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Microsoft Word - 調査結果速報_

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2010 年 9 月 27 日 :第 2 版 )

請 負 社 員 ・派 遣 社 員 の働 き方 とキャリアに関 するアンケート調 査 結 果 概 要

労 働 者 派 遣 法 改 正 の 評 価 と 今 後 の キ ャ リ ア 希 望 を 中 心 に

ー 調 査 の 目 的 調 査 の 目 的 は 、 生 産 現 場 で 派 遣 社 員 や 請 負 社 員 と し て 働 く 人 々 の 就 業 実 態 と キ ャ リ ア の 現 状 と 課 題 、 さ ら に 労 働 者 派 遣 法 改 正 に よ る 製 造 派 遣 禁 止 に 関 す る 評 価 な ど を 明 ら か に す る こ と に あ る 。 調 査 の 実 施 方 法 ① 日 本 生 産 技 能 労 務 協 会 の 会 員 企 業 を 通 じ て 調 査 票 の 配 付 を 依 頼 し 、 調 査 対 象 者 が 調 査 に 回 答 し た の ち 、 調 査 対 象 者 が 調 査 票 を 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 宛 に 投 函 す る 方 式 で 実 施 し た 。 ② 4000 人 を 調 査 対 象 と し て 、従 業 員 規 模 に 応 じ て 各 企 業 の 調 査 対 象 者 数 を 割 り 当 て た 。 ③ 工 場 で 生 産 業 務 に 従 事 し て い る 請 負 社 員 ・ 派 遣 社 員 を 対 象 と し て 、 管 理 の み を 担 当 し て い る 社 員 は 調 査 の 対 象 外 と し た 。 調 査 の 実 施 方 法 で は 、 取 引 先 の 職 場 の 最 小 の 管 理 単 位 ( 例 え ば 班 、 グ ル ー プ な ど ) を 選 ん で 、 そ の 管 理 単 位 の 下 で 働 い て い る 請 負 社 員 ・ 派 遣 社 員 の 全 員 に 調 査 票 を 配 付 す る こ と を 原 則 と し 、 特 定 の 人 だ け に 調 査 票 が 配 付 さ れ な い よ う に 留 意 し た 。 ④ 調 査 の 実 施 時 期 は 、2010 年 8 月 19 日 か ら 調 査 票 の 配 付 を 開 始 し 、9 月 1 日 を 投 函 の 締 め 切 り と し た 。 ⑤ 締 め 切 り 後 に 到 着 し た 調 査 票 や 無 効 票 を 除 い た 有 効 回 収 数 は 2277 票 で 、有 効 回 収 率 は 56.9% で あ る 。 ⑥ 調 査 は 、科 学 研 究 費 補 助 金( 基 盤 研 究 (B ))「 企 業 の 外 部 人 材 の 活 用 と 戦 略 的 人 的 資 源 管 理 」( 課 題 番 号 : 22330110) を 利 用 し て 実 施 し た 。 調 査 の 実 施 主 体 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 の 研 究 組 織 で あ る 人 材 フ ォ ー ラ ム の「 請 負 会 社 ・ 派 遣 会 社 の 生 産 現 場 で 働 く 人 々 の 働 き 方 と キ ャ リ ア 意 識 に 関 す る 調 査 プ ロ ジ ェ ク ト 」 佐 藤 博 樹 ( 代 表 ・ 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 教 授 ) 佐 野 嘉 秀 ( 法 政 大 学 経 営 学 部 准 教 授 ) 島 貫 智 行 ( 一 橋 大 学 大 学 院 商 学 研 究 科 専 任 講 師 ) 調 査 の 問 い 合 わ せ 先 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 人 材 フ ォ ー ラ ム ( 和 田 宛 ) 電 子 メ ー ル [email protected] 電 話 番 号:03-5841-4875( 平 日 の 水 曜 を 除 く 10 時

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調 査 結 果 の 概 要 本 概 要 で は 、 調 査 の 結 果 の 中 か ら 労 働 者 派 遣 法 の 改 正 に よ る 製 造 派 遣 の 「 禁 止 」 に 関 す る 評 価 や 将 来 の キ ャ リ ア 展 望 な ど に 限 定 し て 紹 介 す る 。 調 査 全 体 の 概 要 に 関 し て は 、 2010 年 11 月 末 頃 に 人 材 フ ォ ー ラ ム の ホ ー ム ペ ー ジ ( http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/jinzai/) で 公 開 す る 予 定 で あ る 。 本 概 要 は 速 報 の た め 、最 終 報 告 と 数 値 が 多 少 異 な る こ と も あ る の で 、そ の 点 に 留 意 さ れ た い 。 ( 回 答 者 の 属 性 ) 回 答 者 の 属 性 を み る と 、性 別 は 男 性 が 66.1%、女 性 が 33.5% で 、年 齢 は 24 歳 以 下 が 11.5%、 25 歳 か ら 29 歳 が 19.2%、 30 歳 か ら 34 歳 が 19.2%、 35 歳 か ら 39 歳 が 18.1% , 40 歳 以 上 が 30.7%で 、 平 均 年 齢 は 35.3 歳 と な る 。 学 歴 は 高 卒 が 69.2%と 主 と な り 、 高 専 ・ 短 大 卒 が 13.1%、 大 卒 が 9.8%で あ る 。 役 職 で は 、「 役 職 の な い 現 場 社 員 」 が 59.2% と 多 く 、「 リ ー ダ ー・ 管 理 者( 現 場 作 業 も 行 う )」が 24.8%で あ る 。就 業 形 態 で は 、請 負 社 員 が 46.3%で 、 派 遣 社 員 が 32.8%で 、 就 業 形 態 が 「 わ か ら な い 」 と し た 者 が 20.1%に な る 。雇 用 契 約 期 間 が 定 め ら れ て い る 者( 有 期 契 約 )が 56.0%、定 め ら れ て い な い 者 が 34.3%、 「 わ か ら な い 」 が 8.6%と な る 。 請 負 社 員 で は 雇 用 契 約 期 間 が 定 め ら れ て な い 者 が 39.1%と 多 く な る 。 現 在 の 請 負 会 社 ・ 派 遣 会 社 で の 雇 用 継 続 期 間 は 、 1 年 未 満 が 24.5%、 1 年 以 上 3 年 未 満 が 19.9%、 3 年 以 上 が 53.2%に な る 。 リ ー マ ン シ ョ ッ ク 後 、 製 造 業 に お け る 派 遣 社 員 ・ 請 負 社 員 の 活 用 が 急 減 し た た め 、 派 遣 会 社 ・請 負 会 社 に お け る 採 用 の 停 止 や 削 減 な ど 生 じ た た め 、若 年 層 の 派 遣 社 員・請 負 社 員 が 少 な く 、 比 較 的 継 続 的 に 雇 用 さ れ た り 就 業 し て い る 派 遣 社 員 ・ 請 負 社 員 の 回 答 者 が 多 く な っ た と 思 わ れ る 。 ま た 、 自 分 の 就 業 形 態 を 「 わ か ら な い 」 と 回 答 し た 者 が 2 割 も 占 め る 点 は 、 留 意 が 必 要 と な る 。 派 遣 会 社 ・ 請 負 会 社 と し て 自 社 の 社 員 に 対 し て 就 業 形 態 を 正 確 に 説 明 す る こ と が 求 め ら れ よ う 。 図表1:回答者の属性 1. 性別 男性 66.1 女性 33.5 無回答 0.4 2. 年齢 ~19歳 0.9 20~24歳 10.6 25~29歳 19.2 30~34歳 19.2 35~39歳 18.1 40~44歳 13.8 45~49歳 8.4 50~54歳 5.0 55歳以上 3.5 無回答 1.3 3. 学歴 中学卒 7.0 高校卒 69.2 高専卒 6.8 短大卒 6.3 大学卒 9.8 大学院卒 0.1 無回答 0.7 4. 役職 役職のない現場社員 59.2 リーダー・管理者 24.8 その他 15.2 無回答 0.9 5. 就業形態 派遣社員 32.8 請負社員 46.3 わからない 20.1 無回答 0.7 6. 雇用される 期間の定め 期間が定められている 56.0 期間が定められていない 34.3 わからない 8.6 無回答 1.2 うち派遣社員 期間が定められている 66.9 期間が定められていない 24.0 わからない 8.4 無回答 0.7 うち請負社員 期間が定められている 52.9 期間が定められていない 39.1 わからない 7.0 無回答 0.9 (単位:%) 7. 現在の請負 会社・派遣会社 での雇用継続 期間 1ヶ月未満 1.4 1ヶ月~3ヶ月未満 6.3 3ヶ月~6ヶ月未満 7.1 6ヶ月~1年未満 9.7 1年~2年未満 11.2 2年~3年未満 8.7 3年~5年未満 20.1 5年以上 33.1 無回答 2.5 (N=2,277)

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( こ れ ま で の キ ャ リ ア : 正 社 員 や パ ー ト ・ ア ル バ イ ト 等 と し て の 就 業 経 験 、 収 入 や 「 も の づ く り 」 へ の 関 心 か ら 現 在 の 働 き 方 を 選 択 ) 今 の 会 社 の 請 負・派 遣 社 員 に な る ま で に 経 験 し た 仕 事 と し て は 、「 製 造 業 務 」( 57.6% ) の ほ か 、「 販 売 ・ 接 客 ・ フ ー ド サ ー ビ ス 」( 49.1% )や「 事 務 / オ フ ィ ス ・ デ ス ク ワ ー ク 」 ( 21.7% ) 、 「 営 業 」 ( 20.7% ) 、 「 建 設 ・ 設 備 ・ 土 木 作 業 」 ( 17.6% ) を 経 験 し て い る 割 合 が 高 い 。経 験 し た 就 業 形 態 と し て は 、「 正 社 員 」( 74.9% )、「 パ ー ト・ア ル バ イ ト ・ 臨 時 ・ 契 約 社 員 等 」 ( 66.0% ) 、 「 派 遣 社 員 」 ( 43.6% ) の 経 験 者 の 割 合 が 高 い 。 正 社 員 や パ ー ト ・ ア ル バ イ ト 等 と し て の 就 業 経 験 が あ る 者 が 多 い と い え る 。 請 負 ・ 派 遣 社 員 と し て 働 く こ と に し た 理 由 と し て は 、「 正 社 員 に 限 ら ず 他 に 仕 事 が な か っ た か ら 」( 37.7% )、 「 正 社 員 と し て 働 け る 会 社 が 請 負 ・ 派 遣 会 社 以 外 に な か っ た か ら 」 ( 28.7% ) 、 「 よ り 収 入 の 多 い 仕 事 に 従 事 し た か っ た か ら 」 ( 19.7% ) 、 「 も の づ く り の 仕 事 に 興 味 が あ っ た か ら 」 ( 18.0% ) と い っ た 理 由 を 挙 げ る 割 合 が 高 い 。 就 業 機 会 が 限 ら れ る 状 況 の 中 で 、 相 対 的 に 収 入 の 高 い 働 き 方 と し て 、 あ る い は 「 も の づ く り 」 へ の 関 心 か ら 、 生 産 業 務 の 請 負 ・ 派 遣 社 員 と し て の 就 業 を 選 択 し て い る 者 が 少 な く な い 。 図表2:今の会社の請負・派遣社員になるまでに経験した仕事(複数回答) 21.7 20.7 49.1 10.5 9.7 57.6 17.6 6.5 12.8 5.6 0.6 事務/オフィス・デスクワーク 営業 販売・接客・フードサービス ドライバー・デリバリー 清掃・警備・保守 製造業務 建設・設備・土木作業 研究・技術職等の専門職 その他 働いたことがない 無回答 0 20 40 60 80 (単位:%) (N=2,277) 図表3:今の会社の請負・派遣社員になるまでに経験した就業形態(複数回答) 74.9 66.0 43.6 14.7 9.1 3.3 1.2 正社員 パート・アルバイト 派遣社員 請負社員 自営業 その他 無回答 0 20 40 60 80 100 (単位:%)

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図表4:請負・派遣社員として働くことにした理由(複数回答) 3.8 19.7 28.7 8.3 5.5 5.0 1.2 8.7 10.3 8.5 13.7 1.0 9.7 18.0 10.3 5.8 37.7 8.7 8.7 0.9 専門的な資格・技能を活かせるから より収入の多い仕事に従事したかったから 正社員として働ける会社が請負・派遣会社以外になかったから 組織にしばられないから 勤務時間や労働日数が短いから 自分の都合のよい時間に働けるから 就業調整(年収の調整や労働時間の調整)をしたいから 簡単な仕事で責任も少ないから 家計の補助、学費等を得たいから 家庭の事情(家事・育児・介護等)や他の活動と両立しやすいから 勤務時間が短いから 体力的に正社員として働けないから 自分で自由に使えるお金を得たいから ものづくりの仕事に興味があったから 正社員への登用機会を得るため 請負・派遣会社に転籍したため 正社員に限らず、他に仕事がなかったから その他 特に理由はない 無回答 0 10 20 30 40 (単位:%)50 (N=2,277) ( 仕 事 に 関 す る 満 足 度 : 仕 事 内 容 や 労 働 時 間 、 人 間 関 係 の 満 足 度 は 高 い 、 他 方 で 、 処 遇 や 雇 用 の 安 定 性 、 今 後 の キ ャ リ ア 見 通 し へ の 満 足 度 は 低 い 傾 向 ) 仕 事 に 関 す る 事 項 に つ い て の 満 足 度 を み る と 、 「 満 足 」 ( 「 満 足 」 + 「 や や 満 足 」 ) と す る 割 合 は 、「 仕 事 内 容・や り が い 」( 40.8% )や「 労 働 時 間・休 日 等 の 労 働 条 件 」( 42.9% )、 「 請 負 ・ 派 遣 社 員 と の 人 間 関 係 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 」 ( 44.4% ) 、 「 働 い て い る 工 場 の 正 社 員 と の 人 間 関 係 、コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 」( 40.2% )と い っ た 事 項 で 高 く 、「 賃 金 」( 20.2% ) や 「 人 事 評 価 ・ 処 遇 の あ り 方 」 ( 17.2% ) 、 「 教 育 訓 練 ・ 能 力 開 発 の 機 会 」 ( 14.8% ) 、 「 雇 用 の 安 定 性 」( 18.1% )、「 今 後 の 仕 事 や キ ャ リ ア の 見 通 し 」( 8.1% )と い っ た 事 項 で 特 に 低 く な っ て い る 。 仕 事 内 容 や 労 働 時 間 、 人 間 関 係 に は 満 足 度 が 高 く 、 賃 金 や 評 価 処 遇 、 教 育 訓 練 の 機 会 、 雇 用 の 安 定 性 や 今 後 の キ ャ リ ア の 見 通 し に つ い て は 満 足 度 が 低 い 傾 向 に あ る 。 図表5:現在の仕事に関する満足度 (単位:%) 10.3 3.8 14.4 4.7 10.3 12.7 11.0 30.5 16.4 28.5 12.5 23.8 31.6 29.2 40.2 29.4 34.0 45.8 30.9 37.5 41.1 10.4 25.2 15.7 19.6 22.3 11.2 11.6 8.0 24.4 6.5 15.9 12.1 6.2 6.7 0.5 0.7 0.9 1.5 0.7 0.7 0.4 0 20 40 60 80 100 仕事内容・やりがい 賃金 労働時間・休日等の労働条件 人事評価・処遇のあり方 職場の環境(照明、空調、騒音等) 請負・派遣社員との人間関係、コミュニケーション 働いている工場の正社員との人間関係、コミュニケーション

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(単位:%) 4.7 7.5 3.4 6.2 3.9 1.9 13.3 19.3 11.4 19.2 18.4 6.2 40.3 46.7 49.8 45.9 52.2 46.8 22.4 14.8 20.1 16.8 16.4 23.2 18.6 10.6 14.5 10.9 8.1 20.7 0.7 1.1 0.9 1.0 1.0 1.1 0 20 40 60 80 100 雇用の安定性 福利厚生 教育訓練・能力開発の機会 請負・派遣会社の管理者・リーダーによる管理や指導 職業生活全体 今後の仕事やキャリアの見通し 満足 やや満足 どちらともいえない やや不満 不満 無回答 (N=2,277) ( 製 造 派 遣 禁 止 に 関 す る 意 見 : 反 対 が 半 数 強 を 占 め る ) 派 遣 社 員 で は 、製 造 派 遣 の 禁 止 に「 反 対 」が 55.3% と 半 数 強 を 占 め 、「 賛 成 」は 13.5% に 過 ぎ な い(「 ど ち ら と も い え な い 」22.4%、「 わ か ら な い 」6.0%)。請 負 社 員 で は「 賛 成 」 が 若 干 多 く な る が 、 そ れ で も 「 賛 成 」 は 20.4%に 過 ぎ ず 、 「 反 対 」 が 41.0%と な る 。 図表6:製造派遣の禁止に関する賛否 (単位:%) (N=747) 13.5 20.4 55.3 41.0 22.4 28.5 6.0 9.0 2.8 1.0 0 20 40 60 80 100 派遣社員 請負社員 禁止に賛成である 禁止に反対である どちらともいえない わからない 無回答 (N=1,055) 派 遣 社 員 を と り だ し て 、 製 造 派 遣 の 禁 止 に 「 反 対 」 す る 理 由 (複 数 回 答 )を 見 る と 、 「 派 遣 を 禁 止 し て も 、 正 社 員 な ど の 雇 用 機 会 が 増 え な い か ら 」 (69.5%)と 「 自 分 が 派 遣 で 働 け な く な る か ら 」( 65.9%) が 2 大 理 由 で 、 こ れ に 「 正 社 員 の 仕 事 が 見 つ か る ま で の つ な ぎ の 仕 事 が な く な る か ら 」( 39.0%) が 続 く 。 請 負 社 員 で も 「 派 遣 を 禁 止 し て も 、 正 社 員 な ど の 雇 用 機 会 が 増 え な い か ら 」 (71.4%)が 、 製 造 派 遣 禁 止 に 「 反 対 」 す る 理 由 の 第 1 位 と な る 。 他 方 、 製 造 派 遣 の 「 禁 止 」 に 賛 成 す る 者 の 理 由 ( 複 数 回 答 ) は 、 派 遣 社 員 で は 、 「 派 遣 は 雇 用 が 不 安 定 だ か ら 」( 83.2%)「 派 遣 で 働 き 続 け て も 安 定 し た 仕 事 に 就 職 で き な い か ら 」

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も 「 禁 止 」 に 賛 成 す る 理 由 は 派 遣 社 員 と ほ ぼ 同 様 の 回 答 と な る 。 つ ま り 、 製 造 派 遣 の 雇 用 機 会 の 安 定 性 や 労 働 条 件 の 改 善 が 実 現 で き れ ば 、「 禁 止 」賛 成 の 意 見 が 減 少 す る と も 考 え ら れ る 。 製 造 派 遣 の 禁 止 に 反 対 す る 者 が 多 い が 、 そ の 理 由 は 、 禁 止 し て も 正 社 員 な ど の 雇 用 機 会 が 増 え な い だ け で な く 、 派 遣 社 員 と し て 働 け な く な り 、 雇 用 機 会 を 失 う 危 惧 が あ る こ と に よ る 。 図表7:「禁止に反対する」理由(複数回答) 65.9 29.5 69.5 16.5 18.4 39.0 8.2 0.2 37.9 19.9 71.4 16.6 8.5 30.9 10.6 0.0 自分が派遣で働けなくなるから 派遣が禁止されると、自分で仕事を探さなくて はならないから 派遣を禁止しても、正社員などの雇用機会が増 えないから 派遣で働く方が働く場所や仕事を自分が選べる から 派遣で働く方が賃金など労働条件が良いから 正社員の仕事が見つかるまでのつなぎの仕事 がなくなるから その他 無回答 0 20 40 60 80 100 派遣社員 請負社員 (単位:%) 図表8:「禁止に賛成する」理由(複数回答) 83.2 56.4 30.7 64.4 16.8 10.9 11.9 85.6 64.7 27.4 64.7 17.7 24.7 7.9 派遣は雇用が不安定だから 派遣は賃金など労働条件が低いから 派遣は働き続けても技能や技術が身につかな いから 派遣で働き続けても安定した仕事に就職できな いから 派遣は危険な仕事や職場環境が悪い仕事が 多いから 派遣は年金や雇用保険などが未整備だから その他 0 20 40 60 80 100 派遣社員 請負社員 (単位:%) ( 失 業 の 可 能 性 : 労 働 者 派 遣 法 の 改 正 は 失 業 を も た ら す と 認 識 ) 派 遣 社 員 に 限 定 し て 、 労 働 者 派 遣 法 が 改 正 さ れ て 製 造 業 務 で 派 遣 社 員 と し て 働 く こ と が で き な く な っ た 場 合 に 失 業 す る 可 能 性 の 程 度 を 尋 ね た 結 果 で は 、「 か な り あ る 」 が 53.1%、 「 あ る 程 度 あ る 」 が 26.0%と な り 、 両 者 を 合 わ せ る と 79.1%と 約 8 割 で 、 失 業 リ ス ク を 指 摘 す る 者 が 多 数 と な る 。 他 方 、 労 働 者 派 遣 法 の 改 正 を 別 と し て 、 今 後 1 年 間 の 失 業 の リ ス ク を 尋 ね た 質 問 の 回 答 で は 、「 か な り あ る 」が 18.2%、「 あ る 程 度 あ る 」が 31.5%で 、両 者 の 合 計 は 49.7%で 約 5 割 と な っ た 。

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こ の 結 果 は 、 労 働 者 派 遣 法 の 改 正 に よ る 製 造 業 務 で の 派 遣 禁 止 が 、 失 業 の リ ス ク を 高 め る と 考 え て い る 派 遣 社 員 が 多 い こ と を 意 味 す る 。 図表9:労働者派遣法改正による失業の可能性 53.1 26.0 5.0 2.0 13.4 0.5 かなりある ある程度ある あまりない まったくない わからない 無回答 (N=747) (単位:%) 図表10:今後1年間の失業の可能性 18.2 31.5 12.9 2.3 22.0 13.3 かなりある ある程度ある あまりない まったくない わからない 無回答 (N=747) (単位:%) ( 今 後 希 望 す る 働 き 方 : 当 面 で は 正 社 員 希 望 は 少 な い ) 請 負 社 員 ・ 派 遣 社 員 が 当 面 希 望 す る 働 き 方 で は 、 「 今 の 請 負 ・ 派 遣 会 社 の 役 職 に つ か な い 請 負・派 遣 社 員 」( 38.4%)と「 今 の 請 負・派 遣 会 社 の 製 造 現 場 の 管 理 者 や リ ー ダ ー 」( 16.5%) の 2 つ が 多 く 、 両 者 を 合 計 す る と 54.9%と 半 数 を 越 え る 。 当 面 は 、 請 負 社 員 や 派 遣 社 員 を 継 続 す る こ と を 希 望 し て い る 者 が 多 く な る 。 他 方 、 正 社 員 を 希 望 す る 者 (「 働 い て い る 工 場 の 正 社 員 ( 正 社 員 登 用 を 含 む )」( 11.1%)、 「 働 い て い る 工 場 以 外 の 製 造 企 業 の 正 社 員 」( 2.5%)、「 請 負・派 遣 会 社 や 製 造 企 業 で な い 企 業 の 正 社 員 」( 4.8%)) は 18.4%と 2 割 を 下 回 り 、 そ の な か で 請 負 社 員 ・ 派 遣 社 員 と し て 現 在 働 い て い る 工 場 の 正 社 員 を 希 望 す る 者 は 約 1 割 に 過 ぎ な い 。 な お 、 派 遣 社 員 だ け を 取 り 出 す と 、 「 今 の 請 負 ・ 派 遣 会 社 の 役 職 に つ か な い 請 負 ・ 派 遣

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り も や や 高 く な る 。 数 年 後 に 希 望 す る 働 き 方 で は 、「 今 の 請 負・派 遣 会 社 の 役 職 に つ か な い 請 負・派 遣 社 員 」 ( 5.4%)と「 今 の 請 負・派 遣 会 社 の 製 造 現 場 の 管 理 者 や リ ー ダ ー 」( 6.1%)の 2 つ が 減 少 し 、 他 方 で 正 社 員 を 希 望 す る 者(「 働 い て い る 工 場 の 正 社 員( 正 社 員 登 用 を 含 む )」( 14.5%)、「 働 い て い る 工 場 以 外 の 製 造 企 業 の 正 社 員 」( 7.7%)、「 請 負・派 遣 会 社 や 製 造 企 業 で な い 企 業 の 正 社 員 」( 15.8%)) が 38.0%と 増 加 す る 。 ま た 、「 特 に 考 え て い な い ・ 働 き 方 に は 特 に こ だ わ ら な い 」( 23.3%) も 増 え る 。 以 上 に よ る と 、 当 面 は 請 負 社 員 ・ 派 遣 社 員 と し て 働 く こ と を 希 望 し て い る も の の 、 数 年 後 に は 正 社 員 と し て 働 く こ と を 希 望 す る 者 が 多 い こ と が わ か る 。 た だ し 、 現 在 、 働 い て い る 工 場 の 正 社 員 を 希 望 す る 者 は 15%程 度 で し か な い 。 な お 、 本 設 問 は 無 回 答 が 多 い た め 、 無 回 答 を 除 い て 集 計 し て い る こ と に 留 意 さ れ た い 。 図表11:当面希望する働き方 38.4 16.5 2.6 0.6 11.1 2.5 4.8 1.7 0.8 1.4 19.4 42.1 7.9 3.6 1.1 15.6 3.2 5.7 2.7 0.5 0.7 17.0 36.0 22.3 2.2 0.4 8.4 1.8 4.8 1.3 0.9 1.2 20.6 今の請負・派遣会社の役職につかない請負・派遣社員 今の請負・派遣会社の製造現場の管理者やリーダー 今の請負・派遣会社の営業所や本社スタッフ 他の請負・派遣会社の請負・派遣社員 働いている工場の正社員(正社員登用を含む) 働いている工場以外の製造企業の正社員 請負・派遣会社や製造企業でない企業の正社員 正社員以外のパート社員や契約社員などの非正社員 自営業など自分で仕事を始める 働くことをやめる 特に考えていない・働き方には特にこだわらない 0 10 20 30 40 50 全体(N=1,365) 派遣社員(N=442) 請負社員(N=669) (単位:%) 図表12:数年後に希望する働き方 5.4 6.1 4.9 1.0 14.5 7.7 15.8 2.6 11.9 6.7 23.3 5.3 4.5 3.7 0.8 20.5 9.5 17.4 2.6 8.7 5.0 22.1 6.3 7.7 5.7 0.9 11.5 5.3 15.1 3.1 13.7 6.3 24.5 今の請負・派遣会社の役職につかない請負・派遣社員 今の請負・派遣会社の製造現場の管理者やリーダー 今の請負・派遣会社の営業所や本社スタッフ 他の請負・派遣会社の請負・派遣社員 働いている工場の正社員(正社員登用を含む) 働いている工場以外の製造企業の正社員 請負・派遣会社や製造企業でない企業の正社員 正社員以外のパート社員や契約社員などの非正社員 自営業など自分で仕事を始める 働くことをやめる 特に考えていない・働き方には特にこだわらない 0 10 20 30 40 50 全体(N=1,165) 派遣社員(N=380) 請負社員(N=584) (単位:%)

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( 働 い て い る 工 場 か ら の 採 用 提 案 へ の 対 応 : 正 社 員 採 用 へ は 応 じ る 者 が 多 い が 、そ う し た 提 案 の 可 能 性 は ほ と ん ど な い と 感 じ て い る ) 働 い て い る 工 場 か ら 正 社 員 と し て 採 用 提 案 さ れ た 場 合 と 有 期 契 約 社 員 と し て 採 用 提 案 さ れ た 場 合 の そ れ ぞ れ へ の 対 応 を 尋 ね た 結 果 で は 、 労 働 条 件 の 低 下 の 有 無 に か か わ ら ず そ の 提 案 を 受 け 入 れ る と し て 者 は 、 正 社 員 と し て の 採 用 で 28.8%、 有 期 契 約 社 員 と し て の 採 用 で 10.7%と な る 。 ま た 、 正 社 員 と 有 期 契 約 社 員 の い ず れ で も 多 く な っ た 回 答 は 、 「 賃 金 な ど の 労 働 条 件 が 良 く な れ ば 応 じ る 」( 正 社 員 32.5%、有 期 契 約 社 員 36.7%)で 、そ れ に「 賃 金 な ど 労 働 条 件 が 低 下 し な け れ ば お う じ る 」( 正 社 員 14.9%、有 期 契 約 社 員 16.1%)が 続 く 。 「 採 用 提 案 を こ と わ る 」 は 正 社 員 と し て の 採 用 で 8.7% 、 有 期 契 約 社 員 と し て の 採 用 で 17.7% と 、 採 用 提 案 を 断 る 者 の 比 率 は そ れ ほ ど 高 く な い が 、 有 期 契 約 で は 断 る が 2 割 弱 と な る 。 当 面 希 望 す る 働 き 方 や 今 後 数 年 後 に 希 望 す る 働 き 方 の 両 者 と も 、 働 い て い る 工 場 の 正 社 員 を 希 望 す る 回 答 は 少 な い 。 た だ し 、 労 働 条 件 が 低 下 し な い と い う 条 件 で 、 働 い て い る 工 場 か ら 正 社 員 と し て の 採 用 を 提 案 さ れ た 場 合 に は 、 そ の 採 用 提 案 を 受 け 入 れ る と し た 者 が か な り の 割 合 と な っ た 。 他 方 、今 後 1 年 間 の う ち に 現 在 働 い て い る 工 場 か ら 正 社 員 と し て 採 用 さ れ る 可 能 性 を 尋 ね た 設 問 で は 、「 採 用 さ れ る 可 能 性 は な い 」 と し た 者 が 68.1%と 多 数 を 占 め 、「 間 違 い な く 採 用 さ れ る ( す で に 採 用 の 提 案 を 受 け て い る )」( 1.8%) や 「 採 用 さ れ る 可 能 性 が か な り 高 い 」( 1.4%) は き わ め て 少 な い 。 つ ま り 、 働 い て い る 工 場 か ら 正 社 員 と し て の 採 用 提 案 が あ っ た 場 合 、 そ れ に 応 じ る と す る 者 が 多 い 一 方 で 、 希 望 す る 働 き 方 と し て は 、 今 後 数 年 後 を 含 め て 、 働 い て い る 工 場 の 正 社 員 を 希 望 す る 者 が 少 な い 背 景 に は 、 働 い て い る 工 場 の 正 社 員 と し て 採 用 さ れ る 可 能 性 が ほ と ん ど な い と 考 え て い る こ と が あ ろ う 。 図表13:働いている工場から正社員として採用提案された場合 28.8 14.9 32.5 8.7 12.6 2.6 採用提案に応じる 労働条件が低下しな ければ応じる 労働条件が良くなれ ば応じる 採用提案をことわる わからない 無回答 (N=2,277) (単位:%)

(10)

図表14:働いている工場から有期契約社員として採用提案された場合 10.7 16.1 36.7 15.5 17.7 3.3 採用提案に応じる 労働条件が低下しな ければ応じる 労働条件が良くなれ ば応じる 採用提案をことわる わからない 無回答 (N=2,277) (単位:%) 1.8 1.4 7.2 68.1 20.3 1.2 間違いなく採用され る 採用される可能性が かなり高い 採用される可能性が 少しはある 採用される可能性は ない わからない 無回答 (N=2,277) (単位:%) 図表15:働いている工場から正社員として採用される可能性 以 上

参照

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