第四号B 昭和58年
従業員意識の研究(続・第
6
報
〉
-Atmos
意識と
Non-Atmos
意識の要因の解明
足 木 圭 蔵
Study on t
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and Non-Atmos
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ASHIKI
This thesis aims to suggest that age strata is very important factors and tools to have access to study of employees' consciousness of ATMOS and Non-ATMOS
This study is an intensive categorical analysis of employees' A TMOS consciousness by full adaptation of Hayashi's theory of quantification.
With the limited data, however, the study was attemped again in regard to the character iistics and their attribute factors to be cleard.
These study fortunately succeeded to clear the fact that noticible differences lie in the conscionsness of ATMOS and Non-ATMOS
し は じ め に 従業員は企業社会への適応がつよく要誇されている。 企業環境の形成には物質的,精神的諸側面が複雑にから み,各々の働く場としての職場は独特の職場雰囲気をか もし出す。 伝統的な職場環境は社会的,経済的,経営的環境の変 化から厳しい環境変化を強いられている。現在,この存 在する職場環境に対する「職場雰囲気」の意識を解明し, 従業員意識のー断面として解析し考究することは意義が 深いと考える。 しかも年令階層別の意識要因の特質研究は未だなされ ていないことから,従業員意識の追求の詳細分析を試み る。 2.本研究の目的 従業員の意識構造,意識の影響要因の数量的解明は成 熟社会の発展のために重要なファグターである。林の数 量化理論により意識数量化を行い意識解明の新方式を確 立してきたが,本報においては労働省従業員意識調査よ りえたデータを数量化理論H類により意識数量化を多面 的におこない,とくに職場雰囲気 (ATMOS)意識の評 価,影響要因の解明を試みるものである。 3.研究の方向づけ 従業員の意識体系の中より, ATMOS意識の探究と要 因の年令階層別の特徴に焦点をあて, QWL意識との関 連とATMOS意識の位置づけを行った。 調査企業,経営者,管理者と従業員意識は深い相互作 用をもって,諸意識を形成する。すべての前研究におい て,数量化理論で解析したパターン分類による適応意識 の規定要因として,職場雰囲気意識の値は第三位の固定 的値・不変化の数値安定性を示した。 このATMOS意識の解明は適応意識向上への理論的 支援となることであろう。具体的には数量化理論II類を 使うカテゴリカノレ判別分析により要因分析をおこなうも のである。
4
.
意識調査の内容 1 )従業員意識調査,基礎データの内容 従業員の属性値は表・図に示しており,意識調査の前 提データの表は省略し,直接,全体像としてQWL意識, ATMOS意識のそれぞれの関連の表・図を示す。 ついで年令階層別のATMOS意識の特徴の解析,特 質を浮き彫りとした。 本研究の調査データの内容(時期,標準化,標本数,調査方式〉はつぎのとおりである。 1.1981年 8 月 ~12月の収集データ 表1 従業員意識調査の基礎データ 2.労働省意識調査方式
3
.
有効総数 企業規模別人員 職掌別人員 階 層 別 人 員 年 齢 階 層 別 人 員 50- 100- 200- 事営 務業 従生 産事 一 般 監 督 管 理 17- 25- 35歳 計 99人 199人 299人 24歳 34歳 以上 483 745 445 489 1,184 ,1112 405 156 429 528 716 1,673 28.9 44.5 26.6 29.2 70.8 66.5 24.2 9.3 25.6 31.6 42.8 1004
.
ランダム・サンプリング方式ではないが,B
県下各 主要地域より収集の資料 従業員意識調査として意識分析に耐えうると考える。 表 2-1 数量化理論第II類による各グループの平均・ 分散・標準偏差(第 I軸) ATMOS (中小) 全 体 表2-2 数量化理論第II類による各グループの平均・ 分散・標準偏差(第 I軸) 表2-3 数量化理論第II類による各グループの平均・ 分散・標準偏差(第I軸) 25歳-34歳 表 2-4 数量化理論第II類による各グループの平均・ 分散・標準備差(第 I軸) 17歳ー24歳 2) ATMOS意識とNon-ATMOS意識の解明 労働省意識調査の質問項目(アイテム),選択肢(カテ ゴリー〉の判別分析により,要因分析の前提としてQWL 意識, ATMOS意識の比較,関連をみる。QWL意識とNon-QWL意識, ATMOS意識と
Non-ATMOS意識の意識差異は図1にみるごとく統計学的 に差異が明らかに存在する。年令階層別にみたATMOS 意識, Non-ATMOS意識においても同様の差異が存在 する。 褒3 数量化理鎗筋11鼠によるQ W L志向の要因分析 アイテム 由テゴ, - 4{X9IOト--}Jb レ~ ;; 相対%的{順観定位力) (XI0-') 会 社 の 方 針 指 示 l よく櫨底している .03 同D!RECT Z , どちらと色いえない -
.
.
制渇 11,1(2) 111底していない '05 組 揖 命 令 系 統 の 昆 乱 l たびたσ晶畠 z ANNOY E 3 たま"ある位い-
"
82 129 2.4(12) 配 置 仕 事 の 割 当 て 差 別 I 不調"恩う 210 DISCR副I 2 3 不構"恩わないそれ日どで位い-
ー 坊"
9 519 9.S(ヨ} 仕事について直接上位の 1 適切である お1 指 " 2 どちらともいえない 20 421 1.6(5) LEAD S 適切でない 190 仕穆上の知泉鏡術開11得 l 必要である"
の必要性 2 それ品どではい - I'
"
5.9(6) KNOWLEDC 3 必要でない '91 毎 日 の 仕 事 的 直 強 度 l 非常"疲れる 70 FATIGUE Z S どちらと志いえ屯いあまり疲れない - 88 157 2.9(11) - 52 体 掴 時 聞 の 利 用 1 充分に利用で晶畠 '45 町 在RVAL Z 3 不充分どちらと品いえない - 9'1c3 4同7 8,4(4) 改善{能率向主}の余地 1 できる 78 EFFICEN Z 3 それほど"いできない.
l.
i5 1" 3.5(10) 質金額の訣定(同僚と比 1 公平である 210 厳して} Z どちらと志いえない"
'43 4,5(皐} DECIWACE ヨ 不公平 2i 質 金 の 内 訳 l よく知っている 9c 3.5(9) I CONWAGE Z 大体知力ている3 全く知らない 105 3 19' 賃 金 の 計 算 方 法 1 面倒であ畠 51 CALWAGE E B 副倒でないそれほどでない - , - 75 126 2.3(14) 工 場 内 の 危 険 有 害 箇 所 I 1 ~る 53 ,.,旧)I
DANGER Z 2 わからない屯い 4764 127 幹 部 の 従 藁 員 理 解 度 1 充分四酵しτい畠 53 UNDERST 2 , 1.,僻してないどちらともいえ屯い s 2 58 1.1U5 回 場 の 雰 囲 気 1 しゥ〈りしている"
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ATMOS S Z どちらともいえないしっくりしていない-
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おS 4.9(7) 142 定 着 意 識 I 11¥きたい“
2 WILLWORK 2 3 骨量た〈ないそれほどでない 1012818"
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29.8 (1) L -w 一 n M 司 一 N 一 。 一 一 勺 N -v t x ル ト タ ベ カ テ ゴ リ Q W L ベクトル (XIO->)昔
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師 闘1 QWL志瓜引ζおけるQWL窓識と NON-QWL;t舗の比駿5
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ATMOS
志向の要民分析 適応意識層の規定要因としてATMOS
意識が最もつ よい一つの固定的ベクトノレ値を示したことから,本研究 の要因分析による追求が生れたといえる。1
)
QWL
志向におけるATMOS
意識の位置 判別分析におけるQWL
志向への諸アイテムの相対 的影響力は図2
の通りである。これは,QWL
志向に占めよ
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15 11.1 101
¥..5 8.4 1.6 5.' s 4.' .4.5 ~3.5,
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3 1 4 5 1 6 1 1 8 9 110 11112 131 1-4 15ぺ
革 豊i
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つ } て 車NON-QWL NO I NO YES NO I NO NO I NO NO I NO NO IYES ND I NO YES 00 QWL YES YES NO IYES YES YES YES YES YES YES NO IYES YES NQ IYES
園2 QWL志旬?とおげる各アイテ.の相対的修.力比鑑 る
ATMOS
・アイテムの影響力は4
.
9
を占めるに過ぎず, 企業における「仕事のはりあい」志向に占める比率は低 いことがわかる。QWL
志向を形成する大きな影響を与えているのはWILL.WORK
(勤続志向〕アイテムである。「会社の方 針,指示」良否,r
配置仕事の割当差別」有無,r
休憩時 間利用」適否,r
直接上役の指導」良否がつづいて影響力 が大きい。つまりこの順序でベFトル値の範囲(巾の大 きさ〕が示されているということである。 そして「職場雰囲気」の影響力はQWL
志向では七位 の影響力ということとなる。QWL
意識に要因として影響するポイントは,企業,職 場,仕事の全体について従業員の価値判定によるところ が大きい。数量化理論皿類・意識パターン分類による適 応意識への規定要因としてのATMOS
意識(ベFトル 値〉のつよさに比較すると,QWL
意識へのATMOS.
アイテムの占める比率の低さが注目されてよい。両者は 考察の局面と意味づけが全く相違するが意味深い結果と いえる。2) ATMOS
志向の要因分析ATMOS
志向の意識分析の重要性は,先にのベたよう に,全体意識像としての適応意識をつよく規定する要因 費4敏量化理a宙開I瓢によるATMOS由向の要因分析(T'町AL) ア イ テ ム カ テ ゴ 明 司 ベ ヲ ト " レ ン ジ 相対男的{刷規定出力 (XIO->) (XI0->) 会 社 の 方 針 指 示 1 よ〈盤底している 308 PODIRECT E 3 盤底していないどちらともいえない -1"
48 456 7,4(5) 仕 事 へ の は り あ い ) ,.じている 131 QWL E 3 感じていないどちらともいえない.
"
5 300 4..9(8) 組 織 命 令 系 艇 の 毘 乱 1 たびたびある "0 ANNOY 2 ! S t:ま1<あるない - 4- 610 22B 3.1(11) 配 置 仕 事 の 割 当 て 差 別 1 不 欄1<思う 302 DISCR刷I Z それほどでない -124 516 9,4(4) 2 不調に恩わ'"い - 274. 仕事1<ついて直接上位の 1 適切である 231 備司・ Z どちらと色いえない -166'
"
13.5(2) LEAD S 適切でない 594 仕事上の知鎗館街の痩得 l 必要である"
の必要性 Z それ惜どでない-
,
.
,
.
"
6,6(7) KNOWLEDG S 必要でない 198 毎 日 の 仕 事 の 痩 皆 目E 1 非常1<蜜れる 101 FATIGUE Z どちらともいえない -158"
'
4.3 (10) 3 あまり在れ'"い - 19 休 憩 時 聞 の 利 用 1 充 分1<利用で量畠 幻 lNTERVAL Z どちらと色いえない s"
0.9(15) 3 不充分 19 改善備官事向上)の余地 l できる"
EFF1CEN Z 2 で色ないそれほどない 52 8I 1.3 (14) - I5 賃金額の訣li';(同僚と比 1 公平で晶畠 19' 鮫して} Z どちらともいえない -"
.
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4,7(9) DECIWAGE S 不公平"
貴 金 の 内 訳 1 よく知司ている 199 CONWAGE 2 大体知,っている - 60 613 1l.O(3) 3 全〈知ら'"い.
,
.
賃 金 の 計 算 方 法 l 面倒で晶畠 5 cιWACE Z S それほどでない面倒でない - 3.
.
0 121 2,0(13) 工 場 内 の 危 険 有 書 簡 所 1 , ~る"
DANGER E ヨ ないわから'"い 85 161 2.7(12) -"
幹 部 の 従 寒 員 理 解 度 1 充分理解してい畠 1016 UNDERST 3 Z 理解して~いどちらともいえない -157 221 1242 20.3(1) 定 着 意 趣 1 働きたい 122 W仏LWORK 2 それ陪どでない 3“
4 1.3(6) 3 ・ーた〈ない 321 住 :'1=0.52123ωs 務L
15 3.5 11.0 , . ー '.4 1.' 1.3 6.6 5.
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.4..1 '.3 3.1 '.1 2.0 1.3 O.! RANK 1 1 ' 3 ' 4 5 1 6 1 1 8 9110 11112 13114 115て
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喜車 歯普自 、 、NON-ATMOS NO I NO NO IYES NO I NO NO I NO NO IYES YES ? I NO ? I NO ATMOS YES YES YES NO IYES YES ? IYES YES ? I NO NO I ? YES YES
であることに存する。
適応意識の解明に大きく貢献するものであることか ら, ATMOS志 向 はATMOS,Quasi-ATMOS, Non-ATMOSの三層の意識に区分して考えるσ際立つて対立 した意識としてATMOS,Non-ATMOSの二区分の把 握が解明に役立つ。 (1)ATMOS志向への相対的影響力の解析 相対的影響力を一覧にしたのが,図3であり,中小企 業従業員において, UNDERST(幹部の従業員理解度〉 アイテムが20.3の比率を示し,最大の影響力である。
ついで,LEAD(直接上役の指導〉の13.5,CONW AGE (賃金内訳)11.0,DISCRIMI(配置仕事の割当差別)9.4 と影響力のつよさはなだらかに下り, PODIRECT(会社 の方針・指示)7.4以下は急激に影響力を弱めてゆく。 ATMOS意識の良否に大きくかかりあう要因として, 企業幹部の公正意識,技術,能力と指導力が大きく関わ れていることが鮮明となっている。 (2) ATMOS意識と Non-ATMOS意識の差異 ATMOS意識の影響要因として,IUNDERST.YES. 10156Jは他の影響要因と比較すると大きい。理解されて 働くことを願う従業員の意識断面を示し,職場雰囲気の 最も主要な因子が示されている。 NON-ATMOS ベクトル(XlO...) カ テ コ リ ー 図4 ATMOS志向における全体のATMOS意識と NON-A'百 四S意識比絞 ATMOS 「 一 一 二 ク ト ル(Xl0...)
iPODIRECT・YES・3083JiDISCRIMI・NO・2738J iLEAD・YES・2315Jに示されている職場の上役(管 理 者 , 監 督 者 〉 の 具 体 的 行 動 は 従 業 員 評 価 を 通 し て ATMOS意識が成立している。 一方, Non-ATMOS意識の影響要因としてiLEAD. NO・5936Jという数値よりみると,上役指導の悪さが Non-ATMOS意識に直結している。第二位に iCON-WAGE.NO・4737Jとつよいベクトル値を示して賃金内 訳の不明確さは職場雰囲気を暗くする要因となる。一位, 二位の大きさは大きくは相違していず,同ていどの影響 力があることに解明の価値がある。 ついで,企業評価として, WILL.WORKの否定, DISCRIMIの存在, UNDERSTのなさと続いている。 ATMOS意識に大きく影響する「直接上役の指導」の よさの要因とは逆に, Non-ATMOS意識での「幹部の従 業員理解度」のなさの要因が低ベクトノレ値にある。意識 についてみると, ・「直接上役の指導・NOJという意識要因の矯正は不可 欠である。「幹部の従業員理解度.NOJをつよいYES の要因へ転換させることが, ATMOS意識の醸成には 先決である。 ・「会社の方針,指示・YESJとすることがATMOS意 識の形成に必要であるが,
i
配置仕事の割当差別・ YESJからNOという意識要因へ大転換させること が,賃金との関係よりみて必要である。 ATMOS意識, Non-ATMOS意識の意識差異は明ら かであり,これらの意識の詳細な解析が今後提起される。 6.年令階層別にみる ATMOS志向の要因分析 「年令Jが属性の中でもっともつよい影響力を示すこ とが定着・勤続志向の分析で解明されている。QWL志向 においても同様の結果が得られている。 1) i17~24才J 層の ATMOS 志向の解析 (1) ATMOS志向の要因分析 ATMOS志向の全従業員の解析から,年令階層による ATMOS志向の詳細分析に入ると,図5にみるように iLEAD.アイテムの14.7J,iKNOWLEDGEの12.8J のつよさが目立つ。若い年令階層の低いところでは,実S 微量化理2命館E頬"よる ATMOS志向問要因分析 (AGE17-24)
ず 4 予 ム カ テ ゴ リ ー ベ(Xヲ10-ト}'ル レ J ν 相対%的{頓規位定}力 (XI0-') 会 社 の 方 針 指 示 1 よく観底している 315 PODlRECT Z どちらと4いえない 叩 57 437 5.7(7) 3 徹底してい位い 122 仕 事 へ の は り あ い 1 檀じている 15 QWL 3 E 瞳じていないどちらともいえない -216 3憾4 5.0 (10) 1" 組 組 命 令 系 統 の 毘 乱 1 たびたびあ畠 97 ANNOY E 3 たま"晶晶ない - 112210 240 3.1(14) 配 置 仕 事 の 割 当 て 差 別 1 不剖"思う 270 DISCRD叫【 2 Z 不満に思わないそれほどでない -163 495 ι5(6) ー-225 仕事について直接上役め 1 適切である
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指導 Z どちらと品いえない - 90 112げ 14.1(1) LEAD 3 遍切でない 63. 仕事上の知識銭術の..得 1 必要である 1" の必要性 Z それ陪どでもない -129 97' 12.8(2) KNOWL田G 3 必要でない - 851 毎 日 の 仕 事 の 鹿 労 度 1 非常に疲れる'
"
FATIGUE 2 3 どちらとあまり誼れないbいえない - 325 58悶 7.7(4) 211 休 憩 時 閣 の 利 用 I 充分に利用できる 60 lNTERVAL Z 3 不充分どちらともいえない - 326073 570 改善{能率向上)の余地 1 できる"
'
EFFICEN 2 3 それほどないでき'.い - 82ll5 2同4 4.7(12) 質金閣の決定{同僚と比 l 公平である'
"
較して) E どちらともいえない 11 "1 5.1(8) OECIWAGE 3 不公平 ー-}04 賃 金 の 内 訳 1 よ〈知『ている 310 CONWAGE 2 大体知ゥている3 全く知らない" '
"
4.6 (13)"
賃 金 の 計 算 方 法 l 面倒であ畠"
CALWAGE E 3 それほどでない面倒でない 2"
79 357 4.8(11) 工 場 内 の 危 険 有 書 簡 所 l ある '08 DANGER Z 3 わからはいない 452 760 9.9(3)"
幹 部 の 従 業 員 理 解 度 1 充分理解している 126 山DERST 2 どちらともいえ拡い - 244 "7 5.0(9) ヨ 現解していない 143 定 着 意 識 1 ,..きたい 121 W江ムWORK 2 それほどでない -42 '24 2.9(15) 3 働きたくない 103 注 亨=0.648918出% 15-114.7 12.8 時 一
.
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,.4 6.5 5.' 5 ~.l 5.0 5.0~4.6 '.1 2 RANK 1 1 ' " , 5 1 6"
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9110 11112 13114 15内
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つNO'トATMOS NO IYES ヲ YES NO IYES NO IYES NO I NO NO I NO NO I ? NO ATMOS YES NO IYES ? I? NO IYES NO I ? 1 IYES YES YES NO IYES
聞5 ATMOS意向に対する各アイテ.の相対的彫響力の比駿帥GE.t1i1-24.舗) iDANGERの9.9J. I"FATIGUE (疲労度〉の7.7J. I "INTERVAL (休憩時間利用)の7.7Jのつよさにみる は ように,環境不安の跳ねかえり(身体への悪影響)を心 配している。 それらに比較して.UNDERSTやWAGE.ANNOY (組織命令系統の混乱)の影響力がよわい。 (2) ATMOS意識とNon-ATMOS意識の比較 1"17~24才」層の ATMOS 意識をみると. "I KNOW-LEDGE・NO・8505Jの撹乱要因が本研究に現われる。 獲得否定という若年階層の意識矛盾がみられる。影響要 因としてこの階層に現われるiDANGER.YES・3077J 以下は疑似・ATMOS意識の面もつよい。
しかし.I"PODII四CT.YES'3146Jや i DISCRIMI. NO・2247JにみるATMOS意識形成は,仕事のし易さ
NON-ATMOS
ベクトル(Xlo-') カ テ ゴ リ ー
ATMOS
一丁目ーーユタトル{XI0司)
国6 ATMOS志向!とおけるA静(17-24.)のATMOS意織とNON-ATMOS智鱒比綾
要因でかたちづくられている一面ももっ。 一方.Non-ATMOS意識をみると.I"LEAD・NO・ 6377Jに明確にされている通り."IDISCRIMI・YES. 2702J以下. 1"疲労J.1"改善J.1"休憩J.1"仕事のはりあい」 にみる職場環境条件への意識の拒否反応が明瞭に影響要 因をかたちづくっている。 署 警S数量化理組餌E頬!とよるATMOS志向の要因分析(AGE2沼 34) ア イ テ ム 古 テ ゴ リ ー ベ 骨 ト ル レ ; . " !/ 桐畑%的帽観定位)力 (XI0->) (XI0・<) 会 社 の 方 針 指 示 1 よく融底している 320 PODIRECT Z B 憧底していないどちらともいえrょt、 '1 3拓10 4.6(11)
"
仕 事 へ の は り あ い 1 暗じている 197 QWL 2 どちらともいえない"
"凶 5.2(9) 3 暗じていない'
"
組 掛 命 令 系 統 の 毘 乱 1 たびたびあ昌'
"
ANNOY 2 S たまにあるない -111"
521 6.9(1) I 配 世 仕 事 の 割 当 て 差 別 1 不満"思う 62 DlSCR皿1 2 それほどでない - 1 16凶 2.2(14} S 不 満1<鳳わない 10' 仕事についての直接上位 1 適切で晶る'
"
の指導 2 どちらともいえ年い -193 1005 LEAD 3 適切でない 7ll 仕高値上の気噛筏衡の獲得 1 必要である"
の必要佐 Z それほどでもない 161 鴎" 1.7(6) 間OWLE田 3 必要でない 52' 毎 日 の 仕 事 の 鹿 野 度 1 非常に直れる 11. F/,:羽田Z E 3 どちらともいえないあま0鹿れない - 6'541"
'
4.9(10) 体 薗 時 聞 の 利 用 l 充 分K利用で語る"
'
町τ'ERVAL Z どちらと色いえない - 11.
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5.9(8) 3 不充分 -152 改善(能率向上jの余地 1 で邑昌"
EFFlCEN Z それほどない 52 z5 0.3(15) ヨ できない 2 賃金額の決定(同僚と比 l 公平である'
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駿して) 2 どちらともいえない - 69 281 3.7(13) DECIWAGE 3 不公平 167 賃 金 の 内 訳 E よく知ってい畠 52 α凹WAGE Z 大体知っている - 81 偲3 84.(5) 3 全く知らない'
"
賃 金 の 計 算 方 法 1 面倒である'
"
CALWAGE Z 3 面倒でないそれ日どでない - 21144 32. 4.3(12) 工 場 内 の 危 険 有 書 簡 所 1 I ~る 116 DANGER Z わからない"
6" 9.0(3) 3 ない-5
6
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幹 部 の 従 事 員 理 解 度 l 充分麗解している 980 UNDERST Z 2 理解してないどちらともいえない -172 157 1137 15.0(1) 定 着 . 揖 l 働.たい"
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喜事豊 益E
富 改 善 地の余NON-ATMOS NO I NO YE' ? I NO NO IYES YES NO IYES NO IYES NO I NO I ? ATMOS YES YES NO IYES ? IYES NO I NO YES NO IYES NO IYES YES YES
2)
í25~34才」層の ATMOS 志向の解析(
1
)
ATMOS
志向の要因分析 í25~34才」層の志向は,若年令階層と相違してIUNDERST
アイテム・1
5
.
0
j
が第一位であり,二位のiLEAD.13.3j
とほぼ等しい影響力であることが特徴と なっている。DANGER
,CONWAGE
,KNOWLEDGE
など,仕事の論理の要悶がつづいて影響力の大きいことが示されて いる。
FATIGUE
,PODIRECT
の影響要因が低位に退い ているのが,自主労働,積極性の意識がつよまっている と解析しうる。(
2
)
ATMOS
意識とNon-ATMOS
意識の比較 í25~34才」層の ATMOS 志向を層別し,判別分析にみると,
ATMOS
意識はIUNDERST
・YES
・9
8
0
3
j
,i
D
ANGER.NO
・
5
6
8
1J.iWILL. WORK.
YES.4030j
と安定した職場環境の影響要因が上位にある。
i
P
O
D
I
-RECT.YESj
やiLEAD
・YESj
にみる企業,職場の幹部,上役の
YES
要 因 が 意 識 を 裏 う ち し て い る 。iFATIGUE. NOj
,iQWL
・YESj
も影響要因としてみられ,典型的
ATMOS
意識を形成している。iUNDER-ST
・YESj
要因が突出した存在であり,特徴を示してい る。NON-ATMOS
ベ ク ト ル ( ぷ 了 ー ァ ー カ テ ゴ リ ー
聞B ATMOS志 向 に お け る 勾e (25-34.) のATMOS意埠とNON-ATMOS:I.:鎗比絞
一方,
Non-ATMOS
意識では,iLEAD
・NO
・7
1
1
4
j
のつよさが影響を規定し
iCONWAGE
・NO
・5
5
3
9
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,iKNOWLEGE
・NOj
,iANNOY
・YESj
による仕事遂 行 意 欲 の 阻 止 要 因 と 関 連 し て , 活 動 前 期 層 と し て
í25~34才」層の否定的職場意識を形成している。
いずれにしても,
iWILL.
WORK.NOj
,iQWL
・NOj
と低位につづく影響要因を包含して,この年令階層の否 定的
ATMOS
意識が浮き彫りにされている。3)
í35~44才」層の ATMOS 志向の解析 (1)ATMOS
志向の要因分析 í35~44才」層は,前研究にみるように企業にもっと も適応している年令階層であり,企業活動の根幹を形づ くっている。UNDERST
アイテムの2
0
.
2
のつよさは他のアイテム の相対的影響力に比べて群を抜き突出した存在である。 年令階層の進むにつれて企業は人間尊重の意識要因を一 層重要視しないと,ATMOS
志向の良好化は不可能であ費 ?敵量化理薗第II類による ATMOS志向の要閣分析 (AGE35-44)
ア イ テ ム カ テ ゴ ー'J - ~ (X. ト ルIO-') ν,.; ;;; 相対%的(順規定位}力 (XlO-') 会 社 の 方 針 指 市 1 よ〈趣底している .69 PODIRECT 3 2 樟底していないどちらともいえない -
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10.3(3) 274 仕 事 へ の は り あ い 1 '5じている 50 QWL 2 どちらと品いえない - 32 252 ヨ,5(11) 3 喧じていない 審 " 組 構 命 令 系 続 の 混 乱 1 たびたびあ畠 104 ANNOY Z 3 ないたまにある -116 106 222 3.1(12) 配 置 仕 事 の 割 当 て 差 別 E 不満に思う'
"
DISCRDdI Z 3 不調に思わないそれほどでない -186 -28' 61. 9.3(5) 仕事についての藍躍上位 1 適切である"
の街導 Z どちらと色いえない 一 例 352 4.9(8) LEAD 3 適切でない お8 仕務上の知舗を支術の獲得 1 必要であ昌"
の必要性 2 それほどで4ない -362"
.
KNOWLEDG Z 必要でない 4" 毎 日 の 仕 事 の 捜 封 度 l 非常"鹿れる 63 FA百GUE Z S あまり疲れないどちらともいえない - } 47'
"
3.8(10) 126 体 温 時 間 の 利 用 l 充分に利用で量る"
町TERVAL E 3 不充分どちらともいえ担い-,
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1,2(15) 改善{飽率向上}の余地 1 で.畠 22 2 それほどない'
"
290 4.0(9) EFFICEN 3 できない -167 翼金額の決定{同簡と比 1 公平である 526 敏して) Z どちらと忠いえない.
.
676 9,4(4) DEClWAGE S 不公平 156 買 金 の 内 訳 1 よ4知唱でいる 186 CO別WAGE Z 大体知ーョている - 27 560 7.8(6) 3 全く知ら'"い 312 賃 金 の 計 算 方 法 1 面倒であ畠"
CALWAGE E 3 面倒でないそれほどでない -- 506"
1.3 (14) 工 場 内 の 危 険 有 害 箇 所 1 ある 81 D刷q回 Z わからない -"
1" 2.5(13) 3 ない -"
幹 部 の 能 薬 貝 理 解 度 1 充分理解している 1202 UNDERST 2 どちらと4いえない -114 14.55 20.2 (l} 3 理解していない'
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定 着 窓 越 1 I .~たい"
WILLWORK 2 3 ・..た〈ないそれほどではい -.
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7.1(7) 住 ' 1=0.53拾79243L
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5 I 6 7 I 8 9110 11112 13114 15代
詰富南のNON-ATMOS NO I NO NO r NO YES NO I NO NO I ? NO I NO NO IYES YESj ?
ATMOS YES ? IYES YES NO JYES
j _ YES ? I NO ? IYES ,?? NO IYES 園 9 ATMOS富旬tζ対する各アイテムの樹首釣膨審カの比般(AGE'35
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血
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ることを示している。 こ の 年 令 階 層 で はKNOWLEDGE,PODIRECT, DISC阻MIと仕事のやり易さ要因がATMOS志向の影 響力で大きい。 DECIWAGEが四位にあり,賃金問題の存在に注目す ると共に, UNDERSTの高さに再度目を向けることが 重要である。 (2) ATMOS意識とNon-ATMOS意識の比較 企業の中心的従業員層としての f35~44才」層の層別 意識は一層明快な二分化を示している。矛盾なき両意識 膚の確立である。 この階層のATMOS意識も一つのruNDERST.YES 要因・12019jにみる影響力のつよさで明らかにされてい る。そして,この階層は二位の影響要因としてrDECI -WAGE・YES・5255jという賃金の意識要因が現われて し、る。
聞10 ATMOS志向におけ忍Ace(35-“餓}のATMOS意舗と NON~ATMOS書織比般
fPODIRECT. YES.4690j, fDISCRIMI.NO
・
2891J にみる精神的要因も明確な形成の影響力を発揮している。
一方, Non-ATMOS意識には,つよい抵抗的要因とし て, fKNOWLEDGE・NO・4863j,fWILL・WORK. NO・4541Jという成行的志向がみられる。
fDISCRIMI
・
YES.3850j,fCONWAGE.NO・
3720j にみる仕事差別と賃金問題がNon-ATMOS意識の形成 に重要なファクターとなっている。低位な影響要因として典型的に fPODIRECT.NOj, fLEAD・NOj,fQWL・NOjが否定的要因であり, ruNDERST. NO jはかなり低い弱い影響力となってい る。判っきりとしたNon-ATMOS意識の要因群である ことが肯定される。 7. ATMOS志向の年令階層による変化 年令階層別にみるATMOS志向の相対的影響力を示 すとつぎのようになる。 「年令」による意識区分は意識研究の重要な方法の一 つであり,今後の研究は,年令階層に大きなウエイトを かけた詳細研究がいる。 アイテム影響力の年令階層による変化について述べて みよう。 (%) 験ーーー『同町金 体 。ーーーー-ー司35-
“
a )(---_25_34旗 色・ーー一_11_24&1. UNDERSTについてみると,年令階層に相関的に影 響力のレベルを高めてゆく。年令加齢が突出的に影響力 を高める特徴をもち, ATMOS意識の良好化への強力な 武器としての影響要因である。 LEADについてみると,UNDERSTと逆に,年令階層 に逆相関的にその影響力を少なくしてゆく。直接上役の 指導をもっとも必要とされているのは低年令階層である ことを如実に示す。KNOWLEDGEについてみると,UNDERST, LEAD についで大きな影響力をもつが, f25~34才」層で低く, 他の層で高い。一面この影響要因は撹乱要因を形成する ことが多く,新しい研究分野である。 PODIRECTについてみてみよう。 「会社の方針,指示」の良さ,悪さの要因は,年令階 層の低い階層での影響力に比較にならぬ突出した影響力 を f35~44才J 層に及ぼしている。 PODIRECT が高い年 令階層につよく利いている。 WAGEに つ い て み る と , 低 い 年 令 階 層 に は CON-WAGE(賃金内訳〉の影響力はよわく, CALWAGE(賃
金計算方法〕は,高い年令階層への影響力はよわい。そ してDECIWAGE(賃金額の決定)では高い年令階層が 大きい影響力をうけている。 DANGERについてみると, 135~44才J 層が若い二つ の従業員層に比較してよわい影響力をうけており, ATMOS意識形成には,年令の低い階層が敏感に危険に 反応している。 DISCRIMIについてみると,年令階層に相関して,影 響力を高めている。年令加齢が「差別」要因をより重視 するということであろう。年令階層の高まりにつれて考 える注意ポイントといえる。 8.むすび 従業員意識の数量化研究は, とくに高度成熟社会の調 和に要請される。本研究は数量化理論により「職場環境」 意識の研究として,年令階層別に層別して詳細研究に取 り組み,人間尊重と上役指導の重要性を確認した。 本研究にてATMOS意 識 に お け る 第 一 位 と し て の 「従業員理解度」要因の影響力のつよさ, Non-ATMOS 意識における一位としての「上役指導」要因の影響力の つよさ,そして若い年令階層におけるATMOS意識で の「知識技術必要性」要因が撹乱要因としての動きなど, 解明すべき事柄も多く発生した。 有名なホーソン実験と同様にs研究成果の集積,デー タの蓄積が益々感ぜ、られる。 名大大型電算機M-200を使用して数量化した。 参考文献 1 )本多正久・島田一朗:経営のための多変量解析法, 73~ 103, 122~ 138,産業能率短期大学出版部,東京, 19770 2)白鳥令:世論・選挙・政治, 106~131 , 日本経済出 版社,東京, 19710 3)林知己夫編・比較日本人論(日本とハワイの調査〉 47~62 , 75~122,中央論社,東京, 19770 4)西田耕三:ワーク・モチベーション研究, 149~159, 白桃書房,東京, 19760 5 )石川晃弘.社会変動と労働者意識, 117~141, 日本 労働協会,東京, 19750