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福岡県中小企業団体中央会|組合ウォッチ

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Academic year: 2018

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NEWS FUKUOKA 2011.10

23

NPO法人プロジェクト・ボダイ

組合支援ウォッチ

豊前地域でソーシャルビジネスへの挑戦

① NPO 法人プロジェクト・ボダイの設立経緯

 商店街振興のためのシール事業を主な事業と して行っていた豊前シール事業協同組合が前身 となり、さらに幅広い事業への取組を企図し、 事業発展に伴い平成 19 年に特定非営利活動法 人プロジェクト・ボダイ(以下「プロジェクト・ ボダイ」とする)に組織変更を行い、現在に至る。

②プロジェクト・ボダイの実施事業について

・地域通貨及びポイントシールの発行事業 ・ 若者や障害者の就労支援事業及び地域社会の

後継者育成事業

・ 社会教育施設の管理運営事業(豊前市立図書 館の指定管理者契約中)

・紙資源及び食用油等のリサイクル推進事業 ・IT 環境の整備事業

③ソーシャルビジネスへの取組み

 近年、環境問題や労働問題など様々な社会的 課題に向き合い、ビジネスを通じて解決してい こうとする「ソーシャルビジネス」が注目を浴 びているが、プロジェクト・ボダイでは、いち 早くソーシャルビジネスに取り組み、上記事業 を連携させることでソーシャルビジネスでの地 域おこしを行っている。

 一例を挙げると、IT 環境整備事業として「ど んぐりポケット」(豊前地域の活性化を目指し たウェブサイト)は地域物産販売を中心に平成 21 年度にスタートし、地域物産の情報発信と 商品開発支援、受託販売等に取り組んでいる。 また、地域社会の後継者育成事業においては、 継承が危ぶまれている山間部のお茶栽培や手揉 み茶製造等の具体的な案件に他団体と連携して 行っている等、多くの市民や団体の参加と協力 を得て、住民参加の地域おこしを実践している。

④新事業への取組み ∼基金訓練事業∼

 プロジェクト・ボダイが基金訓練事業を開始。 事務所2階を全面改装した教室を使って6月に 開講。

 基金訓練事業として、プロジェクト・ボダイ が行う「社会的事業者等訓練コース」では社会 的事業等による訓練を通じて効果的な職業能力 開発と就職の実現を図り、社会的事業者等の担 い手を育成することを目的としている。  訓練事業内容は、受講者が積極的に社会と触 れ合うことで現場に生きた・社会に生きたスキ ルを磨き、仕事を通じて自分自身の生き方・社 会的関わりを学ぶことにも力を入れている。具 体的には、NPO 法人設立前の基礎知識から設 立後の各手続に至るまでの学科講習の他、実技 講習では OJT 訓練として商店街イベント出店・ 絵画展覧会の企画運営等多岐に渡る社会的事業 の開催、まちづくり・環境保全・障害者就労支 援等に取り組む NPO 法人等の企業実習、事業 化の立案等の充実した内容である。

 栗焼副理事長は「社会との触れ合いが希薄に なっている今、社会とのきっかけを求めている 人たちに豊前という新しい環境で新たなきっか けをつかんでほしい。そして、豊前で花を咲か せた人材が豊前を活性化してほしい。そのお手 伝いをプロジェクト・ボダイができればと考え ている。」と語った。

基金訓練(商店街イベント)

お問い合わせ先

名   称:NPO法人プロジェクト・ボダイ      (会員・賛助会員数67)

理 事 長:松本 琢也 副理事長:栗焼 曻

住  所:豊前市大字八屋1904番地2 電話番号:0979-84-0515

 豊前地域で環境・人材・産品おこしで奮闘する団体があり、今後のソーシャルビジネス普及への事 例紹介としたい。

参照

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