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AIX 32ビット、HP-UX 32ビット、Solaris 32ビット、Linux 版SAS Research Data Management 1.2、SAS Microarray Solution 1.0 インストールガイド

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(1)

AIX 32ビット、HP-UX 32ビット、Solaris 32ビット、Linux 版

SAS

®

Research Data Management 1.2

SAS

®

Microarray Solution 1.0

インストールガイド

この文書には、UNIX オペレーティングシステムに SAS Research Data Management 1.2(以下 RDM 1.2 と表記)および SAS Microarray Solution 1.0(以下 MAS 1.0 と表記)をインストールするための手 順が記されています。

システム環境説明

システム概要

SAS Research Data Management(以下 RDM と表記)は次の 4 層より成立します。

• SAS サーバー – RDM SCL カタログ、Base SAS®、他のSAS プロダクト

• Java サーバー – RDM Java コンポーネント

• RDM アドミニストレータ – SAS/Warehouse Administrator®、その稼動に必須なSAS プロダクト

• RDM クライアント – RDM Java コンポーネント

SAS Microarray Solution(以下 MAS と表記)は RDM を必要とします。よって RDM と同様に 4 層より 成立します。

• SAS サーバー – RDM SAS サーバー(RDM SCL カタログ、Base SAS、他)、SAS/STAT®

• Java サーバー – MAS Java コンポーネントおよび RDM Java コンポーネント

• RDM アドミニストレータ – SAS/Warehouse Administrator、その稼動に必須な SAS プロダクト • MAS クライアント – MAS Java コンポーネント、RDM Java コンポーネント、JMP 5.0.2

本リリースでは SAS サーバー、Java サーバー、RDM アドミニストレータが同一マシンにインストー ルされている必要があります。

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ソフトウェア必要条件

RDM および MAS のインストールを行うにあたり、事前にいくつかの製品のインストールを完了させ てください。個々のインストール作業および設定作業について各節で説明しています。MAS をインス トールするマシンのみ、サーバーあるいはクライアントマシンのみに行う作業がありますので、作業を 行う前に、各節見出しの対象製品、作業マシンを確認してください。 インストールするソフトウェアは次の通りです。

Java Runtime Environment(JRE) Version 1.4.0_01(AIX は JRE Version 1.3.1)

SAS(Base SAS®、SAS/AF®、SAS/CONNECT®、SAS/FSP®、SAS/GRAPH®、SAS Integration Technologies®、 SAS/SHARE®、SAS/STAT®、SAS/Warehouse Administrator®、SAS/ACCESS® Interface to PC File Formats)

SAS System ビューア

JMP 5.0.2(MAS 利用時に必要)

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1 節 – サーバー環境の必要条件

作業内容 作業マシン 対象製品 サーバー環境の必要条件確認 サーバー RDM、MAS 1. インストール先となるマシンについて、オペレーティングシステムのシステム情報を確認 してください。システム情報の確認方法は、各オペレーションシステムにより異なります。 2. インストール可能なオペレーティングシステムは、次のいずれかとなります。 • AIX 32 ビット版 • HP-UX 32 ビット版 • Solaris 32 ビット版 • Linux 3. 64M バイト以上のメモリ、および最低 64M バイトのスワップファイル領域。実際に必要と なるメモリ容量は、使用するユーザー数やデータの大きさに依存します。 4. 256 色以上、1024x768 以上の解像度を持つ、XGA もしくは SVGA 以上のディスプレイ。 5. 500M バイト以上のディスクの空き容量(SAS + RDM + MAS + サンプルウェアハウスの み)。実際に必要となるディスクの空き容量は利用ユーザー数やデータの大きさに依存し ます。

2 節 – インストールされている JRE の確認(サーバー)

作業内容 作業マシン 対象製品 JRE の確認 サーバー RDM、MAS

1. Java Runtime Environment バージョン 1.4.0_01 が、対象マシンにインストール済みであ ることを確認してください。SAS Research Data Management Java Client and Server CD、 あるいはSAS Microarray Solution Java Client and Server CD のインストーラは、この JRE が必要です。違うバージョンの JRE がインストールされている場合、この節の情報を参 考にしてインストールを行ってください。ただしAIX のみ JRE のバージョンは 1.3.1 とな ります。

2. Linux および Solaris の場合、Java Web サイトより JRE をダウンロードできます(他のプ ラットフォームについては、各ハードウェアベンダーの Web サイトより入手してくださ い)。次のURL を開いてください。

http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.0_01/index.html

(4)

3. [Download J2SE v 1.4.0_01]より、インストールマシンのプラットフォームと言語を

探し、[JRE]列の[DOWNLOAD]をクリックしてください。[License Agreement]

が開きます。

4. [License Agreement]を読み、一番下の[ACCEPT]ボタンをクリックしてください。 [Download Java 2 Runtime Environment, Standard Edition 1.4.0_01]ページに切り替わり ます。 5. [ファイル名]をクリックし、選択した TAR 形式もしくは自己解凍ファイルのダウンロ ードを開始します。[ファイルのダウンロード]ウィンドウが開きます。 6. [保存]を選択し、保存したいディレクトリを指定します。ファイルのダウンロードが開 始されます。 7. インストーラをダウンロードした後、JRE をインストールしたいディレクトリにカレント を移動させます。例えば、/usr/java/ディレクトリにインストールしたい場合、 cd /usr/java/ を入力し、そのディレクトリにファイルをコピーします。 8. インストーラに対して実行権限を与えます。 9. インストーラを実行し、使用許諾契約に同意してください。 10. 各オペレーティングシステム向けの情報に従って、インストール作業を進めてください。 Linux あるいは Solaris の場合、下記の URL に情報が記載されています。

http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.0_01/jre/install.html

3 節 – SAS のインストールおよび確認

作業内容 作業マシン 対象製品

SAS のインストールおよび確認 サーバー RDM、MAS

『Installation Instructions and System Administrator’s Guide for Release 8.2 (TS2M0) of the SAS System under UNIX Environments』に従って、SAS をインストールしてください。インストー ル中に選択できる solutions で、次のソリューションが表示されます(契約によって表示される ソリューションが異なる場合があります)。

• SAS Research Data Mgmt-Svr(SAS Server) • SAS Research Data Mgmt-Adm(Administrator) • SAS Microarray Solution-Svr (SAS Server)

(5)

これらのソリューションを選ぶと、稼動に必要なSAS プロダクトが自動で選択されます。 インストール中に、追加ディスクを要求してくる場合があります。これらの追加ディスクは SAS インストールパッケージに含まれています。

注意: SAS のインストール先フォルダは、このドキュメントにおいて<sasroot>と表わします。

(6)

4 節 – SAS/Warehouse Administrator への Hot Fix 適用

作業内容 作業マシン 対象製品

SAS/Warehouse Administrator への Hot Fix 適用 サーバー RDM、MAS

SAS/Warehouse Administrator(SAS 8.2)用の HotFix をオペレーティングシステムに応じて、 次のURL より入手してください。ダウンロード後、説明に従って適用作業を行ってください。 • AIX: http://ftp.sas.com/techsup/download/hotfix/82_r6x_sbcs.html#82WH • HP-UX:http://ftp.sas.com/techsup/download/hotfix/82_h8x_sbcs.html#82WH • Linux: http://ftp.sas.com/techsup/download/hotfix/82_lnx_sbcs.html#82WH • Solaris:http://ftp.sas.com/techsup/download/hotfix/82_slx_sbcs.html#82WH

5 節 – Genomics アカウントでのログイン

作業内容 作業マシン 対象製品 Genomics アカウントでのログイン サーバー RDM、MAS 1. UNIX プラットフォームに RDM あるいは MAS サーバーをインストールするには 「genomics 」 と い う ア カ ウ ン ト で ロ グ イ ン す る 必 要 が あ り ま す 。 ユ ー ザ ー ID を 「genomics」、パスワードを「genomics1」として新規アカウントの作成を行ってくださ い。 注意: このアカウントは第 13 節で説明しているサーバーを開始するために使用され、サ ーバーにインストールされた全ファイル、特に第6 節で説明している RDMData デ ィレクトリにアクセスできる権限を持っている必要があります。 2. このアカウントでログインを行ってください。 3. このアカウント用のパスに JRE1.4.0_01 のインストールパスを追加してください。例えば 以下の通りです。 export PATH=$PATH:/usr/jdk1.4.0_01 4. Linux プラットフォームでは、RDM あるいは MAS サーバーを起動させるために、パスに 対して更に「.」を追加する必要があります(第 13 節 – メタデータリポジトリの構築を参 照してください)。

(7)

6 節 – RDM ファイルの展開

作業内容 作業マシン 対象製品

RDM ファイルの展開 サーバー RDM、MAS

1. TAR 形式の RDMData ファイルが、<sasroot>/misc/g121 にあります。このファイルは RDM SAS サーバーにインストールされています。TAR ファイル名は以下の表の通りです。 オペレーティングシステム TAR ファイル AIX 32 ビット a32rdmd.tar HPUX 11x 32 ビット h32rdmd.tar Linux lnxrdmd.tar Solaris 32 ビット s32rdmd.tar 2. tar ファイルを、インストールを行いたい任意のディレクトリにコピーしてください。tar フ ァイルはプロダクトファイルを保存するための、RDMData と呼ばれるフォルダを作成しま す。プロダクトファイルとはサンプルウェアハウスとメタデータリポジトリを表わします。 3. tar ファイルを解凍してください。 tar xvf <ファイル名>.tar RDMData フォルダが作成され、ファイルが展開されます。<RDMData>フォルダにカレン トを移動してください。 4. RDMData フォルダおよびその中のファイルの所有者を「genomics」に変更してください。 genomics アカウントはこのフォルダに対して全ての権限を有している必要があります。

7 節 – RDM Java サーバーのインストール、

MAS Java サーバーのインストール(UNIX サーバー)

この節ではUNIX プラットフォーム上の RDM Java サーバー、MAS Java サーバーのインスト ールについて説明します。

作業内容 作業マシン 対象製品

RDM Java サーバーのインストール サーバー RDM

MAS Java サーバーのインストール サーバー MAS

1. 「SAS Research Data Management Java Client and Server」ラベルの ROM を CD-ROM ドライブに挿入してください。

または、

「SAS Microarray Solution Java Client and Server」ラベルの CD-ROM を CD-ROM ドライ ブに挿入してください。

(8)

注意: 「SAS Microarray Solution Java Client and Server」がインストール済みであれば、

「SAS Research Data Management Java Client and Server」をインストールする 必要はありません。「SAS Microarray Solution Java Client and Server」は RDM

で必要となるファイルを含んでいるためです。サーバーにはどちらか1 つのプロ ダクトだけをインストールすることを強くお勧めします。

2. CD-ROM 内のファイルをディスクにコピーしてください(setup.jar および Setup_<OS 名 >)。

3. Setup_<OS 名>ファイルに対して実行権限を与えてください(chmod +x Setup_<OS 名>)。Setup ファイル名は以下の表の通りです。

オペレーティングシステム TAR ファイル

AIX 32 ビット Setup_AIX_Power HPUX 11x 32 ビット Setup_HPUX_11x

Linux Setup_Linux Solaris 32 ビット Setup_Solaris_Sparc / Setup_Solaris_X86

4. setup プログラムを実行してください。Installshield が起動します。 5. [Welcome]ウィンドウで[Next]をクリックしてください。 インストール先の選択画 面に進みます。 6. RDM あるいは MAS のインストール先を入力してください。 • RDM のデフォルトインストール先:/<パス>/RDM/1.2 • MAS のデフォルトインストール先:/<パス>/Microarray/1.0 デフォルトのインストール先を変更する場合、パス内にスペースを含まないように注意し てください。スペースを含むと、RDM あるいは MAS サーバーが正しく動かない場合があ ります。(第13 節-メタデータリポジトリの構築を参照してください。) この文書では、インストール先フォルダを<ServerRoot>で表わします。適当なパスを入力 後、[Next]をクリックしてください。JRE がインストールされているディレクトリの確 認ウィンドウに進みます。 7. インストーラは JRE がインストールされている場所を表示します。第 2 節でインストー ル、あるいは確認した JRE インストール先ディレクトリが表示されていることを確認し、 正しくなければ変更してください。[Next]をクリックすると、[SAS Server setting]

ウィンドウに進みます。

注意: インストールを進める前に、必ず、Java 2 Runtime Environment バージョン

1.4.0_01 のインストールを完了しておいてください。インストーラが JRE を識別 できなかった場合、「Java Not Found」のメッセージが出力されます。

8. [The SAS Compute Server]の項目には、SAS がインストールされ、かつ SAS サーバ ーとして利用されるマシン名を指定してください。

(9)

The SAS Server’s domain]の項目には、サーバーマシンが属しているドメイン名を指

定してください(例:unx.sas.com)。

The protocol used to connect to the SAS Server]の項目には、[bridge]を指定しま

す。この項目は変更できません。

Next]をクリックしてください。[SAS Object Spawner Port]設定ウィンドウに進み

ます。

9. [SAS Object Spawner Operator Port]の項目には、変更する必要がない限り、デフォ ルトの[5306]を指定してください。

SAS Object Spawner Listener Port]の項目には、変更する必要がない限り、デフォル

トの[5307]を指定してください。

Next]をクリックしてください。[JavaServer]設定ウィンドウに進みます。

10. [Java Server]の項目には、サーバーファイルをインストールしているマシン名を入力 してください。インストーラ実行時に指定したものと同じマシン名を入力してください。

Java Server’s domain]の項目には、サーバーマシンが属しているドメイン名を指定し

てください(例:unx.sas.com)。 サーバーとの接続プロトコルは[RMI]を使用します。デフォルトの RMI ポートは [4725]です。変更する必要がない限り、デフォルトを使用してください。 11. [Next]をクリックしてください。インストーラは SAS のインストール先フォルダを検 出し、[Directory Name]に表示します。SAS のインストール先フォルダが、第 3 節で 確認した SAS のインストール先と同一かを確認し、正しい情報でなければ変更してくだ さい。 [Next]をクリックしてください。[RDM Repository]設定ウィンドウに進みます。 12. [RDM Repository]の項目には、第 6 節で作成した<RDMData>のフォルダを指定してく ださい。このフォルダは、メタデータリポジトリとサンプルのウェアハウスが格納されて いる、サーバー上のフォルダです。<RDMData>で指定したフォルダと一致させてくださ い。 [Server]の項目には<RDMData>が存在しているマシン名を入力してください。

Next]をクリックしてください。[SAS Warehouse Server settings]ウィンドウへと進

みます。

13. [The SAS Warehouse Server]の項目には、SAS Warehouse Administrator がインスト ールされているマシン名を入力してください。

SAS Port]の項目は、変更する必要がない限り、デフォルト値の[5307]を使用して

ください。

The protocol used to connect to the SAS Server]の項目は、[bridge]を指定してく

ださい。この項目は変更できません。

Next]をクリックしてください。インストールに必要な全ての情報が入力されたという

メッセージが表示されます。

14. [Next]をクリックすると、インストーラが、指定されたインストール先ディレクトリに Java ファイルのコピーを開始します。

(10)

15. インストールが終了すると、終了したことを知らせるメッセージが表示されます。 [Finish]をクリックして、InstallShield を終了してください。

16. fixrdm.log というファイル名で SAS ログが生成され、<InstallRoot>/Server/bin に保存され ます。SAS ログの内容を確認します。 17. SAS ログにエラーがないことをご確認ください。このログは fixrdm.sas プログラムを実行 した結果です。このプログラムは指定のサーバーに対して、サンプルウェアハウス用メタ データの更新処理を行います。 <RDMData>/Warehouses フォルダ内にあるメタデータは、書き込みできる状態であるこ とが必要です。 更新権限がないことでエラーが発生している場合、<RDMData>サブディレクトリおよび ファイルが、「genomics」アカウントに対して読み取りのみの権限になっていないことを 確認してください。読み取り以上の権限を与えて、fixrdm.sas を再実行してください。 <InstallRoot>/Server/bin にプログラムが格納されています。

8 節 – SAS/SHARE サーバーの設定

作業内容 作業マシン 対象製品 SAS/SHARE サーバーの設定 サーバー RDM、MAS 注意: この節の作業は root 権限でログインしていることが必要です。 1. services ファイルをエディタで開いてください。services ファイルは、通常次のディレク トリにあります。 /etc/services 2. services ファイルの最終行に、以下の 1 行を追加してください。

gdwshare 6666/tcp #SAS/Share Server for RDM

ポート番号6666 が使用できない場合、空いているポート番号を指定します。

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9 節 – インストールされている JRE の確認(Windows クライアント)

作業内容 作業マシン 対象製品

JRE の確認 クライアント RDM、MAS

1. Java Runtime Environment バージョン 1.4.0_01 が、対象マシンにインストール済みであ ることを確認してください。SAS Research Data Management Java Client and Server CD、 あるいは SAS Microarray Solution Java Client and Server CD のインストーラは、この JRE が必要です。インストール済みの JRE のバージョンは、コマンドプロンプトを開き、 「java –version」と入力し、Enter キーを押すことで確認できます。違うバージョンの JRE がインストールされている場合、この節の情報を参考にしてインストールを行ってく ださい。 2. 次の URL を開いてください。 http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.0_01/index.html

[Archive: Java 2 SDK, Standard Edition, v1.4.0_01]サイトが開きます。

3. [Download J2SE v 1.4.0_01]より、対象マシンのプラットフォームと言語を探し、

JRE]列の[DOWNLOAD]をクリックしてください。[License Agreement]が開き

ます。

4. [License Agreement]を読み、一番下の[ACCEPT]ボタンをクリックしてください。 [Download Java 2 Runtime Environment, Standard Edition 1.4.0_01]ページに切り替わり ます。

5. [Download j2re-1_4_0_01-windows-i586-i.exe]をクリックしてください。[ファイルの ダウンロード]ウィンドウが開きます。

6. [このプログラムを上記の場所から実行する]を選択すると、テンポラリフォルダへのダ ウンロードが開始されます。ダウンロードが終わるとインストーラが起動されます。

7. [Java 2 Runtime Environment, Standard Edition, v1.4.0_01]セットアップが起動し、[次 へ]をクリックすると、[使用許諾契約]ウィンドウが開きます。 8. 使用許諾契約を確認し、[はい]をクリックしてください。[インストール先の選択]ウ ィンドウが開きます。 9. デフォルトのインストール先フォルダは C:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.4.0_01 です。 デフォルト設定でインストールすることをお勧めします。インストール先フォルダを変更 する場合、[参照]をクリックし、変更したいインストール先フォルダを指定してくださ い。[次へ]を選択すると、[ブラウザの選択]ウィンドウへと進みます。 10. [ブラウザの選択]ウィンドウで選択した Web ブラウザに対し、この JRE がデフォルト で使われるようになります。この JRE を使わないようにするには、チェックを外してく

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ださい。チェックを外す、あるいは任意の Web ブラウザをチェックして、[次へ]をク リックしてください。必要なファイルが指定したインストール先フォルダにコピーされま す。インストールが完了すると、インストーラも自動的に終了します。 11. インストールが終了した JRE のバージョンを確認するため、コマンドプロンプトを開き、 次のコマンドを入力してください。 java –version コマンド入力後、Enter キーを押してください。正しくインストールが終了していれば、 「java version ”1.4.0_01”」という情報と、いくつかの補足情報が表示されます。

(13)

10 節 –RDM Java クライアントのインストール、

MAS Java クライアントのインストール(Windows クライ

アント)

この節ではWindows プラットフォーム上の RDM Java クライアント、MAS Java クライアント のインストールについて説明します。

作業内容 作業マシン 対象製品

RDM Java クライアントのインストール クライアント RDM MAS Java クライアントのインストール クライアント MAS

1. 「SAS Research Data Management Java Client and Server」ラベルの ROM を CD-ROM ドライブに挿入してください。

または、

「SAS Microarray Solution Java Client and Server」ラベルの CD-ROM を CD-ROM ドライ ブに挿入してください。

注意: 「SAS Microarray Solution Java Client and Server」がインストール済みであれば、

「SAS Research Data Management Java Client and Server」をインストールする 必要はありません。「SAS Microarray Solution Java Client and Server」は RDM

で必要となるファイルを含んでいるためです。クライアントにはどちらか1 つの プロダクトのみをインストールすることを強くお勧めします。 2. Setup_Win32.exe をダブルクリックするか、スタートメニューの[ファイル名を指定して 実行]より以下のコマンドを入力、実行してください。 <CD-ROM ドライブ>:¥Setup_Win32 <CD-ROM ドライブ>はインストールメディアが挿入されているドライブです。InstallShield が起動します。 3. [Welcome]ウィンドウで[Next]をクリックしてください。 インストールタイプの選 択画面に進みます。

4. [Client Install Only]が選択されていることを確認して、[Next]をクリックしてくだ さい。インストール先フォルダを指定するウィンドウに進みます。

5. デフォルトのインストール先は以下の通りになります。

RDM :C:¥Program Files¥SAS Institute¥SASSDS¥RDM¥1.2

MAS :C:¥Program Files¥SAS Institute¥SASSDS¥Microarray¥1.0

この文書では、インストール先フォルダを<ClientRoot>で表わします。適切なパスを入力

し、[Next]をクリックしてください。JRE がインストールされているフォルダを指定す

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6. インストーラは JRE がインストールされているフォルダを表示します。第 9 節でインス トール、あるいは確認した JRE インストール先フォルダが表示されていることを確認し、 正しくなければ変更してください。[Next]をクリックすると、[SAS Server setting]

ウィンドウに進みます。

注意: インストールを進める前に、必ず、Java 2 Runtime Environment バージョン

1.4.0_01 のインストールを完了しておいてください。インストーラが JRE を識別 できなかった場合、「Java Not Found」のメッセージが出力されます。この場合、 コマンドプロンプトでCD-ROM ドライブにカレントを移動後、Java インストール 先フォルダを指定してインストーラを起動してください。

Setup_Win32.exe –is:javahome ”Java のインストール先フォルダ”

これにより、インストーラが再実行できます。

7. [The SAS Compute Server]の項目には、SAS がインストールされ、かつ SAS サーバ ーとして利用されるUNIX マシン名を指定してください。

The SAS Server’s domain]の項目には、サーバーマシンが属しているドメイン名を指

定してください(例:unx.sas.com)。

The protocol used to connect to the SAS Server]の項目には、[bridge]を指定しま

す。この項目は変更できません。

Next]をクリックしてください。[SAS Object Spawner Port]設定ウィンドウに進み

ます。

8. [SAS Object Spawner Operator Port]の項目には、変更する必要がない限り、デフォ ルトの[5306]を指定してください。

SAS Object Spawner Listener Port]の項目には、変更する必要がない限り、デフォル

トの[5307]を指定してください。

Next]をクリックしてください。[Java Server]設定ウィンドウに進みます。

9. [Java Server]の項目には、サーバーファイルをインストールした UNIX マシン名を入 力してください。

Java Server’s domain]の項目には、サーバーマシンが属しているドメイン名を指定し

てください(例:unx.sas.com)。 サーバーとの接続プロトコルは[RMI]を使用します。デフォルトの RMI ポートは [4725]です。変更する必要がない限り、デフォルトを使用してください。 10. [Next]をクリックすると、インストールに必要な全ての情報の入力が完了したというメ ッセージが表示されます。 [Next]をクリックすると、インストーラが、指定されたインストール先に Java ファイ ルのコピーを開始します。 11. インストールが終了すると、終了したことを知らせるメッセージが表示されます。 [Finish]をクリックして、InstallShield を終了してください。

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11 節 – SAS Systemビューアのインストール(Windows クライアント)

作業内容 作業マシン 対象製品

SAS System ビューアのインストール クライアント RDM、MAS

SAS System ビューアは利用者の全クライアントマシンにインストールすることをお勧めします。 SAS System ビューアでウェアハウスに保存されている SAS データセットの内容を、簡単に参 照することができます。

SAS のインストールで使用したディスクでインストールが行えます。SAS System ビューアのイ ンストールは『Installation Instructions for Release 8.2 (TS2M0) of the SAS System for Microsoft Windows』に従ってください。

SAS System ビューアのインストールは、インストールのメインメニューの[Additional

Setups]リンクから行うことができます。また、SAS System ビューアは以下の URL からダウ

ンロードすることもできます。 http://www.sas.com/apps/demosdownloads/sassysview_PROD_8.2_sysdep.jsp?packag eID=000176

12 節 – JMP 5.0.2 のインストール(Windows クライアント)

作業内容 作業マシン 対象製品 JMP 5.0.2 のインストール クライアント MAS 1. JMP 5.0.2 ラベルの CD-ROM を挿入してください。 2. Launch.exe ファイルをダブルクリックしてください。[JMP 5 – Menu]が表示されます。 3. [VIEW_JMP_README]をクリックしてください。README.txt ファイルの内容が表示 されます。システム必要条件(System Requirements)とインストール時の注意点を確認 してください。 4. [JMP 5 – Menu]より、[INSTALL_JMP_5]を選択してください。JMP InstallShield Wizard が起動します。InstallShield Wizard に従って、JMP 5.0.2 のインストールを行って ください。Typical setup を推奨します。

(16)

13 節 – メタデータリポジトリの構築

作業内容 作業マシン 対象製品

メタデータリポジトリの構築 クライアント経由サーバー RDM、MAS

この節の作業を行う前に、UNIX 上の RDM あるいは MAS Java サーバーのインストール、およ びWindows 上の RDM あるいは MAS Java クライアントのインストールが完了していることを 確認してください。この節の作業は任意のクライアントから 1 度だけ行えば完了します。別の クライアントから再度行う必要はありません。

1. RDM あるいは MAS を実行する場合、SAS/SHARE サーバーと Java サーバーを稼動させ る必要があります。全てのサーバーを稼動させるシェルは次の通りです。 <RDMInstallRoot> <MASJavaRoot> /Server/bin/StartAllServers カレントディレクトリを移動し、startAllServers コマンドを実行してください。 5 つのサーバーが起動します。 z ObjectSpawner z sasSpawner z rmiregistry z java z BATCH SAS 注意: このステップはサーバーのみの作業です。StartAllservers を実行するには、第 5 節で 定義したgenomics アカウントで行う必要があります。 「第5 節 – Genomics アカウントでのログイン」の補足事項として、Linux 環境では、 これらのサーバーを起動させるのに「.」をパスに追加する必要があります。その他 の大半のシステムはこのパスのまま利用できます。 2. クライアントを起動させるために、次のバッチファイルを実行します。 <RDMInstallRoot> <MASJavaRoot> ¥Client¥bin¥runClient.bat あるいはショートカットを利用してクライアントを稼動させることもできます。インスト ーラはスタートメニューにrunClient.bat のショートカットを作成しています。

[スタート]-[プログラム]-[SAS Microarray Solution]あるいは[SAS Research Data Management]-[Start Client]を選択すれば、バッチファイルを実行するのと同じ 結果になります。

クライアントが起動すると、[Login]ウィンドウが開きます。

3. 管理者権限のある ID でログオンしてください。管理者権限のアカウントがデフォルトで 1個用意されています。ユーザーID admin、パスワード Admin1 になります。ログオンを すると[solution desktop]が開きます。

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4. メニューバーより[Administration]を選び、[Registry Manager]を選択してください。 [Registry Manager]ウィンドウが開きます。

5. [Staging Directory]用のパスが記述されている項目および[Production Directory]用 のパスが記述されている項目を確認してください。記述されたパスはインストール中に作 成され、変更できません。

[Build PMR using]領域にある[All warehouse environments]を選択してください。

Build PMR Now]ボタンをクリックしてください。ビルドが開始されます。 6. ビルド処理が終了すると、PMR のビルドが成功したことを示すメッセージが表示されま す。メッセージボックスの[了解]をクリックしてください。[Registry Manager]ウィ ンドウを閉じてください。[Repository]タブに登録済みのサンプルウェアハウスの階層 ツリーが表示されます。 注意: 共通のウェアハウスは常に PMR に含まれます。

(18)

トラブルシューティングヒント集

インストール終了後、サーバー起動時やクライアントログイン時などに問題が発生することがあります。 この場合は、次のヒント集を確認してみてください。 • ドメイン名を確認したい場合、コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを入力してください。 ping <マシン名> 様々な診断結果とともに、次の形式で完全なマシン名を取得することができます。 <マシン名>.<ドメイン>

• SAS Microarray Solution あるいは SAS Research Data Management クライアントを実行するため には、クライアントマシンから第13 節で記述している 5 つの全てのサーバーを利用可能な状態に あることが必要です。同一ネットワーク上のあるマシンにサーバーコンポーネントのインストー ルを行い、別マシンに Client Only インストールを行った場合、クライアントマシンはサーバーマ シンにアクセスできる状態であることが必要です。 • オブジェクトスポーナーは、開始時にホスト名の名前解決を先ず DNS サーバーを使って行おうと します。たとえば、DNS サーバーとローカルマシンの hosts ファイルに同名のマシンが登録され ており、かつDNS サーバーに登録されているマシンが hosts ファイルに登録されている IP アドレ スとは異なるアドレスの場合、オブジェクトスポーナーサーバーのウィンドウに次のようなエラ ーが表示されることがあります。

Cannot process config file, rc = 1 objspawn exiting due to 1 errors.

objspawn (v8.20) failed to start. Use -sasLogFile to obtain details.

このエラーを解決するためには、ObjectSpawner.cfg の sasMachineDNSName よりドメインを削 除してください。ObjectSpawner.cfg ファイルは<InstallRoot>/Server/spawners にあります。 SasMachineDNSName はファイル内に 2 箇所ありますので、注意してください。

• RMI サーバーを起動する上で問題が発生した場合、RMISERVERNAME が<ClientRoot>\Client\bin フォルダにある Client.config ファイルと、<ServerRoot>/Server/bin フォルダにある Server.config ファイル登録されている内容が一致しているかどうかをご確認ください。この値は常にドメイン 名を含んだ形にしてください。 (例:RMISERVERNAME=//<サーバー名>.<ドメイン名>:4725) • ク ラ イ ア ン ト マ シ ン と サ ー バ ー マ シ ン が 異 な る ド メ イ ン に 属 し て い る 場 合 、 <ClientRoot>\Client\bin フォルダにある Workspace.config ファイルを編集する必要があります。 host で指定されているサーバー名に、サーバーのドメイン名を追加する必要があります。 (例:host=<サーバー名>.<ドメイン名>)

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• UNIX サーバー上では RDM あるいは MAS を genomics アカウントで実行させてください。クライ アントからサーバーに接続しようとしたときに、「ユーザーに権限がありません」などのエラー が発生した場合、<sasroot>/utilities/bin/ディレクトリ内の各ユーティリティ用ファイルに対して、 setuid ビットが有効になっているかをご確認ください。

SAS8.2 を root 権限でインストールした場合、この作業は自動的に行われます。ところが root 権限 以外のアカウントで行った場合、authorization configuration utility を実行させて、ビットを有効に する必要があります。あるいは、手動でこれらの操作を行うこともできます。

cd $SASROOT/utilities/bin

chmod 4755 objspawn sastcpd sasauth sasperm

• 本製品が起動できない場合、適用したSETINIT に PRODNUM121 が含まれていることを確認して ください。PRODNUM121 は SAS Research Data Management sashelp カタログを表わします。 PRODNUM121 が SETINIT に含まれていない場合、本製品は稼動しません。UNIX では、SETINIT は通常、<sasroot>/ setinit.sas に保存されています。

• 第 7 節の<ServerRoot>/Server/bin/fixrdm.log でエラーを確認する作業について補足します。 fixrdm.sas プログラムはインストールの最終段階で実行されます。このプログラムが実行される直 前までのインストール作業に問題がなければ、fixrdm.sas プログラムは正常終了します。

(20)

著作権情報

このドキュメントの正確な書籍情報は、以下のとおりです。

Installation Instructions for :SAS Research Data Management 1.2 SAS Microarray Solution 1.0 for AIX 32-bit, HP-UX 32-32-bit, Solaris 32-32-bit, & Linux Systems

Copyright® 2003, SAS Institute Inc., Cary, NC, USA.

本書は、発行元であるSAS Institute, Inc.の事前の書面による承諾なく、この出版物の全部あるいは一部を、電子 データ、印刷、コピー、その他のいかなる形態または方法によって、複製、転送、または検索システムに保存す ることは禁止されています。これらの説明書は著作権により保護されています。 著作権保護を受ける本書の使用の範囲は制限されています。許される使用の範囲とは、使用者のシステムに保存 して端末に表示すること、本書が提供された目的である、SAS プログラミングおよびライセンスプログラムのイ ンストール・サポートの責任者が使用するために、必要な部数だけコピーすること、および特定のインストール 要件を満たすように内容を修正することを指します。本書の全部あるいは一部を印刷する場合、またはディスプ レイ媒体に表示する場合は、SAS Institute の著作権表示を明記する必要があります。上記の条件以外で本書を複 製または配布することは一切禁止されています。 アメリカ合衆国政府の制約された権限ついての通知 アメリカ合衆国政府による、本ソフトウェアおよび関連するドキュメントの使用、複製、公開は、

「FAR52.227-19 Commercial Computer Software-Restricted Rights」(1987 年 6 月)に定められた制限の対象 となります。

SAS Institute Inc., SAS Campus Drive, Cary, North Carolina 27513.

SAS®およびSAS Institute のプロダクト名またはサービス名は、米国およびその他の国における SAS Institute Inc. の登録商標または商標です。

®は米国で登録されていることを示します。

その他、記載されている会社名および製品名は各社の登録商標または商標です。

英語版更新日 30 May 2003

AIX 32ビット、HP-UX 32ビット、Solaris 32ビット、Linux版

SAS

®

Research Data Management 1.2

SAS

®

Microarray Solution 1.0

インストールガイド

2003年12月26日 第1版第1刷発行 発行元 SAS Institute Japan株式会社

〒104-0054 東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ8F

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参照

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