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電気電子工学CH-2_1017_v2済

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Academic year: 2021

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(1)

基礎電⼦⼯学CH-2

曽我部 東⾺

i-PERC

電気通信⼤学

電気通信⼤学

i-パワードエネルギーシステム研究センター(i-PERC)

(2)

2

先週の

OUTLINE

⿊体輻射

量⼦論の誕⽣

光量⼦論

電⼦の古典⼒学特性

原⼦構造における電⼦の早期量⼦論

電⼦波とは何?

量⼦論

量⼦論

(3)

3

今週の概要:

円運動の方程式

量⼦⼒学

量⼦論

電⼦波

不確定性原理

シュレーディンガー方程式の導き

複素数表現の導入

(4)

4

𝑷

=

𝒉

𝝀

波動性と粒⼦性

電⼦や光⼦において、次の関係が成⽴する:

𝑬 = 𝒉𝝂

1個の光⼦(電⼦)のエネルギー

光⼦(電⼦)の運動量

(5)

5

𝑦 = 𝐴𝑐𝑜𝑠{2𝜋 𝜈𝑡 −

𝑥

𝜆

}

𝑦 = 𝐴𝑐𝑜𝑠{2𝜋 𝜈𝑡 −

𝑝

𝑥 }

X 方向に進む波(余弦波と仮定する)は次のような式で書ける。

三⾓関数を表⽰した波:

(6)

6

𝑦 = 𝐴𝑐𝑜𝑠{2𝜋 𝜈𝑡 −

𝑥

𝜆

}

X 方向に進む波(余弦波と仮定する)は次のような式で書ける。

三⾓関数を表⽰した波:

𝒚 = 𝑨𝒄𝒐𝒔{𝟐𝝅

𝒑

𝒉

𝒙 }

更に

𝑡 = 0 と仮定し、

𝑷

=

𝒉

𝝀

という関係式を導入すると:

(7)

7

𝒚 = 𝑨𝒄𝒐𝒔 𝟐𝝅

𝒑

𝒉

𝒙

𝒚 = 𝒄𝒐𝒔{ 𝟐𝝅

𝟏

𝜆

𝒙 }

𝓴 =

𝟐𝝅

𝜆

𝒚 = 𝒄𝒐𝒔

𝓴

𝒙

𝒑 =

𝒉𝓴

𝟐𝝅

=

𝒉

𝟐𝝅

𝓴 = ℏ𝓴

𝓴 =

𝟐𝝅

𝒑

𝒉

𝓴 =

𝟐𝝅

𝝀

波数

𝓴を導入する:

𝒚 = 𝑨𝒄𝒐𝒔

𝒑

𝒙

𝒑 = ℏ

𝓴

ℏ =

𝒉

𝟐𝝅

(8)

8

(9)

9

波の合成:

𝒄𝒐𝒔(𝟗𝒙)

𝒄𝒐𝒔(𝟏𝟎𝒙)

𝒄𝒐𝒔(𝟏𝟏𝒙)

𝒚 = 𝒄𝒐𝒔

𝓴

𝒙

例:

𝓴 = 𝟗, 𝟏𝟎, 𝟏𝟏 (𝒑 = 𝟗ℏ, 𝟏𝟎ℏ, 𝟏𝟏ℏ)

𝒙

(10)

10

𝒄𝒐𝒔 𝟗𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟎𝒙 + 𝒄𝒐𝒔(𝟏𝟏𝒙)

𝒄𝒐𝒔(𝟗𝒙)

𝒄𝒐𝒔(𝟏𝟎𝒙)

𝒄𝒐𝒔(𝟏𝟏𝒙)

(11)

11

𝒄𝒐𝒔 𝟗𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟎𝒙 + 𝒄𝒐𝒔(𝟏𝟏𝒙)

𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟎𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟏𝒙 + 𝒄𝒐𝒔(𝟏𝟑𝒙) + 𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟒𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟗𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟖𝒙 + 𝒄𝒐𝒔(𝟕𝒙)

波の合成:③

(12)

12

𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟎𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟏𝒙 + 𝒄𝒐𝒔(𝟏𝟑𝒙) + 𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟒𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟗𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟖𝒙 + 𝒄𝒐𝒔(𝟕𝒙)

𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟎𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟎. 𝟓𝒙 + 𝒄𝒐𝒔(𝟏𝟏𝒙) + 𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟏. 𝟓𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟐𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟗. 𝟓𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟗𝒙 +

𝒄𝒐𝒔 𝟖. 𝟓𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟖𝒙 + 𝒄𝒐𝒔 𝟕. 𝟓𝒙 + 𝒄𝒐𝒔(𝟕𝒙)

波の合成:④

𝒙

(13)

13

= cos 10𝑥

sin 10𝑥

𝑥

= cos 10𝑥

sin 20𝑥

𝑥

W

𝒄𝒐𝒔 𝒌𝒙 𝒅𝒌 (𝓴

𝟎

= 𝟏𝟎)

𝓴

𝟎

Z𝟏𝟎

𝓴

𝟎

[𝟏𝟎

W

𝒄𝒐𝒔 𝒌𝒙 𝒅𝒌 (𝓴

𝟎

= 𝟏𝟎)

𝓴

𝟎

Z𝟐𝟎

𝓴

𝟎

[𝟐𝟎

波の合成:究極

𝒙

(14)

14

不確定性原理

W

𝓴

𝟎

Z𝟏𝟎

𝒄𝒐𝒔 𝓴𝒙 𝒅𝓴 (𝓴

𝟎

= 𝟏𝟎)

𝓴

𝟎

[𝟏𝟎

𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟎𝒙

𝓴 = 𝟏𝟎 →

𝒑 = ℏ𝓴 = 𝟏𝟎ℏ

𝒙

𝒙

運動量が1個の場合、波は

𝒙方向に進行してしまう!

運動量が確定、波の場所は非確定となる

𝓴は𝓴

𝟎

− 𝟏𝟎から𝓴

𝟎

𝟏𝟎まで、

0.001の刻みで変化し、総勢

20000個の𝓴を使い、

𝒄𝒐𝒔 𝓴𝒙 の和を取った。波は

0付近に集約している

運動量が不確定になるにつれ、

波の場所は確定に近づいてい

𝒑~ℏ𝓴(20000個)

(15)

15

不確定性原理:𝒑 & 𝒙

𝒚 = 𝒄𝒐𝒔

𝓴

𝒙

𝒚 = 𝒄𝒐𝒔

𝒙𝓴

= cos 10𝓴

sin 10𝓴

𝓴

W

𝒄𝒐𝒔 𝒙𝓴 𝒅𝒙 (𝒙

𝟎

= 𝟏𝟎)

𝒙

𝟎

Z𝟏𝟎

𝒙

𝟎

[𝟏𝟎

𝓴

𝓴と𝒙 交換

(16)

16

W

𝒄𝒐𝒔 𝒙

𝓴

𝒅𝒙 (𝒙

𝟎

= 𝟏𝟎)

𝒙

𝟎

Z𝟏𝟎

𝒙

𝟎

[𝟏𝟎

𝒄𝒐𝒔 𝟏𝟎𝓴

𝒙 = 𝟏𝟎

𝓴

𝓴

場所が1ヵ所の場合、運動量は

𝑘方向に進行してしまう!

場所が確定、波の運動量は非確定になる

𝒙は𝒙

𝟎

− 𝟏𝟎から𝒙

𝟎

𝟏𝟎まで、

0.001の刻みで変化し、総勢

20000個の𝒙を使って、 𝒄𝒐𝒔 𝒙𝓴

の和を取った。運動量の波は0付

近に集約している

場所が不確定になるにつれ、

運動量の場所は確定に近づ

いていく

𝒑~ℏ𝓴

𝒑~ℏ𝓴

不確定性原理:𝒑 & 𝒙

(17)

17

𝒚 = 𝑨𝒄𝒐𝒔{𝟐𝝅 𝝂𝒕 −

𝒑

𝒉

𝒙 }

𝒚 = 𝑨𝒄𝒐𝒔(𝟐𝝅𝜈𝑡)

X ⽅向に進む波(余弦波と仮定する)は次のような式で書ける。

更に

𝒙 = 𝟎

と仮定する:

𝑬 = 𝒉𝝂

𝒚 = 𝑨𝒄𝒐𝒔(

𝑬

𝑡)

不確定性原理:𝑬 & 𝒕

(18)

18

𝒚 = 𝒄𝒐𝒔(

𝑬

𝑡)

不確定性原理:𝑬 & 𝒕

𝒚 = 𝒄𝒐𝒔

𝓴

𝒙

𝒚 = 𝒄𝒐𝒔

𝒑

𝒙

𝒚 =

𝒄𝒐𝒔(𝟐𝝅𝜈𝑡)

不確定性原理:

𝑬

& 𝒕

も成⽴する

不確定性原理:

𝒑

& 𝒙

が成⽴なので、

(19)

19

𝑦 = 𝐴𝑐𝑜𝑠{2𝜋 𝜈𝑡 −

𝑥

𝜆

}

𝑦 = 𝐴𝑐𝑜𝑠{2𝜋 𝜈𝑡 −

𝑝

𝑥 }

X ⽅向に進む波(余弦波と仮定する)は次のような式で書ける。

三⾓関数を表⽰した波:

𝑦 = 𝐴𝑐𝑜𝑠 𝜔𝑡 − 𝓴𝑥

𝝎 = 𝟐𝝅𝝂 =

𝑬

𝓴 =

𝒑

(20)

20

𝑦 = 𝐴𝑐𝑜𝑠 𝜔𝑡 − 𝓴𝑥

単振動の波動⽅程式:

(21)

21

𝝀

(22)

22

円運動における波の描像:

𝑥 = 𝑟𝑐𝑜𝑠(𝑤𝑡 + 𝓴𝒙

)

𝑦 = 𝑟𝑠𝑖𝑛(𝑤𝑡 + 𝓴𝒙)

𝒙

𝟐

+ 𝒚

𝟐

= 𝒓

𝟐

二次元の表現を一つの

式に統一したい!

(23)

23

解決策:二次元の表現を一つの式に複素数の導入

𝑎

𝑏

Re

Im

𝜃

𝑧 = 𝑎 + 𝑖𝑏

𝑎 = 𝑟𝑐𝑜𝑠(𝜃)

𝑏 = 𝑟𝑠𝑖𝑛(𝜃)

𝑧 = 𝑟𝑐𝑜𝑠 𝜃 + 𝑖 𝑟𝑠𝑖𝑛(𝜃)

オイラー等式:

𝑒

pq

= cos 𝜃 + 𝑖 sin 𝜃

𝑧 = 𝑟𝑒

pq

(24)

24

二次元の表現を一つの式に:

𝜽 =

𝒘𝒕 + 𝓴𝒙

𝑧 = 𝑟𝑐𝑜𝑠

𝑤𝑡 + 𝓴𝒙

+ 𝑖 𝑟𝑠𝑖𝑛(

𝑤𝑡 + 𝓴𝒙

)

オイラー等式:

𝑒

pq

= cos 𝜃 + 𝑖 sin 𝜃

𝑧 = 𝑟𝑒

p(

tuZ𝓴𝒙)

Re

Im

(25)

25

𝑧 = 𝑟𝑒

p(

tuZ𝓴𝒙)

Ψ 𝑥, 𝑡 = 𝑟𝑒

p(

tuZ𝓴𝒙)

(26)

26

Ψ 𝑥, 𝑡 = 𝑟𝑒

p(

tuZ𝓴𝒙)

𝐸 =

1

2

mv

z

自由電子の

波動方程式の導入

Ψ 𝑥, 𝑡 = 𝑟𝑒

p(

𝑬

uZ

𝒑

𝒙)

𝑝 = 𝑚v

𝑬 =

𝐩

𝟐

𝟐𝒎

自由電子のエネルギー

自由電子の運動量:

(27)

27

Ψ 𝑥, 𝑡 = 𝑟𝑒

p(

𝑬

uZ

𝒑

𝒙)

𝜕Ψ 𝑥, 𝑡

𝜕𝑡

=

𝑖

𝑬

Ψ 𝑥, 𝑡

𝜕Ψ 𝑥, 𝑡

𝜕𝑥

=

𝑝

Ψ 𝑥, 𝑡

𝜕

z

Ψ 𝑥, 𝑡

𝜕𝑥

z

=

𝒑

𝟐

𝟐

Ψ 𝑥, 𝑡

自由電子の波動方程式の微分遊び

(28)

28

𝜕Ψ 𝑥, 𝑡

𝜕𝑡

=

𝑖

𝑬Ψ 𝑥, 𝑡

𝜕

z

Ψ 𝑥, 𝑡

𝜕𝑥

z

=

𝑝

z

𝟐

Ψ 𝑥, 𝑡

𝑖

𝜕Ψ 𝑥, 𝑡

𝜕𝑡

= 𝑬Ψ 𝑥, 𝑡

𝟐

2𝑚

𝜕

z

Ψ 𝑥, 𝑡

𝜕𝑥

z

=

𝑝

z

𝟐𝒎

Ψ 𝑥, 𝑡

𝒊

𝝏𝜳 𝒙, 𝒕

𝝏𝒕

𝟐

𝟐𝒎

𝝏

𝟐

𝜳 𝒙, 𝒕

𝝏𝒙

𝟐

= 𝟎

自由電子の

波動方程式 +

𝑬~𝒑 関係式

𝐸 =

𝑝

z

𝟐𝒎

(29)

29

𝒊

𝝏𝜳 𝒙, 𝒕

𝝏𝒕

𝟐

𝟐𝒎

𝝏

𝟐

𝜳 𝒙, 𝒕

𝝏𝒙

𝟐

= 𝟎

𝒊ℏ

𝝏𝜳 𝒙, 𝒕

𝝏𝒕

= −

𝟐

𝟐𝒎

𝝏

𝟐

𝜳 𝒙, 𝒕

𝝏𝒙

𝟐

𝒊

𝟐

= −𝟏

⾃由電⼦の

波動⽅程式からシュレーディンガー⽅程式

シュレーディンガー方程式

(30)

30

𝒊ℏ

𝝏𝜳 𝒙, 𝒕

𝝏𝒕

= −

𝟐

𝟐𝒎

𝝏

𝟐

𝜳 𝒙, 𝒕

𝝏𝒙

𝟐

𝑬 =

𝒑

𝟐

𝟐𝒎

𝑬 → 𝒊ℏ

𝝏

𝝏𝒕

𝒑 → 𝒊ℏ

𝝏

𝝏𝒙

演算子という概念の導入:

エネルギー演算子

運動量演算子

(31)

31

自由電子ではない場合の

波動方程式の導入:

二重スリット実験

波動関数

確率波

シュレーディンガーの猫

1次元の無限に高い井戸型ポテンシャルのシュレーディン

ガー方程式の解:

来週の予告

参照

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