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構成 教育内容 : 鳴 教育 学の学部 学院 の調査より 消費者庁作成教材 社会への扉 活 で えたこと 意識調査結果より 教育の場や 法 家庭科教科の状況 教員の養成 教科外活動 外部専 家の活 2

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(1)

学校教育における

消費者教育の推進

鳴⾨教育⼤学⼤学院 学校教育研究科

⽣活・健康系コース(家庭) 坂本有芳

資料1 平成30年5月1日・第6回 第4期消費者 基本計画のあり方に関する検討会

(2)

構成

教育内容:

鳴⾨教育⼤学の学部⽣・⼤学院⽣の調査より

消費者庁作成教材「社会への扉」活⽤で⾒えた

こと

意識調査結果より

教育の場や⽅法

家庭科教科の状況

教員の養成

教科外活動、外部専⾨家の活⽤

2

(3)

消費者庁作成教材「社会への扉」

の⽬的

⾼等学校段階までに、契約に関す

る基本的な考え⽅や契約に伴う責

任を理解する。

⾝近な契約等を通じて、社会にお

いて消費者として主体的に判断し

責任を持って⾏動できるような能

⼒を育む。

⾃分の名前で契約できる

消費⽣活センターを活⽤できる

消費者の⾏動が社会を変えること

に気付く

(4)

消費⽣活に関する

若者の知識の傾向

20 23 28 39 42 46 67 74 79 89 93 95 0 50 100 Q1契約成⽴のタイミング Q2成⽴した契約:取消不可 Q11消費者ホットライン:188 Q8 年利17%で借りた20万円の返済総額 Q5通販はクーリングオフ不可 Q3未成年者契約は取消が可能 Q7残⾼が分かりにくい:リボルビング払い Q4キャッチセールスはクーリングオフ可 Q6後払いの⽅法:クレジットカード Q9必ず儲かる投資はない Q10製品事故は損害賠償請求できる Q12トラブル時の相談:家族・消費者センター (%) 12問のクイズの平均正答率(n=159) ・契約の成⽴・取消について の知識が不確かである ・消費者の権利を過⼤に認識 4

(5)

契約の成⽴・取消への認識

代⾦を払わなければ契約が成⽴していない、消費者には返品する

権利があると誤解している⼈が多い

3 20 22 55 0 20 40 60 80 分からない 店員が「はい、かしこまりました」と⾔っ たとき 商品を受け取ったとき 代⾦を払ったとき (%) 店で買い物をすると き、契約が成⽴する のはいつの時点か? 1 8 23 68 0 20 40 60 80 分からない 商品を開封していなければいつでも返品を 受け付けなければならない 返品は受け付けなくてよい レシートがあり1週間以内なら返品を受け付 けなければならない (%) 店で商品を買ったが、 使う前に不要になり返 品したい。 店の対応として法律上 正しいものはどれか? 5

(6)

1回の授業の効果

消費者法に関連する授業を2回(うち「社会への扉」を⽤

いた授業を1回)受講した*学⽣は、半年以上経過した時

点でも有意に正答率が⾼い(p<0.5)。

履修登録しており、当⽇は⽋席していた学⽣も含まれる。 0 5 10 15 20 25 30 16.7% 25% 33.3% 41.7% 50% 58.3% 66.7% 75% 83.3% 91.7% 100% (%) 12問の合計 正答率(%) 未履修者:平均56% 履修者:平均73% 6

(7)

サービス契約の経験

■ スマートフォンの契約は半数以上が経験。契約経験者の2割以上が「納得いか ない経験あり」と回答。 ■ サービス契約、特に⻑期間の契約に関する学習の重要性がうかがわれる。 53 40 38 38 31 18 13 12 10 8 4 4 3 5 12 1 2 1 1 2 2 1 1 1 1 0 20 40 60 スマートフォン 賃貸アパート 動画や⾳楽などデジタルコンテンツ ツアー旅⾏ レンタカー 通信教育教材 脱⽑・エステサロン 中古⾞の購⼊ サプリメント・健康⾷品の定期購⼊ 投資・株式購⼊ 英会話スクール 就職講座やビジネスセミナー フリーローン その他 (%) 契約経験あり 納得いかない経験あり

(8)

⾦銭管理の状況

48 23 25 21 21 17 18 20 13 11 21 44 38 38 33 37 35 23 27 13 23 21 26 31 31 31 33 38 35 35 8 12 11 9 14 15 15 19 25 41 0 20 40 60 80 100 クレジットカードや電⼦マネーで⽀払うこと が多い 何にいくらくらい⽀出してよいか分からない 今後のお⾦の使い道の計画は⽴てない お⾦を貯めるはっきりとした⽬的があるわけ ではない ひと⽉あたりの実際の⽀出が何円か把握して いない 財布にポイントカードやレシートを詰め込ん でいる ⾃分が1年間に使える⾦額が分からない ひと⽉あたり何にいくらくらい使うか、特に ⽬安はもっていない ⾃分のお⾦の使い⽅がこれでよいのか不安に 思う 毎⽉の貯蓄額を特に決めていない (%) 全く 当てはまらない あまり当てはまらない やや当てはまる とても当てはまる ■ ⽉当たりの⽀出の⽬安や予算の⽴て⽅を学習する必要性がうかがえる。 ■ キャッシュレス⽣活での家計管理の⽅法も視野に⼊れる。 8

(9)

⾃然環境・社会的背景を考慮した

商品選択

⾃然環境への影響を考慮する⼈は⼀定程度いるが、「フェアトレー

ド商品を積極的に選ぶ」「社会貢献活動に熱⼼な企業のものを選

ぶ」⼈の割合は限られている。

2 4 3 8 13 9 16 23 11 15 20 23 23 30 33 33 43 40 51 43 38 37 31 25 44 41 27 26 26 24 20 20 0 20 40 60 80 100 社会貢献活動に熱⼼な企業のものを選ぶ フェアトレード商品を積極的に選ぶ リサイクル素材でできた商品(再⽣紙な ど)を選ぶ 洗剤などは⾃然にやさしい成分のものを選 ぶ 容器や包装の少ないものを選ぶ 環境や安全に配慮されたマークのあるもの を選ぶ 家電製品は、消費電⼒の少ないものを選ぶ 農産物などは農薬の使⽤がない・少ないも のを選ぶ (%) 意識して いる やや意識している あまり意識して いない 意識して いない あなたはふだんの買い物で、以下 のことを意識していますか?

(10)

⾼校までに学校で学習した消費⽣活に

関する内容

「製品のマークや表⽰」「悪徳商法」「販売⽅法」等は多くが学習し

ている。

⾦銭管理教育を学習している割合は少ない。

11 16 20 21 24 24 44 46 47 52 60 73 77 0 20 40 60 80 あてまはるものはない 消費者問題の歴史 ライフステージに応じた経済計画 家計管理のしかた ローンやクレジットに関する知識 消費者市⺠社会 環境負荷の少ない⽣活 賢い商品選択について 契約とは何か 消費者の権利と責任 さまざまな販売⽅法 さまざまな悪徳商法 製品のマークや表⽰ (%) 10

(11)

消費者としての態度

8 13 11 19 25 31 26 60 22 68 11 13 21 21 21 21 26 14 47 22 28 22 24 23 20 18 26 10 19 6 22 18 11 13 18 21 15 10 6 2 23 20 26 16 9 4 4 3 6 9 15 6 9 7 6 3 3 1 3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 最近の消費者トラブル、対処⽅法を常にチェック 問題を感じたら、消費⽣活センターに相談 ネットショップでの買い物時に利⽤規約を確認 商品やサービスの問題を事業者に連絡する 消費⽣活センターへの相談をアドバイスする 借⾦で困ったら消費⽣活センターに相談 安全・安⼼でより良い消費社会を考えて⾏動する クレジットカードは期⽇までに必ず⽀払える場合のみ 原則は返品・返⾦不可を意識した慎重な買い物 ウマイ話や、迷惑に感じる勧誘をきっぱり断る 必ず できる まあまあできる 少しはできる どちらともいえない あまりできない 全くできない 11

「明確な意思表⽰」「慎重な選択」「情報の確認」「困ったときに

は相談」 「社会的影響の考慮」など、消費者としての望ましい態

度を形成することこそが重要。

(12)

学校における消費者教育

(H20,21公⽰学習指導要領)

12 家庭科 社会科 ⼩学校 • 物や⾦銭の⼤切さに気付き,計画的な使い⽅を考える。 • ⾝近な物の選び⽅、買い⽅を考え、適切に購⼊できる。 • ⾃分の⽣活と⾝近な環境とのかかわりに気付き,物の使 い⽅などを⼯夫できる。 中学校 • ⾃分や家族の消費⽣活に関⼼をもち、消費者の基本的な 権利と責任について理解する。 • 販売⽅法の特徴について知り、⽣活に必要な物質・サー ビスの適切な選択、購⼊及び活⽤ができる。 • ⾃分や家族の消費⽣活が環境に与える影響について考 え,環境に配慮した消費⽣活について⼯夫し,実践でき る。 • 市場の働きと経済に ついて理解させる。 • 国や地⽅公共団体が 果たしている役割に ついて考えさせる (消費者の保護など も含め)。 ⾼等学校 • 消費⽣活と⽣涯を⾒通した経済の計画の重要性について 認識させる。 • 意思決定の過程とその重要性について理解させ,消費者 として主体的に判断できるようにする。 • 消費⽣活の現状と課題,消費者問題や消費者の⾃⽴と⽀ 援などについて理解させ,消費者としての権利と責任を ⾃覚して⾏動できるようにする。 • 経済についての基本 的な⾒⽅や考え⽅を ⾝に付けさせる。 • 経済活動の在り⽅と 福祉の向上との関連 を考察させる。

(13)

学校における消費者教育

家庭科教育

昭和31,32年より、家庭経営・家庭経済の項⽬は存在する。

⼩学校学習指導要領

– H20

より消費⽣活が独⽴した⼀領域に

– H29

年度の改訂で以下が追加

■ 買い物の仕組み、売買契約の基礎 ■ 物や⾦銭の使い⽅と買い物における消費者の役割

中学校学習指導要領

– H20

より

消費⽣活が独⽴した⼀領域に

– H29

年度の改訂で以下が追加

■ クレジットなどの三者間契約 ■ 消費者被害の背景とその対応についての理解 ■ ⾃⽴した消費者として責任ある消費⾏動を考え、⼯夫すること

⾼等学校学習指導要領

– H1

より

消費⽣活が独⽴した⼀領域・項⽬に

(14)

家庭科 学習時間の推移

内容が増加する⼀⽅、学習時間は短い。

中学校家庭科87.5時間のうち、消費⽣活に関する時間は10時間程

度。

*1「家庭基礎2単位」を70時間と換算。*2 「家庭科」履修は⼥⼦のみ 14

70

70

115

115

315

*2

122.5

105

87.5

140

140

140

70*

1 0 100 200 300 400 500 600 (単位時間)

高等学校家庭科

中学校 技術・

家庭科

小学校家庭科

(5,6年生)

(15)

中学校家庭科を担当する教員

■ A

県の状況

少⼦化による学校規模の縮⼩で、中学校では免許外の教科

を担当するケースが増加。

授業時間数の少ない教科に免許を保有する専任教員を

配置できない。

免許を保有する⾮常勤講師ではなく、専任教員が免許

外の科⽬を担当。

公⽴中学校数

82

うち免許を保有している教員が

家庭科を担当している学校数

41

家庭科授業を担当する教員数

130

うち家庭科免許を保有する教員数

42

(16)

教員免許状取得に必要な科⽬

必修科⽬

中学校

⾼校

共通した

科⽬

家庭経営学(家族関係学及び家庭経済学を含む。)

被服学(被服製作実習を含む。)

⾷物学(栄養学、⾷品学及び調理実習を含む。)

共通して

いない

科⽬

住居学

保育学(実習を含む。)

住居学(製図を含む。)

保育学(実習及び家庭看護を含

む。)

家庭電気・機械及び情報処理

16

(その他、教職に関する科⽬、教科に関する選択科⽬を履修。)

「売買契約の基礎」を教えるための知識を学ぶ機会は明⽰され

ていない。

(17)

教科外での消費者教育

教科外活動での実施

総合的な学習の時間等を利

⽤した学習

⼈権教育

キャリア教育

➡ 消費者教育の余地は少ない

が、環境学習・ESD など

特別活動

⽂化祭などの⾏事

クラブ・部活動 等

➡ ⼨劇の上演、展⽰活動など

実施できるのでは

外部⼈材の活⽤

出前授業の申し出は、学

校に多く寄せられる。

全ては受け⼊れられ

ない

児童・⽣徒に合った授業

を実施する必要がある。

事前の打ち合わせ・

調整の時間がない

⼈材が限られる

➡ 外部⼈材への「教え⽅」

の研修

(18)

第4期消費者基本計画に向けて

実効性のある消費者教育の体制づくり

学習指導要領に記された内容を着実に実施

免許法や学習時間の⾒直し

評価指標を⽤いた消費者教育の進展状況の把握

⾼等学校段階までに以下を実施

契約に関する基本的な考え⽅や契約に伴う責任

消費者市⺠社会の形成に参画することの重要性の理解

社会におい て⼀消費者として主体的に判断し、責任を

持って⾏動できるような能⼒を育む

効果的な教育内容・⼿法の研究

18

参照

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