C A N C ER 6
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997), p. 1 - 21
若狭湾で採集されたウチワ工ビ類
2
種
本 尾
日本に分布するウチワエビ属genu sIbacHsには ウ チ ワ エ ビ 1. cilωtus と オ オ パ ウ チ ワ エ ビ l. 1!ovem dentatusの2種 が 知 ら れ て おり,いずれも 南方系積であ る( 三宅,1982) その │ 札日 本 海 からもlnJ
2穫が報告されており , それ らは石川・ 富 山・ 新潟県沖からのウチワエピ( 西村 ・111 崎, 1961 ; Mi yake et al. , 1962 ; M otoh、1972 ; H on m aand Kitami . 1978) と山陰 iql のオオパウチワエビ (H arada and H Ollthlli s. 1965) で あ る . い ず れ も 比較的珍しい採集例とされている . 筆者は1996年に , 3 固 にわた って若狭湾から 上
記 2
種を得る機会があったのでその概要を報持す る.i
J!lJ定自¥
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fj/: につ いて は,日良胸叩 長 (CL ) は傾 向 基音¥
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から@ I
旬甲中央後端まで,体長 (BL) は傾 向来音f¥
からJu
Jl刻表端まで, そして全長 (T L) は 第2
触角 先端から尾肢後端までのi
直線距離とした . 各部伎をノギスにより 1 /10mm まで読み取り, Cし ではそのまま BしT L では凹恰五人により 1 mm 単位で表示した なお,種の査定は 三宅( 1982) によ った. 結果と考察 採 集 されたウチ ワエ ビと オ オ ハ ウ チ ワ エ ピ は 1996年 4月2 日と 24 日に成曳網及び 7月8 日に 刺 網で漁位された合計16個 体であ る. ウチワエビはf
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叫と雌4P
じでその ぞ1:
比はほ ぼ:1'". 々であ っ た が, オオハウチワエビではt .f
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,批ft1 と圧倒 的に t.ffーがおおか った. それらの採集データと 測定結 果 を表l に,また両種の写真を │文11 に示した . 採 集 されたウチワエビのC L は45 .9 - 64.4 mm, オオハウチワエビはC L38.1 - 50. 6mm の範桝│にあ り,前者ーが幾分大きい傾向 にあ った. Yr
.
1胸叶'iWJ総 Hiroshi T w o species o f scyll arid lobste rs fro m Wakasa Bay. the Sea of Japan洋
表1 .若狭湾から採集されたウチワエヒ 2 種の 測定結果 C L BL TL 採 集例 * 性 (mm) (町m"円m) (mm ウチワエビ (1) 雌 64. 4 154 184 (2) 雄 52.6 120 // // // // // (2)'
"
// //'
"
イ シ イ シ (3) // 雄 52 .9 雄 54 .0 雌 45.9 ltit 49 .7 雌 51.I 125 127 102 114 120 オオパウチワエビ 32.3 79 t!i 38 . J 86 38 . I 92 39.4 86 tJt 42.1 99 44 .5 107 ltit 50 .6 11 8 tjt 44.3 107 tjt 49 .8 121 132 147 12/11 10/10 11/11 10/12 12112 111JJ 12/12 8/8 817 71-8/8 717 8/8 717 7/8 8/9 本( 1 ) 1996年4JJ 2 日. 白 石礁の'¥li側泥場水深11 0 m , ) 長曳網(2) 1996if.4 fl 24 日,白石礁の京fWJi)己場水i:;::JJ 5 m ,
! 氏曳縛l (3) 1996年7月8 日,!!H, h見!宍I.ilj'の{ 沙泥tJ)j水深25 -26m ,中IJ緋l の歯数は前者で10 - 12,後者で 7 - 8 (析に 9 ) であ った. 従 ってi'
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数 において 両被は重抜するこ とはなか った. 底曳網の漁業者ー( )l1
口fI
也氏) によると,ここ 2年ほど前か ら小担 (新齢 ) のウチワエビ類が網 に混獲されだしていたので,今年あたりはそれら の成長側{本カ{l-!',現することをある程度予知l
してい たとのことである. それは過去 (およ そ10年ほど 前) にもそういう事例があ り,その経験か らそう2 す? 狭i J うて、採集されたウチワエビ禁[2
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図, . ウチワエビ (左)と オオハウ チワ エビ (右) 言 えるとのことである . 通常, 月から翌年5.F
Jまでであるが,その間の11 月から 3月はズワイガニを主な漁獲対 象 とすることから 水深2 0 0 - 3 5 0 mの深場を操業しており,この水域 漁W J
の9- 10月と終漁期の4 - 5月には法所 で 操 業しており , ウチワエビ類はこの時期l
の 水 深100 - 15 0 m l点で人網するとのことである. Jill常,入 家消費する程度で, 尖態である . 一方,中IJ網漁業者ーらによると,年I::j
操業してい るが,綱 に催るウチワエビm
は去から秋にかけて 2 - 3 JIt . : 挫程度であり,ゴマく凡ない年もあると言 う. 操業;j'(i
奈は15 - 4 0 m の純聞で,そのうちウチ ワエビ芳!が罷るのは砂泥坊ーであるとのことであ る. 以上 のようにいずれの場合もその 内、伎は拡的に は少なく, 煩に属するようである. 事実,彼らはウチワエヒ 煩に丸l
して特別に方討のような才,
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J;を与えていな く, このことからも判通には見かけていないこと が制ける. 勿論漁業者ーは2H
i . いることに気づいて お ら ず,lf
_¥ff頒 と 思 っているとのことで,“変わ ったエビがし、る" 程度の25i
法だ ったそうである. そう 言 うわけで,漁業の丸13
氏物としては 知名度 が低 く,漁彼数呈は少なく不安定なこともあって ,現
イ
1・は木作上無視されている. ーブ),年安動はあ るもののほ曳網の場介,① シースンlド他漁船( 京 者ilJ{-f下で2 1隻 ) の漁推エビを集i H j すれば相当な数 量になる ,② 美味で高級感と物珍しさがある, ③ 九百か し " に 強 い か ら 益 養 ( ス ト ッ ク ) が 可 能 で、 ある,などから 一地方のブランド食品的な扱いで, 特 定 の 削2
料亭等へ契約IIH¥:j
すれば未利用資似の 有効利用が閃られ,そのことから本積が水産上の 有望種となることが考えられる . ところで , 上 述 の 丈 献 に よ れ ば, 円本村正からの 係集例はウチワエビで、は若狭湾以北から,またオ オパウチワエビの場合1111絵のみからである. 今回 の採集例は 一 度に多数であり , かつオオハウチワ エピの場合, [111岱以北 の海域から初めての報骨と なる.ノ
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1"1,剛被とも抱卵例体を採集していないので, 少なくとも若狭湾海域て、のそれらの桝住所は確日立 できていない . 今後の新たなほ集例等を伴 ってこ れら2
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I ( の! よく日本海での分布 ・資l
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止や再生産 の尖態を明らかにしていきたいと思 っている . 謝 辞 初: 本を提供 し,責i弔〔な情報を下 さった! 氏曳網漁 船船長の 川Il l1 f 也氏( 京者│ 川J
舞鶴市J . r'.li;:)
と刺網 漁業者の浜中亮一氏( 京者lil{.f ; : ' ; 津市尚陰) にl'メく ijll札 を 1[1し上げます . 参考文献H arada,
E
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