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流通 BMS ニュース No 年 11 月号 Index 協議会の活動紹介 P2 運営委員会開催 メッセージメンテナンス部会開催 導入講座 始まる 普及推進セミナー開催予告 投資促進税制説明会を開催 4 団体合同説明会を開催 シリーズ業界のキーマンに聞く P11 日本ハム ソーセー

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(1)

Index

流通 BMS ニュース

No. 32 – 2014年 11 月号

協議会の活動紹介

… P2

・運営委員会開催

・メッセージメンテナンス部会開催

・導入講座、始まる

・普及推進セミナー開催予告

・投資促進税制説明会を開催

・4 団体合同説明会を開催

シリーズ 業界のキーマンに聞く

… P11

日本ハム・ソーセージ工業協同組合の田代俊文氏(伊藤ハム㈱)に

お聞きしました。

流通 BMS 協議会会員

… P13

社名公開企業

… P16

ロゴマーク使用許諾製品

… P16

流通 BMS 入門講座

… P17

入門講座

(バーコード、電子タグ)

… P18

編集後記

…P19

(2)

協議会の活動紹介

第1回運営委員会を開催

今年度の第1回運営委員会を 9 月 25 日午後に 東京・築地の JJK 会館で開催し、運営委員長の選 任、今年度事業の進め方の検討を行った。 ●運営委員長の選任 運営委員長には、昨年度に引き続いて日本加工 食品卸協会の竹腰雅一委員(伊藤忠食品㈱情報シス テム企画部 部長)を選任した。竹腰氏は 2011 年 度以降、連続4期の委員長就任となる。 ●今年度事業の進め方について 事務局及び一部の委員から「昨年度 CR の検討 状況」、「正会員団体の活動」、「普及推進活動」、 「関連情報」について報告した。 (1)昨年度 CR の検討状況 2014 年1月に卸3団体から提出された CR(チ ェンジリクエスト)2件について、10 月 28 日開 催の第1回メッセージメンテナンス部会で検討し、 承認される見通しであることを説明した。(結果 は次頁のメッセージメンテナンス部会報告をご覧く ださい) (2)正会員団体の活動報告 流通4団体の合同説明会の開催(8頁参照)の他、 日本チェーンドラッグストア協会、日本加工食品 卸協会、卸研、生鮮取引電子化推進協議会の活動 計画などを報告した。 (3)普及推進活動 7/22 に開催した第1回普及推進部会で決定し た下記の重点活動について説明した。 ①正会員の活動に対する支援 ②EDI をサポートする事業者との連携 ・物流事業者との連携 ・地方の IT 企業との連携 ③標準の徹底 ・導入講座の開催 ・効果事例集の作成 ④目標時期の提示 ・NTT の IP 網への移行計画の広報 ⑤その他 ・普及推進セミナーの開催(6頁参照) ・流通 BMS ソリューション EXPO など (4)関連情報 ①中小企業投資促進税制 「生産性向上設備投資促進税制」で中小企業 (資本金1億円以下)がソフトウエアについても 税制優遇が受けられることを紹介し、協議会の会 員に対して説明会を2回(10/27、11/5)開催 することを報告した。(7 頁参照) ②金融連携 流通 BMS の適用範囲の拡大策として検討し ている金融業界との情報連携(EDI による総合振 込や入金通知など)について報告した。 ●各業界の状況 最後に、各委員からそれぞれの業界の状況につ いて報告があった。詳細は、協議会ホームページ の会員専用頁に掲載されている議事録をご覧くだ さい。

(3)

協議会の活動紹介

基本形のCR2件を承認。11 月上旬に公開予定

~メッセージメンテナンス部会を開催~

10/28(火) に今年度の第1回メッセージメン テナンス部会(以下:MM 部会)を開催し、昨年度 から継続審議となっていた CR(チェンジリクエス ト)2件が承認された。 CR は、日本加工食品卸協会と食肉流通標準化シ ステム協議会の 2 団体連名で 9/25 に再提出され ており、今回の MM 部会はその審議のために開催 した。 承認された内容を反映したガイドラインの改訂 版は、11 月上旬に本協議会のホームページ上で公 開する予定である。 CRの1件目は、基本形の運用ガイドライン(基 本編)に対して「オフライン発注に対する出荷開始 型モデルの追加と、このモデルにおける出荷メッセ ージにセットするデータ項目の標準化」を追加する もの。 部会では、発注を起点とするターンアラウンド型 の運用が流通 BMS の基本であり、オフライン発注 からのモデルは EDI 化を推進するための補完手段 であることに留意して普及推進活動などで説明し ていくことを確認し、全会一致で承認された。 CR の2件目は、物流ラベル運用ガイドラインに 対して「納品明細書の標準化」を追加する提案であ る。「納品明細書」に関しては、基本仕様以外の付 加条項として追記した文言が、基本仕様と同等に受 け止められる恐れがあるとの意見が複数出された ため、文言変更を検討し、「この帳票仕様を基本と する」「例外的に」を加え、さらに一部記述を削除 した文章に修正し、全会一致で承認された。 いずれも運用に関わる定義等の変更であり、 XML スキーマの変更は伴わないため、一般的には、 現在稼働中の業務システムにおいて、変更が必要と されるものではない。 今回の CR は、2012 年度から情報志向型卸売 業研究会(卸研)で検討した内容を、2014年2月 に、3つの業界団体(上記の2団体に加え、全国化 粧品日用品卸連合会)連名で CR が提出され、MM 部会で審議されたが、小売業から業界内での確認が 必要となり保留となっていた。その後、小売業界か らの修正提案が出され、この修正提案について、 CR 提案団体にて対応案を検討した結果、今回の CR 再提出となった。 MM 部会では、これらの CR について、提案団 体である日本加工食品卸協会より国分㈱の高波氏 から提案の主旨と小売業界からの修正提案に対す る対応箇所の説明を頂き、審議を行なった。 以下、CR の概要を簡単に紹介する。 <オフライン発注の出荷型モデル追加> 受発注業務のオンライン化で、流通業界全体の効 率化を図ることが前提になっているが、現実はオフ ライン受発注(FAX・電話)が継続して存在してい まる。そこで、「出荷開始型モデル」の追加バリエ ーションとして、オフライン発注に対して出荷から でも受発注モデルと同様に出荷メッセージを返し、 受領メッセージへデータ項目の引継ぎを行う。その 際、出荷メッセージのデータ項目セットの定義を、 運用ガイドラインに追加・修正を行う。 <納品明細書の標準化> 現在、DC/TC センターではなく、簡易TCセン ターや各店舗への直接納品運用を実施している小 売業への導入も着実に増えてきている。流通 BMS 策定当初は相対での運用とされた事項に対し個別 仕様の拡大を抑えるために重要な「納品明細書」の レイアウト、印字項目を標準化し、物流ラベル運用 ガイドラインへ追加・修正を行う。

(4)

協議会の活動紹介

導入講座始まる

本協議会では流通 BMS 入門講座を定期的に開 催しているが、流通 BMS の普及に伴い、より実 践的な内容の講座を望む声が多く聞かれるように なった。そのため、新たに「流通 BMS 導入講座」 を開設し、その第1回を 10/9(木)に流通シス テム開発センターで開催した。(内容はプログラム 参照) 第2部では㈱リテイルサイエンスの今渕真太郎 社長を講師に迎え、導入に当たっての実際的な手 順や注意事項、標準仕様を遵守する重要性などを 詳しくご説明いただいた。 受講者は 31 名に上り、IT ベンダーのみならず、 小売や卸、メーカーといったユーザ企業も多く参 加した。 ☆第1部 第1部では協議会より流通 BMS の普及状況や、 狙い、標準化に向けた活動のほか、今後の方向性 として、NTT の PSTN(一般の加入電話回線網) の IP 網への移行に向けたスケジュールや、流通 BMS における Web-EDI ガイドラインの発行につ いて説明を行った。 また、今後の動向として、CR の状況(オフライ ン発注の出荷開始型モデルの追加、納品明細書の標 準化)や金融業界・生鮮業界への連携・拡大につ いての報告を行った。 ㈱リテイルサイエンス 今渕真太郎社長 ☆第2部 ○導入手順と期間の目安 導入の鍵は、プロジェクトの最初に行う、メッ セージの選択とマッピング、相対企業の範囲決め、 既存業務・既存システムの対応策定だ。重要イベ ントである取引先説明会(本番の4ヵ月前には要実 施)の前には、これらの事項を十分に検討し、確 定しておくことが成功につながる。 ○メッセージの選択 今まで EOS で発注のみを利用していたからと いって、流通 BMS の導入に当たって発注のみを 置き換えたのではコストがかかるだけでメリット を享受できない。出荷・受領まで対応して初めて、 伝票レスや請求・支払の電子化といった大きな効 果が見込める。また、標準化の観点から、安易な 受領訂正メッセージの使用や出荷メッセージに返 品情報を押し込むなどの運用は論外である。 生鮮特有の取引形態である、出荷始まり型にお いても、現在 CR として検討されており、流通 BMS の導入効果がさらに高まると期待されてい る。集計表については、集計表活用運用以外では 意味を持たないため、むやみに集計表データを運 用しない方が良い。 流通 BMS 導入講座 プログラム 第 1 部 13:00~ 14:20 流通 BMS の 最新状況 第 2 部 14:30~ 16:00 流通 BMS の 導入について QA 16:00~ 16:30 質疑応答

(5)

協議会の活動紹介

○相対企業の範囲と対応 流通 BMS 導入に当たって、既に EOS/EDI を 導入している企業を主な対象としている例が散見 されるが、効果拡大のためにはより広く設定する べきだ。緊急時などの例外を除き、定常的な発注 はすべて電子化できるように業務やシステムを整 備する。 次に、現行の仕様にとらわれず、ターンアラウ ンドを基本としたよりシンプルな発注・出荷・受 領メッセージを策定する。往々にして、既存 JCA 手順には現業務とそぐわない項目が存在する。 また、流通 BMS 対応への自社の熱意をアピー ルすることも大切だ。十分な猶予期間をとって取 引先説明会を開催し、稼働開始日、及びそれまで に検討・決定・実施すべき活動を明示すること。 また、説明会後のフォロー体制をしっかり用意す ることも重要だ。 相対企業のシステム対応を容易にすることも肝 心だ。EOS/EDI を利用している取引先の場合、 現行の項目と流通 BMS での項目の対応表を作 成・提供し、変換できるパッケージなどを推奨・ 提供する。特に現行 EOS で発注のみ利用の場合、 発注メッセージを取り込んで出荷メッセージを生 成出来るツールの提供が有効だ。 また、EDI 自体が初めての取引先の場合、シス テム開発が不要で導入も容易なパッケージやサー ビスを選定する。取引量が少なく頻度も低い相対 企業の場合には、流通 BMS に準拠した Web-EDI を補完的に提供することも検討の余地がある。そ の場合、標準化を念頭に置いて、流通 BMS サブ システムのマスタやデータを共有する仕組みとす ること。項目を表面上合わせるだけでは不十分だ。 流通 BMS と別個のシステムとして構築してはな らず、あくまで補完的な手段として考えるべきだ。 ○既存システムの改修範囲 既に EDI を導入している企業の場合、大きなシ ステム変更はない。流通 BMS 送受信機能とトラ ン ス レ ー タ 機 能 を 導 入 す る だ け で 事 足 り る 。 EOS のみ実施している企業の場合でも、前述の EDI 導入企業と大きな違いはない。出荷・受領の 対応としては2つの考え方がある。1 つ目は出荷 メッセージはそのままに、基幹システム内で出荷 データと仕入計上データを照合して受領メッセー ジを生成する方法。2 つ目は入荷・検品を行う端 末で出荷データと照合することで仕入れデータ= 受領データを作成する方法。 最後に、電話・FAX 発注が中心の場合だが、定 常的な発注はすべて電子化できるよう業務やシス テムを整備することが必要。基幹システムの入れ 替えや大幅改修は当面行わず、発注・受領を電子 化するサブシステムを追加する対応も有力だ。 ○標準を正しく使う(標準外に陥らない) 流通 BMS で目指したことは、「流通業界の全 体最適化による適正な利潤確保と消費者利益の最 大化」である。標準を遵守して導入しなくては、 目指した効果は得られない。 標準外の使用例としては、既存の EOS/EDI 書 式を踏襲してしまったケースや、直接納品先と最 終納品先の設定、返品のメッセージ対応、発注か ら引き継がない出荷情報、受領訂正メッセージ、 赤黒や値引きの伝票処理、などが挙げられる。 ○まとめ よい売り場を作るためには、製・配・販の協力 が不可欠である。流通 BMS はこの三者が共同で 策定した唯一の EDI 標準であり、正しく使えば中 小企業でも導入効果は大きく、投資回収も明確に なる。流通 BMS を正しく使い、流通業界の発展 に寄与しよう。

(6)

協議会の活動紹介

流通 BMS 普及推進セミナーを 2 月に開催

~NTT の IP 網への移行など最新状況を報告~

本協議会では来年2月に大阪、名古屋、東京で 「流通 BMS 普及推進セミナー」を開催する。(受 講料無料) 通信インフラが公衆回線網から IP 網へ移行する タイミングが間近に迫っており、それに伴ってレ ガシー手順(JCA 手順や全銀手順、全銀 TCP/ IP 手順)を利用し続けることが事業継続上のリスク となっている。本セミナーでは、その移行スケジ ュールなどについて東西の NTT から担当者を講 師に招いて説明する。 また、開催各都市を拠点とする小売業から導入 事例を紹介してもらう。 さらに、10/28 のメッセージメンテナンス部 会で承認された CR(チェンジリクエスト)2件を 提案団体の日本加工食品卸協会の加盟卸から報告 してもらう。(3頁参照) その他、事務局から生鮮分野への普及推進強化 や金融業界との連携といった最新の活動状況を報 告する。 申込み受付は詳細なプログラムが確定次第、メ ールニュースなどで案内する。 2014 年度

流通 BMS 普及推進セミナー

大阪 名古屋 東京

2/13

2/20

2/27

プログラム(予定)

Session

14:00 | 14:30

協議会活動報告

流通 BMS 協議会 事務局

Session

14:30 | 15:00

CR の結果報告

日本加工食品卸協会

Session

15:15 | 15:45

流通 BMS 事例

流通 BMS 導入小売業

Session

15:50 | 16:20

IP 網への移行計画 NTT 東日本/NTT 西日本

2015年 開催日 (金) (金) (金)

(7)

協議会の活動紹介

EDI 導入における投資促進税制説明会を開催

当協議会では、正会員、支援会員を対象とした 「 EDI 導 入 に お け る 投 資 減 税 説 明 会 」 を 10/27(月)と 11/5(水)の2回開催した。この説 明会は「生産性向上設備投資促進税制」のうち減 税対象となるソフトウェアに焦点を当てたもので、 ソフトウェア認定団体である一般社団法人 情報 サービス産業協会(JISA)企画調査部の田中岳彦課 長を講師に招いて開催した。(内容はプログラム参 照) 流通 BMS の導入促進策として常に要望されて きたのが、補助金や減税などの助成措置であるが、 それを反映して注目度は非常に高く、第1回の募 集開始後早々に定員に達したために急遽第2回を 開催することとなった。参加者は第1回が 37 名、 第 2 回は 32 名に上り、正会員団体に所属するユ ーザ企業も多く参加した。 情報サービス産業協会(JISA) 田中 岳彦 氏 講演に先立ち、協議会から、NTT の回線移行や Web-EDI のガイドラインについて説明した。 講演では田中氏より、当税制の概要や制定経緯、 ソフトウェア認定に対する基準となる考え方や申 請手順、認定実績や申請にあたっての注意点など、 認定団体という当事者からの実際的なお話を頂い た。 参加者からの関心も非常に高く、具体的な認定 基準や税制の適用範囲などについて積極的に質問 がなされた。 EDI 導入における投資減税説明会 プログラム 挨拶 15:00~15:10 流通 BMS の最新状況 流通 BMS 協議会 講演 15:10~16:20 生産性向上設備投資促進税制について 一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA) 企画調査部 企画課長 田中 岳彦 氏 FAQ 16:20~16:30 質疑応答

(8)

協議会の活動紹介

流通 4 団体合同「流通BMS普及推進説明会」開催

中小規模の小売業への拡大に焦点

流通4団体注)は 2014 年度「流通 BMS 普及 推進説明会」を 9 月 5 日(金)午後、東京・港区 で開催し、本協議会から流通 BMS の最新動向を 説明した。 4 団体では 2012 年1月以降、「流通 BMS 普 及推進説明会」を東京、名古屋、福岡、大阪、札 幌、広島で開催、2013 年 1 月にその集大成とし て東京で「流通 BMS 活用説明会」を開催してき た。 今回の説明会はそれに続くもので、特に流通 BMS のメリットは理解していてもなかなか導入 に踏み切れない中小規模の地域密着型スーパーに 焦点を当て、スーパーマーケットが現在置かれて いる課題と展望が示されたほか、岐阜県高山で食 品スーパーを展開する「ファミリーストアさとう」、 関東で 133 店舗の食品スーパーを展開する「ヤ オコー」、卸大手の「国分」の事例と取り組みが 発表され、多くの来場者の注目を集めた。 当センターからも坂本が正会員活動支援の一環 として最新状況について講演した。 以下、協議会の坂本を除く各講師の講演要旨を 紹介する。 注)日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマ ーケット協会、(一社)新日本スーパーマーケット協会、 (一社)日本ボランタリーチェーン協会 流通 4 団体合同 2014 年度「流通BMS普及推進説明会」プログラム 時間 内容 15:00~15:20 講演『スーパーマーケットを取り巻く環境』 -マイナンバー制度、軽減税率など流通業界全体の環境の変化を展望 日本スーパーマーケット協会 事務局長 江口 法生氏 15:20~15:35 講演『流通BMSの最新の普及状況と取組みに関して』 -普及状況、公衆回線の廃止時期、今後の展望など (一般) 流通システム開発センター 理事 坂本 尚登 15:35~16:00 事例『飛騨高山のご当地スーパーでの流通BMS活用についてご紹介』 -流通BMSを本当の意味で活用して業務改善を図られた事例のご紹介 ㈱ファミリーストアさとう 代表取締役社長 佐藤 祐介氏 16:00~16:15 紹介『流通BMS/スマクラの生鮮発注での業務改善機能のご紹介』 日本スーパーマーケット協会 流通推進部 16:15~16:30 コーヒーブレイク 16:30~17:00 講演『流通BMS導入メリットと将来の活用戦略』 -流通BMSの早期稼働メリットと次世代EDI活用による卸・メーカーとの協力体制の深化 日本スーパーマーケット協会情報システム委員会 委員長(兼) ㈱ヤオコー 営業企画部情報システム担当部長 神藤 信弘氏 17:00~17:20 講演『出荷開始型モデルの標準化』と『納品明細書の標準化』 -流通 BMS の標準運用への提案 国分㈱ 情報システム部長 高波 圭介氏 17:20~17:30 質疑応答

(9)

協議会の活動紹介

スーパーマーケットの課題と展望」

日本スーパーマーケット協会 事務局長 江口 法生氏 まず、スーパーマーケット業界の近況について、 増税などの影響はあったものの、昨年を概ね上回 る実績を達成している。 今後については、「シナリオ 2020」と銘打ち、 2010 年より 10 年後を見据えた課題と展望を検 討中である。また、JSA ネットスーパー研究会を 2014 年より発足し、ネットスーパーの現状と導 入、運営にあたっての課題を抽出している。さら に電子マネー研究会を立ち上げ、電子マネーのス ーパーマーケットでの活用を検討している。 税制度に関係した分野では、価格表示をいかに するべきか、また軽減税率の施行時期や対象品目 について、マイナンバー制度の導入による消費者 との紐づけについて、など多くのことが検討され ている。また、食品表示基準の変更について、加 工食品と生鮮食品の区分の統一や製造所固有記号 制度の見直し、アレルギー表示に係るルールの変 更などについて協議を続けている。また、物流ク レートの標準化については日量 14 万枚を突破し ており、順調に普及が進んでいる。

「飛騨高山のご当地スーパーとしての

流通 BMS 活用への取り組み」

㈱ファミリーストアさとう 代表取締役社長 佐藤 祐介氏 ご当地スーパーであるファミリーストアさとう の流通 BMS 導入について、きっかけとなったの は店舗数拡大による、伝票処理作業の増大に対応 できなくなったから。しかし、システム化を画一 的に推し進めると、ルートセールスなどの取引先 側が対応できないという問題を抱えていた。 そこで、社内体制を整えたうえで、現状の取引 形態ごとに取引先を 4 つの種別に分け、段階的に 流通 BMS を導入した。特に、地元の取引先向け に汎用品である iPad を発注端末として使うこと により、現行の業務フローを維持したまま、業務 の効率化を行うことができた。また、サポートス タッフを創設し、質問対応や勉強会の開催を行う ことで、取引先の不安感を払拭した。 導入効果としては、取引先ごとの個別オペレー ションを廃止して業務を一本化し、伝票の入力業 務を 9 割削減した。 今後の展望としては グロサリーでは伝票入力 を 9 割以上削減できた一方で、生鮮が 15%以上 残っているので、同様に伝票削減とデータ活用に 取り組む。

「流通 BMS 導入活動と

スマクラの生鮮の取り組み」

日本スーパーマーケット協会 流通推進部 篠原 豊氏 流通 BMS の普及状況について、小売 130 社 へのアンケート結果では 4 割が「導入済・予定」、 「検討」を含めると 8 割にもなる。しかし、実態 としては年商 100 億円以上のスーパー350 社の うち、実際に導入しているのは 20%にあたる 70 社に過ぎない。 未導入の要因としては、費用対効果が見えない という声が多く(5 割)、投資対効果のある仕組 みの提供が望まれる。そのため、現状に加え、出 荷開始型メッセージへの対応や、手書き伝票、ル ートセールス機能の盛り込み、さらに流通 BMS に準拠した生鮮 EDI システムの提供を進めていく ことで、発注・伝票入力に関わる作業の削減を進 めていく。

(10)

協議会の活動紹介

「流通 BMS 導入メリットと

将来の活用戦略」

㈱ヤオコー 営業企画部 情報システム担当部長神藤 信弘氏 流通 BMS の導入目的として、以前に比べ少量 多品種の品揃えを目指していく MD 戦略に伴い、 仕入れ先への負担を軽減できるような取引形態を 目指すことがある。他にメリットとして通信の一 元化(グロサリー 2012 年~)や通信時間の短 縮があった。 ヤオコーの流通 BMS の導入の状況としては、 取引先の 93%が利用。グロサリーについては導 入完了。生鮮に関しては流通 BMS と流通 BMS Web 版から選択してもらっている。導入作業を標 準化することで、流通 BMS だと約 6 カ月、Web 版だと約 3 カ月で導入が完了する。また、SaaS 型のピッキングシステムと連携することで、出荷 梱包紐づけを行っている(現在 2 社)。 今後の取り組みとして、出荷始まりメッセージ への取り組み開始、産直やたばこなどへの取引先 拡大、卸やメーカーへの請求データの配信を推し 進めていく。 流通 BMS 導入により、短期的には、大手小売 の業務要素を組み込むことにより、ペーパーレス、 請求レスや物流センターの開設などが容易に可能 になる。また、長期的には、標準化が進むことに よってコストが軽減され、センター開設の柔軟性 がアップすること。また、パッケージ化、クラウ ド化が進むことによって、システムを簡単に素早 く、しかも低コストで導入できるようになる点が あげられる。

「加工食品卸の流通 BMS

普及への取り組み」

国分㈱ 情報システム部長 高波 圭介氏 国分の流通 BMS 導入状況としては、取引先社 数の約 10%程度、データ量では 12%ほどで、2 年前に比べ、2 倍以上に増えている。JCA 手順な どのレガシー方式は減少に向かっているが、いま だシェアの 8 割以上を占めている。 流通 BMS の導入効果としては受注時間短縮、 EDI 開発工数削減、ペーパーレスの拡大があげら れる。一方、課題としては、レガシーEDI の維持 管理コストと流通 BMS への移行コストを二重に 支払うこと。そして、標準外運用への個別対応と、 標準の取り決めがない運用へ個別に対応しなくて はならないことである。 さらなる普及のために、以下の 3 点に取り組む。 まず営業部内への啓発、説明パンフレットの作成 などの社内啓蒙を行う。次に、日食協情報システ ム研究会で卸同士の情報交換を行い、未導入企業 への働きかけを行う。3 番目に、スマクラのよう な業界インフラの成長を支援する。 セミナー会場風景(9/5、東京・港区の SCSK 青山)

(11)

シリーズ 業界のキーマンに聞く

第19回 ハム・ソーセージ業界

物流業界との流通 BMS 連携で

業務効率化を

日本ハム・ソーセージ工業協同組合

田代 俊文 氏

たしろ としふみ

(伊藤ハム㈱ 食肉事業本部 事業戦略部

物流情報部 部長)

日本ハム・ソーセージ工業協同組合は昭和 24 年に設立された全国にまたがる食肉加工業者の組 合で、現在 139 社が加盟している。 業界の経済活動の促進や地位の向上、共同仕入 れなどの活動のみならず、組合員に対して業務に 関する機械・器具のリースを行っている。今年 10 月から IT 関連のハード、ソフトも対象に加わり、 流通 BMS の導入時にも利用可能である。 組合の中で流通 BMS 対応の実績が多いのが伊 藤ハム㈱。同社は 2008 年度の経産省事業の中で 行われた流通 BMS の共同実証に参加するなど、 常に業界をリードしてきた。今回は同社の物流情 報部の田代俊文部長にお話を伺った。 -御社の情報システム部門が対応を迫られている 課題を教えてください。 田代 社内の問題としては、バリューチェーンの 情報の一元管理に取り組んでいます。情報管理の 面で、生産・調達といった川上から、販売という 川下まで、細かいデータを連携して活用していき たいのです。 調達の取引先は規模が大小様々で、海外に関し ては大きな商社を通して取引しますが、国内に関 しては規模が小さい取引先もあり、すべてがシス テム化に対応するのは難しいのが現状です。いま だに手書きの伝票で受注している取引先もありま すが、いずれはデータ化したいと思っています。 また、食肉業界は物流と商流が必ずしも同一で はありません。物流に合わせた商流であれば、出 荷のタイミングでハンディで読み取って情報を送 ったりすることもできますが、分離しているとそ れもままなりません。可能な限り、物流に即した 商流という綺麗な形にしていくよう取り組んでい ます。 -次に御社の流通 BMS への対応状況を教えてく ださい。 田代 まず、取引金額ベースで見ると、全取引先 の約 35%が EOS での受注です。流通 BMS はそ の中のさらに 35%ほどですので、全体の約 10% くらいになります。社数では 110 社以上と流通 BMS で取引しています。 EOS の中では JCA 手順がいまだに主流ですが、 流通 BM の伸び率は他の手順よりも高く、毎年 20 社前後は増加しています。 取引先の業種の内訳では、ハム・ソーセージが 7 割、食肉が 3 割ほどです。食肉に関しては不定 貫取引などの面で電子化に取り組みにくいのと、 取引先が精肉店や専門店など小規模のところが多 いのが少ない要因です。逆に、ハム・ソーセージ の取引先はスーパーが多く、それなりのインフラ を持っている企業が多いので、導入しやすいと言 えます。

(12)

シリーズ 業界のキーマンに聞く

-流通 BMS の効果についてはいかがですか。 田代 効果については、主に 3 つあります。1 つ 目はよく言われていますが、通信速度が上がった ことです。例えば、今まで JCA 手順で請求デー タの通信に 5 時間かかっていた取引先が、流通 BMS の導入によって 20~30 分で済むようにな りました。 2 つ目は、データ項目が共通となったことです。 これによって、EDI 関係のシステム開発負担が大 きく軽減されました。 3 つ目は JCA 手順に比べて項目が増えたこと です。取引先と詳細な情報をやり取りできるよう になったため、いろいろなことが可能になりまし た。例を挙げると、メッセージの中に、全角かな 文字や漢字でやりとりができるようになったこと です。 また、今後の展望として、物流事業者とも流通 BMS でデータをやり取りしていければ、と考えて います。その結果、例えば出荷重量を運送事業者 に送ることによって、運送事業者の請求業務が楽 になります。現在は納品伝票に記載された重量を 手入力しているケースが多く、請求事務が非常に 煩雑になっていますので。 -物流業界との間で利用するためには今のメッセ ージや項目で足りないものが出てくる? 田代 「方面」などの配車指示くらいはあっても いいと思いますが、現状の形でも概ね事足りてい ると思います。社内システムから流通 BMS への 連携はすでにできていますので、運送・倉庫など の業界とどうやって連携していくかが課題だと思 います。 ロジスティクスまでいくと、通関手続きや入庫 ナンバーなどの項目が今の流通 BMS にはないの で、サイズ感が異なると思いますが、物流業界の 場合は、現状のフォーマットでも十分効果はある と思います。食肉業界に限らず、メーカーに関し てはどこも、運送業との連携を大なり小なり望ん でいると確信しています。流通 BMS 協議会は物 流業界の団体と密に連携してほしいです。 -流通 BMS の課題についてお聞かせください。 田代 主に 4 つあります。まず、データ項目は共 通化されましたが、その使用方法は取引先によっ てばらつきがあります。例えば、個体識別番号や トレーサビリティに関する情報は別ファイルを添 付することになっていますが、「出荷明細の中の 項目を流用したい」というケースがあります。 2 つ目は、流通 BMS がアップデートされ新し いメッセージが追加された時に、対応するのにコ ストがかかることです。 3 つ目は食肉業界特有の事情ですが、不定貫取 引や個体識別番号の情報伝達が難しい場合があり ます。取引先と個別に相談して対応せざるを得な いのが現状です。 最後に、伝票ごとに通信を分割した場合、短期 間に多くのデータが集中し、受信が難しい場合が あることです。 -最後に、流通 BMS 協議会へのご要望がありま したらお聞かせください。 田代 もっと普及推進を進めてほしい。流通 BMS が始まってもう 5 年も経っているのに、いまだに JCA 手順が残っている。特に、中小の導入が難し い企業に対して、セミナーでの啓発や、相談でき る企業の紹介など、定着させるためのツールを増 やして、支援を手厚くしてほしい。 JCA 手順が使えなくなったときに、対応が後手 に回るのは避けたい。早めに流通 BMS への移行 を進めてほしいです。 (聞き手:坂本尚登、まとめ:根岸大介)

(13)

流通 BMS 協議会会員

正会員 (2014年 10 月 17 日現在、49 団体) オール日本スーパーマーケット協会 (一財)家電製品協会 酒類加工食品企業間情報システム研究会(F研) 情報志向型卸売業研究会(卸研) 食肉流通標準化システム協議会 (一財)食品産業センター (公財)食品流通構造改善促進機構 (一社)新日本スーパーマーケット協会 (一財)生活用品振興センター 全国卸売酒販組合中央会 全国菓子卸商業組合連合会 全国化粧品日用品卸連合会 (一社)全国水産卸協会 全国青果卸売協同組合連合会 (一社)全国中央市場青果卸売協会 (公社)全日本医薬品登録販売者協会 全日本菓子協会 全日本履物団体協議会 全日本婦人子供服工業組合連合会 (一社)全日本文具協会 (一社)大日本水産会 (一社)日本アパレル・ファッション産業協会 日本アパレル物流連合会 (一社)日本医薬品卸売業連合会 大衆薬卸協議会 (一社)日本衛生材料工業連合会 日本OTC医薬品協会 (一社)日本加工食品卸協会 (一社)日本玩具協会 日本化粧品工業連合会 (一社)日本出版インフラセンター 日本スーパーマーケット協会 (一社)日本スポーツ用品工業協会 日本生活協同組合連合会 日本石鹸洗剤工業会 (一社)日本専門店協会 日本チェーンストア協会 日本チェーンドラッグストア協会 (一社)日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会 日本歯磨工業会 日本ハム・ソーセージ工業協同組合 (一社)日本パン工業会 日本百貨店協会 (一社)日本フードサービス協会 (一社)日本物流団体連合会 日本文紙事務器卸団体連合会 (一社)日本ボランタリーチェーン協会 (一社)日本レコード協会 (公社)日本ロジスティクスシステム協会 協同組合 ハウネット 支援会員 (2014年 10 月 1 日現在、188 社) ㈱アール ㈱アイ・シー・エス ㈱アイシーエス ㈱アイシーエヌシステム ㈱アイティフォー ㈱ITビジョナリー ㈱アイネス ㈱アイネット ㈱アグリコミュニケーションズ アクロスソリューションズ㈱ ㈱あじょ ㈱アスコット ㈱アットマーク アトラスシステム㈱ ㈱アルケミックス ㈱イークラフトマン イーサポートリンク㈱ ㈱イーネット eBASE㈱ イー・マネージ・コンサルティング協同組合 ㈱イシダ 伊藤忠テクノソリューションズ㈱ ㈱インターコム ㈱インテージ ㈱インテック ㈱インフォマート

(14)

流通 BMS 協議会会員

㈱インフォメーションプロセシングリサーチ ヴィンクス㈱ ウェブスペース㈱ エイジテック・アンド・ブレインズ㈱ ㈱HBA ㈱エクサス エス・エー・エス㈱ ㈱エス・エフ・アイ SCSK㈱ ㈱SJC ㈱S-Parts エス・ビー・システムズ㈱ NEC エンベデッドプロダクツ㈱ ㈱NEC情報システムズ NECネクサソリューションズ㈱ エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ㈱ エヌ・ティ・ティ・コムウェア㈱ ㈱エヌ・ティ・ティ・データ ㈱NTTデータNCB ㈱NTTデータ スミス 大阪市中央卸売市場 大阪商工会議所 ㈱大塚商会 ㈱岡山情報処理センター 沖縄流通VAN㈱ オフィスフナヤマ オリンパスシステムズ㈱ カストプラス㈱ ㈱ガルフネット キヤノンITソリューションズ㈱ ㈱京信システムサービス ㈱クライム クラウドランド㈱ グロースエクスパートナーズ㈱ ㈱ケイ・コム けいしんシステムリサーチ㈱ K・ビジネスサポート㈱ コアネットインタナショナル㈱ 小坂 IT コーディネータ事務所 小林クリエイト㈱ ㈱コムアソート ㈱サイバーリンクス ㈱佐賀電算センター ㈱さくらケーシーエス ㈱サトー サンケーバイナリィ㈱ ㈱サンレックス ㈱シイエスシイ GMOグローバルサイン㈱ シーガルサイエンティフィックアジアパシフィック㈱日本支社 SEEBURGER Japan㈱ ㈱ジェイ・エス・エス ㈱JSOL JBアドバンスト・テクノロジー㈱ ㈱システムベース ㈱シスラボ ㈱シマンテック シャープビジネスソリューション㈱ ㈱ジャパン・インフォレックス SOOP㈱ ㈱スコープ 住友セメントシステム開発㈱ セイコーソリューションズ㈱ ㈱セゾン情報システムズ 創玄塾 大興電子通信㈱ ㈱大洋システムテクノロジー ㈱タドラー TIS㈱ ㈱DTS ㈱TKC ㈱データ・アプリケーション テクトランシステム ㈱デジタルコンセプト ㈱デジタルデザイン デジタルトランスコミュニケーションズ㈱ ㈱テスク 鉄道情報システム㈱ ㈱寺岡システム ㈱寺岡精工 ㈱デンソーウェーブ ㈱TOKAI コミュニケーションズ 東京システムハウス㈱ ㈱東計電算 東芝情報機器㈱ 東芝テック㈱ ㈱東新システム 東北インフォメーション・システムズ㈱ ㈱トータルシステムデザイン トッパン・フォームズ㈱ ㈱トライ ㈱AAA システム

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流通 BMS 協議会会員

㈱トレンズ ナスキー㈱ ㈱ナブアシスト 西日本オフィスメーション㈱ 日経メディアマーケティング㈱ ㈱ニッセイコム 日本アドバンストリーダーズソフトウェア㈱ 日本経済新聞社 日本事務器㈱ 日本情報通信㈱ 日本電気㈱ 日本ヒューレット・パッカード㈱ 日本ユニシス㈱ 日本ラッド㈱ ㈱ニュートラル ネオアクシス㈱ ㈱ネクステージコンサルティング ㈱ノーチラス・テクノロジーズ ㈱野村総合研究所 パナソニック システムネットワークス㈱ パワー・ワークス㈱ ㈱日立システムズ ㈱日立製作所 ㈱日立ソリューションズ・ビジネス ㈱ビット・エイ ㈱ひむか流通ネットワーク ㈱ピレクト ㈱ファーストテクノロジー ㈱ファイネット ㈱ファインネット フィールドシステムズ㈱ ㈱フィンチジャパン ㈱フォーサイト ㈱福岡CSK 福岡流通VAN 富士ゼロックス㈱ 富士ゼロックスシステムサービス㈱ 富士通㈱ 富士通エフ・アイ・ピー㈱ ㈱富士通システムズ・イースト ㈱富士通システムズ・ウエスト ㈱富士通総研 ㈱富士通マーケティング フューチャーアーキテクト㈱ ㈱プラス ㈱プラネット ㈱フリーポート ㈱プレネットシステムズ ベストパートナー㈱ ㈱ヘリオス ポールスターロジスティクス㈱ 北陸コンピュータ・サービス㈱ ホンダロジコム㈱ ミツイワ㈱ 三菱電機インフォメーションシステムズ㈱ ㈱南日本情報処理センター ㈱Minoriソリューションズ ㈱ミンクス メルシーネット㈱ ㈱山清(システム運用部) ユーザーックシステム㈱ ㈱ユニックス ユニバーサルフード㈱ ユニリンク㈱ ライトシステムコンサルタント㈱ ㈱リウコム リックシステム㈱ ㈱リテイルサイエンス ㈱リンネット ㈱ワイ・ディ・シー 退会:正会員(1 社)全国医薬品小売商業組合連合会 支援会員(1社)(株)リテイルコム

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社名公開企業

本協議会では正会員、支援会員の協力を得る などして、流通 BMS 導入済/予定企業を独自に 把握し、それぞれの企業に社名開示の承認を得 て公開しています。2014年 11 月 4 日現在の 状況は下記のとおりです。 小売業 業態 済 予定 小計 スーパー 116 11 127 百貨店 8 3 11 ドラッグストア 23 0 23 ホームセンター 4 0 4 生協事業連合 4 0 4 倉庫型会員制ストア 1 0 1 ボランタリーチェーン本部 1 0 1 ディスカウントストア 1 1 2 合計 158 15 173 具体的な企業名は下記サイトをご覧ください。 www.dsri.jp/ryutsu-bms/info/info06.html 卸売業・メーカー 業種 済 予定 小計 食品・飲料卸 57 0 57 菓子卸 21 4 25 日用品・化粧品 卸・メーカー 25 0 25 医薬品 卸・メーカー 6 2 8 アパレル・靴・スポーツ用品 卸・メーカー 29 8 37 食品メーカー 30 2 32 家庭用品 卸・メーカー 10 1 11 包材資材 卸・メーカー 14 8 22 玩具・ホビー 卸・メーカー 3 0 3 家電 卸・メーカー 2 0 2 その他 卸・メーカー 2 0 2 合計 199 25 224 (注 1)上表の企業数は、社名公開企業の数であり、導入企業の数ではありません。 実際に流通 BMS を導入している、または導入を予定している企業数の一部です。 (注 2)実際に流通 BMS を導入している卸・メーカーの企業数を調査した結果、7,400 社以上に 導入されていると推測しております。(2014 年 6 月現在) 本協議会では流通 BMS の標準仕様に準拠し た製品やサービスに対して、流通 BMS のロゴ マークの使用を許諾しています。 2014年11月4日現在の状況は下記のと おりです。 許諾総数:94製品・サービス (提供企業数 49社) ≪94製品・サービスの内訳≫ ・EDI(通信+XML)製品:48 ・サービス(ASP/SaaS):36 ・通信基盤:4 ・認証サービス:3 ・物流ラベル作成ソフト:3 検索サービスの提供 上記の製品・サービスの詳細は下記サイトか ら検索することができます。 www.dsri.jp/ryutsu-bms/info/detail.html

ロゴマーク使用許諾製品

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流通 BMS 入門講座

流通 BMS 入門講座は、誰でも無料で参加できる講座です。流通や EDI の基礎知識から流通 BMS の 利用方法まで幅広く学ぶことができます。

流通 BMS 入門講座

対象者 これから流通業のシステムを担当する方、 流通 BMS の導入を検討しているユーザー企業の現場部門・システム部門の方、 上記ユーザー企業をサポートする SI 企業の方やコンサルタント等 開催時間 13:30~16:30(受付開始:13:00~) プログラム 第 1 部:流通 EDI の基礎知識 流通の基礎、EDI の基礎、流通 EDI の歩みなど 第 2 部:流通 BMS の基礎知識 制定のねらい、標準化の内容、導入手順、導入効果、最新の状況など 第 3 部:流通 BMS の利用方法 運用ガイドライン※のポイントと見方など ※運用ガイドラインとは、流通 BMS の業務プロセスと各メッセージおよびデータ項目 について解説したものです。 参加費 無料(各種ガイドブックは有料販売となります) 開催日・場所 東京会場:2014年12 月 5 日(金) (一財)流通システム開発センター 2 階会議室 東京都港区赤坂 7-3-37 プラース・カナダ 申込み方法 ウェブサイト上のお申し込みフォームよりお申込みください。

http://www.dsri.jp/ryutsu-bms/event/edi.html

本講座で使用するテキストも上記サイトで公開しておりますので、事前にご覧ください。

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入門講座(バーコード、電子タグ)

流通システム開発センターが主催している EDI 以外の入門講座をご紹介します。

バーコード入門講座

第 1 部 JAN コード・集合包装用商品コード・GTIN の基礎 13:30~15:00 (1) JAN コード:コード体系、利用方法、JAN シンボルなど (2) 集合包装用商品コード:コード体系、利用方法、ITF シンボルなど (3) GTIN(Global Trade Item Number)とは、GTIN の導入・利用 (4) その他関連事項 第2部 GS1-128・GS1 データバー・電子タグ(RFID)の基礎 15:10~16:30 (1) アプリケーション識別子(AI)とは (2) GS1-128:コード体系、利用方法、業界動向など (3) GS1 データバー:シンボルの種類、利用方法、今後の動向など (4) 電子タグと EPC:電子タグとは、電子タグの特徴、電子タグの国際標準 コードである EPC など 開催日・場所 東京会場:2014年 11 月 8 日(水) 12 月 11 日(木) 流通システム開発センター2F 会議室 大阪会場:2014 年 12 月 9 日(火) 大阪商工会議所 申込み方法 ウェブサイト上のお申し込みフォームよりお申込みください。 http://www.dsri.jp/semsal/seminar/barcode.htm

電子タグ入門講座

プログラム (1)はじめに (2)電子タグとは (3)電子タグの活用シーンと導入事例 (4)電子タグシステムの導入に向けて (5)EPCglobal 標準の紹介 開催日時・場所 東京会場 2014 年 11 月 12 日(水)14:00~17:00 流通システム開発センター2F 会議室 申込み方法 ウェブサイト上のお申し込みフォームよりお申込 みください。 http://www.dsri.jp/semsal/seminar/epc_seminar.htm

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編集後記

◇本号ではまず、運営委員会とメッセージメンテ ナンス部会の開催結果を報告しています。 運営委員会は例年、6月には第1回を開催して きましたが、協議会の事業が定常的な普及推進活 動中心になるにつれて運営委員会で審議する事項 が減り、今年度は9月にずれ込みました。内容も 普及推進活動の報告が中心でした。 メッセージメンテナンス部会は CR が上がった 時に開催する習わしです。今回は昨年度からの持 越し案件を決定するタイミングで開催しました。 結果は 11 月にホームページで公開するほか、来 年2月の普及セミナーなどで紹介していきます。 ◇流通 BMS 導入講座を開始しました。10/9 の 第1回には 31 名が参加し、熱心に聴講していま した。今後は東京と大阪で定期的に開催していき ますが、地方の方で参加が難しい方のために動画 で配信していくことを計画しています。今年度中 にはスタートできるよう準備を進めています。 ◇前号でも予告しましたが、中小企業向けの投資 促進税制の説明会を2回開催しました。当初予定 した 10/27 は募集開始後間もなく定員に達しま したので、急遽 11/5 に2回目を開催しました。 通常の説明会と違い、質問も多く、また終了後は 講師の方と名刺交換をするための長い行列ができ るなど、通常の普及説明会以上に参加者の熱心な 対応が印象的でした。 ◇生鮮取引電子化推進協議会が主催して全国で開 催してきた「生鮮食品取引における流通 BMS 導 入促進セミナー」も岡山(11/21)、金沢(11/28) を残すところとなりました。 このセミナーは農林水産省事業の一環として行 われているものですが、事業では並行して生鮮 EDI の実証も行われており、群馬県に本社を置く フレッセイが参加しています。生鮮協議会では実 証の結果報告を来年3月に東京、大阪などで開催 する予定で、本協議会も引き続き協力して参りま す。 ◇生鮮と言えば、本号の業界キーマンで紹介した ハム・ソーセージ工業協同組合は組合員の大半が 食肉を取り扱っていますので、インタビュー記事 では食肉の話が多く出ました。その中で、食肉メ ーカーと運送事業者との EDI 連携に注目していま す。流通 BMS の利用範囲を物流業界に拡げるた めの研究を開始したいと考えています。 ◇今年も早いもので、残すところ1ヵ月半余りと なりました。当センターでは例年、1月中旬に新 春トップセミナー&懇親会を開催してきましたが、 1月中旬は各種団体の賀詞交換会が集中すること もあり、参加が適わない方も多くいらっしゃいま すので、今年から 12 月に情報交換会として開催 することになりました。今年は 12/3 に明治記念 館で開催します。参加を希望される方は事務局ま でご一報ください。 (尚) 発行 :2014 年 11 月 10 日 発行人 :流通システム標準普及推進協議会 (流通 BMS 協議会) 住所 :〒107-0052 東京都港区赤坂 7-3-37 プラース・カナダ 3 階 一般財団法人 流通システム開発センター内 Tel :03-5414-8505 Fax :03-5414-8513 E-mail :ryutsu-bms@dsri.jp URL :www.dsri.jp/ryutsu-bms

参照

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