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モフス工法による張弦梁構造の 体育館施工報告

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Academic year: 2021

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(1)

西松 建設技報 vOL24

モフス工法による張弦梁構造の 体育館施工報告

加藤 武 * 近江 弘之*

TakeshiKatou HiroyukiOumi 1.は じめに

下館体育館 には,メイ ンア リーナ (W40mXL50m) とサ ブア リーナ (W20mxL30m)の2つ の ア リーナが あ り,屋根鉄骨の構造が特殊 な張弦梁構造 とい う設計 に なっている.今回は, このメインア リーナの50mのスパ ンに架 か る9本 の大 梁 (H‑400mm 図‑1), タ イ ロ ッ ト (75¢)の張弦楽構造 に よる屋根鉄骨,その下 にあ るL‑250mにわたるキャッ トウォークお よび舞台機構 の 鉄骨 を取付 けるための設備工事用 としての内部足場が非 常 に複雑で大掛か りなものになる.

本報告 は,メインア リーナにおける内部足場計画につ いて,モ フス工法 (移動式作業床) と在来工法 とを比較 した場合の利点,施工上の問題点お よび今後の検討課題 について報告す る.

2.

工事概要

工事名称 発 注 者 設計監理 施 工 工事場所 工 期 建物概要

:下館市市民運動公園体育館建築工事 :下館市

:下館市建築士会公共施設設計共同企業体 :西松 ・棟木 ・斎藤特定建設共同企業体 :茨城県下館市大字上平塚地内

:平成11年7月21日〜平成13年2月9日 :RC遺一部S造2階建

建築面積 6,473.73m‑2 延床面積 8,002.05m2

3.モフス工法 と在来工法 との比較検討

(1)全面 に足場 をかける在来工法 にこだわ らない仮設足場 の検討 を行い, コス トダウンを図る.

(2)在来足場では足場の組払 し,組替 えが高所で多岐にわ たるため,組替 えのない安全な施工足場の検討 を行 う.

(3)張弦梁の張力管理の出来る足場の検討 を行 う.

以上の点についてモ フス工法 と在来工法 との比較検討 を行 った結果,モ フス工法 を採用 した. (表‑1

,2 )

*東関束 (支)下館体育館 (作)

抄金

図‑1 Y通 り鉄骨軸組図

写真‑1 鉄骨建方状況

写真‑2 モフス下降時

写真‑3 モフス上昇時

(2)

抄鐸

写真‑4 建物全景

写真

‑ 5

ア リーナ内部

4.おわりに

・モフス工法の採)削 こよ り,足場組払 Lや組替 えの労務 費,機材損料のコス トダウンが図れた.

・常 に作業床での作業が可能にな り,張弦梁の組立やキ ャッ トウォークの取付が無理 な く安全 に施工出来た.

(写真‑1,2

,3)

・鉄骨の形状か ら今回のモフス工法の採用は,在来工法 と比較 して, コス トダウンと安全施工 に特 に効果的であ った. また,モ フス工法採用の条件 として,ブロック割 での鉄骨建方や ジャッキダウンが建物の構造上可能であ れば,今後,大空間を持つ建物内部足場の仮設計画にお いて,主要 な工法になると考 えられる.

112

西松建設技報 voL.24

表‑1 コス トの比較

項 目 全面足場 モ フス工法 革

仮設手 間 100 120

相損料 100 30

桟'高所作 業中レッカー1'S, 100 194

王室メイ ンア リーナ手問 (69) 94(注契約) サ ブア リーナ (7)

キ ャ ッ トウ ォー ク (24)

方 剤 100

*全面足場 での コス トを100と した場 合

‑2

工法の比較

面足場 モ フス二1二法

工期が ない場合 , どこか ら作 業床が昇降す るため,高 で も作 業可能 所 での足場安全性 が高い盛替作業が な く,

ので コス ト管理が容易・すべ て契約 内で管理 で きる

・鵜所 で足場 盛啓等 の危険・1ブ ロ ッ クii5.:の 施 工 の た 菜が 多い・全面足場 のため,手 間機材 め,サ イクル通 りの決め られた工期が必要

・モ ブスの組立解体 に,内部

損料が 多 くかか る に油圧 ク レー ン,高所作業が必が必要 (安.また重接の擬 人 開口設開口躯体 後打 ち)

タイロ ッ付時 な し

1回

キャットウォーク,吊物権構取付 時 1

参照

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