• 検索結果がありません。

枚 方 市 立 山 田 東 小 学 校 い じ め 防 止 基 本 方 針

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "枚 方 市 立 山 田 東 小 学 校 い じ め 防 止 基 本 方 針"

Copied!
10
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

0

枚 方 市 立 山 田 東 小 学 校 い じ め 防 止 基 本 方 針

2 6 年 7 月

( 令 和 4 年 4 月 改 定 ) 枚 方 市 立 山 田 東 小 学 校

枚方市立山田東小学校 いじめ防止基本方針

(2)

1

1 基本理念

全ての子どもは、一人ひとりが多様な個性を持つかけがえのない存在として尊重されなければなりま せん。学 校においては、子どもの健やかな成長を支援 するという観点 に立 ち、子 どもと教 職員が豊かな 触れ合いの中で互いを認め合い、だれもが安心して過ごせるよう教育活動を進めなければなりません。

しかしながら、いじめは子どもの将 来 にわたって内面 を深 く傷 つけるものであり、いじめられた子 ども だけでなくいじめた子ども、傍観していた子どもも含め、子どもの健全な成長に影響を及ぼす人権に関 わる重大な問題であり、決して許される行為でないことは言うまでもありません。

そのような重 大 問 題 に対し、全 教 職 員 が「いじめを絶 対 に許 さない」「いじめを はやし立 てたり、傍 観 したりすることも絶 対 に許 さない」という姿 勢 で指 導 し、どんな些 細 なことでも親 身 にな り、最 後 まで相 談に応じることが、子どもたちの人間尊重の精神を醸成する根本になると考えます。

本 校 では、すべての子 どもの人 権 が尊 重 され、一 人一 人 がかけがえのない存在 として尊 重 されるた めに、いじめ防止に向けて以下の3点を基本理念として取り組みを進めます。

① いじめは、人として決して許 すことのできない行為です。しかしながら、どの子 どもにも、

どの学校ででも起こりうるものです。全教職員がそのことを共通 理解し、学校、家庭、地 域が一体となって継続して未然防止、早期発見、早期対応等に努めます。

② いじめ問題への取り組みについては、校長のリーダーシップのもと、全教職員が一丸と なって組 織 的 な取 り組 みを進 めます。特 に、未 然 防 止 の「いじめを生 まない土壌 づくり」

については全ての教育活動と密接に関わっているため、全教職員が日々の授業で実践 を積み重ねていきます。

③ いじめられている子 どもの立 場 に立 ち、最 後 まで守 り抜 くという姿 勢 、いじめ問 題 を解 決する、いじめを決して許さないという姿勢で、その子どもの心の痛みを親身になって受 け止めます。

2 いじめの定義

「いじめとは、子ども等に対 して、当該 子ども等が在 籍 する学校 に在 籍している等 当該 子ども等 と一 定の人的関係にある他の子ども等が行 う心理的又 は物理的な影響を与える行為(インターネットを通 じて行 われるものを含 む。)であって、当 該 行 為 の対 象 となった子 ども等 が心 身 の苦 痛 を感 じているも の」をいいます。

具体的ないじめの態様としては、以下のようなものがあります。

〇 冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる

〇 仲間外れ、集団による無視をされる

〇 軽くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られたりする

〇 ひどくぶつかられたり、叩かれたり、蹴られたりする

〇 金品をたかられる

〇 金品を隠されたり、盗まれたり、壊されたり、捨てられたりする

〇 嫌なことや恥ずかしいこと、危険なことをされたり、させられたりする

〇 パソコンや携帯電話等で、誹謗中傷や嫌なことをされる 等

本 校 では、それぞれの行 為 が「いじめ」にあたるか否 かついては、表 面 的 な形 式 にとらわれるのでは なく、いじめを受けた子どもの立場に立って判断します。

3 いじめ防止のための組織

(1) 名 称 「いじめ・不登校委員会」

(2) 目 的 いじめ防止に係 る学 校としての様々な取 り組みの中 心となり、いじめの未然 防止 、 早期発見、早期対応等に取り組 む

(3)

2

(3) 構成員 校 長、教頭、生 徒指導主 担、人権教 育主担、支援教育 コーディネーター、養護教 諭 、当 該 学 年 主 任 及 び担 任 等 (必 要 に応 じてSSWやSC、心 の教 室 相 談 員 等 専 門家を加える)

(4) 役 割

〇 いじめ防止基本方針及び年間計画の立案、見直し

〇 いじめの未然防止に向けた取り組み

〇 いじめに対する指導体制及び指導方針の確立並びに保護者との連携

〇 いじめ相談及び通報等の窓口

〇 教職員の資質向上のための校内研修

〇 年間計画に基づいた児童の実態把握と課題等についての教職員の共通理解の推進

〇 取り組みの有効性の検証及び成果と課題の確認 等

4 いじめの未然防止

子 どもは、人 と人 との関 わりの中 で成 長 し、自 分 や他 者 の長 所 等 を発 見 しながら自 己 実 現 していく ものです。そのためには、温 かい人 間 関 係 の中 で安 心 して生 活していることが絶 対 条 件 です。しかしな がら、いじめの背 景として、子 どもたちが異質 なものを排除しようとする意 識や、遊 びからのふざけ感覚 、 家 庭 や学 校 での様 々なストレス等 が関 係 している、との指 摘 があります。したがって、いじめを防 止 する ためには、自分とは異なるものでも自分と同じように大切にする感性や意欲・態度の育成、道徳心及び 人 権 感 覚 の醸 成 、勉 強 がわからない・過 度 の競 争 等 から生 じるストレス等 の原 因 を探 り、その解 決 を 図る必要があります。

また、子 ども自身 が学校内 や学 級 内に自分 の居場 所を見つけ、仲 間とのつながりを実感 できるよう な学 校 ・学 級 づくりを進 めることによって、学 校 や家 庭 等 でストレスがあったとしても、そのことがいじめ につながらないような安定した人間関係をつくることができます。

本校 では、全ての子どもたちが安心して学校生 活を送ることができるよう、これまで行ってきた学校 ・ 学級づくりをいじめ防止の観点から見直し、以下について取り組みを進めます。

(1) いじめについての共通理解

いじめは、どの子 どもにも起 こりうる、どの子 どもも被 害 者 にも加 害 者にもなりうるとい事 実を踏 ま え、全教職員がいじめについての共通理解を深めます。

(2) 分かる授業づくりの推進

全 ての子 どもが授 業 に参 加 でき、授 業 の中 で活 躍 することができる授 業 づくりは、学 力 向 上 だけ でなく生活指 導上の諸 問題の未然防 止にもつながります。また、あいさつやチャイム着 席の習慣 、話 の聴 き方、発表の仕 方等の学 習規 律 の確立 も重要 であり、「Yamahiga 授 業スタンダード」に基 づ いた教科指導を中心とした学級集団づくりを進めます。

(3) いじめを許さない態度及び能力の育成

子どもの社会性(自分の属する社会に能動的、適応的に行動する)を育む活動(SSTや道徳教育、

人 権 教育 の充 実)等を通し、自 らが人と関 わることの喜 びや大切 さに気付 いていくこと、互いに関 わ り合いながら絆づくりを進め、他人の役に立っている、他人から認められている等の自己有用感を獲 得 させるよう努 めます。また、学 級 での係 活 動 や委 員 会 活 動 等 で学 級 や学 校 全 体 に関 わる活 動 に 取 り組 むことを通 して、小 さな集 団 からより広 い社 会 (学 級 の小 集 団 →学 級 →学 年 →学 校 全 体 → 地域)に関わることができるよう指導していきます。

(4) 組織としての取り組み

学 級 、学 年 の子 どもだけでなく、様 々な子 どもを教 師 が様 々な視 点 で観 察 ・分 析 し、話 し合 うこと で新 たな課題や解決 策が見 えてきます。全教職 員が全 ての子 どもの指 導に関わる、との認 識のもと、

常に全教職員で全ての子どもの指導に携わり、組織としての取り組みを進めます。

(4)

3

5 いじめの早期発見

大人が気付きにくい場所等で、悪ふざけの延長のような形で行われる場合 が多いことがいじめの特 性 で、いじめられている子どもがいじめの拡大を恐れるあまり訴えることができない場合が多くあります。

また、自 分 の思 いをうまく伝 えられなかったり、訴 えることが難 しかったりする状 況 にある場 合 には隠 匿 性 が高 くなり、いじめが長 期 化 、深 刻 化 することがあります。そのため、教 職 員 は、子 どもの何 気 ない言 動 の中 に隠 されている心 の訴 えを感 じ取 る鋭 い感 性 や、いじめの構 図 に気 付 く深 い洞 察 力 、よりよい 集団にしていこうとする熱い行動力等を身につけ、いじめの早期発見に努める必要があります。

(1) 早期発見のポイント

学 校 生活の中で、子どもたちは様々な悩 みや不 安に伴 うサインを、言 葉や表情 、行動 、しぐさ等 で 表 しています。そのような救 いを求 めて発 する子 どものサインを、教 職員 は見逃 さず、早 期 に、適 切に、

ていねいに対応しなければなりません。

発見の機会 観察の観点(特に変化が見られる点)

登 校 時 〇 欠席、遅刻が増える 〇 始業時刻ぎりぎりの登校が多い

〇 正門等でクラスの子を待つ

朝 の 会 〇 出席確認の声が小さい 〇 表情が冴えず、うつむきがちになる

授業開始時

〇 忘れ物が多くなる 〇 涙を流した気配が感じられる

〇 学習用具、机、椅子等が散乱している

〇 周囲が何となくざわついている 〇席をかえられている

〇 一人だけ遅れて教室に入る

授 業 中

〇 正しい発表を冷やかされる

〇 グループ分けで孤立することが多い

〇 発言に対して、しらけや嘲笑が見られる

〇 責任ある係の選出の際、冷やかし半分に名前が挙げられる

〇 保健室によく行くようになる(体調不良をよく訴えるようになる)

〇 ひどいあだ名で呼ばれる 〇 頻繁にトイレに行きたがる

〇 テストを白紙で出す● 〇 不真面目な態度で授業を受ける●

〇 ふざけた質問をする●

休 み 時 間

〇 一人でいることが多い 〇 用もないのに職員室に来る

〇 わけもなく階段や廊下等をうろついている

〇 集中してボールを当てられる 〇 遊びの中で、孤立しがちである

〇 遊びの中で、いつも同じ役をしている

〇 プロレスごっこで負けることが多い 〇 靴や筆箱等ものを隠される

〇 仲よしでない子とトイレに行く● 〇 トイレを我慢している●

〇 いつも特定の子とばかり過ごす● 〇 大声で歌を歌う●

給 食 時 間

〇 食べ物にいたずらをされる 〇 嫌いなメニューを多く盛られる

〇 グループで食べる時、席を離される 〇 その子が配膳すると、嫌がられる

〇 好きなものを友だちに譲る●

清 掃 時 間

〇 目の前にゴミを捨てられる 〇 最後まで一人でする

〇 机や椅子がポツンと残っている 〇 さぼることが多くなる●

〇 人の嫌がる仕事を一人でする●

放 課 後

〇 衣服が汚れていたり、髪が乱れていたりする

〇 用事がないのに学校に残っている 〇 顔に擦り傷や鼻血の跡がある

〇 急いで一人で帰宅する 〇他の子の荷物を持って帰る●

※ ●印:無理にさせられている可能性のあるもの 日 常 から職 員 室 で子 どもの話 をするよう心 がけ、毎 月 の職 員 会 議 等 では気 になる子 どもにつ いての情報交流を行います。

(5)

4 (2) いじめの早期発見のための措置

① 子どもの実態把握

・ 教職員の人権意識の確認 (5月)

・ 保護者への啓発(学校だより、HP、PTA運営委員会・予算総会等で)

・ 毎学期、いじめアンケートを実施 (6月、11月、2月)し、その結果を全教職員で共有

・ 1、3学期に学校生活についてのアンケートを実施 (7月、1月)し、その結果を全教職員で共有

・ 毎 学 期 、スクリーニングシートによる児 童 観 察 (5月 、10月 、2月 )を行い、その結 果 を全 教 職 員 で共有

② いじめを許さない学級づくり ア) 信頼できる教師となる

目 に見 える言 動 不 一 致 に対 して子 どもたちは敏感に反 応 し、教 職 員 の人 間性 を鋭 く評 価し ます。「口 で言 うこと」と「行動 」を一 致させ、親 身になって相談 できる信 頼できる教師をめざしま す。

イ) 多面的な価値尺度を持ち、子どもたちの長所を伸ばす学級づくり

教職員に自分のよさを認めてもらったりほめてもらったりすることは、子どもにとっては何よりも 嬉 しいものです。マイナス面 ばかり指 摘 されていると、子 どもの心 は教 職 員 から離 れていくばか りです。否 定 よりも肯 定 、しっかり褒 めて長 所 を伸 ばすこと方 が、子 どもをより大 きく成 長 させる ことができます。特 に、指 導 に従 って頑 張 ったことに対 しては、しっかり褒 めて認 めてやる必 要 が あります。教職員が一人ひとりの子どもを理解し、子どもと向き合う姿勢を持つよう心がけます。

ウ) 全ての子どもに愛情を持って接する

学 級 の子 ども一 人 ひとりを見 つめ、一 番 弱 い立 場 にある子 どもと向 き合 い、寄 り添 い、共 に 悩 みを解 決していくために最 善を尽 くすことが教 職員 の重要 な役 割 です。日々、学級 経営の中 で全ての子 どもに愛 情を持 って接 することで、子 どもたちは弱い立 場の子 どもをいじめてはなら ないことを感じ取っていきます。

反 対 に、教 職 員 に対 する不 満 の最 たるものとして「ひいき」があります。また、教 職 員 による無 神経な差別的発言や心を傷つけるような言動等、人格を否定するようなことをすれば、子どもと 教職員の信頼関係は大きく崩れてしまいます。教職員は、一人ひとりの子どもに愛情をもって接 することを貫きます。

エ) 学級づくりの指針と明示

「どのような学 級 にしたいか」「何 を大 切 な価 値 観 とするか」等 の指 針 を明 確 に示 し、目 標 の 意識 づけ、方向性を明確にした学級 づくりを行います。目標の意識 づけと方向性を明確 に示 す ことで、子 どもたちは創意工 夫し、その実 現に向 けて学 級 として取 り組みを進めようとします。教 職員は、その推進をよりスムーズに進めるため、支援を行います。

オ) 記録を指導に生かす

子 どもの長 所 や気 になるところ、授 業 や学 級 会 等 で話 し合 った内 容 等 についてことあるごと に簡単なメモに取り、まとめていきます。そのことで、「いつ」「だれを」「どのように」指導したか、褒 めたか等について明 らかになり、一 人ひとりの子 どもを大 切 にした指導 につなげることができま す。

カ) 毅然とした指導

学 級 づくりを進 めるうえで、担 任 は、子 どもが誤った道 へ進 もうとするときのブレーキ役 となる 場 合 が多 くあります。日 ごろから、「人 として守 らなければならないこと」「許 すことができないこ と」等 について担 任 が繰 り返 し語 り続 けることで、子 どもたちが物 事 を判 断 する際 の重 要 な基 準をつくっていくことになります。楽しい学級 であることはもちろん、規範意 識の高い、けじめのあ る学級、集団として向上心のある学級をめざして取り組みを進めます。

(6)

5

6 いじめ問題への対応

いじめが生じた場合 、いじめられた子どものケアが最 も重要 であることは言 うまでもありません。 心の 傷 の回復 に向 けた本 人の支 えと周 りの子 どもたちのケアには、組 織的 な取 り組みができる体 制 が整 っ ていることが不 可 欠 です。また、いじめた子 ども自 身 も深 刻 な課 題 を有 している場 合 も多 く、相 手 の痛 みを感じたり行為の悪質さを自覚したりすることが困難な場合もあります。自 分の行なった行為 の重大 さを認識し、心から悔い、相手に謝罪する気持ちに至るために、学校として継続的な指導が必要です。

さらに、いじめられた子ども及びいじめた子どもの保 護者の学校 への信頼回 復も重 要となります。仲 間からの励ましや教職員や保護者等からの支援、そしていじめた子どもの自己変革する姿を通し、いじ めを克服し人間的信頼の回復のきっかけをつかめるよう取り組みを進めます。

(1) いじめの発見、通報を受けた場合

① いじめの疑 いがある場合 、たとえ些 細な兆 候であっても、その行為 に対して早 い段階 から的 確な 対応を行います。

遊 びや悪 ふざけであっても、いじめと疑 われる行 為 を発 見 した場 合 には、その場 で、その時 にそ の行 為 を止 め、指 導 を行 います。子 どもや保 護 者 から「いじめではないか」との相 談 や訴 えがあっ た場 合 も、親 身 に相 談 に乗 り、適 切 な対 応 を行 います。その際 、いじめられた子 どもやいじめを知 らせた子どもの安全を確保するよう、十分な配慮をします。

② いじめを把握した教職員は、一人で抱え込むのではなく、速やかに学年主任や生徒指導主担等 に報告します。「いじめ・不登 校委員 会」で情 報を共有し、当 該委員 会が中心となって関係 する子 どもからの聞き取り等を行い、事実確認を行います。

③ 事実確認の結果、いじめが認知された場合は、「いじめ・不登校委員会」が中心となっていじめら れた子どもの心のケア及びいじめた子どもの指導、周りの子どもへのケア及び指導を行います。

④ いじめられた子 ども及びいじめた子どもの保護者 へは、家庭訪 問によって直 接会ってより丁寧 な 説明を行います。

⑤ 管理職は、事実確認ができた後、教育委員会へ報告・相談を行います。

⑥ いじめが犯罪行為として取り扱われるべきものと認められる場合及び子どもの生命、身体または 財産に重大な被害が生じる恐れがある場合は、直ちに枚方警察署に通報し、いじめられている子 どもを徹底して守り抜くため、適切な支援を求めます。

(2) いじめられた子ども及びその保護者への支援

いじめられた子どもを守り抜く、という立場に立って対応します。

① いじめた子 どもの別 室登 校 や出 席停 止の措 置等 により、いじめられた子どもが落 ち着いて教育 を受けられる環境を確保し、いじめられた子どもに寄り添い、支えられる体制をつくります。

② いじめられた子 どもが信 頼 できる人 (親 しい友人 や心 を許 せる教 職 員 、家 族 、地 域 の人 等 )と連 携し、「いじめ・不登校委員会」が中心となって組織的な対応を行います。状況に応じて、SSWやS Cの協力を得て対応していきます。

(3) いじめた子どもへの指導及びその保護者への助言

① 速やかにいじめをやめさせたうえで、いじめたとされる子どもから事実関係 の聴取を行います。聴 取にあたっては、個別に行う、複数の教職員で行う等の配慮をします。

② 事実確認ができた後、迅速にいじめた子どもの保護者と連携して協力を求めるとともに、継続的 な助言を行います。

③ いじめた子どもへの指導 については、いじめは人格 を傷つけ、生 命 、身 体 または財産 を脅 かす絶 対にしてはならない行為であることを理解させ、自らの行為に対する責任を自覚させます。なお、い じめた子どもが抱える問 題等いじめの背景にも目 を向け、いじめた子どもの健 全な人格の発達に 配慮します。

④ 指 導 に当 たっては、「いじめ・不 登 校 委 員 会 」が中 心 となって複 数 の教 職員 が連 携 し、必 要 な場 合はSSWやSCの協力を得て組織的な対応を行い、いじめをやめさせ再発を防止する措置を取り ます。

(7)

6 (4) いじめが起きた集団への働きかけ

いじめに同調していたり見 ていたりした子どもに対しても、自分自身の問題として捉えさせるため、

指導を行います。

① いじめに関わった子どもに対しては、正確 に事実確認を行 うとともに、いじめられた子 どもの立 場 に立ち、そのつらさや悔しさ等について考えさせ、相手の心の痛みや悩みへの共 感性を育てること を通して行動の変容につなげます。

② 同調していたりはやし立てたりしていた「観衆」、見て見ぬふりをしていた「傍観者」として行動して いた子 どもに対 しても、そのような行 為 がいじめを受 けた子 どもにとっては苦痛 であるだけでなく、

孤独感や孤立感を強める原因となっていることを理解させます。なお、「観衆」や「傍観者」となって いた子どもは、いつ自分がいじめられるかもしれないという不安を持っていると考えられることより、

全 ての教 職 員 が「いじめは絶 対 に許 さない」「いじめを見 聞 きしたら、必 ず先生 に知 らせる」「先 生 に知らせることがいじめをなくすことにつながる」ということを徹底的に指導します。

③ いじめが認知された場 合、いじめられた子 ども、いじめた子どもたちだけの問題とせず、学校の課 題 として捉 え、解 決を図 ります。全 ての子 どもが互 いを尊 重し、認 め合 う集 団づくりを進 めるため、

担 任 が中 心となり一人 ひとりの子 どもの大 切 さを自覚 して学 級 経営 を行 うとともに、全 教職 員 が 子 どもに関 わり、子 ども自 身 が仲 間 と関 わる中 で、自 らのよさを発 揮 しながら安 心 して学 校 生 活 をおくれるようにします。

④ 認 知 されたいじめ事 象 について家 庭 や地 域 等 の背 景 を理 解 し、学 校 における人 権 教 育 の課 題 とつなげることにより教訓化 するとともに、いじめに関 わった子 どもの指導を通 して、その背 景や課 題 を分 析し、これまでの対応 の在 り方を見 直していきます。また、人 権 尊 重の観 点 に立 ち、授 業 や 学級 活動等全ての教育活動を通して、子どもの自己有 用感、自 己肯定感等を高 める取 り組みを 進めます。

⑤ 運 動 会 や児 童 会 祭 り、校 外 学 習 等 の特 別 活 動は、子 どもが人 間 関 係 づくりを学 ぶ絶 好 の機 会 です。特 別 活 動 を通 して、意 見 が異 なる他 者 と良 好な人 間 関 係 をつくり、子 ども自 身 の成 長 につ なげていきます。

(5) ネット上のいじめへの対応

① ネット上の不適切な書き込み等があった場合

学 校 として問 題 の個 所 を確 認 し、その個 所 を印 刷 、保 存 等 をするとともに、「いじめ・不 登 校 委 員 会」において対 応、協議し、関 係する子 どもからの聞 き取り等を行います。いじめにあった子 ども に対しては、心のケア等必要な措置を講じます。

② 書き込みへの対応

書 き込 みへの対 応 については、削 除 要 請 等 いじめにあった子 どもの意 向 を尊 重 するとともに、

当該子ども及び保護者の精神的ケアに努めます。書 き込み削除や書き込んだ者への対応等につ いては、必 要に応じて大 阪法 務局人 権擁護部や枚方 警察署 等、外 部機関と連 携して対応します。

③ 情報モラル教育の推進

「情報の受け手」として必要な基本的技能の学習や、「情報の発信者」として必要な知識・能力 等の学習機会を設け、情報モラル教育を進めます。

(6) 重大事態への対応

① 重大事態とは

ア) いじめにより子どもの生命、身体または財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき

● 子どもが自殺を企画した場合等

イ) いじめにより子どもが相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあるとき

● 不登 校の定義を踏 まえ、年間 30日を目安とし、一 定期間連 続して欠席しているような場 合 などは、迅速に着手

(8)

7

※ 子 どもや保 護 者 から、いじめられて重 大 事 態 に至 ったという申 し立 てがあったときは、重 大 事 態が発生したものとして報告、調査等を実施

② 重大事態発生時の連絡体制

ア) 発見者→担任→学年主任→生徒指導主担→教務主任→教頭→校長 イ) 校長→教育委員会 教育支援室 児童生徒支援課

※ 緊急時については、臨機応変に対応

※ 教育委員会への一報後、改めて文書で報告

※ 必要に応じて、警察等関係機関にためらわずに通報

③ 重大事態発生時の初動

ア) いじめ・不登校委員会の招集

イ) 教育委員会 教育支援室 児童生徒支援課への報告と連携 ウ) 調査方法(事実の究明)

・ いじめの状況、いじめのきっかけの聴取

・ 事実に基づく聴取(「被害者→周囲の者→加害者」の順 ) エ) 枚方警察への通報等及び関係機関との連携

7 その他

(1) 公表、結果検討、評価等については、以下のように行います。

① ホームページで、山田東小学校いじめ防止基本方針を公表します。

② 毎年、いじめに関してのアンケートや結果検討等を行い、これに基づいた対応を行います。

③ 毎年いじめ問題に取り組み、その取り組みについて保護者、子ども、教職員で評価します。

④ いじめに関する成果及び課題に基づき、山田東小学校いじめ防止基本方針を見直します。

(2) いじめ相談窓口

① 学校におけるいじめ相談窓口

・ 枚方市立山田東小学校 教頭、教務主任、生徒指導主担、養護教諭

・ 電 話 番 号 050-7102-9152

② 教育委員会のいじめ相談窓口

・ 教育委員会 学校教育部 教育支援室 児童生徒支援課

・ 電 話 番 号 050-7105-8047

(9)

8

8 年間計画(令和4年度)

1・2年生 3・4年生 5・6年生 学校全体

4月

5月

6月

7月

8月 9月

10月

11月

12月 1月 2月

3月

・保 護 者 への相 談 窓 口 周 知

・児 童 への相 談 窓 口 周 知

・学 級 、学 年 での目 標 づくり い じ め の な い 「 仲 間 づ く り」についての話 し合 い

・個 人 懇 談 会 、校 区 確 認 期 間

・教 育 相 談

・校 外 学 習 の取 り組 み

・「いじめアンケート」

・個 人 懇 談 会

・学 校 生 活 についてのアンケート

・2学 期 の学 級 目 標 づくり

・運 動 会 の取 り組 み

・校 外 学 習 の取 り組 み

・「いじめアンケート」

・スマホ・携 帯 電 話 の使 い方 学 習 会

・個 人 懇 談 会

・3学 期 の学 級 目 標 づくり

・学 校 生 活 についてのアンケート

・「いじめアンケート」

・保 護 者 への相 談 窓 口 周 知

・児 童 への相 談 窓 口 周 知

・学 級 、学 年 での目 標 づくり い じ め の な い 「 仲 間 づ く り」についての話 し合 い

・個 人 懇 談 会 、校 区 確 認 期 間

・教 育 相 談

・校 外 学 習 の取 り組 み

・「いじめアンケート」

・個 人 懇 談 会

・学 校 生 活 についてのアンケート

・2学 期 の学 級 目 標 づくり

・運 動 会 の取 り組 み

・校 外 学 習 の取 り組 み

・「いじめアンケート」

・スマホ・携 帯 電 話 の使 い方 学 習 会

・個 人 懇 談 会

・3学 期 の学 級 目 標 づくり

・学 校 生 活 についてのアンケート

・「いじめアンケート」

・保 護 者 への相 談 窓 口 周 知

・児 童 への相 談 窓 口 周 知

・学 級 、学 年 での目 標 づくり い じ め の な い 「 仲 間 づ く り」についての話 し合 い

・個 人 懇 談 会 、校 区 確 認 期 間

・教 育 相 談

・校 外 学 習 (6年 )の取 り組 み

・「いじめアンケート」

・キャンプ(5年 )の取 り組 み

・個 人 懇 談 会

・学 校 生 活 についてのアンケート

・2学 期 の学 級 目 標 づくり

・運 動 会 の取 り組 み

・修 学 旅 行 (6年 )の取 り組 み

・校 外 学 習 (5年 )の取 り組 み

・「いじめアンケート」

・スマホ・携 帯 電 話 の使 い方 学 習 会

・個 人 懇 談 会

・3学 期 の学 級 目 標 づくり

・学 校 生 活 についてのアンケート

・「いじめアンケート」

・校 内 委 員 会 (毎 月 第 一 木 曜 日 )

・いじめ・不 登 校 委 員 会

・生 指 交 流 (毎 月 )

・心 の教 室 (毎 週 水 曜 日 )

・スクリーニングシート実 施 ・集 約 課 題 及 び対 応 策 の確 認

・いじめアンケート集 約 課 題 及 び対 応 策 の確 認

・いじめ防 止 職 員 研 修

・学 校 生 活 についてのアンケート集 約 課 題 及 び対 応 策 の確 認

・スクリーニングシート実 施 ・集 約 課 題 及 び対 応 策 の確 認

・いじめアンケート集 約 課 題 及 び対 応 策 の確 認

・学 校 生 活 についてのアンケート集 約 課 題 及 び対 応 策 の確 認

・スクリーニングシート実 施 ・集 約 課 題 及 び対 応 策 の確 認

・いじめアンケート集 約 課 題 及 び対 応 策 の確 認

・次 年 度 学 級 編 成 に係 る 交 流 会

(10)

9

9 いじめ防止のための学校体制

連携 連携

指導方針・役割分担

支援 指導・支援 指導・支援 いじめ防止のため学校体制

いじめ・不登校委員会

生 徒 指 導主 担 ン 校 長

教 頭

人 権 教 育主 担

当 該 学 年 主 任 及 び担 任 ン 養 護 教 諭

支 援 教 育 コーディネータ ー 関

係 機 関

PTA

心の教室相談員

地域

被害児童 加害児童 周りの児童 保 護 者 保 護 者

全 教 職 員

参照

関連したドキュメント

[r]

[r]

本方針は、いじめ防止対策推進法(平成 25 年法律 71

いじめた児童の指導に当たっては、いじめは人格を傷つけ、生命、身体または財産を

学校生活アンケートの実施・集計・分析、 「いじめシンボルマーク」 ・ 「いじめ防止標語」 ・ 「いじ

・児童が安心し て学校生活を送る ために、 正義、 公正、 公平がいき わたる

[r]