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フローチャートによるプログラミング環境の構築と発表用ソフトウェアの非接触駆動システムの開発

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Academic year: 2021

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- 403 -

フ昌一チャートによるプ臼グラミン夕、環壊の構築と

発表用ソフトウェアの非接触駆動シス子ムの開発

専 攻 教 科 ・ 領 域 教 育 専 攻 コ ー ス 生 活 ・ 健 康 系 コ ー ス ( 技 術 ・ 工 業 ・ 情 報 ) 氏 名 鎮 革 1 .はじめに 平成 24年度に完全実施された中学校新学習指 導要領では,従来の「フ。ログラムと計測・制御J が「プログラムによる計測・制御」として計測・ 制御に直接プログラムを関連させることが強調さ れている。ただ,中学生が直接プログラムを作成 することは大変であるため,プログラムを作成す るための支援環境が必要であり,フローチャート で

PIC

マイコンのプログラムを作成する

GUI

プ ログラミング必環境

PIC

GPE

を開発した(1)。その 後は実行している自作プログラムをコンピュータ で分析できるように

PIC-GPE

ための計測モジュ ール

P

I

C

-

M

o

n

i

t

o

r

を開発した(2)。 授業においては,教師と児童・生徒は互いに状 況に応じた情報交流を行っている。ただ,実際に 生徒からの情報発信が少ない。生徒の動きのフィ ードパック情報を画像等の情報から得られれば, 有効な授業支援となる。佐賀大学の角和博教授と の共同研究で学習者動作分析システムを開発し た(3)。学習者の動作の記録・分析・比較機能を含 んでいる。現在は人間のジェスチャーで操作で、き る電子黒板はほとんどない。そのため,非接触ジ ェスチャーにするとさらに手軽になると思い,動 作分析装置(Ki

n

e

c

t

)

HD

カメラと電動雲台とプ ロジェクターで非接触的な電子黒板を構築した。 この研究については開発を始めたばかりであるた め,現在は

PPT

の非接触操作機能のみとした。

2

.

P

I

C

-

G

P

E

w

i

t

h

P

I

C

-

M

o

n

i

t

o

r

このプログラミング環境でプログラミングする 指 導 教 員 菊 地 章 時には,事前のプログラミングの知識が要らず, フローチャートを描くのみでアルゴリズムが理解 でき,また同時に

C

プログラムの編集でき,更に 動作状態を

PC

側で分析できる特長を持っている。 中学生にはフ。ログラムよりフローチャートの方が 作り易いためである。最初にフローチャートを作 り,それからプログラムに変換し,次に

PIC

マイ コンに書き込んで実行し,実行する時に

PC

側に

PIN

の状態を分析すれば,中学生の計測・制御学 習が促進される。 このプログラミング環境には, ブローチャートを描く機能,標準C言語ソースコ }ドの変換機能,

PIC

用のプログラムにコンパイ ル機能,

PIC

に書き込みと実行機能,

PIC

マイコ ンの動作状態を

PC

側に表示機能,ソースコード 自由編集機能と多言語環境が含まれる。フローチ ャートを描く機能には,プログラムの基本的手順 である順次・分岐・反復を含め,さらに

PIC

専用 の機能も付加した。結果として,開発した

PIC

用 プログラミング環境には,開始,柊了,順次処理, アナログ入力,ディジタル入出力,分岐,反復,

PIC

固有の処理を含ませ,手順の機能別の意味合 いが分かるように配置をブロック化した。また, 中学生に興味を持たせるために多くの面白い機能 と便利な機能を作った。ハードウェアは国定では なくて開放牲とした。 3.学習者動作分析システム この学習者動作分析、ンステムで、授業中の学習者 の動作を記録・分析・比較できる。本システムを 用いると3 技術教育の木材加工等の動きのある生

(2)

- 404 - 徒動作の分析のみならず座学での学習者の動きも 分析できるため,有効な授業支援環境となる。シ ステムでは安価で広く使われている KINECTセ ンサを利用した。その深度センサ情報を取り出す ことにより学習者の動作を抽出した。この深度情 報を利用した学習者動作分析システムは, Action CaptureとAction

An

alysis Assistantを含ん でいる。データキャフ。チャー,深度データ分析, 3D再生,動作データ分析・比較機能と XLSファ イルへの保存機能で構成した。 . Action Capture Action CaptureはKinectから取ったデータを 構造化してテキストファイルに保存するソフトウ ェアである。一秒間28・32フレームのスピードで 人聞の動作を記録できる。記録する時に,実時間 で RGB情報と深度情報を合成して全ての関節点、 を再生するようにした。 . Action

An

alysis Assistant Action

An

alysis Assistantで記録したデー タを読み込んで、初期化して 3D再生,多データフ ァイルのチャートで位置と加速度で分析・比較で きる。それに,データをXLSファイルに保存でき るようにした。そのため, Excelファイルのデー タを処理してさらに詳しく分析できる。 4.発表用ソフトウェアの非接触駆動システム 本システムの開発初期には2つのHDカメラで Stereo

lision作った。ただ2 現在の汎用コンビュ ータの性能で、高速で人聞の動作を判断で、きないの で,後期の研究ではKinectを用いて深度情報で人 聞の骨格座標を取った。KinectのRGBカメラの 画質の不足を補うために,一つのHDカメラを利 用した。 HDカメラの色情報で人開の顔と目を検 出できる。それに, Kinectから取った骨格座標で、 人間の手の大体位置を判断して皮膚の色で手の部 分を抽出できる。HDカメラはKinectの深度セン サとキャリプレーションすれば,高画質で動作判 断の精確率が高められると思う。現在は人聞の頭 の位置で合成している。合成図の動作状態を判断 して非接触的に操作できる。次に,移動している 人をトラッキングできるように電動雲台を構築し た。普通の撮影用の雲台は安定なビデオを撮影で きるように動作が遅いでこのシステムは動作が速 い工業用の電動雲台を利用した。これにより,本 システムは移動中の人のジェスチャーでコンピュ ータを非接触操作できるようにした。現在はPPT の操作機能のみ完成した。なお,電動雲台はコン ヒ。ュータの USBポートと接続してシリアルコマ ンドで駆動している。 5. おわりに これまで、の教育環境を改善するために,種々の 教育・学習支援システムを開発した。作成した PIC-GPE with PIC-Monitorは実際の授業で教材 として利用している。例えば,全国規模の産業・ 情報技術等指導者養成研修で実習したり,平成25 年の「科学・技術者の発掘・養成講座」で教材と して小学生や中学生に

LED

の制御を学習させた。 発表用ソフトウェアの非接触駆動システムはデモ として非接触的なジェスチャーでコンピュータを 操作できることを証明した。将来はさらに幅広く 教育現場へ応用させたい。 参考文献 (1)菊地章・鎮革:プログラムによる計測・制御学習の ための GUIプログラミング環境の構築, 日本産業 技術教育学会誌,第54巻,第2号,pp.59-67(2012) (2)鎮革・菊地章:PIC-GPEと連動したPIC-Monitor の開発,日本産業技術教育学会誌,第56巻,第1 号 (2014)(掲載予定) (3)角和博・白柿由紀子・鎮革・菊地章:中学校技術・ 家庭 fD情報に関する技術Jの授業における座学学 習時の生徒の挙動パターンの抽出,日本産業技術教 育学会誌,第55巻,第4号, pp.243・252(2013)

参照

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