Linux OS
上で動作する汎用アナログ入出力システムの構築
教 科 ・ 領 域 教 育 専 攻 生活・健康系コース(技術) 井 上 知 延1
はじめに
現在の F Mラジオ放送では, F M多重放送 と し て ス テ レ オ 信 号 の 位 相 変 換 を 利 用 し た QPSK( Quadrature Phase Shift Keying)によ り,番組情報やニュース,災害情報などの文字 情報を音響信号の位相変換に含めて放送を行う サービスがある。しかし,実際に使用してみる と音響信号の電波は受信できる場所で、あっても, 文字情報の電波受信はよほど電波感度のいい場 所でなければ受信できない難点がある。このよ うなことから,今まで文字情報の受信が困難で、 あった場所でも受信が行えるよう,またラジオ 放送がディジタル化された際に文字情報を音響 信号に含めて送れるようにしたいと考えた。 以上のことから,本研究ではディジタルラジ オが利用できることを想定して,文字情報を透 かレ情報としてディジタル信号に埋めることを 前提に, A-Dボード利用と D-Aボード利用を 行うための汎用アナログ入出力システムの構築 を千子う。2 既 存 計 測 制 御 シ ス テ ム
Vx
羽
T
o
r
k
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システムの改良
VxWorksシステムを図1に示す。 VxWorks はリアルタイム UNIXシステムであり,モニ タ, HDD,キーボード,マウスを持たず,他の UNIXマシンから操作して計測プログラムを実 行するシステムである。このとき, VME CPU 指導教官 菊 地 章 図 1:VxvVorksシステムの全体図 ボードにはEthernetと通信用コネクタが付いて おり,どちらもRJ-45で接続するようになって いる。これまで利用していた!日システムのパー ソナルコンビュータでは, RS-232C(D-sub25ピ ンコネクタ)を介してVMECPUボードの通信 コネクタと情報をやり取りしていたが, PCjAT 互換機ではRS-232C(D-sub9ピンコネクタ)の ため,これと RJ-45を接続するためのコネクタ を新たに製作する必要が生じた。製作した変換 コネクタの結線図を図2に示す。 図2:RS-232C(D-sub9ピンコネクタ)と RJ-45 の結線図 次に,パーソナルコンピュータからRS-232C を操作して内部ノミラメータを変更するためKer --442-mitコマンド利用について検討した。!日パーソ ナノレコンピュータではMS-D08用のKermitコ マンドを使用していた。最近のパーソナルコン ピュータは PCjAT互換機であり, vVindows -Xp上で動く Kermitが必要となる口フリーソフ トウェアを調べた結果, Tera Term Pro ver.2.3 が利用できることが分かり,これを用いて R8-232Cを介して内部パラメータ変更が可能にな った。ただ,理想的には全ての環境をフリーの
Linux環境で統一したく, Linux上でKermitを 利用できる環境が必要となる。 RedHatLinuxに は標準で GKermitが組み込まれているが,ソ フトウェア機能が十分でなく通信するための 十分なパラメータ設定ができない。そのため, Linux用のフリーソフトウェアを調べていくと, C-Kermitが利用できることが分かつた。イン ストーノレ後に C-Kermitを起動し,次の2行の 環境設定を行い,さらにCコマンドを入力する ことにより, VME CPUボード内の内部パラ メータを変更することが可能になった。 set line