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親密な対人関係の維持に関する研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)親密な対人関係の維持に関する研究 キーワード:親密さが深まった対人関係,パートナーへの感情,役割行動,期待,寛容性. 行動システム専攻 中原 尚子 問 題. 態は沈静化し,平穏な感情状態へと移行する.さらに交際 初期では感じていなかった否定的感情が生起(立脇,2001). 本研究は,親密さが深まった対人関係の様相を明らかにし, 関係の維持に影響を及ぼす要因について検討する.. し「口げんか」 「別れたいと思う」などに代表される葛藤状. 親密な対人関係のなかで生じる対立や葛藤は,ネガティ. 況が生じ始める(松井,1990)ことが明らかとなっている.. ブで悲壮な経験をもたらす.さらに親密な対人関係が崩. 親密さが深まった対人関係の変化モデル: 期待と遂行のズレ. 壊・解消に至る場合には,ネガティブな心的反応や情緒的. 親密な二者関係では,頻繁に相互作用を行いあい,互い. 苦痛を生じさせ,崩壊・解消の後もネガティブな情動を引. に影響を与えあう.親密化過程で生じるパートナーとの相. き起こすと指摘される(Hatfield,E.&Rapson,L.,1996;大坊. 互作用から,両者はパートナーの行動傾向に関する記憶,. ら,1996;和田,2000;諸井ら,1999).. 将来の関係性予測等を互いに構成し続けると考えられる.. 親密な対人関係の中で,生じた問題を解決し,その関係. 親密化が進み,二者間で接触機会や自己開示が増加する. 性を親密なまま維持していくことが,もっとも望ましい状. と両者の間でパートナーへの役割行動期待が形成されるに. 態であるだろう.だが現実的には,親密な関係を親密なま. 至る(下斗米,2000) .それに伴って,パートナーへの役割. ま維持していくことは非常に困難である.. 行動期待と実際のパートナーの行動を,意識的・無意識的. 親密な対人関係に関する研究は,親密化過程(process of. に比較する.比較からパートナーの行動に対して肯定的・. intimacy)を扱った研究と,別れを中心とする崩壊過程を扱. 否定的感情が生起し,その感情に応じてパートナーの行動. った研究に大別でき,親密さが深まった状態の対人関係を. に対する反応をとると考えられる.. 扱った研究は行われていない.しかし親密な関係の維持を. 期待と遂行の間にズレがない場合は,パートナーへの否. 検討するためには,親密さが深まった状態の対人関係を扱. 定的感情は生起せず,関係は親密なまま維持される.しか. う必要があると考える.そこで本研究では親密さが深まっ. し現実的にはズレが生じないのは,ごく稀である.期待と. た対人関係を対象として,関係の維持に影響を及ぼす要因. 遂行のズレを認知し,ズレに対して否定的感情が生起する. を検討する.. と関係は悪化し,崩壊へと向かうだろう.. 親密な対人関係. 否定的感情の低減要因: 寛容性. 親密な対人関係は「緊密関係(close relationship)」と定義. 期待と遂行の間にズレは認知しても,パートナーを許そ. される(下斗米,1996).ここで「緊密さ」は「二者の行動が. うとする姿勢が,否定的感情の生起を抑制する.あるいは. 相互依存的である程度」として定義される. 「緊密関係」と. ズレ認知から否定的感情が生起しても,パートナーを許そ. は「ある程度の時間的スパンにおいて,二者が互いに相手. うとする姿勢が,生起した否定的感情の低減をもたらし,. に対し,連鎖的に反応しあい,それを通して影響を頻繁に. 対人葛藤場面で葛藤の激化を防ぎ,関係悪化が抑制され,. 及ぼし合い,かつ愛情や奉仕など多様な資源の交換によっ. その結果,関係は維持されると考える.. て広く相互依存するような二者関係」のことである.本研. パートナーを「許そうとする姿勢」とは,即ち寛容性. 究では先行研究同様に親密な二者関係を緊密関係と定義す. (Forgiveness)である. 「寛容性」とは「加害者に対する個人. る.さらに多岐に渡る親密な対人関係の中でも「自律的に. の順社会的変化」 (McCullough ら,1998) と定義される.. 当該関係の維持もしくは崩壊・解消を決定でき,終結が明. ズレを認知してもパートナーを許すことができれば,親. 示され易い恋愛関係」に焦点をあてて研究を行う.. 密さの深まった関係は維持へと向かい,逆にパートナーを. 親密さが深まった対人関係の状態. 許すことができなければ,関係は崩壊へと向かうと考える. 親密さが深まった対人関係の調査方法. 親密関係にある二者は,関係形成期より「自己開示」 「類. 親密な対人関係に関する社会心理学的研究では主に,そ. 似・異質性認知」 「役割行動期待の形成」の道筋を通じ,よ. の様態の静態的記述に主眼がおかれていた.ところが親密. り親密になっていく(下斗米,2000) . 恋愛の進展を経て親密さが深まると,恋愛初期の熱愛状. さが深まった対人関係では,過去の相互作用の記憶がある. 1.

(2) ため一時点だけを切り取って検討を行っても,その関係を. 動を選定し,被験者自身と想定されるパートナーとの間の. 十分に描写できないと考えられる.加えて親密化過程で生. 行動として文章を構成し,呈示文章とした.. じる相互作用は各カップルで千差万別であり,親密関係で. 第2時点(交際2年目と想定) :. 生じた相互作用の記憶を統制することは不可能である.. Aパターン(第2時点:親密). そこで本研究では「想定法」を用い,親密な関係の過去. 松井(1990)の恋愛進展段階で第3∼5段階に該当する行動. 記憶の統制を行う.また呈示文章に時間経過を加えること. から文章を構成し,呈示文章とした.. で,親密さが深まった対人関係の動態的な描写を試みる.. Bパターン(第2時点:減退). Levinger のモデル(1980)を参考に「当該関係に関する記. 松井(1990)の恋愛進展段階および下斗米(2000)の役割期待. 憶」の統制を行い, 「寛容性」 「パートナーへの感情」の変. 行動尺度から行動を選定し,役割期待行動を行わないパー. 化から関係維持・崩壊へ向かう関係変容パターンの仮説を. トナーを描写した文章を呈示文章とした.. 3つ提案し,仮説の妥当性の検討を行う.. Cパターン(第2時点:混乱). Aパターン:関係の構築から親密化過程は非常に友好な関. 松井(1990)の恋愛進展段階および下斗米(2000)の役割期待. 係→親密さが深まった状態でも友好な関係であるが,ある. 行動尺度から行動(Bパターンと動揺の項目)を選定し,. 一時点でパートナーの期待はずれ行動を経験するパターン.. 役割期待行動を行う場合と行わない場合があるパートナー. 仮説A・・当該関係への記憶,パートナーへの感情が非常. を描写した文章を呈示文章とした.. に肯定的である.期待と遂行のズレに初めて直面するとズ. (b)親密な関係の恋愛段階: 松井(1990)の恋愛進展段階30. レを非常に過大視するため寛容性は低下し,過度に否定的. 項目から16項目を選出し,作成した.. 感情が喚起し,関係崩壊を志向する.. (c)パートナーへの感情: パートナーへ感じる感情について,肯. Bパターン:関係の構築から親密化過程は非常に友好な関. 定的感情( 3項目) ,否定的感情( 12項目; 立脇,2001) を尋ねる. 係→親密さが深まると度重なる期待はずれ行動が生じ始め. 項目を作成した.. るパターン.. (d)パートナーへの役割行動期待: パートナーへ感じる役割行. 仮説B・・当該関係への記憶,パートナーへの感情は当初. 動の期待度について尋ねる 29 項目を作成した(下斗. 肯定的である.しかし度重なる期待はずれ行動により,当. 米,1999;2000 より抜粋) .. 該関係への記憶,パートナーへの感情は否定的に傾倒し,. (e) 寛 容 性 :McCullough ら (1998) が 作 成 し た. パートナーへの寛容性は低下し,好意感情の低下および否. 「 Transgression-Related. 定的感情の増加を招き,関係崩壊を志向する.. Inventory」を和訳した12項目より構成した.. Interpersonal. Motivations. Cパターン:関係の構築から親密化過程は非常に友好な関. (b)親密な関係の恋愛段階は,呈示文章の交際で経験して. 係→親密さが深まると期待はずれ行動と期待どおりの行動. いると想定される恋愛行動すべてに○をつけてもらう形式. が繰り返し生じ始めるパターン.. を用いた.他の質問項目は,各項目に対して「まったく思. 仮説C・・当該関係への記憶,パートナーへの感情は当初. わない」から「非常に思う」の5件法で回答を求めた.. 肯定的である.しかし期待はずれ行動と期待どおりの行動. 上述の内容からなる質問項目への回答を用いて,親密さ. の反復に伴い,当該関係に関する記憶およびパートナーへ. が深まった対人関係の様相を明らかにすることを目的とし. の感情が肯定と否定の間で揺れ動く.当該関係の経験から. て分析を行った.. 期待と遂行のズレへの順応化が生じており,パートナーに 対する寛容性は高まり,関係維持を志向する.. 結 果 親密さが深まった対人関係の維持に影響を及ぼしている. 方 法. パートナーへの感情,役割行動期待への回答に対して,そ. 回答者 大学生 326 名(男性 139 名;女性 187 名). れぞれ因子分析(重みづけのない最小二乗法,プロマック. 質問紙の内容. ス回転)を行った.. パターンに対応する3種類を作成した.第2時点で呈示. 以下に,各々の因子分析により得られた因子を示す.. する文章内容がパターンごとに異なり,それ以外の呈示文. 1.パートナーへの感情. 章および質問項目は全パターン共通である.. 因子分析の結果,Ⅰ. 「肯定的感情」 ,Ⅱ. 「拒否的感情」 ,. (a)呈示文章. Ⅲ. 「接近欲求に基づく否定的感情」 ,Ⅳ. 「アンビバレント. 第1時点(交際1年目と想定) : (親密さが深まった関係). 感情」の4因子が得られた.. 松井(1990)の恋愛進展段階から第3∼5段階に該当する行. 2.パートナーへの役割行動期待. 2.

(3) 因子分析の結果,Ⅰ. 「親密性」 ,Ⅱ. 「支援性」 ,Ⅲ. 「自. することが明らかとなった.. 律性」 ,Ⅳ. 「配慮性」 ,Ⅴ. 「類似性」 ,Ⅵ. 「自立性」の6. 4.第1時点と第2時点での親密な対人関係の変容. 因子が得られた.. ( 1) パートナーへの感情. 当該関係に関する記憶と関係維持の関連. :時間 (F (1,280) =68.45),パターンの主効果 「 拒否的感情」. 当該関係に関する記憶が,パートナーへの感情,役割行. (F (2,280) =15.83),および時間×パターンの交互作用(F. 動期待,寛容性に及ぼす影響を検討するため,呈示文章で. (2,280) =38.99)が有意(すべて p<.01)であった.「 接近欲. 3パターンに分けて分析を行った.パートナーへの感情,. 求に基づく否定的感情」 :時間 (F (1,280) =194.29),パター. 役割行動期待,寛容性について,パターン及び性別による. ンの主効果(F (2,280) =52.24),および時間×パターンの交. 違いを検討するため,分散分析を行った.. 互作用(F (2,280) =112.61)が有意 (すべて p<.01) であった.. 3.第1時点での親密な対人関係. :パターンの主効果(F (2,280) =20.09), 「 アンビバレント感情」. パートナーへの感情および役割行動期待は,パターンの. および時間×パターンの交互作用(F (2,280) =32.99)が有意. 差については有意な結果は得られなかった.性別について. :時間 (F (1,280) (すべて p<.01)であった.「 肯定的感情」. は,パートナーへの感情では「接近欲求に基づく否定的感. =491.89),パターンの主効果(F (2,280) =64.90),および時. 情」 (F (1,281) =10.49)と「アンビバレント感情」(F (1,281). 間×パターンの交互作用(F (2,280) =140.81)が有意(すべて. =10.32)において有意差が認められた(すべて p<.01) .. p<.01)だった.. 4.5. 8. **. 3.5. 3.67. **. 2.5. 6 4.07. 1.5. 4 評 定 値. 0.5. 0.49. -0.5. 1.21. 2. - 0.90. -1.5. 評 定 0 値. - 2.52. - 4.01. -2.5 -3.5. 男性. - 4.40. 女性. -2. A. -4.5 拒否的感情. 接近欲求・ 否定的感情. アンビバレント感情. 肯定的感情. B. -4. C Fig.1 第1時点「パートナーへの感情」性別比較. -6. 役割行動期待では「支援性」 (F (1,281)=14.68) , 「自律性」. ①. 拒否的感情. (F (1,281) =11.26) , 「配慮性」 (F (1,281) =72.71) , 「自立. ①. ②. 接近欲求・否定的感情. ①. ②. アンビバレント感情. ①. ②. 時間. 肯定的感情. Fig.3 第1時点(①)と第2時点(②)の感情変容パターン比較. 性」 (F (1,281) =24.28)において,性別の主効果が有意であ った(すべて p<.01) .. 結果よりAパターン(親密→親密)では肯定的感情がつ ねに強く,否定的感情が低い.一方Bパターン(親密→減. 6. 男性. **. 5. 女性. 退) ・Cパターン(親密→混乱)は第2時点で肯定的感情が. **. 低下し逆に否定的感情が上昇することが分かった.. **. 4. 評 3 定 2 値. ②. ( 2) パートナーへの役割行動期待. ** 4.76. 「 親密性」 :時間 (F (1,277) =65.36),パターンの主効果(F 2.20. 1. 5.70. (2,277) =10.58),時間×パターンの交互作用(F (2,277). 2.13 3.56. 0.80. 2.47. -0.01. 3.36. :時間 =35.16)が有意(すべて p<.001)であった.「 支援性」. 0. -0.56. -1 親密性. 支援性. -0.46. 自律性. 配慮性. -0.20 類似性. (F(1,277)=69.89) , 性 別 (F(1,277)=14.76), パ タ ー ン 自立性. (F(2,277)=13.95)の主効果,時間×パターンの交互作用. Fi g.2 第1時点での「役割行動期待」性別比較. 第1時点でのパートナーへの感情は,男女ともに肯定的. (F(2,277)=40.00)が有意(すべて p<.001)であった.「 自律. 感情が非常に高く,逆に否定的感情は低かったことから第. 性」 :性別(F(1,277)=12.94),パターン(F(2,277)=9.52)の主. 1時点の呈示文章より,被験者は親密さが深まった状態を. 効果,時間×パターンの交互作用(F(2,277)=8.84)が有意. 想定していることが確認された.. :時間(F(1,277)=69.01),性別 (P<.001)であった.「 配慮性」. 親密さが深まった恋愛関係において,女性は「接近欲求に. (F(1,277)=55.14),パターン(F(2,277)=15.16)の主効果,時. 基づく否定的感情」及び「アンビバレント感情」をより強. 間×性別(F(1,277)=5.55),時間×パターン(F(2,277)=32.52). く感じることがわかった.また支援性,自律性,配慮性,. の交互作用が有意(時間×性別のみ p<.05,他はすべて. 自立性の役割行動について,女性がよりパートナーへ期待. p<.001) であった.「 類似性」 :時間(F(1,277)=41.36),パタ. 3.

(4) ーン(F(2,277)=8.58)の主効果,および時間×パターン. 結果より,親密さが深まった状態で女性は男性よりも「接. (F(2,277)=11.71)の交互作用が有意(すべて p<.001)だっ. 近欲求に基づく否定的感情」及び「アンビバレント感情」. 自立性」 :時間(F(1,277)=45.71),性別(F(1,277)=18.37), た.「. をより強く感じ,役割行動を高く期待することが明らかと. パターン(F(2,277)=5.64),時間×パターン(F(2,277)=20.48). なった.この性差は,性役割に縛られていること(和. の交互作用が有意(パターンのみ p<.01,他はすべて. 田,2000) ,進化心理学的観点より男女で配偶者への期待が. p<.001)だった.. 異なる(Buss,1995)ことが影響していると考えられる.第2 時点で男性が女性より寛容性が高いという結果は,親密さ. 6. が深まった状態で,女性が男性よりも接近欲求が充足でき. A. 5. B 4. ない事態への不満や関係喪失への恐れ・不安を感じること. C. 3. と関連している可能性があるだろう.女性が別れの主導権. 2. を握っているという結果(大坊,1988;松井,1993)は,女. 1. 性の高い不安感情が払拭されないことからパートナーへの. 評 定 0 値. 「拒否的感情」が高まり, 「別れ」を決断していると説明で. -1. きるだろう.. -2. -3. 時間. ①. ②. ①. 親密性. ② 支援性. ①. ② 自律性. ①. ② 配慮性. ①. ② 類似性. ①. パートナーの期待はずれ行動の多少に関する記憶がパー. ②. 自立性. トナーへの寛容性に影響を及ぼさないことから,期待はず. Fig.4 第1時点(①)と第2時点(②)の役割行動期待のパターン比較. れ行動に関する記憶は,パートナーへの寛容性に影響を及 結果よりAパターン(親密→親密)では,第1時点と第. ぼさないことが明らかとなった.また期待はずれ行動の有. 2時点でパートナーへの役割行動期待には変化がないこと. 無が,パートナーへの感情に影響があることが明らかとな. が分かった.一方,Bパターン(親密→減退) ・Cパターン. った.期待はずれ行動の反復が多いほど肯定的感情は低下. (親密→混乱)は第2時点でパートナーへの役割行動期待. し,拒否的感情・接近拒否に基づく否定的感情・アンビバ. が低下することが分かった.. レント感情は強くなることが明らかとなった.同時にパー. 5.第2時点でのパートナーへの寛容性. トナーへの役割行動期待も低下することが明らかとなった.. 寛容性についてはパターン間で有意な差が認められず. 期待と遂行のズレの増加から,接近欲求が充足できない事. (revenge :F(2,277)=15.07,ns)(avoidance :F(2,277)=. 態への不満や関係喪失への恐れ・不安を強く感じ,自らの. 146.13,ns) , 性 別 の 主 効 果 の み 有 意 ( revenge :. 期待を低下させて期待と遂行のズレを最小限にとどめるこ. F(1,277)=156.27,p<.01 , avoidance : F(1,277)=294.10,. とで不満・不安感情を減少させて関係を維持している可能. p<.01)だった.これらの結果から,寛容性には,パートナ. 性が示された.. ーの期待はずれ行動の多少に関する記憶は影響を及ぼさず, 引用文献. 性別が影響を与えることが明らかとなった.. ◆David M.Buss( 1995) .狩野秀之訳 2000 女と男のだましあい−ヒトの性行動の進化−. 仮説の検討. 草思社) ◆大坊郁夫・ 奥田秀宇( 編) 1996 対人行動学研究シリーズ3 親密な対人関係の. 第1時点と第2時点のパートナーへの感情に関する分析. Love and Sex:Cross-Cultural Perspectives. 科学 誠信書房.◆Hatfield,E.&Rapson,L.R.( 1995). から,当該関係への記憶,パートナーへの感情が非常に肯. Person PTR.◆Levinger,G.(1980)Toward the Analysis of Close Relationships Journal of. 定的であるという仮説Aの前半部分,当該関係への記憶,. Experimental Social Psychology,16,510-544.◆松井豊( 1990) 青年の恋愛行動の構造 心理. パートナーへの感情は友好関係の頃よりも否定的に傾倒す. 学評論,33,355-370.◆松井豊( 1993) 恋ごころの科学 サイエンス社.◆McCullough,E.M, et. るという仮説Bの前半部分,期待はずれ行動と期待通りの. al. 1998 Interpersonal Forgiving in Close Relationships:Ⅱ .Theoretical Elaboration and. 反復に伴い,当該関係に関する記憶およびパートナーへの. Measurement Journal of Personality and Social Psychology,6,1586-1603.◆諸井克英ら. 感情が,肯定と否定の間で揺れ動くという仮説Cの前半は. ( 著) ( 1999) 「 親しさが伝わるコミュニケーション: 出会い・ 深まり・ 別れ」 金子書房.◆下斗米 淳( 1996) 「 対人関係の親密化」 研究の展望: 理論的枠組みの検討 専修人文論集,58,. 支持されたといえる.しかし,寛容性がパターン間で差が. 23-49.◆下斗米淳( 1999) 対人関係の親密化過程における役割行動期待の変化に関する研. 認められなかったことから,パートナーの期待はずれ行動. 究 専修人文論集,64,1-32.◆下斗米淳( 2000) 友人関係の親密化過程における満足・ 不満. の多少に関する記憶が,寛容性に影響を及ぼし,関係崩壊. 足感及び葛藤の顕在化に関する研究−役割期待と遂行とのズレからの検討− 実験社会. あるいは維持を方向づけるという仮説は支持されなかった.. 心理学研究,40,1-15.◆立脇洋介( 2001) 異性交際における否定的感情の構造 社会心理 学会第 42回大会発表論文集,256.◆和田実( 2000) 大学生の恋愛関係崩壊時の対処行動と 感情および関係崩壊後の行動的反応−性差と恋愛関係進展度からの検討− 実験社会心. 考 察. 理学研究,40,38-49.. 第1時点のパートナーへの感情及び役割行動期待の分析. 4.

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