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3.木製トレーの開発 

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1  工業技術センターの研究開発に基づく実用化事例      ページ  1.ヘルシーな人参ジュースの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1  2.納豆菌を利用した生分解性高分子の開発 

3.木製トレーの開発 

4.水質浄化能を有する炭化物含有コンクリートの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・2  5.新型管継ぎ手の開発 

6.ヘール加工を用いた高品位シール溝加工 

7.自然物形状に対応可能な3次元 CAD/CAM システムの開発・・・・・・・・・・・・・3  8.微細気泡を利用した水質浄化装置の開発 

9.高耐久性木材の開発 

10.NC工作機械精度計測システムの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4  11.床ずれ予防用メンタルマットの開発 

12.アパタイトシートを利用した細胞培養装置の開発 

13.ニーム抽出物を用いた害虫防除剤の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5  14.エビ類養殖用餌料添加剤の開発 

15.けい藻土を使用した塗装剤の開発 

16.三次元研磨ロボットの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6  17.自動水分制御装置の開発 

18.流下液膜式氷蓄熱器の開発 

19.メンテナンスフリー軸継手の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7  20.高耐食性溶射皮膜の開発 

21.排水処理槽や池の水質改善装置の開発 

22.プラスチック減容化プレス装置の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8  23.巡回警備ロボットの開発 

24.廃棄樹脂微粉を活用した導電性微粒子の開発 

25.内部アクティブ磁気シールドシステムの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9  26.デジタル相関法を用いた面外変位計測装置の開発 

27.染料を使わない動物繊維着色技術の開発 

28.無電解めっき用前処理剤の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10  29. (高分子/液晶)複合膜の開発 

30.高効率遺伝子導入試薬の開発 

31.高濃度オゾン氷製造装置の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11  32.高齢者用の二人用テーブルと回転椅子の開発 

33.福岡オリジナルソフト清酒の開発 

34.カツオ漁用疑似餌の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12  35.レリーフ壁成型用ローラーの開発 

36.耐食性 Zn-Al 溶射皮膜の開発 

37.マグネシウム合金のスタッド溶接技術の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13  38.高性能耐摩耗・耐食金属複合管の製造開発 

39.高精度二次元画像解析システム DICM2   

2  工業技術センターの技術指導に基づく実用化事例 

1.こんにゃくを用いた型取り技術の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14  2.新しい大豆発酵食品の開発 

3.コンクリート製疑似畳製品の開発  4.ボイラー排熱回収装置の開発 

5.連続鋳造用銅モールドの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15  6.筑後もめん日傘の開発 

7.化学薬品を使わないタオルの開発  8.製鋼用耐摩耗部品の開発 

9.画期的なアルミサッシの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16  10.自動小型梱包機の開発 

11.酒から生まれたドレッシングの開発 

12.バイオトイレの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17  13.食品用サニタリー新型ガスケットレス管継手と締結装置の開発 

14.屋上緑化資材の開発 

15.蛇篭型水質浄化土木資材の開発 

16.三次元ハート形状毬寿司型の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18  17.間伐リボンの開発 

18.撥水性を付与できる木材のソープフィニッシュ処理液の開発   

3  研究開発を実施する企業への補助金活用による実用化事例 

1.柿ワインの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19  2.低乳糖濃縮乳を用いた食品の開発 

3.注射薬自動払出装置の開発  4.高周波誘導加熱装置の開発  5.高耐久性鋳造複合ライナーの開発 

6.耐摩耗性に優れた溶射皮膜形成法の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20  7.圧縮空気水分分離装置の開発 

8.ネジ締付工具小型汎用トルクコントローラの開発  9.ハイブリッド発電の最適化システムの開発 

10.シリコンライトの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21  11.ダイレクト油圧制御方式のトランスファー成型機の開発 

12.動力軸のない非接触型ポンプの開発  13.遠隔分身ロボットの開発 

14.環境適合型高性能アルミ吸音板の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22  15.おしゃれパンツの開発 

16.軽量防食プレハブ部材と低コスト補修・補強工法の開発  17.気泡シート・ゴムシート等の切断装置の開発 

18.熔接管および補修管の計測・再現装置の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23  19.マンガン酸リチウムを用いた低コストで熱的に安全な電池の開発 

20.超省エネルギー形の恒温恒湿装置の開発 

21.高機能な通話音声活用型 CTI システム(電話とコンピューターシステムを統合する技術)の開発 

 

(2)

1 工業技術センターの研究開発に基づく実用化事例

開発概要

農業総合試験場と連携して、野菜汁・果汁等農産物搾汁液に含 まれている糖を、酵素処理して腸内のビフィズス菌を増やすよう にした健康飲料を開発し、平成8年に人参100%ジュース「人参活 菜」として商品化しました。

1.ヘルシーな人参ジュースの開発 生物食品研究所

関 連 研 究:バイオテクノロジーによる機能性食品素材の開発

(平成3〜7年度 地域バイオテクノロジー実用化 促進事業/農林水産省)

実用化企業 :福岡県園芸農業協同組合連合会

関 連 特 許:「液状食品素材の製造方法」 特許第2852206号

人参ジュース

2.納豆菌を利用した生分解性高分子の開発 生物食品研究所

開発概要

納豆の「ねばねば」は、ポリ−γ−グルタミン酸と いう生分解性の高分子化合物です。このポリ−γ−グ ルタミン酸を大量に生産する技術を確立し、平成10年 に化粧品等の原材料として利用されています。

関 連 研 究:生分解性を有する機能性繊維・高分子材料の開発 ポリ−γ−グルタミン酸製造方法

(平成5〜7年度 産学官共同研究開発事業/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)

実用化企業 :福岡県醤油醸造協同組合

関 連 特 許:「高分子化合物を生産する微生物の培養装置及び培養方法」 特願2004-222133

「納豆菌による高分子量ポリ-γ-グルタミン酸の生産方法」 特願2004-224472

ポリ−γ−グルタミン酸製造方法

3.木製トレーの開発 インテリア研究所

開発概要

杉の未利用材や間伐材を有効利用して、発泡スチロールトレー に比べ環境負荷の少ない木製トレーを開発しました。平成11年、

平成12年に大分県、高知県内にそれぞれ製造工場が新設され、木 製トレーの大量生産を開始し、食品トレーなどに利用されていま す。

木製トレー 関 連 研 究:森林資源の有効活用を指向した包装製品の開発

(平成9〜12年度 経常研究/県単)

実用化企業 :前田機工(株)、全国森林組合連合会、

(株)エコアス馬路、企業組合ウッドトレー

関 連 特 許:「木質トレーの製造方法及び製造装置」 特許第3431073号

(3)

4.水質浄化能を有する炭化物含有コンクリートの開発 インテリア研究所 開発概要

福岡県保健環境研究所と連携して、木質廃材や立花町の竹等を原 料とした炭化物と特殊セメントの複合により、水質浄化能を持った コンクリートを開発し、「チャコケン」、「モスビューロック」と して平成11年に商品化し、県内河川において環境保全型土木資材と して利用されています。

モスビューロックの施工例

(福岡県二ッ川(三橋町、柳川市))

関 連 研 究:炭化物を複合化した水質浄化コンクリートの開発

(平成9〜12年度 経常研究/県単)

実用化企業 :(株)野田ブロック工業、環境保全型炭入りブロック工業会 関 連 特 許:「水質浄化能を有するコンクリート」 特許第3249945号

「水質浄化能を有する間知ブロック」 特許第3338414号

「多孔質炭入りコンクリート製品」 特許第3577583号

5.新型管継ぎ手の開発 機械電子研究所

開発概要

工業用排水の配管に使用されている継ぎ手の内部に、特殊な溝 加工部を設け、漏れ防止機能を持つ半永久的に使用できる新型管 継ぎ手を開発し、「GLスーパーフランジ」として平成11年に商 品化しました。

関 連 研 究:新型管継ぎ手の開発

(平成9〜10年度 北九州産学官連携研究開発特別 助成事業/(財)北九州市産業技術振興基金)

実用化企業 :(株)大創

GLスーパーフランジ

6.ヘール加工を用いた高品位シール溝加工 機械電子研究所

開発概要

研磨などの工程がいらない高精度の金属切断加工ができる精密ヘール加工法を開発し、真空機器用シール溝 加工への応用を行いました。平成11年より真空チャンバーの生産に活用されています。

関 連 研 究:6軸高精度ヘール加工システムの開発

(平成10〜12年度 地域コンソーシアム研究開発事業/NEDO)

実用化企業 :(株)サイメックス

関 連 特 許:「加工データ作成方法、加工データ作成方法のプログラム、加工データ作成方法を記録した 記録媒体及びヘール工具」 特開2002-263987

ヘール工具 工具軸まわり に回転

すくい面

工具進行方向

逃げ面

(4)

7.自然物形状に対応可能な3次元CAD/CAMシステムの開発 機械電子研究所 開発概要

自然物形状などの複雑な3次元形状をコンピュータデータとして簡単に取り込み、CAD/CAM(コンピ ューターを使った3次元設計支援/加工支援システム)の立体図形を自動的につくることができる機能を持っ たシステムを開発し、平成11年に商品化しました。

関 連 研 究:「干渉線投影法」によるリバースエンジニアリング対応型3次元CAD/CAMシステムの開発

(平成9〜10年度 新技術実用化促進事業/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)

実用化企業 :コンピュータエンジニアリング(株)

関 連 特 許:「工具経路算出方法」 特許第3010002号

オンマシン測定

実形状 CAD図形

8.微細気泡を利用した水質浄化装置の開発 機械電子研究所

開発概要

微細な泡を発生させることで効率的に空気を水中に溶かし、酸 素を好む微生物を増殖させ、河川、湖沼、海水等の水質を浄化す る装置を開発し、「Genki 0

」として平成12年に商品化し ました。

関 連 研 究:微細気泡発生装置の開発

(平成10年度 新技術創造基盤研究事業/県単)

実用化企業 :(株)理研

関 連 特 許:「高効率ガス溶解装置」 特開2001-000890

Genki 0

9.高耐久性木材の開発 インテリア研究所

開発概要

環境への負荷が低い熱硬化性樹脂を、木材に注入し硬化させる ことで、腐れや寸法変化に強い木材の開発を行い、「エコアコー ルウッド」として平成13年に商品化しました。

関 連 研 究:PF樹脂注入木材によるアウトドア・住宅関連製品 の開発(平成6〜平成13年度 新技術創造基盤研究 事業、研究成果実用化事業/県単)

実用化企業 :九州木材工業(株)

高耐久性木材を使用した東屋

(5)

10.NC工作機械精度計測システムの開発 機械電子研究所

開発概要

NC(数値制御)工作機械の誤差を測定し補正を行うため、誤 差を高精度に計測できるシステムを開発し、「2次元MMMシス テム」として平成13年に商品化しました。

関 連 研 究:NC工作機械精度計測システムの開発

(平成8〜9年度 事業主団体研究開発業

/雇用促進事業団(現 雇用・能力開発機構))

実用化企業 :日本ファインテック(株)

関 連 特 許:「工作機械精度計測システム」 特許第3217737号

2次元MMMシステム

11.床ずれ予防用メンタルマットレスの開発 化学繊維研究所

開発概要

クッション性の異なる複数のウレタンを組み合わせること で、床ずれ予防に必要な体圧分散性を持たせたマットレスを 開発し、平成14年に「メンタルマットJ」として商品化しま した。

関 連 研 究:高齢者の生活を支援するADL評価技術に関する研究

(平成8〜10年度 地域活性化連携事業/中小企業庁)

実用化企業 :(株)カクイックス アメニティ メンタルマットJ

12.アパタイトシートを利用した細胞培養装置の開発 生物食品研究所

開発概要

人間の骨や歯の主な成分であるアパタイトをシート化する技術 を開発し、動物細胞を連続的に培養する装置を試作、平成14年に 商品化しました。バイオ医薬品の生産、人工臓器の研究などバイ オテクノロジー関連の企業、研究機関での広範な活用が期待され ます。

関 連 研 究:アパタイトシートを利用した動物細胞三次元培養シ ステムの開発

(平成10〜12年度 新技術研究開発特別事業/県単)

実用化企業 :(株)アステック

細胞培養装置

(6)

13.ニーム抽出物を用いた害虫防除剤の開発 生物食品研究所 開発概要

インドセンダンの種子から得られるニーム抽出物の主成分である アザジラクチンAは、数種の昆虫に対する摂食阻害活性が研究によ り明らかになりました。その結果、忌避・摂食阻害剤として、平成 14年に「ニーム156」として商品化しました。

関 連 研 究:ニーム由来成分を用いた害虫防除剤の開発

(平成12〜13年度 中小企業新製品開発促進支援事業/県単)

実用化企業 :クロレラ工業(株)

ニーム156

14.エビ類養殖用餌料添加剤の開発 生物食品研究所

開発概要

クルマエビ等の養殖が盛んになるにつれて、エビ類に感染す るウイルス病等、様々な病害が問題になっています。抗ウイル ス活性を有する海洋性微生物を用いた餌料添加剤を開発し、「

Shrimp Guard」として平成14年に商品化しました。

関 連 研 究:クルマエビに対する抗ウイルス性細菌剤の開発

(平成8〜9年度 北九州市産学官連携研究開発特別 助成事業/(財)北九州市産業技術振興基金)

実用化企業 :(株)九州メディカル

Shrimp Guard

15.けい藻土を使用した塗装剤の開発 インテリア研究所

開発概要

多孔質という特徴を持ち、湿気やにおいを吸収する効果のあ る、けい藻土を原料とした、室内用塗装剤を開発し、「クロス ライズ」として平成14年に商品化しました。

関 連 研 究:けい藻土のハイブリッド化よる新規建築材料の創生

(平成12〜13年度 中小企業新製品開発促進支援事業

/県単)

実用化企業 :二瀬窯業(株)

クロスライズ施工例

(7)

16.三次元研磨ロボットの開発 インテリア研究所 開発概要

自由曲面に付加価値を求めたインテリア商品の開発を支援す るため、押付力の繊細な調節機能とCAM(コンピュータ支援 による加工技術)との連携により、従来の煩わしいデータ入力 作業を必要としない研磨ロボットを開発しました。平成14年に

「インテリジェントサンダー・ロボ」として商品化しました。

関 連 研 究:インテリジェント力制御を用いた研磨ロボットの研 究開発(平成12年度 ベンチャー企業支援型地域コ ンソーシアム研究開発事業/NEDO)

実用化企業 :(株)エーエスエー・システムズ

関 連 特 許:「ロボットの力制御方法」 特開2001-062763 

「ロボット軌跡の教示方法」 特開2002-023826

インテリジェントサンダー・ロボ

17.自動水分制御装置の開発 機械電子研究所

自動水分制御装置 関 連 研 究:熱流束式自動最適水分制御装置の開発

(平成15年度 新技術実用化促進事業

/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)

実用化企業 :九州指月(株)、(株)ユーエスアイ

関 連 特 許:「水分量検知センサー及びそれを使用した含水量 測定方法」 特開2001-343343

開発概要

食品、土壌、生ゴミなどの含水多孔質体内の水分量を自動的に 高精度で測定し、被測定物を最適な水分量に制御できる自動水 分制御装置を開発しました。平成16年度に「自動水分制御装置

」として商品化しました。現在、農業分野等で活用されていま す。

18.流下液膜式氷蓄熱器の開発 機械電子研究所

開発概要

電力負荷平準化を目的とした氷蓄熱において、液膜状の水を流 しながら、製氷または解氷を行うことにより、製氷速度と解氷速 度を増加させて氷蓄熱槽の性能を向上させる技術を開発し、平成 14年に「流下液膜式氷蓄熱器」として商品化しました。

関 連 研 究:高効率蓄冷熱システム構築に関する研究

(平成11年度 集積支援技術開発事業

/中小企業総合事業団(現 中小企業基盤整備機構))

実用化企業 :昭和鉄工(株)

流下液膜式氷蓄熱器

(8)

開発概要

可撓(どう)性フランジの採用により、シンプルかつ 高性能なメンテナンスフリーの動力伝達撓み軸継手を開 発し、「SDカップリング」として平成14年に商品化し ました。

19.メンテナンスフリー軸継手の開発 機械電子研究所

関 連 研 究:新型カップリングの開発

(平成13年度 経常研究/県単)

実用化企業 :(株)九州ハセック

SDカップリング

20.高耐食性溶射皮膜の開発 機械電子研究所

開発概要

湿潤腐食環境下において極めて高い耐食性・耐摩耗性を 有するWC系サーメット溶射皮膜による新規封孔処理法を 開発し、「製鉄・製紙向け溶射ロール」として平成14年に商 品化しました。

関 連 研 究:高耐食性溶射皮膜の開発

(平成13年度 研究成果実用化事業/県単)

実用化企業 :日鉄ハード(株)

溶射ロール

21.排水処理槽や池の水質改善装置の開発 機械電子研究所

トルネーダ 開発概要

好気性バクテリアの働きを活発にするためには、空気を注入すると 共に、水槽の淀みが無い状態が必要です。気泡の上昇流れと水面近く の広がり流れを効率よく発生させるための装置を開発し、平成14年に

「トルネーダ」として商品化しました。

関 連 研 究:外食産業用高効率ハイブリッド型排水処理装置の開発

(平成14年度 地域新生コンソーシアム研究開発事業

/経済産業省)

実用化企業 :(株)理研

関 連 特 許:「循環流発生装置」 特許第3717767号

(9)

22.プラスチック減容化プレス装置の開発 化学繊維研究所

開発概要

家電等の組立工場等では、部品等の梱包保 護用フィルム等のプラスチック廃棄物が大量 に出されています。数種類及び混合シート梱 包材に付いて圧縮モデル実験を行い、その結 果、減容化プレス装置が平成15年に商品化さ れました。

減容化プレス装置 関 連 研 究:プラスチック単一資源選別による再資源化システムの開発

(平成15〜17年度 研究開発事業/(財)福岡県産炭地域振興センター)

実用化企業 :(株)サイム

23.巡回警備ロボットの開発 機械電子研究所

開発概要

ロボットアームによるエレベータ操作を行い、ビル内各階を 自動巡回し、各種センサを用いた監視や防犯・防災機能などを 併せもった非製造用ロボットを開発し、巡回警備ロボット「ア ルテミス」として平成16年に商品化しました。

関 連 研 究:IT技術を用いた計算機・人間協調型防犯防災用 警備ロボットの開発(平成13年度 即効型地域新 生コンソーシアム研究開発事業/新エネルギー・

産業技術総合開発機構)

実用化企業 :(株)テムザック

T-63 アルテミス

24.廃棄樹脂微粉を活用した導電性微粒子の開発 機械電子研究所

開発概要

産業廃棄物として大量に廃棄処分されている樹脂微粉の有効 利用を図る目的で、樹脂微粉上に簡便な方法でめっき皮膜を形 成する方法を開発し、導電性微粒子の「樹脂メッキ微粉」とし て平成15年に商品化しました。

関 連 研 究:無電解めっき法による導電性微粒子の作製

(平成14年度 新技術創造基盤研究事業/県単)

実用化企業 :室町ケミカル(株)

関 連 特 許:「導電性微粒子とその製造方法」 特開2003-277940

樹脂メッキ微粉

(10)

25.内部アクティブ磁気シールドシステムの開発 機械電子研究所

開発概要

磁気シールドルームへ侵入してくる変動磁場を磁気センサで 検出し、ルーム内壁に設置した内部補償コイルに電流を流して 打ち消すことで、高性能、軽量、安価を実現する磁気シールド 技術を開発し、平成16年度に「アクティブ磁気シールドシステ ム」として商品化しました。

関 連 研 究:アクティブ磁気シールド空間の形成に関する研究

(平成13〜15年度 産学官共同研究開発事業

/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)

実用化企業 :ユニテック(有)

アクティブ磁気シールドシステム

26.デジタル相関法を用いた面外変位計測装置の開発 機械電子研究所

開発概要

変形前後のデジタル画像より変形分布を求めることのできるデ ジタル画像相関法を利用して計測精度の高精度化を図り、デジタ ルカメラ2台を用いた面外変位計測装置の開発を行いました。平 成16年に商品化しました。

関 連 研 究:電子デバイス評価を対象にしたヒータブロック 開発にする研究(新製品開発促進支援事業/県単)

実用化企業 :(株)九州日昌

関 連 特 許:「表面変位計測方法および表面変位計測装置」

特開2005-99012 3次元高温変位計測装置

27.染料を使わない動物繊維着色技術の開発 化学繊維研究所

開発概要

排水処理負荷軽減と堅牢な着色を目的とし、従来の染料を使った

「染色」ではなく、繊維成分の「発色」を利用した新しい着色技術 を開発しました。平成16年度に知事が試作スーツを着てピーアール し、「エコ・トーン」として着色生地の試験販売を開始しました。

関 連 研 究:生体発色機構を模倣した機能性色素に関する研究

−トリプトファン発色反応を利用した動物繊維の着色−

(平成11〜13年度 新技術研究開発特別事業/県単)

染料を使わないエコフレンドリー動物繊維着色技術の開発

(平成13年度 即効型地域新生コンソーシアム研究開発事業

/九州経済産業局)

実用化企業 :倉敷紡績(株)

関 連 特 許:「繊維の着色方法」 特許第3705335号

「繊維の発色制御方法」 特許第3675776号

発色技術を使ったスーツを着て

プレス発表を行った知事

(11)

28.無電解めっき用前処理剤の開発 機械電子研究所

開発概要

イオン交換樹脂粉砕微粉を顔料とする無電解めっき用前処理剤 を開発しました。プラスチック筐体等へのめっき処理時に用いる ことができ、素材のエッチング処理やパラジウム塩等を用いた触 媒化前処理が不要であることが特徴です。平成16年度に『CR- Primer B 100』として商品化しました。

CR-Primer B 100 関 連 研 究:廃棄イオン交換樹脂微粉を活用した機能性導電性微

粒子の開発(平成14年度 研究開発事業

/(財)福岡県産炭地域振興センター)

実用化企業 :室町ケミカル(株)

関 連 特 許:「無電解めっき用前処理剤およびそれを用いためっき方法」

特開2005-248220

29.(高分子/液晶)複合膜の開発 化学繊維研究所

開発概要

フレキシブル透明フィルムの中で液晶機能を発揮させること ができる(高分子/液晶)複合膜を開発しました。偏光板が不 要で光の利用効率が良いためバックライトが不要で大型化が有 利と言う特徴を生かして店頭用表示ディスプレイ及びゲーム機 用スクリーンとして平成16年度に実用化されました。

(高分子/液晶)複合膜表示装置 関 連 研 究:(高分子/液晶)複合系による大面積・フレキシブル

複合膜の開発(平成9〜14年度 地域結集型共同研究 事業/科学技術振興事業団(現 科学技術振興機構))

共同研究機関:九州大学、(株)正興電機製作所、(株)九州電力、

日本油脂(株)、チッソ(株)

実用化企業 :(株)正興電機製作所

30.高効率遺伝子導入試薬の開発 生物食品研究所

開発概要

ナノバイオ材料である陽イオン性脂質(合成二分子膜)を活 用した「DoFect GT1」は様々な動物細胞にDNAやsiRNAを高効率 に導入できる遺伝子導入試薬です。本製品は遺伝子組み換え実 験で使用され、平成16年に商品化されました。

関 連 研 究:神経細胞への遺伝子導入試薬の開発

(平成15年〜16年度 バイオ基盤研究開発事業/県単)

実用化企業 :(株)同仁化学研究所

関 連 特 許:「合成2分子膜を用いた核酸の細胞内導入の方法」

特許第1984737号

「遺伝子導入試薬調整方法」 PCT/JP2004/018426

DoFect GT1

(12)

31.高濃度オゾン氷製造装置の開発 機械電子研究所

開発概要

生鮮食品の鮮度維持を目的とした、殺菌・脱 臭力のあるオゾンを氷中に封じ込めたオゾン氷 について、高濃度オゾン氷製造技術(密閉加圧 式オゾン氷製造技術)を開発し、平成15年度に

「高濃度オゾン氷製造装置」として世界で初め て商品化しました。

オゾン氷製造装置 オゾン氷 関 連 研 究:省エネ型連続式オゾン氷製造装置に関する研究開発

(平成14〜15年度 課題対応新技術研究開発事業

/中小企業総合事業団(現 中小企業基盤整備機構))

実用化企業 :アイスマン(株)

関 連 特 許:「オゾン含有氷の製造方法及びその製造装置」 特開2005-077040

「製氷機及び製氷方法」 特許第3654523号

32.高齢者用の二人用テーブルと回転椅子の開発 インテリア研究所

開発概要

高齢者の動作解析を活用した新しい高齢者用家具を開発し、

平成16年度に商品化されました。人間工学的に設計し、立ち 上がりの時に最もふらつかず、安定した動作ができる高さを 設定しました。

高齢者用家具 関 連 研 究:高齢者の日常生活における生理負担量の計測と

その応用(平成10〜12年度 九州北部3県広域 連携研究開発事業/県単)

実用化企業 :(株)ワイズワーク、(株)シキファニチャー、

(株)オガワ、(株)龍宮

33.福岡オリジナルソフト清酒の開発 生物食品研究所

開発概要

福岡県工業技術センターが開発した爽やかな酸味を示すリン ゴ酸を高生産する福岡オリジナル酵母「ふくおか夢酵母」と福 岡県農業総合試験場が開発した福岡オリジナル酒米「夢一献」

を用いて、女性や若者向きのアルコール度数の低いソフト清酒 が、県内10社で平成16年度に製品化されました。

福岡オリジナルソフト清酒 関 連 研 究:リンゴ酸高生産性酵母の選抜(平成12〜13年度 受託研究)

県育成酒米品種を用いた福岡オリジナル清酒の開発

(平成14〜16年度 産学官共同研究開発事業/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)

実用化企業 :大賀酒造(株)、(株)喜多屋、(資)後藤酒造場、(株)篠崎、(株)高橋商店、千年乃松 酒造(株)、林酒造場、比翼鶴酒造(株)、目野酒造(株)、(名)山口酒造場

関 連 特 許:「リンゴ酸高生産性新規清酒酵母及びこれを用いる清酒の製造方法」 特開2004-357623

(13)

34.カツオ漁用疑似餌の開発 化学繊維研究所

開発概要

鰯の資源枯渇問題への対応と漁作業の軽減を目指してカツオ 漁用の疑似撒き餌を平成16年度に製品化しました。この撒き餌 は、水溶性の生分解性プラスチックを材料にしているため、環 境負荷が小さく、漁業者から好評を得ています。

関 連 研 究:カツオ一本釣漁業用自走式人工撒餌の量産化技術の 開発

(平成13〜15年度 研究開発事業

/(財)福岡県産炭地域振興センター)

共同研究機関:水産大学校、三泉化成(株)

実用化企業 :三泉化成(株) カツオ漁用疑似餌

35.レリーフ壁成型用ローラーの開発 インテリア研究所

関 連 研 究:レリーフ壁 成型・塗装システムの開発

(平成15〜17年度 研究開発事業

/(財)福岡県産炭地域振興センター)

実用化企業 :(株)フクモト工業

関 連 特 許:「レリーフ壁の成形システムおよびレリーフ壁の成形工法、並びにレリーフ壁のエアーブロー 成形システム」 特願2004-294097

開発概要

従来のレリーフ壁は、限られたデザインしか存在 していませんでした。本研究開発では、3次元CAD等 を用いて描いた意匠性の高いデザインを、レリーフ 壁上に忠実に転写加工できる成型ローラーの製造プ ロセスを確立し、多様な顧客ニーズに迅速に対応で きるようになりました。

レリーフ壁施工例 3次元CAD

3次元CAD

成型ローラー 成型ローラー

レリーフ壁 レリーフ壁

36.耐食性Zn-Al溶射皮膜の開発 機械電子研究所

開発概要

防食溶射は歴史が長いにもかかわらず,特性の認知度が低 いため、広く普及されていませんでした.今回開発したZn-Al 溶射皮膜は塩水噴霧試験の結果から、塗装などの防食技術と 比較して有効性が高いことが認められ,平成16年に福岡高 速5号線等へ,この防食溶射が採用されました.

関 連 研 究:Zn-Al溶射皮膜の耐食性について

(平成13〜15年度 受託研究)

実用化企業 :防食溶射協同組合

福岡高速5号線

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37.マグネシウム合金のスタッド溶接技術の開発 機械電子研究所

開発概要

溶融溶接が困難なマグネシウム合金の溶接に、超瞬間溶接

(1/10,000秒台)が可能なスタッド溶接技術を確立し、平成17 年にマグネシウム合金プレス成形型ノートパソコン筐体や携帯 電話ボディへのボス溶接工法として平成17年に実用化しました。

関 連 研 究:マグネシウムの接合技術に関する研究

(平成12年度 地域研究開発促進拠点支援業務

(RSP事業:研究成果育成型)

/(財)福岡県産業・科学技術振興財団)

実用化企業 :(有)アジア技研

スタッド溶接例

38.高性能耐摩耗・耐食金属複合管の製造開発 機械電子研究所

開発概要

日本国内外で、環境衛生プラントの設置が増加しています。プラント で使用される鋼管の内面は、激しい摩耗と腐食により、定期的なメンテ ナンスを必要とします。そこで、鋼管内面に耐食性、耐摩耗性が優れた 材料を高周波加熱で被覆した複合管を実用化企業および九州大学と平成 17年に共同開発しました。

金属複合管の断面 関 連 研 究:遠心・高周波プロセスによる高性能耐摩耗・耐食金属複合

管の製造開発

(平成14〜16年度 研究開発事業

/(財)福岡県産炭地域振興センター)

実用化企業 :第一高周波工業(株)

39.高精度二次元画像解析システムDICM2 機械電子研究所

開発概要

機械電子研究所、山口大学、(有)エコマスが共同開発した 非接触高精度変形解析システムDICM2は、高精度解析アル ゴリズムを搭載し、任意の場所の変異や歪み量を計測すること ができる装置で、平成17年に製品化しました。

関 連 研 究:並列計算により演算高速化を図った三次元画像の 変形解析システムにおける計測精度評価の検証に 関する研究(平成16年度 中小企業・ベンチャー 挑戦支援事業−実用化研究開発事業/経済産業省)

実用化企業 :(有)エコマス

計算処理状況

(15)

2 工業技術センターの技術指導に基づく実用化事例

1.こんにゃくを用いた型取り技術の開発 機械電子研究所

開発概要

形状を複製するのに使うシリコンゴムや石こうを用いた型は、固まるまでの時間が長く、熱が発生するなど の問題点がありました。そこで、こんにゃくを原料として、短時間に精度の良い型取り材料の開発を指導し、

平成9年に商品化しました。

開発概要

酵素や酵母を用いて、大豆を発酵・熟成させ、チーズやアイスといっ た、今までにない新しいタイプの大豆発酵商品の開発を指導し、平成11 年に「とふチーズ」「とふアイス」「とふドレッシング」として商品化 しました。福岡県三輪町の街おこし事業に利用されています。

2.新しい大豆発酵食品の開発 生物食品研究所

指 導 期 間:平成10年度

実用化企業 :(有)三ツ星フーズ

関 連 特 許:「豆腐チーズ様食品の製造方法」 特許第1741265号 とふアイス、とふドレッシング

開発概要

畳の風合いを出せる特殊なコンクリートの開発を指導し、平成11年に商 品化しました。店舗用床建材や屋外用ベンチとして利用されています。

3.コンクリート製疑似畳製品の開発 インテリア研究所

指 導 期 間:平成10年度

実用化企業 :(株)野田ブロック工業 店舗用床建材施工例

型とりマン クイック

モデル 立体手型

指 導 期 間:平成8〜10年度 実用化企業 :(株)ジラフ

4.ボイラー排熱回収装置の開発 機械電子研究所

開発概要

ビニールハウス暖房用ボイラーの熱を有効に活用 する排熱回収装置の開発を指導し、平成13年に「オ イルヘラーズ」として商品化しました。

指 導 期 間:平成9〜12年度 実用化企業 :住友商事九州(株)

オイルヘラーズ

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5.連続鋳造用銅モールドの開発 機械電子研究所 開発概要

鋼を連続鋳造する際、鋼の変形や割れ等の欠陥のない鋳 型(銅モールド)の形状をつくるため、凝固収縮を予測す るプログラム開発を指導し、平成13年に「e-モールド」と して実用化しました。

指 導 期 間:平成12年度

実用化企業 :神鋼メタルプロダクツ(株)

e-モールド

6.筑後もめん日傘の開発 化学繊維研究所

開発概要

久留米絣を基調とした筑後もめんに関する紫外線遮蔽率実験 の結果、最大99%実現できることが明らかとなりました。そこ で、この機能を日傘に展開し、伝統工芸品の新たな商品・市場 開拓を行うことを目的として、平成13年度に「筑後もめん日傘

」として商品化しました。

指 導 期 間:平成13年度 実用化企業 :(有)坂田織物

筑後もめん日傘

7.化学薬品を使わないタオルの開発 化学繊維研究所

開発概要

従来タオルの製造工程では多くの化学薬品が必要でしたが、

化学薬品を一切使わず、酵素処理だけで綿やタオルの特徴を引 き出す方法を指導しました。「あんしんなタオル ペルピュー ズ」として、平成14年に商品化しました。

指 導 期 間:平成12〜13年度 実用化企業 :宮原タオル(株)

ペルピューズ

8.製鋼用耐摩耗部品の開発 機械電子研究所

開発概要

製鉄所の熱延工場で使用する部品は、圧延材が高温か つ高速圧延のため激しい摩耗等により長寿命化が求めら れます。苛酷な環境に耐えうる部品を開発するため、溶 解装置を用いて耐熱鋼をベースに試作を重ね、開発指導 しました。平成14年に「熱延工場用部品」として商品化 しました。

指 導 期 間:平成13〜14年度 実用化企業 :(株)フジコー

試作品製造状況 熱延工場用部品

(17)

9.画期的なアルミサッシの開発 機械電子研究所

開発概要

建築躯体に開口されたサッシ取り付け用開口部と、窓サ ッシを構成する縦枠部及び横枠部に張設部材を貫通する構 造物の開発指導を行い、下地・鉄骨が不要で取り付け時間 の大幅な短縮が図れるアルミサッシ「WIRE LIGHTシリーズ

」を平成14年に商品化しました。

指 導 期 間:平成13〜14年度 実用化企業 :(株)日本トップ工業

WIRE LIGHT

10.自動小型梱包機の開発 化学繊維研究所

開発概要

自動梱包機の結束バンドは、巻き癖 を防ぐため大きな紙管に巻かれていま した。PPバンドの巻き癖修正方法の 指導を行った結果、小型化に成功し、

紙管の廃棄が容易な「ワールドバンド ミニコア」、「半自動梱包機」として 平成15年に商品化しました。

半自動梱包機 ワールドバンドミニコア

指 導 期 間:平成13年度 実用化企業 :司化成工業(株)

11.酒から生まれたドレッシングの開発 生物食品研究所

開発概要

麹のうまみが含まれた吟醸酒粕発酵物をドレッシングの食品 素材として活用し、乳酸の酸味や有用成分そのものを含むドレ ッシングの開発を指導した結果、平成15年に「酒から生まれた ドレッシング」として商品化しました。

指 導 期 間:平成13〜15年度 実用化企業 :(株)杜の蔵

酒から生まれたドレッシング

(18)

12.バイオトイレの開発 インテリア研究所

開発概要

おがくずを利用したバイオトイレは、好気性菌により糞尿 を無臭で分解し、炭酸ガスと水に分解するため水の要らない トイレとして、山岳道等で使用されています。福祉機器とし て家庭で利用するために、高齢者の立ち上がり高さ等につい て指導し、家具調トイレ「バイオトイレ桐床」として平成15 年に商品化しました。

バイオトイレ桐床 指 導 期 間:平成13〜14年度

実用化企業 :白垣木材(株)

13.食品用サニタリー新型ガスケットレス管継手と締結装置の開発 機械電子研究所

開発概要

食品用サニタリー配管の継ぎ手の内部に、特殊な溝加工を 設け、ガスケット材を使用せずシール効果を高め、メンテナ ンスを不要にした省力型の新型ガスケットレス管継ぎ手と締 結装置を開発し、平成14年度に「GLフェルール」として商品 化しました。

指 導 期 間:平成14年度 実用化企業 :(株)大創

GLフェルール

14.屋上緑化資材の開発 インテリア研究所

開発概要

植物が好む炭化物を骨材の一部に使用し、さ らに水はけをよくするために、ポーラス化を行 うことで、重量等の制限をクリアできる施肥、

散水を必要としない化資材を開発、商品化しま した。

指 導 期 間:平成15年度 実用化企業 :(株)神垣組

屋上緑化資材

15.蛇篭型水質浄化土木資材の開発 インテリア研究所

開発概要

水質浄化に効果がある珪藻類を容易に付着させるため、また、

容易に製造可能なことを考慮して、炭化物をできるだけ表面に出 すために球状ポーラスコンクリートの使用方法を指導した結果、

これを蛇篭(金属製の篭)に入れた水質浄化資材として「シント ール・ロック」を平成15年に商品化しました。

シントール・ロック 指 導 期 間:平成15年度

実用化企業 :大同コンクリート(株)

(19)

16.三次元ハート形状毬寿司型の開発 機械電子研究所

開発概要

複雑な三次元形状であるハート形の毬寿司を簡単に作成することのできる寿司型押し器の開発を目指し、三 次元CAD/CAMの使用方法等や型抜き技術に関する技術指導を行い、平成15年に「てまりくん」として商 品化しました。

指 導 期 間:平成14〜15年度 実用化企業 :(株)てまりくん

「てまりくん」立体設計 てまりくん ハート形状毬寿司

17.間伐リボンの開発 インテリア研究所

開発概要

針葉樹を中心とした未利用木材の有効利用を目的として、

間伐材を薄くスライスした間伐材リボンの製品開発に関する 技術指導を行いました。平成14年度に商品化し、平成17年度 からは全国の小中学校の造形・工作学習として図工教材に利 用されます。

間伐リボン 指 導 期 間:平成9〜16年度

実用化企業 :全国森林組合連合会

(有)ジェイファンネット

18.撥水性を付与できる木材のソープフィニッシュ処理液の開発 化学繊維研究所

開発概要

木材のソープフィニッシュは木の素材感(色彩、触感)

を保持できる加工ですが、撥水性が乏しいために防汚と耐 久性の問題がありました。そこで、撥水性を付与できる ソープフィニッシュ処理液を開発し、平成17年に「WENNEX

(ベネックス)」の商品名で木材処理液の販売を開始しま した。

指 導 先:関光デザイン事務所 指 導 期 間:平成16年度

実用化企業 :まるは油脂化学(株)

関 連 特 許:「木材の石鹸処理方法とその処理液、および 該方法で処理した木材」 特願2005-06995

撥水機能を付与したソープフィニッシュ処理液

「WENNEX(ベネックス)」

(20)

3 研究開発を実施する企業への補助金活用による実用化事例

1.柿ワインの開発 開発概要

ブドウ以外の果実酒についてはそれぞれの果実にあった醸造技術を開発する必要がありますが、発酵槽 のスケールアップ条件などを研究開発し、平成4年に田主丸町の名産である「柿」を原料とした柿ワイン を商品化しました。

開発テーマ:果実酒醸造のための発酵条件の研究(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成2年度))

企 業 名:(株)巨峰ワイン 久留米市田主丸町大字益生田246-1 商 品 名:柿ワイン

2.低乳糖濃縮乳を用いた食品の開発 開発概要

レトルト殺菌をする乳製品、例えばホワイトソース等は、褐色に変色してしまう問題がありました。そ こで限外濾過装置を使用した新しい製造技術を開発し、平成4年に商品化しました。

開発テーマ:限外濾過低乳糖濃縮乳利用の食品素材製造に関する研究

(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成3年度))

企 業 名:オーム乳業(株) 大牟田市新勝立町1-38-1 商 品 名:OMコンクホワイト

3.注射薬自動払出装置の開発 開発概要

医師の処方箋をコンピュータ処理し、各患者ごとの処方内容の指示や、注射薬の自動払出を行うシステ ムを開発し、平成7年に商品化しました。

開発テーマ:注射薬自動払出装置の開発(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成4年度))

企 業 名:八幡電機精工(株) 北九州市八幡西区本城2805 商 品 名:オートアンプルディスペンサー

4.高周波誘導加熱装置の開発 開発概要

溶接施工前後の熱処理に使用する高周波誘導加熱装置に最大出力を発 生させるため、調整機能を有した加熱装置の開発を行い、平成5年に商 品化しました。

高周波誘導加熱装置 開発テーマ:高周波誘導加熱装置の新製品開発

(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成4年度))

企 業 名:熱産ヒート(株) 北九州市八幡東区枝光1777-10 商 品 名:HEATS Heater

5.高耐久性鋳造複合ライナーの開発 開発概要

高硬度材を使った一体型の鋳物は製造中に割れやすく、大型 のものの製造は困難でした。そこで、高硬度でも割れにくい高 クロム鋳鉄と鉄板を溶接密着させた複合ライナー(内側に硬い 材料を張った製品)を開発し、平成6年に商品化しました。

高耐久性鋳造ライナー 開発テーマ:高耐久性鋳造複合ライナーの開発

(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成5年度))

企 業 名:(株)フジコー 北九州市戸畑区中原西2-18-12

商 品 名:ESTライナー

(21)

6.耐摩耗性に優れた溶射皮膜形成法の開発

開発概要

金型用に用いられる超硬合金と同等の耐摩耗性をもつWc- Co系サーメット溶射皮膜形成法を研究開発し、平成9年に 大型部品の製造などに商品化しました。

サーメット溶射皮膜 開発テーマ:耐摩耗性に優れたWc-Co系サーメット

溶射皮膜形成法の開発

(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成8年度))

企 業 名:光栄精工(株) 福岡市東区松島6-15-30 商 品 名:スクリュー

8.ネジ締付工具小型汎用トルクコントローラの開発 開発概要

作業性が高く、高精度のネジ締め付け作業を行うため低価格の小型汎 用トルクコントローラを開発し、平成10年に商品化しました。

開発テーマ:補助動力を使用したネジ締付工具の締付トルクを制御する 超小型トルクコントローラの開発

(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成9年度))

企 業 名:(株)アダブテクノ 北九州市八幡東区枝光本町7-7 商 品 名:ネジ締付工具小型汎用トルクコントローラ

小型汎用トルクコントローラ 7.圧縮空気水分分離装置の開発

開発概要

空気圧動力装置では、空気を圧縮する際に生じる水分を分離除去す ることが必要となります。そこで精度よく水分を分離する圧縮空気水 分分離装置を開発し、平成10年に商品化しました。

開発テーマ:衝突分離型水分分離器およびその応用製品の商品化に 関する研究開発

(福岡県創造的中小企業振興対策費補助金(平成9年度))

企 業 名:(株)カマタテクナス 福岡市博多区三筑1-1-25

商 品 名:圧縮空気水分分離装置 圧縮空気水分分離装置

9.ハイブリッド発電の最適化システムの開発 開発概要

離島における発電用などへ応用するため、風力、太陽光、ディー ゼルを融合したハイブリッド発電システムを開発し、平成10年に実 用化しました。

開発テーマ:離島型独立型風力、太陽光、ディーゼル、ハイブリッド 発電の最適化システムの開発

(福岡県創造的中小企業振興対策費補助金(平成9年度))

企 業 名:ソフィアエンジニアリング(株)

北九州市戸畑区中原新町2-1 商 品 名:ハイブリッド街灯

ハイブリッド街灯

(22)

10.シリコンライトの開発 開発概要

約1m程度のシリコンゴム紐内に発光ダイオードを直線的に配列 することによって屈曲性や加工性をもたせ、どんな文字や絵でも簡 単に表現できる電飾素材の研究開発を行い、平成11年に商品化しま した。

開発テーマ:シリコンライト及び応用製品の品質改善及び製造法の開発

(福岡県創造的中小企業振興対策費補助金(平成8年度))

企 業 名:エイテックス(株) 福岡市博多区博多駅東1-1-31

商 品 名:シリコンライト シリコンライト

11.ダイレクト油圧制御方式のトランスファー成型機の開発

開発概要

半導体封止装置にはクリーンな環境が求められるため、油圧タン クや油圧配管などがない電動モータ制御式の半導体封止装置を開発 し平成12年に商品化しました。

12.動力軸のない非接触型ポンプの開発

開発テーマ:ダイレクト油圧制御方式半導体封止装置の開発

(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成10年度))

企 業 名:(株)メイホー 直方市感田811-1

商 品 名:DDM−15(15t トランスファー成型機)

DDM-15

開発概要

ポンプ故障の最も多い原因は軸受の損耗と液漏れであることから、

インペラー、の駆動軸、その軸受、シール装置をなくし、リニアモー ターの反発理論、及びインペラー両面にかかる液圧の調整構造等によ り、回転部分を液中に浮かし周囲と非接触、無摺動なノンシールポン プを開発し、平成12年に商品化しました。

開発テーマ:動力軸のない非接触型ポンプの開発

(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成11年度))

企 業 名:(株)エム・イー技術研究所 北九州市若松区深町1-4-20 商 品 名:NBーHポンプ

非接触型ポンプ

13.遠隔分身ロボットの開発

開発概要

PHSを利用した画像伝送及び遠隔技術による自立移動型の遠隔分身 ロボット開発に取り組み、平成12年に商品化しました。

開発テーマ:マルチメディアを利用したリアルタイム 自立型移動ロボットの研究開発

(福岡県創造的中小企業振興対策費補助金(平成11年度))

企 業 名:(株)テムザック 北九州市小倉北区木町1-7-8 商 品 名:テムザック04号

テムザック04号

(23)

14.環境適合型高性能アルミ吸音板の開発 開発概要

グラスウールやアルミ繊維を用いた既存の自動車騒音用 遮音壁はリサイクル性や吸音性能に難点があります。そこ で、吸音性能が高く、さらにNO

X

除去機能を併せ持った環境 適合型アルミ繊維吸音材を開発し、平成12年に商品化しま した。

開発テーマ:環境適合型高性能アルミ吸音板の開発

(福岡県創造的中小企業振興対策費補助金(平成11年度))

企 業 名:(株)アルム 大牟田市四山町80-23

商 品 名:エコスリット裏面吸音板、エコスリット防音板 環境適合型高性能アルミ吸音板

15.おしゃれパンツの開発 開発概要

高齢者が快適に装着できるオムツカバーを平成12年に開 発しました。数日間使用できて、選択の必要性がないため 介護者の負担の軽減と経済的メリットにつながります。

開発テーマ:おしゃれパンツの開発

(福岡県創造的中小企業振興対策費補助金(平成12年度))

企 業 名:ケア・ルートサービス(株) 大野城市中1-2-1 商 品 名:おしゃれパンツ

おしゃれパンツ、おむつカバー

16.軽量防食プレハブ部材と低コスト補修・補強工法の開発

開発概要

塩害で補修を必要とする港湾施設の桟橋等について、ス レート板にエポキシ樹脂でガラス繊維を積層した板、および、

高炉スラグを用いたモルタルにより、軽量で強靭な防食補強 層を低コストで実現する工法を開発し、平成13年に商品化し ました。

開発テーマ:軽量防食プレハブ部材と環境リサイクル充填材を用い た安全、迅速、確実、低コスト補修・補強工法の開発

(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成12年度))

企 業 名:ダイキ工業(株) 北九州市小倉北区赤坂5-6-64

商 品 名:軽量防食プレハブ部材と環境リサイクル充填材を用いた低 コスト補修・補強工法

補修・補強工法風景

17.気泡シート・ゴムシート等の切断装置の開発 開発概要

左右一対のアーム状ブラケットを並行リンク機構で構成 し、気泡シート、ゴムシート等のロール状シートを正確な 大きさに容易に切断することができる切断装置として、平 成14年に商品化しました。

開発テーマ:気泡シート、ゴムシート、カーペット等シート類 を所望寸法に容易に切断することの可能な「シー ト切断装置」の開発

(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成11年度))

企 業 名:(有)昭和工業所 大野城市仲畑2-3-13

商 品 名:プチカッター プチカッター

(24)

18.熔接管および補修管の計測・再現装置の開発 開発概要

熔接管および補修管等の短管を現場で計測し、3次元的 に再現することで、安価かつ短期に手動で修理できる装置 平成14年に商品化しました。

開発テーマ:熔接管及び補修管の計測・再現装置の開発

(福岡県創造的中小企業振興対策費補助金(平成12年度))

企 業 名:(株)アーツ 北九州市八幡西区陣原2-8-24 商 品 名:パイプフォーム

パイプフォーム

19.マンガン酸リチウムを用いた低コストで熱的に安全な電池の開発 開発概要

マンガン酸リチウムを使用することにより、現在の主流で あるコバルト系電池に比べて「より低コスト」で「より熱的 に安全」なマンガン酸リチウム電池を平成15年度に商品化 しました。

マンガン酸リチウム/粉体 開発テーマ:リチウム系セラミックスを用いた蓄電池正極材の製造技術

の開発

(福岡県創造的中小企業振興対策費補助金(平成10年度))

企 業 名:有明商事(株) 大牟田市四山町80番地 商 品 名:マンガン酸リチウム電池

20.超省エネルギー形の恒温恒湿装置の開発 開発概要

装置内の熱交換を効率よく行うことにより、従来の恒温 恒湿装置に比べて、30%のコストで運転できる超省エネ ルギー形の装置を平成15年度に商品化しました。

開発テーマ:超省エネルギー形恒温恒湿装置の開発

(福岡県地域産業技術改善費補助金(平成14年度)

企 業 名:津福冷機工業(株) 久留米市梅満町1202 商 品 名:超省エネルギー形恒温恒湿装置”AirPEX”

AirPEX

21.高機能な通話音声活用型CTIシステム(電話とコンピューターシステムを統合する技術)の開発 開発概要

既存の電話設備をそのまま使え、パソコンに表示された 顧客情報からの顧客管理等ソフトの連携を得意とするシス テムを開発。通話音声の録音とその音を携帯のメールに送 る機能を搭載させ、音声活用型CTIシステムとして平成 15年度に商品化しました。

開発テーマ:電話交換機に依存しない廉価版業務用CTIシステム

(福岡県創造的中小企業振興対策費補助金(平成14年度))

企 業 名:(株)アンソネット 福岡市中央区天神2−3−36

商 品 名:CTIシステム(接客ナビ) CTIシステム

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