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浅間黒斑・仙人火山大規模山体崩壊堆積物に含まれる火山岩塊の全岩主化学組成―分析データ148 個の総括と火山岩塊の起源について―

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を分析し,その岩塊が黒斑・仙人火山のどの溶岩グルー プに属するかを知ることによって,山体崩壊によって失 われた火山体の実態を明らかにすることを試みた。

2.浅間黒斑・仙人火山の形成史

浅間火山群は東西に延びた延長約25km の烏帽子・浅 間火山群の東部を構成し,約10 ∼ 3 万年前に活動した 黒斑複成火山,約3 ∼2万年前に活動した仙人複成火山, 約2 ∼ 1 万年前に活動した仏岩複成火山,そして約 1 万 年前以降現在に至るまで活動している前掛複成火山から 構成されている(Fig.2)。 黒斑複成火山は溶岩と火砕岩の互層からなる円錐型の 成層火山で,下位から 牙 溶岩グループ,剣ヶ峰溶岩グ

1.はじめに

黒斑, 仏 岩 ,前掛の4つの複成火山からなる浅間火山 群(Fig.1)は,約10万年前から現在に至る長い活動史の 中で,仙人火山が活動中の約2万4000年前に,1回だけ大 規模な山体崩壊と,同じく大規模な岩屑なだれ堆積物の 発生を経験している。岩屑なだれ堆積物中には,仙人火 山と先行する黒斑火山起源の火山岩塊が多数含まれてい る。岩屑なだれ堆積物の異なる分布地域に含まれる火山 岩類が,黒斑・仙人火山を構成する溶岩グループのどの メンバーに相当するかを明らかにすることによって,山 体崩壊以前の火山体における溶岩群の空間的な分布を明 らかに出来る可能性がある。ここでは,岩屑なだれ堆積 物の様々な地点から採取した火山岩類の全岩主化学組成

高橋正樹

・菊池雅之

**

・折戸功一

**

・安井真也

・金丸龍夫

・竹本弘幸

***

The whole-rock chemistry for clasts of volcanic rocks in the debris avalanche and volcanic mud flow deposits pro-duced by the sector collapse of Asama-Kurofu and Asama-Sennin volcanoes is studied based on newly obtained 148 analyt-ical data. The sampling took place at the Tsukahara-Shiozawa district in the Nagano prefecture, the Omae-Okuwa, Nakanojo and Maebashi-Takasaki districts in the Gunma prefecture. The whole-rock major element chemistry for clasts of volcanic rocks in the debris avalanche and volcanic mud flow deposits is the same as that of the Asama-Kurofu and Asa-ma-Sennin volcanoes. If the numbers of samples provided for chemical analysis reflect the volumetric ratios of original lava groups, they are as follows; the Gippa lava group of Kurofu volcano is about 20% ; the Kengamine lava group of Kuro-fu volcano is about 14%; the Mitsuone lava group of KuroKuro-fu volcano is about 61% ; the lavas of Sennin volcano is about5%. The upper half of Kurofu volcano is inferred to have been collapsed, because the Mitsuone lava group, which is the upper-most member of Kurofu volcano, is the upper-most abundant.

Keywords : Asama volcano, whole-rock chemistry, andesite, debris avalanche, volcanic mud flow

浅間黒斑・仙人火山大規模山体崩壊堆積物に含まれる

火山岩塊の全岩主化学組成

―分析データ

148個の総括と火山岩塊の起源について―

Major Element Chemistry for Clasts of Volcanic Rocks in the Large-scale Debris Avalanche and Volcanic

Mud Flow Deposits Formed by the Sector Collapse of Asama-Kurofu and Asama-Sennin Volcanoes:

Summary of 148 Analytical Data and the Origin of Clasts of Volcanic Rocks

Masaki TAKAHASHI

, Masayuki KIKUCHI

**

, Koichi ORITO

**

, Maya YASUI

,

Tatsuo KANAMARU

and Hiroyuki TAKEMOTO

***

(Accepted November 30, 2017)

 * Department of Earth and Environmental Sciences, College of Humanities

and Sciences, Nihon University: 3-25-40, Sakurajosui, Setagaya-ku, Tokyo, 156-8550, Japan

** Depar tment of Geosystem Sciences, College of Humanities and

Sciences, Nihon Unversity: 3-25-40, Sakurajosui, Setagaya-ku, Tokyo, 156-8550 Japan

*** Faculty of Commerce, Takushoku University: 3-4-14, Kohinata,

日本大学文理学部地球科学科: 〒156−8550 東京都世田谷区桜上水3−25−40 **元日本大学文理学部地球システム科学科: 〒156−8550 東京都世田谷区桜上水3−25−40 ***拓殖大学商学部: 〒112−8585 東京都文京区小日向3−4−14

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ループ,三ッ尾根溶岩グループの順に重なる(高橋他, 2008)。牙溶岩グループと剣ヶ峰溶岩グループの全岩化 学組成は,MgO vs. SiO2変化図上で区別され,前者は SiO2が増大すると急激にMgO が減少する組成変化トレ ンドを示し,同一SiO2量では後者よりも低いMgO 量を 有する(Fig.3)。これに対して後者は,SiO2が増加して もMgO は緩やかにしか減少しない組成変化トレンドを 示し,同一SiO2量では前者よりも高いMgO 量を示す。 三ッ尾根溶岩グループは,MgO vs. SiO2変化図上で, 剣ヶ峰溶岩グループと同じ組成変化トレンドを示すが, Maekake Volcano Hotokeiwa Volcano Kurofu Volcano Sennin Volcano Mitsuone Lava Group Kengamine Lava Group Gippa Lava Group Sekisonzan Lava Dome Koasama Lava Dome Hotokeiwa Upper Lava Hotokeiwa Lower Lava Hotokeiwa Middle Lava 2km N Fig.2

Fig.3

Fig.2  Geologic sketch map of the Asama volcano (Takahashi

et al.,2013b).

Fig.3  MgO vs. SiO2 diagram for the whole-rock chemistry of eruptive products of the Kurofu and Sennin volcanoes (in wt.%)

(Takahashi et al., 2013b). 1: As-BP (Asama Itahana Brown pumice); 2: Sennin volcano; 3: Mitsuone lava group; 4: Sekisonzan lava dome; 5: Kengamine lava group; 6: Upper Gippa lava group; 7: Middle Gippa lava group; 8: Lower Gippa lava group; 9: unclassified Gippa lava group

Fig.1  Map showing the location of Asama volcano (open

star). The contours show the depth of upper surface of subducting Pacific plate (grey lines) and Philippine sea plate (solid lines) (Nakajima and Hasegawa, 2007). Numerals denote the depth in km. open star: Asama volcano; solid circle: Quaternary volcano; VF: volcanic front; SAT: Sagami trough; SUT: Suruga trough

Fig.1

(3)

それよりもさらにMgOに富む(Fig.3)。仙人火山噴出物 のMgO は,三ッ尾根溶岩グループと同一の組成変化ト レンドを示し,それらよりもさらにSiO2に富む。 牙・剣ヶ峰両溶岩グループは黒斑複成火山の主要部を 占め,約9.5 ∼ 7.5 万年前頃までの約 2 万年間噴火活動を 続け(竹本,1999;西来他,2013;高橋他,2013a),溶岩 と火砕岩の互層からなる底面の直径約14 × 10km,比高 1500m 以上の大型の輝石安山岩質成層火山を形成した。 噴火様式は,ストロンボリ式∼ブルカノ式で,遠方にま で大量の降下火砕物を降らすような規模の大きな爆発的 噴火は行っておらず,降下テフラは少なくとも7 枚の降 下スコリア層からなる(竹本,1999)。約7.5 ∼ 3 万年前 頃までの4.5 万年間は,少なくとも 35 枚の火山灰層およ び火山礫層がみられ,爆発的で規模の大きなブルカノ式 噴火を中心に,噴火を断続的に継続していたものと思わ れる。規模の大きな降下テフラとしては,5.5 万年前ま でに噴出した,地蔵峠火山礫層,萩生火山礫層,中之条 火山礫層,北橘スコリア層などがある(竹本,1999)。こ の時期に噴出したのが安山岩質の三ッ尾根溶岩グループ である。噴出物は,斑晶としてかんらん石を含むのが特 徴である。 活動休止期を挟んで3万年前以降(AT火山灰以降)は, 噴出中心をやや北に移して仙人複成火山の活動が始まっ た。仙人火山は準プリニー式の爆発的噴火を繰り返し, 東麓に大 量の板鼻褐色 軽石層(As-BP)が堆積した。 As-BPは,BP1からBP7に最下位の室田軽石層(As-MP) を含めると,全部で8 枚の降下軽石層から構成される。 仙人火山の山体は,間に火砕岩層を挟む5 枚以上の強溶 結火砕岩層と,山腹を流下した火砕成の仙人溶岩グルー プからなり(高橋他,2014),中心部の溶結火砕丘と流下 した火砕成溶岩とからなる前掛火山と類似した安山岩質 成層火山を形成した。仙人火山の活動は約2 万年前頃に は終了した。

3.大規模岩屑なだれ堆積物

仙人火山のテフラ層序でBP4 と BP5 の間に,大規模 な山体崩壊が起こり岩屑なだれ堆積物の流下があった (竹本・久保,2003)。これらは,南麓では塚原泥流およ び塩沢泥流,北麓では応桑泥流とよばれてきた(荒牧, 1968)。岩屑なだれ堆積物中には,本質物質と考えられ る不規則な形状の岩塊が含まれており,また,BP4 から BP6までの間には明瞭な時間間隙を示す証拠が認められ ないことから,この岩屑なだれ堆積物は,BP4 ∼BP6ま での一連の噴火活動の途中で,BP4 噴出の直後に発生し たものと推定されている(竹本・久保,2003)。岩屑なだ れ堆積物中の炭化木片からは,2.3 ∼ 2.2 万年前(樋口, 1989)および2.4万年前(新井,1967)の14C年代が得ら れており,この大規模な山体崩壊は約2.4 万年前に発生 したと考えられる。 山体崩壊は黒斑・仙人火山の山頂火口を含む東側で発 生し,山体の東半分の大部分が失われた。崩壊した岩屑 なだれ堆積物は東方の高度山などの古い山体に遮られ て,北側と南側に方向を変えて一気に流下した。崩壊の 跡には,現在の東に開いた馬蹄型の崩壊カルデラが残さ れた(Fig.4)。大規模な岩屑なだれ堆積物は,北麓の群 馬県側では,さらに吾妻川に沿って流下し,中之条,渋 川を経て関東平野に到達し,利根川に沿って れ出して 前橋や高崎付近までの地域を広く覆った(Fig.5)。前橋, 高崎付近では岩屑なだれ堆積物は火山泥流(ラハール) 堆積物に変化し,前橋泥流とよばれている。また,南麓 の長野県側では,塩沢付近で湯川を堰き止めて古軽井沢 湖の形成をもたらし,さらに塚原付近から千曲川に沿っ て小諸,上田方面にまで流れ下っている(Fig.5)。北麓 の応桑地域や吾妻川沿いの中之条地域および南麓の塚原 地域や塩沢地域などには,小高い丘からなる流れ山地形 が多数残されている(Fig.6A)。流れ山を構成している 火山岩塊には溶岩が最も多くみられるが(Fig.6B),強 く溶結した溶結レンズの発達した溶岩様の火砕岩や,赤 色酸化した溶結アグルチネート(Frig.6C)が含まれるこ ともある。

4.全岩主化学組成

2.4 万年前頃に黒斑・仙人火山で発生した大規模な岩 屑なだれ堆積物に含まれる岩塊が,黒斑・仙人火山のど の部分に由来するかを明らかにするために,南麓の長野 県側および北麓の群馬県側に分布する岩屑なだれ堆積物 および火山泥流堆積物中の同一露頭から,無作為に複数 の試料を採取し総数148 個について全岩主化学組成の分 析を行った。試料採取を行った地域は,長野県佐久市塚 原地域,同軽井沢町塩沢地域,群馬県長野原町浅間大滝・ 応桑地域,嬬恋村大前地域,中之条町中之条地域,前橋 市岩神町地域,高崎市石原町・下佐野町地域である。な お,試料採取地点はAppendixに示した。 4-1 分析方法 採取してきた試料を鉄製乳鉢で2mm以下まで粉砕し, その後自動乳鉢を用いてさらに粉砕する(6分ずつ2回)。 粉砕した試料を0.75g(±0.01g)秤量し,磁製るつぼに 入れ,乾燥機により105 ℃で一晩乾燥させる。乾燥後, 試料を再び0.75g 秤量し,それに 5 倍の乾燥させた融剤

(4)

S

G

K

M

S

A

B

Fig.4

Asama

volcano Harunavolcano

Akagi volcano Komochi volcano Onoko volcano Omae Naganohara Nakanojo Shibukawa Takasaki Maebashi Karuizawa Miyota Komoro

20km

N

Fig.5

Fig.4  The horse-shoe shaped caldera formed by the large scale sector collapse of Kurofu-Sennin volcanoes. A: Photograph showing

the horse-shoe shaped collapsed caldera viewed from the summit of Maekake volcano; B: Photograph showing the caldera wall consisting of the lava groups of Kurofu and Sennin volcanoes. S: lavas of the Sennin volcano; M: Mitsuone lava group of the Kurofu volcano; K: Kengamine lava group of the Kurofu volcano; G: Gippa lava group of the Kurofu volcano

Fig.5  Map showing the distribution of debris avalanche and volcanic mud flow deposits produced by the sector collapse of

(5)

A

B

C

Fig.6

Fig.6  Outcrops of the debris avalanche deposit. A: Photograph showing the internal structure of a flow mound of debris avalanche

deposit at the Omae, Tsumagoi village, Gunma prefecture. The white deposit at the top of outcrop is the Tsumagoi pumice fall deposit erupted from the Asama-Hotokeiwa volcano; B: Photograph showing a flow mound at the Komagata shrine, Saku city, Nagano prefecture; C: Photograph showing a large block of reddish oxidized aggrutinate in a flow mound of the debris avalanche deposit at the Akaiwa shrine, Saku city, Nagano prefecture.

(6)

(四ホウ酸リチウム Li2B4O7)を加え,メノウ乳鉢でよく 混合させる。均質に混ざったら,白金るつぼに剥離剤(ヨ ウ化リチウム水溶液2.0%溶液)とともに投入し,ビー ドサンプラー装置を使用してガラスビードを作成する。 作成したガラスビードを東京大学地震研究所のフィリッ プス社製蛍光X 線分析装置(PW2400)を用いて測定し た。分析を行った元素およびその分析誤差は以下の通りで ある。SiO2=±0.153%,TiO2=±0.009%,Al2O3=±0.0683%,

FeO*= ± 0.065 %,MnO= ± 0.004 %,MgO=±0.093 %,

CaO=±0.050%,Na2O=±0.025%,K2O=±0.024%,P2O5=

±0.003% 4-2 分析結果 全岩主化学組成の分析結果をFig7 ∼ 13 に,また分析 値をTable1に示す。 (1) 浅間黒斑・仙人火山噴出物の全岩主化学組成との比 較 岩屑なだれ堆積物に含まれる火山岩塊の全岩主化学組 成と浅間黒斑・仙人火山噴出物のそれとをSiO2変化図 上で比較検討した(Figs.7, 8 and 9)。岩屑なだれ堆積物 に含まれる火山岩塊のSiO2量は56 ∼62wt.%で,すべて 安山岩である。すべての酸化物において,岩屑なだれ堆 積物に含まれる火山岩塊の化学組成は浅間黒斑・仙人火 山噴出物の化学組成範囲内にプロットされる。両者はほ ぼ同一の化学組成を有しており,岩屑なだれ堆積物に含 まれる火山岩塊は,浅間黒斑火山および仙人火山起源で あると結論づけられる。以下では,黒斑火山の溶岩グ ループおよび仙人火山噴出物を識別するのに最も有効な MgO vs. SiO2図を使用して火山岩塊の起源を推定する。 (2)塚原・塩沢地区 長野県佐久市塚原地区および軽井沢町塩沢地区のう ち,赤岩神社(地点A)では岩屑なだれ堆積物に含まれ る火山岩塊はすべて三ッ尾根溶岩グループ(100%)であ り, 駒 形 神 社( 地 点B)ではすべて牙溶岩グループ (100%),赤岩南方(地点C)では三ッ尾根溶岩グループ が67%,仙人火山溶岩が33%,落合(地点D)では牙溶 岩グループが25%,三ッ尾根溶岩グループが75%,根々 井(地点E)ではすべて三ッ尾根溶岩グループ(100%), 柳沢(地点F)では牙溶岩グループが 33%,三ッ尾根溶 岩グループが33%,仙人火山溶岩が 33%,中佐都小学 校(地点G)では牙溶岩グループが20%,剣ヶ峰溶岩グ ループが20%,三ッ尾根溶岩グループが 40%,仙人火 山溶岩が20%,塩沢湖(地点H)ではすべて三ッ尾根溶 岩グループ(100%)である。塚原・塩沢地区全体では, 黒斑火山の牙溶岩グループに属するものが約26%,剣ヶ 峰溶岩グループに属するものが約3%,三ッ尾根溶岩グ ループに属するものが約62%,仙人火山溶岩に属する ものが約9%である(Fig.10)。 (3)大前・応桑地区 群馬県嬬恋村大前地区および長野原町応桑地区のう ち,大前(地点I)では,岩屑なだれ堆積物に含まれる火 山岩塊は,牙溶岩グループが54%,剣ヶ峰溶岩グルー プが31%,三ッ尾根溶岩グループが 15%であり,浅間 大滝(地点J)では,三ッ尾根溶岩グループが 57%,仙 人火山溶岩が43%,応桑(地点K)では,牙溶岩グルー プが13%,剣ヶ峰溶岩グループが 56%,三ッ尾根溶岩 グループが31%,新田原(地点 L)では,すべて三ッ尾 根溶岩グループ(100%)である。大前・応桑地区全体で は,黒斑火山の牙溶岩グループに属するものが約23%, 剣ヶ峰溶岩グループに属するものが約35%,三ッ尾根 溶岩グループに属するものが約36%,仙人火山溶岩が 約8%である(Fig.11)。 (4)中之条地区 群馬県中之条町中之条地区のうち,枯木沢(地点M) では,岩屑なだれ堆積物に含まれる火山岩塊は,牙溶岩 グループが62%,三ッ尾根溶岩グループが38%,八幡(地 点N)では,すべて三ッ尾根溶岩グループ(100%),日 之出(地点O)では,牙溶岩グループが20%,剣ヶ峰溶 岩 グ ル ー プ が20%,三ッ尾根溶岩グループが 60%, 御 園( 地 点P)では,すべて三ッ尾根溶岩グループ (100%)である。中之条地区全体では,黒斑火山の牙溶 岩グループに属するものが約15%,剣ヶ峰溶岩グルー プに属するものが約2%,三ッ尾根溶岩グループに属す るものが約83%である(Fig.12)。 (5)前橋・高崎地区 群馬県前橋市・高崎市地区のうち,前橋市岩神町地域 では,牙溶岩グループが57%,剣ヶ峰溶岩グループが 14%,三ッ尾根溶岩グループが 29%,高崎市石原町お よび下佐野町地域では,剣ヶ峰溶岩グループが72%, 三ッ尾根溶岩グループが14%,仙人火山が 14%である。 前橋・高崎地区全体における火山泥流堆積物に含まれる 火山岩塊では,黒斑火山の牙溶岩グループに属するもの が約29%,剣ヶ峰溶岩グループに属するものが約 43%, 三ッ尾根溶岩グループに属するものが約21%,仙人火 山が約7%である(Fig.13)。

(7)

Fig.7  SiO2 variation diagrams for TiO2,P2O5, Al2O3,CaO, FeO*, MnO, MgO and Na2O contents of clasts of volcanic rocks in the debris

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Fig.8  SiO2 variation diagram for K2O content of clasts of volcanic rocks in the debris avalanche and mud flow deposit, together with

those of lava groups of the Kurofu-Sennin volcanoes. high-K: high-K series; med-K: medium-K series; low-K: low-K series

Fig.9  FeO*/MgO vs. SiO

2 diagram for clasts of volcanic rocks in the debris avalanche and volcanic mud flow deposits, together with

(9)

Fig.10  SiO2 variation diagram for MgO content of clasts of volcanic rocks in the debris avalanche and volcanic mud flow deposits of

the Tsukahara-Shiozawa district in Nagano prefecture, together with those of lava groups of the Kurofu-Sennin volcanoes. 1: Akaiwa shrine (A); 2: Komagata shrine (B); 3: South of Akaiwa shrine (C); 4: Ochiai (D); 5: Nenei-Tsukahara (E); 6: Yanagisawa (F); 7: Nakasato elementary school (G); 8: South of Shiozawa lake (H)

Fig.11  SiO2 variation diagram for MgO content of clasts of volcanic rocks in the debris avalanche and volcanic mud flow deposits of

the Okuwa-Omae district in Gunma prefecture, together with those of lava groups of the Kurofu-Sennin volcanoes. 1: South of Omae (I); 2: Asama-Otaki (J); 3: Okuwa (K); 4: Shintawara (L)

(10)

Fig.12  SiO2 variation diagram for MgO content of clasts of volcanic rocks in the debris avalanche and volcanic mud flow deposits of

the Nakanojo district in Gunma prefecture, together with those of lava groups of the Kurofu-Sennin volcanoes. 1: Karekizawa (M); 2: Hachiman (N); 3: Hinode (O); 4: Misono (P)

Fig.13  SiO2 variation diagram for MgO content of clasts of volcanic rocks in the debris avalanche and volcanic mud flow deposits of

the Maebashi-Takasaki district in Gunma prefecture, together with those of lava groups of the Kurofu-Sennin volcanoes. 1: Iwakamicho, Maebashi city (Q); 2: Ishiharacho, Takasaki city (R); 3: Shimosanocho, Takasaki city (S and T)

(11)

18%,三ッ尾根溶岩グループが約58%,仙人火山が約4% である。この値が事実を反映していると仮定すると,南 側に崩壊した部分の方が,北側に比べて牙溶岩グルー プ,三ッ尾根溶岩グループおよび仙人火山溶岩の比率が 大きく,剣ヶ峰溶岩グループの比率が小さかった可能性 が考えられる。

6.まとめ

(1)浅間黒斑・仙人火山の山体崩壊によって形成され た岩屑なだれ堆積物および火山泥流堆積物に含まれる火 山岩塊148 個の試料について全岩主化学組成分析を行っ た。試料の採取地は,長野県佐久市塚原地区および軽井 沢町の塩沢地区(塚原・塩沢地区),群馬県嬬恋村の大 前地区および長野原町の応桑地区(大前・応桑地区), 中之条町の中之条地区,前橋市の岩神町地区および高崎 市の石原町・下佐野町地区(前橋・高崎地区)である。 (2)岩屑なだれ堆積物に含まれる火山岩塊の全岩主化 学組成は,浅間黒斑・仙人火山噴出物のそれとほぼ一致 し,それらが浅間黒斑・仙人火山起源であることが確認 できた。 (3)岩屑なだれ堆積物および火山泥流堆積物に含まれ る火山岩塊の比率は,全体としては,黒斑火山の牙溶岩 グループが約20%,剣ヶ峰溶岩グループが約14%,三ッ 尾根溶岩グループが約61%,仙人火山溶岩が約5%とな る。こうした比率は,黒斑火山の山体の上半部が崩壊し たことを示唆する。 (4)岩屑なだれ堆積物および火山泥流堆積物に含まれ る火山岩塊の全体としての比率は,南側(長野県側)で は,牙溶岩グループが約26%,剣ヶ峰溶岩グループが 約3%,三ッ尾根溶岩グループが約 62%,仙人火山が約 9%であり,北側(群馬県側)では,牙溶岩グループが約 20%,剣ヶ峰溶岩グループが約 18%,三ッ尾根溶岩グ ループが約58%,仙人火山が約4%である。

5.議論

岩屑なだれ堆積物および火山泥流堆積物に含まれる火 山岩塊の起源は,全体としては,黒斑火山の牙溶岩グ ループが約20%,剣ヶ峰溶岩グループが約 14%,三ッ 尾根溶岩グループが約61%,仙人火山溶岩が約5%とな る。この割合は必ずしも厳密な意味での体積比率を示す わけではないが,近似的にはそれに近い値とみなすこと は可能であろう。荒牧(1968)による推定では,黒斑火 山の復元体積は,牙グループが約61vol.%,三ッ尾根グ ループ(おそらく剣ヶ峰溶岩グループを含む)が約 34vol.%,仙人グループが約5vol.%である。荒牧のグルー プ区分とここで提案されている溶岩グループとは厳密な 意味では一致しないが,大雑把な値としては,牙溶岩グ ループ,剣ヶ峰溶岩グループ+三ッ尾根溶岩グループ, 仙人火山の体積比率と大きく異なることはないとみなし てもよいであろう。火山岩塊の比率が,黒斑火山の崩壊 した部分の火山岩類の構成比率を代表するとすれば,崩 壊した山体では,剣ヶ峰溶岩グループ+三ッ尾根溶岩グ ループの占める割合(約75%)が牙溶岩グループ(約 20%)よりも大きかったと考えられる。この結果では, 復元された黒斑火山の各グループの体積比率と比べると 牙グループが明らかに少ない。牙グループは黒斑火山で は初期に活動しており層序的には最下位となるので,崩 壊した部分が黒斑火山の上半分に相当したためと考えれ ば,この結果は説明が可能である。あるいは,崩壊した 部分では特に三ッ尾根溶岩グループの占める割合が大き かったためという説明も可能かもしれない。 黒斑火山の南側(長野県側)と北側(群馬県側)での岩 屑なだれ堆積物に含まれる火山岩塊について全体として みると,南側では,牙溶岩グループが約26%,剣ヶ峰 溶 岩 グ ル ー プ が 約3%,三ッ尾根溶岩グループが約 62%,仙人火山が約9%である。これに対して,北側では, 牙溶岩グループが約20%,剣ヶ峰溶岩グループが約

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Table 1 Major element chemistry for clasts of volcanic rocks in the debris avalanche and volcanic mud flow deposits.

Map Sample No. SiO2 TiO2 Al2O3 FeO* MnO MgO CaO Na2O K2O P2O5 Total

A 1 60.00 0.76 16.90 6.97 0.13 3.77 6.86 3.08 1.16 0.36 100 2 60.67 0.73 16.10 6.55 0.13 3.63 7.32 3.31 1.29 0.28 100 3 60.70 0.80 16.61 7.03 0.14 3.64 6.60 3.03 1.20 0.25 100 B 4 56.00 0.88 17.98 7.89 0.13 4.45 8.62 3.24 0.65 0.16 100 5 56.06 0.85 18.28 7.71 0.13 4.33 8.61 3.24 0.63 0.16 100 6 56.45 0.90 17.86 7.89 0.13 4.23 8.46 3.22 0.69 0.17 100 7 56.52 0.90 18.12 7.76 0.13 4.22 8.29 3.22 0.68 0.17 100 8 55.77 0.85 18.30 8.08 0.14 4.37 8.55 3.15 0.62 0.16 100 9 55.86 0.84 18.26 8.40 0.14 4.24 8.47 2.98 0.64 0.16 100 C 10 60.87 0.76 16.84 6.68 0.13 3.61 6.62 3.06 1.29 0.14 100 11 61.47 0.75 16.46 6.48 0.12 3.51 6.59 3.15 1.34 0.13 100 12 61.62 0.76 16.40 6.48 0.13 3.41 6.49 3.22 1.33 0.16 100 D 13 60.24 0.75 16.65 7.07 0.13 3.63 7.08 3.17 1.16 0.13 100 14 60.29 0.78 16.95 7.10 0.13 3.63 6.77 3.05 1.18 0.13 100 15 59.90 0.76 16.82 7.10 0.13 3.74 7.23 3.07 1.14 0.12 100 16 55.61 0.85 18.17 8.38 0.14 4.49 8.47 3.13 0.61 0.16 100 E 17 61.03 0.76 16.76 6.70 0.12 3.53 6.55 3.07 1.35 0.12 100 18 61.34 0.78 16.07 6.79 0.13 3.50 6.71 3.23 1.33 0.13 100 F 19 60.86 0.74 16.74 6.51 0.12 3.39 7.06 3.21 1.23 0.13 100 20 62.28 0.75 16.12 6.38 0.12 3.27 6.39 3.15 1.39 0.13 100 21 53.47 0.72 18.52 9.25 0.17 5.63 9.40 2.39 0.30 0.14 100 G 22 55.92 0.79 18.44 8.69 0.16 3.85 8.14 3.26 0.61 0.14 100 23 61.49 0.77 16.71 6.42 0.12 3.37 6.44 3.21 1.32 0.14 100 24 61.09 0.78 16.74 6.77 0.12 3.53 6.45 3.07 1.29 0.16 100 25 60.49 0.77 16.62 6.98 0.13 3.65 6.76 3.24 1.28 0.08 100 26 60.48 0.74 17.26 6.79 0.12 3.36 6.46 3.42 1.27 0.10 100 H 27 60.07 0.78 16.76 7.05 0.13 3.70 7.04 3.14 1.19 0.13 100 28 60.42 0.76 16.63 6.92 0.13 3.76 6.92 3.14 1.20 0.12 100 29 59.89 0.72 17.16 6.78 0.12 3.59 7.35 3.10 1.16 0.12 100 30 60.93 0.76 16.68 6.70 0.12 3.38 6.81 3.23 1.26 0.13 100 31 60.05 0.77 16.55 7.12 0.13 3.79 7.18 3.11 1.17 0.13 100 32 60.25 0.76 16.78 6.97 0.13 3.64 7.06 3.11 1.18 0.13 100 33 60.06 0.77 17.07 6.94 0.13 3.64 7.08 3.06 1.12 0.13 100 34 59.94 0.79 16.81 7.06 0.13 3.70 7.18 3.11 1.16 0.12 100 I 35 58.97 0.78 17.36 7.59 0.14 3.80 7.13 3.18 0.94 0.12 100 36 57.58 0.84 17.87 7.79 0.14 3.78 7.69 3.41 0.73 0.16 100 37 57.17 0.88 18.00 8.40 0.16 3.61 7.52 3.42 0.68 0.16 100 38 56.44 0.83 18.25 8.58 0.16 3.73 7.85 3.40 0.62 0.15 100 39 55.08 0.93 18.84 8.44 0.15 4.27 8.39 3.19 0.56 0.15 100 40 54.98 0.96 18.66 8.64 0.15 4.31 8.38 3.21 0.55 0.15 100 41 59.05 0.81 18.22 7.56 0.14 3.58 6.52 3.12 0.90 0.10 100 42 59.02 0.76 17.63 7.24 0.14 3.66 7.37 3.21 0.84 0.13 100 43 54.62 1.00 18.39 8.82 0.16 4.78 8.50 2.98 0.58 0.18 100 44 54.86 0.90 19.19 8.62 0.16 4.48 8.02 3.08 0.50 0.19 100 45 55.26 1.00 18.19 8.65 0.16 4.50 8.34 3.03 0.70 0.18 100 46 55.92 0.79 18.44 8.69 0.16 3.85 8.14 3.26 0.61 0.14 100 47 61.78 0.75 16.02 6.61 0.12 3.39 6.58 3.27 1.35 0.12 100 48 60.02 0.78 17.19 7.24 0.14 3.60 6.60 3.26 1.04 0.12 100 J 49 60.49 0.76 16.06 7.21 0.13 3.84 6.97 3.19 1.22 0.13 100 50 61.90 0.74 16.03 6.51 0.12 3.49 6.52 3.21 1.35 0.13 100 51 59.30 0.82 17.29 7.77 0.15 3.95 6.63 3.14 0.83 0.12 100

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Map Sample No. SiO2 TiO2 Al2O3 FeO* MnO MgO CaO Na2O K2O P2O5 Total J 52 61.08 0.75 16.41 6.77 0.13 3.66 6.63 3.12 1.32 0.13 100 53 61.68 0.75 16.07 6.69 0.13 3.40 6.60 3.26 1.29 0.13 100 54 61.91 0.73 16.11 6.39 0.12 3.34 6.62 3.31 1.34 0.13 100 55 56.78 0.78 16.93 8.02 0.13 5.51 8.16 2.90 0.66 0.13 100 K 56 60.01 0.78 16.63 7.09 0.13 3.71 7.20 3.13 1.19 0.13 100 57 57.96 0.76 16.93 7.63 0.13 4.53 8.01 2.97 0.93 0.13 100 58 60.04 0.73 16.77 6.91 0.13 3.58 7.42 3.18 1.11 0.12 100 59 61.23 0.75 16.62 6.59 0.12 3.24 6.80 3.31 1.21 0.13 100 60 59.16 0.75 17.30 7.65 0.13 3.88 7.09 3.03 0.88 0.14 100 61 60.09 0.76 16.78 7.09 0.13 3.73 7.04 3.11 1.14 0.13 100 62 60.03 0.74 16.66 7.09 0.13 3.83 7.18 3.09 1.12 0.12 100 63 60.13 0.74 16.78 7.05 0.12 3.64 7.16 3.13 1.13 0.12 100 64 61.10 0.74 16.78 6.39 0.12 3.18 7.05 3.30 1.21 0.13 100 65 60.69 0.70 17.54 6.41 0.12 2.96 6.94 3.49 1.02 0.13 100 66 61.20 0.74 16.50 6.75 0.12 3.33 6.75 3.28 1.21 0.13 100 67 60.61 0.77 16.69 6.98 0.13 3.46 6.82 3.22 1.19 0.13 100 68 60.81 0.76 16.65 6.85 0.12 3.32 6.88 3.29 1.19 0.13 100 69 54.94 0.79 18.70 8.60 0.14 3.85 9.04 3.19 0.58 0.16 100 70 54.64 0.92 18.51 9.06 0.15 4.57 8.63 2.81 0.56 0.14 100 71 57.49 0.81 18.03 7.27 0.13 3.91 8.19 3.24 0.78 0.14 100 72 60.79 0.75 16.40 6.98 0.12 3.40 6.97 3.27 1.19 0.13 100 L 73 59.71 0.74 16.79 7.39 0.13 3.69 7.20 3.10 1.12 0.12 100 74 60.13 0.76 16.52 7.34 0.13 3.62 7.05 3.16 1.15 0.13 100 75 60.30 0.74 16.77 7.14 0.13 3.55 6.91 3.15 1.18 0.13 100 M 76 56.79 0.84 17.77 8.11 0.14 4.70 7.86 2.93 0.72 0.13 100 77 56.49 0.82 17.67 7.96 0.14 5.04 8.13 2.96 0.67 0.13 100 78 56.46 0.82 17.54 8.02 0.14 4.82 8.41 2.99 0.68 0.13 100 79 56.55 0.88 17.38 8.26 0.15 4.24 8.28 3.24 0.84 0.18 100 80 56.17 0.85 17.59 8.26 0.15 4.33 8.46 3.21 0.80 0.17 100 81 55.86 0.83 18.18 8.37 0.15 4.21 8.56 3.04 0.67 0.13 100 82 55.36 0.78 17.93 9.13 0.16 4.52 8.19 3.19 0.60 0.13 100 83 58.73 0.76 16.81 7.43 0.13 4.33 7.60 3.07 1.01 0.13 100 84 56.05 0.83 17.87 8.39 0.14 4.31 8.56 3.09 0.63 0.12 100 85 56.14 0.85 17.68 8.20 0.15 4.29 8.50 3.22 0.81 0.17 100 86 55.95 0.84 18.10 8.31 0.14 4.13 8.61 3.14 0.66 0.13 100 87 55.25 0.81 18.00 8.78 0.15 4.39 8.74 3.16 0.58 0.13 100 88 58.49 0.77 17.06 7.37 0.13 4.13 7.80 3.10 1.00 0.14 100 N 89 59.83 0.78 16.96 7.17 0.13 3.85 6.88 3.10 1.17 0.12 100 90 59.60 0.76 17.06 7.25 0.13 3.85 7.08 3.04 1.11 0.12 100 91 59.76 0.76 17.25 7.12 0.13 3.60 6.98 3.11 1.17 0.12 100 92 59.51 0.75 17.24 7.11 0.13 3.71 7.16 3.10 1.17 0.13 100 93 59.98 0.80 16.87 7.32 0.13 3.69 6.79 3.12 1.18 0.13 100 94 59.73 0.74 17.37 7.01 0.13 3.62 6.96 3.13 1.18 0.13 100 95 59.69 0.77 16.82 7.46 0.13 3.84 6.88 3.10 1.17 0.13 100 96 60.01 0.77 16.96 7.10 0.13 3.63 6.94 3.14 1.20 0.14 100 97 60.20 0.77 16.78 7.09 0.13 3.84 6.75 3.11 1.20 0.11 100 98 59.28 0.75 17.36 7.19 0.13 3.73 7.24 3.07 1.13 0.13 100 99 59.86 0.76 17.09 7.06 0.13 3.70 6.94 3.13 1.20 0.12 100 100 59.91 0.77 16.73 7.36 0.13 3.66 6.97 3.14 1.20 0.13 100 101 59.74 0.76 16.80 7.52 0.13 3.67 6.90 3.12 1.22 0.13 100 102 60.04 0.75 17.01 7.24 0.13 3.65 6.69 3.10 1.25 0.13 100 Table 1 の続き

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Map Sample No. SiO2 TiO2 Al2O3 FeO* MnO MgO CaO Na2O K2O P2O5 Total N 103 60.22 0.77 16.71 7.33 0.13 3.62 6.74 3.11 1.23 0.13 100 104 59.88 0.77 16.83 7.28 0.13 3.69 6.96 3.12 1.21 0.13 100 105 60.25 0.77 16.80 7.22 0.13 3.57 6.73 3.17 1.23 0.13 100 106 60.44 0.80 16.47 7.37 0.13 3.70 6.56 3.14 1.26 0.14 100 107 59.82 0.74 17.22 7.16 0.13 3.58 6.88 3.12 1.20 0.13 100 108 60.23 0.77 16.56 7.28 0.13 3.62 6.88 3.16 1.24 0.14 100 109 60.08 0.76 16.65 7.24 0.13 3.68 6.95 3.15 1.22 0.13 100 110 60.76 0.78 16.45 7.25 0.13 3.53 6.48 3.18 1.29 0.14 100 O 111 56.30 0.78 16.67 8.32 0.14 5.27 8.66 3.04 0.68 0.14 100 112 56.33 0.78 16.72 8.55 0.14 5.01 8.51 3.11 0.72 0.14 100 113 58.79 0.73 17.21 7.32 0.13 3.82 7.65 3.08 1.12 0.13 100 114 59.50 0.75 17.08 7.42 0.13 3.39 7.27 3.36 0.98 0.13 100 115 54.80 0.90 17.69 9.19 0.15 4.57 8.86 3.02 0.65 0.17 100 P 116 59.82 0.78 16.61 7.30 0.13 3.94 7.03 3.10 1.16 0.13 100 117 60.01 0.77 16.62 7.15 0.13 3.82 7.05 3.14 1.17 0.13 100 118 60.00 0.76 17.04 7.03 0.13 3.63 6.92 3.16 1.21 0.13 100 119 60.36 0.78 16.77 7.05 0.13 3.63 6.84 3.13 1.20 0.13 100 120 60.16 0.77 16.88 6.89 0.13 3.68 6.99 3.18 1.19 0.13 100 121 60.22 0.76 16.94 6.83 0.13 3.59 7.02 3.18 1.20 0.13 100 122 60.11 0.75 17.21 6.75 0.12 3.50 7.02 3.19 1.22 0.12 100 123 60.08 0.76 17.03 6.91 0.13 3.60 6.95 3.18 1.22 0.13 100 124 60.04 0.74 17.23 6.80 0.13 3.55 6.98 3.18 1.22 0.13 100 125 60.03 0.76 16.91 6.94 0.13 3.65 7.08 3.17 1.19 0.13 100 126 60.31 0.78 16.73 7.05 0.13 3.68 6.80 3.19 1.21 0.13 100 127 60.06 0.80 16.44 7.35 0.14 3.92 6.86 3.12 1.18 0.14 100 128 59.94 0.75 16.97 6.90 0.12 3.64 7.16 3.17 1.21 0.13 100 129 60.01 0.77 16.87 6.99 0.13 3.73 7.03 3.15 1.20 0.13 100 130 60.32 0.81 16.43 7.23 0.13 3.81 6.81 3.14 1.19 0.14 100 131 60.18 0.78 16.71 7.16 0.13 3.73 6.81 3.16 1.22 0.13 100 132 59.95 0.79 16.61 7.33 0.13 3.83 6.94 3.11 1.19 0.13 100 133 59.94 0.73 17.09 7.04 0.12 3.56 7.00 3.15 1.24 0.13 100 134 60.03 0.73 17.10 6.89 0.12 3.56 7.03 3.18 1.22 0.13 100 Q 135 54.98 0.76 17.55 8.92 0.16 4.94 8.77 3.27 0.52 0.13 100 136 56.12 0.78 17.69 8.64 0.16 4.49 8.12 3.27 0.60 0.13 100 137 56.19 0.85 19.16 7.89 0.13 3.17 8.36 3.43 0.66 0.17 100 138 59.68 0.70 17.29 7.00 0.13 3.36 7.32 3.39 1.01 0.12 100 139 56.39 0.82 17.20 8.19 0.14 4.84 8.54 3.06 0.70 0.13 100 140 56.74 0.80 17.28 8.00 0.14 4.81 8.38 2.90 0.82 0.13 100 141 56.69 0.84 17.40 8.81 0.14 4.24 8.14 2.91 0.68 0.15 100 R 142 60.70 0.76 16.68 6.79 0.13 3.57 6.89 3.16 1.21 0.13 100 S 143 61.57 0.76 16.71 6.45 0.11 3.17 6.55 3.29 1.27 0.13 100 T 144 61.17 0.76 16.56 6.63 0.12 3.41 6.79 3.20 1.25 0.13 100 145 57.61 0.79 18.34 7.12 0.12 3.85 7.98 3.19 0.85 0.14 100 146 56.93 0.85 17.61 7.95 0.14 4.12 8.25 3.21 0.82 0.13 100 147 61.18 0.75 16.59 6.87 0.13 3.17 6.62 3.25 1.31 0.12 100 148 59.43 0.82 17.29 7.31 0.13 3.42 7.18 3.19 1.10 0.13 100 Table 1 の続き

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Appendix 1  Index map showing the sampling localities. Maps are the tile map of Geographical Survey Institute of Japan treated by

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Table 1 Major element chemistry for clasts of volcanic rocks in the debris avalanche and volcanic mud flow deposits

参照

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以上の結果について、キーワード全体の関連 を図に示したのが図8および図9である。図8

②藤橋 40 は中位段丘面(約 12~13 万年前) の下に堆積していることから約 13 万年前 の火山灰. ③したがって、藤橋

を基に設定するが,敷地で最大層厚 35cm が確認されていることも踏まえ,堆積量評価結果

敷地と火山の 距離から,溶 岩流が発電所 に影響を及ぼ す可能性はな

敷地と火山の 距離から,溶 岩流が発電所 に影響を及ぼ す可能性はな

敷地と火山の 距離から,溶 岩流が発電所 に影響を及ぼ す可能性はな

敷地からの距離 約48km 火山の形式・タイプ 成層火山..

敷地からの距離 約66km 火山の形式・タイプ 複成火山.. 活動年代