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ことを経験できることを 日本を旅行することでしか得られない 3 つの価値 として 世界の人々に浸透させることを目標に取り組もうとしている 近年 外国人観光客の動向が注目されているが 訪れる外国人宿泊者数は韓国が最も多いものの 韓国通貨 ( ウォン ) に対する円高傾向により 韓国から宿泊者が減少した

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Academic year: 2021

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≪学生特別 賞≫

留学生から 見た 青森県 インバ ウン ド 観光の可能性

青森中 央学院大学

経営 法学 部

高 山ゼミ

4 年

鎌本敬 太

藤本竜司

高 橋一 彰

DOUNG THI THY NINH

はじめに 訪日外国人旅行者数が平成 25 年に 1 千万人の大台を突破した。こうした要因として、 政府が推進するビジットジャパン事業や各地の観光施策の成果が挙げられる。地域別では、 経済成長著しいアジア諸国の海外旅行需要が大きく伸びている。これは、中国、アセアン 向け観光ビザ発給要件緩和、LCC航空の台頭、為替の円安傾向などが日本へのインバウ ンド観光の追い風となっている。 青森県においても、インバウンド観光は東北新幹線開業、海外定期航空路、海外大型ク ルーズ船寄港などが追い風となり、アジア諸国からの訪日外国人観光客が多く訪れている。 本稿は訪日外国人旅行者の大半を占めるアジア諸国の外国人旅行者に青森県観光をアッ ピールするために、彼らが青森県観光にどのような魅力を感じるのか、新たな観光資源は ないのか、受入側の問題はないのかなど、これからの「青森県インバウンド観光」の課題 を研究テーマとしたものである。 本学には 100 人を超えるアジアからの留学生が在籍しており、彼らの意見を参考とす るため、青森県の観光資源に関するアンケートを本年 7 月に実施した。以下は、アンケ ート結果の概要とそこから導かれたいくつかの提案をまとめたものである。 1.増加するアジアの観光客 わが国に「観光」として発展できる可能性について検証してみると、観光に対するわが 国の「強み」として、①美しい四季と自然景観、②素晴らしい文化や歴史、③日本人のホ スピタリティ、④洗練されたサービスがあげられる。これに、ジャパンブランドの信頼、 アジア諸国の経済力向上、交通機関等インフラの充実が加わると、世界中の人々がうらや む秀逸な観光資源を活用した「観光を核とした新しい国づくりビジョン」が有効である。 訪日外国人旅行者を増加させるための「訪日ブランド」の確立が喫緊の課題である。観 光庁では、①日本人の神秘的で不思議な「気質」に触れることができる、②日本人が細部 までこだわりぬいた「作品」に出会える、③日本人の普段の「生活」にあるちょっとした

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ことを経験できることを「日本を旅行することでしか得られない 3 つの価値」として、 世界の人々に浸透させることを目標に取り組もうとしている。 近年、外国人観光客の動向が注目されているが、訪れる外国人宿泊者数は韓国が最も多 いものの、韓国通貨(ウォン)に対する円高傾向により、韓国から宿泊者が減少したこと や、世界的な経済危機の影響などから全体数も平成 20 年(2008 年)、21 年(2009 年) と 2 年連続で減少している。また、平成 23 年 3 月の東日本大震災及び東京電力福島第 一原子力発電所事故による大幅減から増加しているものの、震災前(平成 22 年)の水準 には至っていない。そのなかにあって、観光ビザの発給要件の緩和などにより、中国から の宿泊者数は増加傾向で推移している。 青森県の外国人観光客(延べ宿泊者数)の推移を示した図表 1 を見ると、外国人観光 客は平成 24 年以降増加傾向に転じ、平成 23 年の東日本大震災及び原発事故の影響から 脱しつつある。国別では図表 1-2 に示したように、台湾の観光客が 1 万 5 千人と全体の 30%、次いで韓国が同 25%の 1 万 3 千人余りとアジア諸国の観光客が大半である。平成 25 年の外国人観光客の増減寄与度をグラフにした図表 1-3 を見ると、台湾からの観光客 が 24.2%と全体を大きく押し上げ、韓国が 9.9%、タイが 3.7%、香港が 2.4%などのア ジア諸国からの観光客が著しく増加している。 26,720 16,210 14,420 8,320 8,860 12,750 16,410 15,210 12,580 2,850 6,070 15,610 4,580 4,040 5,690 2,380 4,070 4,090 4,430 3,210 7,250 1,670 2,160 3,110 5,590 8,720 9,240 5,700 9,660 6,630 12,910 9,810 7,190 5,490 6,510 5,370 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 平 成20年 21年 22年 23年 24年 25年 図表1 青森県の外国人延べ宿泊者数の推移 韓国 台湾 中国 香港 ア メリカ シンガポール ロシ ア タイ マレーシ ア オーストラリア その他 人 資料:国土交通省 59,170人 59,100人 27,600人 39,390人 51,650人 71,820人 前年比 31.1%増 9.9 24.2 0.1 2.4 -7.7 0.7 0.0 3.7 0.3 0.4 -2.9 -10.0 -5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 図表1-2 外国人延べ宿泊者増減寄与度(平成25年) % 韓 国 25% 台 湾 30% 中国 8% 香港 6% ア メリカ 13% シンガポー ル 1% ロシ ア 1% タイ 4% マレーシ ア 0% オース トラリア 2% その 他 10% 図表1-3 国別延べ宿泊者数(平成25年) 資料 :国土交通省 資料 :国土交通省

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2.留学生から見た青森県観光の現状 本学には多数のアジア諸国の留学生が在籍している。本年 7 月、本学留学生 84 名に青 森県観光についてのアンケートを以下の通りに実施した。 留学生 84 名の属性は年齢 21~23 歳が中心で、国籍はヴェトナムが 35 名、タイ、マレ ーシア、中国が 15 名前後、韓国が 2 名、滞在期間は 1 年未満が 32 名、2 年未満が 18 名、 2 年以上が 32 名であった。 アンケートでは県内の有名な観光スポットについて「知っている」「行ったことがある」 「行ってみたい」「家族・友人に紹介した」の質問を設けた。「知っている」は知名度、 「行ったことがある」は経験・体験、評価、「行ってみたい」は興味・関心「家族・友人 に紹介した」は留学生の観光満足度を示すと考え、分析した。このほか、「県内観光地の 受け入れ態勢」「観光情報の入手」「楽しかった活動」なども調査した。 ①「知っている」県内観光資源について 知っている観光資源はトップ が「青森ねぶた祭り」、次いで 「弘前ねぷた祭り」「十和田湖」 「弘前公園」と続き、青森県の 代表的な祭りや景勝地があげら れた。 青森市在住の留学生のため、 青森市内や周辺の観光資源に回 答が集中することが予想された が、県内全域の観光資源が挙げ られた。 青森中央学院大学留学生の属性 男 42 18~20 歳 27 中国 14 6か月未満 17 女 41 21~23 歳 43 ヴェトナム 35 6か月~1年未満 15 合計 83 24~26歳 13 タイ 15 1年~1年6カ月未満 15 合計 83 台湾 0 1年6カ月~2年未満 3 韓国 2 2年以上 32 マレーシア 15 不明 1 その他 1 合計 83 不明 1 合計 83 男女 年齢 国籍 滞在期間 単位:人 29 18 25 14 16 22 21 21 19 19 38 30 15 19 17 18 11 7 19 13 8 0 5 10 15 20 25 30 35 40 十 和 田 湖 奥 入 瀬 渓 流 弘 前 公 園 三 陸 復 興 公 園 三 内 丸 山 遺 跡 り ん ご 公 園 白 神 山 地 八 甲 田 山 岩 木 山 恐 山 青 森 ね ぶ た 祭 り 弘 前 ね ぷ た 祭 り 八 戸 三 社 大 祭 五 所 川 原 立 ち ね ぷ た 酸 ケ 湯 温 泉 浅 虫 温 泉 大 鰐 温 泉 黒 石 温 泉 郷 青 森 県 立 美 術 館 十 和 田 市 現 代 美 術 館 田 ん ぼ ア ー ト 図表2-1 知っている県内観光資源 単位:人 資料:青森中央学院留学生アンケート

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②「行ったことがある」観光資源 留学生が実際に出かけたり、体験した青森県の観光資源は、トップが「弘前公園」、以 下「青森ねぶた祭り」「十和田湖」 「白神山地」の順となった。 「知っている」観光資源に比べ 実際に出かけたり、経験した「行 ったことがある」観光資源は大き なバラツキが生じている。 弘前公園や十和田湖の景勝地、 白神山地や八甲田山等の自然、青 森ねぶた祭りに回答が多く寄せら れたものの、三陸復興公園、恐山 等、青森市から遠い観光地は回答 数が少なかった。 ③家族・友人に教えたい県内観光資源 「家族・知人に教えたい観光資 源」はトップが「弘前公園」、次 いで「青森ねぶた祭り」「十和田 湖」「弘前ねぷた祭り」という結 果になった。 これをカテゴリー別にみると、 景勝地は弘前公園、十和田湖、自 然は白神山地、祭りは青森ねぶた 祭り、温泉は酸ケ湯温泉、美術・ 芸術系は田んぼアートを挙げてい る。 これらをまとめると、知っているが行ったことがないという状態がみてとれる。それが 顕著に表れているのが「弘前ねぷた祭り」である。知名度(弘前ねぷた祭りはこれにあた る)があったとしても、行きたいと思うような魅力が不足していると推測でき、知名度が あるから行くという状態は一概には言えないと判断できる。 39 18 64 4 14 27 34 20 13 8 39 4 7 6 9 13 3 5 11 9 18 0 10 20 30 40 50 60 70 十 和 田 湖 奥 入 瀬 渓 流 弘 前 公 園 三 陸 復 興 公 園 三 内 丸 山 遺 跡 り ん ご 公 園 白 神 山 地 八 甲 田 山 岩 木 山 恐 山 青森 ね ぶ た 祭 り 弘 前 ね ぷ た 祭 り 八 戸 三 社 大 祭 五 所 川 原 立 ち ね ぷ た 酸 ケ 湯 温 泉 浅 虫 温 泉 大 鰐 温 泉 黒 石 温 泉 郷 青 森 県 立 美 術 館 十 和 田 市 現 代 美 術 館 田 ん ぼ ア ー ト 単 位:人 図表2-2 行ったことがある県内観光資源 資料:青 森中央 学院 大学留学生アンケート 15 9 24 4 7 16 9 7 5 6 22 11 6 6 10 7 6 6 6 4 12 0 5 10 15 20 25 30 十 和 田 湖 奥 入 瀬 渓 流 弘 前 公 園 三 陸 復 興 公 園 三 内 丸 山 遺 跡 り ん ご 公 園 白 神 山 地 八 甲 田 山 岩 木 山 恐 山 青森 ね ぶ た 祭 り 弘 前 ね ぷ た 祭 り 八 戸 三 社 大 祭 五 所 川 原 立 ち ね ぷ た 酸 ケ 湯 温 泉 浅 虫 温 泉 大 鰐 温 泉 黒 石 温 泉 郷 青 森 県 立 美 術 館 十 和 田 市 現 代 美 術 館 田 ん ぼ ア ー ト 図表2-3 家族・知人に教えたい県内観光資源 単位:人

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次に、行ったことがあると教えたいは密接な関係にあるといえる。根拠として「行った ことがある」「教えたい」の上位3つは同じという結果になっているからである。つまり、 この上位の観光資源は行ったことにより満足感を得ているという証拠になる。 さらに裏付けるものとして、青森県で気に入ったものをグラフ化した図表 3 を参照し て欲しい。これを見ると、上位は1位が桜、2位が紅葉、3位がりんご、そして4位に祭 りという結果になっている。この結果は先ほどの「行ったことがある」「教えたい」の上 位3つと関係してくる。弘前 公園と言えば全国的にも有名 な桜の名所であり、青森ねぶ たと言えばこちらも全国的に 有名な祭りであり、十和田湖 は紅葉の時期には最適なスポ ットであるといえる。このこ とから、「満足度」が高い観 光資源と青森県で気に入った ものは密接な関係にあるとい える。つまり、「知っている ≠行く」という図式は成り立 たず、「行く=教えたい(満 足度)」という図式は成り立 つ。そのため、上位の観光資 源ほど魅力的な観光資源であ ると推察でき、知名度を上げ るより如何にその場所に行か せるかがポイントになるでは ないかと考えられる。 図表 4 は青森県の月別外 国人宿泊者数の推移を示して いる。10 月だけ高いがこれ は紅葉を見るために訪れたのではないかと思われる。国別では 10 月に台湾からの観光客 が多いのが特徴である。台湾は亜熱帯気候のため紅葉が珍しいためと推測する。ただこの 場合、桜や雪も珍しいものに当てはまるのではないかと思われるが、10 月は紅葉だけで 2,730 3,420 3,060 2,790 3,510 3,660 3,170 3,410 3,120 5,890 2,790 1,840 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 図表4 青森県月別外国人宿泊者数(平成24年) 人 資料:国土交通省 51 69 65 43 46 59 27 39 38 24 10 11 30 28 18 47 35 37 2 3 4 1 3 1 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 祭り 桜 紅葉 スキー 温泉 リンゴ 人柄 魚介類 郷土料理 図 表3 青森 県で 気に入ったもの 満足 普通 不満足 単位:人

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なくりんごが収穫時期に入るため、紅葉とりんごの二つを楽しむために 10 月が多いのだ と思う。この仮説を立証することはできないがその可能性は高いと思う。 参考までに「友人・知人に紹介したい観光資源」と「行ったことがある観光資源」をク ロス集計した図表 5 をみると、「友人・知人に紹介したい観光資源」は弘前公園、十和 田湖、白神山地を挙げているが、実際出かけて紹介したい観光資源は弘前公園、青森ねぶ た祭りを挙げている。 ④県内観光地の受け入れ態勢 県内観光案内地の受け入れ態勢に ついては、図表 6 を見ることによ り現在の青森県に対して外国人観光 客の抱いている良い点、そして不満 点が浮かび上がってくると考えられ る。まず、食事や観光案内について は高評価を得ていることが分かる。 そして不満点として浮かび上がって くるのは、多言語通訳と交通機関、 両替やクレジット利用については不満感を示しており、改善の余地がある。 ⑤観光情報の入手先 観光情報の入手先についてまとめ た図表 7 によると、主に「インタ ーネット」や「友人・知人の話」に よって観光情報を得ていることが分 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 十和田湖 りんご公園 白神山地 田んぼアート 弘前ねぷた祭り 奥入瀬渓流 酸ヶ湯温泉 十和田市現代美術館 三陸復興公 岩木山 青森県立美術 三内丸山遺 弘前公 園 青森ねぶた祭 り 教 え た い 行 っ た こ と が あ る 図表5 友人・知人に紹介したい県内観光資 58.7 52.4 52.4 56.7 54.9 51.6 42.2 38.0 34.1 40.5 40.2 41.5 38.7 33.3 3.3 13.4 7.1 3.1 3.7 9.7 24.4 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 観光案 内 交通機 関 観光情 報 食事・料理 宿泊施 設 両替・クレジット利 用 多言語 通訳 図表6 県内観光地の受け入れ態勢 満足 普通 不満

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かる。あまり地元のパンフレットや雑誌で情報を得ることは少ないと思われる。 これから 読み取れるものとして、雑誌、パンフレット、新聞等の広告類(一見して観光情報が分か るもの)の効果が低く、「インターネット」や「友人・知人の話し」が高くなっている。 「友人・知人の話し」は SNS 等のツールを用いている可能性が大きい。これは、自らが 情報を選択し観光地へ行っているということになる。前に触れたように知名度を上げるよ りも、如何にその場所に行かせるかがポイントになる。留学生の場合、広告などで知名度 を上げる効果は薄く、インターネットや友人の話し(SNS)などといった形態の方が観光 地へ行かせる要因が高くなると推測できる。 ⑥青森県で楽しかった活動 アンケートでは、青森県で最も楽し かった活動をアンケート調査した。図 表 8 を見ると、最も楽しかった活動 は、「日本文化の体験」、次いで「日 本食を食べる」、「美しい景観を楽し む」が上位にあげられた。また、「神 社やお寺を訪ねる」「温泉に行く」 「旅館に泊る」「日本人との交流」な どが楽しかった活動として評価されて いる。 36 26 26 18 16 15 15 10 9 9 5 0 5 10 15 20 25 30 35 40 日 本 文 化 の 体 験 美 し い 景 観 ( い か ん ) を 楽 し む 日 本 食 を 食 べ る 温 泉 に 行 く 旅 館 ( ょ か ん )に 泊 ま る 神 社 や お 寺 を 訪 れ る 日 本 人 と の 交 流 買 い 物 を す る 田 舎 に 行 く ハ イ キ ン グ 街 歩 き ( ま ち あ る き ) を 楽 し む 図表8 青森県で楽しかった活動 人

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3.まとめ 青森県のインバウンド観光は海外定期航空路、海外チャーター便、大型クルーズ船など の活用により、東日本大震災後の大幅な落ち込みを乗り越え、順調に増加している。 本稿は、青森県観光の魅力をさらに引き出し、インバウンド観光を強化するために現状 や課題についてアジア諸国の留学生アンケートをもとに分析してきた。 まず、青森県の観光資源の評価は青森ねぶた祭り、弘前公園、十和田湖等が高くなって いる。その要因としては青森県の季節感あふれる四季の素晴らしさ、春の桜、夏祭り、秋 の紅葉、りんご等、東南アジアでは経験できない自然、季節感といった観光資源の存在が 大きい。逆に、郷土料理、新鮮な食材の評価はさほど大きくないことが分かった。 また、観光受入態勢では多言語通訳が不足しているほか、バス、鉄道、タクシー等の交 通機関が利用しづらい等の課題が指摘されている。 青森県インバウンド観光の可能性を今回の留学生アンケートから探ってみると、青森の 四季、青森の暮らし等がこれからの観光素材になりうる、そのために多言語通訳、交通機 関利用の利便性を高めることが求められる。 参考文献 観光ビジネス未来白書 2014 年版(同友館)

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