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第62回 東京医科大学消化器病研究会

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Academic year: 2021

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一 320 一

東医大誌 59(4):320,2001 胆管細胞癌の1例

第62回

東京医科大学消化器病研究会

当番教室:

時:平成13年4月23日(月)

   午後7時00分〜8時00分 所:医局センター5階

  第3ゼミナール室   内科学第4講座

(内科学第四)関 知之、三坂亮一(外科学第三)粕谷和彦、

(放射線科)柿崎 大 (病院病理)清水 亨

症例:69歳、男性。主訴は特になし。肝障害で通院中、肝 左葉に腫瘤がみられ、入院となった。検査成績では軽度の 肝機能障害とBilirubinの上昇を伴わない胆道系酵素の上昇 とCA19−9、 SPAN−1の上昇を認めた。胆道造影では原発性硬 化性胆管炎(PSC)を疑わせる肝内胆管の数珠状変化と、 B2、

B3根部の狭窄とその末梢側の著明な拡張を認めた。左葉外 側区域切除を行い、胆管上皮内進展した腺癌を認め、深達 度fm、断端陰性であった。術後3年で、肝右葉に次第に増 大する腫瘤を認め、また腫瘍マーカーも再上昇し、再発を 疑ったが、生検は炎症性変化であった。

考察=PSC合併の有無と残肝病変が再発であるかが問題と なった。討論ではPSCの診断基準の問題点を検討し、また 残肝病変は病理学的裏付けはないが、新たな発癌であるこ

とが疑われた。

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