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第二次身延町総合計画 平成 29 年 3 月

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第二次身延町総合計画

平成29年3月

(2)

はじめに

私たちの「身延町」は、青空の下、四季を織り

なす山々に囲まれ、空を映す水辺と透き通った

風がそよぐ豊かな自然に恵まれた、歴史と文化、

伝統が息づく魅力あふれるまちです。

本町は、平成16年9月13日に誕生し、12年が経過しました。

この間、平成19年3月に新町建設計画の基本方針や計画内容を尊重し、策定し

た第一次身延町総合計画により、町民の皆様と行政がお互いに知恵を出し合い、様々

な施策による町づくりに取り組んでまいりました。

しかしながら、出生率の低下と若者の転出による少子高齢化と人口減少、過疎化

がもたらす生活サービス供給の不足、生活の根幹となる雇用の創出など、今後も一

層の取り組みを推し進めていくことが求められています。

このような状況のなか、平成29年度から10年間を期間とし、総合的かつ計画

的な行政運営を図るため、

「第二次身延町総合計画」を策定しました。

本計画は、第一次総合計画において、町づくりの将来像として提唱した「安らぎ

と 活力ある ひらかれたまち」を継承しつつ、未来の身延町の創造と更なる発展

に向けて策定しています。また、平成31年度を目標年度として取り組みを進めて

いる「身延町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の施策も重点課題として取り込み

進めることとしています。

私は、本計画に掲げた施策を着実に実施し、町民の皆様が将来に向かって安心し

て暮らせるまちづくりを進めるとともに、町民の皆様に「生まれてよかった」

「育っ

てよかった」

「住んでよかった」と思っていただけるよう、町民優先を尊重し、全力

を挙げて取り組みを進めてまいりますので、皆様の積極的な参画とご支援をお願い

申し上げます。

結びに、本計画の策定にあたりましては、慎重なご審議のうえ答申をいただきま

した総合計画審議委員会委員の皆様をはじめ、町議会、町民の皆様に心から感謝を

申し上げます。

平成29年3月

身延町長 望 月 幹 也

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第1部 序

〜⾝延のまちづくりを考える

第1章 総合計画の趣旨

1.策定の背景と趣旨 ...1 2.構成と期間 ...2

第2章 まちづくりの課題

1.全国の社会動向 ...3 2.身延町の概況と社会動向 ...7 3.町⺠の意向調査 ...13 4.まちづくりの主要課題 ...27

第2部 基本構想

〜⾝延のまちづくり目標を定める

第1章 まちづくり将来像

1.目指す将来像 ...30 2.将来人口の目標 ...32 3.⼟地利⽤の⽅向性 ...33

第2章 ⼈⼝減少と少⼦⾼齢化対策の取り組み(総合戦略)

1.総合戦略の目的 ...37 2.総合戦略の基本的な考え⽅...37 3.総合計画における総合戦略の位置づけ ...38 4.総合戦略の基本目標 ...38

第3章 まちづくりの分野

1.安らぎの暮らしづくり(福祉・健康・生活) ...40 2.うるおいの環境づくり(環境保全・景観整備) ...40 3.発展の活⼒づくり(基盤・産業) ...41 4.学びの人づくり(生涯学習・教育・文化) ...41 5.協働のまちづくり(交流・協働・⾏財政) ...42

基本構想の体系図

...

43

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第3部 前期基本計画

〜⾝延のまちづくり施策を定める

第1章 安らぎの暮らしづくり

第1節 福祉のある暮らし

1.地域福祉の強化 ...44 2.高齢者福祉の充実 ...47 3.子育て支援 ...50 4.障害者⾃⽴への⽀援 ...54

第2節 快適な暮らし

1.住宅・宅地の整備 ...56 2.水道施設の整備 ...59 3.下水道施設の整備 ...61

第3節 安心な暮らし

1.防災対策の強化 ...63 2.保健・医療の充実 ...66 3.消防・救急の充実 ...70 4.交通安全対策の充実 ...72 5.防犯対策の充実 ...74

第2章 うるおいの環境づくり

第1節 緑の継承

1.自然・緑の保全 ...78 2.自然との共生 ...80

第2節 環境の保全

1.ごみ処理・リサイクル ...82 2.環境衛生・美化活動 ...84

第3節 美しい景観と憩いの環境

1.景観の形成 ...86 2.公園・憩いの空間整備 ...88

第3章 発展の活⼒づくり

第1節 基盤の強化

1.⼟地利⽤と開発 ...91 2.交通網の整備 ...94 3.集落の整備 ...99 4.地域情報化の推進 ...101

第2節 産業の振興

1.農林業の振興 ...104 2.商業の振興 ... 110

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3.工業の振興 ... 112 4.地場産業の振興 ... 114 5.観光の振興 ... 116

第3節 起業支援と就労の場の確保

1.新たな事業おこし ...120 2.就労環境の充実 ...122

第4章 学びの人づくり

第1節 まちづくりを支える人づくり

1.生涯学習の充実 ...125 2.スポーツの振興 ...128

第2節 明日を担う人づくり

1.学校教育の充実 ...130 2.⻘少年の育成 ...135

第3節 地域文化をはぐくむ

1.文化活動の展開 ...137 2.歴史と文化遺産の継承 ...139

第5章 協働のまちづくり

第1節 住⺠が主体となる

1.男⼥共同参画 ...143 2.住⺠と⾏政の情報交流 ...145 3.地域協働のまちづくり ...147

第2節 多様な交流の⼒を活かす

1.町内外の交流の展開 ...150 2.国際交流の展開 ...153 3.定住の促進 ...155

第3節 ⾏財政改⾰を進める

1.⾏政運営の効率化 ...157 2.財政運営の健全化 ...159 3.広域連携の推進 ...162

小学生の絵

「私の町 身延町の未来」

... 76.77.90.124.142.164

⾼校⽣のまちづくり意⾒

「町⻑と語る⾼校⽣の集い」より

...165

資料編

...167

用語集 (*印の付いた語句の説明)

...170

(7)

1

第 1

1部

~身 延 のまちづくりを考 える

~身 延 のまちづくりを考 える

~身 延 のまちづくりを考 える

~身 延 のまちづくりを考 える

第 1

1 章

章 総 合 計 画 の 趣 旨

総 合 計 画 の 趣 旨

総 合 計 画 の 趣 旨

総 合 計 画 の 趣 旨

1 . 策 定 の 1 . 策 定 の 1 . 策 定 の 1 . 策 定 の 背 景 と 趣 旨背 景 と 趣 旨背 景 と 趣 旨 背 景 と 趣 旨 本 町 で は 、旧 3 町 の 合 併 協 議 会 の 協 議 と 合 意 の も と に 策 定 さ れ た「 新 町 建 設 計 画 」 の 基 本 方 針 や 計 画 内 容 を 十 分 に 尊 重 し つ つ 、 具 体 性 や 実 効 性 な ど に つ い て 検 討 を 加 え 、 ま ち づ く り を 推 進 す る た め の 総 合 的 な 指 針 と し て 、 平 成 19 年 度 か ら 平 成 28 年 度 ま で の 10 箇 年 を 計 画 期 間 と す る 「 第 一 次 身 延 町 総 合 計 画 」 を 策 定 し 、 こ の 計 画 が 目 指 す 将 来 像 「 安 ら ぎ と 活 力 あ る ひ ら か れ た ま ち 」 の 実 現 に 向 か っ て ま ち づ く り を 進 め て き ま し た 。 こ の 間 、 各 地 を 襲 っ た 未 曾 有 の 大 災 害 、 長 引 く 不 況 に よ る 経 済 の 低 迷 、 大 都 市 圏 域 へ の 一 極 集 中 、 少 子 化 や 高 齢 化 の 進 行 、 人 口 減 少 社 会 の 到 来 、 急 激 に 進 む 情 報 化 な ど 、 私 た ち を 取 り 巻 く 社 会 環 境 は 、 大 き な 変 化 を 続 け て い ま す 。 こ の よ う な 社 会 の 変 化 に 対 応 し 、住 民 の 生 活 を 豊 か に す る こ と を 実 現 す る た め「 第 二 次 身 延 町 総 合 計 画 」 を 策 定 し ま し た 。 こ の 計 画 は 、 第 一 次 総 合 計 画 の 基 調 を 受 け 継 ぎ 、 本 町 の 更 な る 発 展 に 結 び つ け て い く た め 、 様 々 な 課 題 や 住 民 の ニ ー ズ に 的 確 に 対 応 し 、 地 域 特 性 や 地 域 資 源 を 生 か し 、 住 民 と 行 政 が 連 携 し 、 分 担 し て 個 性 的 で 元 気 な ま ち づ く り を 進 め て い く た め の 指 針 と し ま す 。 ■ 総 合 計 画 の 役 割 ・ 性 格 ■ 総 合 計 画 の 役 割 ・ 性 格 ■ 総 合 計 画 の 役 割 ・ 性 格 ■ 総 合 計 画 の 役 割 ・ 性 格 総 合 計 画 は 、 平 成 23 年 5 月 に 「 地 方 自 治 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 」 が 公 布 さ れ 、基 本 構 想 の 法 的 な 策 定 義 務 が な く な り 、基 本 構 想 の 策 定 は 、市 町 村 の 判 断 に 委 ね ら れ る こ と と な り ま し た 。 本 町 で は 、身 延 町 総 合 計 画 条 例 を 制 定 し 、総 合 計 画 は 、町 の 最 上 位 の 計 画 と し て 位 置 付 け 、そ の 基 本 構 想 は 、町 が 目 指 す 将 来 像 や ま ち づ く り に 向 け た 基 本 理 念 を 示 し 、町 政 の あ ら ゆ る 分 野 を 対 象 と し た 総 合 的 か つ 計 画 的 な ま ち づ く り の 指 針 と し て 、 将 来 像 の 実 現 の た め 推 進 す べ き 目 標 で あ る と し て い ま す 。

(8)

2 2 . 構 成 と 期 間 2 . 構 成 と 期 間 2 . 構 成 と 期 間 2 . 構 成 と 期 間 総 合 計 画 は 、「 基 本 構 想 」、「 基 本 計 画 ( 前 期 ・ 後 期 )」 で 構 成 し て お り 、 こ の 取 り 組 み は 、 3 箇 年 分 の 「 実 施 計 画 」 を 毎 年 度 更 新 す る ロ ー リ ン グ 方 式*に よ り 進 行 管 理 を 行 い ま す 。 ■基 本 構 想基 本 構 想基 本 構 想基 本 構 想 基 本 構 想 は 、 本 町 が 目 指 す 将 来 像 や ま ち づ く り に 向 け た 基 本 理 念 を 明 確 に す る と と も に 、 目 指 す べ き 目 標 を 定 め 、 ま ち づ く り の 方 向 を 示 し ま す 。 計 画 期 間 は 、 平 成 29(2017)年 度 を 初 年 度 と し 、 平 成 38(2026)年 度 を 目 標 年 度 と す る 10箇 年 計 画 と し ま す 。 ■基 本 計 画基 本 計 画基 本 計 画基 本 計 画 基 本 計 画 は 、 基 本 構 想 で 定 め た ま ち づ く り の 方 向 を 目 標 と し て 、 そ の 実 現 に 必 要 な 政 策 体 系 を 分 野 別 に 定 め ま す 。 計 画 期 間 は 、平 成 29(2017)年 度 か ら 平 成 33(2021)年 度 を 前 期 基 本 計 画 と し 、 こ れ に 続 く 5 箇 年 計 画 を 後 期 基 本 計 画 と し ま す 。 ■実 施 計 画実 施 計 画実 施 計 画実 施 計 画 各 課 ま た は 、 各 担 当 に お い て 、 基 本 計 画 で 定 め た 施 策 の 優先 度 や 実 効 性 を 見 極 め 、 実 施時 期 、 事 業 内 容 、 事 業 量 を 計 画 し 、 財 源 を 示 す こ と に よ り 、 毎 年 度 の 予 算 編 成 の 指 針 と す る も の で す 。 実 施 計 画 は 、P D C A サ イ ク ル*証 結 果 を 基 本 に し て 、財 政 計 画や 行 政評 価 シ ス テ ム*運 用 と 密 接 に 連 動 さ せ 、計 画 期 間 を 3箇 年 と し 、毎 年 度 更 新 す る ロ ー リ ン グ 方 式*に よ り 進 行 管 理 を 行 い ま す 。

(9)

3

第 2

2 章

章 ま ち づ く り

ま ち づ く り

ま ち づ く り

ま ち づ く り の

の 課 題

課 題

課 題

課 題

1 . 全 国 の 1 . 全 国 の 1 . 全 国 の 1 . 全 国 の 社 会社 会社 会 動 向社 会動 向動 向動 向 ((((1111 ))))人 口 減 少 ・ 少 子 高 齢 化人 口 減 少 ・ 少 子 高 齢 化人 口 減 少 ・ 少 子 高 齢 化人 口 減 少 ・ 少 子 高 齢 化 ■ 人 口 減 少 社 会 ■ 人 口 減 少 社 会■ 人 口 減 少 社 会 ■ 人 口 減 少 社 会 我 が 国 の 総 人 口 は 、 平 成 20 年 を ピ ー ク に 人 口 減 少 過 程 に 入 っ て い ま す 。 人 口 減 少 は 、 経 済 や 社 会 に深 刻 な 影 響 を も た ら す も の と 懸 念 さ れ て い ま す 。 ■ 少 子 高 齢 化 ■ 少 子 高 齢 化■ 少 子 高 齢 化 ■ 少 子 高 齢 化 我 が 国 で は 、世 界 の 先 進 国 の 中 で も 類 を み な い 速 度 で 、高 齢 化 が 進 行 し て い ま す 。 平 成 22 年 の国 勢 調 査 で 23% で あ っ た 高 齢 化 率*は 、平 成 27 年国 勢 調 査 に お い て 26.6%と な り 、 超 高 齢 社 会*移 行 し て い ま す 。 ま た 、未婚 化・晩 婚 化 傾 向 が 進 む な か 、全 国 的 に 急 速 な 少 子 化 が 進 行 し て い ま す 。 国 に お け る 合 計 特 殊 出 生 率*は 、平 成 22 年 に 1.39 人 、平 成 27 年 に 1.46 人 と な り 、 平 成 17 年 に過 去 最 低 の 1.25 人 と な っ た 後 わ ず か に 上 昇 し て い ま す が 、 依 然 と し て 低 い水 準 が 続 い て い ま す 。 こ の 数 値 は 、 先 進 国 の 中 で も 低 い 水 準 で あ り 、 我 が国 の 少 子 化 の 進 行 が 極 め て 深 刻 な 状 況 と な っ て い る こ と を 示 し て い ま す 。 ((((2222 ))))グ ロ ー バ ル 経 済 の 中 で の 地 域 産 業グ ロ ー バ ル 経 済 の 中 で の 地 域 産 業グ ロ ー バ ル 経 済 の 中 で の 地 域 産 業グ ロ ー バ ル 経 済 の 中 で の 地 域 産 業 ■ 社 会 の グ ロ ー バ ル 化 ■ 社 会 の グ ロ ー バ ル 化■ 社 会 の グ ロ ー バ ル 化 ■ 社 会 の グ ロ ー バ ル 化 日 本 に 在 留 す る 外 国 人 数 は 、 平 成 20 年 末 に ピ ー ク と な っ た 後 、 リ ー マ ン シ ョ ッ ク*契 機 と し て 減 少 傾 向 に あ り ま し た が 、 平 成 25 年 か ら は 再 び 増 加 に 転 じ 、 平 成 27 年末 は 約 223 万 2 千 人 と 、 前 年 末 に 比 べ 約 11 万 人 増 に な り ま し た 。 平 成 27 年 の訪 日 外 国 人 数 は 過 去 最 高 の 約 1,973 万 7 千 人 を 記 録 し 、 前 年 比 47.1% 増 と 大幅 な 伸 び を 示 し て い ま す 。 政 府 は 、 東 京 オ リ ン ピ ッ ク ・ パ ラ リ ン ピ ッ ク が 開 催 さ れ る 平 成 32 年 に 向 け て 、訪 日 外 国 人 数 2,000 万 人 の 早 期 実 現 を 目 指 し 、ビ ザ 要 件 の 緩 和 や 、 外 国 人 旅 行 者 の 受 入 環 境 の 整 備 、 外 国 人 ビ ジ ネ ス 客 の 取 り 込 み 等 に 官 民 一 体 と な っ た 取 り 組 み を 進 め て い ま す 。 ■ 経 済 の グ ロ ー バ ル 化 ■ 経 済 の グ ロ ー バ ル 化■ 経 済 の グ ロ ー バ ル 化 ■ 経 済 の グ ロ ー バ ル 化 各国 の 経 済 は ま す ま す 国 際 的 な 結 び つ き を 強 め 、 我 が 国 の 産 業 構 造 も 、 国 際 化 の 影 響 を 受 け 、 大 き く 再 編 し て い く こ と が 求 め ら れ て い ま す 。 特 に 、 製 造 業 に お い て は 、海 外 生 産 拠 点 へ の シ フ ト に よ る 国 内 産 業 の 空 洞 化 が 進 ん で お り 、 従 来 の 企 業 誘 致 中 心 の 産 業 振 興 は 難 し い 状 況 に あ り ま す 。 政 府 は 、 新 興 国 を 中 心 に 急 速 に 拡 大 し て い る世 界 の マ ー ケ ッ ト 獲 得 に 向 け て 、 TPP*協 定 を はじ め と す る 経 済 連 携 交 渉 を 推 進 し て い ま す 。

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4 ■ 地 域 間 競 争 の 激 化 ■ 地 域 間 競 争 の 激 化■ 地 域 間 競 争 の 激 化 ■ 地 域 間 競 争 の 激 化 地 域 自 ら の創 意 工 夫 を 発 揮 し た ま ち づ く り が 全 国 各 地 で 進 む こ と に よ り 、 地 域 産 業 に お い て も 地 域 間 競 争 の 激 化 が 予 想 さ れ て い ま す 。 こ の た め 、 地 域 が 保 有 す る 技 術 や 資 源 を 効 果 的 に い か し 、 産 業 間 を 結 び 付 け 、 新 た な 情 報 と 技 術 を 加 え て 、 地 域 の創 意 で 付 加 価 値 を 生 み 出 し て い く 内 発 型 の 産 業 づ く り が よ り 重 要 と な っ て き ま す 。 ((((3333 ))))環 境 に 配 慮 し た 生 活環 境 に 配 慮 し た 生 活環 境 に 配 慮 し た 生 活環 境 に 配 慮 し た 生 活 ■ 環 境 意 識 の 高 揚 ■ 環 境 意 識 の 高 揚■ 環 境 意 識 の 高 揚 ■ 環 境 意 識 の 高 揚 人類 の 生 存 に 関 わ る 地 球 環 境 問 題 は 、 オ ゾ ン 層*破 壊 や 温 暖 化 の 進 行 な ど に よ り 、 一層 深 刻 化 し て い ま す 。 そ の た め 、 二 酸 化 炭 素 等 温 室 効 果 ガ ス*排 出 量 の削 減 目 標 を 掲 げ 、 環 境 改 善 が 進 め ら れ て い ま す 。 こ の よ う な 地球 規 模 の 環 境 問 題 に 加 え 、 東 日 本 大 震 災 と 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の事 故 は 、 電 力 供 給 不 足 や 放 射 性 物 質 に よ る 環 境 汚 染 問 題 を 改 め て 考 え さ せ る 契 機 と な り 、 省 エ ネ ル ギ ー や 太 陽 光 、 風 力 等 の 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー*へ の関 心 が 高 ま っ て い ま す 。 ■ 環 境 保 全 ■ 環 境 保 全■ 環 境 保 全 ■ 環 境 保 全 大量 消 費 ・ 大 量 廃 棄 の 生 活 の 現 状 を 見 直 し 、 環 境 負 荷 ( 環 境 に 及 ぼ す 悪 影 響 ) の 低 減 へ の 様 々 な 取 り決 め や 規 制 対 策 が 本 格 化 し 、 持 続 可 能 な 循 環 型 社 会 づ く り が 進 め ら れ て い ま す 。省 エ ネ 対 策 、 ご み の 減 量 化 ・ リ サ イ ク ル の 強 化 な ど 廃 棄 物 処 理 を は じ め 、 製 造 者 や 住 民 一 人 ひ と り の 日 常 的 な 環 境 保 全 へ の 取 り 組 み が よ り 重 要 と な っ て い ま す 。

((((4444 ))))本 格 的 な本 格 的 な本 格 的 な本 格 的 な ICTICTICTICT****社 会社 会社 会社 会

■ 情 報 通 信 技 術 の 進 展 ■ 情 報 通 信 技 術 の 進 展■ 情 報 通 信 技 術 の 進 展 ■ 情 報 通 信 技 術 の 進 展 ICT*の 進 展 に伴 い 、行 動 ・ 状 態 等 の デ ー タ の 収 集 ・ 分 析 が 可 能 と な っ て い き ま す 。 ま た 、 行 政 が保 有 す る デ ー タ を 二 次 利 用 可 能 な 形 で 提 供 す る 取 り 組 み も 進 め ら れ 、 経 済 の 活 性 化 や 社 会 的 課 題 の解 決 に 活 用 さ れ る こ と が 期 待 さ れ て い ま す 。 ■ 情 報 管 理 と 活 用 ■ 情 報 管 理 と 活 用■ 情 報 管 理 と 活 用 ■ 情 報 管 理 と 活 用 平 成 25 年 5 月 に「 行 政 手 続 に お け る 特 定 の 個 人 を 識 別 す る た め の 番 号 の 利 用 等 に 関 す る 法 律 」 が 成 立 し 、 平 成 28 年 1 月 か ら 社 会 保 障 、 税 、 災 害 対 策 の 行 政 手 続 き に お い て マ イ ナ ン バ ー*利 用 が 開 始 さ れ 、 行 政 の 効 率 化 と 国 民 の 利 便 性 向 上 が図 ら れ て い ま す 。 イ ン タ ー ネ ッ ト を 利 用 し た 様 々 な サ ー ビ ス が 提 供 さ れ る こ と に よ っ て 、 生 活 が便 利 に な る 一 方 で 、 情 報 へ の 不 正 ア ク セ ス*な ど に よ る イ バ ー 犯 罪*の 脅 威・個 人 情 報 の 流出・プ ラ イ バ シ ーの 侵 害 な ど の 危 険 性 が 急 に増 加 し て い ま す 。

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5 ((((5555 ))))ラ イ フ ス タ イ ルラ イ フ ス タ イ ルラ イ フ ス タ イ ルラ イ フ ス タ イ ル****・ 価 値 観 の 多 様 化・ 価 値 観 の 多 様 化・ 価 値 観 の 多 様 化・ 価 値 観 の 多 様 化 ■ ラ イ フ ス タ イ ル ■ ラ イ フ ス タ イ ル■ ラ イ フ ス タ イ ル ■ ラ イ フ ス タ イ ル****の 多 様 化の 多 様 化 の 多 様 化の 多 様 化 ICT*社 会 の 進 展 、経 済 ・ 文 化 の グ ロ ーバ ル 化 、女 性 の 社 会 参 加 の 進 展 な ど を 背 景 に 、 人 々 の ラ イ フ ス タ イ ル*は 多 様 化 し て い ま す 。 こ の よ う な 中 で だ れ も が 豊 か さ を 実 感 で き る よ う に す る た め に は 、 社 会 を 構 成 す る あ ら ゆ る 人 々 に と っ て 暮 ら し や す い 、社 会 づ く り を 進 め て い か な く て は な り ませ ん 。ま た 、生 涯 学 習 活 動 、 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 な ど 、 だ れ も が 自 己 実 現 で き る 機 会 の 充 実 は 、 住 民 主 体 の ま ち づ く り に 欠 かせ な い 要 素 に な り ま す 。 ■ 質 的 な 豊 か さ 志 向 ■ 質 的 な 豊 か さ 志 向■ 質 的 な 豊 か さ 志 向 ■ 質 的 な 豊 か さ 志 向 物 よ り も 、 精 神 的 な 心 の 豊 か さ 、 そ し て 質 的 な 向 上 を 求 め る 欲 求 が ま す ま す 高 ま り 、 健 康 、 安全 、 ゆ と り 、 自 然 、 文 化 、 余 暇 な ど へ の 志 向 が 今 後 も 更 に 強 ま る こ と が予 想 さ れ ま す 。 ま た 、 個 性 化 を 求 め る 志 向 が よ り 拡 大 し 、 田 舎 暮 ら し を 求 め る ニ ー ズ な ど 多 様 な価 値 観 に 対 応 で き る 地 域 環 境 、 特 に そ れ ぞ れ の 地 域 で 暮 ら す 魅 力 を 住 民 が 実 感 で き る 環 境整 備 が 求 め ら れ ま す 。 ((((6666 ))))生 活 の 安 全 の 確 保生 活 の 安 全 の 確 保生 活 の 安 全 の 確 保生 活 の 安 全 の 確 保 ■ 防 災 ・ 防 犯 の ま ち づ く り ■ 防 災 ・ 防 犯 の ま ち づ く り ■ 防 災 ・ 防 犯 の ま ち づ く り ■ 防 災 ・ 防 犯 の ま ち づ く り 平 成 23 年 3 月 に 発 生 し た東 日 本 大 震 災 は 、 未 曾 有 の 被 害 を も た ら し ま し た 。 近 年 、局 地 的 な 豪 雨 や 豪 雪 、火 山 の 噴 火 等 の 自 然 災 害 が 発 生 し て お り 、東 海 地 震 、 首 都 直 下 地 震 、 南 海 ト ラ フ*震 等 の 大 規 模 地 震 に よ る 大 き な 被 害 の 発 生 が 懸 念 さ れ て い ま す 。 ま た 、全 国 的 に 犯 罪 が 多 発 、 多 様 化 し て お り 、 テ ロ な ど の 脅 威 に も備 え 、 安 全 の 確 保 は 重 要 な 課 題 と な っ て い ま す 。 こ の よ う な 中 で 、 災 害 に備 え た 危 機 管 理 体 制 の 充 実 強 化 と 危 機 管 理 意 識 の 浸 透 を図 り 、 自 主 防 災 対 策 の 強 化 を は じ め 、 犯 罪 防 止 へ の 意 識 を 高 め て 地 域 ぐ る み の 防 犯 活 動 に 努 め 、 安 心 し て 暮 ら せ る ま ち づ く り を 進 め て い く こ と が 一 層 重 要 に な っ て い ま す 。 ((((7777 ))))地 域 間 交 流 と 連 携地 域 間 交 流 と 連 携地 域 間 交 流 と 連 携地 域 間 交 流 と 連 携 ■ 交 流 の 力 ■ 交 流 の 力■ 交 流 の 力 ■ 交 流 の 力 地 域 間交 流 と 連 携 は 、 地 域 の 人 材 や 資 源 の み な ら ず 、 地 域 外 の 力 を 有 効 に 活 用 す る交 流 ネ ッ ト ワ ー ク を 形 成 し 、 交 流 人 口 を 地 域 振 興 に い か す こ と が 重 要 で す 。 基 盤 と な る交 通 や 情 報 網 の 整 備 、 交 流 企 画 の 推 進 、 多 様 な パ ー ト ナ ー づ く り が 求 め ら れ て い ま す 。

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6 ((((8888 ))))地 方 分 権 に お け る 主 体 的 な ま ち づ く り地 方 分 権 に お け る 主 体 的 な ま ち づ く り地 方 分 権 に お け る 主 体 的 な ま ち づ く り地 方 分 権 に お け る 主 体 的 な ま ち づ く り ■ 地 方 分 権 ■ 地 方 分 権■ 地 方 分 権 ■ 地 方 分 権 国 と 地 方 の 関 係 を 見 直 す こ と を 目 的 と し た 地 方 分 権 一 括 法 が 施 行 さ れ 、 福 祉 ・ 文 化 ・ 教 育 ・ 産 業 ・ 生 活 環 境 な ど 様 々 な 分 野 に お け る 行 財 政 の 権 限 や 責 任 を 国 か ら 地 方 公 共 団 体 に 委 譲 し て い く 地 方 分 権 が 進ん で い ま す 。 し か し な が ら 、 権 限 委 譲 に見 合 う 財 源 配 分 は 不 十 分 で 、 自 主 財 源 の 確 保 も 困 難 に な り 、 自 治 体 の財 政 運 営 は 極 め て 厳 し い 状 況 が 続 く こ と が 予 想 さ れ て い ま す 。 ま た 、 様 々 な 分 野 に お け る 地 域 課 題 が 顕在 化 し 、 行 政 へ の 期 待 も ま す ま す 高 ま る と考 え ら れ ま す 。 ■ 地 方 創 生 ■ 地 方 創 生■ 地 方 創 生 ■ 地 方 創 生 国 は「 ま ち・ひ と・し ご と 創 生 総 合 戦 略 」を 決 定 し 、人 口 減 少 、東 京 一 極 集 中 、 地 域 経 済 低 迷 を 克 服 す る べ く 「 地 方 に しご と を つ く り 、 安 心 し て 働 け る よ う に す る 」「 地 方 へ の 新 し い ひ と の 流 れ を つ く る 」「 若 い世 代 の 結 婚 ・ 出 産 ・ 子 育 て の 希 望 を か な え る 」「時 代 に 合 っ た 地 域 を つ く り 、安 心 な く ら し を 守 る と と も に 、地 域 と 地 域 を 連 携 す る 」 の 4 つ の 政 策 を 基 本 目 標 に掲 げ 、 地 方 に 対 す る 人 的 支 援 ・ 財 政 支 援 に よ る 対 策 を 進 め て 行 く こ と を 示 し ま し た 。

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7 2 . 2 . 2 . 2 . 身 延 町 の身 延 町 の身 延 町 の 概 況 と身 延 町 の概 況 と概 況 と概 況 と 社 会 動 向社 会 動 向社 会 動 向社 会 動 向 ((((1111 ))))自 然 ・ 歴 史自 然 ・ 歴 史自 然 ・ 歴 史自 然 ・ 歴 史 ののの 概 況の概 況概 況概 況 1 ) 位 置 ・ 地 勢 山 梨 県 南 部 に 位 置 す る 身 延 町 は 、301.98 ㎢ の 面 積 を 有 し 、森 林 が 約 8 割 を 占 め て い ま す 。 町 の 中 央 を 北 か ら 南 に日 本 三 大 急 流 の 一 つ で あ る 富 士 川 が 流 れ 、 そ の 支 流 で あ る 早 川 、 常 葉 川 な ど 多 く の 中 小 河 川 が 流 れ 込 ん で い ま す 。 富 士 川 を は さ ん で 東 西 に 急 峻 な 山 地 が 連 な り 、 平 坦 地 は 、 富 士 川 沿 い と そ の 支 流 の 中 ・ 下 流 域 に 広 が り 、比 較 的 ま と ま っ た 集 落 や 農 地 を 形 成 し て い ま す 。 山 間 部 の 中 小 河 川 沿 い に は 、 中 小 集 落 が 散在 し 、 周 辺 に 農 地 が ひ ら か れ て い ま す 。 2 ) 自 然 本 町 に は 、日 本 列 島 の 成 立 に か か わ る フ ォ ッ サ ・ マ グ ナ*( 中 央 地 溝 帯 ) の 西 端 を な す 糸 魚 川 静 岡 構造 線 が 位 置 し て お り 、 数 多 く の 貴 重 な 地 形 ・ 地 質 、 さ ら に 多 様 な動 植 物 相 を 有 し て い ま す 。 ま た 、 本 栖 湖 を は じ め と す る 富 士 山 の 眺 望 地 、 山 々 と 渓 谷 が 織 り な す 四 季 の 美 し い 景 観 を 誇 っ て い ま す 。 本 町 で は 、 こ の よ う な価 値 の 高 い 自 然 資 源 を い か す た め 、 ニ ュ ー ツ ー リ ズ ム* 推 進 し 、 新 た な 観光 志 向 や 滞 在 型 観 光 の 受 け 皿 と し て 、 地 域 住 民 が イ ン ス ト ラ ク タ ー やガ イ ド と し て 参 画 す る 地 域 の 魅 力 づ く り と し て 期 待 さ れ て い ま す 。 ま た 、 本 栖 湖 と そ の 周 辺 は 、 平 成 25 年 6 月 、「 富 士 山 - 信 仰 の 対 象 と 芸 術 の 源 泉 - 」 の 名 称 の も と世 界 文 化 遺 産 に 登 録 さ れ ま し た 。 3 ) 歴 史 町 域 に 人 々 が 居 住 し始 め た の は 縄 文 時 代 と 考 え ら れ 、 町 内 に そ の 遺 跡 が 発 見 さ れ て い ま す 。 身 延 山 は 、 1274 年 に 波 木 井 郷 の 領 主 、 波 木 井 氏 の 招 き に よ り 日 蓮 聖 人 が 庵 を 結ん だ こ と に 始 ま り 、 日 蓮 宗 総 本 山 と し て 年 間 120 万 人 を 超 え る 参 拝 客 が 訪 れ て い ま す 。 戦 国 時 代 の こ の 辺 り は 、 富 士 川 流 域 の 河 内 地 域 と し て 、 武 田 氏 の 親 族 、 穴 山 氏 が 支 配 す る 地 域 と な り 、 下 部 温 泉 は 武 田 信 玄 公 の 隠 し 湯 と さ れ て い ま し た 。 そ れ 以 前 の 身 延 山開 山 の 頃 の 下 部 温 泉 は 「 下 部 の 湯 治 場 」 と し て 諸 国 に 知 ら れ て お り 、現在 は 国 民 保 養 温 泉 地 に 指 定 さ れ 、身 延 山 と と も に 観 光 拠 点 と な っ て い ま す 。 ま た 、 穴 山 氏 の 大工 番 匠 の 保 護 統 制 政 策 に よ り 、 職 業 集 団 で あ る 下 山 大 工 が 育 成 さ れ 、 明 治時 代 ま で 下 山 大 工 の 伝 統 が 継 承 さ れ ま し た 。 湯 之 奥 の 中 山 金 山 は 、鉱 山 技 術 史 の 視 点 か ら も 重 要 な 位 置 付 け に あ り 、「 甲 斐 金 山 遺 跡 」 と し て 、 国 の 史 跡 指 定 を 受 け て い ま す 。 地 場産 業 で あ る 西 嶋 和 紙 は 、 武 田 信 玄 公 に 手 す き 和 紙 を 献 上 し た こ と が 始 ま り と さ れ 、以 来 、画 仙 紙*や 書 道 紙 と し て 高 い評 価 を 得 て 伝 統 技 術 を 守 り 続 け て い ま す 。 明 治時 代 の 本 町 の 区 域 は 、 12 村 で 構 成 し て お り 、 そ の 後 の 昭 和 29 年 か ら 31 年 に は 、旧 下 部 町 、旧 中 富 町 、旧 身 延 町 が そ れ ぞ れ 誕 生 し 、平 成 16 年 9 月 13 日 、

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8 新 ・ 身 延 町 に 至 っ て い ま す 。 ((((2222 ))))社 会 の 動 向社 会 の 動 向社 会 の 動 向社 会 の 動 向 1 ) 人 口 減 少 と 少 子 高 齢 化 の 進 展 昭 和 35 年 に は 旧 3 町 合 わ せ て 35,616 人( 国 勢 調 査 )で あ っ た 人 口 は 、我 が 国 の 高 度 成 長 期 に伴 い 都 市 部 へ の 流 出 が 進 み 、 昭 和 40 年 代 に か け て 大 幅 な 減 少 が 続 き ま し た 。少 子 高 齢 化 の 進 展 も 著 し く 、合 併 翌 年 の 平 成 17 年国 勢 調 査 で は 、16,334 人 で あ っ た 人 口 は 、 現在 も な お 減 少 が 続 き 、 過 疎 の 地 域 構 造 下 に あ り ま す 。 平 成 27 年国 勢 調 査 で は 、12,669 人( 総 世 帯 数 5,211)と な り 、近 年 の 5 年 間 ご と の 減 少 状 況 を み る と 、 人 口 減 少 幅 が 拡 大 傾 向 を 示 し て お り 、 さ ら に 世 帯 数 に お い て は 、 グラ フ か ら も 読 み 取 れ る と お り 急 激 な 減 少 傾 向 を 示 し て い ま す 。 年 齢 階層 別 で は 、 少 子 ・ 高 齢 化 を 顕 著 に 反 映 し 、 平 成 2 年 に 高 齢 化 率*24.1%の 超 高 齢 社 会*に 突入 、平 成 27 年 に は 42.9% に 達 し て い ま す 。こ の よ う な 状 況 の 中 で 、 定 住 の 促 進 対 策 、 特 に 子 育 て世 代 の 定 住 を い か に 図 る か 、 ま た 、 高 齢 者 世 帯 の 比 率 が 高 い 山 間 集 落 の 暮 ら し の 環 境 改 善 は 、 大 き な 課 題 と な っ て い ま す 。 ■ 人 口 ・ 世 帯 の 推 移 ■ 人 口 ・ 世 帯 の 推 移■ 人 口 ・ 世 帯 の 推 移 ■ 人 口 ・ 世 帯 の 推 移 資 料 : 国 勢 調 査 35,616 31,294 27,697 25,083 23,222 22,327 20,849 19,570 18,021 16,334 14,462 12,669 7,319 7,068 6,908 6,762 6,669 6,716 6,613 6,610 6,382 5,931 5,593 5,211 4,000 4,500 5,000 5,500 6,000 6,500 7,000 7,500 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 昭和35年 (1960) 昭和40年 (1965) 昭和45年 (1970) 昭和50年 (1975) 昭和55年 (1980) 昭和60年 (1985) 平成2年 (1990) 平成7年 (1995) 平成12年 (2000) 平成17年 (2005) 平成22年 (2010) 平成27年 (2015)

身延町の人口・世帯の推移

総人口 総世帯数

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9 ■ 年 齢 3 階 ■ 年 齢 3 階 ■ 年 齢 3 階 ■ 年 齢 3 階 層 別 人 口 の 推 移層 別 人 口 の 推 移層 別 人 口 の 推 移層 別 人 口 の 推 移 資 料 : 国 勢 調 査 2 ) 地 域 産 業 本 町 の 就業 構 成 は 、 農 業 を 中 心 と し た 第 一 次 産 業*の 大幅 な 減 少 が 続 い て お り 、 町外 へ の 通 勤 に よ る 就 労 も 含 め 第 二 次 産 業*比 率 も 拡 大 か ら 減 少 傾 向 に 転 じ ま し た 。 第 三 次産 業*比 率 は 、 拡 大 を 続 け て い ま す が 、 人 口 の 減 少 に 伴 い 、 就 業 者 数 は 減 少 し 続 け て い ま す 。 基 幹 的 な産 業 で あ っ た 農 業 に お い て は 、 自 給 型 兼 業 農 家 が 主 と な り 、 従 事 者 の 高 齢 化 、 さ ら に 鳥 獣 被 害 の増 加 に 伴 っ て 、 遊 休 農 地 や 荒 廃 農 地 が 拡 大 し て い ま す 。 林 業 は 、 厳 し い 経 営 環 境 の 中 で 林 家 数 が 減 少 し 、 管 理 の 行 き 届 か な い 森 林 が 拡 大 し 、 防 災 面 か ら も 森 林 の 荒 廃 が 懸 念 さ れ て い ま す 。 こ の よ う に 今 後 の 農 林 業 の 在 り 方 が 大 き な 課 題 に な っ て い ま す 。 工 業 に お い て は 、 下 山 等 の 工 業 団 地 へ の 企 業 進 出 が 、 雇 用 の 場 の 拡 大 、 地 域 経 済 活 性 化 の 役 割 を 担 っ て き ま し た 。 中 部 横 断 自動 車 道 の 開 通 に よ り 最 寄 り の イ ン タ ー チ ェ ン ジ を 利 用 し た 交 通 条 件 の 改 善 に よ る 敏 速 な 物 流 が 期 待 さ れ て い ま す。 西 嶋 の 西 嶋 和 紙 、 久 那 土 の 印 章 業 は 、 地 場 産 業 と し て 伝 統 技 術 が 継 承 さ れ て い ま す が 、従 業 者 の 高 齢 化 な ど に よ り 、 生 産 量 が 減 少 し て お り 、 厳 し い 経 営 環 境 に あ り ま す 。 商 業 は 、JR 身 延 駅 前 、身 延 山 門 内 、下 部 温 泉 、さ ら に 国 道 52 号 沿 い の な か と み 和 紙 の 里 周 辺 や 飯 富 が 商 業 集 積 地 と な っ て い ま す 。 し か し 、 依 然 と し て 町 外 大 型 店 へ の 購 買 力 の 流出 が 続 い て い ま す 。 商 業 機 能 は 、 定 住 環 境 の 充 実 に お い て 重 要 で あ り 、 観 光 振 興 面 と も 効 果 的 な 連 携 が 必 要 と さ れ て い ま す 。 商工 会 で は 、 ポ イ ン ト カ ー ド 加 盟 組 織 の 拡 大 な ど 町 外 へ の 購 買 力 流 出 防 止 対 策 を 推 進 す る と と も に 、 観 光 と 連 携 し た 特 産 品 開 発 な ど 、 消 費 拡 大 に 取 り 組ん で い ま す 。 12,269 9,605 6,966 5,249 4,226 3,561 3,138 2,658 2,195 1,656 1,254 868 20,499 18,593 17,258 16,062 15,006 14,274 12,681 11,156 9,845 8,697 7,515 6,321 2,848 3,096 3,473 3,772 3,990 4,492 5,030 5,756 5,981 5,979 5,693 5,434 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 昭和35年 (1960) 昭和40年 (1965) 昭和45年 (1970) 昭和50年 (1975) 昭和55年 (1980) 昭和60年 (1985) 平成2年 (1990) 平成7年 (1995) 平成12年 (2000) 平成17年 (2005) 平成22年 (2010) 平成27年 (2015)

年齢3階層別⼈⼝の推移

0〜14歳 15〜64歳以上 65歳以上

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10 ■ 産 業 別 就 業 人 口 の 推 移 ■ 産 業 別 就 業 人 口 の 推 移 ■ 産 業 別 就 業 人 口 の 推 移 ■ 産 業 別 就 業 人 口 の 推 移 資 料 : 国 勢 調 査 ( 常 住 地 )、 分 類 不 能 は 含 ま な い ■ 就 業 人 口 の 推 移 ( 人 ・ % ) ■ 就 業 人 口 の 推 移 ( 人 ・ % )■ 就 業 人 口 の 推 移 ( 人 ・ % ) ■ 就 業 人 口 の 推 移 ( 人 ・ % ) 昭 和 5 0 年 ( 1 9 7 5 ) 昭 和 5 5 年 ( 1 9 8 0 ) 昭 和 6 0 年 ( 1 9 8 5 ) 平 成 2 年 ( 1 9 9 0 ) 平 成 7 年 ( 1 9 9 5 ) 平 成 1 2 年 ( 2 0 0 0 ) 平 成 1 7 年 ( 2 0 0 5 ) 平 成 2 2 年 ( 2 0 1 0 ) 就 業 者 総 数 1 2 , 4 0 8 1 2 , 0 7 9 1 1 , 7 1 1 1 0 , 7 4 2 9 , 7 7 0 8 , 3 3 8 7 , 2 7 5 6 , 3 8 3 対 1 5 歳 以 上 就 業 率 6 2 . 6 6 3 . 6 6 2 . 4 6 0 . 7 5 7 . 8 5 2 . 7 4 9 . 6 4 8 . 3 第 1 次 産 業 2 , 7 0 4 2 , 0 8 8 1 , 6 8 0 1 , 2 7 1 9 4 3 3 8 1 2 4 9 2 0 5 構 成 比 2 1 . 8 1 7 . 3 1 4 . 3 1 1 . 8 9 . 7 4 . 6 3 . 4 3 . 2 第 2 次 産 業 4 , 3 8 4 4 , 4 0 3 4 , 4 3 7 4 , 2 0 4 3 , 7 9 5 3 , 2 5 6 2 , 5 6 0 2 , 0 4 3 構 成 比 3 5 . 3 3 6 . 5 3 7 . 9 3 9 . 1 3 8 . 8 3 9 . 1 3 5 . 2 3 2 . 0 第 3 次 産 業 5 , 3 2 0 5 , 5 8 8 5 , 5 9 4 5 , 2 6 7 5 , 0 3 2 4 , 7 0 1 4 , 4 6 6 4 , 1 3 5 構 成 比 4 2 . 9 4 6 . 3 4 7 . 8 4 9 . 0 5 1 . 5 5 6 . 4 6 1 . 4 6 4 . 8 ( 分 類 不 能 ) ( 1 7 ) ( 1 ) ( 1 0 ) ( 1 1 ) ( 0 ) ( 5 ) ( 1 3 ) ( 1 1 8 ) 資 料 :国 勢 調 査 ( 常 住 地 ) 、 第 3 次 産 業 に 分 類 不 能 を 含 む 3 ) 観 光 ・ 地 域 間 交 流 ・ 定 住 化 の 促 進 観 光 は 、 本 町 を 代 表 す る 身 延 山 と 下 部 温 泉 、 本 栖 湖 な ど が 観 光 ポ イ ン ト に な っ て お り 、誘 客 イ ベ ン ト も 数 多 く 実 施 さ れ て い ま す 。 近 年 の 体 験 志 向 の 高 ま り を 背 景 に 、 な か と み 和 紙 の 里 、 甲 斐 黄 金 村 ・ 湯 之 奥 金 山 博 物 館 な ど で は 各 種 体 験 メ ニ ュ ー を 提 供 し て い ま す 。 ま た 、 特 産 あ け ぼ の 大 豆 の 枝 豆 収 穫 体 験 、 ゆ ば づ く り 体 験 、 味 噌 づ く り 体 験 、 さ ら に 都 市 部 住 民 と の 交 流 を 通 じ て 、 農業 体 験 の 場 の 提 供 な ど 、 農 業 振 興 と 連 携 す る 取 り 組 み を 進 め て い ま す 。 多 様 な 資 源 を 有 す る 本 町 に お い て 、 観 光 ・ 交 流 客 を 拡 大 す る 可 能 性 は 高 く 、 資 源 相 互 の 連 携 に よ る 観 光 プ ロ グ ラ ム の 開 発 な ど 観 光 地 と し て の 魅 力 を 強 化 し 、 観 光 や 交 流 に 関 連 し て 経 済 効 果 を 生 む 仕 組 み づ く り な ど が 期 待 さ れ て い ま す 。 5,320 5,588 5,594 5,267 5,032 4,701 4,466 4,135 4,384 4,403 4,437 4,204 3,795 3,256 2,560 2,043 2,704 2,088 1,680 1,271 943 381 249 205 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 昭和50年 (1975) 昭和55年 (1980) 昭和60年 (1985) 平成2年 (1990) 平成7年 (1995) 平成12年 (2000) 平成17年 (2005) 平成22年 (2010)

身延町の産業別就業人口の推移

第3次産業 第2次産業 第1次産業

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11 ま た 、 田 舎 暮 ら し を求 め る 都 市 住 民 な ど に 対 し て 身 延 町 空 き 家 バ ン ク 制 度 を P R し 、移 住 者 の 定 住 と 2 地 域 居 住 を き っ か け と し た 移 住 定 住 の 推 進 が 求 め ら れ ま す 。 4 ) 防 災 ・ 防 犯 本 町 は 、東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 に 指 定 さ れ 、 震 源 と さ れ る 駿 河 湾 に 地 理 的 に 近 い た め 、 大 き な 被 害 の 発 生 が懸 念 さ れ て い ま す 。 山 梨 県 が ま と め た 東 海 地 震 に よ る 被 害 想 定*で は 、 本 町 が 県 内 市 町 村 で 最 も 多 い 死者 数 が 発 生 す る お そ れ が あ る と さ れ 、 町 民 の関 心 も 非 常 に 高 ま っ て い ま す 。 過 去 に お け る 大 地 震 発 生 の サ イ ク ル 等 を 踏 ま え る と 、 地 震 の 発 生 が 近 づ い て い る と 考 え ら れ 、 そ の 備 え が 大 変 重 要 と な っ て い ま す 。 特 に 、 本 町 は 急 峻 な 地形 、 富 士 川 沿 い の 中 小 河 川 、 点 在 す る 集 落 な ど 災 害 を 受 け や す い 条件 下 に あ り 、 加 え て 高 齢 化 が 著 し く 進 ん で い る 集 落 状 況 な ど か ら 、 災 害 時 に お け る 、 住 民 の 生 命 と財 産 の 保 護 が 重 要 な 課 題 に な っ て い ま す 。 さ ら に 、 本 町 は 富 士 山 麓 の 本 栖 湖 西 岸 を 町 域 と し て お り 、 富 士 山 火 山 災 害 へ の 対 応*強 化 も 求 め ら れ て い ま す 。 こ う し た状 況 下 に お い て 、 町 で は 「 身 延 町 地 域 防 災 計 画 」 を 策 定 し 、 災 害 の 被 害 を 最 小 限 に と ど め る べ く 、予 防 対 策 、 応 急 対 策 な ど を 定 め て い ま す が 、 今 後 と も 防 災 対 策 の 推 進 は も と よ り 、 自 主 防 災 組 織 を 中心 に 地 域 や 各 戸 に お け る 災 害 へ の 備 え や 個 人 の 防 災 意識 を 高 め る こ と が 一 層 重 要 に な っ て い ま す 。 防 犯 の 面 で 、 本 町 は 平 成 19 年 4 月 か ら 実 施 さ れ た 警 察 署 の 再 編 整 備 に よ り 、 南 部 警 察 署 の 管 轄 区 域 ( 本 栖 湖 地 区 は 富 士 吉 田 警 察 署 ) と な っ て い ま す 。 高 齢 化 が 進 む 本 町 に お い て は 、 高 齢者 を 対 象 と し た 詐 欺 事 件 が 懸 念 さ れ て い ま す 。 5 ) 自 治 活動 本 町 の 地 区 は 137 地 区 あ り 、 組 が 組 織 さ れ 、 各 種 の 自 治 活動 組 織 の 単 位 と な っ て い ま す 。 ま た 、 町 か ら 地 区 へ の 情 報提 供 や 情 報 交 換 の 場 と な っ て お り 、 道 路 愛 護 や 清 掃 活動 な ど の 自 治 活 動 も 行 わ れ て い ま す 。 コ ミ ュ ニ テ ィ*動 の 基 礎 と な っ て い る 公 民 館 組 織 は 、中 央 公 民 館 を 頂 点 と し て 、 旧 町 単 位 に 地 区 館 が 、 地 区 館 の も と に は 分 館 が 、 さ ら に は 集 落 館 が 配 置 さ れ 、 公 民 館 活 動 が 行 わ れ て い ま す 。 し か し 、 山 間 地 で は 、過 疎 化 と 高 齢 者 世 帯 の 増 加 が 著 し く 、 空 き 家 も 増 え て 集 落 機 能 の 維 持 が で き な く な り つ つ あ る と こ ろ も あ り 、 道 路 、 衛 生 、 救 急 医 療 、 防 災 、 鳥 獣 害 対 策 な ど 生 活 環 境 の 改 善 に 多 く の 課 題 を 抱 え て い ま す 。 ■ 行 政 区 数 、 公 民 館 組 織 の 現 状 ( 集 落 館 : 休 館 ・ 活 動 な し を 除 く ) 地 区 組 数 地 区 館 分 館 集 落 館 下 部 地 区 64 148 1 3 50 中 富 地 区 32 161 1 5 28 身 延 地 区 41 207 1 4 38 計 137 516 3 12 116

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12 ((((3333 ))))交 通交 通交 通交 通 の 動 向の 動 向の 動 向の 動 向 本 町 の 広 域 的 な交 通 幹 線 は 、 富 士 川 沿 い に 通 る JR 身 延 線 ( 町 内 8 駅 )、 国 道 52 号 と 富 士 五 湖 方 面 に 延 び る 国 道 300 号 で 構 成 さ れ て い ま す 。 県 道 と 町 道 は 、 こ れ ら 広 域 幹 線 を つ な い で お り 、 ま た 、 支 線 と し て 険 し い 地形 を 縫 う よ う に 道 路 網 を 形 成 し て い ま す 。 こ れ ら の交 通 網 は 、 住 民 の 日 常 生 活 や 経 済 活 動 の 生 命 線 と な っ て い ま す が 、 い ず れ も 急 峻 な 地形 を 切 り 開 い て い る こ と か ら 、 雨 量 通 行 規 制 を 受 け や す く 、 特 に 国 道 の 防 災工 事 の 促 進 や 通 行 止 め の 際 の バ イ パ ス と な る 道 路 の 整 備 な ど の 改 善 が 継 続 的 な 課 題 と な っ て い ま す 。 ま た 、 本 町 は 富 士 川 に よ り東 西 に 二 分 さ れ て お り 、 富 士 川 に 架 か る 橋 梁 は交 通 の 重 要 基 盤 と な っ て い ま す 。 し か し 、 幅 員 が 狭 く 、 老 朽 化 が 著 し い状 況 に あ り 、 整 備 を 進 め る 必 要 が あ り ま す 。 中 部 横 断 自動 車 道 の 建 設 が 進 め ら れ て い ま す 。 中 部 横 断 自 動 車 道 は 、 静 岡 県 静 岡 市 と 長 野 県 佐 久 市 を 結 び 、町 内 で は 、和 田 地 内 に「 身 延 山 イ ン タ ー チ ェ ン ジ 」、波 高 島 地 内 に「 下 部 温 泉 早 川 イ ン タ ー チ ェ ン ジ 」、下 田 原 地 内 に「 中 富 イ ン タ ー チ ェ ン ジ 」、 が 設 置 さ れ ま す 。 中 部 横 断 自動 車 道 の 開 通 は 、 沿 線 各 地 を 結 ぶ 走 行 時 間 の 大 幅 な 短 縮 、 物 流 の 短 時 間 化 に よ る工 業 の 活 性 、 広 域 観 光 の 振 興 、 災 害 時 等 の 輸 送 ル ー ト の 確 保 な ど 大 き な 効果 が 期 待 さ れ ま す が 、 既 存 国 道 等 の 通 行 車 輌 の 減 少 に よ る 地 域 経 済 へ の マ イ ナ ス 面 も 懸 念 さ れ て い ま す 。 こ の た め 、 中 部 横 断 自 動 車 道 の 波 及 効 果 を 地 域 活 性 化 に 活 か し て い く 取 り 組 み を 着 実 に 進 め な け れ ば な り ませ ん 。

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13 3 . 町 民 の 意 向 3 . 町 民 の 意 向 3 . 町 民 の 意 向 3 . 町 民 の 意 向 調 査調 査調 査調 査 平 成 27 年 に 町 民 を 対 象 に 、ア ン ケ ー ト 調 査 を 実 施 し 、 ま ち づ く り に 対 す る 意 向 を 調査 し ま し た 。 ア ン ケ ー ト 調 査 か ら 町 民 の 現 状 認 識 や 今 後 へ の 期 待 は 、 次 の よ う に 集約 さ れ ま す 。 調 査 時 期 平 成 27 年 7 月 9 日 ( 木 ) ~ 3 1 日 ( 金 ) 調 査 対 象 身 延 町 に 在 住 す る 1 8 歳 以 上 の 町 民 を 無 作 為 抽 出 対 象 者 数 3,000 人 調 査 方 法 郵 送 に よ る 配 布 ・ 回 収 回 収 結 果 1,444 件 ( 回 収 率 : 48.1%) ((((1111 ))))定 住 意 識定 住 意 識定 住 意 識定 住 意 識 ■ 身 延 町 の 住 み や す さ ■ 身 延 町 の 住 み や す さ ■ 身 延 町 の 住 み や す さ ■ 身 延 町 の 住 み や す さ 18 歳 ~ 39 歳 の 若 年層 で は「 住 み に く い 」、「 ど ち ら か と い え ば 住 み に く い 」が あ わ せ て 53.9% 、 40 歳 以 上 の 中 高 年 層 ( 49.0% ) よ り も 「 住 み に く い 」 と 感 じ て い る 割 合 が 高 く な っ て い ま す 。 : 町 民 全 体 「 住 み や す い 」、「 ど ち ら か と い え ば 住 み や す い 」(48.5%) 「 住 み に く い 」、「 ど ち ら か と い え ば 住 み に く い 」(49.8% ) : 18 歳 ~ 39 歳 の 若 年 層 「 住 み や す い 」、「 ど ち ら か と い え ば 住 み や す い 」(45.1%) 「 住 み に く い 」、「 ど ち ら か と い え ば 住 み に く い 」(53.9% ) : 40 歳 以 上 の 中 高 年 層 「 住 み や す い 」、「 ど ち ら か と い え ば 住 み や す い 」(49.7%) 「 住 み に く い 」、「 ど ち ら か と い え ば 住 み に く い 」(49.0% ) * 前 回 調 査( 町 民 全 体 )で は「 住 み 良 い 」、「 ど ち ら か と い え ば 住 み 良 い 」あわ せ て 50.5% で あ っ た 。 11.3% 10.6% 10.7% 33.8% 39.1% 37.8% 34.5% 33.4% 33.4% 19.4% 15.6% 16.4% 1.1% 1.4% 1.7% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 18~39歳 (n=284) 40歳以上 (n=1151) 合計 (n=1444) 住みやすい どちらかといえば住みやすい どちらかといえば住みにくい 住みにくい 不明 問1(イ):年齢(SA)× 問2:身延町は住みやすいか(SA)

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14 ■ こ れ か ら も 身 延 町 に 住 み 続 け た い と 思 う か ■ こ れ か ら も 身 延 町 に 住 み 続 け た い と 思 う か ■ こ れ か ら も 身 延 町 に 住 み 続 け た い と 思 う か ■ こ れ か ら も 身 延 町 に 住 み 続 け た い と 思 う か 18 歳 ~ 39 歳 の 若 年層 で は 、「 町外 に 移 り た い 」が 34.9% と「 今 の 場 所 に 住 み 続 け た い 」 の 26.1 % を 大 き く 上 回 っ て い ま す 。 中 高 年 層 で は 「 今 の 場 所 に 住 み 続 け た い 」 が 半数 を 超 え ま す が 、「 町 外 に 移 り た い 」 も 2 割 ほ ど あ り ま す 。 町 民全 体 「 今 の 場所 に 住 み 続 け た い 」( 45.5% ) > 町 外 に 移 り た い ( 22.2% ) 18 歳 ~ 39 歳 の 若 年層 「 今 の 場所 に 住 み 続 け た い 」( 26.1% ) < 町 外 に 移 り た い ( 34.9% ) 40 歳 以 上 の 中 高 年 層 「 今 の 場所 に 住 み 続 け た い 」( 50.7% ) > 町 外 に 移 り た い ( 18.9% ) 「 今 の 場所 に 住 み 続 け た い 」と 思 う 理 由 に つ い て は 、「 土 地 や 家 が あ る 」、「 生 ま れ 育 っ た 土 地 で あ る 」、「 住 み な れ て い る 」と い っ た 理 由 が 多 く 、「 町 内 の 別 の と こ ろ に 移 り た い 」と 思 う 理 由 に つ い て は 、「日 当 た り の 悪 さ や 災 害 の 危 険 性 」と い っ た 自 然 環 境 に 起 因 す る 理 由 と 「 買 い物 に 不 便 」、「 交 通 が 不 便 」、「 通 勤 、 通 学 に 不 便 」 な ど 生 活 環 境 の 不便 さ が 多 い 結 果 と な り ま し た 。 * 前 回 調 査 ( 町 民 全 体 ) で は 「 今 の 場 所 に 住 み 続 け た い 」 49.5 % 、「 町 外 に 移 り た い 」 21.2% で あ っ た 。 定 住 意 識 は 下 降 傾 向 に あ る 。 ■ 町 外 に 移 り た い 理 由 ■ 町 外 に 移 り た い 理 由■ 町 外 に 移 り た い 理 由 ■ 町 外 に 移 り た い 理 由 「 町外 に 移 り た い 」 と 思 う 理 由 は 「 交 通 が 不 便 だ か ら 」 と 回 答 し た 人 の 割 合 が 49.4%と 最 も 高 く 、次 い で「 買 い 物 が 不 便 だ か ら 」(48.1 %)、「 老 後 の 生 活 が 不 安 だ か ら 」( 30.6%) と 続 い て い ま す 。 * 前 回 調 査 で は 「 交 通 が 不 便 」 50.2 % 、「 買 い 物 が 不 便 」 41.9 % 、「 近 所 づ き あ い が 大 変 」 25.3% 、「 医 療 、 福 祉 」 24.9% 、「 余 暇 や 娯 楽 」 24.9% と な っ て い ま し た 。「 買 い物 が 不 便 」、「 老 後 の 生 活 が 不 安 」 と い っ た 理 由 が 上 昇 し て い ま す 。 26.1% 50.7% 45.5% 2.5% 2.3% 2.3% 34.9% 18.9% 22.2% 35.9% 27.5% 29.2% 0.7% 0.6% 0.9% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 18~39歳 (n=284) 40歳以上 (n=1151) 合計 (n=1444) 今の場所に住み続けたい 町内の別のところに移りたい 町外に移りたい どちらとも言えない 問1(イ):年齢(SA)× 問3:これからも身延町に住み続けたいと思うか(SA)

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15 ■ 定 住 を 促 進 す る た め に 、 特 に 必 要 だ と 考 え る こ と ■ 定 住 を 促 進 す る た め に 、 特 に 必 要 だ と 考 え る こ と■ 定 住 を 促 進 す る た め に 、 特 に 必 要 だ と 考 え る こ と ■ 定 住 を 促 進 す る た め に 、 特 に 必 要 だ と 考 え る こ と 定 住 促 進 の た め に 特 に 必 要 だ と考 え る こ と は 、「 町 内 で の 働 く 場所 の 確 保 」が 圧 倒 的 に 高 く 、「 子 育 て 支 援 や 教 育 環 境 の 充 実 」、「 買 い物 の 利 便 性 」 が 続 い て い ま す 。 * 前 回 調 査 で は 、「 町 内 で の 働 く 場 所 の 確 保 」 69.9% 、「 交 通 機 関 の 充 実 」 40.2% 、 「 子 育 て 支 援 や 教 育 環 境 の 充 実 」 35.3% 、「 住 宅 、 宅 地 の 供 給 」 28.1% で あ っ た 。 49.4% 48.1% 30.6% 25.3% 23.1% 22.5% 22.2% 16.9% 16.6% 16.3% 12.8% 5.3% 9.4% 0.6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 交通が不便だから 買い物が不便だから ⽼後の⽣活が不安だから 勤務地、通学地が遠いから 進学など⼦どもの教育環境が不安だから 余暇や娯楽の場が少ないから 医療や福祉⾯が不安だから 人間関係や近所づきあいが大変だから ⽣活・住宅環境が悪いから 自分にあう仕事(職場)がないから 災害による交通規制があるから 商売や事業経営に不利だから その他 不明 問3-③:「町外の別のところに移りたい」理由(MA) n=320 ※「町外に移りたい」と回答した人 71.5% 44.7% 43.7% 33.8% 22.9% 17.3% 11.6% 10.6% 9.2% 8.1% 8.1% 3.9% 3.5% 3.2% 1.4% 75.4% 40.8% 30.3% 25.3% 18.7% 12.2% 23.6% 18.2% 4.0% 17.7% 10.6% 3.6% 8.7% 2.8% 1.0% 0% 20% 40% 60% 80% 町内での働く場の確保 子育て支援や教育環境の充実 買い物の利便性 周辺都市等への道路整備、交通機関の充実 快適で安価な住宅、宅地の供給 出産環境等の充実 空き家の利活⽤ 地域の古いしきたりや慣習の改善 余暇の場の整備 高齢者福祉の充実 起業(事業おこし)や事業経営への支援 情報サービス等の充実 都市部等との交流促進による新定住者の創出 その他 不明 18~39歳 (n=284) 40歳以上 (n=1151) 問1(イ):年齢(SA)× 問7:定住促進のために特に必要だと考えること(MA)

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16 ((((2222 ))))施 策 に 対 す る 満 足 度 と 重 要 度施 策 に 対 す る 満 足 度 と 重 要 度施 策 に 対 す る 満 足 度 と 重 要 度施 策 に 対 す る 満 足 度 と 重 要 度 ■ 取 り 組 み の 現 状 評 価 ■ 取 り 組 み の 現 状 評 価 ■ 取 り 組 み の 現 状 評 価 ■ 取 り 組 み の 現 状 評 価 34 施 策 の う ち 、ほ と ん ど の 施 策 は 満 足 度 が マ イ ナ ス で 、34 施 策 の 満 足 度 の 平 均 は 「 - 0.16」 と い う 結 果 で し た 。 満 足 度 が 比 較 的 高 い 施 策 は 、「 ゴ ミ 処 理 」、「 上 水 道 の 整 備 」、「 健 康 づ く り 」 な ど で 、 反 対 に 特 に 低 い 施 策 は 「 出 産 環 境 」、「 公 共 交 通 機 関 」、「 空 き 家 の 利 活 用 」 と い う 結 果 で し た 。 注 )「 加 重 平 均 」 と は 、「 満 足 」 か ら 「 不 満 」 ま で の 回 答 者 数 に 、 + 2 ~ - 2 ま で の 数 を 掛 け 、 回 答者 数 ( 無 回 答 及 び 「 ど ち ら と も い え な い 」 を 除 く ) で 割 っ た 数 字 。 全 員 が 満 足 で あ れ ば 「 + 2 」、 不 満 で あ れ ば 「 - 2 」 と な る 。 34 項 目 平 均 は 「 - 0.16」。 0.97 0.82 0.75 0.47 0.25 0.14 0.13 0.10 0.10 0.09 0.06 -0.01 -0.03 -0.08 -0.10 -0.11 -0.16 -0.29 -0.32 -0.32 -0.36 -0.39 -0.44 -0.47 -0.50 -0.56 -0.61 -0.67 -0.72 -0.79 -0.84 -0.99 -0.99 -1.09 -2 -1 0 1 2 (キ) ごみの収集・処理、減量化やリサイクル (オ) 上水道の整備 (ソ) 健康づくり、健診、予防等保健対策 (カ) 下水道の整備、合併浄化槽の推進 (イ) 景観の保全と形成(郷土の景観を守り継承する) (ホ) 文化財の保護と活用 (ク) 河川や⽣活道路などの環境美化活動 (ウ) 自然環境の保全と活用 (ヘ) 文化・芸術の振興 (コ) 交通安全、防犯など安全対策 (タ) 地域医療、救急医療体制の充実 (チ) 介護保険、介護予防、介護支援の充実 (テ) 障がい者の福祉 (フ) 生涯学習の充実、スポーツの振興 (ツ) 高齢者の生活支援や生きがい対策 (セ) 情報通信基盤の整備(光通信やWi-Fi環境など) (ト) 保育サービスや子育ての支援 (ア) ⼟地利⽤の適正化(開発を規制し、地域の保全を図る) (ケ) 地震、風水害、火災などの防災対策 (ム) 男⼥共同参画社会の推進 (ノ) 特産品の生産・開発・販売への取り組み (ヒ) 学校の教育内容の充実 (ミ) まちづくりへの住⺠の参画の推進 (メ) 地域間交流、国際交流の推進 (シ) 道路網、道路環境の整備 (ネ) 観光の振興 (マ) ⾏財政改⾰の推進 (ニ) 農林業の振興 (エ) 定住と移住の促進 (ヌ) 商工業の振興 (ハ) 有害鳥獣対策 (サ) 空き家の利活⽤、公営住宅や宅地の整備 (ス) 公共交通機関の利便性 (ナ) 出産環境の整備 問4:身延町の現状について_満⾜度(加重平均) n=1,444

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17 ■ 取 り 組 み の 重 要 度 ■ 取 り 組 み の 重 要 度 ■ 取 り 組 み の 重 要 度 ■ 取 り 組 み の 重 要 度 34 施 策 全 て が 重 要 と い う 回 答 結 果 で し た 。34 施 策 の 重 要 度 の 平 均 は 1.28 と な り 、 特 に 重 要 度 が 高 い 施 策 は 「 地震 、 風 水 害 、 火 災 な ど の 防 災 対 策 」、「 地 域 医 療 、 救 急 医 療 体 制 の 充 実 」、「 定 住 と 移 住 の 促 進 」、「 保 育 サ ー ビ ス や 子 育 て の 支 援 」 で し た 。 注 )「 加 重 平 均 」 と は 、「 重 要 」 か ら 「 重 要 で な い 」 ま で の 回 答 者 数 に 、 + 2 ~ - 2 ま で の数 を 掛 け 、回 答 者 数( 無 回 答 を 除 く )で 割 っ た 数 字 。全 員 が 満 足 で あ れ ば「 + 2 」、 不 満 で あ れ ば 「 - 2 」 と な る 。 34 項 目 平 均 は 「 1.28」。 1.74 1.68 1.63 1.60 1.54 1.54 1.53 1.52 1.52 1.46 1.45 1.42 1.40 1.40 1.39 1.34 1.34 1.33 1.29 1.27 1.26 1.25 1.23 1.12 1.10 1.10 1.00 1.00 0.92 0.87 0.85 0.79 0.74 0.72 -2 -1.5 -1 -0.5 0 0.5 1 1.5 2 (ケ) 地震、風水害、火災などの防災対策 (タ) 地域医療、救急医療体制の充実 (エ) 定住と移住の促進 (ト) 保育サービスや子育ての支援 (ヒ) 学校の教育内容の充実 (コ) 交通安全、防犯など安全対策 (チ) 介護保険、介護予防、介護支援の充実 (ナ) 出産環境の整備 (ス) 公共交通機関の利便性 (ソ) 健康づくり、健診、予防等保健対策 (シ) 道路網、道路環境の整備 (キ) ごみの収集・処理、減量化やリサイクル (テ) 障がい者の福祉 (ツ) 高齢者の生活支援や生きがい対策 (オ) 上水道の整備 (ハ) 有害鳥獣対策 (カ) 下水道の整備、合併浄化槽の推進 (マ) ⾏財政改⾰の推進 (サ) 空き家の利活⽤、公営住宅や宅地の整備 (ノ) 特産品の生産・開発・販売への取り組み (ク) 河川や⽣活道路などの環境美化活動 (ネ) 観光の振興 (ウ) 自然環境の保全と活用 (ヌ) 商工業の振興 (ミ) まちづくりへの住⺠の参画の推進 (セ) 情報通信基盤の整備(光通信やWi-Fi環境… (フ) 生涯学習の充実、スポーツの振興 (イ) 景観の保全と形成(郷土の景観を守り継承す… (ホ) 文化財の保護と活用 (ニ) 農林業の振興 (ア) ⼟地利⽤の適正化(開発を規制し、地域の保… (ム) 男⼥共同参画社会の推進 (ヘ) 文化・芸術の振興 (メ) 地域間交流、国際交流の推進 問9:身延町の今後のまちづくりにおいての取り組み_重要度(加重平均) n =

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18 ■ 特 に 重 要 と 思 う 項 目 ■ 特 に 重 要 と 思 う 項 目 ■ 特 に 重 要 と 思 う 項 目 ■ 特 に 重 要 と 思 う 項 目 特 に 重 要 だ と 思 う 取 り 組 み は 、「 定 住 と移 住 の 促 進 」 が 10.5%と 最 も 高 く 、 次 い で「空 き 家 の 利 活 用 、公 営 住 宅 や 宅 地 の 整 備 」(5.8% )、「 道 路 網 、道 路 環 境 の整 備 」 (5.6% )、「 学 校 の 教 育 内 容 の 充 実 」( 5.5% )、「 地 震 、 風 水 害 、 火 災 な ど の 防 災 対 策 」(5.3% ) で し た 。 一 方 、 低 い 順 で は 、「 男 女 共 同 参 画 社 会 の 推 進 」 が 0.1%と 最 も 低 く 、 次 い で 「 文 化財 の 保 護 と 活 用 」、「 文 化 ・ 芸 術 の 振 興 」、「 地 域 間 交 流 、 国 際 交 流 の 推 進 」、「 ま ち づ く り へ の 住 民 参 加 の 推 進 」 で し た 。 10.5% 5.8% 5.6% 5.5% 5.3% 5.1% 4.8% 4.7% 3.3% 3.3% 3.0% 2.7% 2.4% 2.4% 2.2% 1.9% 1.8% 1.7% 1.5% 1.4% 1.3% 1.2% 1.2% 1.0% 1.0% 0.9% 0.8% 0.8% 0.8% 0.8% 0.6% 0.3% 0.2% 0.1% 0% 5% 10% 15% 定住と移住の促進 空き家の利活⽤、公営住宅や宅地の整備 道路網、道路環境の整備 学校の教育内容の充実 地震、風水害、火災などの防災対策 公共交通機関の利便性 有害鳥獣害対策 観光の振興 地域医療、救急医療体制の充実 保育サービスや子育ての支援 出産環境の整備 特産品の生産・開発・販売への取り組み 高齢者の生活支援や生きがい対策 健康づくり、健診、予防等保健対策 商工業の振興 介護保険、介護予防、介護支援の充実 下水道の整備、合併浄化槽の推進 ⾏財政改⾰の推進 自然環境の保全と活用 ごみの収集・処理、減量化やリサイクル 農林業の振興 生涯学習の充実、スポーツの振興 上水道の整備 景観の保全と形成(郷土の景観を守り継承する) 環境美化活動 情報通信基盤の整備(光通信やWi-Fi環境など) ⼟地利⽤の適正化(開発を規制し、地域の保全を図る) 交通安全、防犯など安全対策 障がい者の福祉 まちづくりへの住⺠参画の推進 地域間交流、国際交流の推進 文化・芸術の振興 文化財の保護と活用 男⼥共同参画社会の推進 問9-①:特に重要だと思う項目(MA) n=1,444

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19 ■ 今 後 の 改 善 の 課 題 ■ 今 後 の 改 善 の 課 題 ■ 今 後 の 改 善 の 課 題 ■ 今 後 の 改 善 の 課 題 「 満足 度 」 と 「 重 要 度 」 か ら 、「 満 足 度 が 低 く 、 重 要 度 が 高 い 」 重 点 改 善 課 題 は 、 「 防 災 対 策 」、「 道 路 網 の整 備 」、「 公 共 交 通 機 関 」、「 定 住 ・ 移 住 」、「 空 き 家 ・ 公 営 住 宅 」、「 学 校 」、「 行 財 政 改 革 」、「 有 害 鳥 獣 対 策 」、「 出 産 環 境 の 整 備 」 で し た 。 満足度が高く、重要度が低い 選択的維持課題 選択的維持課題選択的維持課題 選択的維持課題 満足度が低く、重要度も低い 選択的改善・環境変化警戒 選択的改善・環境変化警戒 選択的改善・環境変化警戒 選択的改善・環境変化警戒 満足度が高く、重要度も高い 安定維持課題 安定維持課題 安定維持課題 安定維持課題 満足度が低く、重要度が高い 重要改善課題 重要改善課題 重要改善課題 重要改善課題

重要度

重要度

重要度

重要度

(ケ) 防災対策 (エ) 定住・移住 (コ) 交通安全・防犯 (ス) 公共交通機関 (シ) 道路網・道路環境の整備 (キ) ごみ (オ) 上水道 (カ) 下水道 (サ) 空き家・公営住宅 (ク) 環境美化活動 (ウ) 自然環境 (セ) 情報通信基盤 (イ) 景観 (ア) ⼟地利⽤の適正化 -1.00 -0.50 0.00 0.50 1.00 0.5 1.0 1.5 2.0 満⾜度 重要度 重要度平均値 満⾜度平均値 問9:施策の重要度×問4:満⾜度 満足度が高く、重要度が低い 選択的維持課題 選択的維持課題選択的維持課題 選択的維持課題 満足度が低く、重要度も低い 選択的改善・環境変化警戒 選択的改善・環境変化警戒選択的改善・環境変化警戒 選択的改善・環境変化警戒 満足度が高く、重要度も高い 安定維持課題 安定維持課題 安定維持課題 安定維持課題 満足度が低く、重要度が高い 重要改善課題 重要改善課題 重要改善課題 重要改善課題

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20 (タ) 医療 (ト) 保育・子育て (ヒ) 学校 (チ) 介護 (ナ) 出産環境 (ソ) 健康 (テ) 障がい者福祉 (ツ) 高齢者の生活支援・生きがい対策 (ハ) 有害鳥獣対策 (マ) ⾏財政改⾰ (ノ) 特産品 (ネ) 観光 (ヌ) 商工業 (ミ) まちづくりへの住⺠の参画 (フ) 生涯学習・スポーツ (ホ) 文化財 (ニ) 農林業 (ム) 男⼥共同参画社会 (ヘ) 文化・芸術 (メ) 地域間交流・国際交流 -1.50 -1.00 -0.50 0.00 0.50 1.00 0.5 1.0 1.5 2.0 満⾜度 重要度 重要度平均値 満⾜度平均値 問9:施策の重要度×問4:満⾜度 満足度が高く、重要度も高い 安定維持課題 安定維持課題 安定維持課題 安定維持課題 満足度が低く、重要度が高い 重要改善課題 重要改善課題 重要改善課題 重要改善課題 満足度が低く、重要度も低い 選択的改善・環境変化警戒 選択的改善・環境変化警戒選択的改善・環境変化警戒 選択的改善・環境変化警戒 満足度が高く、重要度が低い 選択的維持課題 選択的維持課題選択的維持課題 選択的維持課題

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21 ((((3333 ))))ま ち づ く り に つ い てま ち づ く り に つ い てま ち づ く り に つ い てま ち づ く り に つ い て ■ ま ち の 将 来 像 ■ ま ち の 将 来 像 ■ ま ち の 将 来 像 ■ ま ち の 将 来 像 身 延 町 の 将 来 像 と し て は 、「保 健 ・ 医 療 ・ 福 祉 が 充 実 し た 安 心 し て 暮 ら せ る ま ち 」 が 54.4%で 最 も 高 く 、次 い で「 生 活 環 境 が 整 備 さ れ た 便 利 で 快 適 に 暮 ら せ る ま ち 」 が 41.1%、「 ま ち の 魅 力 を 求 め て 多 く の 人 が 訪 れ る 観 光 ・ 交 流 の ま ち 」 が 26.0% と 続 き ま し た 。 ■ 身 延 町 の 産 業 振 興 に つ い て ■ 身 延 町 の 産 業 振 興 に つ い て■ 身 延 町 の 産 業 振 興 に つ い て ■ 身 延 町 の 産 業 振 興 に つ い て 産 業 振 興 に つ い て 特 に 力 を 注 ぐ べ き 分 野 は 、「 工 場 や 事 業 所 な ど の 企 業 誘 致 」 が 46.5%と 最 も 高 く 、 次 い で 「 観 光 関 連 産 業 の 振 興 」 が 35.8%、「 地 域 生産 物 を 活 用 し た 特産 品 の 開 発 ・ 振 興 」 が 35.3%と 続 き ま し た 。 * 前 回 調 査 で も 、「工 場 や 事 業 所 な ど の 企 業 誘 致 」、「 観光 関 連 産 業 の 振 興 」、「 地 域 生産 物 を 活 用 し た 特 産 品 の 開 発 ・ 振 興 」 が 上 位 を 占 め て い ま す。 54.4% 41.1% 26.0% 24.4% 14.8% 14.2% 11.1% 5.2% 3.5% 2.1% 1.4% 0% 20% 40% 60% 保健・医療・福祉が充実した安⼼して暮らせるまち ⽣活環境が整備された便利で快適に暮らせるまち まちの魅⼒を求めて多くの⼈が訪れる観光・交流のまち 豊かな自然と共生する環境にやさしいまち 農林業や商⼯業など経済活動が盛んな活⼒あるのまち 中部横断⾃動⾞道を活⽤したまち 教育環境が充実したまち 歴史・文化・スポーツなど生涯学習が充実したまち NPOや住⺠等が主体的に活動ができる活発なまち その他 不明 問5:将来の身延町をどのようなまちにしていきたいと思うか(MA) n=1,444 46.5% 35.8% 35.3% 14.2% 12.7% 12.7% 10.3% 8.9% 1.9% 7.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 工場や事業所などの企業誘致 観光関連産業の振興 地域生産物を活用した特産品の開発・振興 農林業の振興 既存の製造業や建設業の育成 産業相互の連携などによる新たな事業育成 商業の振興 創業・起業の支援 その他 不明 問8:産業振興について特に⼒を注ぐべき分野(MA) n=1,444

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22 ((((4444 ))))人 口 、 結 婚 ・ 子 育 て人 口 、 結 婚 ・ 子 育 て人 口 、 結 婚 ・ 子 育 て人 口 、 結 婚 ・ 子 育 て ■ 町 の 活 力 を 維 持 し て い く た め に 必 要 な 人 口 規 模 ■ 町 の 活 力 を 維 持 し て い く た め に 必 要 な 人 口 規 模 ■ 町 の 活 力 を 維 持 し て い く た め に 必 要 な 人 口 規 模 ■ 町 の 活 力 を 維 持 し て い く た め に 必 要 な 人 口 規 模 町 の 活 力 を 維持 し て い く た め に 必 要 な 人 口 規 模 に つ い て は 、若 年 層 で は 6 割 強 が 「 現状 維 持 」 及 び 「 そ れ 以 上 の 人 口 規 模 」 と し て い ま す 。 一 方 、 中 高 年 層 で は 6 割 弱 が 「 現 状 維 持 」 及 び 「 そ れ 以 上 の 人 口 規 模 」 と し て い ま す 。 ■ 結 婚 の 有 無 ■ 結 婚 の 有 無■ 結 婚 の 有 無 ■ 結 婚 の 有 無 「 結婚 し て い る 」 が 68.2% 、「 結 婚 し て い な い 」 が 25.6% と な っ て い ま す 。 N % 結 婚 し て い る 9 8 5 6 8 . 2 % 結 婚 し て い な い 3 6 9 2 5 . 6 % そ の 他 4 5 3 . 1 % 不 明 4 5 3 . 1 % サ ン プ ル 数 1 , 4 4 4 1 0 0 . 0 % 35.9% 32.6% 26.4% 26.2% 17.6% 20.6% 16.5% 14.2% 3.5% 6.4% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 18~39歳 (n=284) 40歳以上 (n=1151) 現状以上の人口を確保 現状維持 1万人以上 1万人未満でもやむを得ない 不明 問1(イ):年齢(SA)× 問12:町の活⼒を維持していために必要だと思う⼈⼝規模(SA)

参照

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