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Oracle WebCenterページのディスカッション・スレッドの表示

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テクニカル・

ノート

Oracle WebCenter

Oracle WebCenter ページのディスカッション・

スレッドの表示

2008 年 1 月

非常に効率的なコラボレーション・ツールのディスカッション・サービスによって、ユーザーは関連メッセージのト

ピックとスレッドに関する意見を交換できます。ディスカッション・サービスでは、カテゴリとフォーラムを管理し

ます。ユーザーは、ディスカッション・サービスへログインし、フォーラムにドリルダウンして、新しいメッセージ

を投稿したり既存のメッセージに返信したりできます。新しいメッセージでスレッドが開始され、元のメッセージの

返信がスレッドに追加されます。

Oracle WebCenter 10.1.3.2 は、受賞歴のある Jive Software Forums を利用したディスカッション・サービスを提供しま

す。このテクニカル・ノートでは、Oracle WebCenter アプリケーション・ページの Oracle WebCenter Discussions フォー

ラムのスレッドの表示方法を説明します。

テクニカル・ノートの目次

1. 概要

2. URLサービス・データ・コントロールについて

3. WebCenterアプリケーションとデータ・コントロールの作成

4. アプリケーション・ページの作成

5. まとめ

1. 概要

Oracle WebCenter Discussionsは、ディスカッション・スレッドのアクセスにさまざまなRSSフィードを提供します。

このサンプル・アプリケーションで使用するフィードは、特定のフォーラムのスレッド・リストを公開します。ここ

では、フィードの読取りおよび要約を行ってスレッドの情報を表示します。このドキュメントでは、URLデータ・コ

ントロールを使用してRSSフィードを要約します。RSSフィードを要約する他の方法もあります。たとえば、XMLデー

タソースの読取りとコンテンツの表示が可能なビルトイン・ポートレットのOmniPortletを使用する方法です。この方

法のデモンストレーションを表示するには、

ここ

をクリックしてください。

このドキュメントの例を作成するには、Oracle JDeveloper 10.1.3.3 をダウンロードする必要があります。例で使用す

るサンプル・ファイルは、ダウンロードして解凍できる

RSSDemoFiles.zip

アーカイブに含まれます。ここでは、

C:¥RSSDemo¥XMLサブディレクトリを作成したCドライブにファイルを解凍しました。完全なOracle JDeveloperアプ

リケーション(

RSSDemoApp.zip

)をダウンロードすることもできます。

このサンプル・アプリケーションをテストする場合、ディスカッション・サービスにアクセスする必要もあります。

Oracle WebCenter Discussions のインストールまたは既存の Jive フォーラムのアクセスを実行できます。Oracle は、Jive

を使用して OTN フォーラムを実行します。アプリケーションのテスト用に OTN フォーラムのいずれかを使用します。

図 1は、完全なアプリケーション・ページを示しています。

(2)

図1 完全なアプリケーション

ページの左側にADF表があります。表のタイトルには、選択したフォーラムの名前が表示されます。各行には、スレッ

ドの名前とそのスレッドの返信数が表示されます。他の情報も取得できますが、この例では非表示を選択しました。右

側の領域には、選択したスレッドのタイトルとスレッドのメッセージの先頭が表示されます。ユーザーがラジオ・ボ

タンをクリックすると、ページがリフレッシュされて選択したスレッドのメッセージが表示されます。スレッドのタ

イトルまたはメッセージのMoreリンクをクリックすると、新しいブラウザ・ウィンドウでスレッドが開きます。

2. URL サービス・データ・コントロールについて

URL サービス・データ・コントロールは、XML ドキュメントで表される情報へのアクセスを提供する特別なデータ・

コントロールです。Web 上のこのようなドキュメントは、HTTP プロトコルを使用したアクセスが一般的です。

この例にデータ・コントロールを作成する場合、URL を OTN フォーラムに設定します。これによって、XML ドキュ

メントが返されます。この例で使用する URL は、以下のとおりです。

http://myforums.oracle.com/jive3/rss/rssthreads.jspa?forumID=1565

URL から返される XML ドキュメントを短縮した例は、以下のとおりです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <rss version="2.0" xmlns:jf="http://www.jivesoftware.com/xmlns/jiveforums/rss"> <channel> <title>

MyOracle Forums : Thread List - ADF Faces (JSF Tech/ADFv) </title>

<link>http://myforums.oracle.com/jive3</link> <description>List of forum threads</description> <language>en</language>

<generator>

Jive Forums Enterprise 4.1.2 b (www.jivesoftware.com) </generator>

(3)

<pubDate>Tue, 01 Jan 2008 14:20:21 -0700</pubDate> <item>

<title>Problem with unicode characters</title> <pubDate>Tue, 01 Jan 2008 14:20:21 -0700</pubDate> <item>

<title>Problem with unicode characters</title> <link>

http://myforums.oracle.com/jive3/thread.jspa?threadID=185669 </link>

<description>

<![CDATA[Hi . . . code for]]> </description> <jf:creationDate> Mon, 31 Dec 2007 01:50:03 – 0700 </jf:creationDate> <jf:modificationDate> Mon, 31 Dec 2007 01:52:10 – 0700 </jf:modificationDate> <jf:messageCount>2</jf:messageCount> <jf:author>sireesha.patibandla@oracle.com</jf:author> <jf:replyCount>1</jf:replyCount> </item> <item>

<title>build 4502: WebApp within ADF Library JAR File</title> <link> http://myforums.oracle.com/jive3/thread.jspa?threadID=117156 </link> <description> <![CDATA[How do I . . . and]]> </description> <jf:creationDate> Tue, 01 May 2007 19:04:21 – 0600 </jf:creationDate> <jf:modificationDate> Sun, 30 Dec 2007 22:41:57 – 0700 </jf:modificationDate> <jf:messageCount>3</jf:messageCount> <jf:author>hyun-sik.byun@oracle.com</jf:author> <jf:replyCount>2</jf:replyCount> </item> </channel> </rss>

ドキュメントは、RSS 2.0 形式のフィードの例です。RSS Advisory Boardサイト(

http://www.rssboard.org/rss-specification

でこの形式の詳細を確認できます。

RSS 2.0 仕様では、ベンダー固有の拡張機能を使用できます。上記の XML ドキュメントの場合、XML ドキュメント

の先頭に定義されている"jf"名前空間とドキュメント全体の"jf"要素が拡張機能です。Jive Software 社でこれらの追加

の要素を指定しました。

個別の要素を抽出するには、URL サービス・データ・コントロールが XML ドキュメントの形式を認識する必要があ

ります。データ・コントロールを作成する場合、XML ドキュメントの構造を示す XML スキーマ定義を指定します。

追加情報については、RSSDemoFiles.zip アーカイブの完全な RSS 2.0 スキーマ定義がありますが、この例では異なる

方法を使用します。

URL サービス・データ・コントロールの便利な機能は、XML ドキュメントの分析と情報の抽出の前に XML ドキュメ

ントを変換できることです。

ここでは、

この例に必要な情報のみを選択する簡単な XML スタイルシートを使用します。

(4)

次のような RSSdigest.xsl ファイルがダウンロードされたアーカイブに含まれます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <xsl:stylesheet version="1.0"

xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform"

xmlns:jf="http://www.jivesoftware.com/xmlns/jiveforums/rss"> <xsl:output method="xml" indent="yes"/>

<xsl:template match="/rss/channel"> <channel> <title><xsl:value-of select="./title"/></title> <xsl:apply-templates select="item"/> </channel> </xsl:template> <xsl:template match="item"> <item> <xsl:attribute name="id"> <xsl:value-of select="position()"/> </xsl:attribute> <link><xsl:value-of select="./link"/></link> <title><xsl:value-of select="./title"/></title> <description> <xsl:value-of select="./description"/> </description>

<date><xsl:value-of select="./jf:creationDate "/></date> <author><xsl:value-of select="./jf:author"/></author> <replies><xsl:value-of select="./jf:replyCount" /></replies> </item> </xsl:template> </xsl:stylesheet>

前述の XML の例に上記のスタイルシートを適用した後、さらに簡潔なドキュメントを受け取ります。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <channel> <title>

MyOracle Forums : Thread List - ADF Faces (JSF Tech/ADFv) </title>

<item id="1"> <link>

http://myforums.oracle.com/jive3/thread.jspa?threadID=185669 </link>

<title>Problem with unicode characters</title> <description>

<![CDATA[Hi . . . code for]]> </description>

<date>Mon, 31 Dec 2007 01:50:03 -0700</date> <author>sireesha.patibandla@oracle.com</author> <replies>1</replies> </item> <item id="2"> <link> http://myforums.oracle.com/jive3/thread.jspa?threadID=117156 </link>

(5)

<description>

<![CDATA[How do I . . . and]]> </description>

<date>Tue, 01 May 2007 19:04:21 -0600</date> <author>hyun-sik.byun@oracle.com</author> <replies>2</replies> </item> </channel>

Jive Software 名前空間を削除し、一部の項目要素のみを保持して、項目の ID 属性としてカウンタを便宜上追加しま

した。

変換した XML ドキュメントを示す XMLS スキーマ定義を提供する必要がありますが、結果に表示する要素だけが変

換で作成されるのでスキーマを簡単に作成できます。RSSdigest.xsd ファイルで確認できる XML スキーマは、以下の

とおりです。

<?xml version="1.0" encoding="windows-1252" ?> <xsd:schema xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" version="2.0.1.10">

<xsd:element name="channel" type="tChannel" /> <xsd:complexType name="tChannel">

<xsd:sequence>

<xsd:element name="title" type="xsd:string"/> <xsd:element name="item" type="tItem" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded"/> </xsd:sequence>

</xsd:complexType>

<xsd:complexType name="tItem"> <xsd:sequence>

<xsd:element name="link" type="xsd:anyURI"/> <xsd:element name="title" type="xsd:string"/> <xsd:element name="description" type="xsd:string"/> <xsd:element name="date" type="tRfc822FormatDate"/> <xsd:element name="author" type="xsd:string"/>

<xsd:element name="replies" type="xsd:nonNegativeInteger"/> </xsd:sequence>

<xsd:attribute name="id" type="xsd:positiveInteger"/> </xsd:complexType> <xsd:simpleType name="tRfc822FormatDate"> <xsd:restriction base="xsd:string"> <xsd:pattern value="(((Mon)|(Tue)|(Wed)|(Thu)|(Fri)|(Sat)|(Sun)), *)?¥d¥d? +((Jan)|(Feb)|(Mar)|(Apr)|(May)|(Jun)|(Jul)|(Aug)|(Sep)|(Oct)|(Nov)|( Dec)) +¥d¥d(¥d¥d)? +¥d¥d:¥d¥d(:¥d¥d)? +(([+¥- ]?¥d¥d¥d¥d)|(UT)|(GMT)|(EST)|(EDT)|(CST)|(CDT)|(MST)|(MDT)|(PST)|(PDT )|¥w)"/> </xsd:restriction> </xsd:simpleType> </xsd:schema>

このスキーマのグラフ表示を図 2に示します。

(6)

図2 スキーマのグラフ表示

3. WebCenter アプリケーションとデータ・コントロールの作成

Oracle JDeveloper 10.1.3.3 を起動して、RSSDemoと呼ばれる新しいアプリケーションを作成します。「WebCenter

(7)

図3 新しい WebCenter アプリケーションの作成

次に、URL サービス・データ・コントロールを作成します。データ・コントロールの定義と使用方法を分割すると

優れた実践となります。このため、ユーザー・インタフェースが作成される ViewController プロジェクトではなく

Model プロジェクトでデータ・コントロールを作成します。

アプリケーション・ナビゲータで、「Model」プロジェクトを右クリックして「New」を選択します。URLサービス・

データ・コントロールがこのプロジェクトに表示されていないので、New GalleryのFilter Byリストから「All

Technologies」を選択します。「Business Tier」ノードを開いて、「Web Services」を選択し、「URL Service Data

Control」項目を選択します。「OK」をクリックします。

(8)

データ・コントロール・ウィザードで、データ・コントロール名をDiscussionsDataControlに設定します。Create

New Connectionが接続属性に選択されていることを確認し、「Next」をクリックします。このデータ・コントロール

用の新しい接続が作成されます。

Connectionウィンドウで、DiscussionsConnection接続という名前を付け、URL Endpointをhttp://myforums.

oracle.com/jive3/rss/rssthreads.jspaに設定し て、Sourceを?forumID=##forumID##に設定します。

##forumID##を使用すると、実行時にフォーラムIDを柔軟に変更できます。ただし、この例ではこの機能を使用し

ません。「Next」をクリックします。

図5 接続ウィザードの認証の詳細設定

次のステップでは、forumIDパラメータのデフォルト値として1565を設定します。「Next」をクリックします。

図6 デフォルトのフォーラム ID の設定

Data Formatウィンドウで、データ形式に「XML」を選択し、前述した次のXMLスキーマとXSLT変換ファイルを指

定します。

(9)

XSD URL

=

c:¥RSSDemo¥XML¥RSSdigest.xsd

XSL URL

=

c:¥RSSDemo¥XML¥RSSdigest.xsl

図7 XML データ形式

「Finish」をクリックします。

データ・コントロール・パレットで、新しいデータ・コントロールを確認できます。「DiscussionsDataControl」を

開いて、データ・コントロールの構造を表示します。(データ・コントロール・パレットを表示するには、メイン・

メニューから「View」→「Data Control Palette」を選択します。)

図8 URL サービス・データ・コントロールの構造

チャネル・タイトルを使用して、個別のスレッドを表示するためにフォーラム名と項目ノードを表示します。

4. アプリケーション・ページの作成

「ViewController」プロジェクトをダブルクリックして、Project Propertiesウィンドウを開きます。「J2EE Application」

ノードを選択して、J2EE Webコンテキスト・ルートをRSSDemoにします。これによって、アプリケーション・ペー

ジにアクセスするURLが簡素化されます。

(10)

新しいJSFページをこのプロジェクトに追加するには、「ViewController」を右クリックして、New Galleryから「Web

Tier」→「JSF」カテゴリを選択します。「JSF JSP」項目を選択します。Create JSF JSPウィザードで、File Nameフィー

ルドにthreads.jspxを入力して、「JSP Document」オプションを選択します。

図9 新しい JSF ページの作成

ウィザードの次のステップで、「Do Not Automatically Expose UI Components in a Managed Bean」オプションを選

択します。Tag Librariesステップで、次のライブラリがページ用に選択されていることを確認します。

ADF Faces Components

ADF Faces HTML

JSF Core

JSF HTML

(11)

「Finish」をクリックします。

この例では、ADF Facesコンポーネント・パレットのレイアウト要素を使用して、単一の行と 2 つの列で構成される

表を作成します。「TableLayout」コンポーネントをドラッグして、空のページにドロップします。表コンポーネント

に「RowLayout」をドロップします(ビジュアル・エディタのコンポーネントの配置よりも詳細を制御できるStructure

ペインを使用してください)。次に、行コンポーネントに 2 つの「CellFormat」コンポーネントをドロップします。

図 11は、Structureペインのページの表示内容を示しています。

図11 ページを表示する Structure ペイン

次に、ページの左側に表示される表を作成します。データ・コントロール・パレットで、「DiscussionsDataControl」

を開きます。Structureペインの最初のcellFormatノードに「Return」、「channel」、「item」ノードをドラッグしま

す。Createコンテキスト・メニューから「ADF Read-only Table」を選択します。

図12 ADF 読取り専用表としてのドロップ

(12)

図13 forumID パラメータの構成

Edit Table Columnsウィザード・ウィンドウが開かれる場合、titleとreplies以外のすべての列を削除します。「Enable

Selection」チェック・ボックスを選択します。

図14 表の列と動作の構成

ADF Faces Coreパレットから「OutputText」コンポーネントを 2 つ目のCellFormatコンポーネントにドロップします。図

15は、Designモードの結果ページの表示を示しています。

(13)

図15 選択可能な表と OutputText のページ

自動送信を定義するため、Submitボタンを削除できます。「Submit」ボタンをクリックして選択し、「Delete」を押

します。

ラジオ・ボタンで自動送信を設定するには、ラジオ・ボタンのいずれかをクリックします。Structureペインでaf:tableSelectOne

ノードが選択されていることを確認します。

図16 選択ファセット

プロパティ・インスペクタで、Textプロパティの値を削除して、AutoSubmitをtrueに設定します。

表に一意で自己記述的なIDを付与するには、「af:table」ノードを選択し、Idプロパティをthreadsに設定します。

アプリケーションをテストする前に、

2 つ目のセルのOutputTextコンポーネントで表の現在の行の説明列を表示します。

2 つ目のcellFormatコンポーネントの「OutputText」コンポーネントを選択します。プロパティ・インスペクタで、

(14)

そのValueプロパティを#{bindings.loadData_Data_channelitem.description}にバインドします。

図17 OutputText 値のバインド

ディスカッション・メッセージのテキストにHTMLタグが含まれる場合があるので、OutputTextのEscapeプロパティ

をfalseに変更します。

最後に、このOutputTextを囲む「CellFormat」コンポーネントを選択して、PartialTriggersプロパティをページのADF

表の識別子であるthreadsに変更します。ページのこの部分のソースは、次のようになります。

<afh:cellFormat partialTriggers="threads"> <af:outputText value="#{bindings.loadData_Data_channelitem.description}" escape="false"/> </afh:cellFormat>

この段階でページを実行してアプリケーションをテストします。さまざまなスレッドを選択してください。図 18は、

サンプル・ページを示しています。

図18 書式設定されていない結果ページ

この例のすべての機能部分が配置されます。ただし、見やすいレイアウトにするためにページの書式設定を行う必要

があります。

(15)

現在のスレッドの詳細情報の表示

ページの右側で、簡単な OutputText コンポーネントのスレッドの説明を表示します。以下に示されているように、

境界線を追加し、タイトルを表示して、完全なスレッドを表示するリンクを追加します。

図19 現在のスレッドの詳細

2 つ目のCellFormatコンポーネントに「PanelBox」をドラッグし、既存の「OutputText」をこのPanelBoxにドラッグ

します。スレッドのタイトルを表示するには、「PanelBox」を選択して、表の現在選択されている要素のタイトルで

ある#{bindings.loadData_Data_channelitem.title}にテキスト・プロパティを変更します。

新しい「OutputText」をPanelBoxにドラッグして、Valueプロパティを削除します。これによって、説明の後に空の

行が作成されます。「GoLink」をPanelBoxにドラッグし、テキスト・プロパティをMore ...に変更して、宛先プロ

パティを#{bindings.loadData_Data_channelitem.link}に変更します。

注:Structureペインでコンポーネントの属性を選択し、Property Inspectorペインで適切なプロパティ

を選択して、新しい値を入力することによって、コンポーネントの属性を変更できます。ただし、

GoLinkコンポーネントのDestinationプロパティの式言語(EL)を指定する場合、既知の問題があり

ます。つまり、プロパティ・インスペクタは#{bindings.loadData_Data_channelitem.link}な

どの式を受け入れません。このため、手動で変更を行う場合、ビジュアル・エディタのSourceモー

ドへ移動し、<af:goLink...>タグを検索して、destination="#{bindings.loadData_

Data_channelitem.link}"属性を挿入します。

結果ページの断片のソースは、次のようになります。

<afh:cellFormat partialTriggers="threads"> <af:panelBox text="#{bindings.loadData_Data_channelitem.title}"> <af:outputText value="#{bindings.loadData_Data_channelitem.description}" escape="false"/> <af:outputText/> <af:goLink text="More ..." destination="#{bindings.loadData_Data_channelitem.link}"/> </af:panelBox>

(16)

</afh:cellFormat>

フォーラム・タイトルの追加およびリンクのスレッド・タイトルの変更

表示されているフォーラムのタイトルを示します。Structureペインで、「af:table」ノードを右クリックし、コンテキ

スト・メニューから「Facets – Table」→「Header」を選択します。新しいファセットがStructureペインに表示され

ます。

データ・コントロール・パレットで、チャネルの「title」を前のステップで作成したヘッダー・ファセットにドラッ

グ・アンド・ドロップします。Createコンテキスト・メニューから「Texts」→「ADF Output Text」を選択します。

図20 表ヘッダーの作成

Structure ペインで、最初の列の OutputText を確認します。

図21 タイトル列

「af:outputText」ノードを右クリックし、コンテキスト・メニューから「Convert」を選択します。Convert OutputText

ダイアログ・ボックスの「goLink」を選択します。Confirm Convertダイアログ・ボックスの「OK」をクリックしま

す。結果のGoLinkコンポーネントのTextプロパティを#{row.title}、Destinationプロパティを#{row.link}、

TargetFrameプロパティを_blankに変更します。

TitleおよびRepliesとそれぞれを表示するために 2 つの列のHeaderTextプロパティを変更します。Replies列に数値情報

が含まれるので、列のformatType属性をnumberに設定します。

結果の表タグを以下に示します。太字は、このドキュメントに記述されている変更を示します。

<af:table . . . id="threads">

<af:column sortProperty="title" sortable="false" headerText="Title">

<af:goLink text="#{row.title}" destination="#{row.link}" targetFrame="_blank" />

</af:column>

<af:column sortProperty="replies" sortable="false" headerText="Replies" formatType="number">

(17)

</af:column> <f:facet name="selection"> <af:tableSelectOne autoSubmit="true"/> </f:facet> <f:facet name="header"> <af:outputText value="#{bindings['loadData_Data_channeltitle'].inputValue}"/> </f:facet> </af:table

スレッド・リスト表の書式設定

RowLayoutのValignプロパティをtopに設定して、2 つのセルの上部を調整します。

表の両方の列のサイズを定義して、表と列のコンテンツで使用できる領域が満たされるように指定します。レイアウ

ト・コントロール・タグは、以下のとおりです。

<afh:tableLayout width="100%"> <afh:rowLayout valign="top"> <afh:cellFormat width="30%"> <af:table . . . width="100%"> . . . </af:table> </afh:cellFormat> <afh:cellFormat . . . width="*"> <af:panelBox . . . width="100%"> . . . </af:panelBox> . . . </afh:cellFormat> </afh:rowLayout> </afh:tableLayout>

再度ページを実行して、向上したレイアウトを確認します。これがこの例の最後のバージョンになります。

5. まとめ

Oracle WebCenter 10.1.3.2 は、受賞歴のある Jive Software Forums を利用したディスカッション・サービスを提供しま

す。このテクニカル・ノートでは、Oracle WebCenter アプリケーション・ページの Oracle WebCenter Discussions フォー

ラムのスレッドの表示方法を説明しました。Oracle WebCenter Discussions の RSS フィードの読取りと要約には、さま

ざまな方法があります。ここでは、URL サービス・データ・コントロールを使用しました。

(18)

Oracle WebCenter テクニカル・ノート 2008 年 1 月 著者:Istvan Kiss 共著者: Oracle Corporation World Headquarters 500 Oracle Parkway Redwood Shores, CA 94065 U.S.A. 海外からのお問合せ窓口: 電話:+1.650.506.7000 ファクシミリ:+1.650.506.7200 www.oracle.com

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Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、および Retek は、米国 Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名 称はそれぞれの会社の商標です。

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参照

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