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データの変動を分解することができる

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Academic year: 2021

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(1)

データの変動を分解することができる

処理Aによる変動

処理Bによ る変動

処理Aと処理Bの交互作用による変動 誤差による変動

データの値の変動を上の図のように分解し,誤差による 変動に比べて,処理や交互作用による変動が意味がある

(有意差がある)変動かを調べる

(2)

分散分析の原理

処理Aによる変動

処理Bによ る変動

処理Aと処理Bの交互作用による変動 誤差による変動

データの総変動=処理による変動+誤差変動

=個々の処理による変動(主効果)+交互作用  よる変動+誤差変動

(3)

分散分析とはどんなものか?

データの値は,それぞれ偶然誤差による変動と処理の効 果による変動とが重なってできている.

データの変動から誤差と処理の効果による変動を分ける

そのまえに誤差がわかっていたら,データはどうなる のかを考えてみよう 逆から考えてみる

例:ハムスターをひまわり,大豆,人工餌の3種類のどれ で育てるのが一番よいかを実験した

(4)

各列に効果を加える

実験データに全く差がなけ れば下のようになる

ひまわ 大豆 人工餌 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15

ひまわり 

0

大豆 

-3

人工餌 

3

餌の効果に差があるなら 下のような結果になる

餌の効果:

ひまわ 大豆 人工餌

ひまわ

大豆 人工餌 15 12 18 15 12 18 15 12 18 15 12 18 15 12 18

(5)

ひまわ 大豆 人工餌 15 12 18 15 12 18 15 12 18 15 12 18 15 12 18

誤差によるばらつきを加える

+2 +0 +3

+3

-3 +1

+0 -2 +0 -2

+1 -4 -1 -1 +3

餌の効果が誤差なく発 揮されると下のように なる

誤差があるなら

下のような結果になる

誤差の合

0

餌の効果が

±3

であるのに誤差も

±4

である.

餌の効果と分離できるのか?

ひまわ 大豆 人工餌

ひまわ

大豆 人工餌 17 15 19 15 12 14 18 10 17 12 12 17 16 10 21

(6)

元のデータから総変動

(平均からのずれ)を取り出す

平均

15

総変動=

処理による変動+誤差による変動

(2乗和)

ひまわ

大豆 人工餌 17 15 19 15 12 14 18 10 17 12 12 17 16 10 21

ひまわ

大豆 人工餌

2 0 4

0 -3 -1 3 -5 2 -3 -3 2 1 -5 6

(7)

得られた結果から効果と誤差を分離し よう

列の合計 列の平均

平均

15

列の効果 もともとの列の効

 

0

 

-3 3

誤差の平均 

0

ひまわ

大豆 人工餌 17 15 19 15 12 14 18 10 17 12 12 17 16 10 21

ひまわ

大豆 人工餌

ひまわ

大豆 人工餌 1.4 3.2 1.4 -0.6 0.2 -3.6 2.4 -1.8 -0.6 -3.6 0.2 -0.6 0.4 -1.8 3.4

78

   

59

  

88

15.6

 

11.8

  

17.6

0.6

 

-3.2

  

2.6

(8)

見積もった誤差と真の誤差を比較する

さきほど見積もった誤差

本当の誤差

処理の効果が本当にあったのかを検定する

誤差変動に比べて,処理の変動の方が十分に大きいこと をF検定で検定する

ひまわ 大豆 人工餌 1.4 3.2 1.4 -0.6 0.2 -3.6 2.4 -1.8 -0.6 -3.6 0.2 -0.6 0.4 -1.8 3.4

ひまわ 大豆 人工餌

2 3 1

0 0 -4 3 -2 -1 -3 0 -1 1 -2 3

(9)

データから見積もった効果と誤差

繰り返

ひまわり 大豆 人工餌

1 0.6 -3.2 2.6

2 0.6 -3.2 2.6

効果 3 0.6 -3.2 2.6

4 0.6 -3.2 2.6

5 0.6 -3.2 2.6

1 1.4 3.2 1.4

2 -0.6 0.2 -3.6

誤差 3 2.4 -1.8 -0.6

4 -3.6 0.2 -0.6

5 0.4 -1.8 3.4

(10)

分散分析

誤差変動に比べて,処理の変動の方が十分に大きいこと をF検定で検定する

誤差変動と処理の変動は分散で評価できる

帰無仮説:処理の変動と誤差の変動には差がない

誤差変動よりも処理の変動の方が大きいと考えてよい から片側検定となる

(11)

-4-3-2-101234 -4-3-2-101234 -4-3-2-101234 -4-3-2-101234

分散分析の帰無仮説

帰無仮説:

μ

μ

μ

μ

μ μ

1

μ

2

μ

3

μ

4

A

1

A

2

A

3

A

4

(12)

-4-3-2-101234 -4-3-2-101234 -4-3-2-101234 -4-3-2-101234

分散分析の対立仮説

対立仮説:処理間の母平均のどれか一つは異なる

μ

1

μ

2

μ

3

μ

4

A

1

A

2

A

3

A

4

(13)

分散比(F値)とP値を計算する

p-

値は

0.006229

である.

したがって,有意水準

1

%で帰無仮説は棄却される

ハムスターの成長は餌によって変化すると結論できる.

99 .

43 7 .

5

4 . 43

2

1

 

V F V

2 1

V

F    V

誤差の分散 効果の分散 さ

誤差のばらつきの大き

効果のばらつきの大き

参照

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