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(1)

平成 25 年度海外炭開発支援事業

海外炭開発高度化等調査

「 カ ナ ダ に お け る 特 定 の 原 料 炭 お よ び

一 般 炭 炭 鉱 の F O B 価 格 構 成 の 考 察 」

(2)

1

A. 目次

A. 目次 ...1 B. 略語 ...2 C. 表リスト ...4 D. 要旨 ...5 E. カナダにおける特定の原料炭および一般炭炭鉱の FOB 価格構成の考察 ...6 1. 概説 ...6 2. 調査対象の炭鉱とプロジェクト ...7 2.1 Teck Coal ...7

2.2 Sherritt International Corporation ...11

2.3 Coalspur Mines Limited ...13

2.4 Fortune Minerals ...15

2.5 Cardero Resource Corp. ...18

(3)

2

B. 略語

略語 意味

A.R. As Received (到着) ad air dried basis(気乾ベース) adb air dried basis(気乾ベース) AFT Ash Fusion Temperature(灰融点) arb as received basis(到着ベース) B Billion(10 億)

BC British Columbia(ブリティッシュコロンビア州)

BC EAO British Columbia Environmental Assessment Office(BC 州環境影響評価オフ ィス)

BCM, bcm bank cubic meters(バンク・キュービックメーター)

BFS Bankable feasibility study(バンカブルフィージビリティ調査) C$ Canadian dollars(カナダドル)

CC Cleaned or processed coal(選炭済みまたは加工済み石炭)

CIF seller arrange for shipping by sea to destination port(運賃保険料込み条件、 売主が仕向港まで海上輸送を手配)

D and A Depreciation and Amortization(減価償却費) db dry basis(無水ベース)

EA environmental assessment(環境影響評価)

FOB Free on Board, delivered to buyer’s vessel(本船渡し条件、買主の船舶に引 き渡し)

FS feasibility study(フィージビリティ調査) FSI Free Swelling Index(自由指数)

FX Foreign Exchange(外国為替)

G & A General and Administration(一般管理費) GAR gross as received(総発熱量)

ha Hectares(ヘクタール)

(4)

3

IPO Initial Public Offering(新規公開株式) IRR internal rate of return(内部収益率) Kt thousand tonnes(1 千トン)

LOM Life of Mine(鉱山寿命) M Million(百万)

Mt million tonnes(百万トン)

Mtpa million tonnes per annum(百万トン/年)

PEA Preliminary Economic Assessment(予備的経済評価) PFS pre-feasibility study(プレ・フィージビリティ調査) pt per tonne(トン当たり)

ptkm Per tonne kilometer(トンキロ当たり) S Surface Mine(露天掘り鉱山)

SSCC Semi-soft Coking Coal(弱粘炭) T Tonne(トン)

tCC tonnes clean coal(トン精炭) tpa tonnes per annum(トン/年) Tpy tonnes per year(トン/年)

(5)

4

C. 表リスト

表 D-1 FOB 価格考察のまとめ ($/t) ...5

表 E-1 FOB 価格考察のまとめ($/t) ...7

表 E-2 Teck Coal (100%) オペレーションの詳細(四半期および年次) ...10

表 E-3 Sherritt の連結運営統計データ(Coal Valley & Obed 炭鉱) ...12

表 E-4 コスト構成要素のパーセンテージ内訳( 2010 - 2013 年) ...13

表 E-5 Coalspur Vista プロジェクト:操業費のまとめ ...14

表 E-6 Coalspur Vista プロジェクト:生産のまとめ ...14

表 E-7 Arctos プロジェクト平均 LOM 運営費のまとめ...17

表 E-8 Arctos FOB 現金コスト ($/製品トン)...18

表 E-9 Carbon Creek の鉱区および採掘方法ごとの鉱山寿命を通しての生産量 ...19

表 E-10 Carbon Creek LOM 操業費($/トン、2012 年) ...19

表 E-11 Mine 14:生産統計データ...21

(6)

5

D. 要旨

本報告書は炭鉱操業会社 2 社(Teck Coal および Sherritt International)ならびにプロジェクト 4 件(Coalspur Mines、 Fortune Minerals、 Cardero Resource Corp.、Summit Coal)を調査の 対象としており、対象は入手可能な情報量によって選択した。本報告書では操業会社の財務諸 表および法的申告書類を検証し、各プロジェクトの技術報告書を分析した。これらのプロジェ クトは、プレ・フィージビリティまたはフィージビリティ調査段階であった。 各調査対象の FOB ベースの平均総仕入原価を決定し、提示した。情報は各ケースで異なる方 法で報告されていたため、全調査を対象として一貫したまとめを行うことは不可能であった。 また、炭鉱はどれも異なり、情報は同レベルの正確さで作成されているわけではなく、それぞ れが異なる期間で報告または推定を行っていることから、これらの結果を直接比較することは できないことに留意されたい。 表 D-1 は、6 つの各調査対象の総平均 FOB 価格および輸送費をまとめている。Vista 以外はす べて、同様の構成コストが含まれると考えられる。Vista のコストにロイヤルティは含まれない。 表 D-1 FOB 価格考察のまとめ ($/t)

Teck Sherritt Coalspur Fortune Cardero Summit

項目 Operations Mountain Operations Vista 1 Arctos Carbon Creek Mine 14 通貨 C$ 2013 C$2013 C$ 2011 C$ 2012 US$ 2012 C$ 2013 総平均 FOB 価格 $116.00 $82.81 $68.06 $147.36 $110.43 $126.18 鉄道・港湾コスト $38.00 $33.69 $42.63 $33.00 $33.36 1. 注:Coalspur の FOB 価格にロイヤルティは含まれない。

(7)

6

E.

カナダにおける特定の原料炭および一般炭炭鉱の FOB 価格構成の

考察

1. 概説

本報告書で明示する情報は公開済み、または公開の特別承認を得ている情報であることから、 これらの炭鉱、プロパティ、プロジェクトを最終的に選択するにあたり、一貫性をもって比較 分析するに十分な量の公開情報が入手可能であるということが決定条件となった。 考察した企業およびプロジェクトは以下の通り。

 Teck Coal: Teck Coalは6つの炭鉱の財務と操業実績を連結ベースで報告している。こ れらの炭鉱は主に原料炭を生産しており、BC州南東部で山岳のトラック&ショベルで 操業を行っている。これらの操業を個別に分析することはできないが、 連結ベースの結 果は他の炭鉱との比較や歴史的観点の基礎を提供する。

 Sherritt International Corporationの山岳操業: SherrittはMountain DivisionとしてCoal Valley炭鉱とObed炭鉱の財務と操業実績を連結ベースで報告している。これらの炭鉱は アルバータ州中西部の丘陵地帯で 、ドラッグライン操業によって瀝青炭(一般炭)を生 産している。Obed炭鉱は2012年に休止したため、2013年の実績は主にCoal Valleyのも のである。

 Coalspur Mines LimitedのVista石炭プロジェクト: Vistaプロジェクトには最近、環境 許可が下り、最終的な認可プロセスを完了しようとしているところである。Sherrittの Coal Valleyと同じくアルバータ州中西部の丘陵地帯で、大規模なドラッグライン操業を 行い、瀝青炭(一般炭)を生産する予定である。本報告書では同プロジェクトのフィー ジビリティ調査を分析に利用している。

 Cardero Resource CorpのCarbon Creekプロジェクト: Carbon Creekプロジェクトは、 市況が好転するまでフィージビリティ調査および環境影響評価に関する作業を一時中断 している。同プロジェクトは、BC州北東部における原料炭の生産に、露天掘、ハイウ ォール採掘、坑内採掘を計画している。本報告書では同プロジェクトのプレ・フィージ ビリティ調査を分析に利用している。

 Fortune Minerals Ltd.のArctos 無煙炭プロジェクト: ArctosプロジェクトはBC州北西 部のKlappan-Groundhog炭田にて露天掘り操業で無煙炭を生産する計画である。同プロ ジェクトのフィージビリティ調査を考察する。

 Summit Coal Inc.のMine 14プロジェクト: SummitのMine 14プロジェクトは、建設と 操業の開始に必要とされるすべての認可を得ている。ヒントンの北西部に位置するアル バータ州中西部の丘陵地帯において坑内採掘にて原料炭の生産を行う予定である。同炭 鉱では、ルーム・アンド・ピラー採掘法で上層を掘削した後、下層に移行する。同プロ ジェクトのフィージビリティ調査を考察する。 以上、2 件の操業者と 4 件のプロジェクトがあり、次の項目を考察する。  2件のトラック&ショベル、露天掘り操業(TeckとFortune Minerals)、うち1件は操業 中、他1件はプロジェクト

(8)

7

 2件のドラッグライン操業(SherrittとCoalspur)、うち1件は操業中、他1件は開発段階  1件の坑内掘り操業のプロジェクト(Summit)

 1件は数種の採掘方法の組み合わせのプロジェクト(Cardero)

米国西部には、考察を行うに十分な量の財務情報が公開されている生産者はなかった。 表 E-1 FOB 価格考察のまとめ($/t) は、6 つの調査対象それぞれの FOB 価格の総平均と輸送費 をまとめている。Vista 以外は、すべて同様の構成コストを含むと考えられる。Vista の原価に ロイヤルティは含まれない。それぞれ異なる操業方法で、考察した調査は正確性の基準が異な り、コストは異なる期間で算定されているため、数値の比較は直接できない。しかし、基本的 な部分を考察することで、それらの相対的な重要さと総数に対する影響を理解できる。4 つの プロジェクトのコストの違いも興味深い。 表 E-1 FOB 価格考察のまとめ($/t)

Teck Sherritt Coalspur Fortune Cardero Summit

項目 Operations Mountain Operations Vista 1 Arctos Carbon Creek Mine 14 通貨 C$ 2013 C$2013 C$ 2011 C$ 2012 US$ 2012 C$ 2013 総平均 FOB 価格 $116.00 $82.81 $68.06 $147.36 $110.43 $126.18 鉄道・港湾コスト $38.00 $33.69 $42.63 $33.00 $33.36 1. 注:Coalspur の FOB 価格にロイヤルティは含まれない。

2. 調査対象の炭鉱とプロジェクト

2.1

Teck Coal

Teck Resources Limited(以下、Teck とする)の石炭部門は 6 つの操業炭鉱を所有している。 すべて典型的な露天掘り操業と選炭プラントであり、365 日 24 時間体制で連続稼働するように デザインされている。Teck は所有炭鉱の財務結果と営業実績を連結ベースで報告している。表 E-2 は過去 3 年間の四半期および年次営業実績を FOB ベースでまとめている。 2.1.1 コメント:  Teckの石炭の平均実販売価格(カナダドル建て)は、2011年第3四半期のデータ で最高価格を示した後、徐々に低下した。

(9)

8  Teckは2012年第3四半期半ばに開始したコスト削減プログラム2に成功し、それ 以降、販売原価は大幅に低下した。  Teckは、その利益性とコスト削減によって、価格下落にもかかわらず生産量と 売上げを伸ばしている。2013年の売上げは同社最高を記録した。  コスト削減プログラムの促進は、機器の追加購入と更新によってトラックとショ ベルの容量を増やすことで生産能力を増大させる。2012年には、新しいトラック9台と ショベル1台が追加され、既存のトラック30台とショベル1台が更新された3。市場の需 要にもよるが、Quintetteの開始によって、同社の総生産能力は約31Mtpaまで伸びると 考えられる4  輸送費: o 複数ターミナルへの鉄道コスト、複数ターミナルでのターミナルコスト、および いくつかの四半期ではCIFベースで販売された石炭の海上輸送費が含まれる。こ れらの項目を個々に正確に分けるのは不可能である。 o TeckはWestshoreターミナル、Neptuneターミナル、Ridleyターミナルおよびそ の他3つのターミナル(少量の輸送量で、特定の輸送先用)を定期的に使用して いる。各ターミナルでの料金は異なる。  2013年におけるWestshoreターミナルの荷役料は$9.53pt5で、Teckは年 間 輸 送 高 の 56% を 占 め る 最 大 の シ ッ パ ー で あ る 。 よ っ て 、 Teck の Westshore荷役料はこの年間平均よりもいくらか低いと考えるのが妥当 であろう。  TeckはNeptuneターミナルの石炭輸送部分を所有しており、料金構成は サ ー ビ ス コ ス ト ベ ー ス で あ る 。 よ っ て 、 Teck の Neptune の 料 金 は Westshoreの料金よりも大幅に低くなると考えるのが妥当であろう。  Ridleyターミナルでの2013年第3四半期における平均荷役料は$10.06pt6 であった。よって、RidleyにおけるTeckの荷役料はこの価格か、それ以 下であると考えるのが妥当であろう。

o TeckのCP Rail、CN RailおよびWestshoreとの契約は4月1日からの事業年度ベー スである。したがって、年次の契約料金上昇のために、Teckの輸送費は通常各 年の第2四半期に上昇する。しかし、実際の四半期ごとの輸送費は、その四半期 の販売量および、CIF輸送があればその量に依存する。例えば、四半期輸送費が 最高額を示した2012年第4四半期の輸送費$41ptは、同四半期中のCIF輸送の結果 であると報告されている7。四半期ごとのコストはまた、鉄道および港湾の混乱 にも影響される(例えば、2012年12月のWestshore輸送事故)。  Teckの2013年の総平均FOB価格は$116ptであった。

2 Teck Resources Limited「2012 Annual Report」41 ページ 3 Teck Resources Limited「2012 Annual Report」42 ページ 4 Teck Resources Limited「2013 Annual Report」48 ページ

5 Westshore Terminals Investment Corporation「Management’s Discussion & Analysis」8 ページ、2013

年 3 月 18 日

6 Ridley Terminals Inc.「2013 Third Quarter Report」3 ページ

(10)

9 2.1.2 結論:  Teckは低コスト生産者として世界的に認識されており、他社との比較における 基準となっている。  Teckは大変効果的にコストを管理しており、最大の生産者、シッパー、ターミ ナルサービス消費者として、優遇料金を得ているものと考えられる。

(11)

10

8 Teck Resources Limited 、 Interactive Analyst Center

http://www.teck.com/Generic.aspx?PAGE=Teck+Site%2fInvestors+Pages%2fDisclaimer+-+Virtua&portalName=tc

表 E-2 Teck Coal (100%) オペレーションの詳細(四半期および年次)8

2011 2012 2013

Q1 Q2 Q3 Q4 YTD Q1 Q2 Q3 Q4 YTD Q1 Q2 Q3 Q4 YTD 生産量 (000t) 4,379 5,756 5,952 6,698 22,785 6,265 5,707 6,322 6,358 24,652 6,234 6,014 6,707 6,667 25,622 販売量 (000t) 4,950 5,566 6,143 5,547 22,207 5,305 6,716 5,546 6,422 23,989 6,578 6,285 7,568 6,480 26,911 平均販売額 US$/t $207 $272 $285 $253 $257 $223 $202 $193 $159 $193 $161 $156 $139 $142 $149 Cdn/U.S.為替レート 0.99 0.97 0.98 1.02 0.99 1.00 1.01 1.00 0.99 1.00 1.01 1.02 1.04 1.05 1.03 C$/t $206 $264 $279 $259 $254 $226 $203 $194 $157 $194 $162 $159 $144 $149 $153 事業費 (C$/t) 売却原価 $76 $80 $70 $65 $73 $59 $59 $58 $49 $57 $47 $50 $50 $55 $51 輸送費 $34 $33 $31 $33 $32 $34 $37 $37 $41 $37 $36 $39 $38 $39 $38 減価償却費 $24 $24 $23 $20 $23 $20 $22 $23 $20 $21 $26 $26 $27 $29 $27 合計 $128 $115 $116

(12)

11

2.2

Sherritt International Corporation

Sherritt International Corporation(以下、Sherritt とする)は、同社が所有する2つの輸出用炭 鉱 Coal Valley と Obed を同社の山岳操業として連結ベースで報告している。Coal Valley 鉱山の 年間生産能力は約 4Mtpa、Obed 鉱山は 1.2Mpta である。両鉱山とも、ドラッグライン、ショベ ル、掘削機を使用し、主に一般炭輸出市場向けの精炭を生産するために選炭工場を活用してい る。Obed 鉱山は、市況の低迷を原因として 2003 年に休止したが、2009 年に再開した。また、 Sherritt は、同じ理由で同鉱山を再び 2012 年 11 月に休止した。2013 年には、Coal Valley 鉱山 は約 3.3Mt、Obed 鉱山は約 0.1Mt を生産した(四捨五入して計 3.3Mt)。2012 年では、それぞ れ 3.5Mt ならびに 0.2Mt であった。表 E-3 は Sherritt 山岳操業の過去 4 年間の統計データをまと めている。表 E-4 は過去 4 年間の各費用項目の割合の幅をまとめ、各幅の中間値を示している。 また、山元以外のコストをゼロと仮定した場合の、コスト割合の中間値も示している。 2.2.1 コメント:  平均実販売価格は2010年水準を下回り、Obed炭鉱の再開と再休止はこの価格変化に連 動している。  山岳操業は習熟した操業であるため、表E-3の最下列に示されているパーセンテージは、 丘陵地帯のドラッグライン炭鉱の現地コストの妥当な配分であると考えられる。  山元以外のコストの範囲$22.36~$25.48ptは、Teckや調査対象プロジェクトの値の範囲 と比べると低く見える。2013年のコスト$22.36ptのみを見た場合、2013年のWestshore ターミナルでの平均荷役料$9.53が2013年9のWestshoreターミナルを介するCoal Valley 石炭2.0Mtに適用されると仮定すると、残りの$12.83は鉄道料金とその他のコストに充 てられることになる。Coal ValleyからWestshoreとRidleyまでの輸送距離はそれぞれ約 1,082kmおよび1,374kmである。仮に石炭1tを1km運ぶコストが$0.021とすると、鉄道 料金はそれぞれ$22.79ptおよび$28.85ptとなる。これは、Sherrittが比較的魅力的な鉄道 料金および港湾料金を得ていることを示唆している。考えられる理由としては、港湾と 鉄道との長期契約、通常より遥かに長いユニット・トレイン(175車両)による規模の メリット、そして低迷する一般炭に対する優遇鉄道料金があげられる。  2013年の平均山元コスト(主にCoal Valley炭鉱)は$60.45ptである。  2013年の平均総FOB価格は$82.81ptであった。 2.2.2 結論  Obed炭鉱は、一般炭市場が少なくとも2012年の一般価格と同程度に回復するまで、再 開はしないものと考えられる。  山岳操業は2012年以降、経費削減に成功しており、米ドルと比べて弱いカナダドルの恩 恵を受けている。  Coal Valleyはこの先も現行の市況による試練を受けるであろう。

(13)

12

10 Sherritt International Corporation「 Management’s Discussion and Analysis」、2011 年 12 月 31 日(19~22 ページ)、2013 年 12 月 31 日(26~29 ページ)

表 E-3 Sherritt の連結運営統計データ(Coal Valley & Obed 炭鉱)10

2010 2011 2012 2013 収益 ($M) $283.6 $444.8 $352.6 $288.2 売上原価 ($M) $238.2 $349.0 $312.1 $325.2 一般管理費 ($M) $5.2 $6.3 $7.8 $8.3 EBITDA ($M) $40.2 $89.5 $32.7 -$45.3 減耗償却、減価償却、償却 ($M) $31.5 $55.3 $72.7 $46.9 操業による利益 ($M) $8.7 $34.2 -$40.0 -$92.2 生産 (Mt) 3.3 4.4 3.7 3.3 販売 (Mt) 3.3 4.4 3.5 3.3 平均実販売価格 ($/t) $84.21 $101.61 $101.65 $87.84 単位運営費 ($/t) $71.32 $79.61 $86.48 $82.81 山岳操業連結運営費の内訳、FOB ターミナル ($/t) 手数料、ロイヤルティ、輸送費、港湾料金 $24.25 34% $25.48 32% $24.21 28% $22.36 27% 労働賃金 $15.69 22% $16.72 21% $19.89 23% $20.70 25% 燃料 $7.13 10% $8.76 11% $10.38 12% $11.59 14% 修理・メンテナンス $9.27 13% $11.15 14% $11.24 13% $9.94 12% レンタル・請負業者 $9.98 14% $11.94 15% $11.24 13% $7.45 9% その他 $4.99 7% $5.57 7% $9.51 11% $10.77 13% 単位運営費 $71.32 100% $79.61 100% $86.48 100% $82.81 100%

(14)

13 表 E-4 コスト構成要素のパーセンテージ内訳( 2010 - 2013 年) コスト構成要素 % 範囲 中間値 % 中間値% 手数料、ロイヤルティ、運送費、港湾料金 27 - 34 30 0 労働賃金 21 - 25 23 33 燃料 10 - 14 12 17 修理・メンテナンス 12 - 14 13 19 レンタル・請負業者 9 - 14 12 17 その他 7 - 13 10 14 合計 100 100

2.3

Coalspur Mines Limited

Coalspur Mines Limited の Vista 炭鉱は 2014 年には建設、2016 年には生産を予定している。 ドラッグライン、トラック&ショベル、掘削機およびその他の一般的な露天掘り機器を活用し て輸出用の瀝青炭(一般炭)を生産する大規模露天掘り炭鉱となる。同炭鉱では 3 つの炭層が 掘削されるが、 2 つは混炭して一次製品になり、販売可能石炭埋蔵量の 88%を占める。残り1 つの炭層の石炭は一次製品よりも発熱量の低い二次製品として販売される。採掘されたすべて の石炭は選炭工場で処理され、Ridley ターミナルに輸送される。 同鉱山の第 1 フェーズは 6Mtpa の精炭生産に到達し、開発費は$458M と予想される。山元の キャッシュコストは、初め 5 年間は$28pt、初め 10 年間は$32pt と予測される。FOB キャッシ ュコストは生産の初め 5 年間は$60pt、初め 10 年間では$64pt と予測される11。Vista のバンカ ブルフィージビリティ調査は 2012 年 1 月に発表されており、これは同プロジェクトの最新の財 務調査である。本分析ではこれはを主な情報源としている。同調査は 2011 年第 3 四半期のドル で示されており、インフレのないこと、また外貨はカナダドルと同水準であることを前提とし ている。

表 E-5 は Vista プロジェクトの Vista のキャッシュコスト構成要素(不変ドル、ロイヤルティ を含まない)を精炭ベース、FOB Ridley ターミナル、10、20、30 年区切りの平均でまとめて いる。範囲は$61~$68pt である。

(15)

14

表 E-5 Coalspur Vista プロジェクト:操業費のまとめ12

構成要素 1-10 年 1-20 年 1-30 年 採掘 $21.98 36% $27.00 41% $29.10 43% 選炭 $4.33 7% $4.27 6% $4.29 6% 一般管理 $1.03 2% $0.97 1% $0.98 1% 小計 $27.34 45% $32.24 49% $34.37 50% 鉄道・港湾 $33.69 55% $33.69 51% $33.69 50% 合計 $61.03 100% $65.93 100% $68.06 100% 表 E-6 は Vista の主要生産関連数値をまとめている。

表 E-6 Coalspur Vista プロジェクト:生産のまとめ

1–10 年 1–20 年 1–30 年

原炭生産 (Mt)

Val d’Or & McPherson 炭層 143.8 316.7 474.5

McLeod 炭層 24.7 55.8 90.3

合計 168.5 372.6 564.8

精炭生産 (Mt)

Val d’Or & McPherson 炭層 82.6 182.8 274.0

McLeod 炭層 10.7 24.0 38.4 合計 93.3 206.7 312.3 剥土比 (bcm/t) 原炭剥土比 3.9:1 4.9:1 5.1:1 精炭剥土比 7.0:1 8.9:1 9.2:1 歩留まり 55% 55% 55% 2.3.1 コメント  Vistaはロイヤルティを含まないFOB価格を2011年のドルの値で$61~$68ptと算 出している。これらは、Sherritt山岳操業が報告した2011年の実質総費用$80ptと 比べて低い。 鉄道および港湾コストの$33.69ptは、Teckによる2011年の報告と 一致しており、RidleyターミナルとCN Railとの料金交渉の際にBFSベースにア ップデートしたと報告されている。このコストと、VistaからRidleyターミナル までの1,244㎞の鉄道距離と任意の鉄道料金$0.021ptkmを使うと、2011年に適用 された鉄道料金は約$26pt、港湾料金は約$7.50ptと推定される。どちらも、それ ぞれの契約を基に年次調整の対象となるだろう。

12 Coalspur Mines Limited プレスリリース「Vista Bankable Feasibility Study Provides Blueprint For The

(16)

15  鉄道および港湾料金は、FOBキャッシュコストの50%を占める。  剥土比は、予想通り、時間の経過と採掘費の上昇につれて増加する。  55%の歩留まりは同地域におけるSherrittのそれより高く、歩留まり50%13を使用 すべきと結論付けている。しかしながら、各ケースですべて同じ炭層が掘削され ているわけではない。VistaプロジェクトとSherritt社の経験における歩留まりの 違いは、Coalspurのために予定した山元キャッシュコスト($27~$34pt)と Sherrittの山岳操業に見られる山元キャッシュコスト($60pt)の違いに一部よる ところがある。 2.3.2 結論  Vistaの原価計算は、大きなドラッグラインによる大規模操業のメリットを示している。  BFSは1年目に2.3Mtからの精炭販売があり、その後3年間で4.7M、6.8M、11Mに増加し ている14。Coalspurの課題は、このペースに達成することであろう。

2.4

Fortune Minerals

Fortune Minerals 社はプロジェクト・マネージャーおよび過半数所有者として、ブリティッシ ュコロンビア州北西部 Groundhog/Klappan 炭田に位置する Arctos 無煙炭プロジェクト(以下、 Arctos とする)の開発を提案している。Arctos は、今後 25 年間で無煙炭を原炭ベースで最大 5.4Mtpa、精炭ベースで 3Mtpa 生産できる露天掘り炭鉱となる。 採掘作業には油圧ショベルや 掘削機が使用される。原炭は選炭工場に運ばれ、約 55%の歩留まりで精炭が回収される。精炭 は Ridley ターミナルへの輸送のためにユニット・トレインに積みこまれる。BC 州 Minaret の CN の側線から同プロジェクトまで、約 337km にわたる鉄道線路が部分的に完成している。同 線路には様々な改善要件があるが、満たされるだろう。鉱山寿命平均剥土比は、生産される精 炭 1 トン当たり剝土 11.3BCM である。同プロジェクトのフィージビリティ調査は 2012 年に改 訂されており、この報告書が本分析の基盤となっている。 表 E-7 は 2012 年のドル価値で Arctos の鉱山寿命平均操業費をまとめている。直接採掘費は原 炭および石炭製品 1 トン当たりのドルで示されている。その他のコストは石炭製品 1 トン当た りのドル表示である。 表 E-8 は比較のため、同プロジェクトのロイヤルティを含まない操業キャッシュコストの相 対的割合の内訳を示している。 2.4.1 コメント  $33.63/tで の石炭 輸送は 、 $0.024ptkmで同 プロジ ェクト から Ridleyター ミナ ルま で 1,390kmの鉄道距離に相当する。

13 Sherritt International Corporation「Robb Trend EA Report」B-12 節、2012 年 4 月

14 Coalspur Mines Limited「Feasibility Study of the Vista Coal Project, Hilton, Alberta」195 ページ表 22.1、

(17)

16  Ridleyターミナルの推定コストは$9.00ptであったのに対し、報告によると2012年の Ridleyターミナルの実質平均スループット料金は$8.56ptであった15。この後者の数字は、 2013年第3四半期では$10.06ptで、2012年からの増額の半分以上が、改定された新規の スループット契約のもとでトン当たりの輸送料金が上昇した結果である。今日のRidley ターミナルとの新契約のレートが、2014年の指標による上昇後も2012年の推定である $9.00ptを上回ると考えるのは妥当である。  鉄道・港湾料金は合計$42.63ptで、同プロジェクトのFOBキャッシュコストの35%に相 当する。これは、Coalspur社Vistaプロジェクトでの推定額$33.69ptと関連している。 Arctosは約150km長い鉄道距離を持ち、より厳しい地形と鉄道員配備のためにより高い 鉄道料金を払っていると考えられる。$9ptの差は、これらの要因によるものと考えられ る。  平均総FOB価格は$147.36ptである。

(18)

17

表 E-7 Arctos プロジェクト平均 LOM 運営費のまとめ16

生産関連統計データ 総剥土量 (000s bcm) 780,428 原炭石炭生産 (000s トン) 125,049 原炭剥土比 (bcm/トン) 6.2:1 石炭製品トン数 (000s トン) 69,242 製品剥土比 (bcm /製品トン) 11.3:1 平均歩留まり (%) 55 生産性 (原炭トン/総工数) 4.8 コスト構成要素 1 トン当たりのコスト ($/t) 直接採掘費 原炭 石炭製品 掘削と発破 $5.20 $9.39 剥土と成長培地除去 $17.58 $31.75 石炭の積み込みと運搬 $3.06 $5.52 メンテナンス $2.83 $5.11 操業サポートと一時的な埋め立て $4.69 $8.47 選炭費 $5.55 $10.02 監督と管理 $1.69 $3.06 合計 $40.59 $73.31 山元以外と間接原価 石炭運送費 $33.63 ターミナルおよび港湾料金 $9.00 炭鉱間接費 $1.80 現地インフラコスト $3.91 石炭生産ロイヤルティ $5.76 販売、一般管理費 $0.20 合計 $54.30 FOB 船舶総キャッシュコスト $127.61 減価償却 $19.75 採掘と輸送の総コスト $147.36

16 Arctos Anthracite Joint Venture「Technical Report On The 2012 Update Of The Arctos Anthracite

(19)

18

表 E-8 Arctos FOB 現金コスト ($/製品トン)

直接採炭費 $73.31 60% 炭鉱間接費 $1.80 1% 現地インフラ $3.91 3% 販売、一般管理費 $0.20 0.2% 小計 $79.22 65% 石炭輸送 $33.63 28% ターミナル料金 $9.00 7% 総キャッシュコスト $121.85 100% 2.4.2 結論:  Arctosは地理的には比較的西海岸に近いものの、同プロジェクトからRidleyターミナル への鉄道ルートは1,390kmで、初めに東のPrince Georgeへ向かい、その後西のRidleyへ 向かう。そのため、Arctosは他の多くのプロジェクトと比べて輸送距離が長い。  同プロジェクトへ続く鉄道のアップグレードと延長のプロジェクトの最初にかかる費用 ($330M17)が同プロジェクト全体の経済性に影響を及ぼしている。

2.5

Cardero Resource Corp.

Cardero Resources Corp.が主として保有し、管理している Carbon Creek は、ブリティッシュ コロンビア州北東部に位置する原料炭資源である。プレ・フィージビリティ調査は 2012 年に完 了している。今後 20 年間で、露天掘り採掘、柱房式坑内採掘、ハイウォール採掘を使用して、 121Mt の原炭の採掘と 78Mt の精炭の生産を計画している。年間生産量は平均 4.1Mt と推定さ れ、およそ 60%が強粘結炭、34%が弱粘結/PCI 炭、および 6%が一般炭とされる。リースされ る主要機器には 22 ㎥掘削機 2 台、173t 運搬トラック 8 台、およびハイウォール採掘機 1 台が含 まれる。坑内採掘は 3 年目に 1 台のコンティニュアスマイナーをもって開始し、6 年目までに は 6 台にまで拡大する予定である。製品は炭鉱から鉄道積出設備まで 175km をバージ輸送、 Ridley ターミナルまで 950km を鉄道輸送される。PFS によって提供された情報が本分析の基盤 となっている。 表 E-9 は鉱区および採掘方法ごとの LOM 石炭生産量をまとめている。また、鉱区ごとの剥土 比およびプラント歩留まりも示している。

17 Arctos Anthracite Joint Venture「Technical Report On The 2012 Update Of The Arctos Anthracite

(20)

19

表 E-9 Carbon Creek の鉱区および採掘方法ごとの鉱山寿命を通しての生産量18

原炭トン (百万) 販売炭トン (百万) 北部露天掘り鉱山 露天掘(Area Mining) 17 11 露天掘(Contour Mining) 5 3 ハイウォール採掘 5 3 小計 27 17 22% 平均剥土比 12:1 中央部露天掘り鉱山 露天掘(Area Mining) 27 19 露天掘(Contour Mining) 8 5 ハイウォール採掘 8 4 小計 43 28 36% 中間プラント歩留まり(露天) 65% 平均剥土比 7:1 坑内掘り鉱山 51 33 42% 中間プラント歩留まり(坑内) 64% 合計 121 78 100%

表 E-10 は FOB ベースの LOM 平均現金コストをまとめている。 表 E-10 Carbon Creek LOM 操業費($/トン、2012 年)19

原炭 精炭 直接鉱山費用 北部露天採掘 $51 $75 中央部露天採掘 $33 $48 ハイウォール採掘 $17 $42 坑内採掘 $44 $69 石炭ハンドリング/選炭 $4 平均(機器のリースを含む) $61.11 バージ $3.75 運搬、鉄道&港湾料金 $33.00 小計 $97.86 間接費(G&A、鉱物税等) $12.57 合計 $110.43

18 Cardero Resource Corporation「Prefeasibility Study of the Carbon Creek Coal Property」1-15 ページ

表 1.10、Norwest Corporation、2012 年 11 月 6 日

19 Cardero Resource Corporation「Prefeasibility Study of the Carbon Creek Coal Property」1-24 ペー

(21)

20 2.5.1 コメント  北部露天掘り鉱区は、精炭の22%を$75ptで生産し、これは12:1 原炭剥土比のた めに最も高額な生産となっている。  ハイウォール採掘は最も安価な$48ptだが、露天採掘終了後の生産であり、ハイ ウォールには剥き出しの石炭が残される。  174kmのバージ輸送のコストは$0.021ptkmとなる。  950km の 鉄 道 輸 送 の 任 意 の 鉄 道 料 金 を $0.022ptkm ( Arctos プ ロ ジ ェ ク ト の $0.024ptkmと比べるとやや低め、2.4.1節を参照)と仮定すると、1トン当たり の料金は$20.90となる。残りの$12.10ptは、Ridleyターミナルの料金となる。 CarderoはRidleyと契約を結んでおり、PFS用にCN Railから見積もりを得ている と予測されることから、総鉄道・港湾コストはかなり正確であると考えられる。 したがって、鉄道料金は$20pt前後、港湾料金は$12pt前後と考えるのは妥当で あろう。 2.5.2 結論  Carbon Creekプロジェクトは3種類の採掘方法を使用する、比較的複雑なオペレ ーションである。  PFSはFOBベースの鉱山寿命平均操業費を$110ptと推定している。これはTeck の2013年の実際原価$116ptと同等である。

2.6

Summit Coal Ltd.

Summit Coal Ltd.の Mine 14 Project(以下、プロジェクトとする)は、アルバータ州中西部の 既存の Grande Cache 鉱山付近に位置する。 同プロジェクトは、柱房式坑内採掘操業で輸出市 場向けの低・中揮発性原料用炭約 950,000tpa の生産能力がある。開発と操業に必要とされるす べての認可は下りており、2 つの炭層で採掘が予定されていて、10番層が最上部で最初に採 掘され、次にその下の4番層が採掘される(炭層の厚さはそれぞれ平均 3.2m および 3.3m)。 炭層へのアクセスには 4 か所の入口が使用される。 1つのコンティニュアスマイナー(CM) スーパーセクション(2 台の CM が 1 台の給送/破砕機とベルトコンベヤに供給する配置)およ び2つのシングル CM セクションからは、1.3Mtpa の原炭が生産されると見込まれている。選 炭工場は精炭 950,000 トンを生産する(歩留まり 74.6%)。同工場での低品位炭と微粉炭(約 350,000tpa と推 定さ れる) は、 付近 の発電 所の 燃料 の一 部とし て使 用さ れる。 Golder Asspciates Inc.による同プロジェクトについての技術報告書は、2013 年 3 月に完了している。 同プロジェクトに関する以前のフィージビリティ調査およびプレ・フィージビリティ調査から の情報が一つの報告書に集約されている。同報告書は本分析のベースとなっている。同報告書 で使用されている通貨は 2013 年のカナダドルである。 表 E-11 は同プロジェクトの生産の主要統計データをまとめている。同鉱山は 17 年間の鉱山 寿命を通して、2 つの炭層から 14Mt の精炭を生産する予定である。

(22)

21 表 E-11 Mine 14:生産統計データ21 No. 10 炭層 原炭トン (000) 8,115 精炭トン (000) 6,054 歩留まり 75% No. 4 炭層 原炭 トン (000) 10,829 精炭トン(000) 8,083 歩留まり 75% Mine 14 合計 原炭トン (000) 18,944 精炭トン (000) 14,137 歩留まり 75% 1 トン当たりの収益 $142.85 生産性 (t/工数) 1.9 表 E-12 は直接経費、間接経費、非現金、山元費用を含む同プロジェクトの総 FOB 価格をま とめている。 表 E-12 Mine 14:総生産コスト22 直接鉱山経費 労働賃金 $000s $367,262 56% 天盤管理 $000s $107,788 16% 原料・補給品 $000s $80,320 12% メンテナンス・修理 $000s $81,398 12% エネルギー $000s $23,425 4% 直接経費小計 $000s $660,193 100% コスト/トン 原炭 $/tonne $34.85 コスト/トン 精炭 $/tonne $46.71 間接鉱山経費 トラック輸送 $000s $127,714 29% 選炭 $000s $128,305 29% 鉄道積み込み $000s $19,512 4% 道路メンテナンス $000s $2,873 1% ロイヤルティ $000s $127,949 29% 露天掘り、一般管理費 $000s $12,501 3% 資産税 $000s $19,968 5% 間接経費小計 $000s $438,822 100%

21 Summit Coal Inc.「Technical Report on Mine 14 Project」157 ページ表 22.2、Golder Associates Inc.、

2013 年 3 月

22 Summit Coal Inc.「Technical Report on Mine 14 Project」157 ページ表 22.2、Golder Associates Inc.、

(23)

22 コスト/トン 原炭 $/tonne $23.16 コスト/トン 精炭 $/tonne $31.05 総キャッシュコスト 総キャッシュコスト $000s $1,099,015 コスト/トン 原炭 $/tonne $58.01 コスト/トン 精炭 $/tonne $77.74 非キャッシュコスト 減価償却 $157,934 会社運営諸経費 $55,011 総非キャッシュコスト $000s $212,945 コスト/トン 原炭 $/tonne $11.24 コスト/トン 精炭 $/tonne $15.07 総生産費 総生産費 $000s $1,311,961 コスト/トン 原炭 $/tonne $69.24 コスト/トン 精炭 $/tonne $92.82 鉄道・港湾料金 $/tonne $33.36 総 FOB 価格 $126.18 2.6.1 コメント  ロイヤルティと非キャッシュコストを含む平均総LOM FOB価格は、$126.18ptで ある。  ロイヤルティを含まない、精炭ベースの平均総LOM現金コストは$69ptである。  SummitはRidleyターミナルとつながりがあり、調査のために鉄道料金情報をア ップデートしていると考えられるため、鉄道・港湾コスト$33.63ptは正確である と考えられる。 2.6.2 結論  年間生産量が比較的少ない累層の柱房式採掘において、表示されたコストを維 持することは、Summitにとって大きな課題となるであろう。

(24)

平成 25 年度海外炭開発支援事業 海外炭開発高度化等調査

「カナダにおける特定の原料炭および一般炭炭鉱の FOB 価格構成の考察」

平成 26 年 3 月 発行 発行: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門 2 丁目 10 番 1 号 虎ノ門ツインビルディング http://www.jogmec.go.jp/ おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機 構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするように最大限の努力 を行っておりますが、本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油 天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責を負いかねます。なお、本報 告書の内容を引用等する際は、あらかじめ独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 の許可を受けてください。

表 E-1 FOB 価格考察のまとめ($/t) は、6 つの調査対象それぞれの FOB 価格の総平均と輸送費 をまとめている。Vista 以外は、すべて同様の構成コストを含むと考えられる。Vista の原価に ロイヤルティは含まれない。それぞれ異なる操業方法で、考察した調査は正確性の基準が異な り、コストは異なる期間で算定されているため、数値の比較は直接できない。しかし、基本的 な部分を考察することで、それらの相対的な重要さと総数に対する影響を理解できる。4 つの プロジェクトのコストの違いも興味深い。
表 E-2  Teck Coal (100%) オペレーションの詳細(四半期および年次) 8
表 E-3 Sherritt の連結運営統計データ(Coal Valley & Obed 炭鉱) 10
表  E-5  は Vista プロジェクトの Vista のキャッシュコスト構成要素(不変ドル、ロイヤルティ を含まない)を精炭ベース、FOB  Ridley ターミナル、10、20、30 年区切りの平均でまとめて いる。範囲は$61~$68pt である。
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参照

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