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宗像市子どもの未来応援計画 平成 30 年 3 月 宗像市

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宗像市子どもの未来応援計画

平成 30 年 3 月

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は じ め に

宗像市では、平成24年に「宗像市子ども基本条例」を制定し、「子どもの権利」「大人の責 務」「子どもにやさしいまち」を3つの柱とし、子どもの健やかな成長が保障されるまちづくり を進めていくことを宣言しています。 また、同条例の行動計画を兼ねた「宗像市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、子ども の教育や福祉等に関する様々な取り組みを行っています。 現在、わが国では、子どもの貧困が社会問題となっており、国は「子どもの貧困対策の推進 に関する法律」及び「子供の貧困対策に関する大綱」を、福岡県は「福岡県子どもの貧困対策 推進計画」を策定し、子どもの貧困対策の推進に向けた取り組みを実施しているところです。 この度、宗像市では、子どもの貧困対策に焦点をあてた初めての計画となる「宗像市子ども の未来応援計画」を策定しました。 この計画に基づき、すべての子どもたちが、自分の可能性を信じ「夢と希望」を持って成長 できる社会の実現に向け、この計画が掲げる4つの視点である「子どもの権利を保障する視点」 「気づき・見守る視点」「切れ目のない支援でつなぐ視点」「自己肯定感を育成する視点」を持 って、関係機関等と連携し事業を進めてまいります。 最後に、この計画の策定にあたり、貴重なご意見をいただいた関係機関や団体の皆様、また、 子どもの生活に関するアンケート調査や市民意見提出手続(パブリック・コメント)にご協力 いただいた市民のみなさまに深く感謝し、心よりお礼を申し上げます。 平成30年3月

宗像市長 谷井 博美

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< 目 次 > 第1章 計画策定の背景 --- 1 第2章 計画の概要 --- 2 1.計画の趣旨 --- 2 2.計画の位置づけ --- 2 3.計画の期間と対象者 --- 2 第3章 本市の子どもを取りまく環境 --- 3 1.計画策定に向けた実態把握 --- 3 (1)「宗像市子どもの生活に関する実態調査」アンケート調査 --- 3 (2)「宗像市子どもに関する支援者調査」ヒアリング調査 --- 3 2.実態調査の分析 --- 4 (1)本市の子どもの実態について --- 4 ①子どもの学習について --- 4 ②子どもの進学について --- 4 ③子どもの食事について --- 5 ④子どもの睡眠について --- 5 ⑤子どものメディアとの接触状況について --- 5 (2)本市の子どもを取りまく環境について --- 6 ①世帯の収入について --- 6 ②子どもの教育費への負担感について --- 6 ③利用したい支援やサービスについて --- 7 ④困ったときや悩みの相談先について --- 7 ⑤保護者の幸福度について --- 7 3.支援者調査の分析(支援者から見た本市の子どもを取りまく環境について) --- 8 4.2つの調査から見えてきた子どもと子どもを取りまく環境の課題 --- 9 (1)子どもの学習に関する資源の確保が必要 --- 9 ①学習の機会や環境の不足 --- 9 ②学習に関する情報の不足 --- 9 (2)子どもの日常生活の改善が必要 --- 9 ①生活習慣の乱れ --- 9 ②子どもの育ちに関する情報の不足 --- 9 (3)子ども等の孤立の防止が必要 --- 9 ①子どもの孤立 --- 9 ②保護者の孤立 --- 9 ③地域との関わりの希薄化 --- 9

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第4章 計画の内容 --- 10 1.基本目標 --- 10 2.基本目標を具現化する施策及び事業 --- 10 事業推進の4つの視点 --- 10 宗像市子どもの未来応援計画施策体系表 --- 11 3.重点施策 --- 12 (1)子どもの学習を支える --- 12 (2)子どもの日常生活を支える --- 13 (3)地域で子どもを支える --- 14 計画の進行管理 --- 15 資料編 --- 17

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第1章 計画策定の背景

第1章

計画策定の背景

本市は、平成24年4月に「宗像市子ども基本条例」を施行し、子どもの健やかな成長が保障される まちづくりを子どもも大人も共に手を取り合って進めていくことを宣言しています。 また、平成27年3月に策定した「宗像市子ども・子育て支援事業計画」は、平成24年8月に成立 した「子ども・子育て支援法」に基づく事業計画であるとともに、「宗像市次世代育成支援対策行動計 画」及び「宗像市子ども基本条例行動計画」にも位置づけられ、本市の子ども・子育てに関する総合的 な指針となっています。 この「宗像市子ども・子育て支援事業計画」については、平成27年度のスタートに向けて、平成2 5年度から市民ニーズ調査を行うなどして策定作業に取り組んでいました。 一方、厚生労働省が行った「平成25年国民生活基礎調査」では、平成24年時点における日本の子 どもの相対的貧困率は 16.3%に上ることが明らかになりました。この数字は直近の調査で 13.9%(平 成27年時点)と低下はしていますが、依然7人の子どものうち1人が貧困の状態にあります。 このような中、「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が平成26年1月に施行され、同年8月に は「子供の貧困対策に関する大綱」が策定されています。 同法により、都道府県は大綱を勘案して子どもの貧困対策についての計画を定めるよう努めることと され、福岡県は平成28年3月に「福岡県子どもの貧困対策推進計画」を策定しています。 前述のとおり、「宗像市子ども・子育て支援事業計画」は、「子ども・子育て支援法」に基づき策定し たものであり、本市の子ども・子育てに関する総合的な指針ですが、遅れて成立した子どもの貧困対策 の推進に関する法律等については、勘案されていない状況です。そのため本市の子どもの貧困対策はど うあるべきかを検討する必要性が生じてきました。 「絶対的貧困」と「相対的貧困」 貧困には二種類の定義があります。一つ目の定義は「絶対的貧困」です。これは、生命を維持する ために最低限必要な衣食住が足りていない状態のことを指します。例えば、途上国で飢餓に苦しんで いる子どもや、ストリートチルドレン等はこれにあたるといえます。 もう一つの定義は、「相対的貧困」です。これは、その地域や社会において「普通」とされる生活 を享受することができない状態のことを指します。この場合、「貧困」であるか否かは、その人が生 きている社会の「普通の生活」との比較によって相対的に判断されます。「貧困」の基準が、その人 が生きている国、地域、時代等によって変化することが「絶対的貧困」との一番の違いです。 「子供の貧困対策に関する大綱」において、「子供の貧困率」を「17歳以下の子供全体に占める 貧困線(等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人員の平方根で割って調整した所得)の中央値の 半分の額)に満たない17歳以下の子供の割合」と定義し、「相対的貧困」の考え方を用いています。 なお、日本で相対的貧困状態といわれる所得は、「4人世帯の可処分所得が 244 万円未満」です。 (OECD:経済協力開発機構の基準を適用) 本市においても子どもの貧困を「子どもの相対的貧困」として捉えています。しかしながら、本市 における「子どもの相対的貧困率」については、厚生労働省が「国民生活基礎調査」において全国値 しか公表していないため、把握することができません。

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第2章 計画の概要

第2章

計画の概要

1.計画の趣旨

「子どもの貧困対策の推進に関する法律」の施行に伴い、国による各種制度も整備されています。特 に「地域子供の未来応援交付金」の補助制度は、地域の特性に応じた子どもの貧困対策に資するよう、 地方自治体において次に掲げる「3つのつなぎ」を実現するための支援体制の整備計画を策定するとと もに、地域のおけるネットワークを構築して必要とする方に支援を届けられるよう求めています。 このような状況の中、本市における子どもの貧困対策には、国が求める「3つのつなぎ」に加え て、「宗像市子ども基本条例」に規定されている子どもの「安心して生きる権利」、「自分らしく生き る権利」、「豊かに育つ権利」、「意見を表明する権利」などを保障していく視点が必要です。 そのため、子どもの権利を中心に据え、「基本的な生活に必要なものは何か」を考えるとともに、 必要なものが満たされない状況、いわゆる「子どもの権利が侵害された状態」が、子どもにどのよう な影響を及ぼすのかを、経済的な面だけではなく多角的に捉えることが必要です。 そこで本市は、子どもの貧困に焦点を当てた計画を策定し、事業を実施するに際しては、「宗像市 子ども基本条例」で定める子どもの権利を保障する視点から、子どもの育ちを支える「学校」、「家庭」、 「地域」が連携し、子どもの将来が生まれ育った環境に左右されることなく、子どもが自分の可能性 を信じ「夢と希望」を持って成長できる取り組みを全庁あげて推進します。

2.計画の位置づけ

本計画は、「子どもの貧困対策の推進に関する法律」第4条に規定される「子どもの貧困対策に関 し、国と協力しつつ地域の状況に応じた施策」を策定するものであるとともに、平成27年3月に策 定した「宗像市子ども・子育て支援事業計画」(「宗像市子ども基本条例行動計画」を兼ねる)を補完 する計画と位置づけます。

3.計画の期間と対象者

本計画の期間は、国の事業期間に合わせて、平成30年度から平成31年度までの2年間としま す。なお、計画期間中の各施策の実施状況及び成果を評価し、国の動向も踏まえながら次期計画(平 成32年度以降)は「子ども・子育て支援事業計画」に含めることとします。 本計画の対象者は、宗像市内に居住するすべての子どもとその保護者、市民(地域住民)、コミュ ニティ、NPO・市民活動団体、関係行政機関、企業・事業者等すべての市民及び法人その他の団体 とします。なお、本計画における「子ども」とは市内に住所を有する18歳未満の者とします。 国が求める「3つのつなぎ」 ① 子どもの発達・成長段階に応じた切れ目のない「つなぎ」 教育と福祉等の「つなぎ」 関係行政機関、地域の企業やNPO、自治会その他の関係者間の「つなぎ」

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第3章 本市の子どもを取りまく環境

第3章

本市の子どもを取りまく環境

1.計画策定に向けた実態把握

子どもの貧困に焦点を当てた計画を策定するに当たって、本市の子どもの状況を確認するため、 貧困に関係する次の項目について、福岡県の数値と比較しました。 項 目 宗像市 福岡県 生活保護を受給する18歳未満の子どもの数(人)【平成26年度】 132 17,893 すべての18歳未満の子どもに占める割合(%):子どもの生活保護率 0.8 2.2 就学援助の対象となる要保護及び準要保護児童生徒数(人)【平成25年度】 1,062 91,521 公立小中学校の全児童生徒数に占める割合(%):就学援助受給率 13.5 22.6 「子どもの生活保護率」と「就学援助受給率」を福岡県全体の数値と比較すると、本市は福岡県 全体よりも低率です。子どもの貧困は、経済的な面を見れば、県全体ほどは悪くはない状況がうかが えます。 しかし、相対的貧困を見る場合、上記項目だけでは状況が十分にわからないため、子どもの置か れた状況を多角的に把握する必要があることから、次のとおり2つの調査を実施しました。 (1)「宗像市子どもの生活に関する実態調査」アンケート調査(以下、「実態調査」という。) 実施期間:平成29年6月 調査対象:児童手当現況届送付対象世帯のうち無作為抽出した 5,000 世帯の保護者 調査項目:世帯の状況(人数、保護者の就労状況、収入等)、子どもの状況(学習時間、食事、 就寝・起床時間、メディアとの接触等)、利用したい支援・サービス、幸福度等 回 答 数 :2,892(回収率 57.8%) ※調査結果の詳細については別添資料を参照 (2)「宗像市子どもに関する支援者調査」ヒアリング調査(以下、「支援者調査」という。) 実施期間:平成29年8月~10月 調査対象:コミュニティ運営協議会、主任児童委員、市民活動団体等計14団体 調査項目:子どもたちが置かれている環境の課題、課題解決に向けた支援の方策、地域で関 わる子どもたちの様子、ネットワークの必要性等 ※調査結果の詳細については別添資料を参照

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第3章 本市の子どもを取りまく環境

2.実態調査の分析

(1)本市の子どもの実態について 実態調査の結果について、子どもの生活に深く関わる次の5つの項目(子どもの学習、保護者 の進学希望、子どもの食事、子どもの睡眠、子どものメディア接触状況)について以下のように 分析しました。 ①子どもの学習について 小中学生の1日あたりの勉強時間は、「30 分~1時間未満」と回答した人が 40.8%と最も多く、 平均時間は約 62 分でした。これは学年が上がるほど、そして世帯収入が高くなるほど平均時間が 長くなる傾向でした。 【子どもの1日あたりの勉強時間(小中高生のみ)(子ども学年別)】 注)平均時間の算出方法…まったくしない:「0」、30 分未満:「15」、30 分~1 時間未満:「45」、1 時間~2 時間未満:「90」、2 時間~3 時間 未満:「150」、3 時間以上:「210」のポイントを与え、それを加重平均したもの。 なお、「わからない」、「無回答」は算出から除外している。 また、家庭内に子どもが宿題や勉強ができる場所の有無は、「ある」が 80.6%と大半を占めまし たが、7.1%の人が「ない」と回答しています。世帯収入が低い世帯ほど「ない」と回答する人が 多く、収入が 200 万円未満の世帯では「ない」と回答した割合が 12.9%でした。 ②子どもの進学について 子どもの進学についての保護者の希望をみると、「短大・大学」が 60.7%と最も多く、以下「高 校」(9.6%)、「専門学校・高等専門学校」(8.2%)でした。これを世帯収入別に見ると、世帯収入 が低い世帯では「高校」、高い世帯では「短大・大学」と回答する人が多くなる傾向でした。 また、保護者の希望するとおりに子どもが進学すると思うかという問いに対しては、「思う」が 19.1%、「思わない」が 15.4%、「わからない」が 63.7%でした。その中で「思わない」との回答 者への追加質問でその理由を尋ねると、「子どもの希望と異なるから」(22.5%)、「子どもの学力か ら考えて」(21.4%)に続き、「経済的な余裕がないから」(19.1%)があがりました。この「経済 的な余裕がないから」という回答は世帯収入が低い世帯ほど割合が高くなる傾向でした。 まったく しない 30分未満 30分~ 1時間未満 1時間~ 2時間未満 2時間~ 3時間未満 3時間以上 わからない 無回答 凡例 (n=1,962) 61.7 小学1~3年生 (7~9歳) (n=475) 42.1 小学4~6年生 (10~12歳) (n=525) 56.5 中学生(13~15歳) (n=594) 75.2 高校生など (16~18歳) (n=368) 74.0 全   体 子 ど も 学 年 別 平均 時間 (分) 3.8 1.7 1.0 4.0 10.3 16.1 28.6 12.4 11.4 12.5 40.8 53.1 55.2 29.8 22.0 24.7 11.6 25.5 33.5 26.4 7.5 1.3 3.0 13.0 13.3 2.0 0.4 3.2 5.2 2.1 0.2 0.6 1.3 7.9 3.0 3.6 1.9 3.7 2.4 0% 20% 40% 60% 80% 100%

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第3章 本市の子どもを取りまく環境 ③子どもの食事について 朝食の摂取状況をみると、「毎日食べる」が 90.5%を占めるものの、「ほとんど食べない」(1.4%)、 「まったく食べない」(0.4%)も少数ですがありました。しかし、ひとり親世帯では「ほとんど食 べない」が 5.6%、「まったく食べない」が 2.2%となっており、世帯収入が 200 万円未満の世帯で は「ほとんど食べない」が 2.5%、「まったく食べない」が 2.0%と、ひとり親家庭や世帯収入の低 い世帯の方が朝食を食べない子どもの割合が高い状況でした。 また、子どものふだんの夕食のとりかたについては、「家族と一緒に食べることが多い」が 75.1% となっていました。世帯収入による差は顕著ではありませんでしたが、ひとり親世帯では 65.7% とその割合が下がっていました。 【子どもの朝食の摂取状況(全体・世帯類型別)】 ④子どもの睡眠について 子どもの起床状況は、ほとんどの世帯(94.6%)において、平日の起床時間が決まっている状況 で、世帯類型別、世帯収入別にみてもさほど差異はありませんでした。 一方、子どもの就寝状況は、「決まっている」と回答した人が 81.7%とこれも大半を占めていま したが、世帯類型別に見るとひとり親世帯の子どもの就寝時間がやや遅く「23 時台」に子どもが 就寝するという回答が 20.8%となっていました。 ⑤子どものメディアとの接触状況について 平日の子どものテレビやDVDの視聴時間は、「1~2 時間未満」が 37.4%で最も多く、「見てい ない」は 6.3%となっています。なお、平均視聴時間は約 90 分でしたが、世帯類型別に見るとひ とり親世帯は平均視聴時間が約 104 分と長く、また、世帯収入別に見ると世帯収入が低いほど平均 視聴時間が長くなる傾向がありました。 平日の子どものゲーム実施時間については、「しない」が 42.2%、「1 時間未満」が 28.3%、「1 ~2 時間未満」が 15.8%となっています。平均実施時間は約 42 分でしたが、世帯類型別に見ると ひとり親世帯の平均実施時間は約 63 分と長く、また、世帯収入別に見ると世帯収入が低いほど平 均実施時間が長くなる傾向でした。 毎日食べる ときどき食べる ほとんど食べない まったく食べない 無回答 凡例 (N=2,892) ひとり親二世代世帯 (n=178)  母親と子どものみ (n=167)   父親と子どものみ (n=11) 夫婦・子どものみ 二世代世帯 (n=2,287) 祖父母・夫婦・子ども のみ三世代世帯 (n=238) その他 (n=152) 全   体 世 帯 類 型 別 90.5 73.6 74.3 63.6 91.6 94.1 87.5 5.5 16.3 15.6 27.3 4.6 3.8 9.9 1.4 5.6 5.4 9.1 1.0 1.3 2.0 0.4 2.2 2.4 0.3 0.4 0.7 2.1 2.2 2.4 2.4 0.4 0% 20% 40% 60% 80% 100%

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第3章 本市の子どもを取りまく環境 (2)本市の子どもを取りまく環境について 次に子どもを取りまく環境について、子どもに与える影響が大きいと思われる「家庭の経済状 況」や「家庭と地域の関係」などに関する5つの項目(世帯収入、教育費の負担感、利用したい 支援やサービス、悩みの相談先、保護者の幸福度)について以下のように分析しました。 ①世帯の収入について 子どもの属する世帯の前年の家族全員の収入(児童手当等の公的な援助を除く)の合計額につい て、調査結果から平均収入額は 5,125,450 円でした。(平均収入額の算出方法は下記の注意事項を 参照)収入額「300 万円未満」の世帯は全体の 13.5%ですが、ひとり親世帯となると、平均収入額 が 2,314,935 円となり、収入額「300 万円未満」の世帯の割合が 62.9%となっています。 【前年(2016 年)の家族全員の収入の合計額(全体・世帯類型別)】 注)平均収入額の算出方法…50 万円未満:「250,000」、50~100 万円未満:「750,000」、100~200 万円未満:「1,500,000」、200~300 万円 未満:「2,500,000」、300~400 万円未満:「3,500,000」、400~500 万円未満:「4,500,000」、500~600 万円未 満:「5,500,000」、600~700 万円未満:「6,500,000」、700~800 万円未満:「7,500,000」、800 万円以上: 「8,500,000」のポイントを与え、それを加重平均したもの。 なお、「わからない」、「無回答」は算出から除外している。 ②子どもの教育費への負担感について 子どもの教育費で負担が大きいと感じる(感じた)もの(複数回答可)は、「習い事の費用」が 32.8%と最も多く、次いで「塾の費用」(22.7%)、「学用品費」(22.5%)、「授業料」(20.9%)で した。一方、「負担が大きいと感じるものは無い」と約2割の人が回答していました。世帯収入別 に見ると世帯収入が 200 万円未満の世帯の回答では、子どもの教育にかかる基礎的な経費である 「学用品費」(39.8%)と「給食費」(21.4%)の負担感が高くなっています。 50万円 未満 50~ 100万 円未満 100~ 200万 円未満 200~ 300万 円未満 300~ 400万 円未満 400~ 500万 円未満 500~ 600万 円未満 600~ 700万 円未満 700~ 800万 円未満 800万 円以上 わから ない 無回答 凡例 平均収入額(円) (N=2,892) 5,125,450 ひとり親二世代世帯 (n=178) 2,314,935  母親と子どものみ (n=167) 2,176,573   父親と子どものみ (n=11) 4,113,636 夫婦・子どものみ 二世代世帯 (n=2,287) 5,417,411 祖父母・夫婦・子ども のみ三世代世帯 (n=238) 5,261,597 その他 (n=152) 3,388,349 全   体 世 帯 類 型 別 1.1 5.6 5.4 9.1 0.7 0.4 3.3 1.1 9.0 9.6 0.5 2.0 4.8 30.9 32.3 9.1 2.4 2.5 13.2 6.5 17.4 18.0 9.1 5.2 5.5 15.8 14.3 13.5 13.2 18.2 14.1 17.6 11.8 13.5 4.5 3.6 18.2 14.4 13.4 9.2 16.0 3.4 1.8 27.3 18.0 15.1 2.6 10.1 1.1 1.2 11.4 5.9 6.6 7.8 0.6 0.6 8.6 10.9 11.2 0.6 9.1 12.7 10.1 3.3 6.6 3.9 4.2 5.2 11.3 23.7 7.1 9.6 10.2 6.7 7.1 8.6 0% 20% 40% 60% 80% 100%

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第3章 本市の子どもを取りまく環境 ③利用したい支援やサービスについて 保護者が「あったら利用したい」と思う支援やサービス(複数回答可)は、「学校や家庭以外で 子どもが勉強できる場所」と回答する人が 46.5%で最も多く、続いて「自分(保護者)が仕事や 職業に活かせる資格をとるための支援」(34.5%)、「放課後や休日に子どもを預かってくれる場所」 (30.4%)、「子ども食堂など地域の人が子どもに食事を提供してくれる場所」(13.9%)でした。 この中で「子ども食堂など地域の人が子どもに食事を提供してくれる場所」については、ひとり親 世帯で 21.3%と他の世帯類型に比べて高い割合となっていました。 ④困ったときや悩みの相談先について 困ったときの悩みの相談先(複数回答可)をみると、「配偶者・パートナー」が 76.0%、「自分 の親」が 65.1%とこの2者が多く、その他にも「近所に住む知人や友人」等の近親者が中心とな っていました。なお、世帯収入別に見ると相談先が「いない」との回答が、全世帯では 1.6%のと ころ、世帯の収入が低いほどその割合が高く、200 万円未満の世帯で 8.0%となりました。また、 世帯類型別に見るとひとり親世帯では1割近くが相談先が「いない」結果となりました。 ⑤保護者の幸福度について 保護者自身の幸福度を 10 点満点中何点かを尋ねてみると「10 点」を選択した世帯が 27.7%で最 も多く、次いで「8 点」を選択した世帯が 25.4%でした。全体の平均は 8.07 点でした。この結果 から、本市の子育て世帯の幸福度はある程度高い水準にあるものと推測されます。しかし、世帯類 型別に見るとひとり親世帯の幸福度の平均は 6.73 点であり、世帯収入別にみると、世帯収入が低 いほど平均が低い傾向がみられました。 【幸福度(全体・世帯類型別)】 10点 9点 8点 7点 6点 5点 4点 3点 2点 1点 無回答 凡例 (N=2,892) 8.07 ひとり親二世代世帯 (n=178) 6.73  母親と子どものみ (n=167) 6.72   父親と子どものみ (n=11) 6.78 夫婦・子どものみ 二世代世帯 (n=2,287) 8.21 祖父母・夫婦・子ども のみ三世代世帯 (n=238) 8.09 その他 (n=152) 7.37 全   体 世 帯 類 型 別 平 均 27.7 13.5 13.2 18.2 29.2 29.8 19.1 15.7 10.7 11.4 16.6 13.0 9.2 25.4 19.1 19.8 9.1 25.8 23.9 27.0 11.7 11.8 11.4 18.2 11.6 9.7 15.1 5.7 11.2 10.8 18.2 4.9 9.2 5.9 5.4 10.1 10.2 9.1 4.6 7.1 9.9 1.9 5.6 6.0 1.4 2.5 3.3 1.9 6.2 6.6 1.6 0.4 5.3 0.6 3.4 3.0 9.1 0.3 0.4 1.3 0.6 2.8 3.0 0.5 0.7 3.5 5.6 4.8 18.2 3.3 3.8 3.3 0% 20% 40% 60% 80% 100%

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第3章 本市の子どもを取りまく環境

3.支援者調査の分析(支援者から見た本市の子どもを取りまく環境について)

地域では、全地区のコミュニティ運営協議会が市と協働で実施する子どもの居場所づくり事業を 始め、放課後学習支援やプレーパーク、子育てサロンなど、子どもを対象とした活動から保護者を含 めた子育て支援まで様々な取り組みがなされています。 支援者調査では、これらの活動に主体的に取り組み、子どもや保護者と身近に接してあるコミュ ニティ運営協議会や市民活動団体、相談機関の関係者の方々に本市の子どもたちの状況等について尋 ねました。 「子どもたちの様子」については、「家庭環境によって小学校1年生ですでに差がついている」、「各 家庭での考え方、生活レベルの違いがあるのを見て取れる」、「親が積極的に色々な関わりを求めない と孤立しがち」、「子どもをきちんと見ることができない親が増加している」などの課題があげられま した。調査では、支援者と子どもたちの関わる頻度が高いほど、家庭環境など、より多くの情報を得 ている傾向が見受けられました。 子どもたちの様子をより的確に把握するためには、子どもたちと定期的・継続的に関わることが 必要です。 子どもの様子については、地域差が大きく一概には言えませんが、地域行事の参加者の減少等に より全体的に子どもたち(に限らず保護者も)が地域の大人や子ども同士とのつながりが減少してい ることが分かりました。また、「地域の教育力が低下していると感じている」との回答も得られまし た。なお、子どもに対する放任や過干渉といった両極端な親の増加を支援者が感じていることも分か りました。 その他にも、「離島という地理的要因で塾や習い事へ通うことが困難」との意見や、子どもやその 保護者と地域の関係が薄れ、学習や子育てに関する情報等が子どもや保護者にとって手に入りにくい 状況があることが分かりました。 その課題解決・解消に向けた支援の方策について尋ねると、「専門機関との連携」を求める声が多 くあがりました。他には子どもたちと地域の大人たちの接点をより多く持つため、「行事開催に工夫 を凝らす」等といった意見も聞かれました。

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第3章 本市の子どもを取りまく環境

4.2つの調査から見えてきた子どもと子どもを取りまく環境の課題

実態調査及び支援者調査の分析結果からは本市の子どもの相対的貧困率は算出されないものの、 経済的に厳しいため「普通」とされる生活を享受することができない子どもが存在し、またひとり親 世帯の中に子どもの学習環境や生活習慣等に関する課題を抱えた家庭が比較的多く存在することが 確認できました。 そこで、本市のすべての子どもが夢と希望を持って成長していける社会の実現を目指すには何が 必要なのかを検討し、課題を次のように3つに整理しました。 (1)子どもの学習に関する資源の確保が必要 ①学習の機会や環境の不足 経済的又は地理的に学習塾や習い事等学習の機会が制約されているという課題が生じており、 また家庭内に子どもが勉強できる場所がないといった学習環境が十分でないという状況が生じて いる。(実態調査及び支援者調査より) ②学習に関する情報の不足 地域での学習支援の情報や進学費用などの情報が行き届かず、必要な支援が受けられていない 状況が生じている。(支援者調査より) (2)子どもの日常生活の改善が必要 ①生活習慣の乱れ 子どもの就寝時間が不規則であったり、朝食をとらなかったりする等の生活習慣の乱れが生じ ている。(実態調査より) ②子どもの育ちに関する情報の不足 子育てに関する情報が行き届かず、必要な支援が受けられていない状況が生じている。(支援者 調査より) (3)子ども等の孤立の防止が必要 ①子どもの孤立 子どもたちが地域行事等に参加しない(できない)ことで、地域の大人と子ども、子ども同士 の接点がない状況が生じている。(支援者調査より) ②保護者の孤立 相談相手や頼れる相手がいないことで、生活や子育てに関する悩みを抱えてしまうことがある。 また、地域とのつながりが薄くなり、孤立してしまう状況が生じている。(実態調査及び支援者調 査より) ③地域との関わりの希薄化 地域行事の硬直化や地域住民のつながりが薄くなることによる参加者の減少や高齢化等による 行事の担い手不足など、子どもに関わる人が減少し、地域の教育力が低下している一面がある。 (支援者調査より)

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第4章 計画の内容

第4章

計画の内容

1.基本目標

本市における実態調査及び支援者調査の結果、浮かび上がってきた上記の課題を解消していくた め、また、子どもや学校、家庭、地域と直接関わりを有する基礎的自治体として、国が求める「3つ のつなぎ」を実現するために基本目標を次のように設定します。

2.基本目標を具現化する施策及び事業

基本目標を具現化するため、次に掲げる支援施策を「3本の柱」と設定します。 なお、各施策に繋がる事業は既存の事業も多くありますが、事業推進に際しては、以下の4つの 視点を付加することで、本市の子どもの貧困対策としての一貫した取り組みとするものです。 ◆事業推進の4つの視点◆ 「3本の柱」の各施策の実施にあたっては、以下の4つの視点を持ちながら事業を推進していく こととします。 ①子どもの権利を保障する視点 「宗像市子ども基本条例」に規定する「子どもの権利」を保障し、子どもの最善の利益を第一に 考える視点です。 ②気づき・見守る視点 相対的貧困の状態に置かれた子どもは、外からは「見えにくい」と指摘されています。この状況 が最初の障壁となり、子どもの貧困問題への対応を困難にしています。学校・家庭・地域・行政が 連携し、「気づき・見守る」体制をつくり、子どもと保護者の孤立を防ぎ、地域社会との関わり、 各種情報の取得が容易となる環境を整えるための視点です。 ③切れ目のない支援でつなぐ視点 子どもの成長には、一人ひとりの成長段階に応じた支援が必要です。産前・産後期から保護者の 悩みや不安の軽減を図るとともに、子どもの生活や成長する権利を保障し、妊娠期から18歳まで の子どもの健やかな成長を切れ目なく支援するための視点です。 ④自己肯定感を育成する視点 子どもの成長に必要な学びや体験活動を確保することで自己肯定感を育成し、子どもが生まれ育 った環境に左右されず、希望を持って未来に力強く歩んでいく力を育むための視点です。 すべての子どもたちが、自分の可能性を信じ「夢と希望」を持って成長できるよう「学校」、 「家庭」、「地域」と市が連携し、子どもたちを支えていきます。 (1)子どもの学習を支える (2)子どもの日常生活を支える (3)地域で子どもを支える

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第4章 計画の内容 【宗像市子どもの未来応援計画施策体系表】 基本目標 3本の柱 施策カテゴリー 事業名 ※太字は重点施策 すべ ての 子ど もた ちが 、自 分の 可能 性を 信じ 「夢 と希 望」 を持 って 成長 でき るよ う 「学 校」 、 「家 庭」 、 「地 域」 と市 が連 携し 、子 ども たち を支 えて いき ます 。 (1) ① 子どもへの学習機 会・環境の提供 学校適応指導教室運営事業 / 学力向上支援事業 / 学校支援ボ ランティア事業 / 幼児教育振興事業 / 放課後子ども総合プラン 事業 / 田熊石畑遺跡管理運営事業(村っ子づくりいせきんぐ事業) / 子どもの未来応援地域ネットワーク支援事業 / 放課後学習指 導事業 子 ど も の 学 習 を 支 え る ② 学習に関する資源 の提供 就学援助事業 / 高校奨学金事業 / 私立幼稚園就園等補助事 業 (2) ① 子どもの健康・生活 支援 学校・家庭・地域連携食育推進業務 / 学校給食管理運営業務 / 食育推進業務 / 就学時健康診断事業 / 学校保健事業 / 子ど も医療事業 / 母子保健事業 / 予防接種事業 / 子ども家庭相 談事業(スクールソーシャルワーカーによる支援) / 知的障害者 施設運営事業 / 発達障害支援事業 / 発達障害者早期発見事 業(年中健診) 子 ど も の 日 常 生 活 を 支 え る ② 保護者の生活・子育 ての支援 子育て支援センター運営事業 / 子育て支援事業/施設型給付・地 域型保育給付事業 / 地域子ども・子育て支援事業 / へき地保育 所実施事業 / 学童保育所管理運営事業 / 学童保育所整備事 業 / 児童扶養手当等ひとり親家庭経済支援事業 / ひとり親家庭 など医療費助成事業 / ひとり親家庭自立支援事業 / 母子生活 支援施設など入所事業 / 児童手当給付事業 / 重度障害者医療 事業 / 生活困窮者自立相談支援事業 / ひとり親家庭等就労 支援事業 (3) ① 子どもの孤立防止、 居場所づくりの支援 子どもの居場所づくり事業(コミュニティ関係業務・プレーパーク業 務) / 子どもの権利救済事業 地 域 で 子 ど も を 支 え る ② 保護者の孤立防止の 支援 子ども家庭相談事業 / 妊娠包括支援事業 ③ 地域で支える支援 体制づくりの推進 家庭教育学級 / 地域での相談・支援体制の整備 / 民生委員児 童委員 / 子どもの居場所づくり事業(ボランティア育成) / 市民活 動推進事業 / 人づくりでまちづくり推進事業 / 地域青少年育成 事業 各施策共通事項:情報提供を適切に実施 ◆事業推進の4つの視点◆ ①子どもの権利を保障する視点 ②気づき・見守る視点 ③切れ目のない支援でつなぐ視点 ④自己肯定感を育成する視点

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第4章 計画の内容

3.重点施策

「施策の体系表」に掲げた事業は、「宗像市子ども・子育て支援事業計画」の事業から該当する事 業を一部抜粋し、また新規事業を追加して、分類し直したものであり、いずれも大切な取り組みです。 そのうえで、本市の子どもの貧困対策として特に注力したい施策を重点施策として選定しました。こ の重点施策の選定に際しては、「関係機関のネットワーク整備により事業の充実が見込まれるもの」 「地域、団体等の主体的な取り組みを市が支援するもの」「事業推進の4つの視点が特に求められる もの」「子育て世帯の相談及び支援の充実が図られるもの」という条件にあてはまる事業を選定しま した。これらの事業については、財政状況も勘案しながら、重点的に実施していきます。 次に基本目標を達成するための「3本の柱」毎の重点施策の事業について概略を説明します。 (1)子どもの学習を支える 宗像市子ども基本条例第6条に規定する「学ぶ権利」を保障するためにも子どものあらゆるライ フステージで学びの機会、環境、情報などの学習に関する資源を提供する必要があり、そのための施 策を推進します。 重点施策の事業名 事業概要 具体的な取組事例 所管課 放課後子ども総合 プラン事業 すべての就学児童が放課後等を安全・ 安心に過ごし、多様な体験・交流活動 を行うことができるよう学童保育所及 び地域住民等の参画を得て、放課後等 に全ての児童を対象として学習や体 験・交流活動等を行う事業の計画的な 整備を進める。 吉武、赤間西、南郷、 日の里、玄海、岬地区 において事業を実施す る。また、他地区にも 事業取組を開始できる よう働きかける。 子ども育成課 子どもの未来応援 地域ネットワーク 支援事業 国が整備した「地域子供の未来応援交 付金」を活用して、本市におけるモデ ル事業を実施する。 放課後の学習機会が制 約されているなど地域 の実情に応じた学習支 援事業などを検討し、 実施する。 子ども育成課 就学援助事業 経済的理由により小中学校に就学する ことが困難な児童生徒の保護者に対 し、学用品費等を援助することですべ ての児童生徒が経済的な不安を抱えず に義務教育を受けることができる環境 を整備する。 新入生(小中学校)の 保護者に対しては、学 用品等を揃える必要が ある入学前(3 月)に 支給する。 教育政策課 高校奨学金事業 高校生が経済的な不安を抱えずに修学 できるよう、経済支援として保護者に 高校奨学金を支給する。 高校生の保護者に対し て給付型奨学金を毎月 支給する。 教育政策課

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第4章 計画の内容 (2)子どもの日常生活を支える 子ども基本条例第4条「安心して生きる権利」を保障するためにも、子どもたちの日常生活の 改善、保護者の生活や子育ての支援や情報の提供を行います。 重点施策の事業名 事業概要 具体的な取組事例 所管課 子ども家庭相談事 業 ( ス ク ー ル ソ ー シャルワーカーに よる支援) 問題を抱える子どもが置かれた家庭・ 学校・地域の環境面の課題に対し働き かけを行う。また、保護者・教職員に 対する支援・相談・情報提供、教職員 への研修のほか、関係機関とのネット ワークの構築・連携・調整など組織的 な支援を行う。 「子ども相談支援セン ター」を開設し、子ど もと家庭の心配事に関 する相談体制の強化を 図る。 子ども支援課(平 成 30 年度設置) 子育て支援センタ ー運営事業 乳幼児の保護者の居場所となり、気軽 に保護者が相談できるよう子育て支援 センターを運営し、保護者に対して子 育て講座等の子育て支援事業を実施す る。 特に支援が必要な家庭 については関係機関と 連携を図りながら子育 て支援を実施する。 子ども育成課 学童保育所管理運 営事業 保護者が仕事等の理由により放課後に 家庭にいない小学校児童に対し、適切 な遊び及び生活の場を設けて健全育成 を図る。 生活保護世帯、市町村 民税非課税世帯、ひと り親世帯及びきょうだ い児については学童保 育所利用料の減額制度 を適切に運用し、保護 者の負担軽減を図る。 子ども育成課 生活困窮者自立相 談支援事業 生活困窮者を対象に広く相談を受け、 就労支援や住居確保給付金、家計相談 支援等を実施し、課題解決し自立した 生活を送れるよう社会福祉協議会等と 連携し支援する。 子どもを養育する者を 含めた生活困窮者に対 する包括的な相談支援 を実施する。 福祉課 ひとり親家庭等就 労支援事業 ひとり親家庭の就業・自立支援に向け、 国・県との連携による、就業・自立に 向けた相談会、技能習得の講座等を実 施する。 児童扶養手当現況届提 出時期(8 月)にハロ ーワーク福岡東、福岡 県ひとり親サポートセ ンターと連携した就業 相談会を実施する。 子ども家庭課

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第4章 計画の内容 (3)地域で子どもを支える 子どもや保護者が孤立することを防ぎ、情報を行き届かせるため、関係機関のネットワークの 整備や子どもの居場所づくりの推進など地域で子どもを支える体制づくりを推進します。 重点施策の事業名 事業概要 具体的な取組事例 所管課 子どもの居場所づ く り 事 業 ( コ ミ ュ ニティ関係業務) 子どもたちに安全安心な居場所を提供 し、異年齢交流や体験活動等の機会を 与えるため、各地区コミュニティでの 子どもの居場所づくりを実施する。 すべての地区コミュニ ティで子どもの居場所 づくり事業を協働で行 うとともに地域の子ど も支援者の育成を図る。 子ども育成課 子どもの居場所づ く り 事 業 ( プ レ ー パーク業務) 子ども基本条例の理念を基に子どもの 体験活動の推進を図るため、子どもが 自由な発想で遊ぶ「子どもプレーパー ク」の運営と地域で開催する「出張プ レーパーク」、「放課後プレーパーク」 の拡充、中高生を対象とした居場所づ くり、またその支援者の養成を行う。 プ レ ー パ ー ク 事 業 者 (NPO)と各地区の子 ども支援者の連携強化 を図り、子どもの身近 な場所でプレーパーク を開催する。 子ども育成課 子どもの権利救済 事業 子ども基本条例に定める子どもの権利 の侵害に対する救済・回復を図るため、 子どもの権利救済委員及び救済委員を 補佐する子どもの権利相談員を置く。 併せて相談窓口としてのむなかた子ど もの権利相談室を設置し、子どもの関 係者からの相談・救済申し立て等に基 づき、助言・調査・調整・要請・勧告 等を行う。 「子ども相談支援セン ター」を設置し、子ど もの権利に関する相談 体制の強化を図る。 子ども支援課 (平成 30 年度設 置) 子ども家庭相談事 業 要保護児童対策地域協議会のネットワ ーク機能を活用しつつ、要保護児童、 要支援事業、特定妊婦・ひとり親家庭 への相談援助活動を実施する。また、 児童虐待の発生予防、発見・通告義務 の周知、児童虐待をはじめとする要保 護児童等への対応研修等の児童虐待防 止活動等を実施する。ケース検討会議 を更に活発に実施すること等を通じ て、子どもに関わるすべての関係機関 や施設等連携を図ることにより、より 効果的な援助活動を行う。 「子ども相談支援セン ター」を設置し、子ど もと家庭の心配事等に 関する相談体制の強化 を図る。 子ども支援課 (平成 30 年度設 置) 妊娠包括支援事業 妊娠期から産前産後、育児を切れ間な く包括的に支援し、安心して妊娠から 子育てができる社会や虐待を未然に防 ぐ体制を医療・保健・福祉の関係部署 や関係機関と連携しながら強化整備す る。 妊娠期から産前産後の 期間を継続的に、訪問 指導員(助産師)、保健 師等が訪問や連絡を行 い、産後うつを含む母 子の心身の健康および 家庭環境の心配事等を 早期に把握し必要な支 援を開始する。 子ども家庭課

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第4章 計画の内容 重点施策の事業名 事業概要 具体的な取組事例 所管課 地域での相談・支 援体制の整備 民生委員児童委員の協力を得て実施し ている赤ちゃん訪問や地域の子育てサ ロン等の運営を通じて、子育てが孤立 しないように乳幼児期から気軽に相談 できる支援体制を整備する。 民生委員児童委員によ る「こんにちは赤ちゃ ん訪問事業」等によっ て地域における関係者 の連携を図り、相談支 援体制を整備する。 子ども家庭課 子どもの居場所づ く り 事 業 ( ボ ラ ン ティア育成) 子どもの放課後や休日の体験活動を支援 する人材や、地域の子育てサロン等で子 育て支援に関わる人材を育成し、地域で 子育てを担う社会づくりを目指す。 「子ども支援ボランテ ィア養成講座」を開催 し、地域における子ど もを支援する人材の育 成を図る。 子ども育成課

【計画の進行管理】

本計画の進行管理は、「宗像市子ども・子育て支援事業計画(平成 27 年度~平成 31 年度)」の進 行管理にあわせて実施し、本市の付属機関である「宗像市次世代育成支援対策審議会」に進捗状況報 告を行い、評価を受けながら施策の改善につなげます。

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資料編 宗像市子どもの未来応援地域ネットワーク整備計画策定検討会議設置要領 (設置) 第1条 宗像市子どもの未来応援地域ネットワーク整備計画の策定について、必要な事項を調整及び協 議するため、宗像市子どもの未来応援地域ネットワーク整備計画策定検討会議(以下「検討会議」と いう。)を設置する。 (所掌事務) 第2条 検討会議の所掌事務は、次のとおりとする。 (1) 貧困の状況にある子どもや家庭の実態把握と支援ニーズの調査、分析に関すること。 (2)子どもの未来応援地域ネットワーク整備計画の策定に関すること。 (3)その他子どもの未来応援地域ネットワーク整備計画の策定に関し、必要と認める事項に関するこ と。 (組織) 第3条 検討会議は、子どもグローバル人材育成担当部長及び次に掲げる課の課長で組織する。 (1)市民協働環境部 コミュニティ協働推進課 (2)健康福祉部 健康課 (3)健康福祉部 福祉課 (4)教育子ども部 教育政策課 (5)教育子ども部 子ども家庭課 (6)教育子ども部 子ども育成課 2 検討会議に会長及び副会長を1人置き、会長には子どもグローバル人材育成担当部長を、副会長に は子ども育成課長をもって充てる。 3 会長は、会議の会務を総理する。 4 副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるときはその職務を代行する。 (会議) 第4条 検討会議は、会長が招集し、会長が議長となる。 2 検討会議は、必要があるときは、委員以外の者の出席を求め、その意見を聴くことができる。 (ワーキング会議の設置) 第5条 検討会議の運営にあたり、施策の調整及び取りまとめ、その他関係事項の協議を行うため、ワ ーキング会議を設置する。 (ワーキング会議の構成) 第6条 ワーキング会議の構成は、次に掲げる課の係長又は職員をもって組織する。 (1)市民協働環境部 コミュニティ協働推進課 (2)健康福祉部 健康課 (3)健康福祉部 福祉課 (4)教育子ども部 教育政策課 (5)教育子ども部 子ども家庭課 (6)教育子ども部 子ども育成課 (庶務) 第7条 検討会議及びワーキング会議の庶務は、教育子ども部子ども育成課において処理する。 (期間) 第8条 検討会議の期間は、平成29年1月から平成30年3月までとする。 (雑則) 第9条 この要領に定めるもののほか、検討会議の運営等に関し必要な事項は別に定める。 附 則 この要領は、平成28年11月25日から施行する。

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宗像市子どもの未来応援計画

平成 30 年 3 月

発行 宗像市 教育子ども部 子ども育成課 〒811-3492 福岡県宗像市東郷一丁目 1 番 1 号 TEL:0940-36-1214 FAX:0940-37-3046

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参照

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