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目次 1. はじめに 概要 ShadowProtect SPX の概要 動作環境 Linux 版動作環境の確認 SPX のインストール Windows 環境で SPX をインストールす

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ShadowProtect SPX

クイックスタート

ガイド

2016 年 3 月 17 日

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目次

1. はじめに ... 4 2. 概要 ... 4 2.1. ShadowProtect SPX の概要 ... 4 2.2. 動作環境 ... 5 2.2.1. Linux 版動作環境の確認 ... 5 3. SPX のインストール ... 7 3.1. Windows 環境で SPX をインストールする ... 7 3.2. Linux 環境で SPX をインストールする ... 11 3.3. SPX コンソールの起動 ... 14 3.4. トライアルキーの取得 ... 16 3.5. SPX のアクティベーション ... 17 4. ヘルプオーバーレイ ... 19 5. バックアップ ... 20 5.1. バックアップウィザードによるバックアップの設定 ... 20 5.2. バックアップステータス ... 31 5.2.1. バックアップステータスの確認 ... 31 5.2.2. ジョブタイムラインでの確認 ... 32 6. 復元 ... 33 6.1. ファイルやフォルダの復元 ... 33 6.1.1. クイックマウントによる復元 ... 34 6.1.2. イメージチェーンブラウザによる復元 ... 36 6.1.3. イメージのマウントによる復元 ... 38 6.1.4. マウントの解除 ... 39 6.2. データパーティションの復元 ... 40 6.2.1. Windows 上からの復元 ... 40 7. イメージ変換ツール ... 42 7.1. VMware 用の VMDK ファイル ... 42 7.2. Hyper-V 用の VHD ファイル ... 44 8. VirtualBoot ... 46 8.1. 要件 ... 46

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1. はじめに

ShadowProtect SPX(以下 SPX)はディスクのセクタイメージをバックアップ するイメージバックアップ及び災害リカバリ製品です。 仮想・物理マシン上の Windows システムと Linux システム向けにバック アップとリカバリ、データ保護、システム移行を実現します。 旧製品 ShadowProtect5.x 以前で提供していた機能を Windows システム 及 び Linux システムに対し提供しております。

2. 概要

2.1.

ShadowProtect SPX の概要

SPX は以下の 2 つのコンポーネントで構成されています。 インストーラで同時に導入され各コンポーネントを個別にインストール する事は出来ません。  SPX コンソール ShadowProtect の画面を刷新しました。 この画面は Windows,Linux 環境で共通で同じ操作で使用出来ます。 同じバージョンであれば異 OS 環境へリモートアクセス可能です。  SPX バックアップエージェント 実際のバックアップ処理を行います。 Windows 上ではサービス、Linux 上ではデーモンとして動作します。 以下のサイトに概要が公開されておりますのでご確認ください。 https://www.storagecraft.com/jp/products/storagecraft-shadowprotect-spx

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2.2. 動作環境

動作環境及び制約に関する詳細は以下の最新 Readme をご確認ください。 http://www.storagecraft.com/support/book/english-readme Linux 版の場合は以下の手順で確認します。

2.2.1. Linux 版動作環境の確認

Linux 版の場合以下のサイトに SPX がサポートするカーネルのバージョン を公開しております。 https://www.storagecraft.com/jp/products/storagecraft-shadowprotect-spx/supported-linux-versions ※長期サポート (LTS) を目的とした Linux OS のみをサポートしております。 セルフコンパイル環境または短期リリース向けは含まれておりません。 最新情報については以下の手順で動作可能な環境かどうか確認ください。  CentOS6/RHEL6 $ wget http://downloads.storagecraft.com/spx/CentOS6/storagecraft-repo-latest.rpm -O storagecraft-repo-http://downloads.storagecraft.com/spx/CentOS6/storagecraft-repo-latest.rpm

$ sudo yum install storagecraft-repo-latest.rpm -y  CentOS7/RHEL7

$ wget http://downloads.storagecraft.com/spx/CentOS7/storagecraft-repo-latest.rpm -O storagecraft-repo-http://downloads.storagecraft.com/spx/CentOS7/storagecraft-repo-latest.rpm

$ sudo yum install storagecraft-repo-latest.rpm –y

以下のコマンドで導入可能な kmod-stcvsm ドライバのバージョンリストが 表示されます。

$ yum list kmod-stcvsm*

適合するカーネルバージョンが現在導入されていることを確認し必要に応 じてアップデートします。

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 Ubuntu 12.04 $ wget http://downloads.storagecraft.com/spx/Ubuntu12.04/storagecraft-repo-latest.deb -O storagecraft-repo-http://downloads.storagecraft.com/spx/Ubuntu12.04/storagecraft-repo-latest.deb $ sudo dpkg -i storagecraft-repo-latest.deb  Ubuntu 14.04 $ wget http://downloads.storagecraft.com/spx/Ubuntu14.04/storagecraft-repo-latest.deb -O storagecraft-repo-http://downloads.storagecraft.com/spx/Ubuntu14.04/storagecraft-repo-latest.deb $ sudo dpkg -i storagecraft-repo-latest.deb 以下のコマンドで導入可能な kmod-stcvsm ドライバのバージョンリストが 表示されます。適合するカーネルバージョンが現在導入されていることを 確認し必要に応じてアップデートします。

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3. SPX のインストール

Windows、Linux の環境で入手方法およびインストール方法が異なりま す。

3.1. Windows 環境で SPX をインストールする

以下のサイトからインストールプログラムをダウンロードします。 https://www.storagecraft.com/jp/downloads/software-updates SPX (Windows) インストーラーを対象となる環境にあわせて 64bit, 32bit のどちらかをダウンロードします。 それぞれ以下のようなファイル名でダウンロードします。 64bit: ShadowProtect_SPX-x.x.x.win64.msi 32bit: ShadowProtect_SPX-x.x.x.win32.msi

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環境にあわせて 64bit 又は 32bit の各ファイルを実行します。 以下の例では 64bit 版の例を示します。

1. ダウンロードしたインストーラファイルを実行します。

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3. 使用許諾契約書の画面で[使用許諾契約書に同意します]にチェック を入れ[次へ]をクリックします。

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5. [インストール]をクリックします。

6. 終了した後、[完了]をクリックします。

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3.2. Linux 環境で SPX をインストールする

各 OS 環境にあわせてコマンドを実行しインストールします。必要に 応じて自動的にパッケージ等がダウンロードされますのでインストー ル中はインターネットへの接続環境である必要があります。 以降の章で説明しますが OS バージョン等で変更される場合がありま すので以下のサイトで最新の情報をご確認ください。 https://www.storagecraft.com/jp/downloads/install-spx-linux ※途中で必要に応じ各種パッケージのインストールを行う場合があり ます。 以下のサイトの手順を実行します。 ※OS バージョンや導入されているパッケージによりダウンロードの場 所が異なるので詳細は以下のサイトをご確認ください。 https://www.storagecraft.com/jp/downloads/install-spx-linux  CentOS 1. OS のインストール状況を確認します。 GUI 表示に必要な Desktop 関連のパッケージが導入されている か確認します。 2. OS パッケージは Desktop メディアでインストールするか最小 構成(minimal)でインストール後、以下をインストールします。

$ sudo yum groupinstall "Desktop" \

"Desktop Platform" "General Purpose Desktop"

※リモートのみで GUI を表示しない運用を予定しているのであれ ば最小構成(minimal)だけで可能です。 3. EPEL パッケージを導入します。 SPX インストールの前提となる為導入します。 $ wget hhttp://download.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm ※以下のどのコマンドでも可

$ sudo rpm -ivh epel-release-6-8.noarch.rpm $ sudo yum install epel-release-6-8

$ sudo yum install epel-release

4. fprintd-pam をアンインストールします。

これは SPX のパッケージと競合する為、SPX インストール前に アンインストールが必要です。

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5. SPX のリポジトリをダウンロードします。 ※CentOS6 の場合 $ wget hhttps://downloads.storagecraft.com/spx/CentOS6/storagecraft-repo-latest.rpm -O storagecraft-hhttps://downloads.storagecraft.com/spx/CentOS6/storagecraft-repo-latest.rpm ※CentOS7 の場合 $wget hhttps://downloads.storagecraft.com/spx/CentOS7/storagecraft-repo-latest.rpm -O storagecraft-hhttps://downloads.storagecraft.com/spx/CentOS7/storagecraft-repo-latest.rpm 6. インストール準備を行います。

$ sudo yum install storagecraft-repo-latest.rpm -y

7. カーネルバージョンに適合したドライバが現在提供されている か確認します。

$ yum list kmod-stcvsm*

8. インストールを行います。

$ sudo yum install spx kmod-stcvsm-$(uname -r)

9. インストールの確認を行います。

$ rpm -qi spx

10. 現在の作業ユーザを SPX グループに追加します。

$ sudo /usr/bin/gpasswd -a $USER spx

11. SPX サービスを起動します。 ※CentOS6 の場合

$ sudo start spx

※CentOS7 の場合

$ sudo systemctl start spx

12. GUI を起動します。

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 Ubuntu

1. カーネルバージョンを確認します

$ sudo apt-cache search linux-image

※ 必要に応じカーネルをサポートバージョンに設定します。 以下は 3.2.0-75-generic へ設定した場合の例です

$ sudo apt-get install linux-headers-3.2.0-75-generic $ sudo apt-cache search linux-header

$ sudo apt-get install linux-image-3.2.0-75-generic $ dpkg --list | grep linux-image

$ sudo apt-get purge linux-image-(バージョン)-generic $ sudo update-grub $ shutdown -r now 2. SPX のリポジトリをダウンロードします。 $ wget https://downloads.storagecraft.com/spx/Ubuntu12.04/storagecra ft-repo-latest.deb -O storagecraft-repo-latest.deb 3. インストール準備を行います。 $ sudo dpkg -i storagecraft-repo-latest.deb $ sudo apt-get update

カーネルバージョンに適合したドライバがあるか確認します。

$ yum list kmod-stcvsm*

4. SPX とドライバのインストールを行います。

$ sudo apt-get install spx kmod-stcvsm-$(uname -r)

5. インストールの確認を行います。

$ dpkg-query --show spx

$ dpkg-query --show kmod-stcvsm-$(uname -r)

6. 現在のユーザを SPX グループに追加します

$ sudo /usr/bin/gpasswd -a $USER spx

7. SPX サービスを起動します。

$ sudo start spx

8. GUI を起動します。

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3.3. SPX コンソールの起動

1. 以下の手順で SPX のコンソールを起動します。 ・Windows の場合アイコンをクリックし起動します。 ・Linux の場合以下のコマンドで起動します。 $ /opt/StorageCraft/spx/bin/spx_gui もしくは以下の場所からアイコンをクリックして起動します。 CentOS: アプリケーション:システムツール:[ShadowProtect SPX] Ubuntu: Dash:検索から[ShadowProtect SPX]

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2. ユーザ名とパスワードを入力し[接続]をクリックします。

Linux 環境では指定したユーザ、Windows 環境では Administrator ユー ザでログインします。

パスワードはログインするユーザのパスワードを使用します。 以下、画面は Windows 版、Linux 版共通です。

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3.4. トライアルキーの取得

SPX インストール後 15 日間ライセンス購入前にトライアル版としてご利用 頂けます。機能を一部制限してご利用頂けます。 トライアル版ご利用の場合正式ライセンスの代りに無料のトライアルキー を弊社サイトから取得頂きます。 起動時に以下の画面が表示されるので[トライアルキーの取得]をクリック するとトライアルキー取得の Web サイトが表示されます。 表示された Web サイトで必要事項を入力し[送信]をクリックしてくださ い。トライアルキーがメールで送信されます。 製品版として継続して使用する場合には正式ライセンスを登録 (アクティベーション)する必要があります。 15 日間のトライアル期間内にアクティベーションしない場合には使用出来 る機能が制限されます。 アクティベーションは実際にバックアップ対象の各システムで必要です。 リモートで管理する場合は画面を表示するだけのコンソール側には ライセンスは必要ありません。

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3.5. SPX のアクティベーション

SPX を正式版としてご利用頂く場合にはライセンスを御購入頂く必要が ございます。 御購入後以下の手順でライセンスをアクティベーションします。 1. SPX を起動します。 2. 初回起動時に画面が起動します。 一旦[後でアクティブ化]で起動した場合には[ヘルプ]メニューか ら[製品のアクティベーション…]をクリックします。

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3. 製品キーと名前と組織を入力し[同意します]をクリックします。

4. ライセンスステータスが[ライセンスなし]から[アクティブ]に変化 した事を確認し[完了]をクリックします。

(19)

4. ヘルプオーバーレイ

SPX コンソールに最初にログインすると下記の画面上の各機能を説明する ヘルプオーバーレイ画面が表示されます。 Esc キーまたは右上の[ヘルプのオーバーレイを閉じる] で初期画面が表示 されます。 起動後はヘルプメニューから[ヘルプのオーバーレイの表示]で オーバーレイを表示可能です。

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5. バックアップ

5.1. バックアップウィザードによるバックアップの設定

SPX でバックアップジョブを作成するには以下の手順で行います。

1

SPX コンソールを起動します。

2

バックアップの出力先を設定します。 2.1 ツールバーのアイコンもしくはメニューの[バックアップ]から出 力先を選択します。 2.2 [追加]をクリックし新規の宛先を指定します。

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2.3 [参照]をクリックし、出力先のパスを指定します。

2.4 指定先の名前及び参照から指定先のパスを指定し[選択]をクリッ クします。

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2.5 出力先の名前を指定し[保存]をクリックします。

2.6 もしネットワーク共有先に出力先を指定する場合は以下の画面で パスや資格情報を指定します。

(23)

3

新規ジョブを設定します。

ツールバーのアイコンもしくはメニューの[バックアップ]から [新規ジョブ]を選択します。

(24)

3.1 設定の画面で各項目を指定します。 ※「コメント」以外は必須項目です。  ジョブ名 一意となる名前を指定します  出力先 2 で作成したものを指定します。 (注)バックアップ対象のパーティション内にバックアップ先 を指定する事は出来ません  コメント バックアップイメージにコメントとしてテキストメモを追加 します。サマリペインにて参照可能です。 設定は任意ですが約 100 文字に制約されています。  ボリューム バックアップ対象のパーティションを指定します。  圧縮 デフォルトでは[標準]が指定されています。  暗号化 デフォルトでは[AES 256 ビット(最も安全)]が指定されてい ます。  パスワード、パスワードの再入力 デフォルトではパスワード指定が必要です。

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3.2 スケジュール バックアップのタイプを選択し週次、月次でのスケジュール及び バックアップ間隔を指定します。  継続的 初回のフルバックアップとその後の増分バックアップのスケジュ ールを指定します。 通常弊社製品 ImageManager と組み合わせる事で増分バックアッ プファイルの集約を行います。

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 混合

完全バックアップと増分バックアップを組み合わせたスケジ ュールをそれぞれ指定します。

 完全

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 完全、手動

一回だけのバックアップを設定します。

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3.3 詳細 必要に応じ設定を変更します。  パフォーマンス リソースの割当制限を設定します。 通常はそのままで結構です  スクリプト ジョブ起動時、スナップショット前、スナップショット後、 ジョブ終了に実行するスクリプトを指定します。 スクリプトは画面に記載されている場所に置きます。  イメージ イメージ取得に関するオプションを指定します。 デフォルトは全て指定しません。  保持 月次週次バックアップでどれだけの世代のイメージセットを 保持するかを指定します。 イメージセットは完全バックアップとそれを元にした増分バ ックアップ全てを単位とします。 デフォルトはすべて保持します。  VSS ライター(Windows 版のみ) 必要な VSS ライターを有効化もしくは無効化します デフォルトではすべてが有効化されています。

(29)

4

全てを設定したら[保存]をクリックし設定を保存します。

※設定タブ、スケジュールタブ、詳細タブのいずれの画面でも保存が 可能です。

5

ジョブの設定を保存するとスケジュールに従ってバックアップが実行

(30)

6

バックアップが成功すると[最後の実行]の表示が「成功しました」と なります。次回バックアップのスケジュールがされている場合はステ ータスが[待機中]となります。

又タイムラインでバックアップの種類及び失敗した場合の状態によっ て色分けされて表示されます。

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5.2. バックアップステータス

5.2.1. バックアップステータスの確認

バックアップを取得すると[バックアップ ジョブ]画面にジョブの一覧が表 示されます。

(32)

5.2.2. ジョブタイムラインでの確認

SPX コンソールのジョブタイムラインでスケジュールされたバックアップ の種類及び結果を確認する事が出来ます。

ジョブタイムラインでバックアップの種類及び失敗した場合の状態によっ て色分けされて表示されます。

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6. 復元

取得したバックアップイメージから個別のファイルやフォルダを参照しコ ピーする事で復元する事とパーティションへの復元が可能です。

6.1. ファイルやフォルダの復元

バックアップ参照ウィザードを使用し、バックアップイメージをリストア することなくそのまま任意のドライブに CDROM のようにマウントするこ とが可能です。 これによりバックアップされているファイルやフォルダをリストアするこ と無しに参照することやコピーする事で各ファイルを個別に復元する事が 可能です。 保存したイメージファイルをマウントしてファイルやフォルダを参照又は コピーによって復元する方法は以下の三種類あります。  クイックマウント オプション指定等を行わず次にマウント可能なドライブにマウントし ます。(Windows のみ)  イメージチェーンブラウザ マウントウィザードでドライブ指定などのオプションを指定してマウ ントします。  イメージのマウント ジョブのタイムラインから指定してその時点のイメージをマウントし ます。

(34)

6.1.1. クイックマウントによる復元

1. Windows エクスプローラーを起動しバックアップイメージファイルが 保存されているフォルダに移動します。 2. リストア対象のイメージファイルを選択し右クリックで表示されるコ ンテキストメニューから[StorageCraft クイックマウント]を選択しま す。 3. 対象のバックアップイメージファイルにパスワードが指定されている 場合は、パスワードを入力し[OK]をクリックします。

(35)

4. バックアップイメージファイルがマウントされ内容を確認する事が出 来ます。対象のドライブ上のファイル等は通常の Windows ファイルと 同じように操作可能です。

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6.1.2. イメージチェーンブラウザによる復元

1. SPX を起動しツールバーから[イメージチェーンブラウザ]のアイコンを クリックするかメニューの[ツール]→[イメージチェーンブラウザ]をク リックします。 2. 出力先を指定してイメージファイルと日付から目的のファイルを選択 し[イメージのマウント]アイコンをクリックします。

(37)

3. [イメージのマウント]画面が起動するのでマウントするドライブもし くはフォルダを指定します。 またデフォルトでは読み取り専用なので必要に応じオプションを外し [OK]をクリックします。 Linux の場合は以下の場合は以下の画面となりドライブではなくマウン ポイントとして使用するフォルダを指定します。

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指定されたドライブ名で対象のバックアップイメージファイルがマウ ントされます。 マウント後は通常のファイルと同様に参照やコピー等の操作が可能で す。

6.1.3. イメージのマウントによる復元

1. SPX を起動してジョブのタイムラインから対象の時間のグラフを選択 し、アクションの[ツール]→[イメージのマウント]をクリックします。 2. [イメージのマウント]画面が起動するのでマウントするドライブもし くはフォルダを指定します。 またデフォルトでは読み取り専用なので必要に応じオプションを外し [OK]をクリックします。 マウント後は通常のファイルと同様に参照やコピー等の操作が可能で す。

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6.1.4. マウントの解除

以下のどちらかの手順で行います。 1 マウントしたドライブを右クリックして、コンテキストメニューの [StorageCraft マウント解除]を選択します。 2 ツールバーの[マウントされたイメージ]から[マウント解除]をクリック します。

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6.2. データパーティションの復元

システムパーティションを復元する場合は

StorageCraft Recovery Environment から起動する必要があります。

データパーティションを復元する場合には Windows 上からそのまま復元す る事も可能です。システムパーティションの復元については、

「StorageCraft Recovery Environment クイックスタートガイド」をご参照く ださい。

6.2.1.

Windows 上からの復元

Windows 上からデータパーティションを復元する場合は以下を行います。 1 SPX を起動します。 2 以下の何れかより復元対象を指定し開始します。  ジョブのタイムライン  イメージチェーンブラウザ 3 復元するデータパーティションのバックアップイメージを選択しま す。 復元するイメージの作成された時間を確認し、問題がなければ [イメージの復元] をクリックします。 4 バックアップイメージにパスワードを指定している場合はパスワード を入力し[OK]をクリックします。

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5 イメージリカバリ画面で復元先を指定し[OK]をクリックします。 6 復元が上書きされる警告が表示されるので問題がなければ、[はい]を クリックします。 7 復元が実行されますので完了まで待ちます。 完了すると詳細が[復元成功] となります。 確認後[完了] をクリックし終了します。

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7. イメージ変換ツール

SPX は VMware 用の VMDK ファイル又は Hyper-V 用の VHD ファイルに バックアップイメージファイルを変換する事が出来ます。 復元と同様に以下の手順で行います。 ジョブのタイムラインもしくはイメージチェーンブラウザから変換し たい時間帯を選び[イメージの復元]をクリックしバックアップイメー ジにパスワードを指定している場合はパスワードを入力しイメージリ カバリ画面を表示します。

7.1. VMware 用の VMDK ファイル

1. イメージリカバリ画面の出力先タイプから[VMDK]を選択します。 2. [参照]をクリックします。

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3. 出力先のフォルダを選択し[選択]をクリックします。

4. ファイルのロケーションとファイル名を指定してある事を確認し[OK] をクリックします。

5. イメージを復元しますので[復元成功]となるまで待ち終了を確認後

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7.2. Hyper-V 用の VHD ファイル

1. イメージリカバリ画面の出力先タイプから[VHD]を選択します。

2. [参照]をクリックします。

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4. ファイルのロケーションとファイル名を指定してある事を確認し[OK] をクリックします。

5. イメージを復元しますので[復元成功]となるまで待ち終了を確認後[完 了] をクリックし終了します。

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8. VirtualBoot

VirtualBoot はバックアップファイルを復元や別のフォーマットに変換する 事無く取得したシステムボリュームバックアップを仮想マシン環境で起動 します。 オープンソフトウェアの Oracle VirtualBox を利用する事で障害が発生した サーバに対する迅速で一時的な代替環境を提供します。

8.1. 要件

現在 SPX では以下をサポートしています。  Oracle VirtualBox

 Windows Server 2012 R2 上の Hyper-V

仮想マシンを作成する前に VirtualBox もしくは Hyper-V がインストールさ れている必要があります。 最新のバージョン等の詳細要件については ReadMe 及びユーザガイドを御 参照ください。 なお Hyper-V が導入されている環境に VirtualBox をインストールすること は出来ません。

8.2. VirtualBoot での仮想マシン作成手順

1. SPX GUI のタイムラインで対象となるバックアップを選択しツールバー もしくはタイムラインの VirtualBoot のアイコンをクリックします。

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2. イメージにパスワードが指定されていればパスワード入力の画面が表 示されるのでパスワードを入力し[OK]をクリックします。

3. VirtualBox の場合は[VirtualBox]が選択されている事を確認します。

※Hyper-V の場合は[Hyper-V]を選択します。

(48)

4. マシン名、メモリの割り当てを指定します。 ネットワークに接続する必要があれば[NAT]をネットワークアダプタに 指定します。 「仮想マシンを作成した後、自動的に開始する」にチェックが入って いる場合には作成終了後そのまま仮想マシンが起動します(デフォルト) 各設定を確認して [作成]をクリックします。 5. VirtualBoot のイメージをロードします。

(49)
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7. 仮想マシンにログインします。 仮想マシンメニューから「Ctrl-Alt-Del を送信」をクリックします。 OS 起動中のスナップショットを対象とした場合は Windows 的には強制 シャットダウンした事と同じ状況になります。 この為「シャットダウンイベントの追跡ツール」が起動しますので適 切な理由を指定し[OK]をクリックします。 8. 仮想マシンが起動します。

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