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別 紙 平 成 26 年 度 第 1 回 岐 阜 県 農 政 審 議 会 議 事 要 旨 1 開 会 2 平 工 農 政 部 長 あいさつ ぎふ 農 業 農 村 基 本 計 画 の3 年 目 である 平 成 25 年 度 の 目 標 の 達 成 状 況 及 び 担 い 手 育 成 プロジェクト100

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平成26年度 第1回 岐阜県農政審議会開催結果

1 日 時:平成26年9月3日(水) 10時00分~11時30分 2 場 所:岐阜県水産会館1階大会議室 3 出欠状況 (出席者) 足立 能夫 (全国農業協同組合連合会岐阜県本部運営委員会会長) 荒井 聡 (岐阜大学応用生物科学部教授) 大野 二三 (岐阜県女性農業経営アドバイザーいきいきネットワーク会長) 岡田 忠敏 (岐阜県農業協同組合中央会会長) 小原 尚 (岐阜県議会農林委員会委員長) 神谷 眞弓子 (東海学院大学学長) 酒向 貞夫 (岐阜県漁業協同組合連合会会長) 鷲見 郁雄 (岐阜県農業会議会長) 道家 晶子 (岐阜市立女子短期大学教授) 杤本 弘明 (岐阜県指導農業士連絡協議会会長) 土川 洋功 (岐阜県青年農業士連絡協議会会長) 土屋 厚子 (岐阜県JA女性連絡協議会会長) 早川 捷也 (岐阜県畜産協会会長) 森本 豊子 (アグリ・エンジョイネット岐阜会長) 以上14名 (欠席者) 岩井 豊太郎 (岐阜県農業共済組合連合会会長) 竹中 昌子 (岐阜県地域女性団体協議会会長) 林 智子 (生活協同組合コープぎふ組合員理事) 堀 孝正 (岐阜県市長会監事・瑞穂市長) 渡邊 公夫 (岐阜県町村会副会長・御嵩町長) 渡辺 信行 (岐阜県土地改良事業団体連合会会長) 以上 6名 ※50音順 (事務局:岐阜県農政部) 農 政 部 部長、農業技監 農 政 課 課長、技術総括監、農業研究企画監 笠松競馬支援室長、水産振興室長 検 査 監 督 課 課長 農産物流通課 課長、販売戦略企画監 農 業 経 営 課 課長、担い手対策室長 農 産 園 芸 課 総括管理監、花き振興企画監 畜 産 課 課長、家畜防疫対策監 農 村 振 興 課 課長 農 地 整 備 課 課長、技術指導監 4 議事 (1)会長職務代理者の指名 (2)議事録署名者の選任 (3)「ぎふ農業・農村基本計画」の取組状況について (4)担い手育成プロジェクト1000の取組みについて 5 報告事項 (1)新たな県基本計画の策定について 6 議事要旨 別紙のとおり

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別 紙

平成26年度 第1回 岐阜県農政審議会議事要旨

1 開 会 2 平工農政部長あいさつ ・「ぎふ農業・農村基本計画」の3年目である平成25年度の目標の達成状況及び担い手 育成プロジェクト1000の取組内容や取組状況について、説明、報告させていただく。 ・忌憚のない御意見、御提言をお願いする。 3 議 事 (1)会長職務代理者の指名 (荒井会長) ○会長職務代理者に東海学院大学学長の神谷眞弓子委員を指名 (神谷委員) ○就任の挨拶 (2)議事録署名者の選任 (荒井会長) ○議事録署名者に岡田委員と酒向委員の御両名を指名 (3)「ぎふ農業・農村基本計画」の取組状況について (川尻農政課長) ○「ぎふ農業・農村基本計画」の平成25年度の取組状況について資料1に基づき説明。 (大野委員) ・農協を通していちごを出荷しているのが、市場価格が低迷している時は、直売所で販売 している。直売所での販売は、消費者の声が直接届くため、品質の改善に繋がっている。 (荒井会長) ・中山間地域では集落営農が担い手としての位置づけが強い。その指標として組織数とい うものあるが、最近では法人化の絡みで、いくつかの集落営農が合わさって、大きな組 織をつくる動きが全国的に広がっている。 ・このような動きを踏まえ、集落営農に参加する集落の割合というような指標とすれば、 どれだけ中山間の集落が集落営農の動きがあるのかわかってくるのではないか。

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2 (杤本委員) ・自分の地域は、典型的な中山間地なので、基盤整備から何十年も経って水路が老廃して いたり、鳥獣害が発生したりと、農産物を作ってお金に変える事が非常に難しい。 ・農業を始めようとすると、面積は最低でも2、3反は必要であるが、優良な水田は稲作 農家が協定の中で担っており、担い手がいざ就農しようとしても、優良な田んぼが見つ からないのが現実である。水田利用率との関係で、どうしたらよいのか。 ・夏秋トマトの分散作型ですが、昔は9月になると必ず販売単価が上がっていたが、ここ 10年くらいは9月にも他産地の出荷あり、夏秋トマトがお金になる時期が非常に短く なった。最終的にはお金が取れないと後継者が育っていかないという現実がある。 ・どうしたら農家の収入が増えるのか、JAさんを含めて、物流を担当している人たちに いろいろ知恵を出してもらいながらやっていかないとなかなか農家は増えていかない。 (寺嶋農産園芸課総括管理監) ・生産数量目標が下がったことから、主食用米の作付面積が減少した。減少分を麦や大豆 などの転作作物、非主食用米への転換を図ってきたが、水田利用率は低下した。今後は、 不作付地を減らすために、需要が見込まれる飼料用米などに力を入れていく。 ・トマトは、比較的価格のとれる10、11月に一定の収量を確保できるように、農家の 理解を得ながら、作型分散の取組みを進めている。ただ、昨年度は、終盤の灰色かび病 の発生や高温による生育の前進化もあり、後半の収量が確保できなかった。 (4)担い手育成プロジェクト1000の取組みについて (川瀬農業経営課長) ○「担い手育成プロジェクト1000」の取組みについ資料2に基づいて説明。 (神谷委員) ・新規就農者を218から330に増やすという目標は難しい。若い人は、農業以外にも 関心があり、生活できないのでは困るので給料を一番に考える。人口推移からみても若 者の増加が期待できないことから、新規就農者は少なめに考えた方がよいのではないか。 ・逆に、定年帰農者の目標は、もっと多めに設定しても良いのではないか。岐阜県には、 山紫水明、温泉、鵜飼など誇れるものがたくさんあるので、第二、第三の人生を考えて いる大都市圏で定年を迎えられる50代半ばの会社員をターゲットに「岐阜県に来て農 業やってください」と積極的に呼び込んでいくのが良いのではないか。 ・例えば、東京の銀座あたりのデパートでイベントをしたり、岐阜県のゆるキャラを活用 してPRしたり、やはりネットを活用したりして、岐阜県の魅力を発信してはどうか。 ・県のホームページをもっと工夫して、ページを見た方がアクセスできるように、帰農者 というより、大都市の定年の方々に来てもらうような取組みに期待している。 (鷲見委員) ・若い人達への農業教育は必要であるが、生活をかけていくということになると、若い人

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3 は着いてこれない面がある。また、農業には、必ず将来こうなれるという夢がない。 ・日本全国での農業生産額が8兆円2、3千億円なのに対し、流通とか付加価値を付けて 農業関係産業全体では94兆円8千億円ということで、農業者の取り分が少ないので、 農業者自身が付加価値を付けて所得を上げる必要がある。 ・農業は健康に良いので、年配の人が、健康のために現場働くというのが良いのではない か。農業には単純な仕事があるので、県からそういった指導があると力になる。 ・水田利用率の達成度について38%というのは極端に低い。米余りといっても、毎年、 ミニマムアクセス米が70何万トン輸入されているということを国民は十分認識してい ない。そういったことを含めて、情熱的に農業に取組めるような教育に期待している。 (岡田委員) ・新しい農業政策が出た中で、大型農家の育成には取組むべきと考えているが、JAめぐ みの管内は、中山間地域の小規模農家が多い。 ・同JAでは、サトイモ、トマト、ナス、ホウレンソウ、施設イチゴで就農塾に取組んで きた。部会が責任をもって指導し、今日まで延べ221人が就農塾に入り、このうち農 協の共同出荷までに至った方が52人いる。 ・同JAは、大型直売所を2店持っており、約1500人の出荷者がいる。小さな直売所 も4つある。直売所には、生産者が農産物を持ち込んで販売をしており、JAとしても、 直売所に持って来ていただける新規就農者を確保していかないといけない。 ・直売所は、地域の活性化や生産者の生きがいづくりに効果がある。小規模な農業者や地 域を守るために、地産地消の取組みが必要であるので、県の支援をいただきたい。 ・農協改革において、農協は農産物の販売に力を入れていくことから、共同出荷で売る部 分と、地産地消で売るものとを総合的に農協は考えていかないといけない。 ・農協では、食農教育にも取り組んでいる。親子を対象に食農教育を行い、農業のつらさ、 食料や農産物のありがたさの理解に繋がっている。県においても、一層の支援をお願い したい。 (川瀬農業経営課長) ・指標の考え方として、新規就農者には、都会の定年退職者を含んでいる。一方、定年帰 農者は、県内に在住、農地を所有している方などが、退職後、農業を開始する者と整理 している。 ・25年度の新規就農者は81名であるが、このうち45歳以上の方が20名程度いる。 大都市圏からの定年退職者の勧誘の強化を検討していきたい。 ・健康維持など農業の持つ福祉的な意味なども踏まえて、計画等に繋げていきたい。 ・定年帰農者の育成は非常に意義があり、地産地消にも繋がる取組みであるので、予算的 な裏付けも考えながら事業を進めていきたい。 (大野委員) ・担い手について、新規や定年の話ばかりで、若い農業後継者が出てこない。新規に力を 入れていることはわかるが、後継者ももっと応援して欲しい。

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4 (川瀬農業経営課長) ・後継者に対する支援の充実については、来年度の予算での検討をしているところ。 (杤本委員) ・就農の相談窓口については、引き続きしっかりやってもらいたい。 ・農業を衰退させないためには、今ある農家をしっかりとみていただきたい。 ・指導農業士は、担い手の育成に繋がる重要な職であるが、非常に不安に思いながら、動 いている。こういった指導者の育成も一つの重要な手段ではないか。 (足立委員) ・耕作放棄地の解消が非常に進んでいるということであるが、その農地が十分活用されて いないと思う。その原因は、農業をやる就農者がいないこと、作った後の物流や換金が しっかりしていないことの2つ。JA自体も十分指導ができていないと反省している。 ・農業後継者に対してもしっかり配慮欲しい。農業後継者やその親が、就農について迷っ ている。その辺を解消していく必要があるのではないか。 (道家委員) ・岐阜県の食料自給率をもうちょっと上げるというのを前面に押し出したらどうか。岐阜 県の自給率は、全国の平均の40%よりも低く、残念である。 ・地元の食材は、地元の旅館や店舗に流通させて、岐阜でしっかりと消費をしてほしい。 岐阜には観光地がたくさんあるが、旅行者は岐阜の食材で食事をしたいと思っている。 ・おいしい食事を食べれば、ソーシャルネットワークを通じて、おいしいという感想はす ぐに広がるので、他県でも岐阜の食材をネット取り寄せたいといった話にも広がってい くのではないか。 ・消費者の好みもどんどん変わっているので、生産者の方には、甘い、柔らかいなど、今 の消費者の好みに合うようなものを作っていただきたい。 ・地産地消は、鮮度面で優れる上、フードマイレージも少ないので、エネルギーの節減や 環境負荷の低減にも繋がるのではないか。 4 報 告 事 項 (1)新たな県基本計画の策定について (川尻農政課長) ○新たな県基本計画の策定について資料3を基づいて説明。 (神谷委員) ・策定の必要性のところで、環境の変化についてもっと吟味してもらいたい。内部環境や 外部環境の問題や課題の整理は、一番の基本であるので、きちんと整理してほしい。 (早川委員) ・策定の必要性はわかるが、環境の変化は昔から言われていること。これまで計画策定時

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5 には右肩上がりの指標を設定しているが、現実には下がっている指標もある。情勢や原 因を見た時に、不可能な目標を設定するよりは、初めからマイナスでもいいのではない か。 ・親の姿を見て農業が儲かっていないのであれば、子どもが後を継ぐわけがない。農業は 難しいので、現場に出た意見を、もっと加味していく必要があるのではないか。 (荒井会長) ・内部環境、外部環境を正確に分析して、岐阜県の強み、弱みを分析して、きちっとした 計画を作っていくことが大事。 5 閉 会 (事務局) ○平工農政部長から閉会の挨拶

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