現地計測による高有機質土地盤の2次圧密係数について
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(2) Ⅲ-A180. 土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). 施している.この図より,前述の時期には大部分 0.1. の過剰間隙水圧の消散が終わり水圧がほぼ落ち着. のほぼ同様の傾向を示している.今回のような帯. S(cm). 深部では消散傾向に若干の遅れが認められるもの. 1000. 20. 沈下量. る.なお,他深度における間隙水圧計の結果でも,. 100. 0. いており,図−3に示した結果と合せて判断すれ ば 50 日付近以降は2次圧密領域が主体考えられ. 経過日数 l og t(日) 10. 1. 双曲線法による推定1次圧密沈下曲線. 40 60 80. 状盛土では排水が2次元的に生じるため深度方向 100. に差が現われなかったと考えている 2 ).. 1次圧密領域. また,log t〜S 曲線に圧密試験で用いる曲線. 1次盛土. 読み取り誤差は含まれるものの上述の結果と大きな -50 0.0. していない測線についても log t〜S 曲線から2. 2.0. 次圧密領域を推定した.. 4.0. ことにより,その勾配から2次圧密係数を算出した.. 過剰間隙水圧 (kPa). 違いは認められなかった.さらに,間隙水圧を測定. 2次圧密領域と考えられるデータを直線近似する. …………. :圧密層厚,. 50. 100. 経過日数 (日) 150 200 250. 300. 350. 400. 450. 6.0 8.0 10.0 12.0. 16.0. (1). 図−4. ここに,ε α :2次圧密係数,S:沈下量, H. 0. 2次盛土. 14.0. 2次圧密係数は次式により定義される. ε α =ΔS/H・Δ logt. logt〜S 曲線の一例(2次盛土後). 図―3. 定規法を適用して1次圧密終了時期を調べたが,. 4.2次圧密係数の算出. 2次圧密領域. 120. 過剰間隙水圧の経時変化(GL−2.0m). 1.0E‑01. t:時間. :実測値から算出 :圧密試験結果. 今回の計測で得られた全ての測線における2次圧. 帯状荷重による応力分散を考慮して補正したもので ある.図中には当地盤を対象にして実施した圧密試 験から得られたε α を併記しているが,実測値から. 2次圧密係数. 応力は,地下水位以下の盛土に作用する浮力および. εα. 密係数を図−5に示す.なお,実測ε α に対応する. 1.0E‑02. 算出したε α は概ね圧密試験結果の範囲内にあるこ とがわかる.今回の盛土荷重が比較的小さいためば らつきが生じやすい応力レベルであることを考えれ ば,実測値と圧密試験結果とは良好に対応している. 1.0E‑03 1. といえる. 5.おわりに. 10. 100. 1000. 平均圧密応力 p (kN/m2). 図−5. 実測沈下データから算出した2次圧密係数. 実測沈下曲線形状および過剰間隙水圧消散状況から2次圧密と考えられる領域を抽出した.そして,その 領域沈下勾配から算出した2次圧密係数は,圧密試験結果による値と良好に対応していることを確認した. 〔参考文献〕 1) 岡井ら:帯状盛土による高有機質土地盤の初期挙動について(その2),第 34 回地盤工学研究発表会講 演集,pp.1065〜1066, 1999 2) 岡井ら:帯状盛土による高有機質土地盤の圧密特性について(その2),第 35 回地盤工学研究発表会講 演集(投稿中).
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