4.A・B の単元指導計画
「いろいろなかたち」
〈既習の内容との関連と本単元の評価規準〉
【前単元までに身に付けてきた内容】 【本単元の評価規準】 【今後の学習へのつながり】
関心・意欲・態度 数学的な考え方 技能 知識・理解 1年「かたちづく
り」
・色板や数え棒
による平面図
形の構成
・ 点 と 点 を 線 で
つなぐ平面図
形の構成
A
1
年
入学前
・積み木並べ・積み木遊び
・身のまわりにあるいろいろな立体図
形や立体の面( 平面図形)につい
て,観察や構成,分解などの活動を
通して,親しみをもっている。
・身のまわりにあるいろいろ
な 立 体 図 形 や 立 体 の 面
(平面図形)について,形
の違いに気付く。
・身のまわりにあるいろいろな立体図
形や立体の面( 平面図形)につい
て,その形状や機能性などの特徴
をとらえて,分類することができる。
・基本的な立体図形や
立 体 の 面 ( 平 面 図
形) につ いて, 形状
を理解している。
B
1
年
入学前
・日常で使っている「箱の
形」「ボールの形」など
の表現
・積み木並べ・積み木遊び
・身のまわりにあるいろいろな立体図
形や立体の面( 平面図形)につい
て,観察や構成,分解などの活動を
通して,その形状や特徴を進んで明
らかにしようとしている。
・身のまわりにあるいろいろ
な 立 体 図 形 や 立 体 の 面
(平面図形)について,形
以外の属性を捨象して形
の特徴をとらえている。
・身のまわりにあるいろいろな立体図
形や立体の面( 平面図形)につい
て,その形状や機能性などの特徴
を生かして,具体物を構成したり,
絵をかいたりすることができる。
・基本的な立体図形や
立 体 の 面 ( 平 面 図
形) につ いて, 形状
や特徴を理解してい
る。
小単元 箱の形 形づくり
時 1 2 3(本時) 4 5 6
主な学習
活動
身のまわりにあるいろいろな
立体を使い,いろいろなもの
をつくる。
身のまわりにあるいろいろな
立体を使い,いろいろなもの
をつくる。
身のまわりにあるいろいろな
立体を分類する。
身のまわりにあるいろいろな
立体を分類する。
立体の面の形をうつしとる。 同じ形に同じ色をぬる。
評価規準 進んで作ろうとしている。(関
心・意欲・態度)
進んで構成活動を行い,立
体図形の特徴をとらえようと
している。(関心・意欲・態度)
立体図形の形の特徴をとら
える。
(数学的な考え方)
立体図形の形状や機能面を
とらえて分類する。(技能)
基本的な立体図形や立体の
面(平面図形)について,形
状を理解している。(知識・理
解)
平面図形について同じ形に
着目して,正確に色をぬるこ
とができる。(技能)
本
時
の
展
開
1.授業の流れが分かる。
2.さわってさわって なんだ
ろう
3.課題をつかむ。
4.作りたい物を決めて作る。
・並べる
・積む
・形を作る
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分かる。
2.さわってさわって なんだ
ろう
3.課題をつかむ。
4.作りたい物を決めて作る。
・並べる
・積む
・形を作る
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分かる。
2.さわってさわって なんだ
ろう
3.課題をつかむ。
4.なかま集めをする。
・ボール
・筒
・箱やさいころ
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分かる。
2.さわってさわって なんだ
ろう
3.課題をつかむ。
4.なかま分けをする。
・箱
・さいころ
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分かる。
2.さわってさわって なんだ
ろう
3.課題をつかむ。
4.形をうつしたり絵をかいた
りする。
・ましかく ・ながしかく
・さんかく ・まる
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分かる。
2.さわってさわって なんだ
ろう
3.課題をつかむ。
4.同じ形に同じ色をぬる。
・ましかく ・ながしかく
・さんかく ・まる
5.全体交流
6.まとめる
具体的な
操作活動
空き箱やボール,缶などを並
べたり積んだりする。
空き箱やボール,缶などを並
べたり積んだりする。
似ている形を集める。 似ている形を集める。 い ろ い ろ な 形 を 紙 に 写 し 取
る。
同じ形に同じ色をぬる。
い ろ い ろ な も の を つ く ろ
う。
きのうとちがうものをつく
ろう。
にているかたちをあつめ
よう。
はこをふたつにわけよう。 かたちをうつそう。 おなじかたちにおなじい
ろをぬろう。
はこはつんだりならべた
りすることができる
ボールやあきかんはころ
がる。 3つにわけられる。
2つにわけられる。 ましかく・ながしかく・さん
かく・まるのかたちができ
た。
おなじかたちがたくさん
ある。
4.C・D の単元指導計画
「
二等辺三角形と正三角形
」
〈既習の内容との関連と本単元の評価規準〉
【前単元までに身に付けてきた内容】 【本単元の評価規準】 【今後の学習へのつながり】
C
3
年
・
D
4
年
2年「三角形と四角形」
・三角形,四角形の概念と弁別
・三角形と四角形の構成要素,辺,頂点
・直角の概念
・長方形,正方形,直角三角形の概念と
弁別,かき方
・正方形,長方形,直角三角形のしきつ
め
関心・意欲・態度 数学的な考え方 技能 知識・理解 4年「角度」
・回転による角の概念
・分度器のしくみと使い方
・角の大きさとそのはかり
方,かき方
・三角定規の角の大きさ
・角のかき方を用いた三角形の
作図
・二等辺三角形や正三角形の辺
や角に着目して,三角形の特
徴を調べようとする。
・二等辺三角形や正三角形をし
きつめる活動を楽しみ,平面
のひろがりや模様の美しさに
気づく。
・三角形を,二等辺三角形や正三角形の集ま
りに分類することにより,それぞれの三角
形の特徴を見いだす。
・二等辺三角形や正三角形を観察したり,折
ったり重ねたりする活動を通して,それぞ
れの三角形の性質を帰納的に見いだす。
・二等辺三角形や正
三角形を弁別した
り,作図したりする
ことができる。
・二等辺三角形や正三
角形の定義を理解す
る。
・角の定義と,二等辺三
角形,正三角形の角
の性質を理解する。
小単元 いろいろな三角形 二等辺三角形や正三角形のかき方 三角形の角
時 1 2 3(本時) 4 5 6 7 8
主な
学習
活動
三角形と四角形の復習
をする。
ストローを使って,三
角形をつくる。
つくった三角形のなかま
分けをする。
二等辺三角形や正三角形
を見つける。
二等辺三角形を作図
する。
正三角形を作図する 三角定規のかどの形を調
べる。
二等辺三角形や正三角形の角の大
きさを比べる。
評価
規準
三 角 形 や 四 角 形 の 弁
別,辺や頂点の構成要
素,直角の概念を思い
出し,図形に親しむ。(関
心・意欲・態度)
ストローを用いてい
ろいろな三角形をつく
ろうとする。(関心・意
欲・態度)
三角形を,二等辺三
角形や正三角形の集ま
りに分類する。(数学的
な考え方)
二等辺三角形や正三角
形 を 弁別 する ことが でき
る。(技能)
二等辺三角形を作
図することができる。
(技能)
正三角形を作図す
る こ と が で き る 。 ( 技
能)
1つの頂点からでる2つ
の辺がつくる形を「角」とい
うことを理解する。(知識・
理解)
二等辺三角形や正三角形
の角について,それぞれ2つ
の角、3つの角の大きさが等
しいことを理解する。(知識・
理解)
本
時
の
展
開
1.授業の流れが分か
る。
2.さわってさわって な
んだろう
3.課題をつかむ。
4.三角形と四角形の復
習をする。
・辺 ・頂点
・直角
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分
かる。
2.さわってさわって
なんだろう
3.課題をつかむ。
4.いろいろな大きさ
の三角形をつくる。
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分か
る。
2.さわってさわって な
んだろう
3.課題をつかむ。
4.辺の長さに着目して
なかま分けをする。
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分かる。
2.さわってさわって なん
だろう
3.課題をつかむ。
4.コンパスを使って,辺
の長さが同じ部分を確
かめ,二等辺三角形や
正三角形を見つける。
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分
かる。
2.さわってさわって
なんだろう
3.課題をつかむ。
4.コンパスやものさし
を 使 っ て二 等辺 三
角形や正三角形を
をかく。
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分
かる。
2.さわってさわって
なんだろう
3.課題をつかむ。
4.半径を使って二等
辺三角形や正三角
形をかく。
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分かる。
2.さわってさわって なん
だろう
3.課題をつかむ。
4.三角定規の かどを重
ねて大きさを比べたり,
直角を確かめたりして,
かどの形を調べる。
5.全体交流
6.まとめる
1.授業の流れが分かる。
2.さわってさわって なんだ
ろう
3.課題をつかむ。
4.二等辺三角形や正三角
形をつくり,3つの角の大
きさを比べる。
5.全体交流
6.まとめる
具 体 的
な 操 作
活動
三角形や四角形の頂
点・辺に触れたり数えた
りする。
ストローを使い、い
ろいろな三角形を作
る。
ストローの色や長さを
見たり辺を重ねて比べ
たりする。
コンパスを使い同じ長さ
を調べる。
コンパスで同じ長さ
をとり、印を付けて三
角形をかく。
コンパスで半径をと
り、印を付けて三角形
をかく。
切り取った三角形や三
角定規を重ねて、角の大
きさを比べる。
切り取った二等辺三角形
と正三角形の角を重ねて大
きさを比べる。
三角形と四角形を思
い出そう。
ス ト ロ ー で 三 角 形
をつくろう。
三角形をなかま分
けしよう。
二等辺三角形や正三
角形を見つけよう。
二等辺三角形や正
三角形をかこう。
円を使って二等辺
三 角形 や正 三 角
形をかこう。
三角定規のかどの
形を調べよう。
二等辺三角形や正三
角形の角の大きさをを
比べよう。
三角形・四角形や辺・
頂点・直角を思い出
せた。
いろいろな大きさ
の三角形ができ
る。
三角形は辺の長さ
で , 3 つ の な か ま
に分けられる。
コ ン パ ス を 使 う と
正 三 角 形 や 二 等
辺三角形を見つけ
られる。
コ ン パ ス を 使 う と
正 三 角 形 や 二 等
辺三角形をかくこ
とができる。
円の半径を使うと
正三角形や二等
辺三角形をかくこ
とができる。
1つの頂点からでて
いる2つの辺がつくる
形を角という。
二等辺三角形の2つの
角の大きさは等しい。正
三角形の3つの角の大
きさは等しい。
5.本時について(
A・B
3/6
C・D
3/8)
本時の目標及び展開
児童 A(1年) B(1年) C(3年) D(4年)
本時の目標 身の回りの立体を積んだり転がした
りして,進んでなかま集めをしようとす
る。
身の回りの立体を手に持って触った
り観察したりして,形の特徴をとらえ,
分類しようとする。
ストローの長さに着目して三角形を
二等辺三角形,正三角形,その他に分類
することができる。
ストローの色に着目して三角形を分
類し,3つの辺の長さ,2つの辺の長さ
が同じであることに気付く。
過程 ねらい 1.授業の流れが分かる。
2.「さわってさわって なんだろう」ブラックボックスの中のものを触って,どんな形か当てる。
つ
か
む
考
え
る
深
め
る
ま
と
め
る
本 時 の 学 習
の 内 容 を つ
か む こ と が
できる。
教 師 や 友 だ
ち と 調 べ る
こ と が で き
る。
問 題 を 解 決
す る こ と が
できる。
本 時 の 学 習
を 振 り 返 る
こ と が で き
る。
3.積み木や空き箱などで形をつくったり,並べたり,積んだりして,立体に触れ
る。
→(アシスタントが支援をする。)
→(思いっきり十分遊ばせる。)
3.課題をつかむ。
・辺の長さに着目してなかま分けをする。
→(ストローの色に目を向けさせる。)
→(同じ色が2本や3本の三角形を見付けさせる。)
・分けた理由を説明する。
・2本の辺の長さが同じ三角形を「二等辺三角形」,3本の辺の長さが同じ三角
形を「正三角形」とまとめる。
4.課題をつかむ。
・ボールの形,筒の形,箱の形に分ける。
・似ている形のものを分けて集める。
・似ている所や違うところを説明する。
・ボールの形,筒の形,箱の形に分けられたことをまとめる。 4.三角形のしきつめをする。
・見本を見ながら模様を作る。
・アシスタントが支援をする。
5.考えを交流する。
・本時の活動で分かったことや頑張ったことを発表し合う。
6.学習したことを振り返る。
・A・B C・D
評価規準 身のまわりにあるいろいろな立体図
形や立体の面(平面図形)について,形
の違いに気付く。(数学的な考え)
身のまわりにあるいろいろな立体図
形や立体の面(平面図形)について,形
以外の属性を捨象して形の特徴をとら
えている。(数学的な考え)
三角形を,二等辺三角形や正三角形の
集まりに分類することにより,分類した
観点をもとにそれぞれの三角形の特徴
を見いだす。(数学的な考え)
三角形を,二等辺三角形や正三角形の
集まりに分類することにより,分類した
観点をもとにそれぞれの三角形の特徴
を見いだす。(数学的な考え)
*人権同和教育の観点:立体や三角形を分類する時に,色や大きさなどにとらわれないで,面の形状や辺の長さに着目して分類する。(認識力)
三角形をなかま分けしよう。
にているかたちをあつめよう。
3つにわけられた 2本の辺の長さが同じ三角形を「二等辺三角形」,3本の辺の長さが同じ三角形を「正三角形」という