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松本市基幹博物館基本計画

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Academic year: 2018

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(1)

松 本 市 基 幹 博 物 館 基 本 計 画

平 成

21

3

(2)

1

松本市立博物館を取り巻く状況

. . ....

. ...

. .

.

.

.

. . . .

. ...

...

... 2

( 1

)

松本市の概要

( 2 ) 開館以来の経緯

( 3 ) 博物館に対する社会状況の変化

( 4 ) 松本市立博物館の現状と課題

2

基本理念

. . . .. . .. . . 6

( 1

)

目的

( 2 ) 性 格

3

基幹博物館の 機 能と 事業

. . . .. . . 8

( 1

)

機 能

(2 ) 事 業

4

•••••••••••.•••••.•••.••.• •.•• ••• •.••.••••.•••••••••••

16

( 1

)

施設整備の方針

( 2 ) 施 設 構 成

5

管 理事 業運営・組織体 制

・ ・ ・

•• •••• ••

1 8

( 1

)

管 理 事 業 運 営

(2 ) 組織 ・体制

6

建 設 場所 . . .

2 0

(3)

1

松本市立博物館を取り巻く状況

( 1) 松本市の慨要

雄 大 な北ア ノレプス. i i l l 怖を望 む松本市は 、 日本列ぬのほぼ中央に 位出して 、給ヶ岳か

ら美ケ原 までを 含む広大な 市域は様 々 な 歴 史 ・文 化や自 然が満ち織れ て い ます。市域

の 中心部 は、 い にしえの │時代から 信 濃 国 の政治 ・文 化の中 心地とし て発展を か さね 、

近世には城 下町として栄え商都として繁栄し て きています。 今 日では岳部 ・学 都 ・楽

部の 三 ガク都としても女11られる文化球るまちが松本です。

(2

)

開館 以来の 経 緯

ア 松 本市立博 物 航は 、明治

39

年( 1

906)

の開館 以 米 、松本市の 歴 史 ・文化 の 研 究 ・

学資拠点 とし て、 また近年では市民の生涯学習活動を支援 すると ともに 、本市を訪

れ る 多 く の 観 光 特 に 地 域 文 化 の 紹 介 を し て きました。現施設は昭和

43

( 1968)

に悠設 され、 当時から地方都市における総合同物飢とし て全国 から注目されまし た

が、 建 設 後

40

年を経過し 、施 設 ・設 備 の 老 朽 化 、 狭

i

強化 が進 むいっぽうで、 米 館

者のグロ ーパノレ化 、市民意識の多様化などへの対応が求められています。

イ 平 成

18

年に 策定さ れ た松本 市 総 合 計画 第

8

次 必 本 計画では 、博物郎を 「市民の

多彩 な学習に応 える場 や環境づくりをめざす

J

ものとし、 その ため松本 まるご と博

物 館 構 想 引 に 基 づ き 、松 本 ら し い 文 化 を 創 造 す る た め 、施 設 の ネ ッ ト ワ ー ク 化 を

進め 、 自然 ・文化遺産などを積極的に活用しながら、市民自 らの学びとなるような

博物館活動を推進し、博物館カを高めるよう取り組むと して います 。

i

I 松 本 ま る ご と 同 物 館 榊 想 平 成 11年 度 に 松 本 市 が 策 定 し た 構 想 で 、 地 域 文 化 を 再 認 識

して地域を. f1H解し発展に寄与するという、フランスで生まれ たエ コミュージアムの考え

方に基づいてい ます。 市域を昆恨のない博物館と従え、市民の暮らしをより 泣 かにする

ため従来とは見なる価値を見出し 、 未来を創造するため 、 自然 ・文 化 遺J i g• ェI ァ 、 ○Nlセ

の暮 ら しをも対象とし 、地 域 振 興・生涯学習の推進を合め た総合的な附物航強制i}の謀本

構想をいいます 。

ウ 現 在 、博物館は│事

l

史跡松本城の中に立地しており、平成 11年に松本市が策定し

た「松本城及びその周辺整備計画

J

を推進するために 、 現在地から移t伝し 、 松本市

一間宝 松 本城と城下 町 一 の価値を高める こと がま! まれま す。

(3 )

博 物 館 に対す る社会状況の変化

ア 生涯学習の場としての博物館

( ア) 近年、 博 物 館 前 動 に か か わ る 市 民 の 生 源 学 科 ニ ー ズ はま すます向まっていま

す。 と りわけ、地域の歴史 ・文化や自然 、産業等を総合的に探究する

f

地 域 学j

の取り組みが全│五

l

各地で展開されています 。

(4)

-( イ) こうした状況の中、地域の文化財を保存し、また地域の歴史 ・文 化 を 調 査 ・

研究し 、展 示 や 学 習 文 媛 な ど の 事 業 を 行 う 博 物 館 は 、 地 域 の 主 要 な 生 涯 学 習 拠

点とし て重視されています。ことに 、 市 民 、 有識者や 研 究機 関 、 産 業 界 、 行 政

等 を 結 び、「地域学 j を推進する上で 、博物館は不可欠な存在 として 機能してい

ます。本市においても、 「松 本 学j ※2の推進が区

i

られており 、 基幹博物館はそ

の中核施設として 機能する ことが望まれます 。

※ 2松本学 松本市域で培われた〈 人 > < 歴史・文化> < 自然〉の切り口で、 地域社会の

移り変わりや人の生き方を総合的 に学 び、 松本の未来を創造する学をいいます。明

日の郷土松本を担うひとづくりと市民が暮らしやすいまちづくりを目指して博物航

を拠点に協働で学習します。

( ウ) 本市では 、 国宝松本城をはじめ地域の歴史や文化を大切にする気風が尊置さ

れてきました。現在も、地域の公民館等を拠点とする高いレベノレの生涯学習活

動 が 活 発 に 行 わ れ て い ま す 。 今 後 は、地 域 ご と に 行 わ れ て い る 活 動 向 士 の 交 流

を促し 、 全 市 的 な ネ ッ ト ワ ー ク に 基 づ く 活 動 と し て 成 長 さ せ ていく 支 援 が 必 要

です。基幹博物館は、こうした市民による生涯学習活・動をより 一 層振興してい

くことが望まれます。

( エ) 市民の生涯学習活動の一環として、ボランティアの受入 ・育 成 ・協働を行っ

ている博物館が全 国名地で増 加 し て い ま す 。 生 涯学習 を通じて市民の交流が 始

まり 、また市民 同士の相互作用から 、 新 し い 文 化 づ くりの活動が生まれること

になります。このため隙物館は 、 地域におけるコミュニケーションの場、t ! J : 代

間交流の場としても機能し 、地域文化の発信拠点となっています。

イ 多様な体験の場としての博物館

( ア) 近年 、動 物 園 や 水 族 館 は 多 く の 人 々 が 楽 し く 生 き 物 と 触 れ 合 う 場 と な っ て い

ますが、博 物 館 で も 学 習 ば か りでなく楽し みや興味を作 り出す機能が重 視 さ れ

ています。ことに、 参 加 体 験 プ ロ グ ラ ム が 豊富に用

JJ

・さ れている博物館や 屋 外

のフィーノレドと 一体 化している博物館などでは、展示観覧だけではない多様な

体験のチャンネノレがあって 、このような施 設 は 、 ゆ っ く り と 一 日 を 過 ご す 家 族

連れやカップノレ、観光客などで賑わい 、 リ ピ ーターを含む多くの集客実績を上

げています 。

( イ) 観光地にある博物館では、全国からの観光客に地域の歴史 ・文化の 紹介し 、

地域の魅力をアピーノレするなど 、地域観光のガイダンス施設としても機能して

います。本市で も博物館自身 が魅力を持ちそれ を発信することで、 集客力のあ

る観光施設ともなり ます。

ウ 博物館 と学校教育の連携

( ア) 学校の教育カリキュラムで、博 学 連 携 が と く に 重 視 さ れ る の は 、 小 学校での

地域学習と 、小中学校を通しての総合的な学習の時間です。明日を担う子ども

(5)

たちに郷土の〈人> < 歴史 ・文化> < 自然〉を学ぶ機会を提供することは 、 将 来

の松本市のひ とづく りやまちづく りにつながります。

博物館の多様な事業展開

( ア)

I

日来的な博物館では、収蔵資料を保存し、これを展示公開することが主たる

事業でした。しかし、近年は 、博 物 館 の 情 報 発 信 機 能 が ク ロ ー ズ ア ッ プ さ れ て

利用者の参加体験性や体験展示など多様な学習形態が重視されるようにな りま

した。近年では「ハンズオン

J

という考え方のもとに 、資料を使って何かをやっ

てみる展示の工夫が進んでいます。

( イ) 展示以外の事業も博物館の重要な機能として活発に行われるようになり 、市

民がグノレープで共同作業を行うワ ー クショップなどが注目されています。

(4

)

松本市立博物館の現状と課題

ア 収蔵 資 料 の増 加

( ア) 松本市立博物館は、平成19年7月現在、約 10万8千点の資料と、約4万 冊

の図

5

!

?

資 料 を 収 蔵 し て い ま す 。 現 在 も 市 民 か ら の 寄 贈 申 し 入 れ が あ り ま す が、

収蔵スペース不足のため充分に応じられないのが現状です。

イ 建物 ・設備の老朽化、狭齢化、展示更新な ど

( ア) 展示技術、情報提供技術など、博物館に関わる技術が進歩する中、現在の施

設 は 、 そ の 技 術 進 歩 に 対 応 で き て い ま せ ん 。 収 蔵 ス ペ ー ス の 温 湿 度 管 理 も 万 全

とはいえません。このため、増加する資料を適切な保存環境下でできる限り長

期に保存できる施設 ・設備が必要 です。

( イ) 資料の増加に伴 い、収蔵スペ ース不足が顕在化し 、講堂なども資料収蔵スペー

スに充てられている状況です。また、生涯学習時代を迎え、博物館は市民の積

極 的 な 学 習 活 動 の 場 と し て の 機 能 が 期 待 さ れ ま す が、そのた めには市民活動に

提供できる十分なスペースが必要です。

( ウ) 現在の施設は ユ ニ パ ー サ ル デ ザ イ ン に 対 応 し て お ら ず、 すべての利用者に優

しい施設のあ り方 が求められます。

ウ 「松本まるごと博物館構想

J

の中核施設の整備

( ア) 本市は、数多くの博物館が市域に点在するという、全国に例のない 「博 物 館

都 市

J

です。このような地域特性を生かし、市域を屋根のない隙物館

f

松本ま

るごと博物館j とする聞かれた活動を展開しています。

( イ) その中で基幹博物館は、この「松本まるごと│ 噂物館j において運営 ・活動の

中核施設と位置づけます。そのため 、 市域の風土を概観できる機能を有し 、地

域の調査 ・研 究、 学習を行う施設として整備します。

( ウ) 基幹博物館は、個性豊かな博物館付属施設のガイダンスセンターとしての機

(6)

-能も持ち 、他の 施設に人々を誘い、また施設問の連携強化に努めます。

( エ) 博物館法に基づいた施設として、美術館などとも連携の強化に努めます。

産業媛興と 士鹿島成づくり

日常的・級統的利用

市民学芸員

まる ごと情物館書l!t への参醤

@

まるごと博物館の栂念図

. 5 .

│協

専 門 家 観光 客

(7)

2

基 本 理 念

( 1) 目的

本市でも 、社会の成熟化とともに生涯学習ニ ーズは高ま っており、市 民による 地 域

学習 ・研究活動が行われています。それらの活動 を深 めることは、松 本の〈人>< 歴史 ・

文化> < 自然〉を切り口と した 「松 本 学

J

の探究にほかなり ません 。このことは 、松

本の 大切な 歴史や文化を探求し伝承し て いくことのみならず、活力 ある地域のあり方

を考え 、っ くり出し 、 ひいては商都 ・松本の輝きを生み出し て いくことになります。

松本の明 日を 考 え る 上 で、このように 松本学の探求を通じ て郷土を知り、考え 、 っく

り出し てい く人材を育むことは何よりも大切です。

そのため、松本市 立問物館は過去 100年 を 超 える活動実績 と成果 を継承しながら、

松本学推進の拠点施 設 として機能し 、 地域文化の 振 興 ・育成を力強く進めてゆく、新

し い 博 物 館 に な ら な く て は な り ま せ ん 。 市 制 施 行 100周年を超えた本市にあって、

次の時代 を先 取りする松本オ リジナノレの地域博物館とし て、 「ひ とづ くり

J

r

まちづく

りj をめ ざす博物館を建設します。

基幹博物館の目的

( 2) 性格

[ ひとつ‘ くり

J

r

まちづくりj

郷土松本を担うひとをつくる

・郷土松本の〈人> < 歴史 ・文 化 > < 自然〉を理解 するひと

. 郷 土松本に愛情と誇りを もつ ひと

- 郷土松本の未来を考え 、 行動するひと

心 豊 かに夢がふくらみ 育つまちをつ くる

. 明日を担う 子ども の生きる力を 育むまち

・いつでも楽しく学べる場と機会を提供し、人と人とがつなが るまち

. 多様で・特色ある豊かな文化芸術が花開くまち

- 熱気と活気にあふれ輝く まち

基幹博物館には、次のような 4つの性格をもたせます。

ア 調査研究型ミュージアム

( ア) 学芸員 が中心とな って、松本の 〈人 > < 廃史・文化> < 自然〉を切り口とした

松本学の調査研究を推進します。〈人〉についての調査研究は、他都市ではみら

れない本市博物館の特徴的な性格です。

( イ) 本市は 、 国 宝 松 本 城 を は じ め と す る 歴 史 遺 産 や 、 伝 統 行 事 、祭 礼 な ど 無 形 文

化財を含む民俗文化が豊かに伝承されています。これら本市の大切な財産につ

(8)

いて調査研究するとともに 、 多様な成果を苔秘し、地域の人々と一体となって

次代へ確実に継及します。

イ 交流型ミ ュー ジアム

( ア) 市民が集い、前動を通し て交 流 す る 博 物 館 と し ま す 。 地 域

n

日交流、世代間交

流など 、人と人との心通う交流を実現します。

( イ) 多くの観光存が訪れる本市の特徴をいかして、ホスピタリティにあふれたピ

ジターセンターとして機能し 、観光客と市民が触れ合い、理解し合う場とします。

( ウ) 人々が、それぞれのニー ズに 応じて 、展示観光や学習活動 、引業活- 動へ の参 加、

余11限活動など 、 多機な目 的で博物 館を 利用 できるよう 、│時物 館 の利 用 法、 博 物

館 で の 過 ご し 方 ・栄しみ 方 な ど について気般に相談できるようにします。 博 物

館について熟知した“ コン シ ェノレジュ" のような人材を充て、適切なアドバイ

スを行います。

ウ 学習型 ミュージア ム

( ア) 市民誰もが楽しみながら継続的に学習前動を行う場とし、手l分自身で学習 テー

マを設定して行う学習を支援します。

( イ) 松本学の振興や松本まるごと博物館・の活性化を図るため、大学等研究機関に

よる協力 ・支液体制を構築します。

( ウ) 地域の魅力や個性を学習することで、松本プランドの醸成をめざす次代の担

い手を育成する空間とします。

キャ リア支援型ミュージ アム

( ア) 個人のキャリアmに資 するた め の 学

習 ・交流の上場であるとともに 、達 成 感

や 生 き が い を 感 じ 、 自 己 実 現 に 向 け た

歩みを進められるよう支援します。

i キャリア 人の生き方、自己実現の方

法、生きることや働くことの価値付けな

どのことです 。

( イ) 博物館が持つ資源、場、 人 、 事 業 を

動員し、市民の地域前動を支援したり、

地 域 で の 課 題 を 解 決 す る 支 援 を し た り

します。

基幹博物館のモデル図

( ウ) 他の同物館や生涯学習施 設、 学 校 な ど と 辿 撹 し 習 得 し た 技 ・知 恵 ・ノウハ ウ

などを「ひとづく り

J

r

まちづくり

J

に巡元する空 間 に します。

( エ) 即物館でキャ リア文援 などに つながる課題解決という性絡を有するの は、全

国に先駆けた本市での新しい試みです。

(9)

-3

基幹博物館の機能と事業

( 1) 機 能

ア 博物館はこれまで一般的に、「収集 ・保 存

J

r

調 査 ・研 究

J

r

教 育 普 及

J

の3機 能

を持つものとされてきました。

イ 従 来 型 の 博 物 館 は 「 展 示 重 視 型

J

といわ れ た の に 対 し 、近 年 の 地 域 に 根 ざ し た 地

域 博 物 館 で は 、 市 民 の 活 動 支 援 や 市 民 交 流 、情 報 交 換 な ど と い っ た 「 活 動 重 視型

J

となり 、こ れ に 伴 っ て 、 新 た な 機 能 の 充 実 が 求 め ら れ る よ う に な っ て います。さら

に 、 本 市 は 多 く の 観 光 客 が 訪 れ る 全 国 有 数 の 観 光 都 市 で あ り 、博 物 館 に は 本 市 に

ふ さ わ し い 観 光 情 報 拠 点 と し て の ビジターセ ンターの役割も期待されます。

ま た 、 松 本 市 の 歴 史 や 文 化 、 観 光 等 に つ い て の 資 料・情 報 を 集 め、本市に ついて

幅 広 く 知 る こ と が で き る 施 設 に す る ことで、 松 本 城 に 匹 敵 す る よ う な 本 市 の シ ン ボ

ノレとなることもめざします。

ウ 基 幹 博 物 館 に は 、 現 状 の 機 能 を 再 編 し 、 交 流・情 報 交 換 、 集 客 ・観 光 の 新 た な 機

能 を 付 加 し た5 つの機 能を持たせます。

機 能 基 本 と な る 性 格

0

収 集 ・ 保 存 調 査研 究 型 ミ ュ ー ジアム

現 状

0

調 査 ・ 研 究 調 査 研 究 型 ミ ュ ー ジ ア ム

0

展 示 ・学 習 支 援

学習型ミュージアム

キャリア支援型ミュージアム

0

交 流 ・情 報 交 換

交流型ミュ ー ジアム

新 規

キャリア支援型ミューグアム

0

集 客 ・観 光 交流型ミュ ー ジアム

( 2) 事 業

7 収 集 ・ 保 存

( ア) 収 集 ・ 保 存 の 対 象

松 本 学 が 対 象 と す る 郷 土 の 〈人 ) < 歴史 ・文 化 ) <自然 〉 に 関 す る 資 料 と そ の 情

報 を 収 集 ・保 存 の 対象 とします。

( イ) 収集 ・保 存 の 方 法

a

学 芸 員 や 市 民 と 協 働 し て 行 う 調 査 研 究 を 通 じ 、 ま た 市 民 に 情 報 提 供 を 呼 び か け

て収 集 資 料 の リ ス ト ア ッ プ を 行 い、学術 ・文 化 的 側 値 や 散 逸 ・滅 失 の 危 険 性 な

どを考慮して 計 画 的 に 収 集 します。

b 資 料 収 集 は 、笥

:

J

l

目・購 入 な ど に よるものとし、 収集にあたっ て は 松 本 市博 物 館

(10)

資 料 等 取 得 に 関 す る 取 得 要 綱 な ど に の っ と り 収 集 し ま す 。 脳・入 は 収 集 方 針 に

そって市の財政状況をふまえ 、

d

l

・問的に収集します。

c 必要に応じ 、 資料の保存処理を行い、良好な保存環境下で杓耳目します。

d 収蔵資料の情報はデータベ ー ス化し、資料管理 や展示 、情報提供引業等に活用

するほか、 インタ ーネット等を介して公開し 、 幅広 い人々の利J l J に供します。

イ 調査 ・研 究

( ア) 調 査 ・ 研 究 の 対 象

松 本 学 が 対 象 と す る 資 料 と 博 物 館 学 に 閲 す る 事 業 や キ ャ リ ア な ど に つ い て 調

査 ・研究の対象とします。

( イ) 調査 ・研 究 の 方 法

学芸員による調査 ・研究を基本とします。

a 市民との協働による調査 ・研究も税極的に実施します。

b また大学等の研究機関 、他博物館とのl Iij に緊密な協力関係を築き、共同研究や

情報提供などの連携 ・協力を得ます。

c

得 られた 情 報、 資 料 を企 画 展 示 、 刊行物 、ウ ェ プサイト などを通じて公 開し 、

市民 ・地域に辺元 します。

ウ 展示 ・学習 支援

( ア) 展 示事業

展示は、常設展示、企画展示 ・特 別 展示 、市民ギャラリー展示、移動時物館の

4種類とします。

a 常設展示

( a) コンセプ ト

- 松本市内の観光資源を紹介し 、観 光 客 の 情 報 ニ ーズに応え、松本の風土の

概 要 を 示 し 、

I

松 本 ま る ご と 同 物 館 j へ 誘 う 導 入 展 示 と し て ビ ジ タ ー セ ン

ター展示を行います。ここでは、四季の自然情報、直近の年中行事やイベ

ント情報など、すぐに役立つ新鮮な情報を提供します。

- 郷土松本の生い立ちゃ文化的特徴の形成な どについての総合的な理解を促

すため、通史展示と民俗展示を行います。

- 通史展示は 、博物館が所有する

2

2

1

5

な実物資料を中心にして 〈人 〉 … 人々

の暮らしゃ松本が生んだ人物、 〈歴 史 ・文 化 〉 … 松本に花開いた時代ごと

の文化、 〈自然 〉 … 風 土 の 特 徴 と 歴 史 ・文化の関わり、といった視点、を重

視して展示を構成します。

- 民俗展示はこれらと速撹し松本の伝統的生活文 化 を示す視点をぷ制 して展

示 を 構 成 します。

( b) 対象

・小学校高学年程度が無理なく理解でき 、 楽しく郷土の歴史や文化に触れて

(11)

もらえるような内容とします。

iiセ

習効果に対してとくに配慮します。

・ユニ バーサノレデザインの考え方に基づき、│ 時がい 者 を 含 め た す べ て の 人 が

セx A

( c) 展 示 手 法

c

.

・博 物 館 が 所 有 す る 多 く の

it

重 な 実 物 資 料 を 有 効 に 活 用 す る 実 物 展 示 を 中 心 に展示を椛築します。

常設展示構成

/

通 史 展 示

¥

; セ YM : _

: . i王

、 松本まるごと

.

11絢 曾 へ

y

ビジターセンター展示構成

常設展 示の モデル図

- 観 覧 者 の 興 味 を 呼 び 理 解 を 得 る た め 、 映 像 展 示 、造 形 展 示 、 環 境 再 現 な ど

の新 し い 版 ポ 技 術 を 生 か し た 展 示 手 法 も 効 果 的 に 採用 します 。

・音 声 解 説 談

iiq

P DA

( Personal

D

i gi

t al

Ass isl

: 個 人 向 け 用 小 型 的 報 端 末 )

など、ユ ニパーサノレ デ ザ イ ン を 実 現 す る 以 新 の 展 示 メ デ ィ ア の 採 用 に つ い

ても検t吋します。

- 手 を 触 れ た り 、 操 作 す る な ど 、体 験 を 辿 じ て 体 感 的 な 理 解 を 促 す ハ ン ズ オ

ン展 示 を 脱 出 的 に 採 用 し ま す 。“ 遊び" だけ に 終 わ る こ と の な い よ う 、 学

習的な. f ! P . 解に結びつく内容とします。

- 10

-セ @

(12)

- 展 示 に お い て は 、 展 示 品 等 に つ い て の 解 説 が 重 要 で す 。 適 切 な

1

1

と量のパ

ネノレ解説以外に 、 市 民 学 芸 員 等 専 門 知 識 を 有 す る 人 材 に よ る 、 人 を 介 し て

の 解 説、 ガイドツ アー等を積極的に展開します。

.

.

m

民がおり音ISとなって伝承や自身の体験を諮るなど、市民の参加がその一

部となって展示が完成するような 、市民参加型展示を採用します。

・展示室内で、ガイドツ アー やワークショップを開催できるよう 、展 示 構 成

や動線の設定に配慮し 、資 料 ・的 報 な ど は 追 加 、 変] 疋が符易にできる可変

的な版ポ空間とし ます。

・祭 礼 、芸芸能 、民話な どの無 形 文 化 に つ い て は 、 写 以 ・映像 ・背 戸 等 で 記 録

I NiQャ セj Qz

b企 回 展示 ・特 別 股示

( a) コンセプト

・他

f

n

I

との共同展、 巡 回 展 、 共 同調査 ・研究の成果発表展などを企画展示と

します0

・常設展示の一部をさ らに深 める展示、学芸員の調査 ・研 究 成 果 を 公 開 する

展 示 、 館 の コ レ ク シ ョン や特に

f I R

な収蔵品等を特別公

1

m

する展示などを

特別展示とします。

- 学芸l . l が中心となっ て企画するだけでなく 、市 民 か ら の 提 案 に 基 づ き 市 民

主 導 の 企 画 展 示 ・特 別 展 示 も 開 催 し ま す 。

( b) 展 示 環 境

・重 要 文 化 財 や 海 外 博 物 館 所 蔵 資 料 な ど の

it

重 な 資 料 の 展 示 が で き る よ う 、

エアタイトケースな ど、万全の 展示邸境を整備します。

- 多機なテーマに対 応し 、 自由 な会場

h

11

7

成 が と れ る よ う 、 フ レ キ シ ブ ノレな展

示システムを採用 します 。

・大規棋な巡回展を開催するに充分な商政を{ 確保します。

c 市 民 ギ ャ ラ リ ー 展 示

( a) コンセプト

. 市 民 団 体 な ど に よ る 研 究 発 表 や ワ ー ク シ ョ ッ プ の 活 動 成 泉 を 展 示 公 開 する

ため市民ギャラリ ー展示を行い ます。

( b) 展 示 手 法

・学芸

1

1

などと協働し 、展 示 内 容 の 企 阿 か ら 、 デ ザ イ ン 、 製 作 ま で す べ ての

工程を市民自らの手で行い 、展示に必要な機材は館が盤台

i

j

i

し、市民の自由

な利用に供します。

・一 般 市 民 の グ ル ープのほか、 学校の背IStrT

i

動 な ど に 出 展 を 呼 び か け 、活発な

利用を{ 起します。

d 移 動 博 物 館

( a) コンセ プ ト

・学 校 や 問 物 館 、 公 民 館 等 を 会場として小型展示会を行います。

1

1

(13)

( b) 展 示 手 法

・移 動 博 物 館 用 展 示 ケ ー ス 、 展 示 品 セ ッ ト を 用 意 し て お き 、 容 易 に 移 動 ・設

営 ・撤収ができるようにします。

( イ) 学習 支援 事 業

a

学 校 教育 支援

( a) 各 学齢 が 博 物 館 を 利 用して行うこ とが できる 、 ワークシート、ワ ーク プッ

クな ど含 む 学 習 プ ロ グ ラ ム を 作 成 し 、 小 学 校 で の 地 域 学 宮 、 小 中 学 校 を 通 じ

ての総合的な学習の時間jに対する支援を行います。

( b) 館 収 蔵 品 を パ ッ ケ ー ジ し た 貸 出 し キ ッ ト や 移 動 展 示 会 キ ッ ト を 作 成、 各学

校に貸し出し、山市: 生徒が尖物に触れる機会を提供します。また、学芸員が

学 校 で 出 前 諮 座 を 行 い 、 白 ら の 調 査 ・研究成果に基づいた俊業を行います。

b 松 本 学 の 推 進

( a) 松 本 学 の 推 進 の た め に 、 地 域 の 風 土、歴 史 、 文 化 に 対 す る 興 味 の 少 な い 人 戸、」

を含 め、 よ り 多 く の 市 民 が 悲1;作 博 物 館 や 松 本 ま る ご と 博 物 館 に 興 味 を持ち 、

さらには学習柄i

!W

Jへと踏み出せるよう様々な方法で呼びかけます。

( b) 松 本 学 の 研 究 対 象 の 中 か ら 、 年 齢 に 関 わ ら ず 興 味 ・関 心 を 呼 べ る テ ー マ を

選 ん で 企 画 展 示 や 各 種 催 引 を 開 催 す る と と も に 、 一 般 成 人 向 け の 学 習 プ ロ グ

ラムやワークシート等のツーノレを開発し、初歩から始めてスキノレアップして

いける仕組みを挺供します。

H」I ・ゥ ュセ

( d) 展 示 室 内 で 展 示 解 説 や 、 ワ ー ク シ ョ ッ プ 、 松 本 学 の 振 興 に 資 す る 議 演 会 、

シンポジウム、│ 決写会、研究発表会などを削似します。

c

市 民 学 芸員の 養成 と 協 働

( a) 平 成18年 度 か ら 実 施 し て い る 「市 民 学 芸

ii

主主成講座 j を 、 内 容 を 深 め 継

続的に開講します。

( b) 講座修了者は [ 市 民 学 芸

H J

として 、学芸員と協働して学芸活動を行います。

( c) 市 民 学 芸 員 の さ ら な る ス テ ッ プ ア ッ プ の た め 、 研 修 を

1

m

似します。

d ボ ラン テ ィアの 養 成 と 協 働

( a) 市 民 が 博 物 館 事 業 に 参 加 す る こ と で

f

自分たちの博物館j という意識の高

揚を図るとともに、市民に生? f f i 学習や自己実現、社会貢献の場を提供するた

め、既存のボランティアや新規の市民ボランティアの縫成と協働を図ります。

( b) 研修 を行い、修了者をi I J 民ボラン テ ィアとして金線 、 博物館事業に参加を

促します。

e

キャ リアへ の 支 援

( a) 博 物 館 で の 活 動 を 通 し て 得 る こ と の で き る 充 実 し た 生 き 方 を 提 案 す る と と

もに 、 松 本 市 が

3

7

2

山 し た 先 人 の 人 生 を 示 す こ と で 、 生 き

J.

j に 対 す る 意 欲 を 培

います。

( b) 多 く の 人 と 交 流 し 生 き が い を 感 じ な が ら 過 ご す 充 実 し た 生 き 方 、 様 々 な 研

(14)

究 ・実践を通し郷土の望 ましい発展を牽引する生き方など 、 自己実現の参考

となるキャリアを示 します 。

( c) 松本学の推進を通し てまちづくりに 貢献した市民、伝統文化の伝承に貢献

した市民に対し褒貨を贈るな ど、 博物館の視点から市民の顕彰を行います。

工 交流 ・情報交換事業

( ア) 交流事業

a

地域間交流

( a) 約920kn{という県内一広大な面積をもっ本市で、は、離れた地域間土では市

民の交流が容易ではあ りません。このため各地域に ある博物館が拠点となっ

て、地域 │間交流を行い 、 市民同士の結びつき、きずなを強め、郷土のアイデ

ンティティーを 共 有 し合えるよう機会をつくり ます。

( b) 市民が主体となる生涯学習事業への参加を広く呼びかけ、参加者向土が情

報交換や共同体験を行 い、共に理解 し合えるような活動を行います。

( c)

r

松本まるごと博物館j の各地域拠点や公民館との連撹や役割分担を図り 、

地域活動と地域間交流の調和を実現します。

( d) 市 内 の 伝 統 的 な 行 事 や 史 跡 、文 化 財 な ど 市 民 共 有 の 財 産 に つ い て 理 解 し 、

継忌する活動としての地域間交流をとくに重視します。

b 世代間交流

( a) 近代化の波の中で大きく変貌を遂げた本市にあって、古くからの松本のな

らわしを知る高齢者と 、こ れからの松本を担う子どもや若者との交流の機会

をつくります。

( b) 昔話り 、民 話 ・伝承の諮り 、民 具 使 用 の 実 演、 工芸品製作実演など 、 昔を

n

る高齢者にしかできな い活動を担ってもらい ます。

( c) 高 齢 者 が 自 分 史 や 地 域 についての記憶 を 諮 っ て 子 ど も た ち に 伝 え る な ど 、

伝 統 文化の 伝承になる と同時に、高齢者自身の生き生きとした生活 の充 実に

役立つ活動を行います。

( d) 世代間交流に当たっては 、町会や公民館等と連携し、和極的に実施します。

c

市民ガイドによる交流

( a) 既存のボランティアや新規の市民ボランティアの中から、博物館をガイド

する市民ガイドを養成します。市民ガイドは、展示資料などを通して観光客

などに本市についての解説をします。

( b) ビジターセンタ ー を市民ガイドステ ー ションとして位置づけ、希望者には

館内や市内巡りのガイドサ ー ビスを提供します。

( c) おもてなしの心を込めた解説によって市民と観光客が触れ合い 、松本への

好感度や理解度を高め 、松 本 フ ァンの輸を拡大します。

( イ) 情報交換事業

a

情報共有と相互の利用促進

(15)

( a) こ れ ま で 本 市 内 の 各 博 物 館 は 、 そ れ ぞ れ が 独 立 し た 取 組 み を 行 っ た た め 、

全自r . を比渡す視点、やネットワーク而の辿携がやや希薄な状態にありました。

QセQィ Nイs

として地域住民による継続的利用が凶られるよう、事業,汁阿の改善を図りま

す。

( b) ウ ェ プ サ イ ト の 運 営 を 通 し て 、 市 民 議 も が 博 物 館 の 資 源 を 活 用 し て 学 習 す

ることができるよう 、 情 報 や 資 料 の 共 有 化 を 凶 り ま す 。 作 施 設 の 収 蔵 資 料 を

データベース化し て公 開、 実物を

>

o

たい人は所有する施設を訪れて閲覧でき

るようにします。

( c) 学芸

1

1

や市民学芸員などによる

14

1

査 ・研 究 成 果 は 、 そ の ジャン ノレにふさわ

し い 施 設 で 活 用 で き る よ う に す る な ど 、 松 本 ま る ご と 同 物 館 全 体 を 見 渡 す 視

点で事業を推進します。

b松 本学 推 進 の た め の 情 報 交換

( a) 松本学を研究する にあたり市民グノレープと情報交換し、述携 ・協働します。

( b) 市 内 の 企 業 に 松 本 学 研 究 へ の 参 加 を 呼 び か け る と と も に 、 教 育 機 関 、研 究

機 関 に 、 松 本 学 研 究 への 参加やアドパイス等を依頼します。

c

国内外の博物館とのネットワ ー ク

( a) 国 内 外 の 博 物 館 な ど の 活 動 や 事 業 を 参 考 に 、 様 々 な 博 物 館 な ど と の ネ ッ ト

ワークを情築し、情報交換を行います。

( b) 当 館 の 所 蔵 資 料 デ ー タ ベ ー ス を 作 成 ・公 開 す る と と も に 、 他 館 の 資 料 デ ー

タベースとの問で相互利用できる仕組みづくりを行います。

( c) ジャンノレや活動内容等に共通性のある館については、恒常的な情報交換の

ほか、人材交流等を行います。

d 各種刊行物によ る情報発信

( a) 学芸

H

や 市 民 学 芸 員 の 調 査 ・研究成果、館の事業活動の成果などに基づき、

各相刊行物を制作し 、情報発信・を行います。

オ 集 客 ・観 光 事 業

( ア) ビジターセンター

本市をt訪れる観光客が立ち寄って本市の観光資源を概観でき、観光スポットや

伝 統 行 事 の 見 学 な ど の た め の 、 市 内 周 遊 に 役 立 つ 情 報 を 従 供 す る ビ ジ タ ー セ ン

タ一機能をIf ( 視します。 ( p9 ビジターセンター展示構成参照)

( イ) 観 光 業 界 へ の 働 きかけ

a 観 光 協 会 や コ ン ペ ン シ ョ ン ピ ユ ー ロ ー な ど と の 述 携 、 情 報 交 換 を 常 に 行 い 、観

光ニーズを把- t J 1 しながら 、館 側 か ら の

' l i N

H

提供を行い、

f

松 本 ま る ご と 博 物 館

J

の利 川促進を閃ります。

b 観 光

I

則 辿 業 者 の ウ ェ プ サ イ ト に 問 物 館 も 本 市 の 観 光 資 源 と し て 宣 伝 す る た め

に、サイトへのリンクを貼るよう協力を求めます。

(16)

c

基幹博物館を巾心とした 、 まるごと博物館周遊コースを設定 します。

( ウ) ミュー ジア ム ショップ

版 先 す る 商 品 は 、 施 設 周 辺 の 土 産 物 応 な ど と 競 合 し な い 、 { まる博プランドj

のようなオリジナノレ尚品をはじめ博物館ならではの魅力的な商品構成とします。

( エ) ア メニティ ー

。 セシ

環境の中で、長時間くつろいで過ごす ことのできる空間を提供します 。

b レストラン、カフェなどは、周辺の市民や近隣で働く人々も気怪に立ち寄れ

る魅力的な応舗とします。博物館とい う立地にふさわしい、歴史 ・文 化 の 黙

りのある環境や、松本らしさを生かした付加価値の高いメニューなどで魅力

を向めます。

収 集 保 存

学 習 支 援

共通

施 設 構 成 モ デル 図

管 理 運 営

情 報 交 橡

施設外にも展示を盤的し、屋外でも市民が交流や学習活動を行えるようにします。

(17)

4

施 設 整 備

( 1 ) 施 設 整 備 の 方 針

ア 建 築 デザイン は、松 本 市らしさを 表 し、 多 く の 市 民 の合 意 が得 ら れ、 市 民 の 誇 り

とな るとともに 、 デザイン自体 に魅 力 が あ っ て 集 客 効 果 を 持つ ものとします。

イ 国宝 松 本 城 など 歴史 的建 造物 が 集積 する 本市 の 歴 史 的 特色 を 踏 まえ る と とも に 、

市 の 景 観 条 例 に の っ と り 、 歴 史 的 景 観 と 調 和 す る 建 物 と し ま す 。 ま た 、長いi時間が

経 過 し て も陳腐化しないデザインとします。

ウ 建 築 計 画に当たっては 、外観 だけでは なく 、 内側か ら屋 外を 見 た際のイ首長的な景

観 にも 配慮 します。

エ 市 民 が 構 え ず に 普 段 着 で 立 ち 寄 れ る よ う な 、 親 し み の 持 て る雰囲気づくりを行い

ます。

オ ユ ニバーサノレデザインにより 、障 が い 者 、 市齢者、子ども 、外 国 人 を 含 む す べ て

の人 が等 し く 利 用 で き る よ う 配 慮 し ま す 。 利 用 者 の 意 見 を 取 り入 れながら計・画する

とともに、 開館後も 随時見直し を行 い ます。

カ 環境に対しきめ細かく配慮した施設整備を行います。

キ 災 害 時 な ど に は 、 近 隣 の 博 物 館 等 の 資 料 を 一 時 預 か り で き た り す る よ う な 堅 牢 な

施設と空間を確保します。

(2

)

施 設構 成

基 幹 博物 館は 、新 た に 交 流・情 報 交 換 部 門 を 加 え た 以 下 の 7 部 門 の施設によって構

成します。

ア 収集保 存

新 た な 資 料 収 集 に も 耐 え ら れ る 収 蔵 ス ペ ー ス と 、 で き る 限 り 長 く 資 料 を 保 存 で き る

環 境 を 確 保 し ま す 。 基 幹 博 物 館 と し て必 要 な 面 秘 を 館 内 に 確 保 し ま す 。 な お 、 松 本 ま

るご と博 物 館 全 体 と し て 必 要 な 収 蔵 スペースを外部に設けるこ とも検討します。

イ 調 査 ・研 究

学 芸 員 な ど が 効 率 的 に 調 査・研究が出来る環境とします。

ウ 展 示 ・学 習 支 援

来館者の利用しやすさや、職員などの展示のしやすさに配慮します。

-

(18)

エ 交 流 ・情 報 交 換 ( 新 規 )

エ ン ト ラ ン ス か ら の 入 室 が 容 易 な 動 線 上 に 交 流 学 習 室 な ど を 配 置 し ま す 。

オ 管 理 運 営

事 務 室 、 ボ ラ ン テ ィ ア 室、 友の会室などを整備します。

カ サ ー ビ ス

ス セ QQQsz ヲサ

キ 共 通

米 航 者 に 心 地 よ さ を も たらす、 最も基本的な部分です。

施 設 構 成 表

4

荷 成

F

主....

収 集 ・保 存 -収 蔵 庫 - 収 減 作 業 室 -特 別 収 蔵 庫

( 20 --- 3 0 %程 度 ) - 車 寄 せ、 荷 解 室 - 燃 茶 室 - 撮 影 ス タ ジ オ

調 査 ・研 究 - 学 芸 員 、 市 民 学 芸

J1

( 5 ""'" 1 0 %程 度 ) - 学 芸 資 料 室

展 示 ・学 習 支 援 - 常 設 展 示 室

- 企

n

lJj展 示 ・特 別 展 示 室

( 30""' " 4 0 %程 度 ) - 展 示 準 備 室 - 市 民 ギ ャ ラ リ ー

交 流 ・情 報 交 換 - 交 流 学 習 室

(10""' " 15%程 度 ) - 講堂

管 理 運 営

- ボ ラ ン テ ィ ア 、 友 の 会 室 - 事 務 室

- 会 議 室

.

1

4

1

5

i i q

- 更 衣 、ロ ッカ 一室

(10--- 15%程 度 )

- 管 理 用 ト イ レ - 機 械 室 - 倉 庫

サービス - ミュ ー ジ ア ム シ ョ ッ プ - レストラン - カフェ

(5""' " 10%程 度 ) - 託 児 室 - ロッカ一室

共 通 - エントランスホーノレ -利 用 者 用 トイレ

( LO --- 1 5 %程 度 ) - 廊 下 そ の 他

(19)

-5

管理事業運営

組織体制

( 1) 管理事業運営

ア 現 状

博物館の事業は高い公共性をもち、また本市の〈人> < 歴史 ・文化> < 自然〉といっ

エセ T Q

ウや学芸機能を培ってきました。また、事業も学芸員が中心となり常設展示をはじめ

企 画 ・特別展示、各組諮座などを行ってきました。

イ 市民協働 ・受 け皿づくり

( ア) 博物館が常に市民の身近にあり、市民が自ら博物館連岱・の一端を担うことが

できるよう、市民協働のしくみをつくります。

( イ) 平成18年 度 か ら 市 民 学 芸

1

1

養 成 講 座 を 開 講 し 、 市 民 に 対 し 同 物 館 の 専 門 的

知識を培う機会を設けています。また、ボランティアや友の会会員等の協力を

得て事業を推進してきています。今後とも講座の内容の光夫や協力強化などを

行い 、将主任 、博物館事業運営の受けl f[ Lとなる ような環境強制jをよ

l

l

i

めます。

ウ 事 業活 動評価

( ア) 社会教育関係者、学識経験者などにより博物館協議会を組織し、博物館の事

業活動方針などについて協議します 。

( イ) 博物館の事業活動を評価するため、定期的に自己評価 ・外部評価を行います。

( ウ) 博物館に対するニーズ、

1

3

見 等 を 常 に 把 握 す る た め 、 ア ン ケ ー ト 調 査 、 ウェ

プサイトでの怠見聴取などを行います。

利用者の拡大・支援

( ア) 市民が気軽に集い、活動を通して交流したり継続的に学判活動を行うため、

気兼ねなく日常的に利用できる施設とすることが重要です 。

( イ) 市民などが自由に利用できるスペースや、常設展示の市民無料化など、気軽

に訪れることのできるよう配胤します。

( ウ) 基幹博物館と博物館付属施設を結ぶ手段を検討し、小中学生や市民の利用を

促進します。

オ 学芸 員の適正 配置 と資質 向上 等

( ア) 学芸員が博物館の5つの機能や ttlSjllj / こ充分対応できる体制に配慮し、専門化 ・

分業化 ・協業化に務めます。

( イ) 学芸員は、個々の専門性をはじめ、学芸員集団としての市民に身近な博物館

事業を行う資質をより高め 、 博物館経営学の修得に努めます。

(20)

( 2

)

組織 ・体制

基幹博物館が松本学推進の中心的役割を担い、

f

ひとづくり

J

r

まちづくり j を推進

す る た め 、 学 芸 機 能 は も ち ろ ん 、事 業 活 動 推 進 、 広 報 立 伝 、 ネ ッ ト ワ ー ク 推 進 、 市民

協 働 推 進 な ど 、 こ れ ま で 市 立 博 物 館 が も っ て い な か っ た 部 門 の 新s没を含め、新しい組

織整備を行います。また 、松本まるごと博物館全体のポテンシヤノレを高める中紘施設

として機能するため 、組 織 ・体制の見直しを行います。

組 織 体 制

館 長

学 芸 部 門

O

調 査・研 究 や 収 集 保 存 を 行 い 、 そ の 成 果 を 展 示 に 反 映 し

ます。

事 業 活 動 部 門

O

市 民 の 学 習 活 動 を 支 援 す る 依 事 、 教 宅 、 ワ ー ク シ ョ ッ プ

などを企画 ・実施します。

市 民 協 働 部 門

O

市 民 ボ ラ ン テ ィ ア の 受 け 入 れ や 、 同 物 館 や 地 域 で の 市 民

活動を支援する事業を行います。

ネット ワーク 部門

O

松 本 学 の 関 連 機 関 、 団 体 や 松 本 ま る ご と

1

4

物 館 の ネ ッ ト

ワークの連携を維持 ・前性化する事業を行います。

広 報 宣 伝 部 門

O

松 本 ま る ご と 博 物 館 の 利 用 促 進 や 催 事 な ど の

P

R

活 動 を

行うともに 、 ウェプサイトを通し情報を発信します。

事 務 部 門

O

施 設 ・設 備 の 維 持 管 理 業 務 、 庶 務 業 務、 会 計 業 務 な ど を

行います。

友 の 会

市 民 学 芸 員

市民ボランテ ィア

博 物 館 協 議会 等

(21)

6

建 設 場 所

( 1) 市街地への建設について

基 幹

i

噂物館は、市民などが利用する施設であるとともに、多くの観光客からも利用

される施設です。人の流れをつくり賑わいをもたらす博物館は、建設する近隣商庖街

の活性化とも結びつきます。

ア 本市の「ひとづくり

J

r

まちづくり j の拠点施設として、多くの市民などが利用

しやすい場所であること。

イ 松本まるごと博物館の中核施設として 、求心力のある場所であること。

ウ 全国から訪れる観光客にとって駅からのアクセスなど交通の利便性が高く 、国 宝

松本城をはじめとする松本観光のビジターセンターとして周辺の文化財などの探訪

の出発地点にふさわしい場所であること。外国人を含む観光客にとって分かりやす

い場所であること。

エ 中 心市街地の活 性化や新た なまちづくりに文 献 す る こ と が で き る 場 所 で あ る こ

と。

オ 博物館の事業活動のため 、必要な施設を整備するに充分な面積を確保できる場所

であること。

メ1 本市の歴史 ・文化の象徴である博物館の辿設場所にふさわしく 、 自然 ・文化の薫

りに忠まれた場所であること。

キ 公共交通機闘での来館が可能であるとともに、自動車での来館者のための駐車ス

ペースも確保できる場所であること。

(22)
(23)

松 本 市 立 博 物 館 ・付 属 施 設 お よ び 市 内 博 物 館 施 設一 兆

名 称 所 在 地

松 本 市 立 博 物 館

i

松 本 市 丸 の 内

4

-1

重 要 文 化 財 旧 関 智 学 校 │ 松本市開智

2

1

2

県 宝 松 本 市 旧 司 祭 館 松 本 市 関 智

2- 4

1

2

松 本 市 立 考 古 博 物 館 松 本 市 中 山

3738- 1

窪田空穂、記念館 松 本 市 和 田

1715- 1

松 本 市 は か り 資 料 館 │ 松本市中央

3- 4

2

1

松 本 民 芸 館

重 要 文 化 財 馬 場 家 住 宅

松 本 市 時 計 博 物 館

松 本 市 歴 史 の 里

松 本 市 四 賀 化 石 館

松 本 市 奈 川 自 然 学 習 館

松 本 市 安 曇 資 料 館

旧 制 高 等 学 校 記 念 館

松 本 市 山 と 自 然 博 物 館

国 宝 松 本 城 天 守

松 本 市 教 育 文 化 セ ン タ ー

松 本 市 型 山 辺

1

3 1

3

- 1

松本市内田

357- 1

松 本 市 中 央

1

21

1

5

松 本 市 島 立

2196- 1

松 本 市 七 嵐

85

1

松 本 市 奈 川

1044

344

松 本 市 安 曇

3480-2

松 本 市 県

3

1

1

松 本 市 蟻 ケ 崎

2455

1

松 本 市 丸 の 内

4

1

松 本 市 里 山 辺

2930

1

鈴 木 鎮一 記 念館 │ 松本市旭

2- 11

87

松 本 市 美 術 館 │ 松本市中央

4

2- 22

松本市梓川 │ アカデミア 館 松 本 市 梓 川 倭

566

1

2

アノレプス公園小鳥と小動物の森 │ 松本市蟻ケ崎

2255- 7

日本浮世絵博物館 │ 松本市島立

2206

1

2 2

(24)

o

( 仮祢) 松本市基幹博物館基本計画策定委員会設置要綱

( 目的)

平 成19年9月27 日

教育委員会告示第 20サ

第1 条 この袈綱は、市民による文化の発展と創造及び市街地の活性化に寄与する拠点、と

しての( 似祢) 松本市基幹博物館に関する基本計画( 以下「基本計画

J

という。) を策

定するため、松本市基幹博物館基本計画策定委員会( 以下「委員会j という。) を設置

することについて必裂な事項を定める こ とを目的とする。

( 所鉄事羽)

第 2 条 委. n 会は 、基本計画を策定するため 、 必要な事項につ い て調査 ・研究及び検討を

行うものとする。

( 組織)

第 3 条 委J . 1 会の委

t

1

は 2 0 人以内 と し、次に掲げる者のうちから教育委貝会が委脳する。

( 1) 有 識 者

( 2) 市議会議

1

1

( 3) 教育関係団体の代表者

( 4 ) 施設利 JlJ 団体の代表者

( 5) その他教育委1 . 1 会が必要と認める者

( 任期)

第4条 委只の任期は 、委側の日か ら基本計画策定の日までとする。

( 委員長及び別委L l 長)

第5条 委. n 会に 、委t 1 長1人及び副委員長1人を置き 、委員の互選により定める。

2 委員長は 、委

n

会を代表し 、 会務を総理する。

3 副委只長は、委

1

1

長を補佐し、委員長に事故あるときは 、 その職務を代理する。

( 会議)

第 6 条 委 只 会 は 、委J . 1 長が招集し 、委員長が議長となる。

( 庶務)

第 7 条 設

tl

会の 庶務 は、教 育委員会博物館において処理する 。

( 補則)

8

条 セ

(25)

附 則

( 施行期日 )

1 この告示は 、告示 の 日から施行する。

( ( 仮 称) 松本市基幹博物館基本構想策定委員会設置要綱 の廃止)

2 ( 仮称) 松本市基幹博物館基本構想策定委員会設置要綱( 平成 18年教育委員 会 告 示第

21号) は 、廃止する。

. 24 .

(26)

松 本 市 基 幹 博 物 館 基 本 計 画 策 定 委 員 会 委 員 名 簿

任 期 平成

1

9

1

0

月 平 成

20

9

氏 名 選 出 区 分

{

l1

H

佐 藤 博 康 有識者 松本大学総合経営学部教授

基本構惣、策定委員

t

金.(にや山ま 喜よしあ昭き 向上

法政大学キャリアデザイン 基本構惣、策定委員

学部教綬

赤るか羽は白 1勝セV@

向上 松本商工会議所

熊 井 靖 夫 市議会議

1

1

市議会教育民生委員協議会 基本構想策定委員

委只長

"-

20.5.13

忠 地 義 光 向上 向上

20.5.14

.

.

.

.

.

.

.

し白む木暑 久ひ-:: 雄2丞 教育│ 則係問体の代

松本市校長会会長

基本構忽策定委員

表者

い飯い由沼主 あ瑛きら 施 設利川│寸│体 の代 松本まるごと│ 噌物館友 の会 基本梢想策定委員

表者 会長

めいか河b 敏し 子と

向上

博物館ボランティア「 エム 基本構想策定委員

の会

J

代表

荒 あ

ら 井い よ陽う子 その他教育委

1

1

主婦

基本構想策定委員

が必裂とI認める者

猪りた又! 9竜ゅう

向上 会社

n

基本構怨策定委員

ヲjN エヲ セィ 孝たか夫お

向上 自営業

基本構想策定委員

関 口 隆 男 向上 松本市町会連合会

祖 父 江 哲 一 向上 松本市立博物館市民学芸員

J

降. 9iは幡た か手ず

n

ひ彦ζ

向上 障がい者凶体( 社協推薦)

土つら屋や 忠ただ史し

同上 松本間庖街連盟

建築 ・設計 ・デザイン関係

岸Sしと本も 争意きら

同上 ( 多摩美術大 学美術学部准教

授 )

ょっ久ひさ 美み也や

向上 観光関係 ( 茶川観光 協 会 )

(27)

松 本 市 基 幹 博 物 館 基 本 号1.間 策 定 事 業 の 経 過

ぷ』

;z:l¥ 議

年 月

平 成18年 松 本 市 基 幹 博 物 館 基 本 構 想 策 定 委 員 会 発 足 ( 委

1

1

10名)

10月25 日( 水)

I

第 1回 基 本 構 想 策 定 委 只 会 開 催 ( 計5巨│ の委

1

1

会を開催)

平 成 19年

I

r

松 本 市 基 幹 博 物 館 基 本 構 想j 提 言 書 提 出

7月 30 日( 月)

10月 16 日( 火)

I

第 1回 松 本 市 基 幹 博 物 館 基 本 計 画 庁 内 検 討 委 以 会 ・件 事 会

松 本 市 基 幹 博 物 館 基 本 社 脳 策 定 委 員 会 発 足 ( 委

1

1

L6 名)

10月 28 日( 日)

I

第 l 回基本計画策定委. 1 ,

1

会 開 催

12月 14 日( 金)

I

第2回 基 本 計 画 庁 内 検 討 委 民 会 ・幹 事 会

12月23 日( 日)

I

第2回 基 本 計 画 策 定 委

μ

平 成20年

│ 第3回 基 本 計 画 策 定 委

1

1

2月24 日( 口)

4月20 日( 日)

7 月 13 日( 口)

I

第5 回 基 本 計 画 策 定 委 只 会

( 日)

I

第 6 回 基 本 計 画 策 定 委

II

9月25 口( 水)

I

第 3回 基 本 計 画 庁 内 検 討 委

1

1

会 ・幹 事 会

11 月 6 日( 木)

I

r

松 本 市 基 幹 博 物 館 基 本 計 阿

J

提 言 者 提 出

(28)

松本市基幹博物館主主本,t l - j I Ijf

発 行 日 平 成2 1年3刀 3 111

編 集 松 本 市

参照

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