1 小4理科(下) 第 12 回 もののとけ方(2) 要点チェック1 2020/11/10 改訂 ホウ酸さんの粒つぶをとり出す ①ホウ酸さん水の温度 水温を高くしてホウ酸さんをたくさんとかしたホウ酸さん水すいをつくり、そのままにしておくと、温度が下がるにつれ て、とけていたホウ酸さんの粒つぶがあらわれてきます。そして、粒つぶが出てきたホウ酸さん水すいをもう一度熱すると、また とけてしまいます。さらに、これを冷ひやすと、ふたたび粒つぶがあらわれてきます。 このように、ホウ酸さんは水の温度が高いほどよくとけ、低いとあまりとけません。そのため、液えきの温度を下げて いくと、とける限度量げんどりょうが少なくなり、とけきれなくなったホウ酸さんが粒つぶになって出てくるのです。 ②ろか とけきれなくなったホウ酸さんの粒つぶは、ろかしてとり出します。ろかをすると、 とけきれなくなって出てきたホウ酸さんの粒つぶがろ紙しの上に残ります。 このろ紙しには小さい穴がたくさんあいていて、水にとけているホウ酸さんは通し ますが、とけきれなくなった粒つぶは通しません。このとき、ろ紙しを通って出て きた液えきが(1…? 液 えき )です。 ③ろ液えきにふくまれるもの ろ紙しを通って出てきた液えきにはホウ酸さんがとけたままのため、冷ひやすと 再ふたたび ホウ酸さんの粒つぶが出てきます。しかし、このようにろかしても、とけた全部 のホウ酸さんをとり出すことはできません。 つまり、液えきの温度が下がって、水にとけきれなくなったホウ酸さんの粒つぶは、 ろ紙しの上に残りますが、このときに水にとけているホウ酸さんをとり出すこと はできないのです。 ※ろ紙しをろうとにつけるときの注意事項じ こ う ろ紙しをろうとに両手でおしつけたあとに、ろうとを(2)でぬらして、 ぴったりとろ紙しがつくようにします。
2 小4理科(下) 第 12 回 もののとけ方(2) 要点チェック2 2020/11/10 改訂 ※ろかするときの注意事項じ こ う ○ろうとの先をビーカーの内側のかべにつける。 ○液えきはガラスぼうを伝わらせてビーカーに入れ、ろ紙しのさんじゅう三 重に なった部分にガラスぼうをあててそそぐ。 などの注意が必要です。 出てくるホウ酸さんのつぶの量 ホウ酸さん水すいを冷やしたときに出てくるホウ酸さんのつぶの量を計算 します。 ①60℃で100 ㎤の水に、ホウ酸さんを限度量げんどりょうの15gまでとかした ホウ酸さんのほう和わ水溶液すいようえきを、20℃に冷やしたとき …20℃で 100 ㎤の水に、ホウ酸さんは(3)gまでしかとけません。 そのため、とけきれなくなったホウ酸さんの粒つぶの(4)gが出て きます。このとき、ろかをすると、ろ紙しの上に(4)gのホウ酸さんが 残り、ろ液えきには(3)gのホウ酸さんがとけています。 ②80℃で100 ㎤の水に、ホウ酸さんを9gとかしたホウ酸さん水すいを 冷ひやしていくとき …ホウ酸さん水すいの温度が(5)℃に下がるまで、ホウ酸さんの粒つぶは出てきません。 ホウ酸さん水すいの温度がこれよりも低くなると、粒つぶが出始で は じめます。 そして、20℃まで冷ひやしたときには全部で(6)gの粒つぶが出てくる ことが分かります。 同じようにして、80℃から 0℃まで冷ひやしたときには、全部で (7)g のつぶが出てきます。 ③80℃・200 ㎤の水でつくったホウ酸さんのほう和わ水溶液すいようえきを20℃まで冷やしたとき …80℃・200 ㎤の水には、(8)gのホウ酸さんがとけます。また、20℃・200 ㎤の水には、(9)gのホウ酸さんがとけます から、このとき、出てくるホウ酸さんの粒つぶは(10)gです。
3 小4理科(下) 第 12 回 もののとけ方(2) 要点チェック3 2020/11/10 改訂 食 塩 しょくえん の粒つぶをとり出す こい食 塩しょくえん水すいを冷やしても、食 塩しょくえんの粒つぶはほとんど出ません。 それは、水の温度が変わっても、食 塩しょくえんがとける限度量げんどりょうがほとんど変わら ないためです。 ①水を蒸 発じょうはつさせる 食 塩 しょくえん 水 すい から食 塩しょくえんの粒つぶをとり出すには、食 塩しょくえん水すいを熱して水を蒸 発じょうはつさせる 必要があります。少なくなった水にとけきれなくなった食 塩しょくえんの粒つぶが蒸 発じょうはつ 皿 ざら の底やまわりにあらわれてきます。蒸 発じょうはつするのは水だけで食 塩しょくえんは蒸 発じょうはつ しないためです。 ②出てくる食 塩しょくえんのつぶの量 20℃で200 ㎤の水に、食 塩しょくえんを限度量げんどりょうまでとかすと(11)gがとけます。 この食 塩しょくえん水の温度を100℃に上げて、水を 100 ㎤だけ蒸 発じょうはつさせると、 (12)g の食 塩しょくえんが取り出せます。また、残った食 塩しょくえん水の水を全部蒸 発じょうはつ させると、さらに(13)g の食 塩しょくえんが出てくることが分かります。 ホウ酸さんや食 塩しょくえんの結けっしょう A B C D ホウ酸さんの粒つぶは小さな六角形の板のような形をしています。上の(14…AかBかCかDで)がホウ酸さんの結けっしょうです。 食 塩 しょくえん の粒つぶはそれぞれ同じような立方体りっぽうたいの形をしています。(15…AかBかCかDで)が食 塩しょくえんの結けっしょうです。 また、ミョウバンの結けっしょうは(16…AかBかCかDで)で、 硫りゅうさん酸銅どうの結けっしょうは(17…AかBかCかDで)です。 ミョウバンの大きな結けっしょうをつくる 水の温度が高くなると、ミョウバンの水にとける限度量げんどりょうはホウ酸さんよりも、多く なります。この性質を利用してミョウバンの大きな結けっしょうをつくることができ ます。①ミョウバンを約50g はかり取ります。②その中から、小さくても形のよい 結 けっ しょうを1~2 個選び、それを種たねにします。③ビーカーに200 ㎤の水を入れて ミョウバンを加え、熱してとかします。④40℃くらいに冷えたとき、糸で結むすんだ種たね を入れ、ゆっくりと冷ひやします。すると、数日後には正三角形の面が上下に4 つ ずつ重かさなったような正八面体せいはちめんたいの形をした結けっしょうが大きく成長しています。
4 小4理科(下) 第 12 回 もののとけ方(2) 要点チェック4 2020/11/10 改訂 *アルコールランプの使い方の注意* ⇒ 1.器具き ぐ 類 は 平たいら な と こ ろ に 置 き、まわりをかたづけます。 2.しんの長さを調節しま す。しんが長いと、炎ほのおが大 きくなります。 3.アルコール の量を(18… ⇒ ?分目 ぶんめ )くらい にします。 多すぎると、 アルコールが もれて、アルコールに直 接ちょくせつ火がついてしまい、 少なすぎると入れ物の中で爆発ばくはつをおこすおそ れがあるためです。アルコールは液体から 気体になることをいう(19)しやすい液体なの です。⇒左下へ ⇒ 4.マッチを使って火をつけま す。 5. 炎ほのおの先の 1/4~1/3 くら い の部分 が 金網かなあみにあた る ようにします。 ⇒ 6. ふたをかぶせて火を消し、さらにもう一度 ふたをとって、アルコールの気体をにがしま す。