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「FC EXPO 2007」見聞録:株式会社 鈴木商館/鈴木譲

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水素エネルギーシステム Vol.32, No.1 (2007) 見聞録 ―69―

見 聞 録

「FC EXPO 2007」見聞録

鈴木 譲

株式会社 鈴木商館 ガス機器開発部豊田工場 〒470-0334 愛知県豊田市花本町井前129-2 今回で3回目となるFC EXPO が 2007 年 2 月 7 日か ら2 月 9 日まで東京ビッグサイトで開催されました。今 回も水素エネルギー協会は共催という形でFC EXPO の 開催を支援いたしました。年々規模が大きくなるこの FC EXPO ですが今回は出展企業は 462 社にのぼり、期 間中の入場者は2 月 13 日付の国際水素・燃料電池展事 務局の発表によると24,494 名にもなったそうです。 すっかりお馴染みのFC EXPO 入口風景 主催者側の運営も3 回目ともなるとだいぶ運営方法等 洗練されて来ている感があります。専門技術セミナー、 出展企業による製品・技術セミナー、大学・国公立研究 所による研究成果発表フォーラムなど講演関係も展示と 同時並行で行なわれました。更にJHFC 水素・燃料電池 実証プロジェクト主催の燃料電池自動車・水素自動車試 乗会も西屋外展示場にて行なわれ人気を博しました。更 に、展示に関しても6 つのゾーンと 2 つのパビリオン、 1 つのエリアに区分けされ来場者に分かり易いブース配 置になっていました。ゾーン区分け内訳は図1 のように なっていました。 今回のFC EXPO では一般家庭向けコジェネレーショ ンシステムをはじめとした、民生用燃料電池システム関 連の展示が増えたように思います。従来のように2 億円 の燃料電池自動車・・・と言うような物ばかりですと燃 料電池の実用化はまだまだ先だな、コストも一般庶民に は全く手の届かない物だなとの印象を与えがちです。と ころが今年はどうでしょう、ポータブル機器向けの燃料 電池ですとかSOFC を使ったポータブル電源、挙句の果 てにお掃除ロボットからゴジラまでありました。印象と しては見ていて楽しい、更には現燃料電池の開発最先端 にいらっしゃる方々が燃料電池の問題点を重々承知して 懸念されている事を振り切って余りあるぐらいの勢いが ついて来ているのかなと言う感想です。もう後戻りは出 来ないし、する必要は無いのかもしれません。市場は燃 料電池開発者の思惑、懸念をよそに燃料電池の利用価値 を認めどんどん勝手に応用分野を何人にも止められない パワーで拡げつつあるようです。 水素のインフラが整わないと真の燃料電池実用化は難 しい、と考えるのは私のような自称水素エネルギー通だ けかもしれません。反省しなければいけないと思います。 水素インフラが無くても燃料電池が便利で価格もリーズ ナブルになって来ていればともかく使う、家庭用の灯油 改質装置等もその精神のように思います。 図1 FC EXPO 2007 の展示区分と出展者数

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水素エネルギーシステム Vol.32, No.1 (2007) 見聞録 ―70― 昨年同様水素エネルギー協会も出展ブースを確保いた だき、運営組織説明パネル、出版物紹介、協会説明パン フレットの配布などPR をさせていただきました。 今回は東2 ホール出入り口入りすぐの場所で多くの方 が立ち寄ってくださいました。立ち寄ってくださった皆 様、大変に水素エネルギーに対する関心が強くかなり突 っ込んだ質問も多く、対応者が事務局女性だけの時はだ いぶ対応に苦慮されたようです。 しかし、ここ数年水素エネルギーに対する関心は確実 に多くの方がお持ちになっていらっしゃる事が協会ブー スに数十分間おっただけでも体感できました。 展示会場風景 FC EXPO 2007 水素エネルギー協会 ブース

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