上の温泉がある。多くの日本の文人たちが愛した芸術の湯田 川温泉、庶民的な趣が生きている温泉街由良温泉、白い砂浜と海を見ることができる 湯野浜温泉、1,000年の歴史が溶けている伝統のあつみ温泉などが有名である。

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ガイドブック日本語翻訳(巻頭)

日本最高の桜の名所と温泉リゾート宮城県(みやぎけん) 日本の本州東北地方、福島県の上部に位置している。宮城県は、東北で最も人口が多 く、(約232万人)、県庁所在地である仙台市を中心に南には阿武隈川、東には北 上川が流れている。西内陸部には蔵王山(1,841m)をはじめとする1,000m台の 山々が屏風のように囲まれている。 蔵王山は5月から10月初めまでは野生の花が満開することで有名で、冬には木に結 ぶ氷の花が壮観をなす。蔵王山は1182年に噴火しており、これにより、形成された 火山湖が釜と似ていることから「お釜」と呼ばれている。 宮城県は文化財が多いことで有名である。16世紀から伊達政宗がこの地方を治めて 産業と文化の発展に力を傾け、その結果仙台東の東照宮など県内各地には、数百年の 歴史と伝統を誇る文化財が多く残っている。 百済時代から韓国との交流してきた宮城県には、秋保温泉と作並温泉、鳴子温泉など 泉質の良い温泉がある。1,000年を超える歴史を誇る鳴子温泉は、動脈硬化や高血 圧、肌に良い硫黄温泉である。 宮城県は、桜のでも有名ある。日本には桜の名所が多いが、その中宮城県南部の大河 原町が特に有名である。小川という「複数の川が合わせられる」という意味だ。大河 原町から柴田町に続く両側の道8kmに渡って桜のトンネルのように続いて、日本の 人々はここを「一度に1,000本の桜を見ることができるところ」と呼ぶ。旅行者は、 桜と一緒に遠くに見える春先の雪に覆われた蔵王連峰を眺めながら歩く散歩を最高の 魅力となる。 宮城県の東に「日本三景」の一つである松島がある。松島は、宮城県中部松島湾の近 くに散在する大小260余りの島々が集まっている本群の総称である。松島湾に面し た瑞巌寺は828年に創建されたと伝わる禅寺で、当時の日本の建築様式を代表して の価値が高い。 小説「雪国」の主舞台新潟県(にいがたけん) 日本の本州中北部に位置しています。日本有数の穀倉地帯であり、日本最大の石油生 産地として精油・繊維・化学・機械工業が発達した。17〜18世紀江戸時代から日本 海交通の拠点として栄えており、19世紀以降には、ロシア、朝鮮との交易の拠点と して発展してきた。 北東から南西にかけて越後、三國、飛騨などの山々に囲まれており、西には長い海岸 線が我が国の東海と接している。新潟県を代表するのは、まさに「雪」である。冬に は大雪が降り、世界的な多雪地帯をなすことで有名だ。日本初のノーベル文学賞受賞 者である川端康成の小説「雪国」の舞台がまさに新潟県の湯沢地域である。雪がたく さん降る新潟には数多くのスキー場があちこちに位置しており、日本だけでなく世界 の多くのスキーヤーやスノーボーダーがここを訪問する。その中苗場、湯沢地域は、 韓国のスキーヤーにも広く知られており、スキーと一緒に温泉を楽しむにも十分であ る。「雪国」の舞台として有名になった越後湯沢温泉をはじめ、山の中の深いところ にある松之山温泉、妙高高原一帯の温泉などスキー場の近くには、どこにでも温泉が ある。

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ガイドブック日本語翻訳(巻頭)

火山と高原、天使の花園福島県(ふくしまけん) 日本の本州東北地方の最南端に位置し、3,782km²の面積で、日本の43県のうち三 番目に大きい。面積だけで言うと、韓国江原道より小さいが山が多く、東に太平洋を 挟んでおり、風景が特に素敵である。米、麦、果物などが栽培され、キノコ類が多く 出て在来工業的な漆・陶磁器工業と化学工業が盛ん。火山、高原などの自然景勝地が 多く、温泉が有名である。 東からあぶくま山地〜奧羽山脈〜越後山脈が南北に伸びており、磐梯山 (1,819m)をはじめ、燧ヶ岳(2,356m)、安達太良山(1,967m)、会津駒ヶ 岳(2,133m)、那須岳(1,917m)など、日本100名山が位置する。福島県群馬 県、新潟県、栃木県をかけては尾瀨国立公園が位置する。 日本で4番目に広い湖である猪苗代湖は、磐梯国立公園の玄関口の役割をし、鏡のよ うに水面に磐梯山が映る姿は「天鏡湖」と呼ばれ、かけがえのない景観として挙げら れる。湖を中心に、季節ごとにキャンプや水上スキー、カヤック、マウンテンバイク などを楽しむことができ、春‧夏には緑、秋は紅葉が、冬は真っ白な雪などそれぞれ 違った魅力があふれている。県全域には、飯坂温泉、東山温泉など150余りの温泉 が湧き出ており、清らかな水でできた日本酒をはじめ、りんご、桃、そばなどの珍味 も多い。 気温差が大きい内陸性気候で、日本国内でも積雪の多い地域で指折り数え、冬はス キー・スノーボードなどの冬のレジャーを楽しもうとする旅行者のお気に入りもある。 特に会津地域にスキー場が集まっている。

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ガイドブック日本語翻訳(青森県

八甲田山)

[日本東北名山 青森県八甲田山]ホットココアのように甘い日本本土最北端のビュー 名山 十和田八幡平国立公園に属している八甲田1,584m山青森県の代表的な名産として、 日本100名山の一つである。八甲田山正常御岳大岳の高さが海抜1,584mに 3,000mの山並ぶ日本で高い山ではないが、緯度が高く、日本北アルプスの 2,000mの環境を保有する。2,000〜3,000m台の大きな山が負担になる人のため の普及した高山であるわけだ。 山の名前は主峰「御岳」を中心に八個の峰が付いている様子が必ずカメなどを連想し ても「八甲田」で建てたという。日本で数字の8は、非常に多いことを意味ですが、 日本の武士の兜のように生じたピークが多いし、由来するという説もある。 八甲田山の特徴は、峰が多いという点。毎年11月から翌年5月まで深い雪に覆われ た世界的な山岳スキー対象地に数えられる。質の良い雪が毎日降り新設を分けるパウ ダーマウンテンスキーの醍醐味を楽しむことができる。 日本の本州最北端の地域で津軽海峡を挟んで北海道と向き合っている青森県は、韓国 で言えば江原道のような場所で、海に接した清浄山里である。韓国にも有名な「青森 りんご」の起源であり、全国生産量の51%に達するほど、日本国内でも代表的なリ ンゴの栽培だ。 日本で愛されている作家の一人である太宰治太宰治(1909~1948)の故郷でもあ る。<人間失格>で国内でも知られている彼は、故郷の津軽半島を旅して書いた紀行文 形式の小説「津軽」でより有名になり、津軽は青森県西部を指す地域呼称である。 青森を田舎だけと考えると、誤った捉え方となる。青森市は東北地域でも交通の拠点 として数えられる。青森国際空港には、週に三回(数/金/日)、仁川を行き来直行便 があり、新幹線が海の中のトンネルで北海道に接続される。世界最長の海底トンネル で長さ53.85kmの青函トンネルだ。 山の中腹の酸ヶ湯は「国民温泉第1号「温泉」 八甲田登山は山麓駅山麓駅からケーブルカーに乗って景色を眺めながら、高度を高め ることに始まる。ケーブルカーの窓の外に、世界最大規模のブナ林が延々と広がり、 森の向こうには海が見え海岸線を描いて目を涼しくしてくれる。シンプルながらきれ いで、日本のアニメのような風景に陥ること八甲田との最初の出会いが始まる。 ケーブルカーに乗れば10分で標高670mから1,320mに高さを上げることができる。 ケーブルカー(ロープウェイ)停留所を出て展望台に立つと登山者に目を引く山があ る。雲の間にそびえる山青森県の別の名産である岩木山(1,625m)である。 周囲の道のように整備がうまくいった山道に沿って登山が始まる。ケーブルカーに 乗ってきた観光客や登山客が混合されるところで、8字型の通路が造成されている。 木と笹がある森を横切る山道は八甲田山名物高山湿地に接続される。10分を歩くと 届く高山湿地は水がきれいな湿地と尾根が似合った景観を示している。 景色が優れた八甲田山であるが、最初に有名になったのは温泉からであり、山の中腹 の酸ヶ湯は1954年、日本でも国民温泉第1号に指定されました。八甲田登山はケー ブルカーの停留所から尾根を経て酸ヶ湯に下山するコースが一般的である。典型的な 温泉登山コースであり、八甲田山紅葉が美しいことでも有名で、毎年10月初旬ごろ

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ガイドブック日本語翻訳(青森県

八甲田山)

本格的に稜線に沿って登ると木の大きさは小さくなって草原がひたすら視界に広がる。 八甲田連峰はもちろん、海と森のすべての山脈から眺められる。様々なハイキング コースは良い眺めで退屈しない。八甲田山を名山に数えられるのは、このような優れ た眺望が一役買っている。地理的特性上、東海と太平洋地域、北海道があるようだ。 日本でも東海と太平洋の両方に見える山は珍しい。以後上り坂が長く続く。登山中振 り返ってみると、日本本州本島最北端の青森だけが広がった歩みのホット(hot)コ コアのような甘い八甲田だけの魅力を感じることができる。 上り坂が終わると、山脈の東の風景が初めて開かれる。西は緩やかな坂であるのに対 し、東は急な景観がひきつける。ここでは崖に生息するヤギをたまに見ることができ る。日本でもヤギは絶滅危惧種に指定され貴重な野生動物である。 背の高い木がなく視界が良い。ここで北麓に見下ろす見えるここで、100年前の行 軍していた軍人199人死んだ場所に、日本国内で有名である。険しい山岳地形では なく、緩やかな山に多くの雪が降る地域と行軍に出た210人のうち199人が倒れた。 それほど青森は雪と寒さで有名なところである。よく北海道は雪が最も多く、今年と 多いと思いますが、実際には青森の積雪が多い。風も強い方でマイナス18℃が普通 の冬の天候であるほどだ。 丘陵地のパノラマで開かれた景色がずっと続く。東の絶壁円赤い土が筆づかいをして おいたかのようにきれいにつながる。小さな祠と石塔を積んだのは無名峰である。青 森市内でみると、ここがきれいに見える。 激しい風のため松は床に伏せたまま群落を成している。1,548mの高さの赤倉だけ 赤倉岳はピークというよりも、道端に通常表示のみのところである。ケーブルカーの ために、このコースが人気を呼び登山者が多くなった。 韓国の嶺南アルプスのように開かれた風景が広がる。嶺南アルプスと異なるのは、は るかに峰がわたり、視野がひらけており、海が見えるということ。さらに進むと石塔 がある離島岳(1,550m)である。通常は、より高いところにそびえる岩峰だけが 人が通うことができる道に整地をしていた。 離島岳を通って山道はクレーターに沿って回る。白鹿潭に比べると小さな上がりのよ うなクレーターが風変りな楽しさを与える。クレーターを過ぎると八甲田の主峰であ る御岳が表示される。最高峰の険しいというよりは牛などのように心暖まるような形 をしている。御岳斜面の巨大な穴は年中夏の2ヶ月を除いて雪が積もっている。正常 に基づいて、西は木が多く、東は木がないという点がユニークである。これは冬にな ると西風が吹いて反対側の稜線に目をやり西斜面に雪がたくさん積もらないからであ る。西斜面が通常2m、東斜面が10m程度たまり、マウンテンスキーでは木がある のかないのかを確認することができる。

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八甲田山)

高山湿地の真髄広がる「八甲田山」 上を目前にして、高度が下がり落ちる。無人避難所がある。建物の上に窓があり、冬 には、この窓が出入口となる。それほど雪がたくさん来る山である。避難所の前には 登山客が食事をして、一息をつくところである。ここからつながった上り坂は人が多 く、週末には時々交差したりする。 御岳上は規模と同じくらい広いところである。ガリワンサンと似ている、それより広 く緩やかで景色も涼しい。通常の標識があり、山の向こう南には巨大なブナ林が現れ る。柔らかく、単なる税の美学に頂上に上がった人々の心をひきつける。八甲田山を 超えて西の白神山地は、世界文化遺産に指定された広々としたブナ林である。果てし なく広がる千年の森のパラダイスである。 通常では、無人の避難所に戻らなければならない。無人避難所で左方を見ると、八甲 田山の真骨頂である高山湿地を見ることができる。ケーブルカー近くの湿地とは比べ 物にならないほど広々とした湿地が感嘆の声をかもし出すようにする。湿地を通ると きは、1m幅のデッキ道に沿って歩くことになる。高山湿地付近には広葉樹が多く、 秋には色とりどりに染まったカラー紅葉が絹屏風をかけたような姿を見ることができ る。 森を過ぎると第二の高山湿地が表示される。黄色の溜池と透明水、五葉松と派手な紅 葉が日本の自然美をそのまま見せてくれる。再び森を通って降り立つ、整頓された建 物が現れる。ここが登山が終わる酸ヶ湯温泉である。

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