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圧縮抵抗型CFTブレース耐震補強法の適用性拡大に関する実験および解析的研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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37-1

圧縮抵抗型 C F T ブレースによる耐震補強法の

適用性拡大に関する実験および解析的研究

肱岡 幸輝 1. 序  1995 年の阪神・淡路大震災を契機に「建築物の耐震改 修の促進に関する法律」が制定された後,「既存鉄筋コ ンクリート造建築物の耐震診断基準」1 )(以後,診断基 準)および「既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震改 修設計指針」2 )(以後,改修指針)に基づいて建物の耐 震診断・改修が急速に普及した.改修指針に示される 代表的な補強工法は鉄骨枠付きブレースによるもので, RC 架構と鉄骨枠との間の応力伝達を確保するために多 量のスタッドやアンカーを必要とする.そのため,建 物供用中の施工を困難とし,また高コストともなる. ブレースに圧縮力が作用すれば,既存架構と補強材の 応力伝達は明快になるため,鉄骨枠は不要となる.  そこで,図 1 (a )のように,圧縮抵抗型 CFT ブレー スを用いた耐震補強法が開発されている3)4).引張力が 作用する際にはブレースと接合部が離間するため,圧 縮力のみが作用する仕組みとなっている.つまり,鉄 骨枠を必要とせず,簡易施工・低コストが実現される.  本研究では,さらに図 1 (b )のような,下側接合部 が柱に取り付いていない補強形式について開発を行っ ている.この補強形式には,1 )角度を固定して補強部 材をプレファブリケーションできる,2 )長スパン架構 に適用した際に,斜材が長くなりすぎることを避ける ことができる,といった利点がある.しかし,接合部 がすべり破壊を生じる恐れがある.そこで,接合部実 験と,実在建物に対する補強設計により検討を行う. 2. 接合部実験 2.1. 補強部形状  補強部の立面図を図 2 に示す.補強部は直方体の鉄 筋コンクリート既存梁に,台形の接合ブロックと CFT ブ レースを取り付けたものである.既存梁の上面の 350 × 140mm の部分を目荒らしし,これに台形の型枠を設置し た.ブレース部分はエンドプレートを接合部の鋼板型 枠に溶接し,ブレースと接合部に高流動コンクリート を打設して一体化した.補強部は 4 体で,実験変数は, ブレースの角度,鋼板型枠の有無,接合部に打設する アンカーの有無である.角度が 30 度の補強部は 35-30DB, 鋼板型枠ありの補強部は 35-45DB,鋼板型枠なしの補強 部は 33-45DB-N,アンカーを打設した補強部は 33-45DB-A とし,異形鉄筋 D10 を 2 本打設した.補強部に用いたコ ンクリートの力学的性質を表 1 に示す.表より,被補強 部のコンクリート強度が低いことが分かる.後述する パンチングシアの計算には,被補強部のコンクリート 強度を使用する. 2.2. 加力装置と測定方法  加力装置の概略図を図 3 に示す.1MN 油圧ジャッキを 用いてブレース軸方向に片側圧縮載荷を行った.ブ レース軸力は 1 M N 油圧ジャッキの先端に取り付けた ロードセルで測定した.  図 2 には,変位計およびひずみゲージの測定位置も 示している.変位は,既存梁上面から 200mm の接合部の 中心位置で水平変位と鉛直変位を測定した.また加力 図 1(a ) D - Ty p e 図 1 (b ) VT -T yp e 図 1  補強後の架構形状 高流動コンクリート CFTブレース 高流動コンクリート 既存RC架構 図 2 (a ) 35 -3 0D B 図 2 (b ) 35 -4 5D B 図 2(c) 33-45DB-N,33-45DB-A エンドプレート 140*140*9 エンドプレート 250*250*9 CFTブレース □100×100×3.2 既存梁 45 0 1500 310 261 350 コンクリート打ち継ぎ面で目 荒らし 歪ゲージ貼付位置 変位計測位置 45 0 1500 350 エンドプレート 250*250*9 CFTブレース □100×100×3.2 鋼板型枠 エンドプレート 140*140*9 2 39 530 14 0 コンクリート打ち 継ぎ面で目荒らし 歪ゲージ貼付位置 変位計測位置 既存梁 450 1500 350 エンドプレート 250*250*9 CFTブレース □100×100×3.2 エンドプレート 140*140*9 2 39 530 14 0 コンクリート打ち 継ぎ面で目荒らし 歪ゲージ貼付位置 変位計測位置 既存梁

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37-2 表 1  コンク リート の力学的 性質 図 3 実験装置図 中の既存梁のすべりをワイヤー変位計にて監視した. 角形鋼管の接合部側エンドプレートから 100mm の中心位 置に 4 箇所ひずみゲージを貼付し,ブレースに生じるひ ずみを測定した.  載荷は圧縮のみで,1M N 油圧ジャッキに取り付けた ロードセルの荷重で制御した.載荷プログラムはブ レース導入軸力 Nb=50kN を 2 回,100kN を 1 回繰返し,そ の後,接合部破壊が生じるまで載荷を行う. 2.3. 実験結果  実験より得られた水平力 Q―変位  の関係を図 4 に示 す.図 4 の縦軸は Nbをブレース設置角度に応じて換算 した水平力 Q で,横軸は接合部に取り付けた水平変位  である.図では,実験最大耐力を▼で,破壊した時点 を×で示している.また,図には接合部コンクリート と既存梁との打ち継ぎ面でのパンチングシア耐力 pQ を 示す.改修指針の柱のパンチングシア耐力式により計 算を行った計算耐力であり,以下に式を示す. 0 0.34 /(0.52 / ) pQ a D  A  ( 1 )  0は文献 2 )を参照されたい.

a D 

/

0

とした.A は 接合部の断面積である.  33-45DB-A の計算水平耐力は,pQ にあと施工アンカー のせん断耐力を累加し算出した.引張試験によるアン カーの降伏強度は,350N/mm2であった.  実験はすべて接合部破壊により最大耐力を発揮した. 35-30DB の実験経過を述べる.Nb=50kN を 2 回繰返した後, Nb=100kN に達することなく Nb=95kN ですべり破壊が生じ, 最大水平耐力に達した.ブレース最大耐力に達すると 同時に,コンクリート打ち継ぎ面がはがれ,軸力を保 ロ形フレーム ワイヤー変位計 面外補剛 装置 1MN油圧ジャッキ ロードセル 吊り冶具 ピン 350 補強部 既存梁 PC鋼棒(φ19) 図 4 水平力Q ―変位δ関係 0 100 200 300 400 500 0 0.5 1 1.5 水 平 力 Q( kN ) 変位δ(mm) 33-45DB-A pQ:344kN 0 100 200 300 400 500 0 0.5 1 1.5 水 平 力 Q( kN ) 変位δ(mm) pQ:309kN 33-45DB-N 0 100 200 300 400 500 0 0.5 1 1.5 水 平 力 Q( kN ) 変位δ(mm) 35-30DB pQ:215kN 0 100 200 300 400 500 0 0.5 1 1.5 水 平 力 Q( kN ) 変位δ(mm) 35-45DB pQ:328kN 圧縮強度 ヤング係数 圧縮強度 ヤング係数 N/mm2 kN/mm2 N/mm2 kN/mm2 35-30DB 35-45DB 33-45DB-N 33-45DB-A 補強部名 35.7 27.7 45.8 34.4 33.0 29.3 46.4 31.6 補強部 被補強部 表 2  水平耐力比較 pQ (kN) 35-30DB 81 215 0.38 35-45DB 320 328 1.0 33-45DB-N 394 309 1.3 33-45DB-A 486 344 1.4 補強部 Qe (kN) Qe /pQ 持することができなくなった.  35-45DB の実験経過を述べる.N b=50kN,100kN をそれぞ れ 2 回繰返した後,最大水平耐力 320kN に達した.その 後,変形が進みながらゆるやかに耐力低下し,すべり 破壊が生じた.  33-45DB-N と 33-45DB-A の実験経過を述べる.Nb=50kN を 2 回,Nb=100kN を 1 回繰返した後,ほぼ線形関係を保持 しながら,極めて小さい変位で最大水平耐力に達した. 最大耐力に達すると同時に,接合部にひび割れが発生 し,脆性的に破壊した. 2.4. 計算値との比較  水平耐力の比較を表 2 に示す.Q e は実験値を示す.35-30DB は,実験値が計算よりもおよそ 6 割程度低い結果 となった.これは,載荷時に導入されてしまった曲げ モーメントと,図 2 (a )のように,ブレース軸芯とせ ん断面のずれによる影響であると考えられる.35-45DB, 33-45DB-N,33-45DB-A ともに,式(1)による計算で安全側 に評価することができた. 3. 補強設計法の検討 3.1. 補強対象建物の概要  本研究の補強対象建物は RC 造 2 階建である.1 階平 面図を図 5 に示す.平面プランは,桁行方向 4 スパン× 梁間方向 1 スパンで 1 階および 2 階の階高は 3400mm であ

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37-3 図 5  1 階平面図 X1 X2 X3 X4 X5 Y1 Y2 Y3 8 3 0 0 5800 5000 5000 5000 2 50 0     cos bu B cu F c Q N Q     ( 3 )  Ncuはブレースの座屈耐力であり,「コンクリート充填 鋼管構造設計施工指針」7 )による. Bと Fはブレースお よび既存架構の強度寄与係数であり,以下の式で算定 できる.    RbuRcの時BR Rc/ buF 1  ( 4 )    RbuRcの時B1,FRbu/Rc  ( 5 )  ここで Rcは風下柱終局時層間変形角であり,診断基 準による.  風上柱降伏時層間変形角 R m uとブレース座屈時層間変 形角 Rb uの算定式を以下に示す.     tan cos sin b mu y b b N R E A     ( 6 ) tan cos sin cu bu b b N R E A     ( 7 )  ここで,Nは風上柱降伏時のブレース軸力,はブレースの 取り付く角度,yは風上柱の降伏時鉛直ひずみ,は,ブレース座 屈時の風上柱の鉛直ひずみ,EbAbはブレースの軸剛性である。  下側接合部のパンチングシア耐力 pQ は,(1)式より 計算する.接合部の断面積は 140 × 700mm2である.今回 の補強では,下側接合部にあと施工アンカー 4 本を施工 しており,その分のせん断耐力を加算する.引張試験 によるアンカーの降伏強度は 350N/mm2であった. 3.4. 弾塑性解析の概要  本解析では,ファイバーモデルで断面の応力状態を 表現する手法を用いて,梁要素の剛性マトリックスを 組み込んだ非線形の 2 次元骨組解析プログラム5 )を用 いて行った.  図 5 で実線で囲んだ 1 層 4 スパン部分の平面フレーム 図 7  立面および平 面詳細図 34 0 0 25 00 2880 24 0 38 0 55 0 2730 A ① ② 図 6  ブレースの配置 表 3  各補強 配置と ブレース 断面 表 5  柱断面 表 4  柱支持軸力 (単位:k N ) 1F 2F X1 60 30 X2 433 194 X3 477 180 X4 450 180 X5 225 90 る.代表的な柱断面の寸法は 450 × 550mm,桁行き方向 の梁断面の寸法は 300 × 550mm である.図 5 を見てわか るように,柱形が屋外側に出張っている.この場合,本 補強法では屋外側でのブレース設置となる.鉄筋探査 機による調査から,帯筋のピッチは 100mm であることが 分かっている. 3.2. 補強計画  X2-X3 構面は玄関である.また,X1,X2,X3 柱に隣接 してサッシがついている.加えて,同一柱にブレース を 2 つ取り付けると柱の浮き上がりが懸念される.以上 のことから,図 6 のように配置を検討する.また,検討 する補強は,ブレースの断面のみを変数として補強 A, B の 2 種類とする.立面詳細図と平面詳細図を図 7 に示 す.表 3 に示すように,使用した鋼管とその諸元を示 す.柱の出は 380mm であるため,最大□- 250 × 250 の 断面のブレースまで採用できる.ブレースは①部材と ②部材の二本継ぎであり,②部材のみ特注で,そのほ かはプレファブリケーションとした.以下,耐力,変 形および繰返し性状について計算と解析により考察を 行い,適切な補強配置について検討する. 3.3. 耐力と耐力時変形の評価  耐力と変形の計算には,診断基準を参照した.耐力 と変形の計算に用いたブレースのコンクリートの諸元 は,表 1 の 33-45DB-N 補強部のコンクリートの諸元を引 用した.  風上柱降伏時耐力 Q m uの算定式を以下に示す.    QmuMu/hyQc  ( 2 )  hyは床上端から梁下端部までの高さで,Muは風下柱 の柱脚における点 A 周りの力のモーメントである.  ブレース座屈時耐力 Q b uの算定式を以下に示す. 3 40 0 3 4 00 5800 5000 5000 5000 X1 X2 X3 X4 X5 サッシ 玄関 降伏 強度 ヤング 係数 種類 N/mm2 kN/mm2 410 204 補強B □-200×200×6 ブレースの鋼管 断面 補強A STKR 400 □-100×100×3.2 コンクリートの圧縮強度 21N/mm2 主筋 6-D19 帯筋 D10@100 鉄筋の降伏強度 308N/mm2 400 50 0 50 X Y

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37-4 図 11 Q - R 関係 を対象としてモデルを作製した.建物は,2 階建である が,1 層のみに補強を行うため,解析においては 1 階部 分のみを対象とした.表 4 に柱支持軸力を示す.これ は,通常の構造設計にならって固定荷重と積載荷重を 集計したものである.X1 の軸力は,階段部の壁が大部 を負担すると考えられ,表のように設定した.表 5 に 柱断面を示す.構造上有効な柱断面寸法は,仕上げ厚 さとかぶり厚さを 50mm として,測定長さから差し引い た値とした.建物は現在使用中であり,詳しい材料調 査を行うことができなかったため,表に示す断面を仮 定した.解析モデルを図 8 に示す.解析モデルは,文 献 4 )を参照した.ブレースと基礎はピン接合とした. 3.5. 解析結果と耐力計算による評価  プッシュオーバー解析による層せん断力 Q -層間変 形角 R 関係を図 9 に示す.ここで,実線は補強後,破 線は補強前の Q - R 関係をそれぞれ示す.補強 A の解 析は,ブレースの座屈が発生して最大耐力を迎え,そ の後緩やかに耐力低下を起こした.補強 B の解析は,柱 主筋の引張降伏に伴う耐力低下のない安定した変形性 状を示した.  解析による層せん断力 Qanaと層間変形角 Ranaを表 6 に 示す.補強 A は 1.57 倍,補強 B は 2.54 倍の補強効果が得 られたことがわかる.Qanaと Ranaは,ブレース座屈型の 場合,ブレース座屈時の耐力とその時の層間変形角,風 上柱引張降伏型の場合,風上柱の降伏時の層せん断力 とその時の層間変形角としている.  また,耐力計算による層せん断力 Qcalおよび層間変形 角 R calを表 7 に示す.補強 A の解析と計算における耐力 の誤差は 11%,層間変形角の誤差は 2% となった.補強 B は,耐力の誤差は 1%,層間変形角の誤差は 9% となっ た.両者とも,耐力は解析が計算を上回り,変形角は 計算が上回ったが,計算は解析を概ね評価できている ことが分かる. 3.6 . 接合部の評価  計 算 に よ り 得 ら れ た ブ レ ー ス 軸 力 を も と に , 接 合部耐 力の 評価 を行 う.表 7 には,下側接合部のパ ンチングシア耐力 pQ と各必要パンチングシア耐力pQnの 計算結果が示されている. pQnは,ブレース軸力の水平 成分とした.表より,補強 B ではpQ がpQnよりも 3 割ほ ど小さくなり,パンチングシア破壊の恐れがある.こ の場合,アンカーの本数を増やす等の対応が必要とな る.補強 A は,接合部の施工用に必要とした 4 本のあ と施工アンカーだけで設計条件を満たし た . 4. まとめ 1) 接合部の破壊実験を行った結果,改修指針式により 接合部のパンチングシア耐力を評価できた. 2 ) 計算は解析を精度よく評価した. 3) 補強設計の結果,補強 B は接合部耐力が 3 割ほど足 りておらず,アンカーの本数を増やす必要がある. 補強 A は,施工用に必要とした 4 本のあと施工アン カーだけで設計条件を満たした. 参考文献 1) 日本建築防災協会:2001 年改訂版既存鉄筋コンクリート造建 築物の耐震診断基準同解説,2001.10. 2) 日本建築防災協会:2001 年改訂版既存鉄筋コンクリート造建 築物の耐震改修設計指針同解説,2001.10. 3) 中原浩之 , 他:CFT ブレースにより耐震補強を施した実在建 物の静的水平加力実験, 日本建築学会構造系論文集 ,vol.78, No.688, pp.1131-1138, 2013. 4) 中原浩之 , 花田達矢:CFT ブレースにより耐震補強を施した 実在建物の耐震性能改善効果に関する解析的研究, 日本建 築学会構造系論文集 ,vol.79, No.703, pp.1355-1362, 2014. 5)  Kawano, A., Griffith, M.C., Joshi, H.R. and Warner, R.F.:Analysys of the

Behavior and Collapse of Concrete Frames Subjected to Severe Ground Motion, Research Report No.R 163, Department of Civil and Environmental Engineer-ing, The University of Adelaide, Australia, Nov.1998.

6)  Popovics, S. :Numerical Approach to Complete Stress-Strain Curve of Concrete, Cement and Concrete Research, Vol.3, pp.583-599, 1973.

7 )  日 本 建築 学 会: コン ク リ ー ト充 填 鋼 管 構造 設 計 施 工指 針 , 2008. 0 400 800 1200 1600 2000 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 R(%)

A:●Qana Qcal

B:■Qana Qcal 補強前耐力:× Q(kN) 補強B 補強A 図10 解析モデル 剛域 ヒンジ領域 29 5 0 5000 2950 表6 解析値と補強効果 表 7 計算値,および解析との比較 Q0 Qana Rana kN kN % 補強A 968 1.57 0.25 補強B 615 1560 2.54 0.40 Qana /Q0 Qcal Rcal pQ pQn kN % kN kN 補強A 873 1.11 0.25 0.98 508 479 補強B 1544 1.01 0.44 0.91 669 980 Qana /Qcal Rana /Rcal

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