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R2VPP実証に関する成果報告 【SBエナジー株式会社】

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Academic year: 2021

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R2VPP実証に関する成果報告

【SBエナジー株式会社】

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需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業 ◼申請者名 SBエナジー株式会社 ◼補助事業の名称 VPPアグリゲーション事業 ◼目的 工場や家庭などが有するエネルギーリソース(蓄電池、発電設備、EVやディマンドリスポンス(以下 「DR」)等)を、高度なエネルギーマネジメント技術により遠隔・統合制御し、あたかも一つの発電所の ように機能させることで、電力の需給調整に活用する実証を行うことを目的とする。 ◼概要 2020年度は、2019年度の成果を踏襲する形でSBパワーなどのグループ内小売電気事業者と連 携し、特に小売電気事業者向けに市場価格連動上げ下げDRや市場連動型料金プランを想定した 制御のサービス提供を行うことで、事業化を目指す。

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実施体制・実施場所・管区

◼実施体制としては、アグリゲーションコーディネーターはSBエナジー、リソースアグリゲーターは主にPPS事 業者が担当する。リソースアグリゲーターはSBエナジーを含む7社。 ◼実施場所としては、需給バランスの調整が急務となる九州電力管内を中心に、沖縄以外の全国で実 施する。 実施場所 東京電力 パワーグリッド エリア 関西電力 送配電 エリア 九州電力 送配電 エリア FY17~ FY18~ FY18~ FY16~ 壱岐市 実施体制図 【アグリゲーションコーディネーター】 SBエナジー株式会社 【リソースアグリゲーター】 SBエナジー株式会社 【リソースアグリゲーター】 株式会社エネマン 【リソースアグリゲーター】 株式会社サニックス 【リソースアグリゲーター】 株式会社株式会社ダイレクトパ 【リソースアグリゲーター】 SBパワー株式会社 【リソースアグリゲーター】 エフィシエント株式会社 【リソースアグリゲーター】 株式会社ダイレクトパワー 【リソースアグリゲーター】 株式会社メディオテック 【リソースアグリゲーター】 ハンファQセルズジャパン株式会社

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制御対象リソース 種別

携帯基地局蓄電池 業務用ロボット 電動貨客運搬船蓄電池 ©SoftBank Robotics ◼リソース導入対象となる需要家の属性(業態、エネルギー使用設備)を以下に示す。 <代表例> ⚫ 通信業、携帯基地局蓄電池 ⚫ 造船業、電動貨客運搬船蓄電池 ⚫ 工場(食品加工業)、産業用蓄電池 ⚫ サービス業、業務用ロボット ⚫ 工場(製造業)、ガスエンジン発電機 ⚫ 一般家庭、家庭用蓄電池

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実証概要:三次調整力

◼ 三次調整力①相当(下げDR)および三次調整力②相当(下げDR)の実証を行う。 ◼ 三次調整力①においては直前値計測の基準値を新規に追加する。 ◼ 需要データとマイクロウェザー情報を組み合わせた需要予測モデルの改善も行う。 三次調整力①②(下げDR) 独自基準値の設計 マイクロウェザーシステム 需要家ごとの天候予測 (ClimaCellリソースアグリゲーターシステム AI リアルタイム 監視 データ 集積 気象 データ 需要 データ ビックデータを活用した AI需要予測 ②コントロール (IoT) インセンティブ 送配電 事業者 小売電気 事業者 ①調整依頼 ③調整力提供 情報連携 (制御対象、基準値等) インセンティブ (従来) 火力等へ 調整依頼

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実証概要:市場価格連動上げ下げDR

◼ 小売電気事業者に対して、同一バランシンググループ内の需要家の上げ下げDRによる供給力を提供 することで、需給調整の最適化支援を行うサービスモデルの事業性を検証する。 ◼ 高騰したインバランス料金や市場価格の支払いを回避するための下げDRの提供だけではなく、市場価 格が低下した際の安価な電力の有効活用を目的として上げDRの提供も想定する。 小売電気 事業者 ②コントロール (IoT) インセンティブ 電力供給 JEPX スポット市場 リソース アグリゲーター 同一バランシンググループ 市場価格高騰:下げDR 市場価格下落:上げDR ①調整依頼 ③供給力提供 インセンティブ 調達・販売 判断 市場価格連動上げ下げDR(供給力取引) 制御開始日時 制御終了日時 取引分類 取引数量[kWh] 制御量[kWh] 2021/2/16 16:30 2021/2/16 17:00 下げ調整 10 10.017 2021/2/16 17:00 2021/2/16 17:30 下げ調整 15 14.783 2021/2/16 17:30 2021/2/16 18:00 下げ調整 7.5 7.417 0 2.5 5 7.5 10 12.5 15 17.5 20 0 10 20 30 40 1 6 :3 0 1 6 :3 5 1 6 :4 0 1 6 :4 5 1 6 :5 0 1 6 :5 5 1 7 :0 0 1 7 :0 5 1 7 :1 0 1 7 :1 5 1 7 :2 0 1 7 :2 5 1 7 :3 0 1 7 :3 5 1 7 :4 0 1 7 :4 5 1 7 :5 0 1 7 :5 5 1 8 :0 0 1 8 :0 5 電力量( kW h ) 制御量( kW ) 制御量(kW) 実測値積分値(kWh) 指令値積分値(kWh) 【結果と考察】 • 応動性の高いリチウムイオン蓄電池を用いた制御では、精度が高 い電力量供出に成功している • 今後、実サービスとしてどのように機能を活用していくのか、継続的 に検討を行う

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実証概要:逆潮流アグリゲーションの活用

電源I’ ②コントロール (IoT) インセンティブ 送配電 事業者 電力小売 事業者 ①調整依頼 ③調整力提供 情報連携 (制御対象、制御時刻) インセンティブ (従来) 火力等へ 調整依頼 ◼ 電源Ⅰ’の逆潮流アグリゲーション対応の運用開始を見据えて、逆潮流と順潮流をアグリゲートして 調整力を提供するビジネスモデルの事業性を検証する。 ◼ 元々は需要ゼロもしくは逆潮流で、焚き増し等によって逆潮流量が増加するリソース、元々は順潮 流で発電等をして逆潮流になるリソースに対応するためのシステム改修を行う。 逆潮流アグリゲーションの調整力としての活用 出典:資源エネルギー庁新エネルギーシステム課「逆潮流アグリゲーションの活用」,令和2年3月19日,p.6 ケース① 元々は需要ゼロもし くは逆潮流で、焚き 増し等によって逆潮 流量が増加する ケース ケース② 元々は順潮流で、発 電等によって逆潮流 になるケース

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実証概要:市場価格型料金プランを想定した制御

制御ロジックのイメージ ◼ 小売電気事業者が前日スポットの市場価格連動の料金体系で電力を販売することを想定し、需要家 側のリソースを制御することにより、需要家側の電気料金を下げるサービスモデルの事業性を検証する。 ◼ 2019年度からの主な変更点としてPVを設置した需要家をサービス対象に追加し、蓄電池充放電の 最適化に加えて太陽光発電の自家消費の最大化も制御ロジックを追加する。 市場連動型料金プランを想定した制御 小売電気 事業者 ②コントロール (IoT) インセンティブ 電力使用料 ③電力供給 前日スポット 価格連動 電力販売 JEPX スポット市場 ①電力調達 価格情報連携 リソース アグリゲーター リソースアグリゲーターシステム AI リアルタイム 監視 データ 集積 ビックデータを活用した 発電量予測、需要予測等 発電量 予測 需要量 予測 市場価格 需要家側の電気料金削減 蓄電池制御スケジュールを設定

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全体を通じて得た知見、残る課題

〔得られた知見〕

• 多様なリソースを制御するためのシステム自体とその運用方法

• ERAB事業を実施するために必須となるセキュリティ対策

• 発電量や需要予測を実施するためのAIモデルの作成

• RA候補となるPPSが抱える課題とそれに対応するためのサービスメニュー

➡ FY21からPPS向けに電力量取引と市場価格型料金プランを想定した制御

のサービス提供が可能となるため、この成果を活用し、PPSと連携する形での

アグリゲーションを実施していく

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全体を通じて得た知見、残る課題

〔課題〕

• 電源I´、需給調整力市場参画に適したリソース確保 (リソース容量)

➡ PPSとの連携によるリソース確保を進める

• 需要家負荷に基づく基準値の精度を高める (システム)

➡ FY21以降も継続してAI機能の開発・強化を継続

• 基地局併設蓄電池を含めた低圧リソースの需給調整市場への参画 (制度)

➡ 低圧リソースによる需給調整市場参加が参加可能となる制度設計

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参照

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