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2情報化協力(特情室・海協班修正済)

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Academic year: 2021

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2.情 報 化 協 力

(1)各国知的財産権庁における近代化(情報化)支援

1)フィリピン「フィリピン工業所有権近代化プロジェクト」

当庁ではフィリピン知的財産権庁(IPOP; Intellectual Property Office of the Philippines)に対し、 1999 年 5 月から 2003 年 5 月まで JICA を通じた協力(工業所有権近代化プロジェクト)を行いました。 この協力では、当庁職員延べ 4 名を長期専門家として派遣し、特許事務処理システム構築を通じた IPOP の人材育成および事務処理能力の向上に貢献しました。 また、上記協力以前にも、1995 年 3 月から 1997 年 3 月まで文字商標検索処理について、1996 年 5 月から 1998 年 5 月まで商標事務処理について、1997 年 4 月から 2000 年 4 月まで商標管理処理につ いて、それぞれのシステム構築を通じて人材育成を行いました。 このプロジェクトのフォローアップのため特許庁は短期専門家を派遣するなどの支援を行い、このプ ロジェクトは 2007 年 3 月に完了しました。 2)ベトナム「ベトナム工業所有権業務近代化プロジェクト」/「ベトナム知的財産権情報活用プロジェクト」 当庁ではベトナム国家知的財産権庁(NOIP; National Office of Intellectual Property of Viet Nam) に対し、2000 年 4 月から 2004 年 6 月まで、JICA を通じた協力(ベトナム工業所有権業務近代化プロジ ェクト)を実施し、当庁職員延べ 4 名を長期専門家として派遣して出願事務処理システムの構築および それにかかる人材育成を実施しました。2005 年 1 月からは、さらに発展したプロジェクト(フェーズ 2)とし て「ベトナム知的財産権情報活用プロジェクト」を実施し、当庁職員延べ 3 名を長期専門家として派遣 するなどの支援を行い、このプロジェクトは 2009 年 3 月に完了しました。 3)タイ「タイ工業所有権情報センター(IPIC)プロジェクト」

当庁ではタイ知的財産権局(DIP; Department of Intellectual Property)に対して、1995 年 7 月から 2000 年 6 月までの 5 年間、JICA を通じた協力(産業財産権情報センター(IPIC)プロジェクト)を行いま した。この協力の実施期間中、当庁職員延べ 5 名を長期専門家として派遣し、特許検索システム構築、 外部情報発信関連システム構築を通じた、DIP の人材育成および審査能力の向上等に貢献しました。

また、2002 年 3 月から 2003 年 3 月までの 1 年間、上記 IPIC プロジェクトフォローアップ(IT アドバイ ザー)として JICA を通じて当庁職員 1 名を長期専門家として派遣し、DIP の更なる近代化に向けて DIP 職員に対しシステム構築のためのアドバイスを行いました。

4)インドネシア「JICA 開発調査(インドネシア国知的財産権行政 IT 化計画調査)」/「JICA インドネシア国 工業所有権行政改善プロジェクト」

当庁では、インドネシア知的財産権庁(the Directorate General of Intellectual Property Rights (DGIPR))に対し、2005 年 6 月より 2007 年 3 月まで JICA の開発調査(知的財産権行政IT化計画調査) により、知財行政の IT 化の支援を行いました。

また 1994 年より 2010 年 6 月まで、JICA を通じた協力(工業所有権行政改善プロジェクト)を実施し ました。同プロジェクトにおいて、知財行政の情報化に関する助言及び指導を行うために専門家を派遣 しました。

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5)マレーシア「JICA 開発調査(情報技術活用支援)」/マレーシア「知的財産権人材育成に係る MyIPO 行政能力向上プロジェクト」

当庁ではマレーシア知的財産公社(MyIPO: Intellectual Property Corporation of Malaysia)に対して、 JICA の開発調査により工業意匠に係るシステム構築等の支援を行いました。 この開発調査を受け、2007 年 6 月より 2010 年 5 月まで、マレーシア知的財産公社(MyIPO)に対し、 JICA を通じた協力(マレーシア知的財産権人材育成に係る MyIPO 行政能力向上プロジェクト)を行い ました。このプロジェクトは、MyIPO に職種別中期研修計画を策定できる持続的な行政システムを確立 し、機能させることを目的として実施されました。 6)短期専門家派遣 WIPO への任意拠出金スキーム、JICA スキームにより、年間 20 人程度を短期専門家として各国知 的財産権庁へ派遣し、近代化支援を行っています。

(2)公開特許公報英文抄録(PAJ)の作成・送付

日本に出願された技術について、海外で第三者により特許取得される問題等を未然に防ぎ、途上 国における審査の質の向上に資するため、公開特許公報の書誌事項及び要約部分の英文翻訳(英文 抄録)と代表図面からなる公開特許公報英文抄録(PAJ)CD-ROM を作成しています。また、1995 年 4 月から海外特許庁及び国際機関等に無償で送付しています(2015 年 7 月時点で 83 か所)。

(3)外国産業財産権制度情報整備協力事業

当庁では 1999 年から 2003 年までの間、主要各国の産業財産権法令 CD-ROM を作成し、検索機 能を付加した上 APEC 諸国を中心に無償配布しておりました。2004 年からは特許庁ホームページを通 じ、主要各国の産業財産権法令を提供しています。

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(4)各国知的財産権庁における近代化(情報化)支援

1)フィリピン

実施機関

フィリピン知的財産権庁 Intellectual Property Office of the Philippines: IPOP

職員数:252名 内審査官 特実41名、意匠不明、商標26人(2012年現在) 住所:28 Upper McKinley Road, McKinley Hill Town Center

Fort Bonifacio, Taguig City 1634, Philippines URL:http://www.ipophil.gov.ph 特許庁は、フィリピンにおいてJICAプロジェクト方式技術協力によって、専門家による特許出願事務処 理の機械化に関する指導・助言を以下の通り行いました。 フィリピン工業所有権近代化プロジェクト 1999 年 5 月から 2003 年 5 月までの 4 年間にわたる「フィリピン工業所有権近代化プロジェクト」(JICA プ ロジェクト方式技術協力)によって、フィリピン知的財産権庁の特許、実用新案、意匠の出願事務処理の機 械化と効果的なシステム運用のため、人材育成を行いました。 IPOP における事務処理システムを構築することを通じて、フィリピン側に産業財産権事務処理の近代化 に必要な技術移転を行いました。構築された事務処理システムは、書誌データベース(コードデータ)及び文 献データベース(イメージデータ)の2つのデータベースを持っており、特許、実用新案、意匠の出願、登録、 公報に関する情報を格納し、その情報を有効に利用してフィリピン知的財産権行政事務の迅速化・効率化 を行うものです。 プ ロ ジ ェク トの フ ォロ ーアッ プ のた め、特 許 庁 からも 短 期 専 門 家 を派 遣 し、こ の プ ロ ジ ェク ト は 2007 年 3 月 に完 了 しました。

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2)ベトナム

実施機関

ベトナム国家知的財産権庁 National Office of Intellectual Property: NOIP 職員数:275 名 内審査官:特実 42 名、意匠 12 名、商標 53 名(2011 年現在) 住 所:384-386 Nguyen Trai Street, Thanh Xuan, Hanoi, Vietnam

URL:http://www.noip.gov.vn/web/noip/home/en 特許庁では a. 2009年3月まで、JICA長期専門家を2名派遣し、NOIPの産業財産権業務の近代化を支援するための 技術協力プロジェクトを実施していました。 b. JICA短期専門家を派遣し、産業財産全般に渡る政策等に関する助言や審査官の審査能力向上に関 する様々な協力を行ってきました。 JICA「べトナム工業所有権業務近代化プロジェクト」 「べトナム工業所有権業務近代化プロジェクト」は、NOIPの事務処理を促進することを目的に2000年4月 から2004年6月まで実施されました。出願の受付から最終処分、登録、審判までの一連の事務処理をコンピ ュータシステムを利用した業務にし、事務処理の効率化や標準化を図りました。 プロジェクト専門家は、カウンターパートに対し、事務処理システムの開発及び運用管理に関する技術 指導を行うと共に、出願事務処理を担当する全職員に対して、システムを利用した新たな業務に関する指 導を行い、成果をあげました。 JICA「ベトナム知的財産権情報活用プロジェクト」 URL: http://www.jica.go.jp/project/vietnam/0275139E0/index.html 「ベトナム知的財産権情報活用プロジェクト」は、前述の「べトナム工業所有権業務近代化プロジェクト」 の成果を基に、さらに産業財産権業務の近代化を実現するために、検索システム及び情報提供システム構 築並びにこれら構築を通じた人材育成を目指すプロジェクトです。2005年1月から実施され、特許庁から3名 の長期専門家が派遣されました。2007年2月にはIPDLシステムを公開し、インターネットを通じて工業所有 権情報の照会ができるようになりました。 このプロジェクトは2009年3月に完了しました。 ベトナム知的財産権情報活用プロジェクト開所式 JPO派遣専門家(左奥)がカウンターパートと一緒に電子出願 システム開発に係る提案書の技術評価を実施している様子

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5 3)タイ a. JICA 長期専門家派遣 1993 年 6 月~2002 年 3 月まで、JICA 長期専門家としてタイ知的財産権庁(DIP)へ延べ 10 名を派遣 し、指導及び助言を行いました。 b. JICA プロジェクト方式技術協力フォローアップとしての専門家派遣 2002 年 3 月~2003 年 3 月まで、IPIC プロジェクト方式技術協力によって技術移転された技術および 機材に関するフォローアップのため、ITアドバイザーを派遣し、カウンターパートに対して必要な指導・ 助言を行いました。 実施機関

タイ王国商務省知的財産局 Department of Intellectual Property: DIP 職員数:405 名 内審査官:特実(意匠を含む)42 名、商標 18 名(2011 年現在) 住所:44/100 Sa Nam Bin Nam Road, Muang, Nonthaburi 11000

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6 (4)インドネシア 当庁ではインドネシア知的財産権総局に対し、「工業所有権行政改善プロジェクト」 実施のため、2005 年 2 月から 2010 年 6 月まで、JICA 長期専門家を派遣し、知的財産権を保護する体制整備について協力を 進め、助言・指導及び情報化協力を行いました。例えば 1)知的財産権の模倣品の「エンフォースメント」対 策として、WTO キャパビルと模倣品対策セミナーへの協力を関係機関等(警察、税関、判事、警察官等)に 対して実施、2)インドネシア知的財産権総局の事務処理の「情報化協力」、3)知的財産権に係る「人材育成 協力」などを実施しました。 WIPOジャパン・トラスト・ファンドによるワークショップ テーマ 『知財庁のオートメーションと知財データベースの開発』 JICAスキームによる商標短期専門家コース受講風景 実施機関 インドネシア法務人権省知的財産権総局

Directorate General of Intellectual Property Rights: DGIPR

職員数:523名 内審査官:特実132名、意匠65名、商標146名 (2012年現在) 住所:Jl. Daan Mogot Km. 24 ,Tangerang Banten 15119

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