螢 光 燈 に よ る 人 工 照 明
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(2) 1384. 桑. 第5節. 原. 其 の 差 は 僅 か な も の で あ つ た.. 其 の他. 視 標 面 よ りの 距 離 は5mと て 右 眼 で 測 定 した.又 面 照 度 に5分. 進. し,被 検 者 は 全. 測定 にあ たつ ては 視 標. 間 調 応 の 上 測 定 を 行 い,精. 神 的,. (2). 「黄 と白 」,「緑 と 白」 の対 比 を 除 け ば,. 地 色 よ り明 るい 色 を 視 標 と し た 時 視 力 は 大 で あ つ た.此. の 関 係 は 第2表. 肉 体 的 疲 労 を さけ た 事 は 云 う まで も な い. 第3章. に 示 す 様 に,両. 光. 第2表 天然昼光色螢光燈,白 熱電球下に於 け る各視標の視力順位. 実 験 成 績. 各 被 検 者 の 視 力 を 各 視 標 毎 に 平 均 す れ ば, 第1表. に 示 す 通 りで あ る. 第1表. 天 然昼 光 色螢 光 燈 及び 白熱電 球下 に 於 け る各視 標 の視 力. 源 下 に 於 て 同 様 な 結 果 が 得 ら れ た. 又 各 視 標 の 視 力 の 良 好 な る 順 位 に 関 して は, 第2表. に 示 す 様 に,「 青 地 に 黄 視 標 」,「白 地. に 青 視 標 」,「黄 地 に 青 視 標 」 を 除 け ば 大 体 同 じ 順 位 で あ つ た. 第4章 (1). 視 力 は 各 視 標 に 於 て,白. と し た 時 よ りも,天. 熱電 球 を 光源. 然 昼光 色 螢光 燈 を 光源 と. し た 時 の 方 が 良 好 で あ つ た.. の 差 の 最 も著 しい も の は 26.08%,又. 差 の 最 も少 い も の は. 標 」 の1.78%で. あ つ て,平. 尚差 の 著 し い も の は 26.08%,「. 「緑 地 に 赤 視. 均9.67%で. あ つ た.. 「黄 地 に 白 視 標 」 の. 白 地 に 黄 視 標 」 の25.04%,「. に 赤 視 標 」 の24.10%,「 11.74%,「. 「黄 地 に 白 視 標 」 の. 白地. 白地 に 緑 視 標 」 の. 白 地 に 青 視 標 」 の10.48%で. あつ. (光 源 の 種 類)に. び に照 明 の質. よつ て 影 響 を愛 け るもので. し て照 明 の 量 に よ つ て 受 け る影 響 よ. り も,照 明 の 質 に よつ て 受 け る影 響 の 方 ガ大 で あ る.此. の 事 は 私 が 第2編(石. と螢 光 燈)2)に 於 て 報 告 し た.本. 原 氏色 盲表 編 に 於 て は,. 照 明 の 質 即 ち 光 源 の 種 類 が 色 の 対 比 と視 力 の 関 係 に 及 ぼ す 影 響 を 実 験 した の で あ るが,此 問 題 に ふ れ る 前 に,此 光 と視 力,色. の問 題 の基礎 をな す色. の 対 比 と視 力 に 関 して,多 少 文. 献 的 考 察 を 加 え た い と考 え る. 色 光 と視 力 の 問 題 に 関 し て は, Uhtoff.. た. 又 無 彩 色 視 標 で あ る 「白 地 に 黒 視 標 」 は 3.72%,「. 按. 物 体 色 は 照 明 の 量(照 度)並. あ る.そ. 両 光 源 下 に 於 け る 視 力 の 差 に 付 い て は,其. 考. 黒 地 に 白 視 標 」 は4.90%で. あ り,. Korff‑Petersen,緒. 方 教 授3)以 来 多 数 の 報 告. が あ る.即 ち 視 力 は 長 波 長 光 線 に 於 て は,短.
(3) 螢 光 燈 に よ る 人 工 照 明. 1385. 波 長 光 線 に 於 け る よ り も大 で あ る と云 わ れ て. が 優 れ て 居 り,色 温 度6500°k附. 居 り,又 緒 方 教 授 は 各 種 着 色 光 線 に 於 て 視 力. 昼 光 に 近 似 の 光 源 で あ る.故 に 従 来 の 白 熱 電. 検 査 を 行 つ た 結 果,視. 球 に 比 し て 優 れ て 居 る事 は 当然 で あ り,各 視. で あ つ て,赤,白. 力 は 黄,緑. 光線 が 最大. 光 線 は 大 差 な く之 に 次 ぎ,. 青 色 光 線 は 最 も不 良 で あ つ た と報 告 して 居 る. 又 色 光 を 用 い た 場 合 に 於 て も,視 力 は 照 度 の. 色 の 対 比 と視 力 の 問 題 に 関 し て は, Aubert, 来 多 数 の 報 告 が あ る.即 ち 広. 田4),桑 原5), Luckiesh. 然. 標 に付 い て両 者 の間 に如 何 な る差 異が 見 出 さ れ るか,興. 味 の あ る 所 で あ つ た.. (1) 両 光 源 下 に 於 け る視 力 の 差 に 関 し て は, 各 視 標 に 付 い て,天 然 昼 光 色 螢 光 燈 を 光 源 と. 対 数 に 比 例 す る と云 わ れ て 居 る.. Helmholtz以. 近 で,天. and Mas6)7),平. 沢8),. し た 時 の 方 が 白 熱電 球 を 光 源 と し た 時 よ り も 良 好 で あ つ た.そ. して 両 者 の 差 の 最 も著 し い. も の は,「 黄 地 に 白 視 標 」 の26.08%,又. 差の. 大 塚9),三 谷10)等 で あ る.し か し此 等 の 実 験. 最 も少 い も の は,「 緑 地 に 赤 視 標 」 の1.78%. は 主 と して 明 度 対 比 に 関 す る も の で あ り,視. で あ つ て,平 均9.67%で. 力 は 主 と し て 視 標 と地 色 の 明 度 差 に 左 右 され,. い も の は,「 黄 地 に 白 視 標 」 の26.08%,「. 色 の対 比 に 関 係 す る事 少 し と され て い た.. 地 に 黄 視 標 」 の25.04%,「. しか し 馬 詰11)は 明 度 対 比 と共 に 色 調 対 比,. 24.10%,「. あ つ た.差. の著 し 白. 白地 に赤視 標 」 の. 白 地 に 緑 視 標 」 の11.74%,「. 飽 和 度 対 比 に よつ て も影 響 され る と云 つ て い. に 青 視 標 」 の10.48%で. る.し か し蒲 山12)は色 の 対 比 が 視 力 に 影 響 を. 色 視 標 で あ る 「白 地 に 黒 視 標 」 は3.72%,. 与 え る 因 子 の 中,明 度 対 比 が 最 も重 要 な もの. 「黒 地 に 白 視 標 」 は4.90%で,其. で あ り,又 照 明 の 点 か ら云 つ て も,重 要 な の. な も の で あ つ た.. 熱電 球 及び. 特 殊 電 球 を使 用 して 実 験 を 行 つ て い る け れ ど も,何 れ も 上 記 光 源 の 内,或. る一種 の光源 を. 単 独 使 用 して 行 わ れ た も の で あ つ て,光 源 の 影 響 を 比 較 追 求 し た 者 は 少 い 様 で あ る.唯 Brudzewekiは. 間 接 太 陽 光,直. の差は 僅 か. 接 太 陽 光 の下. 演 色 性,色 收 差,心 考 え られ る が,演. 理 的 影響 等 に よる もの と. 色性 の影響 に よ るものが 主. な る も の で あ ろ う.即 ち 白 熱電 球 の 分 光 エ ネ ル ギ ー 分 布 は 長 波 長 部 に強 い の で,黄,橋. は 短 波 長 部 が 強 い の で,青 味 色 調 を 帯 び て 見 え る.此. で あ つ た と云 い,稲. 黄 色 に於 て は 大 で あ つ て,黒,青. 垣13)は地 色 に色 文 字 視 標. 陽 光 線 下(日. 中 照 明 良 好 な る部. 光 電 球,電 燈 の 距 離 約. 色. 調 を 帯 び て 見 え る.反 対 に 天 然 昼 光 色 螢 光 燈. に 於 て 比 較 実 験 し,直 接 太 陽 光 の 下 に 於 て 大. を 用 い て,太. か し無 彩. 此 等 両 光 源 の 間 に み られ る 差 異 は 両 光 源 の. は 明 度 対 比 で あ る と 云 つ て い る. 以 上 諸 氏 の 研 究 は 天 然 昼 光,白. あ つ た.し. 白地. の 様 な 光 源 の 影 響 を 受 け る度 合 は 白,. で あ つ た.又. に於 ては 小. 各 視 標 に 於 ては 面 積 効 果 と云 つ. た 現 象 も 加 わ つ て,同. じ 白 色 で も,白 色 を 地. 屋)と. 白 熱 電 球(16燭. 1m)に. 於 て 比 較 実 験 を 行 つ て い る.し か し. 色 と した 時 の 方 が,「白 色 を 視 標 と し た 時 よ り. 両 氏 の 実験 は 照 明学 的又 眼 衛 生学 的 見地 よ り. も 影 響 を 受 け る様 で あ つ た.即 ち 白 熱 電 球 の. 考 え る な ら ば 欠 点 の 多 す ぎ る様 に 思 わ れ る. 又Wolf. and. 視 標 を 用 い て,螢. King14)は. ラ ン ドル ト氏 環 状. 光 燈 と自 熱 電 球 下 で 比 較 実. 験 し,差 は 見 られ な か つ た と報 告 して い る. しか し無 彩 色 視 標 で あ つ て,色 彩 視 標 は 使 用 し て い な い. 私 は 諸 氏 の 欠 点 を 補 う と共 に 色 彩 視 標 を 使 用 し,更. に 新 し い 光 源 で あ る螢 光 燈 を も 使 用. 実 験 し た. 天 然 昼 光 色 螢 光 燈 は 螢 光 燈 の 内 で も演 色 性. 下 に 於 て は,白. は 黄 ぽ く見 え,黄 は 薄 く見 え. て 非 常 に 見 難 い.こ れ に 反 し て天 然 昼 光 色 螢 光 燈 下 に 於 て は 黄 に 対 す る感 覚 は 鋭 敏 とな つ て 来 る.以 上 の 様 な 理 由 で,「 黄地 に 白 視 標 」, 「白 地 に 黄 視 標 」,「 白 地 に 赤 視 標 」,「白 地 に 緑 視 標 」,「白 地 に 青 視 標 」 は 第1表. に 示す様. な 大 き な 差 異 が 生 じ た も の と考 え ら れ る.即 ち 各 視 標 が 両 光 源 に よ つ て 受 け る影 響 は 視 標 の 種 類 に よつ て 差 異 の あ る 事 を 示 し て い る. 以 上 の 事 を 要 約 す れ ば,色. の 対 比 と視 力 の.
(4) 1386. 桑. 原. 進. 関 係 も光 源 の種 類 に よつ て 影 響 を 受 け る事,. 明 る い 時 に は 視 標 は 実 際 よ り も暗 く見 え るか. 又 其 の 度 合 は 対 比 の 種 類 に よつ て 差 異 の あ る. ら で あ る.そ. 事 を 示 し て る.. あ る 如 く感 ず る の で,視. (2) 各 視 標 に於 け る視 力 の 良,不 良 に 関 し て は,広. 田 は 「緑 色 及 び 黄 色 」 を 含 む 対 比 を. 除 け ば,照. 度101米. 燭 光 で は 視 標 と地 色 の 明. して前 者 の方 が明 度 対比 が 大 で 力 も良 好 と な る の で. あ る. 以 上 の 事 を 結 論 す れ ば,「 黄 と 白 」,「緑 と 白 」 の 対 比 を 除 け ば,視. 力 は 地 色 と視 標 と の. 度 差 に 関 係 し,其 の 差 の 大 き い も の 程 視 力 は. 明 度 差 に 関 係 し,其 の 差 の 大 き い も の程 視 力. 良 好 で あ る と云 つ て 居 り,桑 原(一)は. は 良 好 で あ る.又 地 色 よ り明 る い 色 を 視 標 と. 「黄. 色 と 白 色 」 の対 比 を 除 け ば5.1H. Luxで. は地. の色 よ り も明 る い 色 を 視 標 と した 時 視 力 は 良. 従 来 明 度対 比 を数 量的 に 表わ す には 対比 又 Contrast(以. Contrast)を (1). 対 比=. (2). P.. 下 略 記 し てP.. 用 い て 来 た.即. C.. ち. ち以 上 の関係 は 光源 の種. 類 に よつ て も殆 ん ど 左 右 され な い 事 が 判 つ た.. 第2表. 地 の 明 度‑視 ×100%. な 関 係 で あ つ た.即. (3) 各 視 標 に 於 け る視 力 の 順 位 に 関 して は. 視 標 の明 度/ 地 の明 度. C. Contrast=. 又 此 の 関 係 は 天 然 昼 光 色 螢 光 燈 を光 源 と し た 時 も,白 熱 電 球 を 光 源 と した 時 も大 体 同 様. 好 で あ る と云 つ て い る.. はPercent. した 時 視 力 は 大 で あ る.. に 示 す 様 に,両. 光 源下 に於 て大略 同様. な 順 位 を 示 し て 居 り,大 き な 変 動 は み られ な. 標 の 明 度/. か つ た.唯. 地 の明度. 「青 地 に 黄 視 標 」,「白 地 に 青 視. 標 」,「黄 地 に 青 視 標 」 が 多 少 異 つ た 順 位 を 示. で あ る.し か し此 の 両 者 は しば し ば 混 同 され て い る様 で あ る.従 来 「対 比 が 大 で あ る」 と 云 う事 は 地 色 が 黒 で あ つ て も,白 で あ つ て も, 地 色 と視 標 の 明 度 差 が 大 で あ る 事 を 意 味 す る. しか し(1) の 場 合 は 地 色 が 白 で あ る 時 に は 小 とな つ て,対 此 の 値 が 小 とな つ て 来 る.故 に 対 比 の 大 小 を 論 ず る時 に はP.. C. Contrastを. し て い る.即. ち 天 然 昼 光 色 螢 光 燈 下 で は,. 「青 地 に 黄 視 標 」,「 白 地 に 青 視 標 」,「 黄 地 に 青 視 標 」 の 順 位 で あ つ た が,白. 熱 電 球 下 で は,. 「黄 地 に 青 視 標 」,「 青 地 に 黄 視 標 」,「 白 地 に 青 視 標 」 の 順 位 で あ つ た. 今 私 の 成 績 を 広 田,桑 原(一)の 較 す れ ば 第3表. 成 績 と比. に 示 す 通 りで あ る.. 用 うる と 便 利 で あ る.此 の 事 はLuckiesh, 平 沢,蒲. 山 等 が の べ て い る所 で あ る.し か し. P. C. Contrastを. も つ て 全 て の場合 を 説明 す. る事 は 不 可 能 で あ つ て, Moon. and Spencer15). も対 比 に 関 す る 定 義 は 色 の 相 違 の 条 件 に 対 し て 未だ 満 足 すべ き もの まで発 展 して い ない と 云 つ て い る.故 に 私 は 従 来 の 形 式 に よつ て 説 明 す る. 私 の 場 合 に は 照 度200. II.Luxで. あ つ たが. 地 色 と 視 標 色 と の 関 係 に つ い て は,大. 体従 来. 云 わ れ て 居 る 如 く,両 者 の 差 の 大 き い も の程 視 力 は 良 好 で あ つ た.又. 如 何 な る色 を 地 色 と. な し,如 何 な る色 を 視標 と し た 時 視 力 は 良 好 で あ るか と 云 う 点 に 関 し て は,「 黄 と 白 」, 「緑 と 白 」 の 対 比 を 除 け ば,地. 色 よ り明 るい. 色 を 視 標 と し た 時 視 力 は 良 好 で あ つ た.こ. れ. は 地 色 が 視 標 色 よ り も暗 い 時 に は 視 標 は 実 際 よ り も明 る く見 え,反 対 に 地 色 が 視 標 よ り も. 第3表 各視標に於け る視力順位の比較.
(5) 螢 光 燈 広 田 は 光 源 と し て 東 京 電 気 製Cラ 用 し,照 度101米. ンプを 使. あ る),距. 離5m,. 両 眼 で 実 験 し て い る.又 桑 原(‑)は 球 を 光 源 と し て,照 度5.1H. 離2.5m片. 即 ち 使 用 光 源,照. 白熱電. Lux (1H. Lux=. が 異 な る 故 に,一 様 に 比 較 出 来 な い 事 は 云 う. 致 は 始 ん ど見 られ な い で,相. 位 の一. して,照. 視 標 」,「白 色 に 黄 視 標 」,「黄 地 に 白 視 標 」 は も悪 い 成 績 々 示 し て い る.. 此 の 事 よ り考 え る な ら ば,此. も見 難 い も の で あ る 事 が 判 る.故 に 此 の対 比. (1) 各 視 標 共,白. は 勿 論 で あ り,ど う い て も此 の 様 に 見 え難 い の対 比 が 見 え. ち天 然 昼光 色 螢光燈 を 使用す べ. きで あ る.. (2) 故 に 色 の 対 比 と視 力 の 面 よ り考 え る な ら ば,白. 日の 如 く文 化 の 進 ん だ 時 代 に. 此 の 色 彩 物 が 天 然 昼 光 下 に 於 け る と同 様 に,. (3) 両 光 源 下 に 於 け る 視 力 の 差 は,最. 高. な. 「黄 地 に 白 視 標 」 の26.08, 視 標 」 の1.78%,平 (4). %最. 低. 均9.67%で. 「緑 地 に 赤. あ る.. 又 差 の 著 し い も の は,「 黄 地 に 白 視 標 」. の26.08%,「. 白 地 に 黄 視 標 」 の25.04%.「. 地 に 赤 視 標 」 の24.10%,「 11.74%,「. 白. 白 地 に2緑 視 標 」 の. 白 地 に2青 視 標 」 の10.48%で. (5). あつ. あ る 事 は 今 更 云 う ま で もな い.此. 之 等 の 差 異 は 両 光 源 の 演 色 性 に 負 う所. が 大 で あ る と 考 え る. (6). 色 の 対 比 と視 力 の関 係 も光 源 の種 類 に. よ つ て 影 響 々 受 け,其. 又 楽 に 見 え る人工 光源 が 理 想的 な人工 光源 で. 擱 筆 に 臨 み,御. 指 導,御. 校閲 々賜つ た恩師緒 方教. 授 に 深 謝 致 し ます.. 昼 光 色 螢 光 燈 が 理 想 的 な 人 工 光 源 と云 い 得 る の で あ る.. の 度 合 は 対 比 の種 類 に. よ つ て 差 が あ る.. の様 に考 え. る な ら ば 天 然 昼 光 と近 似 の演 色 性 を 持 つ 天 然. 尚 本 論 文 要 旨 は 昭 和29年4月,第24回. 日本 衛 生 学. 会に こ於 て 発表 した.. 文 桑 原,坂. 野:第22回,. て 発 表,岡. 23回. 日 本 衛 生 学会. 献. に 於. 山 医 学 誌 に 投 稿 中. 第23回. 日 本 衛 生 学 会 に 於 て 発 表,岡. 山. 医 学 誌 に 投 稿 中. 3). 緒 方:労. 科,. 3,. 81. 4). 広 田:日. 眼,. 30,. 394. 5). 桑 原 一 郎:岡. 6). Luckiesh. 7). Luckiesh.. 8). 平 沢.日. 9). 大 塚,他:日 三 谷:日. 熱電 球 よ りは 天 然 昼 光 色 螢 光 燈 が 視. 作 業 時 の 人 工 光 源 と し て 優 れ て 居 る と云 え. 於 て は 視 対 象 の 始 ん どが 色 彩 物 で あ る.故 に. 10). 熱 電 球 を 光 源 と した 時 よ. た.. か りで な く,今. 桑 原. 果は. 視 力 は 大 で あ つ た.. 日常 私 等 が 視 対 象 とす る も の は 無 彩 色 物 ば. 2). 色. り も天 然昼 光 色 螢 光 燈 々 光 源 と し た 時 の方 が. は 実 用 的 方 面 に 於 て も注 意 せ ね ば な ら な い 事. 1). 於 て視 力 検 査 を行. る.. 「白 と黄 」 の対 比 は 如 何 な る 条 件 の 下 に於 て. 易 い 光 源,即. Luxに. 氏 環 状 視 標 を 用 い た.結. の 「赤 と緑 」,. 対 比 々 視 対 象 とす る 時 に は,此. 度200H.. つ た.視 標 と し て 黒,白,青,緑,赤,黄. 当 な変動 を示 し. て い る.し か し 「緑 地 に 赤 視 標 」,「赤 地 に 緑. 3者 共 一 致 し,最. 論. 私 は 白 熱 電 球 と天 然 昼 光 色 螢 光 燈 々 光 源 と. 度 及 び 視 標 等 の実 験 条 件. に 示 す 様 に,順. 結. の 組 合 せ に よ り14種 類, 140枚 の ラ ン ドル ト. 眼 で 実 験 を して い る.. ま で もな い が,第3表. 1387. 第5章. 燭 光(米 燭 光 は 万 国 燭 で あ. り, 1米 燭 光 は1Luxで. 1.11 Lux),距. に よ る 人 工 照 明. and. Light, 眼,. 眼,. 馬 詰:臨. 眼,. 12). 蒲 山:日. 眼 全 書,. 13). 稲 垣:中. 眼,. 14). Wolf 41,. (大15). 山 医 誌, Moss:. 11). and 354. 2,. 116,. 13,. King.. 161,. 201,. 443. (大10). J.. of.. Opt.. Soc.. Moon. 48,. 16). 照 明 の デ ー タ ブ ッ ク,オ. 17). 大 島:労. 18). 東,森:照. 学 誌,. 36,. 266. (昭27). 19). 東,森:照. 学 誌,. 38,. 187. (昭29). 20). 内 田:螢. 光 燈 と 照 明,電. 21). 大 島:色. 彩 調 節,技. Seeing. Vision. 42,. 696. (昭13). 眼,. 44,. 2253. 50,. 8. (昭21). and. 46. (1931). Seeing.. (昭15). (1946). Am.. Vol.. (1951). 15) (昭11). (昭23). 4巻1册(昭29). (大15) 1153. 244. and. Spencer:. 科,. 28,. Lighting. 1,. Design,. ー ム 社(昭28). 65,. 121. (昭27). 気 書 院(昭27). 報 堂(昭28). (1947).
(6) 1388. 桑. 原. 進. Department of Hygiene, Okayama University Medical School (Director: Prof. Dr. M. Ogata) Artificial. Illumination Clinical. Effect. of Fluoresent. Lamps. by. Fluorescent. Part. upon the and Vision. Lamps. III. Relation. of. Color-Contrast. By Susumu. Kuwahara. I made a test of vision under the illumination of 200 H. Lux using incandescent lamps and de luxe daylight fluorescent lamps as the light-source. Fourteen kinds, 140 sheets of Landolt's test-card in various color-contrast with black, white, green, blue, red and yellow were used as the test material. (1) In all cases de luxe daylight fluorescent lamps gave better vision than incandescent lamps. (2) The difference was 1.78% at the minimum, 26.08% at the maximum, and 9.67% in the average. (3) The marked differences were 26.08% in white object on yellow background, 25.04% in yellow object, 24.10% in red object, 11.74% in green object and 10 48% in blue object each on white background. (4) These differences are considered mainly due to the color rendoring properties of both light-sources. (5) The relation between color-contrast and vision is affected sources in various degree according to the variety of coor-contrast.. by the. nature. of light-.
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