検証結果報告書
NetVault7によるIBM
xSeries / IBM FAStT700/Oracle9i RAC/
Oracle EBS 11i環境におけるLinuxバックアップ検証
2003年10月27日
バックボーン・ソフトウエア株式会社
日本オラクル株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
® ®検証概要
・IBM ^ xSeries440 / IBM FAStT700のハードウェア、OSとしてRedHat Linux Advanced Server 2.1を使用しOracle EBS11i(11.5.9)をOracle9i RACの環境を使用しました。 ・上記環境においてNetVault7を使用して用途に応じた様々な方法によるバックアップ/リストア/リカバリが正常実行できること 検証しました。
目的
・バックアップケーススタディとして次のような種類のバックアップ検証を実施 – オフライン・バックアップ– オンライン・バックアップ(NetVault Oracle Online APMを使用) – オンライン・バックアップ(NetVault Oracle RMAN APMを使用) – システムバックアップ(NetVault VaultDR APMを使用)
– IBM FlashCopyを使用し、スナップショットボリュームをバックアップサーバでマウントしてのバックアップ
・各バックアップ検証において、パラレルバックアップが可能な場合に複数のIBM 3580テープ・ドライブを同時に使用しての フォーマンス計測
製品特徴
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Oracle EBS 11i
Oracle E-Business Suiteは、ERP、SCM、CRM、BIといったアプリケーションを統合します。社内の基幹業務全てにお いて途切れる事のない360°全てを網羅したビジネスプロセスの管理が可能になります。
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Oracle 9i RAC
Oracle9i Real Application Clustersは、従来困難であった高い可用性とリニアなスケーラビリティを両立、幅広いアプ リケーションに対応した新世代のクラスタ・システムです。高い可用性で10年以上の経験と実績がある共有ディスク・ クラスタ・システムをベースにOracle9i Real Application Clustersでは各ノード(サーバー)間を高速に同期させる “Cache Fusion(キャッシュ・フュージョン)”アーキテクチャを採用。ディスクを経由することでのボトルネックを解消した ため、定評ある高い可用性をそのままにノード追加にリニアに比例するスケーラビリティを実現しました。
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NetVault7
バックボーン・ソフトウエアのNetVaultは、使いやすく、高機能、高性能なバックアップ/リストア・ソフトウェアです。 シングル・サーバ環境から、UNIX、Windows、Linuxの混在するエンタープライズ環境まで柔軟に拡張することが可 能です。また、豊富なDBオプションにより、高機能なメディア管理機能を使用してデータベースを停止することなく バックアップすることが可能になり、システムの可用性を高めます。•
IBM FAStT700
IBM FAStT700は最新の2Gbps(200MB/秒)ファイバー・チャネルに対応しており、キャッシュを標準で2GB搭載、高 可用性とともに高性能を要求する環境に最適な最上級モデルです。オプションのフラッシュ・コピー(FlashCopy)によ り論理ドライブ単位(LUN)で瞬時にデータ・コピーを行うことで可能です。コピー元のデータと作成されたコピー先の データは即時読み書きが可能なため、バックアップ処理に必要なアプリケーションの停止時間を大幅に削減したり、 テスト・データを容易に作成できるなど、システムの管理性能を向上します。使用ハードウェアおよびソフトウェア一覧-1
データベース/アプリケーションサーバ HW サーバ: IBM ^ xSeries 440
OS:RedHat Advanced Server 2.1 Summit Kernel e.12 SW DB:Oracle Database 9.2.0.3(RAC)
AP:Oracle EBS 11i.5.9
バックアップソフト:NetVault7 Client R030517
バックアップソフトオプション:Oracle Online APM v4.0/Oracle RMAN APMv3.1 ストレージ管理ソフト:IBM Storage Manager v8
バックアップサーバ
HW サーバ: IBM ^ xSeries 440
OS:RedHat Advanced Server 2.1 Summit Kernel e.12 SW バックアップソフト:NetVault7 Server R030517
使用ハードウェアおよびソフトウェア一覧-2
管理端末
• IBM ThinkPad X Series • WindowsXP Pro
• NetVault7 GUI R030627 ストレージ装置
• IBM Total Storage FAStT700 Storage Server テープ装置
• IBM 3584 L32 1Library 3Drive 30Slots(Logical Partitioning) SWITCH
• 不明 LAN
• データベース/アプリケーションサーバおよびバックアップサーバ間:Gigabit Ethernet • 検証環境および管理端末間:100BaseTX
構成図
IBM ^ xSeries 440
Oracle Database 9.2.0.3(RAC) Oracle EBS 11i.5.9
NetVault 7 Client R030517 Oracle Online APM v4.0 Oracle RMAN APM v3.1 Redhat Advanced Server 2.1 Summit Kernel e.12
Oracle Database 9.2.0.3(RAC) Oracle EBS 11i.5.9
NetVault 7 Client R030517 Oracle Online APM v4.0 Oracle RMAN APM v3.1
IBM Storage Manager v8
IBM Storage Manager v8
IBM Total Storage FAStT700
IBM 3584 2Drive 30Slots (Logical Partitioning) Redhat Advanced Server 2.1
Summit Kernel e.12
DB/AP Server
DB/AP Server
RAC:Node1
RAC:Node1
DB/AP Server
DB/AP Server
RAC:Node2
RAC:Node2
Backup Server
Backup Server
IBM ThinkPad WindowsXP
NetVault
NetVault
GUI
GUI
IBM Total Storage SANスイッチ F16
VaultDR Offline APM
IBM ^ xSeries 440 IBM ^ xSeries 440
NetVault 7 Server R030517 IBM Storage Manager v8 Redhat Advanced Server 2.1 Summit Kernel e.12
テスト方法
-EBS上に65GBのデータベースを展開し、それぞれの方法によりバックアップ/リストア/リカバリが行えことを確認する 1. Raw Device Pluginによるオフラインバックアップ – Raw Table
2. File System Pluginによるオフラインバックアップ – OCFS Table
3. Flash Copy/Raw Device Pluginを使用したオンラインバックアップ – Raw Table 4. Flash Copy/File System Pluginを使用したオンラインバックアップ – OCFS Table
5. Oracle Online APM(Application Plugin Module)を使用したオンラインバックアップ – Raw Table ※1 6. Oracle RMAN APMを使用したオンラインバックアップ – Raw Table
7. Oracle RMAN APMを使用したオンラインバックアップ – OCFS Table 8. VaultDR APMを使用したシステムバックアップ
– 各テストにおいてバックアップ後、テストテーブルを擬似的に破壊しテーブルのリストア後リカバリが可能なことを検 証する
– 各テスト・ケース実行時にNetVault LogによりTransfer Rateを記録する ※1 Oracle Online APM v4.0はOCFS Tableに未対応
テスト結果および考察
• オフラインバックアップの正しい実行、オンラインバックアップではデータベースを稼動させたままのデータ取得が問題なく 動作することを検証できました。 • バックアップされたテーブルを意図的に破壊し、データのリストアの後に正しいリカバリ手順を実行することで、データベー スが復旧可能なことを検証できました。 • 表領域の作成先がRaw DeviceまたはOCFSのどちらであってもバックアップの手順に影響がないことを検証できました。 (Oracle Online APM v4.0はOCFSには未対応です)• LTOテープ装置 IBM 3584を使用した複数ドライブの同時バックアップにおいて下記結果が得られました。単独ドライブの 検証ではIBM 3584のハードウエア性能限界30MBytes/secに近い転送スピードを実現しています。 0 5 10 15 20 25 Avarage MByte/sec
Parallel-1 Parallel-2 Parallel-3
Drive1 Drive2 Drive3 <ケースa : LANフリー(※1)のBackup性能> ※1 Backup Serverを介さずターゲットサーバから直接 テープへ書き出し ※2 Parallel-2, 3の計測結果はなし 計測結果なし (※2) 計測結果なし (※2) RAWデバイスをBackup <ケースb : LAN経由(※3)のBackup性能>
LTO Ultrium -1, IBM Tape Libraryを使用してRAWデバイ
0 5 10 15 20 25 MByte/sec
Parallel-1 Parallel-2 Parallel-3
Drive1 Drive2 Drive3 スをBackup ※3 ターゲットサーバからバックアップサーバに 転送してから書き出し
IBM Tape Library 3584とNetVaultを組み合わせたハイ・パフォーマンス・バックアップ・ソリューション
- Ultrium:カートリッジ・テープ1巻当たり200GB(圧縮時) の容量、転送速度30MB(圧縮時)のパフォーマンス - コンパクトなNetVault Database ※メタデータ
70Byte/1file
- EBS VisionDEMO DatabaseのDatafile 60GBを42分
でバックアップ完了(LAN経由で3ドライブ並列時の検証実績)
テスト結果および考察
※この検証結果報告書は、検証結果の報告であり、ユーザー環境での動作を保障するものではありません。 バックアップ・ウィンドウの大幅な短縮