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研究 事例報告 要旨 : 本報告は 高齢者施設に勤務する管理栄養士 栄養士が 栄養ケア マネジメントにおけるデータベース作成に要するパソコンスキルを学ぶために行われた研修会の成果を述べたものである 研修会のプログラムを開発するに当たって まず栄養ケア マネジメントのデータベース作成に必須と考えられる

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Academic year: 2021

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実践事例報告

 緒言

管理栄養士の専門的実践能力の向上は社会的なニ ーズであり、2009 年の日本栄養改善学会では、「管 理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラ ム」が提 された1)。また、 井ら2)は、管理栄養 士のコンピテンシー・モデルを作成し、卒前レベル の管理栄養士のコンピテンシー測定 目を開発して いる。それには、調査研究を行って得たデータにつ いて、適切な集計・ 計方法を し、解析すると いう 目があるが、情報リテラシーとして、表計 や 計 フトを含むパ コンスキルについての具体 的な 目はない。 実際に、管理栄養士として業務に いた場合、た 要旨:本報告は、高齢者施設に勤務する管理栄養士・栄養士が、栄養ケア・マネジメントにおけるデータベース作 成に要するパソコンスキルを学ぶために行われた研修会の成果を述べたものである。研修会のプログラムを開発す るに当たって、まず栄養ケア・マネジメントのデータベース作成に必須と考えられる 10 のパソコンスキルを抽 出。そのプログラムを用いて、高齢者施設勤務の管理栄養士・栄養士を対象にパソコンスキルアップ研修会を実施 した。研修会後に、パソコンスキルの習得度、習得したパソコンスキルの業務への活用度、フォローアップ研修の 希望などを調査した。  12 施設から 14 人の管理栄養士・栄養士が研修会に参加した。データベース作成に必要な 10 スキルの既習得者 はファイルコピーが最多(3 人)であり、シリアル値、PHONETIC 関数、リストから選択は 0 人であった。研修直 後の調査では、ファイルのコピー(12 人)以外の 9 スキルを全員(14 人)が理解したと回答した。研修後、業務に 生かしたいと回答したスキルは、基本情報の入力に関わるスキル(シリアル値、DATEDIF 関数・TODAY 関数、 PHONETIC 関数)で、参加者 14 人中 10 人と最も多かった。3 週間後の追跡調査で 9 施設がデータベースを作成 し始めていた。研修前の栄養管理ソフトの使用の有無と、研修後の新たなデータベース作成には関連は無かった。 データベースを作成し始めた 9 施設を含む 10 施設がフォローアップ研修を希望した。  以上から栄養ケア ・ マネジメントにおけるデータベース作成のための、パソコンスキルを習得するのに研修会は 有用であることが示唆された。 キーワード:栄養ケア・マネジメント、データベース、パソコンスキル

Acquisition and use of computer skills for developing databases for

nutritional care and management

Miho Morioka1), Satoshi Kubota2), Takeo Nakayama3)

1)Department of Human Life Sciences, Kochi Gakuen College;

2)Graduate School of Integrated Arts and Sciences, Doctoral Course, Kuroshio Science, Kochi University; 3)Department of Health Informatics Kyoto University School of Public Health

栄養ケア ・ マネジメントにおけるデータベース

作成のための、パソコンスキル習得と活用について

研究・事例報告

森岡美帆1)、久保田賢2)、中山健夫3) 1)高知学園短期大学生活科学学科、2)高知大学総合科学系黒潮圏科学部門、 3)京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野 受付日:平成 25 年 6 月 14 日、受理日:平成 26 年 1 月 29 日 連 責任者:   780―0955 高知 神 292―26 TEL:088―840―1121(内線 420) FA :088―840―1123       E-mail:mmorioka kochi-gc.ac.jp

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とえば、介護保険施設では、2005 年から個別の栄 養状態に着目した栄養管理が、栄養マネジメント加 として評価されるようになった3,4)。しかし、栄 養ケア・マネジメントが導入されて後、この業務に 要する時間が増えたため、食事提供に関わる業務時 間や研修等に やす時間が有意に減少することが報 告されている5)。したがって、入所者への質の高い 食事提供サービスと栄養管理の両方を実現できる管 理栄養士になるには、従来以上に多様な業務を効 的に 理できる能力を修得することが必要となる。 パ コンスキルは、研修によって習得可能で、その スキルの客観的な測定も容易であると考える。 者は、汎用性のある表計 フト(Microsoft  Excel )と文書作成 フト(Microsoft Word)で業 務の効 化を図るシステムを構 してきた6)。個人 レベルの栄養ケア・マネジメントを効 よく行うた めには、データベースを作成し、活用することが有 用と考える。 今回、データベースの作成に必要なパ コンスキ ルを抽出して、高齢者施設に 務する管理栄養士・ 栄養士を対象に、パ コンスキル研修を実施した。 本稿では、栄養ケア マネジメントにおけるデータ ベース作成のためのパ コンスキル習得に関して、 研修会が有用であるのか、また、習得したデータベ ース作成に要するパ コンスキルが実際に活用され るのかを検討した。

 方法

1 .パソコンスキルの解析とテキスト作成 栄養ケア・マネジメントで利用できるデータベー スを作成するため、基本情報の入力として、シリア ル値、DATEDIF 関数・TODA 関数、PHONET-IC 関数の 3 スキル、入力の効 化として、リスト から 、 べ え・オートフィル機能、作業グル ープの 3 スキル、データ入力として、IF 関数、 AVERAGE 関数、ネスト関数の 3 スキル、データ ベースの管理としてフ イルのコピーの 1 スキル、 合計 10 スキルを抽出し(表 1)、その結果にもとづ ●表 1 ● データベース作成・利用に要するパソコンスキル データベース作成・利用に際する作業 対応するパソコンスキル 基本情報の入力 シリアル値* DATEDIF 関数 ・TODA 関数 PHONETIC 関数 入力の効 化 リストから べ え ・オートフィル機能** 作業グループ データ入力 IF 関数 AVERAGE 関数 ネスト関数 データベースの管理 フ イルのコピー * シリアル値:Excel では、日付にシルアル値という連 を って管理している。1900 年 1 月 1 日を「1」として 1 日で 「1」ずつ増加する。これにより日付が計 できる。  DATEDIF 関数:ある日からある日までの期間(年数、月数、日数など)を求める。  TODA 関数:今日の日付を表示する。  PHONETIC 関数: りがなの文 を取り出す。  リストから :同じ では、上に入力した内容を Alt キーと同時に キーを すことで表示できる。   べ え:1 つの 目に関してボタンで べ えができる。また、ダイアログボックスを表示させると 数の 目を基 準に べ えができる。 **オートフィル機能:セルのフィルハンドルにポイントしドラッグし、オートフィルオプションボタンで連続データを すると、 接セルに規則的な連続データを入力できる。 作業グループ: 数のシートが された状態。ブックのタイトルバーに 作業グループ と表示される。 IF 関数:論理 の結果(TRUE か FALSE)に応じて指定の値を出す。( 性の場合とそうでない( 性の)場合で、計

が異なる場合等に使用)

AVERAGE 関数:平 値を求める。

ネスト関数:1 つの関数 の中に別の関数 を代入する。

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いてテキストを作成した。使用する フトは汎用性 を重視して、Microsoft Excel 想定した(図 1)。 研修で使用したデータベースは、2006 年 5 月か ら作成し始め、改良を重ねたもので、以下の特 を 持ったものである。 1)特別養護老人ホームで 50〜100 人を対象に利 用することを想定している。 2)生年月日、要介護度、身 、体重、体重増減 、BMI、食事形態、食事摂取 等、通常業 務で必要とされる 目を している。 3)施設の状況に応じてカスタマイズが可能であ る。 4)1 カ月分のデータを 1 つのフ イルで管理が 可能である。 5)毎月の更新 目について 4 カ月分のデータを 1 シートにまとめモニタリング用のフ イル を作成する。 6)Word で作成している 類に し み の機能を使用して、個人のデータを出力して モニタリングの を作成する。 今回の研修では、1 カ月分のデータベースの作成 方法を習得してもらう内容となっている。 2 .研修 1)実施日:2010 年 3 月 10 日( ) 2)実施時間:4 時間 3)参加者:高知県老人福祉施設協議会会員 61 施 設に 集 内を送り、14 人(12 施設)の高齢者 施設(入所者定員 50〜80 人)に 務する管理栄 養士・栄養士。なお、2 カ所の施設で 2 名の 参加があった。 4)内容:データベースの作成と管理 5)講師:1 人・アシスタント 1 人 6)パ コン:受講生各自に 1 ずつ準備 3 .評価項目 事前調査は、研修直前に質問 調査により、 類の作成に関する栄養管理 フトウェアの使用状況 とパ コンスキル習得状況(表 2)、事後調査は、研 修直後に研修によるパ コンスキル習得状況と業務 に活用したいパ コンスキルを確認した。また受講 3 間後に、業務での活用状況(データベースを作 成し始めている)とフ ローアップ研修の希望(表 3)について追 調査を実施した。追 調査は、受 講 3 間後に行い、質問 を FA にて送信しても らった。 パ コンスキルの修得は個人単位、追 調査では 施設単位で、業務におけるデータベース作成の状況 を判定した。 4 .解析方法 質問 の集計結果は、 ら7)のかんたん 計 理 フト(Edu-STATVer.160SusumuSAITOH Naoki HA ASHI)を用いて、2 2 分割のフィッシャーの 直接確 検定を行った。両 検定で P 0.05 を有 意とした。

 結果

1 .‌‌帳票類の作成に関する栄養管理ソフトウェア の使用状況 研修プログラム参加の前に、栄養管理 フトを使 用している施設は、12 施設中 4 施設であった。 ●図 1 ● データベースサンプル

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2 .パソコンスキル習得状況(研修前・後) 本研修プログラムで った 10 スキルのうち、14 人中最も 習得者が多かったのはフ イルコピー(3 人)であり、シリアル値、PHONETIC 関数、リス トから の 3 目は 0 人であった(表 2)。研修直 後の調査では、1 目(フ イルのコピー)を除いた スキルにおいて、全員が理解できたと回答した。ま た、研修後、業務に生かしたいと回答したスキル は、基本情報の入力に関わるスキル(シリアル値、 DATEDIF 関数・TODA 関数、PHONETIC 関数) で、参加者 14 中 10 人と最も多かった(表 2)。 3 .業務での活用状況 研修後、データベースを作成し始めた施設は、12 施設中 9 施設であった。研修前の栄養管理 フトの 使用状況と、研修後の新たなデータベース作成には 関連はなかった。 4 .フォローアップ研修の希望 基本情報の入力以外の各スキルについて、参加者 13 人中 3〜7 人がフ ローアップ研修を希望してい た。施設単位では、参加 12 施設中 10 施設がフ ロ ーアップ研修を希望していた。研修後にデータベー スを作成し始めた施設は、全施設でフ ローアップ 研修を希望しており、データベースを作成していな かった施設に比べて、有意に希望が多かった(p 0.045)(表 3)。

 考察

今回の研修では、追 調査の結果、12 施設中 9 施設で受講後、データベースを作成し始めていた。 栄養ケア・マネジメントのように、対象者を個人レ ベルで継続的に し、個別性の高いサービスを提 供していくという業務では、施設内で 1 つのデータ ベースを作成してスタッフが利用することで、作業 ●表 2 ● パソコンスキル習得度の調査結果(n:人数) データベース作成・利用に 要するパソコンスキル* 事前調査 † (n=14) 事後調査 1‡ (n=14) 事後調査 2§ (n=14) 追跡調査 (n=13) シリアル値 0 14 10 0 DATEDIF 関数・TODAY 関数 1 14 10 0 PHONETIC 関数 0 14 10 0 リストから選択 0 14  8 3 並べ替え・オートフィル機能 2 14  8 3 作業グループ 1 14  8 3 IF 関数 2 14  9 5 AVERAGE 関数 2 14  7 5 ネスト関数 1 14  9 7 ファイルのコピー 3 12  7 5 *データベース作成・利用に要する作業内容は表 1 に示す。 事前調査では、研修直前に質問 調査により、パ コンスキル習得 み状況を確認した。 事後調査 1 では、研修直後に質問 調査により、研修によるパ コンスキル習得状況を確認 した。 事後調査 2 では、研修直後に質問 調査により、業務に活用したいパ コンスキルを確認し た。  追 調査では、受講 3 間後に 度受講したいパ コンスキルについて確認した。追 調査 の段階で 1 名が 職していたため 13 名となった。 ●表 3 ● データベース作成とフォローアップ研修(n=12 施設数) 研修後データベース 合計 作成なし 作成あり フォローアップ研修 希望なし 2 0 2 希望あり 1 9 10 合計 3 9 12 *フィッシャーの直接確 検定の結果(両 検定:p 0.045)

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の 化、情報の適切な共有化が期待できる。 本研修の参加者の多くは、研修前のパ コンスキ ルは限られたものであったが、研修によってパ コ ンスキルが習得され、業務でデータベースを実際に 作成し、活用につなげている可能性が示された。 研修前の栄養管理 フト使用の有無とデータベー ス作成には関連はなく、参加施設の 12 施設中 9 施 設がデータベースを作成しはじめたことから、各施 設の準備状況にかかわらず、研修によってデータベ ース作成の有用性が認識されたことが推測される。 高齢者施設において、栄養状態の主要な評価 目で ある体重の視 化は、多職種スタッフの共通情報と して価値が高い8)。データベース作成によってグラ フ作成も効 化されるので、その目的にも適う有用 性の高いスキルと言える。 業務の効 化を図るには、パ コンスキルの習 得、活用方法の習得といった各段階でのスキルアッ プが重要である。参加施設の 12 施設中 10 施設が、 フ ローアップ研修を希望しており、特に研修後、 新たにデータベースを作成し始めた施設は、フ ロ ーアップ研修の希望が有意に多かった。 研修後、データベースの作成がなく、フ ローア ップ研修の希望のない 2 施設は、ともに栄養ケア・ マネジメントを実施していない(栄養マネジメント 加 申請をしていない)施設であった。2 施設のう ち栄養管理 フトを使用している 1 施設の参加者 は、「栄養管理 フトを使用していなければす に でも自分でデータベースを作って利用したいが、栄 養士業務とデータベース作成の両方は難しい」とい う感想が研修 3 間後の質問 調査 に書かれてい た。データベースを作成して業務の効 化が図れる というメリットと、現在の業務をしながらのデータ ベース作成で一時的に業務が増加するデメリットを にかけて、デメリットの方が ったと推測され る。通常の Microsoft Excel 使用 度が低い場 合、今回の研修だけでは、パ コンスキル習得に自 信が持てるまでに至らず、データベースを作成でき なかった可能性も考えられる。また、研修で習得し たスキルについても追 調査で、フ ローアップを 希望している 目があったことから、データベース を活用して業務効 化を 行するために、 度のス キル確認とさらなるパ コンスキルの習得が必要と 考えられる。定期的なパ コン研修の実施は、管理 栄養士・栄養士のスキルアップの継続に 与できる 可能性がある。 パ コンスキルを習得していく達成感は、管理栄 養士・栄養士としての自己効力感を増すのに有効と 思われるが、本調査では、パ コンスキルの習得で 実際、どれだけ業務効 化が図れたのか、自己効力 感が増したのかは評価していない。管理栄養士・栄 養士の情報リテラシー向上におけるパ コンスキル の研修プログラムを開発していくために、今後の検 討課題としたい。

 結論

研修後に、実際に業務でデータベースを作成し、 利用し始めている管理栄養士・栄養士が多いことか ら、研修の有用性が示唆された。 今回の知見をもとに、管理栄養士・栄養士の情報 リテラシーの 1 つとして、データベース作成のため のパ コンスキルの習得が、管理栄養士・栄養士の 能力向上と業務の効 化にどのように関連している か、さらなる調査を実施したい。 謝 辞 本研究に関して、 会社アオイコーポレーショ ン常務管理栄養士小 根子様、社会福祉法人 福祉会特別養護老人ホームウエルプラ やまだ 管理栄養士日 子様、社会福祉法人 福祉会特別養護老人ホームウエルプラ 管理 栄養士 様、医療法人 目会介護老人保 健施設とさやまだフ ミリア管理栄養士大 子 様、社会福祉法人 福祉会特別養護老人ホー ムウエルプラ 高知管理栄養士 子様にご協 力、ご支援いただきましたこと心から感謝申し上げ ます。 高知県老人福祉施設協議会の方々のご協力、ご支 援があり 行できましたことを心から感謝申し上げ ます。 パ コンスキル研修にご参加いただきました管理 栄養士・栄養士の 様に心から感謝申し上げます。 研究助成をいただきました(公社)日本栄養士会に

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深く感謝申し上げます。本研究は、(公社)日本栄養 士会の平成 21 年度栄養指導等に関する研究助成事 業「栄養ケア マネジメント業務におけるパ コン スキルの向上方法についての検討」の一部である。 文 献 1 )日本栄養改善学会:「管理栄養士養成課程におけるモ デルコアカリキュラム」の提 ,栄養学雑 ,67, 202―232(2009) 2 ) 井成 , 利 , 実,他:卒前教育レベ ルの管理栄養士のコンピテンシー測定 目の開発, 栄養学雑 ,70,49―58(2012) 3 )厚生労働省:栄養マネジメント加 び経口移行加 に関する事務 理手順例 び様 例の提示につい て(平成 17 年 9 月 7 日老老発第 0907002 号),(2005) 4 ) みち子:改正介護保険制度と栄養ケア・マネジ メントに関する研究,栄養学雑 ,65,55―66(2007) 5 )(社)日本栄養士会全国福祉栄養士協議会:介護老人 福祉施設および介護老人保健施設における栄養ケ ア・マネジメントの有効性評価および業務量調査報 告書,p.43(2008) 6 ) :栄養士のためのスキルアップ講 「業務 に活かせるパ コン教 第 26 回」, ルスケア・レ ストラン,17,42―43(2009) 7 ) 直 , 保 子, 井成 :しらべるまとめる指 導に生かすパ コン データ活用法(2007)東 書 ,京都 8 ) 口陽子, 代, 理子,他:特別養護老 人ホーム入 者の体重の推移 びに食関連 QOL と の関連要因,日本栄養士会雑 (栄養日本),53,145 ―151(2010)

Abstract : The purpose of this study was to determine whether dietitians and registered dietitians at elderly facilities can acquire and actually utilize in their work duties computer skills learned at workshops which are required for database generation in nutritional care and management.

We first assessed the computer skills necessary for database generation in nutritional care and management. To this end, we held a workshop aimed at increasing computer skills that targeted dietitians and registered dietitians working at elderly facilities. We assessed the extent to which participants acquired computer skills, the degree to which the acquired skills were used in work duties, and any requests for follow-up training.

Fourteen registered dietitians from 12 facilities participated in the workshop. Among the 10 skills required for database generation, the item for which the largest number of participants al-ready had the skill was copying files (3 participants), whereas none of the participants had skills relating to serial numbers, PHONETIC function, and selection from lists. In a post-workshop sur-vey, all 14 participants answered that they had grasped the 9 skills other than copying files. After the workshop, 10 of 14 participants indicated that they would like to use skills related to basic data entry (serial numbers, DATEDIF function, TODAY function, and PHONETIC function) in their work duties. In a follow-up survey conducted three weeks later, 9 facilities had begun generating databases. There was no relationship between the use of pre-workshop nutritional management software and post-workshop database generation. The 10 facilities, including the 9 which began database generation, desired follow-up training.

Our findings suggest that workshops for acquiring computer skills for database generation in nutritional care and management are effective.

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