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需要と供給に関する模擬取引

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Academic year: 2021

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要旨  需要と供給の概念に関して,小学校で実践可能な模擬取引について考察する。大学では授業内の経済実験 として行われることも多いが,売り手と買い手に分かれ得点を競う平易な取引ゲームとして,経済主体の取 引における誘因について考えられるように工夫した。また,海外の補習授業校に対して遠隔講義で実施する 機会もあったため,実践する際の課題や現地講師との事前の準備について説明する。 キーワード:模擬取引,需要と供給,補習授業校,遠隔講義,実験経済学

Ⅰ.はじめに

 本稿は,需要と供給に関する模擬取引について,小 学校で実践可能な平易な内容で検討する。中学校や高 等学校で厳密に学習する概念であるが,必ずしも需 要・供給曲線を描かなくともよく,売買の実態を体感 できるゲーム形式の事例について考察する。また,筆 者は海外の日本語補習授業校(以下,「補習校」とす る)向けに遠隔講義で実施する機会もあったので,そ の実践の状況や注意点についても説明する。  小学校の社会科では,商店,買い物,市場(いち ば)といった内容について学習する。また,厳密に物 価水準について学習することはないが,スーパーマー ケットなどでの販売価格の比較はなされる。需要・供 給の厳密な定義を学習する必要はないが,この取引 ゲームを通じて競りの仕組みについて部分的に体感す ることができる。  近年は,大学の講義内で経済実験が行われることも 多く,その手法について解説した書籍・論文が増えて いる。小川(2017)は経済実験のいくつかを紹介しつ つ,「経済実験で生徒や学生が学ぶことは複眼的な視 点である。経済の仕組みや経済現象を理解するための 考え方が誤っているかもしれないこと,現象を説明す るための考え方は 1 つでない可能性があることが,簡 単な経済実験から理解できる。」1)と主張している。ま た,林(2016)では,教室実験で起こりうるいくつか の問題を解決しうるオンライン経済実験システムの開 発について報告されている。売り手と買い手による模 擬取引の授業実践については,古くは Chamberlin (1948)がハーバード大学で実験した記録が残ってい る。  中学校であれば,模擬取引の後にグラフの図解をす ることが可能である。ただし,売り手と買い手の取引 の観点からすれば,図解がなくとも経済主体の取引動 機は理解できる。小学校で実践可能な取引ゲーム(模 擬取引)を通じ,経済活動の動機の理解を深められる ようにすることが本稿の目的である。  また,筆者は,欧州の補習校に対して,実際にこれ らの模擬取引について遠隔授業を行う機会があった。 補習校では,平日は国際校・現地校に通学する児童・ 生徒が,主に週末だけ通学し,学習指導要領に則って 国語を一年分学習するケースが多い。どうしても国語 の授業のみが数時間連続で配当されやすいため,児童 が相互に話し合いながら他教科を学べる機会も必要と されている。これらの必要性も勘案し,需要と供給に 関する模擬取引の事例を小学校向けに考案した。  本稿の構成は以下の通りである。第Ⅱ節では,模擬 取引の実施に際しての児童・生徒への説明について検 討する。第Ⅲ節では,筆者が補習校に対して遠隔講義

需要と供給に関する模擬取引

─海外補習授業校での遠隔講義の実践例─

The Journal of Economic Education No.38, September, 2019

Mock transactions on demand and supply: A practical example of remote lecture at an overseas supplementary school

KANEKO, Kouichi

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を行った際の状況について解説する。第Ⅳ節では,結 びとして,本実践例の課題と今後の応用可能性につい て言及する。

Ⅱ.需要と供給に関する模擬取引

1.売り手・買い手の特性の説明  本節では,模擬取引(取引ゲーム)を実施する際の 児童・生徒への進め方の説明について一般的に記述す る。ここでは,暫定的に売り手 4 チームと買い手 4 チームがいるとしているが,授業時間の設定によりそ れより多くとも少なくともよい。クラスの人数が多い 場合など,たとえば二人一組で売り手(または買い手) 1 チームとすることを想定しているが,条件が整うな ら,チームを個々人に置き換えて 4 人対 4 人で実施す ればよい。  まず,売り手と買い手に,資料 1 の内容の用紙を共 通で渡す。最初の「取引ゲームの説明」にて,取引全 体の概要と,売り手・買い手の特性を説明する。小学 校で実践する場合は,まだ習っていない漢字にルビを 振るなどの配慮が必要である。筆者の次節の実践例で は実際にはルビを振っていた。また,単位を € とした のも,欧州の補習校を対象としたためであり,日本な ら円とすればよい。  売り手には「▲ € 以上なら売ってもよい」という目 安が,買い手には「◆ € 以下なら買ってもよい」とい う目安が,それぞれあることを理解させる。大学であ れば,企業の費用(あるいは平均費用や販売停止点に 対応する限界費用)と消費者の支払意思に相当するが, 本稿では以下これらの用語で略記する。実際の数値が いくらであるかについては,自分自身の値だけ知って おり,他人の値は知らずに推測することになる。  なお,次節で説明する実践例では,売り手は全員共 通で費用を▲= 14,買い手は全員共通で支払意思を ◆= 19 としていた。模擬取引を円滑に進ませるため である。小学校では教える必要はないが,図示した場 合,水平な需要曲線と供給曲線になる。中学・高校の 公民で学習する右下がりの需要曲線・右上がりの供給 曲線の図示をするためには,一般には売り手の中,お よび買い手の中で数値に差をつける。円滑に取引を進 めるには,どの売り手とどの買い手にも取引の可能性 が存在するようにする方法があり,たとえば,▲の数 値を,3,4,5,6 とし,◆の数値を 10,11,12,13 とすることが考えられる2)  取引できる個数を最大 1 個までとしたのは,単純化 のためである。取引が複雑になるがこれを複数個にす ることも可能であり,その際はより綿密なルールを制 定すればよい。取引の価格を1から20の間の整数と制 限することも,相場の探り合いで時間を費やすことを 避けるためであり,時間に余裕があるのであれば制限 する必要はない。 2.得点に関する説明  その後,この取引ゲームを行うインセンティブとな る「取引ゲームの得点」について説明する必要がある。 資料 1 買い手と売り手共通の説明用紙 ■取引ゲームの説明  ある商品を,「売り手」が販売し,「買い手」が購入するゲームをします。    売り手は,心の中で「▲ € 以上なら売ってもよい」という目安があります。    買い手は,心の中で「◆ € 以下なら買ってもよい」という目安があります。  売り手は 4 チームいます(F,G,H,I)。どの売り手も,同じ商品を売っています。  買い手は 4 チームいます(P,Q,R,S)。どの買い手も,同じ商品を買います。  売ることができる個数も,買うことができる個数も,1 個とします。  取引の価格は 1 から 20 の間の整数のみとします。 ■取引ゲームの得点  買い手は,目安より安く買った分だけ,得点になります。  売り手は,目安より高く売った分だけ,得点になります。   例 買い手 O は,心の中の目安として「30€ 以下なら買ってもよい」と考えています。     売り手 E は,心の中の目安として「20€ 以上なら売ってもよい」と考えています。 ケース 1 取引価格が 29€ の場合,O は 1€ の得点,E は 9€ の得点。 O    30     .        E   20    29 ケース 2 取引価格が 26€ の場合,O は € の得点,E は € の得点。

ケース 3 取引価格が 23€ の場合,O は € の得点,E は € の得点。

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ここでは,一方的に説明するのではなく,一部を穴埋 め問題として児童・生徒とともに考え,その理解を確 認しうるスタイルにしている。この得点の理解が疎か であれば,真剣な取引が行われなくなるためである。 なお,例示の際に経済主体の名前を O と E としたのは, 児童・生徒に与えられる F ~ I,P ~ S と異なるほう が,一般的に解説できるためである。同様に,例示さ れる数値も,どの経済主体とも異なる値とした。  この例では 3 ケース用意し,ケース 1 については教 員が教え,その後,ケース 2,ケース 3 については, 教員が発問し,時間をとって児童・生徒が考え,得点 を回答するようにした。ケース 2 であれば,買い手の 得点が 4€,売り手の得点が 6€ であり,ケース 3 であ れば,買い手の得点が 7€,売り手の得点が 3€ である ことを回答してもらう。筆者の遠隔講義では,適切に 回答してもらうことができた。  これらの発問・回答を通じ,売り手は高く売ったほ うが得点が高くなり,買い手は安く買ったほうが得点 が高くなることをイメージさせることも,取り組みの 真剣さを高めるねらいである。中学校以上なら「取引 が成立しない場合は -1 となる」ことを伝えておくと, 得点 0 であっても時間内に成約しようとするので,交 渉が積極的に行われるようになる。なお,売り手およ び買い手の得点は,大学で学習する生産者余剰および 消費者余剰の概念になる。 3.進め方の説明  ここで,売り手,買い手の個々人に配布した資料を 確認し,具体的な進め方を説明する。全員に説明する 際には▲と◆で示しているが,個別に配布される用紙 ではそれらが具体的な数値になっていることを説明し, 他人に見られないように注意を与える。  売り手の費用(目安として,▲ € 以上なら,売って もよいと考えています)と,買い手の支払意思(目安 として,◆ € 以下なら,買ってもよいと考えていま す)とは,個々人のみが把握している状況になる(資 料 2・3 参照,ただし紙幅の関係で縮小している)。個 別に配布する際には,他者に見られないように注意も 与えなければならない。  進め方として,初めから 4 チームずつの売り手・買 い手を自由に行動させ,②の本交渉をさせることも可 能である。ただし,小学校で前振り無しに開始するこ とは難しいと予想され,また先導的に行動する者とそ うでない者とに分かれてもよくないので,①の仮交渉 として,強制的に売り手と買い手が一回ずつ対面する 機会を設けている。  筆者の例では,話すのが苦手な児童もいる補習校を 想定して,各回を長めに 3 分ずつかけて行ったが,こ れにより,買い手,売り手ともに,交渉のしやすい相 手とそうでない相手について目星がつく。特に,売り 手の費用・買い手の支払意思がそれぞれ異なる場合に は,この傾向が顕著になりやすい。  この仮交渉(①)が一回りしたところで,本交渉を させ,正式に取引相手(チームまたは個人)と取引価 格を決定する手順となる(②③)ことを説明した。 資料 2 売り手に個別に配布する用紙 チーム名 .   ▲  € の中の額はチームごとに違います。  見えないように内側に折りたたんで大丈夫です。  あなたは売り手です。  あなたは,目安として, ▲ € 以上なら,  売ってもよいと考えています。 ■取引ゲームの進め方 ①すべての買い手チームと仮交渉をします。 ②買い手チームのうち一つのチームを決めます。  いくらで売るか本交渉で決めます。 ③決まったら,次の   の中をうめてください。       チームから   取引価格    € で売る。   (1 から 20 の整数にしてください)  あなたの得点を計算してください。     点   計算の仕方:あなたの得点は     「取引価格」-「上の ▲ 」です。 資料 3 買い手に個別に配布する用紙 チーム名 .   ◆  € の中の額はチームごとに違います。  見えないように内側に折りたたんで大丈夫です。  あなたは買い手です。  あなたは,目安として, ◆ € 以下なら,  買ってもよいと考えています。 ■取引ゲームの進め方 ①すべての売り手チームと仮交渉をします。 ②売り手チームのうち一つのチームを決めます。  いくらで買うか本交渉で決めます。 ③決まったら,次の   の中をうめてください。       チームから   取引価格    € で買う。   (1 から 20 の整数にしてください)  あなたの得点を計算してください。     点   計算の仕方:あなたの得点は     「上の ◆ 」-「取引価格」です。

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Ⅲ.補習授業校への遠隔講義

1.現地講師との事前打ち合わせ  本節では補習校への遠隔講義を2018年3月に実施し た際の様子と注意点について,解説する。初対面の外 部講師が授業を遠隔で行うことになるため,実際には 補習校講師との事前の打ち合わせが重要な役割を果た した。もともとは,2017 年 12 月から 2018 年 2 月にか けて補習校へのアンケート調査を e メールで依頼して 実施していたが,その際にこの遠隔講義にも協力可能 な学校を公募の形で募集していた。そのため,当初は 補習校の運営委員から筆者が e メールの連絡を受け, その後クラス担任の現地講師に引き継がれるように進 めていった。全体で 45 分の授業であるが,遠隔講義 自体は冒頭の 30 分を用い,取引ゲームの説明から取 引の実演まですることとなった。  まずは,クラスの学年や人数について情報交換を行 うことから始まった。対象となるのは小学校 4 学年で, 男子 2 人,女子 2 人の 4 人であることと,必ずしも日 本の学年齢と一致しないことの説明を受けた。欧州の 学年が 4 月開始でなく,また補習校ではもともと日本 語能力に応じたクラスで学習することが多いためであ る。その中で,4 人の日本語力に差があること,また 能力とは別に性格の違いとして積極的に話すタイプの 児童とそうでない児童がいることも事前に把握するこ とができた。これらを踏まえ,実際の 2 対 2 の売り 手・買い手の役割分担をどうするかの検討も必要で あった。自分にとって好都合な方向に話を進めるのが 得意である児童が先導的になることが予想されたので, 得意な 2 人の児童は売り手と買い手に分かれるように した。仮に,その両名とも売り手に配置した場合,全 体として相場が売り手に有利な高い方向に誘導される ことが懸念されたためである(その 2 名を買い手担当 にしても同様である)。  その後で,筆者と講師間で Skype の動作確認もかね て事前にやり取りをしている。前節ではチームと表現 していた部分について,少人数であるため売り手も買 い手も個々人とし,全体で売り手 2 人(F,G)対買 い手 2 人(P,Q)での取引とした。また,日本語の 得手・不得手の差もあったことから,売り手の費用を 共通で 14€ とし,買い手の支払意思を共通で 19€ とし た。整数で取引する際の中央値が存在せず,売り手と 買い手の得点が同点になることを避けるようにした。 また,実際に用いる用紙は,筆者が日本で印刷し郵送 した。Skype の映りが悪い場合でもカラーペーパーに より識別可能な状況にしたかったためである。 2.遠隔講義による模擬取引の実践  前項の事前確認をした後で授業当日を迎え,30 分 の遠隔講義を進めた。まず,導入(3 分)と取引ゲー ムの説明(10 分)において,筆者と児童で相互に自 己紹介をした後,得点の計算の仕方については双方向 的に進め,児童が考えて発言する機会を設けた。  その後,2 対 2 のため,仮交渉を 2 つに分けて行っ た。「売り手 F 対買い手 P,売り手 G 対買い手 Q」の 仮交渉① -1(3 分),「売り手 F 対買い手 Q,売り手 G 対買い手 P」の仮交渉① -2(3 分)を経て,本交渉② から得点計算③までを 5 分かけて実施した。売買され る商品が見えたほうがわかりやすいということになり, 仮想の商品として,補習校でぬいぐるみが用意された。 小学生を対象とするのであれば,視覚的にも売買のイ メージがつきやすいであろう。  その後,得点の相互公表とまとめで 6 分を用いるこ とにした。結果的に,積極的に話せる児童 2 人同士が 最終的な本交渉に至った。別の 2 人同士も取引が成立 した。現地講師との事前打ち合わせでは各児童の性格 の説明も受けていたが,争いすぎて取引が成立しない ことを回避し,きちんと本交渉を終わらせようとする 児童の様子もうかがえた。

Ⅳ.結び

 本稿では,需要と供給に関する模擬取引について, 小学校で実践できるようにあえて厳密な設定にせず, 売り手と買い手という平易な売買のゲーム形式で検討 した。取引個数を最大一つにする,仮交渉の時間を設 ける,相場が想像しやすいように取引価格をある範囲 の整数値に限定するなどして,円滑に進めることを心 掛けた。  厳密に消費者行動と生産者行動について検討するな ら,たとえば個々の経済主体に複数個の取引量を許容 することが可能である。その際には,一単位目と二単 位目で費用を変化させるなどするとよい。また,売り 手と買い手の人数が異なるようにすることで,市場の 様相がどう変化するかを考えさせることもできる。  筆者の今回の遠隔講義の実践例は,一回限りのゲス ト講師の形式で模擬取引を実施した。現地講師との事 前の打ち合わせがあったおかげで円滑に進めることが できたが,このような機会をより増やすには,この事 前の打ち合わせがなくとも進められることが必要であ

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る。その他,普段用いない日本語もあったので,補習 校では事前にその単語の説明もなされていた。補習校 では日本語で会話しながら他教科も学習できる機会が 求められているが,主に週一日制という授業時間の制 約もあり,より効率的に実施できる手法を検討しなけ ればならない。  筆者が実践の機会を得た補習校では,遠隔講義の後 に講師と保護者の簡単な話し合いがあり,他にも異な る補習校同士で Skype を用いて遠隔講義ができないか などの意見が出たとの報告を受けている。今回は,日 本から筆者が説明をし,海外の補習校のクラス内で模 擬取引をする形となったが,異なる形式でも授業が実 施できる取引事例を考案していきたい。 謝辞:本稿は科学研究費補助金・基盤 C(研究代表者 : 金子浩一,課題番号 18K02391)の助成を受けた成果 の一部である。記して謝意を表したい。 註 1) 小川(2017)の p.13 より引用。 2) 厳密に需要曲線と供給曲線の均衡を考える場合には,こ の数値例は適さない。厳密に考えるなら,松島(2007) の 8 人の売り手と 8 人の買い手で取引を行う状況が適切 である(p.3-p.6 参照)。その実験はもちろん相互に買い手 の 評 価(2,4,6,8,10,12,14,16) や 売 り 手 の 生 産 コ ス ト (1,3,5,7,9,11,13,15)を開示せずに行うため,当初は探り合 いも生じ,本来の理論より取引量が多くなることが示唆 される。ただし,この取引を複数回繰り返すうちに,開 示されていない金額が相互に予測されるようになり,次 第に理論上の取引量に近づき,均衡価格に近い相場が形 成されることも紹介されている。なお,当該書籍の記載 通り「評価」と「生産コスト」と表したが,本稿では 「支払意思」と「費用」と記述している点に注意されたい。 参考文献

[1] Chamberlin, E. H., “An Experimental imperfect market” The Journal of Political Economy, vol.56-2, pp.95‒108, 1948 年 . [2] 小川一仁「『実験』を通じた複眼的思考の育て方」『経済 教育』36 号,pp.10-13,2017 年 . [3] 小川一仁・川越敏司・佐々木俊一郎『実験ミクロ経済学』 東洋経済新報社,2012 年. [4] 川越敏司・小川一仁・佐々木俊一郎『実験マクロ経済学』 東洋経済新報社,2014 年. [5] 林良平「オンライン経済実験教材の開発」『行動経済学』 9 巻,pp.122-131,2016 年 . [6] 松島斉「第 1 章 実験経済学事始め-研究・教育の新たな 現場」『実験経済学への招待(西条辰義編著)』NTT 出版, 2007 年.

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