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(1)

2011情財第604号

中小企業等のIT活用に関する実態調査

平成24年9月

独立行政法人 情報処理推進機構

(2)

目次

~コンテンツ一覧~

1.調査概要 (目的、内容、項目、方法、対象、分析・検討、体制、スケジュール等)

2.中小企業のIT活用に関する調査結果概要

2.1.回答企業プロフィール

2.2.経営課題と解決の方向性について

(1)経営課題の捉え方 (2)IT化の現状と今後

2.3.IT投資と導入について

(1)IT投資額と増減 (2)IT化の推進者と支援者

2.4.IT化の状況 (1)業務別IT化状況(現状と今後)

2.5.クラウドコンピューティングの活用

(1)クラウドの利用状況 (2)クラウドへの期待と不安

2.6.導入・活用における課題と今後の期待

(1)クリアされるべき条件と外部(支援者、ベンダー、国等)に期待する機能やサポート

3.商流、ビジネスモデルから見たIT活用の実態(中小企業)

●仮説検証フレームによる分類

●ビジネスモデル(取引先との関係、取引先数)によるIT化の違い

●拠点数によるIT化の違い ●社歴によるIT化の違い

4.大手企業の中小企業等との取り引きにおけるIT活用調査結果概要

4.1.回答企業プロフィール

4.2.大手企業から見た中小企業を含む商流のIT化について

5.IT導入・活用における大手企業と中小企業との違いに関する調査結果概要

※IT化への期待と投資

※クラウドの導入状況、期待、不安

6.まとめ ~ 我が国のIT活用力の強化に向けて ~

●中小企業のIT活用に関する今後の展開 ●今後の方向性

●我が国のIT活用力の強化に向けた今後の取り組み

2

(3)

1.調査概要

1.1.調査目的

中小企業の経営に奏功するIT利活用の実態を調査し、併せて、大手企業の取引先となる中小企業との関係

におけるIT適用も確認し、商流や業態によって典型的なITの在り方を分析する。

1.2.調査内容

主な調査内容は次の6点。

①中小企業における現状の経営課題とその重要度合の確認

②中小企業において現在導入しているITの利用状況と活用度合の確認

③中小企業におけるクラウドコンピューティング環境利用の有効性の把握

④大手企業との比較・分析

⑤活用視点からの成果評価

⑥情報サービス関連市場における成果活用の検討

1.3.調査項目

・IT導入状況 (予算、目的、推進者、用途、効果、未導入理由、導入意向など)

・社内外相談者の活用、満足

・クラウドのメリット/デメリット ・新たなテクノロジーの採用状況

・社会インフラとしてのIT ・IT経営実現に必要な制度、緩和すべき規制

・ITベンダー企業、外部の専門家への期待

・取引先や商流において効果を生むITと推進上の課題

・事業継続計画(BCP)、リスク管理、セキュリティを盤石にするためのIT など

1.4.調査方法

インタビュー、および、既存の類似統計データの分析

3

(4)

1.調査概要 その2

1.5.調査対象

◎中小企業

①従業員規模 : a. 20人未満、b. 20人以上50人未満、c. 50人以上100人未満、d. 100人以上300人未満

②地域および件数 : 都道府県ごとに各40件(内訳:従業員規模4区分×10社)以上、

沖縄は20件(内訳:従業員規模4区分×5社)以上を対象とし 合計 : 1,887件

③調査対象の選定 : 日本商工会議所と各地商工会議所により対象抽出して調査

◎大手企業

①ヒアリングの調査対象 : 従業員300人以上の企業に対し、製造、流通、金融、サービス、インフラの5業種から

それぞれ3社以上を対象とした 合計 : 16件

②統計調査 : 「企業IT動向調査2012(調査主体:JUAS、データ数:1039社)」の集計データを利用

1.6.調査分析・検討

●中小企業 : 収集データの集計と、企業属性による分類ごとのIT活用の違いを分析。

●大手企業 : 中小企業との関係により、連携におけるIT化の在り方を確認。

●大手/中小 : IT活用の取り組みの差異を把握。

1.7.調査体制

IPAのご指導の下、

JUASが、プロマネ、大手企業対象調査、

大手/中小分析、総括を担当、

日本商工会議所が、中小企業対象調査、

データ収集、集計を担当、

ITCAが、中小企業対象の分析を担当した。

1.8.調査スケジュール

右の通り。

4

事業項目 担当 2012年 3月 4月 5月 6月 調査項目案の策定  ▲ 分析観点案の策定 JUAS、日商、ITCA  ▲ ヒアリングシート案の作成   ▲ 調査目的の確認 調査項目の検討、確定 JUAS、日商、ITCA        ▲ 分析観点の検討、確定      ▲ ヒアリングシートの検討、確定 ▲ 調査対象の特定 JUAS、日商   ▲ ヒアリング調査の実施(中小企業) 各地商工会議所、日商 中小企業調査データの入力、集計 日商 中小企業調査結果の分析 ITCA、日商 中小企業調査結果のまとめ 日商、ITCA ヒアリング調査の実施(大手企業) JUAS 既存統計データの分析(大手企業) JUAS 全体結果の分析 JUAS 効果的な成果活用の検討 JUAS     ▲ 次期事業への提言 報告書等の作成 JUAS ▲

(5)

【仮説】

1.取引先の属性と数により、IT化の在り方が異なる

2.拠点数によりIT活用の形態が異なる

<<仮説1検証のための分類フレーム>>

<<仮説2検証のための分類フレーム>>

中小企業IT活用実態調査

~「IT導入状況」の分析フレーム(イメージ)

企業

(本社機能)

顧客

拠点・支社

(GLOBAL含む)

財務会計

IT化の実態は、中小企業の事業特性、業種・規模などによって大きく異なると考えられる。そこで、本調査では

以下にある企業の構造分解によりIT化の領域、そこでのITの導入・活用度合いについて深堀分析することとした

企業のIT化対象を構造分解するフレーム(案)

凡例)

IT化対象の機能

人事・総務

顧客管理

マーケ

物流・在庫

生産・製造

研究・開発

調達先

基幹系

パソコン

サーバ

社内LAN

インターネット

オフィス系

ソフト

会社紹介

HP

メール

グループ

ウェア

情報系・協働系

標準EDI

独自

システム

受注

(EDI、eコマース)

アフターサービス

(コールセンタ^-等)

指示・報告

グループウェア

メール

生産指示、売上報告等の基幹系 との連動機能

5

BtoB

(法人顧客)

BtoC

(個人顧客)

特定少数

特定多数

不特定多数

(対象顧客数)

① 特定少数の法人顧客を対象とする事業(BtoB・特定少数)

② 特定多数の法人顧客を対象とする事業(BtoB・特定多数)

③ 不特定多数の法人顧客を対象とする事業(BtoB・不特定多数)

④ 特定少数の個人顧客を対象とする事業(BtoC・特定少数)

⑤ 特定多数の個人顧客を対象とする事業(BtoC・特定多数)

⑥ 不特定多数の個人顧客を対象とする事業(BtoC・不特定多数)

(6)

2.中小企業のIT活用に関する調査結果概要

2.1.回答企業プロフィール

6

1.建設業 9% 2.製造業 27% 3.情報通信業 4% 4.運輸業 5% 5.卸売業 12% 6.小売業 11% 7.不動産業 2% 8.飲食店・宿 泊業 5% 9.サービス業 18% 10.その他の業 種 7%

業種(n=1887)

1.20人未満 27% 2.20人以上~ 50人未満 23% 3.50人以上~ 100人未満 22% 4.100人以上 ~200人未満 16% 5.200人以上 ~300人未満 7% 6.300人以上 5% 未回答0%

従業員数(n=1887)

1.5,000万円未 満 12% 2.5,000万円以 上~1億円未満 7% 3.1億円以上 ~2億円未満 9% 4.2億円以上 ~5億円未満 14% 5.5億円以上 ~10億円未満 16% 6.10億円以上 ~20億円未満 15% 7.20億円以上 ~30億円未満 7% 8.30億円以上 19% 未回答 1%

売上高(n=1887)

1.1ケ所(本 社・本部のみ) 41% 2.2~5ケ所 31% 3.6ケ所以上 28%

拠点数(n=1887)

1.B to B(法 人顧客) 64% 2.B to C(個 人顧客) 36% 未回答 0%

取引形態(n=1887)

1.特定少数 11% 2.特定多数 49% 3.不特定多数 40% 未回答 0%

顧客種別と数(n=1887)

北海道地方

2%

東北地方

11%

関東地方

14%

東京都

4%

北陸・甲信越地

12%

東海地方

8%

関西地方

13%

中国地方

11%

四国地方

9%

九州地方

16%

本社所在地(n=1887)

1.10年未満 7% 2.10年~40年 未満 29% 3.40年以上 64% 未回答 0%

社歴(n=1887)

(7)

2.2.経営課題と解決の方向性について

(1)経営課題の捉え方

7

「 1 .これまで の経営上の重要度」 Q 2 . 1 社 員 に つ い て a. 社員を採用したい (N=1800) b. 社員を育成したい (N=1809) c. 社員のITリテラシを向上させたい (N=1775) d. 社員のモラルを向上させたい (法令順 守) (N=1800) e. 社員を適正に評価したい、適正に配置し たい (N=1790) Q 2 . 2 製 品 ・ サ ー ビ ス に つ い て a. 競争力のある製品・サービスをつくりた い (N=1766) b. 製品・サービスを上手く宣伝したい (N=1771) c. 販売力を強化したい (N=1772) d. 既存顧客を維持し、顧客単価を上げた い (N=1761) e. 新規顧客を増やしたい (N=1786) f. 製品・サービスの品質を向上させたい (N=1752) g. 製品・サービスの提供スピード(納期な ど)を早めたい (N=1723) h. 製品開発力や技術力を高めたい (N=1697) i. 新しい収益源・市場・販路を確立したい (N=1750) i. 新規事業に進出したい (N=1709) Q 2 . 3 財 務 に つ い て a. 売上を伸ばしたい (N=1819) b. 利益・財務体質を改善したい (N=1807) c. 人件費を削減したい (N=1784) d. 仕入や外注費などの変動コスト全般を 削減したい (N=1763) e. 必要なときに最低限のコストで製品や サービスを供給したい (N=1734) f. 電話代、紙・文書などの事務通信費を削 減したい (N=1796) g. 設備などの固定費を削減したい (N=1766) h. 資金調達・資金繰りを改善したい (N=1762) j. 海外との取引や事業拠点の進出を実現 したい (N=1645) Q 2 . 4 経 営 全 般 に つ い て a. 社内の情報を共有・有効活用したい (コミュニケーションを活性化させたい) (N=1794) b. 業務の見える化・標準化をって行きたい (N=1785) c. 業務情報を電子化して効率化したい (受発注業務や社内業務をコンピュータで 管理したい) (N=1756) d. 信頼のある会社と思われたい (N=1799) e. 経営者の意思決定を早めたい (N=1762) f. 災害対応を含めたリスク管理を強化した い (N=1779) g 親会社・関連企業との連携を強化したい (N=1586) h. 親会社・関連企業からのセキュリティ要 求に応えたい (N=1595) 64.3% 78.4% 48.8% 78.4% 75.1% 82.3% 73.9% 82.4% 75.4% 85.3% 85.2% 70.3% 71.6% 77.3% 92.6% 89.3% 59.9% 74.1% 65.1% 70.0% 61.8% 64.8% 75.0% 72.7% 70.9% 88.0% 73.0% 63.5% 48.4% 49.3% 42.7% 22.9% 18.4% 14.0% 31.9% 12.2% 13.9% 9.1% 16.1% 9.1% 10.7% 8.3% 6.8% 13.1% 13.3% 12.7% 4.4% 5.4% 16.6% 12.3% 16.4% 18.2% 18.1% 17.3% 13.6% 15.2% 15.8% 5.6% 10.4% 22.5% 24.0% 25.0% 29.0% 48.2% 17.3% 7.6% 19.3% 9.3% 11.0% 8.6% 10.0% 8.5% 13.9% 6.4% 7.9% 16.7% 15.1% 9.9% 3.0% 5.4% 23.4% 13.7% 18.5% 11.7% 20.1% 17.9% 11.4% 12.2% 13.3% 6.4% 16.5% 14.0% 27.6% 25.7% 28.3% 28.9% 0% 20% 40% 60% 80% 100% ■ 2012年度調査 ■ 1.重要だと考えていた 2.あまり重要視していなかった 3.どちらともいえない 30.6% 13.6% 27.0% 54.1% 51.9% 71.7% 52.4% 65.7% 55.7% 69.6% 26.0% 26.2% 16.2% 30.6% 44.7% 28.2% 22.2% 39.4% 37.7% 26.3% 44.1% 0.0% 30.9% 78.0% 50.1% 15.5% 0.0% 11.8% 5.6% 31.0% 19.9% 43.1% 33.0% 33.1% 18.9% 32.3% 23.3% 31.0% 22.6% 27.9% 24.9% 20.8% 27.1% 30.8% 29.1% 33.0% 37.5% 36.5% 42.2% 37.4% 0.0% 40.3% 16.3% 31.8% 17.8% 0.0% 13.7% 6.8% 20.0% 44.5% 20.4% 8.4% 9.4% 5.2% 11.5% 7.5% 9.6% 4.7% 35.5% 33.2% 42.0% 32.7% 20.2% 32.7% 32.0% 16.0% 19.8% 22.8% 13.2% 0.0% 21.0% 3.3% 14.9% 34.5% 0.0% 40.3% 31.7% 11.3% 11.9% 6.5% 2.3% 3.3% 2.3% 2.4% 1.9% 2.3% 1.3% 6.3% 7.9% 11.3% 6.1% 3.0% 5.5% 9.2% 4.8% 4.7% 7.0% 3.4% 0.0% 5.9% 1.1% 2.0% 10.7% 0.0% 13.3% 13.7% 7.1% 10.1% 3.0% 2.1% 2.3% 1.9% 1.4% 1.5% 1.5% 1.9% 4.4% 7.9% 9.8% 3.5% 1.3% 4.5% 3.5% 2.3% 1.2% 1.7% 1.9% 0.0% 1.9% 1.3% 1.2% 21.5% 0.0% 21.0% 42.2% 0% 20% 40% 60% 80% 100% ■ 2007年度調査 ■ 1.非常に重要である 2.やや重要である 3.どちらでもない 2.あまり重要でない 3.全く重要でない

(未調査)

(未調査)

(未調査)

(未調査)

重要視の度合いが高いのは、「売上拡大」、

「利益・財務体質改善」、「企業の信頼性確

保」、「新規顧客開拓」、「製品・サービス品

質向上」「新製品・サービス開発」である。

選択肢が異なるので、前回調査と単純比

較はできないが、

重要度が向上しているのは「社員の育成」、

「利益・財務体質改善」、「製品・サービス

品質向上」、「納期短縮」、「技術力向上」、

「親・関連会社と連携強化」、「新規事業進

出」、「海外進出」で、

重要度が低下した項目は、「社員のITリテ

ラシ向上」、「宣伝力強化」、「コミュニケー

ション活性化」である。

(8)

2.2.経営課題と解決の方向性について

(2)IT化の現状と今後

8

「2.これまでのIT化対応」

Q 2 . 1 社 員 に つ い て Q 2 . 4 経 営 全 般 に つ い て Q 2 . 3 財 務 に つ い て Q 2 . 2 製 品 ・ サ ー ビ ス に つ い て e. 社員を適正に評価したい、適正に配置したい (N=1732) a. 競争力のある製品・サービスをつくりたい (N=1709) b. 製品・サービスを上手く宣伝したい (N=1714) c. 販売力を強化したい (N=1711) a. 社員を採用したい (N=1745) b. 社員を育成したい (N=1759) c. 社員のITリテラシを向上させたい (N=1722) d. 社員のモラルを向上させたい (法令順守) (N=1736) h. 製品開発力や技術力を高めたい (N=1634) i. 新しい収益源・市場・販路を確立したい (N=1674) a. 売上を伸ばしたい (N=1766) b. 利益・財務体質を改善したい (N=1764) d. 既存顧客を維持し、顧客単価を上げたい (N=1678) e. 新規顧客を増やしたい (N=1707) f. 製品・サービスの品質を向上させたい (N=1685) g. 製品・サービスの提供スピード(納期など)を早めたい (N=1667) g. 設備などの固定費を削減したい (N=1691) h. 資金調達・資金繰りを改善したい (N=1687) a. 社内の情報を共有・有効活用したい (コミュニケーションを活性 化させたい) (N=1737) b. 業務の見える化・標準化をって行きたい (N=1721) c. 人件費を削減したい (N=1711) d. 仕入や外注費などの変動コスト全般を削減したい (N=1692) e. 必要なときに最低限のコストで製品やサービスを供給したい (N=1669) f. 電話代、紙・文書などの事務通信費を削減したい (N=1728) g 親会社・関連企業との連携を強化したい (N=1518) h. 親会社・関連企業からのセキュリティ要求に応えたい (N=1544) i. 新規事業に進出したい (N=1599) j. 海外との取引や事業拠点の進出を実現したい (N=1535) c. 業務情報を電子化して効率化したい (受発注業務や社内業務をコ ンピュータで管理したい) (N=1712) d. 信頼のある会社と思われたい (N=1712) e. 経営者の意思決定を早めたい (N=1687) f. 災害対応を含めたリスク管理を強化したい (N=1699) 39.1% 16.6% 28.1% 24.0% 15.6% 30.8% 44.7% 39.2% 26.2% 35.6% 28.1% 33.5% 29.8% 29.9% 62.5% 62.6% 28.6% 26.5% 21.5% 49.9% 19.0% 25.1% 43.9% 34.7% 54.6% 37.1% 25.7% 23.2% 25.4% 48.4% 9.8% 5.8% 60.9% 83.4% 71.9% 76.0% 84.4% 69.2% 55.3% 60.8% 73.8% 64.4% 71.9% 66.5% 70.2% 70.1% 37.5% 37.4% 71.4% 73.5% 78.5% 50.1% 81.0% 74.9% 56.1% 65.3% 45.4% 62.9% 74.3% 76.8% 74.6% 51.6% 90.2% 94.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

■ 2012年度調査 ■

1.IT化していた 2.IT化していなかった

経営課題解決にIT化で対応している項目

は、「売上拡大」、「利益・財務体質改善」、

「受発注などの業務処理」、「事務通信費

削減」、「親・関連会社からのセキュリティ

対応」「宣伝力強化」、「コミュニケーション

活性化」であるが、それぞれIT化の実現度

合いは4~6割である。(右図)

今後、ITを進めて課題解決に結び付けた

い項目は、 「売上拡大」、「利益・財務体質

改善」、「受発注などの業務処理」、「販売

力強化」、「宣伝力強化」などで、現行のIT

状況を進展させる意向が確認できた。

(9)

9

2.3.IT投資と導入について

(1)IT投資額と増減

3.3% 6.8% 5.3% 8.3% 12.5% 16.5% 8.7% 9.7% 11.8% 15.2% 13.6% 12.4% 16.9% 14.0% 8.4% 5.7% 6.1% 3.8% 3.1% 1.4% 6.6% 2.8% 0.6% 3.0% 3.3%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2012年度調査(N=1850) 2007年度調査(N=1693)

Q3.1.1 これまでのIT経費

1.5万円未満 2.5万円以上~10万円未満 3.10万円以上~30万円未満 4.30万円以上~50万円未満 5.50万円以上~100万円未満 6.100万円以上~200万円未満 7.200万円以上~500万円未満 8.500万円以上~1,000万円未満 9.1,000万円以上~2,000万円未満 10.2,000万円以上~3,000万円未満 11.3,000万円以上 12.ITは導入していない 13.不明

2007年度よりIT投資額は増加傾向になって

いる。

(2012年は金額幅回答のため中位金額にて計算)

しかし、IT投資の見込は減少傾向。全体の

48.3%が減少させると回答。業種別は大差

ないが、規模別では従業員200名を越える

企業のIT投資減少傾向が強い。

(2)IT化の推進者と支援者

2.地元以外のITメーカ・販売会社

合計

3.中小企業診断士

8. 金融機関

9. その他の相談者

10.特に相談者は居ない(必要とし

ない)

4.ITコーディネータ

5.公認会計士・税理士

6.商工会議所・商工会

7.市や区役所などの公的機関

1.地元のITメーカ・販売会社

48.7%

23.9%

0.3%

1.4%

3.9%

3.6%

0.1%

0.1%

6.2%

11.8%

0%

20%

40%

60%

b. 外部の主な支援者

52.1%

51.8%

45.5% 50.0% 73.9% 65.6%

78.6%

50.0%

0.0%

54.5%

16.5%

16.1%

21.4%

0.0%

17.4% 8.2%

0.0%

0.0%

0.0%

15.5%

31.3%

32.0%

33.1% 50.0% 8.7% 26.2%

21.4%

50.0%

100.0%

30.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

c . 外部の主な支援者への満足度

1.満足している 2.あまり満足していない 3.どちらともいえない

※各回答の合計=100%

自社内においてIT導入時の推進者

は、経営者自らが担うケースが多い

(48.3%)が、開発、運用とフェーズ

が進むに従い、IT担当者が推進する

比率が高まる。

外部の支援者は地元を中心としたIT

メーカーが多いが、満足度はあまり

高くない。ITコーディネータや商工会

議所、税理士などの活用率は低い

が、満足度は非常に高い。

(10)

10

2.4.IT化の状況

(1)業務別のIT化状況

(現状と今後)

1.各業務のIT化状況/導入状況

g. パソコン (N=1871) Q 3 . 4 . 1 基 幹 業 務 の I T 化 状 況 と 計 画 Q 3 . 4 . 2 自 社 内 の I T 導 入 状 況 と 今 後 の 計 画 h. サーバー (N=1839) i. 社内LAN(無線LANを含む) (N=1849) j. インターネット環境(情報収集 など) (N=1865) k. オフィス系ソフト (N=1837) l. グループウェア(掲示板、電子 会議室、予定表等) (N=1810) m. メール (N=1859) n. 会社紹介用のホームページ (N=1856) Q 3 . 4 . 5 本 社 と 支 社 ・ 拠 点 と の 間 の 情 報 の や り 取 り Q 3 . 4 . 3 取 引 先 ( 仕 入 先 ) と の 関 係 Q 3 . 4 . 4 販 売 先 と の 関 係 s. アフターサービス(コールセン ターを含む) (N=1614) a. 財務会計(経営管理を含む) (N=1850) b. 人事・総務 (N=1815) c. 顧客管理・マーケティング (N=1816) d. 物流・在庫 (N=1679) e. 生産・製造 (N=1497) f. 研究・開発 (N=1478) t. 各種の指示・報告のIT化によ る連携 (N=1341) u. グループウェア(掲示板、電 子会議室、予定表等) (N=1334) v. メール (N=1352) o. 発注・仕入(取引先との標準 EDI) (N=1754) p. 発注・仕入(独自システム) (N=1697) q. 受注・販売(取引先との標準 EDI) (N=1664) r. 受注・販売(eコマース用の ホームページ) (N=1628) 87.9% 50.5% 65.0% 50.4% 38.7% 21.0% 99.6% 80.2% 86.6% 98.6% 92.2% 46.2% 97.9% 86.0% 31.1% 29.6% 33.1% 20.8% 12.6% 48.7% 44.3% 84.8% 12.1% 49.5% 35.0% 49.6% 61.3% 79.0% 0.4% 19.8% 13.4% 1.4% 7.8% 53.8% 2.1% 14.0% 68.9% 70.4% 66.9% 79.2% 87.4% 51.3% 55.7% 15.2% 0% 20% 40% 60% 80% 100%

■ 2012年度調査 ■

1.IT化できてい る/導入済みである 2.IT化してい ない/導入していない 66.3% 19.3% 37.1% 49.3% 19.1% 94.5% 55.0% 73.7% 19.8% 91.4% 32.4% 88.9% 70.2% 3.2% 2.4% 3.9% 3.5% 2.6% 2.6% 3.4% 2.4% 1.2% 3.1% 3.7% 3.1% 6.4% 6.1% 13.2% 12.8% 9.9% 10.5% 1.1% 7.6% 4.6% 3.4% 1.5% 14.6% 2.3% 7.0% 8.1% 24.7% 18.5% 13.5% 18.8% 0.7% 12.2% 5.0% 7.7% 1.4% 18.6% 2.0% 5.7% 16.2% 40.5% 27.8% 23.8% 49.0% 1.0% 21.8% 14.3% 68.0% 2.6% 30.7% 3.7% 10.7% 0% 20% 40% 60% 80% 100%

■ 2007年度調査 ■

既に 導入している 導入を予定している 導入に 関心はある 導入してない (今後は未 定) 導入してない (予定なし)

(未調査)

(未調査)

(未調査)

(未調査)

IT化できている業務や導入済みのITツー

ル等は、「財務会計」、「顧客管理」が高く、

「受発注」系の業務は遅れている。社内で

の「PC」や「インターネット」、「メール」の整

備は行き渡ったが、拠点を越えての利用

(本店と支店など)はこれからである。

前回調査との比較では、すべてにおいて

導入が進んでいる。

今後は、「受発注」系の業務のIT化と、拠

点間のIT活用を進める意向が強い。

(11)

11

2.5.クラウドコンピューティングの活用

(1)クラウド利用状況

【現状】

【今後】

17.2% 5.5% 1.5% 1.6% 14.4% 15.8% 3.7% 3.5% 63.1% 73.7% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% a. パブリッククラウド(SaaS)・メール (N=1490) b. パブリッククラウド(SaaS)・SFA, CRM (N=1465) 1.現状の導入状況 1.導入済み 2.試験導入中・導入準備中 3.検討中 4.検討したが導入は見送った 5.検討していない 2.2% 2.0% 10.4% 9.8% 6.0% 6.3% 81.4% 81.8% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% a. パブリッククラウド(SaaS)・メール (N=1117) b. パブリッククラウド(SaaS)・SFA, CRM (N=1239)

2.今後の導入予定

1.1年以内に導入予定 2.2~3年以内に導入予定 3.4年後以降になるが導入予定 4.導入予定なし

(2)クラウドへの期待と不安

【期待】

【不安】

36.8% 41.6% 20.4% 19.7% 24.8% 14.9% 11.6% 13.3% 3.1% 24.8% 7.0% 22.8% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 1.使いたいソフトウェアを安価に利用できる 2.ハードウェア、ソフトウェアの購入、導入、 保守が不要 3.需要の増減に応じたハードウェア、ソフト ウェア利用の拡大・縮小が容易 4.使いたいソフトウェアが開発なしで利用可 能 5.自社運用よりもセキュリティ対策が安心で ある 6.迅速にサービス(使いたいソフトウェア)を 利用できる 7.障害対応が充実している 8.24時間365日サービスが利用できる 9.データ処理のピーク対応ができる 10.災害対策として有効である 11.何も期待していない 12.何を期待していいのかわからない Q4.5 クラウド・コンピューティングへの期待 46.4% 29.9% 10.7% 31.3% 17.5% 12.4% 10.6% 21.5% 5.2% 14.7% 10.0% 2.8% 4.8% 22.7% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 1.セキュリティ対策が十分かどうかわからな い 2.本当にコストダウンするかどうかわからな い 3.他社のサービスへの移行が困難になる 4.トラブル発生時の問題判別・対処が困難 となる 5.サービス提供を中止される可能性がある 6.障害による損害の補償内容に不安があ る 7.サービス提供者のサポートに不安がある 8.データの完全性への不安がある(破損、 消失等) 9.大量データの移行が困難となる 10.自社システムとのデータ連携が行えな い 11.システムの応答時間が実用的なレベル か不安がある 12.障害が多く稼働率に不安がある 13.何も不安・懸念はない 14.何が不安・懸念であるのかわからない Q4.6 クラウド・コンピューティングに対する不安・懸念

クラウドの活用率は高くない。

本来のメリット、デメリットを

正確に把握できておらず、過

剰な懸念が促進を阻む。

案件による使い分けができる

よう、事例を中心に情報提供

される仕組みが望まれる。

(12)

38.2% 36.7% 26.3% 27.8% 18.6% 7.1% 7.3% 14.1% 6.9% 23.3% 4.8% 32.9% 45.1% 35.7% 41.7% 37.0% 21.3% 19.7% 3.2% 1.2% 34.1% 39.0% 31.8% 17.7% 12.3% 40.3% 4.9% 4.9% 17.1% 12.2% 4.9% 24.4% 24.4% 24.4% 29.3% 29.3% 4.9% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 1.IT購入資金が確保できること 2.ITを使える社員が確保できること 3.社員のIT活用能力を向上できる研修などが充実すること 4.ITに関する知識や情報を得る機会が充実すること 5.IT導入に関して社外で相談できる人物や組織が確保できること 6.ITの開発を行う外部業者がいること 7.ITを運用管理する外部業者がいること 8.メーカ・販売店が丁寧に営業、提案してくれること 9.税理士や中小企業診断士などが丁寧な指導や支援をしてくれること 10.国からの補助金制度、優遇税制が設けられること 11.親会社・グループ会社の援助・要請があること 12.ハードウェアが妥当な価格であること 13.ソフトウェアが妥当な価格であること 14.保守料金が妥当な価格であること 15.売上増などの攻めの効果が確認できること 16.コスト削減などの守りの効果が確認できること 17.セキュリティ対策の費用対効果が把握できること 18.IT導入後すぐに効果が表れること 19.わからない 20.その他 Q4.2 IT導入・活用していくための条件(複数回答) 2012年度(N=1735) 2007年度(N=41)

12

2.6.導入・活用における課題と今後の期待

(1)クリアされるべき条件と外部(支援者、ベンダー、国等)に期待する機能やサポート

IT化の進展に解決が望まれる課題としては、

ベンダーや中小企業診断士、税理士等の

外部支援体制の整備から、価格の妥当性

や効果の確認へと回答が変化した。中小企

業においても、ITの活用目的が、合理化/

効率化だけでなく、効果性向上に重点が置

かれ始めてきたことが分かる。

外部に求める機能としては、セキュリティを

はじめとした技術面での助言や提案が重視

されている。

国や社会に対しては、補助や優遇などの制

度設置が求められる一方、行政への各種

申請のIT化や災害対策強化に向けたIT化

も強く望まれている。

(13)

3.商流、ビジネスモデルから見たIT活用の実態(中小企業)

拠点数、取引先との関係、取引先数などの要因によるIT化の違い

●前述の<<仮説1検証のための分類フレーム>>に

今回の調査対象企業を当てはめてみると

13

BtoB

(法人顧客)

BtoC

(個人顧客)

特定少数

特定多数

不特定多数

(対象顧客数)

① 特定少数の法人顧客を対象とする事業(BtoB・特定少数)

② 特定多数の法人顧客を対象とする事業(BtoB・特定多数)

③ 不特定多数の法人顧客を対象とする事業(BtoB・不特定多数)

④ 特定少数の個人顧客を対象とする事業(BtoC・特定少数)

⑤ 特定多数の個人顧客を対象とする事業(BtoC・特定多数)

⑥ 不特定多数の個人顧客を対象とする事業(BtoC・不特定多数)

183 社) (760 社) (217 社)

(16 社)

(135 社)

(482 社)

※( )内は、今回調査対象企業数である

●有意性により、6属性を3属性に集約

BtoB

(法人顧客)

BtoC

(個人顧客)

特定少数

特定多数

不特定多数

(対象顧客数)

① BtoB・特定少数

② BtoB・特定多数

③ BtoB・不特定多数

④ BtoC・特定少数

⑤ BtoC・特定多数

⑥ BtoC・不特定多数

① 少数の法人を取引先にしている事業(BtoB・取引先少数)

② 多数の法人を取引先にしている事業(BtoB・取引先多数)

③個人顧客を取引先にしている事業(BtoC)

(集約前)

(集約後)

170 社)

962 社)

(613 社)

※( )内は、今回調査対象企業数である

●集約した3属性のビジネスモデルごとの

回答企業のプロファイル

• 建設業

• 製造業

• 情報通信業

• 卸売業 など

• 小売業

• 不動産業

• 飲食店・宿泊業

• サービス業 など

大きい

小さい

-

(傾向無し)

主な業種

企業規模(売上高・従業員数)

プロファイル (回答企業の傾向)

② BtoB (取引先多数)

① BtoB (取引先少数)

③ BtoC

ビジネスモデル

(14)

3.1 ビジネスモデル(取引先との関係、取引先数)によるIT化の違い

顕著な差異が見られたのは次の2点。

・受注・販売

EDIはBtoB企業がIT化において進んでおり、EコマースはBtoC企業が進んでいる。

・発注・仕入

EDI(標準システム)活用は取引先少数企業で進み、独自システム活用は取引先多数企業で進んでいる。

14

3.2 拠点数によるIT化の違い

・拠点数が多い企業ほどIT化が進んでいる。

・拠点数が少ない企業はパッケージや独自システムを

活用し、拠点数が多い企業はクラウドやASPを利用

する比率が高い。

・今後の予定では、この傾向は強まる。

【拠点数別に見たIT構築方法(現在) 】

3.3 社歴によるIT化の違い

・社歴が長い企業ほどIT化は進んでいる。

構築方法では、発注・仕入システムは、

社歴が長いほど独自の仕組みが多い。

受注・販売システムは、社歴の短い会社ほど

外部の標準な仕組み(EDIなど)を利用するケース

が多い。

(15)

4.大手企業の中小企業等との取引

におけるIT活用調査結果概要

4.1.回答企業プロフィール

大手企業(従業員規模300人以上)に対し、

製造、流通、金融、サービス、および、インフラの5業種から

それぞれ3社以上、合計16件のインタビューを実施。

ヒアリング先は右の通りである。

NO

業種

企業名

ヒアリング実施日

1

製造

A社

2012年5月16日(水)

14:00-15:00

2

製造

B社

2012年5月18日(金)

10:00-11:00

3

製造

C社

2012年5月22日(火)

11:00-12:00

4

流通

D社

2012年5月16日(水)

10:00-11:00

5

流通

E社

2012年6月7日(木)

13:30-14:30

6

流通

F社

2012年5月10日(木)

13:30-14:30

7

金融

G社

2012年5月11日(金)

10:00-11:00

8

金融

H社

2012年5月23日(水)

9:00-10:00

9

金融

I社

2012年5月24日(木)

11:00-12:00

10

サービス

J社

2012年5月21日(月)

11:00-12:00

11

サービス

K社

2012年5月24日(木)

13:30-14:30

12

サービス

L社

2012年5月28日(月)

10:30-11:30

13

インフラ

M社

2012年5月17日(木)

10:00-11:00

14

インフラ

N社

2012年6月12日(火)

15:30-16:10

15

インフラ

O社

2012年6月14日(木)

9:30-10:30

16

インフラ

P社

2012年6月20日(水)

10:00-11:00

15

4.2.

大手企業から

見た中小企業を含む商流のIT化について

ヒアリングを通じて指摘されたIT化の実態、課題、またその解決策をまとめると次の通りである。

(16)

5.IT導入・活用における大手企業と中小企業との違いに関する調査結果概要

16

既存の類似統計調査のデータを活用した定量分析も実施。

大手企業の統計調査は、データソースとして、大手企業のIT活用状況を調査した「企業IT動向調査2012(実施・著者:JUAS、データ

数:1039社、報告書:2012年5月日経BP社より発刊)」の集計データを活用。今回の中小企業を対象とした定量的なデータと比較を

行った。

●大手企業と中小企業との違い

その1

中小企業では、ITが売上や利益の確保に

直結する攻めのIT投資を望んでいるが、

実際はこの期待効果の実感は難しい。

これがIT導入に消極的になる要因のひとつで、

システムの定期的な更改が遅れてしまう。

図表 1 大手企業

-「今後の

IT 予算見込み(当年度計画に対する次年度予測)」

9.7% 12.0% 12.4% 28.7% 10.8% 10.6% 15.8% 30%以上増加(n=55) 10%以上増加(n=68) 10%未満増加(n=70) 不変(n=162) 10%未満減少(n=61) 10%以上減少(n=60) 30%以上減少(n=89)

n=565

図表 2 中小企業

-「今後の

IT 経費の見込み」

3.0%

45.3%

42.6%

8.3%

0.8%

1. 大幅に減らす予定 2.多少減らす予定 3.不変 4. 多少増やす予定 5.大幅に増やす予定

N=1,856

図表 1 大手企業

-「今後の

IT 予算見込み(当年度計画に対する次年度予測)」

9.7% 12.0% 12.4% 28.7% 10.8% 10.6% 15.8% 30%以上増加(n=55) 10%以上増加(n=68) 10%未満増加(n=70) 不変(n=162) 10%未満減少(n=61) 10%以上減少(n=60) 30%以上減少(n=89)

n=565

図表 2 中小企業

-「今後の

IT 経費の見込み」

3.0%

45.3%

42.6%

8.3%

0.8%

1. 大幅に減らす予定 2.多少減らす予定 3.不変 4. 多少増やす予定 5.大幅に増やす予定

N=1,856

図表 1 大手企業

-「今後の

IT 予算見込み(当年度計画に対する次年度予測)」

9.7%

12.0%

12.4%

28.7%

10.8%

10.6%

15.8%

30%以上増加(n=55)

10%以上増加(n=68)

10%未満増加(n=70)

不変(n=162)

10%未満減少(n=61)

10%以上減少(n=60)

30%以上減少(n=89)

n=565

図表 2 中小企業

-「今後の

IT 経費の見込み」

3.0%

45.3%

42.6%

8.3%

0.8%

1. 大幅に減らす予定

2.多少減らす予定

3.不変

4. 多少増やす予定

5.大幅に増やす予定

N=1,856

図表 1 大手企業

-「今後の

IT 予算見込み(当年度計画に対する次年度予測)」

9.7%

12.0%

12.4%

28.7%

10.8%

10.6%

15.8%

30%以上増加(n=55)

10%以上増加(n=68)

10%未満増加(n=70)

不変(n=162)

10%未満減少(n=61)

10%以上減少(n=60)

30%以上減少(n=89)

n=565

図表 2 中小企業

-「今後の

IT 経費の見込み」

3.0%

45.3%

42.6%

8.3%

0.8%

1. 大幅に減らす予定

2.多少減らす予定

3.不変

4. 多少増やす予定

5.大幅に増やす予定

N=1,856

図表 1 大手企業

-「今後の

IT 予算見込み(当年度計画に対する次年度予測)」

9.7%

12.0%

12.4%

28.7%

10.8%

10.6%

15.8%

30%以上増加(n=55)

10%以上増加(n=68)

10%未満増加(n=70)

不変(n=162)

10%未満減少(n=61)

10%以上減少(n=60)

30%以上減少(n=89)

n=565

図表 2 中小企業

-「今後の

IT 経費の見込み」

3.0%

45.3%

42.6%

8.3%

0.8%

1. 大幅に減らす予定

2.多少減らす予定

3.不変

4. 多少増やす予定

5.大幅に増やす予定

N=1,856

【大手企業】

【中小企業】

13.9% 10.7% 7.2% 1.4% 1.3% 2.7% 77.6% 71.3% 69.9% 27.9% 25.2% 50.5% 8.1% 16.7% 22.9% 70.5% 73.1% 46.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%100% 業務効率(省力化、業務コスト削減)(n=657) 業務スピード(リードタイム短縮等)(n=652) 業務品質・精度(n=651) 製品・サービス開発力(n=631) 市場シェア拡大(n=635) 顧客満足度向上(n=638) 大いに効果あり 効果あり 効果なし 逆効果

【IT投資効果の状況】

【大手企業】

16

70.6% 72.2% 55.7% 70.9% 73.4% 61.4% 88.6% 84.1% 84.4% 61.0% 86.5% 74.2% 80.5% 40.4% 82.2% 86.3% 74.0% 51.8% 62.3% 85.9% 77.5% 79.3% 22.6% 18.3% 29.7% 20.4% 17.3% 23.2% 6.8% 10.2% 8.4% 32.1% 8.7% 12.3% 9.6% 9.4% 8.4% 9.2% 10.3% 10.6% 15.4% 8.5% 11.4% 9.1% 0.4% 0.2% 5.8% 1.0% 1.1% 2.8% 0.9% 0.6% 0.5% 1.6% 0.3% 1.1% 1.6% 17.9% 1.1% 1.0% 5.7% 25.1% 6.3% 0.3% 0.2% 0.7% 0.8% 0.2% 0.5% 1.6% 3.5% 0.2% 0.2% 0.5% 0.2% 0.1% 2.6% 0.7% 2.5% 0.3% 0.8% 2.1% 1.4% 6.3% 8.5% 8.6% 7.2% 6.6% 9.1% 3.4% 5.0% 6.2% 5.1% 4.5% 9.8% 7.7% 29.8% 8.2% 3.5% 9.9% 12.2% 16.0% 4.4% 8.8% 9.5% 0% 20% 40% 60% 80% 100% a. 財務会計(経営管理を含む) b. 人事・総務 c. 顧客管理・マーケティング d. 物流・在庫 e. 生産・製造 f. 研究・開発 g. パソコン h. サーバー i. 社内LAN( 無線LANを含む) j. インターネット環境(情報収集など) k. オフィス系ソフト l. グループウェア(掲示板、電子会議室、予定表等) m. メール n. 会社紹介用のホームページ o. 発注・仕入(取引先との標準EDI) p. 発注・仕入(独自システム) q. 受注・販売(取引先との標準EDI) r. 受注・販売(eコース用のホームページ) s. アフターサービス(コールセンターを含む) t. 各種の指示・報告のIT化による連携 u. グループウェア(掲示板、電子会議室、予定表等) v. メール Q 3. 4. 1 基 幹 業 務 の IT 化 状 況 と 計 画 Q 3. 4. 2 自社内の IT 導入 状況と 今後 の計画 Q 3. 4. 3 取引 先( 仕入先) と の関係 Q 3. 4. 4 販売先と の 関係 Q 3. 4. 5 本 社 と 支 社 ・拠 点 と の 間 の 情 報 の や り 取 り 1.業務の効率化に役立った 2.有用なデータが得られるようになった 3.売上や顧客数が増加した 4.従業員の士気が高揚した 5.特になし

【中小企業】

●大手企業と中小企業との違い

その2

中小企業では、大手よりもクラウド活用に積極的だが、

その利点や欠点などを正確に把握し、案件により最適な

仕組みを使い分けられるようになるには、事例などの

情報収集が求められる。

(17)

6.まとめ

●中小企業のIT活用に関する今後の課題

(1) サプライチェーンを構成する企業間のシステム連携が不十分

(2) 取引用の複数システム導入や他業務との連携不足で業務効率が悪化

(3) IT投資における資源や活用のための人材不足

●今後の方向性

中小企業のIT活用課題の解決への取り組みは、大きく2つに分類できる。

(1) 中小企業自身、および、取引先の大手企業とのバリューチェーン最適化など、

企業レベルでの取り組み

(2) 民間企業の自助努力だけでは解決が難しい、国・社会レベルでの取り組み

※企業レベルでの取り組み

(1) バリューチェーンを構成する中小企業のIT化に対する大手企業による支援

(2) クラウドサービスの積極的な活用

※国・社会レベルでの取り組み

(1) クラウド基盤の標準化や利用促進

(2) ITリテラシ教育の充実

(3) IT利活用に関する支援体制の整備

(4) 各種コードの標準化や情報活用を阻害する規制の緩和

17

(18)

●我が国のIT活用力の強化に向けた今後の取り組み

以上

大手企業

中小企業

連携

守りのIT導入

攻めのIT活用

商流

(企業の壁を越えた連携)

社会インフラ

(経済活動における 連携を越えて、個人生活までも採り 込んだ連携)

システムベンダー

IT融合による

イノベーション

情報サービス

の提供

情報サービス

市場の

適正化、活性化

・新製品開発

・チャネル開拓

・コスト削減

・生産性向上

変革

拡張、差別化

ITの効果的適用による

活性化

ITの確実な適用による

充実化

国際競争力の強化

変革

18

参照

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