被扶養認定 こんなとき（必要書類一例）
被扶養認定の際に必要な書類の一例を掲載しております。 ご提出頂いた書類で判断できない場合は追加での資料提出をお願いすることもあります。 ～目次～ Ⅰ 子供を扶養に入れたいとき・・・・・・２ Ⅱ 配偶者を扶養に入れたいとき・・・・・・３ Ⅲ 自分の親（または祖父母）を扶養に入れたいとき・・・・・・４ Ⅳ 孫を扶養に入れたいとき・・・・・・５ Ⅴ 兄弟姉妹を扶養に入れたいとき・・・・・・６ Ⅵ 配偶者の親（または配偶者の祖父母）を扶養に入れたいとき 【同居のみ】・・・・・・７ Ⅶ 確定申告書を提出する方へ・・・・・・８ ～各種書類の入手先～ 被扶養者（異動）届 健康保険組合ホームページ 申請書一覧に掲示 被扶養者申請書 健康保険組合ホームページ 申請書一覧に掲示 住民票 市区町村 原本（世帯全員・続柄記載） 戸籍謄本（抄本） 市区町村 原本（本籍地は黒塗） 課税/非課税証明書 市区町村 原本、文章の非課税証明は不可 在学証明書 就学先 原本 給与明細書 勤務先 写し（3ヶ月分） 離職票Ⅰ・Ⅱ 前勤務先 原本 雇用保険受給資格者証 ハローワーク 写し（表裏両面） 雇用保険受給延長通知書 ハローワーク 写し 年金通知書 年金事務所 写し（年金額改定通知書など） 確定申告書 税務署 写し（収支内訳書も必要） 「Ⅶ 確定申告書を提出する方へ（８ページ）」をご確認下さい 送金額を証明する書類 銀行（預金通帳・振込明細書） 写し（6ヶ月分） 被保険者名・相手先の氏名・金額・日付が記載されていること。手渡し不可。 ※書類はすべて最新のものであること。また原本の必要な公的書類は3ヶ月以内に発行されたものであること。 ～ここを見ています～ 被扶養者認定においては、「被保険者（本人）がその家族の生計を維持していること」と「継続的に扶養する能力があること」 「扶養の必要性」等について公平かつ総合的に判断しております。そのため世帯構成や年収、家計の状況を証明する書類を ご提出頂いております。 扶養資格のない方を被扶養者として認定すると、皆様から納めて頂いている大切な保険料を無資格の方の給付に使用すること になり、また当健保が国に治める納付金の額が増え、結果的には被保険者全員へ損害を与えることに繋がります。 なお一度、被扶養者として認定された後も、当健保では毎年現況調査を行いますので、条件に該当されない被扶養者の方は 認定の取消となる場合がございます。 厳正かつ公平な認定に、ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。 被扶養者として認められる範囲は、法律や厚生労働省からの通達等により定められております。 ●被扶養者の年収は年間130万円未満であること （月間 10万8333円未満）。 収入には給与（交通費含）・年金・失業保険等も含む。自営業の場合経費として算定されない科目もあります。 （ただし被扶養者が60歳以上または障害年金を受給されている場合は年間180万円未満） （両親ともに扶養する場合は年収・年齢により限度額が細分化されています） ●別居している場合、毎月1回以上、1人につき5万円以上を金融機関を経由して送金していること。 また別居している被扶養者の収入は被保険者からの仕送り額よりも少ないこと。 ●被扶養者が、他に扶養できる余力のある人と同居していないこと。 チェックポイントの一例Ⅰ子供を扶養に入れたいとき １．子供が生まれた □被扶養者(異動)届 ２．義務教育就学以下（中学校3年生以下）の子供を新しく扶養に入れたい（出生以外の理由で） □被扶養者(異動)届 □住民票 原本（世帯全員記載 ・ 続柄記載のもの） ※住民票で続柄等が判断できない時は戸籍謄本（抄本） ３．義務教育修了（中学校卒業後）で、学校に就学中の子供を新しく扶養に入れたい □被扶養者(異動)届 □被扶養者申請書 □住民票 原本（世帯全員記載 ・ 続柄記載のもの） ※住民票で続柄等が判断できない時は戸籍謄本（抄本） □在学証明書 原本 ４．義務教育修了（中学校卒業後）で、就学していない子供を新しく扶養に入れたい □被扶養者(異動)届 □被扶養者申請書 □住民票 原本（世帯全員記載 ・ 続柄記載のもの） ※住民票で続柄等が判断できない時は戸籍謄本（抄本） □課税/非課税証明書 □別居している場合…送金額を証明する書類の写し 直近6ヶ月分 ※被保険者名、相手先の氏名、金額、日付が記載された預金通帳や振込明細の写し。手渡し不可。 ※別居の理由が被保険者の会社都合による単身赴任の場合は、送金額を証明する書類は不要。 □その他、状況に応じて以下の書類が必要です。 ◆現在働いている子の場合 給与明細書の写し 連続3ヶ月分（最近入社したばかりの場合は今ある分を提出し、後日追加提出） ◆働いていたが退職した子の場合 ①失業給付 受給中 失業給付の受給中は原則として扶養に入ることはできません（基本手当日額が3,612円未満のみ） ②失業給付 受給が終了した 雇用保険受給資格者証 表裏の写し （受給終了印があること） ③失業給付受給しない・加入期間不足で受給できない 離職票Ⅰ・Ⅱの原本 ④失業給付 受給延長をする 雇用保険受給延長通知書 表裏の写し ◆年金を受給している子の場合 年金通知書の写し（直近の年金額改定通知書、年金振込通知書 など） ◆給与・年金以外の収入がある子の場合 （自営業・不動産収入・農業など） 確定申告書の写し 確定申告書添付の収支内訳書 ※８ページ参照のこと
Ⅱ配偶者を扶養に入れたいとき 基本書類【配偶者】の他、配偶者の状況によって提出書類が異なります。 例えば現在働いていて、かつ年金も受給している場合は「基本書類【配偶者】＋２＋４」の書類が必要となります。 基本書類【配偶者】 □被扶養者(異動)届 □被扶養者申請書 □住民票 原本（世帯全員記載 ・ 続柄記載のもの） ※住民票で続柄等が判断できない時は戸籍謄本（抄本） □課税/非課税証明書 １．今まで働いていない配偶者 基本書類【配偶者】のみ（被扶養者申請書にて今までの健康保険加入状況を記入） ２．現在働いている配偶者（パート・アルバイトも含む） 基本書類【配偶者】 給与明細書の写し 連続3ヶ月分（最近入社したばかりの場合は今ある分を提出し、後日追加提出） ３．働いていたが退職した配偶者 3-1失業給付 受給中 失業給付の受給中は原則として扶養に入ることはできません（基本手当日額が3,612円未満のみ） 3-2失業給付 受給が終了した 基本書類【配偶者】 雇用保険受給資格者証 表裏の写し （受給終了印があること） 3-3失業給付受給しない・加入期間不足で受給できない 基本書類【配偶者】 離職票Ⅰ・Ⅱの原本 3-4失業給付 受給延長をする 基本書類【配偶者】 雇用保険受給延長通知書 表裏の写し ４．年金を受給している配偶者 基本書類【配偶者】 年金通知書の写し（直近の年金額改定通知書、年金振込通知書 など） ５．給与・年金以外の収入のある配偶者 （自営業・不動産収入・農業など） 基本書類【配偶者】 確定申告書の写し 確定申告書添付の収支内訳書 ※８ページ参照のこと
Ⅲ自分の親（または祖父母）を扶養に入れたいとき 基本書類【親】の他、両親、祖父母の現在の状況によって提出書類が異なります。 例えば現在働いていて、かつ年金も受給している場合は「基本書類【親】＋２＋４」の書類が必要となります。 基本書類【親】 □被扶養者(異動)届 □被扶養者申請書 □住民票 原本（世帯全員記載 ・ 続柄記載のもの） ※住民票で続柄等が判断できない時は戸籍謄本（抄本） □課税/非課税証明書 <別居の場合> 送金額を証明する書類の写し 直近6ヶ月分 父母の世帯全員が記載された住民票 父母と同一世帯で扶養義務のある者の課税/非課税証明書 １．今まで働いていない父母 基本書類【親】のみ（被扶養者申請書にて今までの健康保険加入状況を記入） ２．現在働いている父母（パート・アルバイトも含む） 基本書類【親】 給与明細書の写し 連続3ヶ月分（最近入社したばかりの場合は今ある分を提出し、後日追加提出） ３．働いていたが退職した父母 3-1失業給付 受給中 失業給付の受給中は原則として扶養に入ることはできません（基本手当日額が3,612円未満のみ） 3-2失業給付 受給が終了した 基本書類【親】 雇用保険受給資格者証 表裏の写し （受給終了印があること） 3-3失業給付受給しない・加入期間不足で受給できない 基本書類【親】 離職票Ⅰ・Ⅱの原本 3-4失業給付 受給延長をする 基本書類【親】 雇用保険受給延長通知書 表裏の写し ４．年金を受給している父母 基本書類【親】 年金通知書の写し（直近の年金額改定通知書、年金振込通知書 など） ５．給与・年金以外の収入のある父母 （自営業・不動産収入・農業など） 基本書類【親】 確定申告書の写し 確定申告書添付の収支内訳書 ※８ページ参照のこと ※両親夫婦を被扶養者として認定する場合の注意点※ 父・母の両方を扶養する場合、夫婦合算の年間収入額で生計維持を判定します。 たとえば両親ともに60歳以上の場合、合計の年収が180万円未満の場合は両親ともに扶養認定されますが、 180万円以上270万円未満の場合は収入の少ない方のみ、270万円以上の場合は両親ともに認められません。 これは夫婦には扶助義務があり、夫婦同一世帯だと個人単位に比べて生計費が少なくなることから別途定めて いるものです。 確認の必要な方は個別に健康保険組合宛にご相談下さい。
Ⅳ孫を扶養に入れたいとき １．生まれた孫を扶養に入れたい □被扶養者(異動)届 □孫が別世帯の時は孫の世帯全員の記載のある住民票 □被保険者（申込者）の収入を証明する書類 □扶養義務者（※）の収入を証明する書類 ２．義務教育就学以下（中学校3年生以下）の孫を新しく扶養に入れたい（出生以外の理由で） □被扶養者(異動)届 □住民票 原本（世帯全員記載 ・ 続柄記載のもの） ※住民票で続柄等が判断できない時は戸籍謄本（抄本） □孫が別世帯の時は孫の世帯全員の記載のある住民票 □扶養義務者(※)の収入を証明する書類 ３．義務教育修了（中学校卒業後）で、学校に就学中の孫を新しく扶養に入れたい □被扶養者(異動)届 □被扶養者申請書 □住民票 原本（世帯全員記載 ・ 続柄記載のもの） ※住民票で続柄等が判断できない時は戸籍謄本（抄本） □在学証明書 原本 □孫が別世帯の時は孫の世帯全員の記載のある住民票 □扶養義務者(※)の収入を証明する書類 ４．義務教育修了（中学校卒業後）で、就学していない孫を新しく扶養に入れたい □被扶養者(異動)届 □被扶養者申請書 □住民票 原本（世帯全員記載 ・ 続柄記載のもの） ※住民票で続柄等が判断できない時は戸籍謄本（抄本） □課税/非課税証明書 □扶養義務者(※)の収入を証明する書類 <別居の場合> □送金額を証明する書類の写し 直近6ヶ月分 □孫の世帯全員が記載された住民票 □その他状況に応じて下の書類が必要です ◆現在孫が働いている場合 給与明細書の写し 連続3ヶ月分（最近入社したばかりの場合は今ある分を提出し、後日追加提出） ◆働いていたが退職した孫の場合 ①失業給付 受給中 失業給付の受給中は原則として扶養に入ることはできません（基本手当日額が3,612円未満のみ） ②失業給付 受給が終了した 雇用保険受給資格者証 表裏の写し （受給終了印があること） ③失業給付受給しない・加入期間不足で受給できない 離職票Ⅰ・Ⅱの原本 ④失業給付 受給延長をする 雇用保険受給延長通知書 表裏の写し ◆年金を受給している孫の場合 年金通知書の写し（直近の年金額改定通知書、年金振込通知書 など） ◆給与・年金以外の収入がある孫の場合 （自営業・不動産収入・農業など）
Ⅴ兄弟姉妹を扶養に入れたいとき 弟・妹の年齢が義務教育以下の場合や、義務教育は修了したが高校・大学等に在学中という場合は それぞれ「孫」の場合と同じ書類を揃えて下さい。義務教育修了以降の年齢で就学していない場合は 基本書類【兄弟姉妹】の他、兄弟姉妹の現在の状況によって提出書類が異なります。 例えば現在働いていて、かつ年金も受給している場合は「基本書類【兄弟姉妹】＋２＋４」の書類が必要となります。 基本書類【兄弟姉妹】 □被扶養者(異動)届 □被扶養者申請書 □住民票 原本（世帯全員記載 ・ 続柄記載のもの） ※住民票で続柄等が判断できない時は戸籍謄本（抄本） □課税/非課税証明書 <別居の場合> 送金額を証明する書類の写し 直近6ヶ月分 兄弟姉妹の世帯全員が記載された住民票 兄弟姉妹と同一世帯で扶養義務のある者の課税/非課税証明書 １．今まで働いていない兄弟姉妹 基本書類【兄弟姉妹】のみ（被扶養者申請書にて今までの健康保険加入状況を記入） ２．現在働いている兄弟姉妹（パート・アルバイトも含む） 基本書類【兄弟姉妹】 給与明細書の写し 連続3ヶ月分（最近入社したばかりの場合は今ある分を提出し、後日追加提出） ３．働いていたが退職した 3-1失業給付 受給中 失業給付の受給中は原則として扶養に入ることはできません（基本手当日額が3,612円未満のみ） 3-2失業給付 受給が終了した 基本書類【兄弟姉妹】 雇用保険受給資格者証 表裏の写し （受給終了印があること） 3-3失業給付受給しない・加入期間不足で受給できない 基本書類【兄弟姉妹】 離職票Ⅰ・Ⅱの原本 3-4失業給付 受給延長をする（妊娠など） 基本書類【兄弟姉妹】 雇用保険受給延長通知書 表裏の写し ４．年金を受給している兄弟姉妹 基本書類【兄弟姉妹】 年金通知書の写し（直近の年金額改定通知書、年金振込通知書 など） ５．給与・年金以外の収入のある兄弟姉妹 （自営業・不動産収入・農業など） 基本書類【兄弟姉妹】 確定申告書の写し 確定申告書添付の収支内訳書 ※８ページ参照のこと
Ⅵ配偶者の父母（または配偶者の祖父母）を扶養に入れたいとき 基本書類の他、義父母の現在の状況によって提出書類が異なります。 例えば現在働いていて、かつ年金も受給している場合は「基本書類【義父母】＋２＋４」の書類が必要となります。 基本書類【義父母】 □被扶養者(異動)届 □被扶養者申請書 □住民票 原本（世帯全員記載 ・ 続柄記載のもの） ※同一世帯でない義父母は扶養認定できません □課税/非課税証明書 １．今まで働いていない義父母 基本書類【義父母】のみ（被扶養者申請書にて今までの健康保険加入状況を記入） ２．現在働いている義父母（パート・アルバイトも含む） 基本書類【義父母】 給与明細書の写し 連続3ヶ月分（最近入社したばかりの場合は今ある分を提出し、後日追加提出） ３．働いていたが退職した 3-1失業給付 受給中 失業給付の受給中は原則として扶養に入ることはできません（基本手当日額が3,612円未満のみ） 3-2失業給付 受給が終了した 基本書類【義父母】 雇用保険受給資格者証 表裏の写し （受給終了印があること） 3-3失業給付受給しない・加入期間不足で受給できない 基本書類【義父母】 離職票Ⅰ・Ⅱの原本 3-4失業給付 受給延長をする（妊娠など） 基本書類【義父母】 雇用保険受給延長通知書 表裏の写し ４．年金を受給している義父母 基本書類【義父母】 年金通知書の写し（直近の年金額改定通知書、年金振込通知書 など） ５．給与・年金以外の収入のある義父母 （自営業・不動産収入・農業など） 基本書類【義父母】 確定申告書の写し 確定申告書添付の収支内訳書 ※８ページ参照のこと
Ⅶ確定申告書を提出する方へ 自営業（農業・漁業従事者の方も含みます）の方で、収入証明のために確定申告書を添付する方への ご案内です。 扶養認定上の「収入」とは、「所得税法上の所得」とは異なります。 そのため確定申告では所得が１３０万円（１８０万円）に満たない方であっても、健康保険の扶養には 該当しない（収入が130万円以上と判断される）場合がありますので、予めご承知おきください。 ～なぜ扶養認定上の「収入」と「所得税法上の所得」が異なるのか～ 健康保険の被扶養者認定をするにあたって、経費として算入できるのは「事業を維持するために 必要最小限の経費」のみとされております。 そのため当健康保険組合では、公平な判断を行うために「必要最小限度の経費」について定め、 さらに事業形態や経費の内容などを勘案し扶養の可否を判断しております。 以下は収入から控除できる必要経費の主な一例をご紹介しております。 その他の経費は業種・経費の内容などを勘案した上で決定します。 収支内訳書（一般所得用） 社会情勢、業種業態によって当判断基準の適否は変更されますので、不明な点がございましたら 健康保険組合宛にお問い合わせください。 事業所と自宅の所在地が同一の場合は、家計消費分と事業消費分の按分根拠書類が添付 された場合に経費として認める。 地代家賃 経費判定 科目 雑費 備考 事業所と自宅の所在地が同一の場合は、家計消費分と事業消費分の按分根拠書類が添付 された場合に経費として認める。 通勤に伴う費用は直接経費として認めない 事業所と自宅の所在地が同一の場合は、家計消費分と事業消費分の按分根拠書類が添付 された場合に経費として認める。 事業所と自宅の所在地が同一の場合は、家計消費分と事業消費分の按分根拠書類が添付 された場合に経費として認める。 修繕費 消耗品費 減価償却費 福利厚生費 仕入原価 給料賃金 × 租税公課 水道光熱費 旅費交通費 通信費 広告宣伝費 接待交際費 損害保険料 × × × ○ × △ × △ △ △ △ × × ×
