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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会

ラグビーワールドカップ2019

気運醸成実施計画

平成29年3月

2020オリンピック・パラリンピック/ラグビーワールドカップ2019

埼玉県推進委員会

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目 次

1. 気運醸成の基本方針... 1 1.1 気運醸成の考え方 ... 1 1.2 埼玉県における気運醸成の進め方の基本... 2 2. SAITAMA PRIDEイベントを核とする気運醸成 ... 4 2.1 気運醸成の旗印としての SAITAMA PRIDE イベント ... 4 2.2 組織委員会等の関連行事と連携した SAITAMA PRIDE イベント ... 4 2.3 県内開催競技の体験キャラバン等 ... 5 2.4 パラリンピック競技等の普及に関するイベント ... 6 2.5 SAITAMA PRIDE イベントの活用(アンバサダー、東京 2020 参画プログラム) ... 6 2.6 競技会場の聖地化を目指す取組 ... 6 2.7 周知・PR活動 ... 7 2.8 SAITAMA PRIDE イベントの目標 ... 8 3. 東京 2020 参画プログラム全国一運動 ... 9 3.1 概要 ... 9 3.2 参画プログラムによるレガシー創出 ... 11 3.3 参画プログラムのテーマとアクション例 ... 13 3.4 参画プログラムの拡大に向けた取組 ... 15 3.5 参画プログラム全国一運動の推進体制と推進スケジュール ... 17 4. SAITAMA PRIDE アンバサダー ... 18 4.1 SAITAMA PRIDE アンバサダーを未来遺産(レガシー)に ... 18 4.2 アンバサダーの成長と活躍 ... 20 4.3 スペシャルアンバサダー制度の運用 ... 21 4.4 アンバサダー制度推進体制 ... 22 5. ラグビーワールドカップ 2019 の気運醸成に向けた計画 ... 23 5.1 取組の視点 ... 23 5.2 気運醸成のプロセスと取組の柱 ... 23 5.3 取組内容 ... 24 6. 推進体制・ロードマップ ... 27 6.1 推進体制 ... 27 6.2 気運醸成の目標と計測 ... 27 6.3 各団体の参加イメージ ... 28 6.4 ロードマップ ... 28

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1. 気運醸成の基本方針

1.1 気運醸成の考え方 1.1.1 埼玉県推進基本計画と気運醸成  埼玉県は東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会、ラグビーワールドカップ 2019 の両大会 の成功に向けて取り組む中、会場地としての準備を進めるため、「2020 オリンピック・パラリンピック /ラグビーワールドカップ 2019 埼玉県推進委員会」(以下「推進委員会」という。)を設立した。  推進委員会は、「オール埼玉による取組」、「スポーツを通じたレガシーの創出」を基本理念に、“ス ポーツ王国の底力を発揮し、埼玉を新たなステージへ”導く一連の取組を、SAITAMA PRIDE の 旗印の下に推進することをビジョンとして決定。その実現に向けて、官民を問わず一体となって取 り組むべき基本的な事項と方向性をまとめた「埼玉県推進基本計画」を策定した。 図表 1-1 基本理念 図表 1-2 ビジョン  埼玉県推進基本計画では、オール埼玉体制の確立に向けて、県民に対する気運醸成に取り組み、 両大会への関心を高めるとともに、より多くの県民がボランティア活動やおもてなし活動への参画を 果たせるよう、様々な媒体や機会を通じて PR していくこととしている。

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1.2 埼玉県における気運醸成の進め方の基本 1.2.1 大会組織委員会・首都圏 3 都県との連携  東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会、ラグビーワールドカップ 2019 の双方とも、日本全 国を舞台に行われる世界大会であり、推進委員会の取組は各大会組織委員会や会場となる都道 府県との連携が不可欠である。  大会組織委員会とは、周年イベントや聖火リレー等で密接な連携が求められるほか、毎年更新さ れるアクション&レガシープランにも積極的な対応が必要である。  また、都道府県では特に、オリンピック・パラリンピックの会場が集中する首都圏の 3 都県(東京都、 千葉県、神奈川県)との連携が重要となる。3 都県とは特に周年イベントでの連携を探る。 1.2.2 県内での連携  県内ではオリンピックで4競技、パラリンピックで1競技、そしてラグビーワールドカップを加えて 6 競 技が5会場で開催される。東京を除けば最も多い競技会場数であり、スポーツに関する埼玉県の ハード・ソフトのポテンシャルを示すものとなっている。また、同時に次のメリットをもたらしている。 ・会場が多数の地域に分散することで、オール埼玉の体制を整えやすく、また県全体を世界に向 けてアピールできる好機であること。 ・県民にとっても「5会場 6 競技」を知ることで競技そのものへの関心・理解を深めるとともに、県内を より理解する好機であること。  5 会場 6 競技開催のメリットを有効に活用し、オール埼玉の体制を構築し、大会後のレガシーとして 生かしていく。会場自治体は地域を PR し世界に売り込む好機ととらえ、競技団体はオリンピック・ パラリンピック、ラグビーワールドカップ 2019 の成功に貢献しつつ、各競技のスポーツ人口を増や し、団体の運営基盤の強化につなげていく。  県内連携の中心となるのが推進委員会の気運醸成部会である。当部会には東京 2020 オリンピッ ク・パラリンピック、ラグビーワールドカップ 2019 の会場自治体、開催競技の競技団体、地元メディ ア、商工団体等が参画しており、5 会場 6 競技開催の強みを発揮する行動部隊としての役割が期 待されている。  推進委員会を中心に、より多くの県民を巻き込み、オール埼玉体制で巨大なムーブメントに発展さ せていくことが求められる。 1.2.3 気運醸成の3つの取組  推進委員会では、両大会に向けた気運醸成として以下の3つの取組を推進する。 第 1: SAITAMA PRIDE イベント 「SAITAMA PRIDE」をオール埼玉の取組のシンボルとして掲げ、周年イベントや競技体験イベン トの開催を中心に発信力を高めることで、県民の大会(県内開催競技や競技会場等)への関心や 認知の向上を図る。また、後述する SAITAMA PRIDE アンバサダーを多数認定する機会としても 位置付ける。 第 2: 東京 2020 参画プログラム全国一運動 大会組織委員会の認証する東京 2020 参画プログラム(以下「参画プログラム」という。)に、より多 くの県内自治体や団体が応募することで、県内全域での大会への参画を促進する。また、取組数 で全国一(都を除く)を目指す。

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第 3: SAITAMA PRIDE アンバサダー 「5 会場 6 競技開催」を県民に伝える広報大使として、数万人規模の SAITAMA PRIDE アンバサ ダー(以下「アンバサダー」という。)を認定する。アンバサダーは、大会の応援団として、各種イベ ント(参画プログラムを含む)への参加やボランティアなど、大会運営の一翼を担う人材へと成長し、 重要なレガシーとなることを期待する。 図表 1-3 気運醸成の3つの取組     3 つの取組はそれぞれ相乗効果を生む。SAITAMA PRIDE イベントは、アンバサダー認定のキーイ ベントであり、かつ参画プログラムの認証を受けることで東京 2020 参画プログラム全国一運動の中 核となる。また、アンバサダーが東京 2020 参画プログラムの各種イベント等に大勢参加することで、 新たな認証事業の増加につなげることが期待できる。  また、文化プログラムや教育プログラムなど、様々な分野での取組も東京 2020 参画プログラム全国 一運動に集約して行くことで、オール埼玉の気運醸成に役立てることができる。 図表 1-4 気運醸成の3つの取組とその連関 多くの自治体や団体で東京 2020 参画プログラムの 認証事業を実施することにより、大会への参画を促 進する。 東京 2020 参画プログラム全国一運動 SAITAMA PRIDE アンバサダー SAITAMA PRIDE イベント 周年イベントや競技体験キャラバン等により県民の大会 (県内開催競技や競技会場等)への関心や認知の向上 を図る。 大会の情報をより多くの県民に広める広報大使と して多くの県民をアンバサダーに認定するとともに、 大会の応援団として各種イベントへの参加やボラン ティアとしての活躍を促す。

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2. SAITAMA PRIDEイベントを核とする気運醸成

2.1 気運醸成の旗印としての SAITAMA PRIDE イベント 2.1.1 SAITAMA PRIDE イベントとは  SAITAMA PRIDE は推進基本計画にも述べられているように、東京 2020 オリンピック・パラリンピッ ク競技大会とラグビーワールドカップ 2019 の成功に向けた取組を通し、“スポーツ王国の底力を 発揮し、埼玉を新たなステージへ”導く旗印として活用する。

 SAITAMA PRIDE を冠するイベントを気運醸成の取組の中核に据え、SAITAMA PRIDE の精神の 浸透を図る中でオール埼玉のうねりを起こし、加速させる。 2.1.2 SAITAMA PRIDE イベントの柱  SAITAMA PRIDE イベントは、東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とラグビーワールドカ ップ 2019 の成功に向けた気運醸成イベントとして、第 1 に組織委員会や東京都の関連行事と連携 したイベント、第 2 に県内開催競技を中心とした体験イベント、第 3 にパラリンピック競技等の普及 に関するイベントの3つの柱を中心に取り組む。 図表 2-1 SAITAMA PRIDE イベントの3つの柱 2.2 組織委員会等の関連行事と連携した SAITAMA PRIDE イベント  東京 2020 大会組織委員会や東京都では、大会に向けた気運醸成事業として、周年(カウントダウ ン)イベントや、チケット販売、聖火リレーなどの開催が予定されている。 図表 2-2 東京 2020 大会組織委員会等による主な気運醸成行事予定 2018 2019 2020 年    度 チケット販売 聖火リレー 聖火リレールート発表 聖火リレー NO LIMITS CHALLENGE(パラリンピック競技体験プログラム) フラッグツアー 1年前イベント 100日前イベント 大会マスコット発表 周年(カウントダウンイベント) (オリンピック・パラリンピック) 3年前イベント 2016 2017 実施事項 1,000日前イベント 2年前イベント 500日前イベント 第3 の柱:パラリンピック競技等の普及に関するイベント 第2 の柱:県内開催競技の体験キャラバン等 第1 の柱:組織委員会等の関連行事と連携したイベント SAITAMA PRIDE イベント

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 推進委員会では、前述の行事予定を踏まえ、県内における大会気運の盛り上げを目的に東京 2020 大会組織委員会や東京都と連携しつつ、周年(カウントダウン)イベント等を企画・実施する。  企画・実施にあたっては、神奈川県や千葉県等の近隣県や、県内の会場市をはじめとした市町村 とも可能な限り連携し、面的な広がりに努めるとともに、後述のスペシャルアンバサダーの出演や 体験コーナーの設置など、より発信力の高い(人を惹きつける)内容とすることが求められる。  なお、チケット販売や聖火リレー等に関しては、詳細がわかり次第、対応する。 2.3 県内開催競技の体験キャラバン等 2.3.1 県内開催競技の体験キャラバン  推進委員会では、東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とラグビーワールドカップ 2019 に 向けて県内開催競技等の関心を高めるため、県内の小学校を中心に体験キャラバンを実施する。 (県内開催競技) ・バスケットボール(さいたまスーパーアリーナ) ・サッカー(埼玉スタジアム 2OO2) ・ゴルフ(霞ヶ関カンツリー倶楽部) ・射撃(陸上自衛隊朝霞訓練場) ・ラグビー(熊谷ラグビー場)  体験キャラバンは、各競技の県内競技団体とも連携し、会場市だけでなく、全県での実施を検討 する。また、更に厚みを増した全県的な体験活動としていくため、市町村や県内競技団体の実施 する体験イベント等を活用し、競技人口の拡大に向けたムーブメントとすることも検討する。  また、県内開催競技の中でも馴染みの薄い競技について、県内で開催される国際大会等の観戦 を支援し、ルールのほか競技の醍醐味や楽しみ方を体験する機会を検討する。 2.3.2 JOCパートナー都市協定に基づくオリンピック・ムーブメント事業  JOC(日本オリンピック委員会)では、都道府県もしくは市を対象に「JOCパートナー都市協定」を 締結し、中学校等においてオリンピアンを講師としたオリンピック教室等のオリンピック・ムーブメン ト事業を実施している。  推進委員会では、県等における協定締結を機に、前述の体験キャラバン同様に県内の中学校を 中心にオリンピック教室等を実施していく。 図表 2-3 JOCパートナー都市協定の概要

2.3.3 点ネットワーク構想」の一環として、自治体が所有するスポーツ施設をトップアスリートの選手強化に活用し、競技力向上を図 「JOC パートナー都市協定」は、平成 13 年 5 月に JOC が策定した国際競技力向上戦略(JOC GOLD PLAN)の「強化拠

ることを目的として、都市(都道府県もしくは市)と締結しています。締結対象都市は国際スポーツ大会や国際スポーツ会議の 開催経験を持ち、JOC と連携し、オリンピック・ムーブメント事業の長期的な実施を具体的なスポーツ政策として取り入れた都 市です。 本協定に基づき、JOC は関連スポーツ施設等を利用した国際競技力の向上や、オリンピック・ムーブメント事業を展 開し、締結都市と連携してスポーツの推進事業を行うなど、双方にとってメリットのある事業を実施しています。

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2.4 パラリンピック競技等の普及に関するイベント  パラリンピックの普及・啓発に関しては、障害者スポーツの振興や障害への理解を深めるため、九 都県市 2020 年東京オリンピック・パラリンピック連携会議で各都県市が重点的に取り組む事項とし て相互の事業の周知等に取り組んでいる。  推進委員会においても、前述の周年イベントや体験キャラバン、SAITAMA PRIDE イベントの位置 付けとするなど、パラリンピックの県内開催競技に留まらず、その他のパラリンピック競技や障害の 有無を超えた交流イベントなどパラリンピックの趣旨を含めた活動に取り組むことにより気運醸成を 図る。  また、東京パラリンピック出場を目指す県内の障害者アスリートを県民に広く周知し、応援の気運を 醸成するためのイベント開催を検討する。 図表 2-4 パラリンピック競技等の普及に関するイベント 車いすラグビー体験 障害の有無を超えたスポーツ交流 2.5 SAITAMA PRIDE イベントの活用(アンバサダー、東京 2020 参画プログラム) 2.5.1 アンバサダー認定拡大への活用  東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とラグビーワールドカップ 2019 の県内開催競技や 競技会場の広報大使であるアンバサダーの認定を SAITAMA PRIDE イベントにおいて実施する。  また、アンバサダー拡大の計画に SAITAMA PRIDE イベントを組み込み、計画的に実行することと する。 2.5.2 東京 2020 参画プログラムとしての SAITAMA PRIDE イベント  SAITAMA PRIDE イベントは、今後、全て東京 2020 参画プログラム(公認プログラム)の認定を受け ることを目指すとともに、参画プログラム(公認プログラム、応援プログラム)の実施数で全国一(都 を除く)を目指す運動の中核の取組として位置づける。 2.6 競技会場の聖地化を目指す取組  東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とラグビーワールドカップ 2019 の開催は世界最高 水準の競技が行われることで、会場地・施設にとって絶好の PR の機会となる。これを生かしてレガ シーとするために、会場地・施設の「聖地化」を目指す取組を行う。  スポーツの聖地は、競技ごとに施設が特定され認知されることが一般的で、国内や世界のトップレ ベルの競技大会が数多く開催されることで通念が形成され、定着する過程で生まれる。高校野球 の甲子園、ラグビーの花園ラグビー場などが典型例である。ラグビーの練習場として有名な菅平高 原などは地域全体の聖地化の例といえる。  東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とラグビーワールドカップ 2019 の競技が開催される

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こと自体が、聖地化への大きな潜在的インパクトになり得るが、一過性では定着しない。大会後を にらんだ競技大会の誘致等が必要条件となるため、マーケティングルールに沿う形で、2019 年、 2020 年の開催を想起させる競技大会の誘致などを検討する。  一方で聖地は様々な物語や伝説など付帯する情報も重要な役割を果たす。今回の各競技施設が 聖地としてふさわしいことを、これまでの歴史、取組から整理しておくことも重要となる。 図表 2-5 県内開催の競技会場 ・・・ 聖地化の候補 さいたまスーパーアリーナ 埼玉スタジアム 2OO2 霞ヶ関カンツリー倶楽部 バスケットボール/さいたま市 サッカー/さいたま市 ゴルフ/川越市 陸上自衛隊朝霞訓練場 熊谷ラグビー場 射撃/朝霞市・和光市・新座市 ラグビー/熊谷市 2.7 周知・PR活動  SAITAMA PRIDE イベントは、東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とラグビーワールドカ ップ 2019 をオール埼玉で成功させるための中核的事業であり、積極的に周知・PR 活動を展開す る。 2.7.1 マスメディアへの対応  推進委員会では、両大会で期待される県内の有望選手や各種イベントを内容としたテレビ番組等 を制作するとともに、新聞やテレビ、ラジオなどで多くの県民が大会やイベント情報に接する機会を 増やすため、SAITAMA PRIDE イベントの開催日程等を早目にマスメディアに案内し、取材の準備 を整えられるよう取り組む。 2.7.2 PRブースの出展等  推進委員会では、県内各地でPR活動が展開できるよう県内の様々なイベントにPRブースを出展 して周知を行うほか、県内開催競技や競技会場のプロモーションビデオを制作し、それを放映する ことで更なるPR機会の増加につなげていく。  また、普段、大会やスポーツに関心の低い層へのアプローチとして集客施設(映画館等)でのVT R放映等にも取り組む。

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2.7.3 PRグッズ等の製作  多くの県民に大会との一体感や気運の高まりを感じてもらうため、身に着けることができる大会関 連グッズ等の製作に取り組む。  具体的には、アンバサダー認定証に加え、大会公式ピンバッチやその他のPRグッズ等を制作し、 SAITAMA PRIDE イベント等で配布していく。 2.8 SAITAMA PRIDE イベントの目標  大会までに至る SAITAMA PRIDE イベントの目標は、埼玉県県政世論調査を活用し、推進基本計 画で掲げた「両大会の県内開催競技や競技会場を知らない県民が1人もいなくなる」ことを目標と する。  なお、2016 年度に実施された埼玉県県政世論調査において、オリンピック・パラリンピックの県内 開催競技や開催会場に関する認知度は、開催競技、開催会場をいずれも知らないと答えた割合 がともに約6割という結果であった。 2.8.1 2.8.2

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3. 東京 2020 参画プログラム全国一運動

3.1 概要 3.1.1 東京 2020 参画プログラムの概要  東京 2020 大会組織委員会は、全国の様々な組織・団体がオリンピック・パラリンピックとのつながり を持ちながら大会に向けた参画・気運醸成・レガシー創出に向けたアクションが実施できる仕組み として、東京 2020 参画プログラムを実施している。  これは一定の条件を満たす組織・団体のアクションに対し、東京 2020 大会組織委員会として認 証・マークの付与を行うもので、2016 年秋から開始されている。認証されるとそのアクションに公認 マーク、プログラム名を使用することができ、「オリンピック・パラリンピック」等の文言の使用も可能と なる。  参画プログラムは図表 3-1 に示すように実施主体で区分され、「東京 2020 公認プログラム」(以下 「公認プログラム」という。)と「東京 2020 応援プログラム」(以下「応援プログラム」という。)とで構成 され、それぞれ異なるマークが付与される。参画プログラムはアクション&レガシープランに沿って、 スポーツ・健康からオールジャパン・世界への発信まで幅広い分野から構成される。 図表 3-1 東京 2020 参画プログラムの構成と分野 (出所:東京 2020 大会組織委員会) 図表 3-2 東京 2020 参画プログラムの展開イメージ

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 本県については、会場関連自治体である埼玉県、さいたま市、川越市、朝霞市、和光市、新座市 が公認プログラムの実施主体となる。その他の市町村や団体は、現時点では明確な条件等は示さ れていないが、2017 年度以降に応援プログラムの実施主体となることが想定されている。 3.1.2 取組の条件と対象イベント、取組主体  東京 2020 大会組織委員会は、対象となるアクションについて以下の審査基準・要件を設定してお り、申請されたアクションは総合的に審査され認証される。  審査基準には、公益性、非営利性といったものが含まれており、民間企業が直接担うことは想定さ れておらず、地方自治体、公益法人、非営利団体等がその担い手になる。  また、「目指すべきレガシーコンセプトとの一致」が掲げられている。「目指すべきレガシーコンセプ ト」は分野別にガイドラインが示されており、留意する必要がある。 図表 3-3 参画プログラムの審査基準・要件 (出所:東京2020 大会組織委員会)  公認プログラムは、実施主体が東京 2020 大会組織委員会に公認マークの付与を申請し、審査で 承認されればマークが使用出来る。応援プログラムも同様の手順となる見込みである。 図表 3-4 公認プログラムの申請手順 (出所:東京 2020 大会組織委員会)

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3.1.3 推進委員会としての取組のねらいと目標  参画プログラムとして認証を受け、マークが付与されると、その取組が東京 2020 オリンピック・パラリ ンピック競技大会とつながっていることが一目瞭然となり、県民の参加意欲も向上し、気運醸成に 大いに役立つ。  また、会場関連自治体に限らず、その他の市町村や公益法人、非営利団体等も参画プログラム (応援プログラム)に取り組めるため、県内における気運醸成の面的な広がりを期待することができ る。  更に参画プログラムは、スポーツ・健康、文化、まちづくりなど幅広いテーマで取り組むことができ、 様々な分野でレガシーに結び付けることが出来る。  推進委員会では、この参画プログラムが県内全域で実行され、県レベルで認証件数が全国一(都 を除く)になることを目指して計画的に取り組む。  また、認証事業が東京 2020 大会組織委員会のHPを通じて全国に発信される中で、内容的にも 他の自治体や団体のモデルとなるような取組を目指す。  これを「参画プログラム全国一運動」と称して、SAITAMA PRIDE の発揚の大きな旗印とする。 図表 3-5 参画プログラム全国一運動 3.2 参画プログラムによるレガシー創出 3.2.1 ビッグイベントを活用した未来遺産(レガシー)の創出  IOC(国際オリンピック委員会)は、オリンピック・パラリンピックが一過性のスポーツイベントではなく、 開催都市、開催国に未来への遺産(レガシー)を遺すものとなるよう、開催計画にレガシープラン の作成を義務付けている。参画プログラムはレガシー創出の一環として実施するものである。  同時に、わが国では東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会をはさんで、ラグビーワールド カップ 2019、関西ワールドマスターズゲームズ 2021 という 3 つの世界レベルの国際的スポーツイ ベントが開催され、2019 年から 2021 年にかけては“ゴールデンスポーツイヤーズ”ともいえる 3 年 間となる。参画プログラムはオリンピック・パラリンピックの取組であるが、スポーツ振興の視点では、 他の2つのイベントとの連携やイベントの活用も図ることとする。  特に、関西ワールドマスターズゲームズは予選無しに出場できる種目もあることから、地域のスポ ーツ振興の成果を地域チームでの国際大会参加といった形に結実させていくことも考えられる。  リオ 2016 オリンピック・パラリンピックでの日本選手の活躍によってもたらされた共感や高揚感は、 スポーツが大きな力を有していることを改めて示した。これらを生かすべく、埼玉県、全市町村、各

東京 2020 参画プログラム全国一運動の展開

オール埼玉で参画プログラムに取り組み、全国一を目指す オール埼玉の具現化 県民の参加意欲向上 様々な分野で レガシーの創出 公認プログラム (会場関連自治体) 応援プログラム (市町村・非営利団体)

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3.2.2 イベントからレガシーへの流れ  参画プログラムは取組(アクション)が認証対象であり、取組を成果(レガシー)に結びつけるために は、住民や関係者の関心を高め、参加を促す「トリガー事業」から、地域の課題解決・活性化を進 める「レガシー事業」に展開し、大会後に具体的な「成果(レガシー)」に結実させるというシナリオ が重要である。 図表 3-6 トリガー事業から成果(レガシー)を生み出す流れ 2019年RWC 2020年オリパラ 2021年関西WMG 大会やレガシーに関す る住民や関係者の認知 ・関心・参加を促す取組 大会 トリガー事業 レガシー事業 大会を契機に地域の課 題解決や活性化を進め る取組 成果(レガシー) 地域の課題解決 や活性化 住民の健康・ スポーツ活動 例 訪日外国人 観光 体験型イベント (例:タグラグビー、パラ リンピック競技) 活動支援・環境整備 (例:活動記録アプリ、パ ラ競技クラブ設立) 情報発信 (例:海外メディア案内、 事前キャンプ) 環境・体制整備 (例:資源磨き・ルート開 発、スポーツコミッション) スポーツ実施率up 健康寿命延伸 外国人観光客増 観光産業振興 (出所: 三菱総合研究所) ※ トリガー事業・・・・トリガーは「引きがね」を意味し、トリガー事業はきっかけとなる取組をさす。 3.2.3 関係者の巻き込み  取組(アクション)をレガシーに高めていくうえで関係者の協働(ここでは市民協働という)が欠かせ ない。市民が取組への関心、参加を出発点に、支援や企画へと参画度合いを高め、地域全体で 社会参画が拡大し、その成果として地域で人材が成長していく姿を追求する。大会後にレガシー として地域を担う人材が生まれることを目指す。 図表 3-7 市民協働による成果(レガシー)の創出へのステップ

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3.3 参画プログラムのテーマとアクション例  東京 2020 大会組織委員会はアクション&レガシーに掲げた8つのテーマについてそれぞれレガ シーコンセプトとそれに基づくアクション例を提示している。 3.3.1 スポーツ・健康  スポーツ・健康分野では、「スポーツの力でみんなが輝く社会」を共通とし、①誰もがスポーツを「す る、観る、支える」社会の実現、②アスリートが活躍する社会の実現、③パラリンピックを契機とした 共生社会の実現をレガシーコンセプトに以下のアクション例を挙げている。 ・スポーツ(運動)の力による健康づくりの推進 ・アスリートが競技以外でも活躍する社会の実現 ・障がい者スポーツのファン拡大や環境整備 など 3.3.2 街づくり  街づくり分野では、「21世紀の都市イニシアティブ」を共通とし、①ユニバーサル社会の実現・ユニ バーサルデザインに配慮した街づくり、②魅力的で創造性を育む都市空間、③都市の賢いマネジ メントをレガシーコンセプトに以下のアクション例を挙げている。 ・ユニバーサルデザインに配慮した街づくり ・日本各地の自然環境を活かした快適で賑わいのある街づくり ・ICT技術の活用やエネルギーマネジメントの応用などによる都市の賢いマネジメント ・安心・安全な都市の実現 など 3.3.3 持続可能性  持続可能性分野では、「日本型持続可能社会」を共通とし、①持続可能な低炭素・脱炭素都市の 実現、②持続可能な資源利用の実現、③水・緑・生物多様性に配慮した快適な都市環境の実現、 ④人権・労働慣行等に配慮した社会の実現をレガシーコンセプトに以下のアクション例を挙げてい る。 ・持続可能な低炭素都市の実現 ・持続可能な資源利用の実現 ・水・緑・生物多様性に配慮した快適な都市環境の実現 ・人権・労働慣行等に配慮した社会の実現 など 3.3.4 文化オリンピアード  文化オリンピアード分野では、①日本文化の再認識と継承・発展、②次世代育成と新たな文化芸 術の創造、③日本文化の世界への発信と国際交流、④全国展開によるあらゆる人の参加・交流と 地域の活性化をレガシーコンセプトに以下のアクション例を挙げている。 ・本物を体験し新たな魅力を発見 ・これまでにない文化芸術・新たな表現を創造 ・世界中の人たちと共同制作 ・和(WA)で世界が、地域が、皆がつながる など

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3.3.5 教育プログラム(愛称「ようい、ドン!」)  教育プログラム分野では、①オリンピック・パラリンピックやスポーツの価値の理解、②多様性に関 する理解、③主体的・積極的な参画をレガシーコンセプトに以下のアクション例を挙げている。 ・全国の小、中、高等学校等でオリンピック・パラリンピック教育を実施 ・オリンピック・パラリンピックやスポーツの価値、多様性等の理解促進 ・大学連携やスポンサーの協力等による参画促進 など 3.3.6 経済・テクノロジー  経済・テクノロジー分野では、「ジャパンブランドの復権」を共通とし、経済では①高性能な経済の 構築、②地方や中小企業、多様な人材等の底力の発揮、③高齢化先進国への挑戦。テクノロジ ーでは①映像や多言語対応等による感動の共有、②障がいや年齢、性別、国籍を超えた、人に 優しいバリアフリー(For All)、③防災・防犯・サイバーセキュリティ等における高信頼・高品質の安 全、④環境に優しい水素社会の構築をレガシーコンセプトに以下のアクション例を挙げている。 ・高性能な経済の構築、地方や中小企業等の底力の発揮、展示会を通じた魅力の発信 ・映像や多言語対応等による感動の共有、人に優しいバリアフリー技術の活用、防災・防犯等 における高信頼・高品質の安全、環境に優しい水素社会の構築 など 3.3.7 復興  復興分野では、「被災地復興への後押し」をレガシーコンセプトに以下のアクション例を挙げてい る。 ・大会が生み出すポジティブな影響を被災地復興の後押しに ・被災地の”現在”、そして”未来”を世界に展示 など 3.3.8 オールジャパン・世界への発信  オールジャパン・世界への発信分野では、①オールジャパンでの参画、②観光の活性化、③日本 の魅力等の世界への発信をレガシーコンセプトに以下のアクション例を挙げている。 ・全国の人びとが、日本の魅力、地域の魅力を発信し、世界とのつながりを強化 ・様々な連携のあり方を、アクションを通じて構築 など

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3.4 参画プログラムの拡大に向けた取組 3.4.1 会場関連自治体による公認プログラムの先行実施  公認プログラムの申請対象団体である会場関連自治体(県、会場市)は、幅広い分野で申請を行 い、認証件数を増やすとともにノウハウを蓄える必要があり、少なくとも全ての会場市は、2016 年度 内に1件以上の公認プログラムの申請を目指す。  また、推進委員会では、今後、より多くの県内市町村等が参画プログラムに取り組むための参考と なるよう県内外での認証事業の事例収集等を行う。 3.4.2 県内市町村や関係団体への周知  応援プログラムは、2017 年度以降に申請の受付が始まる予定であり、会場関連自治体以外の市町 村や公益法人、非営利団体等が対象となる。  推進委員会では、参画プログラム全国一運動をオール埼玉で推進するため、県内に幅広く制度内 容を周知するとともに、各団体における応援プログラムの取組を支援する。  特に、参画プログラムは、スポンサー制度による制約や認証の審査等があるため、難しく考えてしま いがちだが、県内で既に19件(2017年 3 月末時点)の認証を受けており、これら認証事例等を活用 しながら市町村職員向け、団体職員向けの説明会を県内各地で実施する。  各団体の期待される役割は図表 3-8 のように想定する。 図表 3-8 応援プログラムの主な事業主体と期待される役割 事業主体 期待される役割 会場関連自治体以外の市町村 ・応援プログラムの企画実施 ・公認プログラムの積極支援 スポーツ団体 ・応援プログラムの企画実施 ・公認プログラム、応援プログラムの積極支援 文化団体 経済団体 地元メディア ・公認プログラム、応援プログラムを取り上げ、県内外に紹介 (注:応援プログラムの詳細については今後の東京 2020 大会組織委員会の方針決定による) 3.4.3 参画プログラムに関する補助金等の活用  参画プログラムの認証は取組(アクション)に対して付与される。対象テーマは広範であり、各団体 が取り組んでいる既存のイベント等も内容・規模の向上を目指すことなどで認証対象となる可能性 がある。一方、新たなレガシーの創出を目指して、前述したトリガー事業として取り組む場合など、 財政的なインセンティブがあれば取組の気運がより一層高まることになる。  こうしたことから、参画プログラムの認証事業の実施に向けては様々な補助金等の活用が考えら れる。ただし、プログラムの認証を条件とした補助制度は無いため、各種補助金制度の目的を踏 まえつつ、制度の担当者と十分な協議等を行う必要がある。

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16 図表 3-9 平成28年度の補助金の例 事業名 概要 スポーツ振興くじ助成金交付対象事 業のうち地域スポーツ活動助成事業 (日本スポーツ振興センター(JSC)) 地方公共団体が地域住民等を対象に、スポーツへの参加とその継続を促進するために行う事業に対 して助成することにより、地域のスポーツ活動の活性化を図ることを目的とする。 内容は、①スポーツ教室、スポーツ大会等の開催、②スポーツ指導者の養成・活用、③スポーツ情報 の提供などで、1件当たり①は 75 万円以上、②③は 40 万円以上で助成率は 4/5。 スポーツ振興くじ助成金交付対象事 業のうちスポーツ団体スポーツ活動助 成事業 (日本スポーツ振興センター(JSC)) スポーツ団体がスポーツの振興のために行う事業に対して助成することにより、生涯にわたる豊かなスポ ーツライフのための環境づくりと、競技水準の向上を図ることを目的とする。 対象は、県体育協会や非営利法人であるスポーツ団体で、内容は、①スポーツ教室、スポーツ大会 等の開催、②スポーツ指導者の養成・活用、③スポーツ情報の提供などで、1件当たり①は 75 万円 以上、②③は 40 万円以上で助成率は 4/5。 ふるさと創造資金 (市町村による提案・実施) 県重点政策連動事業(埼玉県) 東京オリンピック・パラリンピックを契機として実施するソフト事業を中心とする地域活性化事業。 補助率は1/2以内(ただし、前年度普通交付税不交付団体は1/3以内)。補助期間は3年度以 内(2020 年度まで)で、1事業あたりの補助上限額は補助期間を通して 5,000 万円。補助下限額は 市で 100 万円、町村で 50 万円。 3.4.4 取組の見える化  参画プログラム全国一運動においては、オール埼玉で参画プログラムに取り組むことが重要であ る。そのため、各市町村や団体等でどのような取組が行われているか、行われようとしているかを、 「見える化」して推進することとする。  図表 3-10 はそのイメージであり、推進委員会では、各市町村等の取組をすぐに閲覧できるような サイトを設置する。  スポーツ体験などスポーツ関連のプログラムも多くなることが想定され、各競技団体は協力支援を 行う体勢を整える。  この情報を一元化することで、地元メディアによる取材やメディア上での拡散に有効な情報として 活用できる。 図表 3-10 市町村等による参画プログラムの「見える化」イメージ いつ 市町村 どこで こんなプログラム *月**日 A市 &&&小学校 スポーツ体験 *月##日 B市 &&&中学校 文化教室 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ¥月##日 M町 *コミュニティセンター スポーツ体験 ・・・・ A市 ・・・・ ・・・・ ・・・・ L町 ・・・・ ・・・・ &月##日 C町 **体育館 スポーツ体験 ・・・・ N町 ・・・・ ・・・・ ・・・・ K市 ・・・・ ・・・・ いつ *月**日(*) 13:30-17:00 どこで  **体育館 こんなこと ボッチャ体験教室 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アピール ぜひご参加ください

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3.5 参画プログラム全国一運動の推進体制と推進スケジュール 3.5.1 気運醸成部会事務局の役割 参画プログラム件数で全国一を目指すため、気運醸成部会事務局は以下の役割を担う。 ・県庁内における参画プログラムの認証の推進 ・市町村や団体に対する制度の周知や取組支援 ・参画プログラム認証件数の管理及びPR ・大会組織委員会との連絡調整 3.5.2 推進スケジュールと参画プログラムの認証数の目安  参画プログラム(公認プログラム、応援プログラム)の推進スケジュールを図表 3-11 に示す。  認証数で全国一(都を除く)を目指すが、全国の認証数は大会組織委員会や全国自治体、スポン サー企業、各種非営利団体の取組によって決まってくる。ロンドン大会の文化プログラムで 「Inspire プログラム」として公式認証されたのは 2,713 件であった。東京大会は大幅に増加する可 能性もあり、全体件数を 10,000 件と想定し、そのうちの 10%を占めれば県レベルで全国一になる と想定して、1,000 件を目安として設定する。  参画プログラムの目標数値は毎年見直しを行い、更新するものとする。  なお、内閣官房では文化プログラム「beyond2020」が別途推進されており、今後の認証状況を見な がら本運動に加えるなどの対応を行う。 図表 3-11 参画プログラム全国一運動の行程 大項目 中項目 小項目 2018 2019 2020 県 会場市 事前説明会 その他市町村 非営利団体 単年度 300 400 150 累計 450 850 1,000 20 130 20 参画プログラム認証数の目安(件数) 参画プログラム 公認プログラム 応援プログラム 150 実施事項 年    度 2016 2017 (注:認証数については大会組織委員会の認証方針によって大きな変動が起きるため、毎年、見直しが必要)

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4. SAITAMA PRIDE アンバサダー

4.1 SAITAMA PRIDE アンバサダーを未来遺産(レガシー)に 4.1.1 SAITAMA PRIDE アンバサダー認定  推進委員会では、東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とラグビーワールドカ ップ 2019 の県内での開催をより多くの方々に伝えていただくことを目的として、県民全員 を対象に、下記の要件を満たした方を『SAITAMA PRIDE アンバサダー』として推進委員会 から認定証を授与する取組を開始し、2020 年までの企画として実施する。 ① 東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とラグビーワールドカップ 2019 に おける県内開催競技と会場を認知する。 ② 東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とラグビーワールドカップ 2019 が 埼玉県で開催されることを出来るだけ多くの人に伝えることを約束する。 図表 4-1 SAITAMA PRIDE アンバサダー認定証(表/裏)  推進基本計画では、「両大会の県内開催競技や競技会場を知らない県民が1人もいなくな る」ことを掲げており、アンバサダーはその取組の中核的役割を果たすことが期待されて いる。 図表 4-2 SAITAMA PRIDE アンバサダーから県民へ 埼玉で6つも競技が! 開催競技は、・・・・・。 会場は、・・・・・。

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4.1.2 アンバサダー認定目標  アンバサダー認定の要件に、「出来るだけ多くの人に県内開催競技のことを話す(伝える)こと」があ る。一人のアンバサダーから仮に 50 人に情報が伝われば、70,000 人のアンバサダーで 350 万人、 すなわち県の全人口(2016 年 7 月 1 日現在 7,279,035 人)の 50%をカバーできることになる。  話題の広がりとして、アンバサダーから話を聞いた方が、いわば他の 1 人に話をすれば、県の総人口 はカバーできる。  「県内開催を知らない県民が一人もいなくなる」目標に近づけるために、ひとつの目安として 70,000 人のアンバサダーを認定する。 図表 4-3 70,000 人のアンバサダーから全県の人々への伝達イメージ アンバサダー認定 〔70,000人〕 50人/アンバサダー 1人/第2アンバサダー 7,000,000人 (県総人口相当) 第2アンバサダー 〔3,500,000人〕 (県総人口の50%) 4.1.3 アンバサダー認定の進め方  アンバサダー認定は、現在、以下の機会を中心に認定を進めており、2017 年 3 月末時点で 7,600 人超となっている。 ① 周年イベント等 ② 競技体験キャラバン等 ③ 各種イベントにおけるPRブース出展  今後は、気運醸成部会の構成団体や市町村等に認定権限を委任し、組織内や団体が主催する 各種イベント等を通して広範に認定を進める。  また、会場関連自治体を中心に、各団体で様々な取組が行われることが想定されることから、その 機会を積極的に活用する。 ・ 文化プログラム事業などオリンピック・パラリンピックに関連したイベント ・ オリンピック・パラリンピックに向けた計画作り、各種研修会、説明会 など

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20 図表 4-4 アンバサダー認定の取組と認定数の目安 図表 4-5 年次別アンバサダー認定数の目安 認定数(上段:当該年、下段:累計) 認定数目安 (人) 2016 2017 2018 2019 2020 ① 周年イベント等 1000 1500 1500 2000 1000

7,000

1000 2500 4000 6000 7000 ② 競技体験キャラバン等 500 1000 1000 1500

4,000

500 1500 2500 4000 4000 ③ PRブース出展 5000 6000 7000 7000 1000

26,000

5000 11000 18000 25000 26000 ④ その他 15000 7000 10000 1000

33,000

15000 22000 32000 33000 合 計 6500 23500 16500 20500 3000

70,000

6500 30000 46500 67000 70000 4.2 アンバサダーの成長と活躍 4.2.1 アンバサダーの活躍の場の発展 ~ 広報大使からボランティア等へ ~  アンバサダーは東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会とラグビーワールドカッ プ 2019 の県内開催を周りの人に伝える“広報大使”が現在の役割である。同時に、アンバ サダーは県内開催を自分事として認識し、各種イベントへの参加や大会のボランティアと して育っていくことを期待する。 4.2.2 広報大使としての活躍支援  アンバサダーに「たくさんの人に伝える」という広報大使としての役割を発揮してもらうために、アン バサダーの自主性に依拠しつつ、周年イベント等では、アンバサダーの活動を鼓舞するような企 画の検討を行うなど、モチベーションを高める取組を行う。  広報大使に活用してもらうオリンピック・パラリンピックの新しい情報は埼玉県オリンピック・パラリン ピック特設サイトやこのサイトとリンクする Facebook などで提供する。このため、アンバサダーには Facebook などへの登録を推奨し、Facebook 経由で情報を受け取ってもらえるようにする。  アンバサダー認定証には埼玉県オリンピック・パラリンピック特設サイトの QR コードを 付加し、QR コードの読み取りから特設サイト及び Facebook へと誘導する。 取組の柱 内 容 1回当たり認定数 将来認定数 (人) ① 周年イベント等 周年イベント等の大規模イベント 数百人

7,000

② 競技体験キャラバン等 学校訪問による競技体験等 数十人~数百人

4,000

③ PRブース出展 各種イベントでのPRブース出展 数百人

26,000

④ その他 認定権限委任や様々な機会の活用

33,000

合 計

70,000

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4.2.3 ボランティア登録に向けた支援  東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会やラグビーワールドカップ 2019 は、多数のボランテ ィアを必要とする。ボランティアは会場内や会場周辺で大会の運営に直接関わる大会ボランティア と交通ターミナルや会場までの通路、観光地などで各種サポートを行う都市ボランティアで構成さ れ、ラグビーワールドカップ 2019 は 2018 年春頃、東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会 は 2018 年夏頃に募集が開始される予定である。  ボランティアの確保は大会の成功に大きく影響する要素であり、募集自体が大きな取組となる。こ のとき、大会の成功に貢献したいと考える人々の集まりであるアンバサダーにボランティア登録を 呼びかけることができれば、大きな効果があると考えられる。  一方、アンバサダーの方々はボランティアの活動に参加することでさらに多様な経験をつみ、成長 の機会を得ることができる。  そのため、ボランティア関連状況についても、埼玉県オリンピック・パラリンピック特設サイトやこの サイトとリンクする Facebook などで積極的に情報提供を行う。 4.3 スペシャルアンバサダー制度の運用 4.3.1 スペシャルアンバサダー制度の枠組み  アンバサダーのシンボル的な存在として「スペシャルアンバサダー」の委嘱を進める。スペシャルア ンバサダーはアンバサダーのお手本であり、スペシャルアンバサダーの存在がアンバサダーの増 加につながることを期待する。  スペシャルアンバサダーは県内開催競技を中心に、国内外での顕著な活動実績と本県との関わり を有し、本県の魅力を発信していただける方を中心に選定を進める。候補の基準例として、リオ五 輪のメダリスト、本県開催競技のトップ選手などが想定され、幅広く候補者をリストアップし、委嘱す る。  また、情報発信力、気運醸成へのインパクトという視点で、埼玉県出身の各界著名人、マスメディ ア関係者なども候補として考えられる。 4.3.2 スペシャルアンバサダーの活動メニュー  スペシャルアンバサダーの活動メニューは以下が想定される。活動の具体的内容や条件は、対象 者の経歴や所属等の条件を考慮して適切に設定し、かつ効果的に推進する。 ① 県主催イベントへのゲストスピーカーとしての出演、スポーツ体験イベントでの指導など、周 年イベントや競技体験キャラバン等へのゲスト出演を想定する。 ② SAITAMA PRIDE アンバサダーへのメッセージ発信 アンバサダーへメッセージを発信し、アンバサダーの活動を鼓舞していただく。アンバサダー から見れば、アンバサダー向けの著名人からのメッセージは、広報大使としての活動の動機 付けとなることが想定される。 4.3.3 スペシャルアンバサダー制度の留意点  スペシャルアンバサダーと県とは互恵の関係を築く。スペシャルアンバサダーに県や開催競技の PR をお願いすると同時に、県は様々な機会をとらえてスペシャルアンバサダーの応援を行う。その 関係構築と維持をレガシーとする。

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22 4.4 アンバサダー制度推進体制 4.4.1 気運醸成部会事務局の役割  気運醸成部会事務局は、以下の役割・機能を持つ。 ・アンバサダーの認定(拡大)計画・実施 ・アンバサダーの諸活動に関する企画・実行、対外折衝、支援 ・アンバサダー向けの情報の発信 ・スペシャルアンバサダーの委嘱関連業務 ・スペシャルアンバサダーの活動に関する企画・要請・支援

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5. ラグビーワールドカップ 2019 の気運醸成に向けた計画

ラグビーワールドカップ2019 に向けては、前述の SAITAMA PRIDE イベントや東京 2020 参画プログラム全国一運動、SAITAMA PRIDE アンバサダーなどの取組に加え、気運醸成に 向けた計画として以下の取組を行う。 5.1 取組の視点  視点1: 埼玉県はラグビーワールドカップ 2019 の全国 12 会場のひとつ熊谷ラグビー場を擁して おり、十分な観客の獲得による熊谷ラグビー場開催試合の成功を核として、ラグビーワールドカッ プ 2019 の成功に貢献する。  視点2: ラグビーワールドカップ 2019 はオリンピック・パラリンピック東京大会に先行して開催され ることから、取組はオリンピック・パラリンピック東京大会のお手本として位置付ける。この視点から、 オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた取組との連携を重視する。  視点3: 開催都市(県を含む)における準備事項はラグビーワールドカップ 2019 組織委員会によ って詳細化され、開催都市への要請の形で示されている。組織委員会と十分な連携を保ちつつ 準備を進める。同時に県市独自の取組も行い、相乗効果を生み出す。この際、推進委員会のラグ ビーアンバサダーとの連携を重視する。  視点4: 多くの観客を獲得するために、ファンの裾野の拡大を図りつつ、チケットの完売という目 標を実現させて行くことを並行して実施する。  視点5: 大会終了後においても熊谷ラグビー場を満席にする試合等の誘致ができるよう、継続し た集客につながる取組を実施する。 5.2 気運醸成のプロセスと取組の柱 5.2.1 気運醸成のターゲットとアプローチ方法  ラグビーワールドカップ 2019 組織委員会はラグビーファンの開拓に向け、ターゲットを図表 5-1 に 示すようにコアファン、ライトファン/スポーツファン、一般層に区分し、コアファンは日本ラグビー 協会が中心になって開拓し、開催自治体はライトファン/スポーツファン、一般層を中心に開拓す ることを想定している。 図表 5-1 ラグビーファンの開拓に向けたターゲット ターゲット 定 義 主たる開拓担当 ① コアファン トップリーグ等、スタジアムに頻繁 に足を運び観戦する人 日本ラグビー協会 ② ライトファン/スポーツファン ・ラグビーの TV 観戦を行うほか、 時々スタジアム観戦する人 ・スポーツを有料観戦する人 開催自治体 ③ 一般層 上記以外 開催自治体 (出所: ラグビーワールドカップ 2019 組織委員会資料をもとに作成)  2019 年の熊谷ラグビー場は前述のラグビーファンとともに、地元開催を盛り上げようとする方々が 重要な観客候補となる。地元熊谷市を中心とする県内の様々な関係者である。この方々への働き かけも県市の独自の取組として進める。

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24 5.2.2 気運醸成の取組の柱  ラグビーワールドカップ 2019 の気運醸成に向けた取組の柱を図表 5-2 のように設定する。イベン ト・広報は全体としての気運醸成を目指し、普及啓発は主にライトファン/スポーツファン・一般層 向けの取組であり、開催都市・会場プロモーションは埼玉県及び熊谷市と熊谷ラグビー場への関 心の開拓である。これらの成果を、チケット販売に結実させて行く。 図表 5-2 2019 年熊谷ラグビー場の観客増に向けた取組の柱 5.3 取組内容 5.3.1 イベント、広報  ラグビーワールドカップ 2019 開催まですでに残り3年を切っており、2 年前記念イベントを成功させ るとともに、県内外の集客イベント等にラグビーPR ブースを出展するなど、積極的な広報活動を展 開する。日本代表戦のパブリックビューイングなど、一般の方が参加しやすい形態のイベントも行 う。  推進委員会では大会開催の広報活動に協力いただくため、日本代表のホラニ龍コリニアシ選手、 元日本代表の堀越正己氏、ラトゥウィリアム 志南利氏の 3 名の埼玉県ゆかりのレジェンドたちに、 埼玉ラグビーアンバサダーを委嘱している。これらアンバサダーとの連携による気運醸成活動を行 っていく。 5.3.2 普及啓発活動  一般層を対象に、ラグビーに触れる機会を多く作り出す。特に学校教育との連携など子どもを対 象としたメニューを重点的に検討する。子どもが関心を持つことで、親や祖父母がスタジアムに足 を運ぶ効果があり、裾野の拡大が期待できる。  小中高校生向け体験教室等によるラグビーの普及メニューは図表 5-3 のとおりである。 図表 5-3 小中高校生向け体験教室等によるラグビーの普及メニュー <小中高校生向け体験教室等による普及> ○小中高校生向け体験教室 県内ラグビースクール等と連携し、県内各地で開催 ○放課後ラグビープログラム拠点整備 県内大学等と連携して平日の放課後にラグビーができる環境を整備し、中学生等の競技者拡大を図る。 柱1:イベント、広報 柱2:普及啓発 柱3:開催都市・会場プロモーション 柱4:サポーターズクラブとチケット販売

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 7 人制ラグビーがオリンピックに採用されたことで、従来のファンの枠を超えてラグビーへの関心が 高まっている。ファンの裾野拡大の好機もある。「タグラグビー」の普及も同様の効果を生んでいる。 「タグラグビー」などを活用してラグビーの魅力や楽しさを知ってもらい、小・中学生年代をはじめ、 幅広い層へラグビーの普及・拡大を図る。 図表 5-4 「タグラグビー」 によるラグビーの普及活動  また、一般企業の運動会や社員レクレーション、自治会の地域イベント等への普及支援を行って いく。  このほかに、海外プロコーチによるラグビー指導者クリニックを実施することにより、埼玉県内のラグ ビーチームの強化を図り、全国大会で活躍する県内チームを応援するファンを増やしていける環 境の醸成を促進する。 5.3.3 熊谷ラグビー場における有料ラグビー試合数及び観客の増加  ラグビーワールドカップ 2019 の気運醸成を図るとともに、大会チケットの完売を目指すため、熊谷 ラグビー場における有料ラグビー試合数及び観客の増加を図る取組を行う。  具体的には、日本代表戦、スーパーラグビー戦、トップリーグ戦のほか、トップリーグチームと海外 強豪チームとのトップレベルの試合等を積極的に誘致・開催し、ラグビーの醍醐味を伝える中でフ ァンの拡大を図るとともに、熊谷ラグビー場の魅力を知ってもらい、ラグビーワールドカップ 2019 の 熊谷会場のチケット完売につなげていく。 < 「タグラグビー」 による普及 >

タグラグビーエデュケーターを養成 小学校の先生方に指導方法を教える 指導者を養成する講習会を開催 ○タグラグビーティーチャーを養成 夏休みを中心に小学校の先生方を対 象とした講習会を開催 ○小学校でモデル授業を実施 希望校でタグラグビーのモデル授業を実施 県内全小学校へ普及 ※タグラグビーとは タックル等の激しい身体接触をなくしたラグビーで、運動が苦手な子供たち、 学年や性別を問わず誰でも活躍できて安全に楽しむことができるボールゲーム

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26 5.3.4 開催都市・会場プロモーション  平成 29 年秋にはラグビーワールドカップ 2019 の熊谷ラグビー場での対戦カードが発表され、翌春 にはチケットの先行販売が開始される予定である。  それまでの気運醸成事業によりラグビーに関心を持っていただいた方に最終的に熊谷ラグビー場 に足を運んでいただくために、開催都市と会場の積極的なプロモーションを行う。また、プロモーシ ョンをきっかけにラグビーに関心を持っていただき、来場いただくことも期待する。  このため、各種の広報的プロモーションに加え、熊谷ラグビー場でラグビーを観戦するコアファン や、試合運営ボランティアを育てるような取組も行う。 5.3.5 サポーターズクラブとチケット販売  ラグビーワールドカップ 2019 組織委員会は平成 28 年 9 月 20 日の開催 3 年前にあわせて大会公 式サポーターズクラブ(以下「サポーターズクラブ」という。)を開設した。ラグビーファンの多数の加 入を得て、潜在的な大会チケット購買層の拡大を図るものである。目標は全国で 40 万人とされてい る。  サポーターズクラブは開催自治体を中心に組織化されることが期待されており、熊谷市、埼玉県も 要請を受けている。開催自治体のファン開拓対象がライトファン/スポーツファンや一般層であるこ とから、推進委員会では地元熊谷市民、埼玉県民を中心にサポーターズクラブの加入を勧めてい く。 5.3.6 大会レガシーの創出  ラグビーワールドカップ 2019 においては、大会の開催を通じて創り上げる資産を将来に生 かすために組織委員会等が行う活動(レガシープログラム)を開催自治体が支援することと されている。  また、開催都市独自の活動も求められるが、大規模改修される熊谷ラグビー場においては、 これを満席にする試合等の誘致ができるよう、継続した集客につながる取組を今から実施し ていく必要がある。  そのため、例えば、「スタジアム・アリーナ改革指針」(平成 28 年 11 月 16 日スポーツ庁策 定)等も参考にしながら、改修される熊谷ラグビー場を核として新たな価値を地域にもたら すビジョンを検討し、トップリーグチームやその所属企業、各種団体や個人との共同活動を 通じて「ラグビータウン熊谷」をさらに発展させるような取組を行う。

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6. 推進体制・ロードマップ

6.1 推進体制  気運醸成の推進に関しては、推進委員会気運醸成部会のもと、気運醸成の3つの取組を関係機 関と連携して取り組むこととする。  気運醸成部会事務局は各取組の連携・調整を行うと同時に、気運醸成の KPI の管理を行い、 PDCA サイクルの要となる。 図表 6-1 気運醸成の推進 6.2 気運醸成の目標と計測 6.2.1 3つの目標(KPI)設定  気運醸成では、アンバサダー認定数、県内での参画プログラム認証数、県民の大会認知度の3指 標を目標(KPI)に設定し、継続的に計測する。計測結果は事業全体の進捗管理に反映し、各種取 組の内容を変更するなど、PDCA サイクルをまわす。 図表 6-2 気運醸成に関する3つの目標値(KPI) 2018 2019 2020 46,500 67,000 70,000 450 850 1,000 60% 80% 100% 年    度 2016 2017 30,000 6,500 アンバサダー累計認定数(人数) 20 150 40% 50% 参画プログラム認証数(件数) 県民の大会認知度(県政世論調査) 目標値(KPI)  アンバサダーの認定数は、「両大会の県内開催」を県内に広く伝達し、認知度を高める気運醸成 の起点ともいえる指標となる。認定証(カード)の発行数を目標値(KPI)として集約する。  参画プログラムの認証数は、行政を中心とする各地域の取組意識が受動から能動へと変化してい く状況を反映するものであり、全県での取組の広がりを把握するうえでも重要な指標となる。県内の 認証件数を推進委員会が集約し、一元化して進捗を計測する。  県民の大会認知度は、基本計画で掲げた「両大会の県内開催競技や競技会場を知らない県民が 1人もいなくなる」ことを実現するための計測指標である。県民の認知度は前述のアンバサダーの 活動や参画プログラムの実施によって高まっていくものでもあり、諸活動の成果の総合的な評価指 標ともいえる。既存の制度である埼玉県政世論調査によって計測する。  上記3指標のうち、アンバサダー認定数、参画プログラム認証数は気運醸成に向けたアウトプット 指標であり、県民の大会認知度はアウトカム指標と位置付ける。 推進委員会 気運醸成部会 (事務局) 東京2020 参画プログラム全国一運動 SAITAMA PRIDE アンバサダー SAITAMA PRIDE イベント

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28 6.3 各団体の参加イメージ

 オール埼玉体制の実現にあたっては、各団体がそれぞれの条件を生かして活動に参加していくこ とが求められる。図表 6-3 に SAITAMA PRIDE イベント、参画プログラム日本一運動、SAITAMA PRIDE アンバサダーという、気運醸成の3本柱に対応するの各団体の参加イメージを示す。 図表 6-3 オール埼玉体制の実現を目指す各団体の参加イメージ 大区分 中区分 SAITAMA PRIDEイベント 参画プログラム 日本一運動 SAITAMA PRIDE アンバサダー 会場関連自治体 ・周年イベント開催 ・スポーツ体験キャラバンを先 行実施 ・公認プログラムを企画実施 ・公認プログラムに参加・支 援呼びかけ ・知名度向上 ・スポーツ振興 ・観光振興、経済活性化 ・人材育成、他 その他市町村 ・スポーツ体験キャラバン積極 的受け入れ ・応援プログラムの取組  (文化プログラムを含む) ・応援プログラムに参加・支 援呼びかけ ・スポーツ振興 ・観光振興、経済活性化 ・人材育成、他 開催競技団体 ・スポーツ体験イベントを積極 的に支援 ・応援プログラムとして、スポー ツ体験イベントを企画・実行 (2017年度以降) ・応援プログラムに参加・支 援呼びかけ ・競技人口増大 ・スポーツ振興 ・人材育成 ・団体組織強化 その他 スポーツ団体 ・スポーツ体験イベントを積極 的に支援 ・応援プログラムとして、スポー ツ体験イベントを企画・実行 (2017年度以降) ・応援プログラムに参加・支 援呼びかけ ・競技人口増大 ・スポーツ振興 ・人材育成 ・団体組織強化 商工観光関係 商工会議所 商工会 観光協会など ・周年イベントに連携したキャ ンペーン実施 ・応援プログラムを企画・実行 ・市町村・スポーツ団体の取組 に連携 ・応援プログラムに参加・支 援呼びかけ ・観光振興、経済活性化 ・人材育成、他 ・イベントPR ・市町村の参画プログラムを取 材・掲載 ・アンバサダーの活躍を取 材・掲載 大会後に残すレガシー マスメディア 自治体 スポーツ団体 気運醸成の3本柱の取組への積極的かかわり(例) 対象(団体) 6.4 ロードマップ  埼玉県における主要な取組の計画を踏まえ気運醸成計画のロードマップを図表 6-4 に示す とともに、両大会のロードマップを図表6-5、6-6 に示す。 図表 6-4 気運醸成実施ロードマップ 図表 6-5 東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会

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図表 6-6 ラグビーワールドカップ 2019 2015 2017 2018 2021~ 大会運営 アクション& レガシー プラン スポーツ・健康 街づくり・持続可能性 文化・教育 経済・テクノロジー 復興・オールジャパン ・世界への発信 (出所:組織委員会資料から抜粋して作成) 主な行事 開会式、聖火リレー等 大会ブランド、チケット販売 大会ボランティア 2020 フェーズ 計画立案フェーズ(リオ大会前) 計画立案フェーズ(リオ大会後) 実践準備 2016 解散・レガシー テストイベント⇒ 2019 リオ大会 平昌大会 東京大会 リオ大会引継ぎ式 聖火リレールート発表 聖火リレー 閉会 大会エンブレム発表 大会マスコット発表 チケット販売開始 募集プロセス発表・採用手続き・ オ リ ン ピ ッ ク ・ パ ラ リ ン ピ ッ ク 大 会 運 アクション&レガシープラン 策定 各年ごとにプラン更新 各種アクションの実施 開催都市発表 2015 2016 2017 2018 2020~ 主な行事 大会運営関連 チームキャンプ チケット販売 大会ボランティア (出所:組織委員会資料をもとに作成) 2019 イングランド 大 会 開幕1年前 イベント RWC2019本大会 (9月~10月) チケット概要発表・販売開始 ボランティア概要発表 ・募集開始 公認チームキャンプ 候補地選定 組合せ抽選会 試合日程発表

図表  6-6  ラグビーワールドカップ 2019 201520172018 2021~大会運営アクション&レガシープランスポーツ・健康街づくり・持続可能性文化・教育経済・テクノロジー復興・オールジャパン・世界への発信(出所:組織委員会資料から抜粋して作成)主な行事開会式、聖火リレー等大会ブランド、チケット販売大会ボランティア2020フェーズ計画立案フェーズ(リオ大会前)計画立案フェーズ実践準備(リオ大会後)2016 解散・レガシーテストイベント⇒2019リオ大会平昌大会東京大会リオ大会引継ぎ式聖火リレール

参照

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