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潰瘍性大腸炎 ( かいようせいだいちょうえん ) とは? 潰瘍性大腸炎とは 大腸大腸の粘膜粘膜に炎症炎症が起こるこる病気です 炎症により 大腸の粘膜に潰瘍 [ 粘膜が破れてくずれる ] やびらん [ ただれ ] ができ それによって下痢下痢や粘血便 ( ねんけつべん ) と呼ばれる血液や粘液などが混

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((((2011201120112011年年年年2222月月月月4444日 第日 第日 第日 第1111版公開)版公開)版公開)版公開) 「やさしい解説」では、病気について、一般の方向けにやさし く解説しています。どんな病気なのか、どんな人がかかりや すいのか、病気に関係する臓器のしくみやはたらき、症状や 検査の方法、治療の種類、日常生活上の留意点などをわか りやすい言葉と図を用いて解説しています。 この「やさしい解説」は、Mindsが作成しており、専門医による 監修を受けています。 実際の診療にあたっては、主治医をはじめとする医療者に 相談されることをお勧めします。  

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潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎((((かいようせいだいちょうえんかいようせいだいちょうえんかいようせいだいちょうえんかいようせいだいちょうえん))))とはとはとはとは???? 潰瘍性大腸炎とは、大腸大腸大腸大腸のののの粘膜粘膜粘膜粘膜にににに炎症炎症炎症炎症がががが起起起起こるこるこるこる病病病病気気気気です。 炎症により、大腸の粘膜に潰瘍潰瘍潰瘍潰瘍[粘膜が破れてくずれる]やびらんびらんびらんびらん[ただれ]ができ、それによって下痢下痢下痢下痢や粘血便粘血便粘血便粘血便((((ねねねね んけつべんんけつべんんけつべんんけつべん))))と呼ばれる血液や粘液などが混じったやわらかい便がくり返し起こります。 炎症は肛門に近い側から奥に向かって広がり、治まったり[寛寛寛寛解解解解((((かんかいかんかいかんかいかんかい))))期期期期]、再び起こったり[活動期活動期活動期活動期]をくり返 す、長く付き合っていくことになる病気です。 大腸だけでなく発熱や貧血などの、さまざまな症状を引き起こすこともあります。 原因はまだはっきりとは分かっておらず、厚生厚生厚生厚生労働労働労働労働省省省省によりにより特定疾患によりにより特定疾患特定疾患特定疾患****のひとつにのひとつにのひとつにのひとつに指定指定指定指定されています。 数十年前はとても珍しい病気でしたが、1980年代から患者さんの数が増え始め、現在は11万人以上と報告されて います。 図図図図1111・・・・潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎のののの患者患者患者患者数数数数 (出典:難病情報センター 特定疾患医療受給者証交付件数より作成)   *特定疾患*特定疾患*特定疾患*特定疾患とはとはとはとは   病 病病病気気気気のののの原因原因原因原因がが不明がが不明不明で不明ででで治療法治療法治療法治療法がががが確立確立しておらず確立確立しておらずしておらずしておらず、長期、長期、長期、長期にわたってにわたってにわたってにわたって療養療養療養が療養ががが必要必要必要必要になるいわゆるになるいわゆるになるいわゆるになるいわゆる「難病」「難病」「難病」「難病」 のうち のうちのうち、のうち、、、国国国国のののの調調査調調査査査研研研研究究究究のののの対対対対象象象象になっているになっているになっているになっている病病気病病気気気ですですですです。。。。 潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎は潰瘍性大腸炎ははは1973197319731973年年年年からからからから特定疾患特定疾患のひとつに特定疾患特定疾患のひとつにのひとつにのひとつに指定指定指定指定されていますされていますされていますされています。。。。    

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大腸 大腸 大腸大腸のつくりとはたらきのつくりとはたらきのつくりとはたらきのつくりとはたらき 大腸は、食べたものを運運運運んだりんだりんだりんだり、吸、吸、吸、吸収収したりする収収したりするしたりするしたりする消化管消化管消化管消化管のののの一部一部一部一部で、小腸から続く長長長長ささささ約約約約1.5m1.5m1.5m1.5mのののの管管管管状状状状のののの臓臓臓臓器器器器で す。 胃や小腸に引き続いて、消化・吸収の最後の仕上げを行って便をつくります。 大腸は、盲腸(もうちょう)・結腸(けっちょう)・直腸(ちょくちょう)で構成され、肛門に続いています。 結腸は、さらに次のように分けられます。 ●●●●上行上行上行上行((((じょうこうじょうこうじょうこうじょうこう))))結腸結腸結腸結腸 ●●●●横横横横行行行行((((おうこうおうこうおうこうおうこう))))結腸結腸結腸結腸 ●●●●下行下行下行下行((((かこうかこうかこうかこう))))結腸結腸結腸結腸 ●S●S●S●S状状状状((((えすじょうえすじょうえすじょうえすじょう))))結腸結腸結腸結腸 大腸の壁はいくつかの層に分かれていて、一番内側が粘膜、一番外側が漿(しょう)膜となっています。 図図図図2222・・・・大腸大腸大腸大腸とと大腸壁とと大腸壁大腸壁大腸壁のののの構造構造構造構造

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5 5 どんな どんな どんなどんな症症症症状状状状がでるのがでるのがでるのがでるの???? 潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)のおもな症状は、くりくりくりくり返返返返しししし起起こる起起こるこるこる下痢下痢下痢下痢や血便血便血便血便[血の混じった便] などです。 血便以外にも、症状が進んでくると膿(うみ)や粘液が混じった粘血便粘血便粘血便粘血便((((ねんけつべんねんけつべんねんけつべんねんけつべん))))と呼ばれる便が出るこ とがあります。 また、排便の前後には腹痛腹痛腹痛腹痛が伴います。 図 図 図 図3333・・・・潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎のおもなのおもなのおもなのおもな症症症症状状状状   <活動期 <活動期 <活動期<活動期とととと寛寛寛寛解期>解期>解期>解期>   下痢 下痢 下痢 下痢やややや粘血便粘血便粘血便粘血便などのなどのなどのなどの症症状症症状状状はははは、「活動、「活動、「活動、「活動 期」 期」 期」 期」とととと呼呼呼呼ばれるばれるばれるばれる炎症炎症炎症炎症がががが起起起起こっているこっているこっているこっている 時期 時期 時期 時期にみられますにみられますにみられますにみられます。。。。 一方、炎症 一方、炎症 一方、炎症 一方、炎症がががが落落落落ちちちち着着着着いていて症いていて症症症状状状状がががが現現現現 れない れない れない れない時期時期時期時期はははは、「、「、「、「 寛寛寛寛解解解解 か ん か い か ん か い か ん か い か ん か い 期」期」期」期」とととと呼呼呼呼ばればればればれ ます ます ます ます。。。。 潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎はははは、活動期、活動期、活動期、活動期とととと寛寛寛寛解期解期解期解期 が が が が交互交互交互交互にくりにくりにくりにくり返返返返しし起しし起起起こりますこりますこりますこります。。。。   下痢がひどくなると、発熱や体重の減少、貧血、さらに吐き気や吐くといった症状が現れることもあります。 また、腸に炎症が起きる病気でありながら、関節炎や皮膚症状など、腸とは関係のない場所にもさまざまな 症状がみられることがあります。 これらの症状は、腸の症状と一緒に良くなったり悪くなったりすることが多いといわれています。  

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どんな どんな どんなどんな人人人人がかかりやすいのがかかりやすいのがかかりやすいのがかかりやすいの???? 潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)は、10101010~~~~80808080代代代代まで幅広い層に起こりますが、もっとも多いのは20202020 代代代代とされています。 親兄弟で起こることもありますが、遺伝性の病気ではありません。 潰瘍性大腸炎の原因はまだはっきりと分かっていませんが、からだを守っている免疫の機能に何らかの異常 が生じるために、大腸に炎症が起きているのではないかと考えられています。 また、発症に影響を及ぼす要因として、動物性脂肪中心などのかたよった食生活、非ステロイド性抗炎症薬 [NSAIDs]などの炎症を抑える薬の服用などが指摘されています。  

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潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎((((かいようせいだいちょうえんかいようせいだいちょうえんかいようせいだいちょうえんかいようせいだいちょうえん))))のののの分類分類分類分類はははは???? 潰瘍性大腸炎は、肛門に近い直腸(ちょくちょう)から炎症が始まり、その後徐々に、奥に向かって広がって大 腸全体に及ぶと考えられています。 炎症の広がった範囲から、潰瘍性大腸炎は直腸炎型、遠位直腸炎型、遠位直腸炎型、遠位直腸炎型、遠位((((えんいえんいえんいえんい))))大腸炎型、左側大腸炎型、左側大腸炎型、左側大腸炎型、左側((((さそくさそくさそくさそく))))大腸炎型、全大腸炎型、全大腸炎型、全大腸炎型、全 大腸炎型大腸炎型大腸炎型大腸炎型の4つのタイプに分類されます。 図 図 図 図4444・・・・潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎のののの4444つのタイプつのタイプつのタイプつのタイプ このタイプはいつも同じであるとは限らず、変化することもあり、炎症がより広い範囲のタイプへ移行したり、逆 に狭い範囲のタイプへ戻ることもあります。 炎症の範囲が広いタイプの方が、狭いタイプよりも重症になりやすいとされています。  

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どんな どんな どんなどんな検検検検査査査査をするのをするのをするのをするの????

◆診察

診察

診察

診察

医師から、便の状態や下痢などの症状の程度、そのほかの症状の有 無、症状がどのくらい繰り返されているかなどが聞かれます。 合わせて、最近海外旅行に行ったか、抗菌薬の服用をしていないか、 タバコを吸うか、家族に潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)に なった人はいないかなどが尋ねられることもあります。

◆検

検査

診察を行って潰瘍性大腸炎の可能性が疑われるときは、おもに以下の検査が行われます。 表 表 表 表1111・・・・潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎のおもなのおもなのおもなのおもな検検検検査査査査 検 検 検検査査査査のののの種類種類種類種類 内内内内 容容容容 内視鏡と呼ばれる小さなカメラを肛門から大腸に入れて、モニターに映し 出される大腸の中を観察したり、大腸粘膜の一部分を取り、それを顕微鏡 で観察して性質などを調べる 肛門から造影剤を注入し、エックス線で撮影をして大腸の状態を調べる 便中の細菌や寄生虫の有無を調べ、感染による炎症であるかどうかを確 認する 潰瘍性大腸炎は、同同同同じようにじようにじようにじように大腸大腸大腸大腸にに炎症にに炎症炎症炎症がががが起起起起きるほかのきるほかのきるほかのきるほかの病病気病病気気気とととと症症症症状状状状がが非常がが非常非常非常によくによくによくによく似似似似ているているているているので、問診や さまざまな検査の結果をもとに診断されます。

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5 5 どんな どんな どんなどんな治療治療治療治療をするのをするのをするのをするの???? 瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)と診断されたら、炎症の範囲や重症度を判定して、それぞれに合 った治療が行われます。 潰瘍性大腸炎は原因がはっきりと分かっていないため、病気を根本から治すというのではなく、大腸の炎症 を抑えて症状をやわらげ、炎症炎症炎症炎症のないのないのないのない状状態状状態態態[[[[寛寛寛寛解解解解((((かんかいかんかい))))期かんかいかんかい 期期期]]]]をををを長長長長くくくく維持維持維持維持するするするすることが治療の目的となりま す。 多くの場合、薬による治療で症状が軽くなりますが、薬が効かない場合などには、炎症を起こす原因となる 活性化した白血球を血液中から取り除く白血球除去療法白血球除去療法白血球除去療法白血球除去療法や大腸を切除する手術手術手術手術が行われることもありま す。   <<<<医医医医療費療費療費療費のの援助のの援助援助援助についてについてについてについて>>>>   潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎のののの患者患者患者患者さんはさんは、保健所さんはさんは、保健所、保健所、保健所でででで所定所定所定所定のののの手手手手続続続続きをきを行きをきを行行行えばえばえばえば特特特特 定疾患 定疾患 定疾患定疾患医医医医療受給者証療受給者証療受給者証療受給者証をを交付をを交付交付交付されされされされ、公費負、公費負担、公費負、公費負担担担によりによりによりにより医医医医療費療費療費療費のののの援助援助援助援助 を を をを受受受受けることができますけることができますけることができますけることができます。。。。 ただし ただし ただしただし、診、診、診、診断断断断前前前前のののの治療費治療費にさかのぼって治療費治療費にさかのぼってにさかのぼってにさかのぼって援助援助援助援助をを適用をを適用適用適用することはですることはですることはですることはで きませんので きませんので きませんのできませんので、潰瘍性大腸炎、潰瘍性大腸炎、潰瘍性大腸炎、潰瘍性大腸炎とととと診診診診断断されたら断断されたらされたらされたら、、、、すみやかにすみやかにすみやかにすみやかに市役所市役所市役所市役所 などで などで などでなどで手手手手続続続続きをきを行きをきを行行行いましょういましょういましょういましょう。。。。  

◆薬

薬物療法

物療法

物療法

物療法

潰瘍性大腸炎にはおもに薬物療法が行われます。 表 表 表表2222・・・・潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎のおもなのおもなのおもなのおもな治療治療治療治療薬薬薬薬 種類 種類 種類種類 内内内内容容容容 炎症 炎症 炎症 炎症をををを抑抑抑抑えるえるえるえる薬薬薬薬 ●大腸の炎症を持続して抑える薬 ●潰瘍性大腸炎の基本治療薬と して使用する ●飲み薬や、お尻から投入する薬 [坐薬]、 お尻から注入する液状の薬[注 腸薬]などがある 免疫機能 免疫機能 免疫機能 免疫機能をををを調節調節調節調節するするするする薬薬薬薬 ●からだの免疫のはたらきを調節する薬 ●炎症を抑える薬で効果が不十分な人や、炎症を 抑える薬が使えない人に使用する

◆白血球除去療法

白血球除去療法

白血球除去療法

白血球除去療法

免疫において中心的なはたらきを担う、白血球白血球白血球白血球をををを血液中血液中から血液中血液中からからから取取取取りりりり除除いて除除いていて炎症いて炎症炎症炎症をををを抑抑える抑抑えるえるえる治療法治療法治療法治療法です。 静脈から体外へ血液を取り出し、白血球除去装置を通過させて白血球を取り除き、また血液を体内へと戻 します。 白血球は、からだの中でつくられ、治療後まもなく正常な数に戻ります。 この治療方法は2000年から保険適応になっています。

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◆手術療法

手術療法

手術療法

手術療法

手術は、次のような場合に検討されます。 ●●●●症症症症状状が状状ががが重重重重くく炎症くく炎症炎症炎症がががが粘膜粘膜よりも粘膜粘膜よりもよりもよりも深深深深いいいい部分部分部分部分にまでにまでにまでにまで及及及及びびびび、腸管、腸管、腸管、腸管のののの壁壁壁壁にににに孔(孔(孔(孔(あなあなあなあな))))があいているがあいているがあいているがあいている ●●●●大量大量大量大量のののの出血出血が出血出血ががが起起起起こっているこっているこっているこっている ●●●●長期長期長期長期にわたるにわたるにわたるにわたる薬薬薬薬物療法物療法でも物療法物療法でもでもでも効効効効果果果果がみられないがみられないがみられないがみられない 最も主流なのは、大腸と直腸を取り除き、肛門と小腸をつなげ、回腸のうという直腸の代わりをする袋を造 る方法です。 患者さんが自力で排便することが可能なうえ、大腸を完全に切除するため潰瘍性大腸炎の再発も防ぐこと ができます。  

<手術後

<手術後

<手術後

<手術後の

の症

症状

状について

について

について

について>

  水分 水分 水分水分をををを吸吸吸吸収収収収しししし便便便便をををを肛門肛門肛門肛門へへへへ運運運運ぶはたらきをぶはたらきをぶはたらきをぶはたらきを担担担担うううう大腸大腸大腸大腸がなくなるためがなくなるためがなくなるためがなくなるため、、、、 便 便 便便のののの水分量水分量水分量水分量がががが多多くなり多多くなりくなり、下痢くなり、下痢、下痢、下痢やややや排便回排便回排便回排便回数数の数数ののの増増増増加加加加といったといったといったといった症症症症状状状状がががが現現現現 れます れます れますれます。。。。 しかし しかし しかししかし、時間、時間、時間、時間がががが経経経経つにつれてつにつれて徐つにつれてつにつれて徐徐々徐々々々にににに適適適適応応し応応ししし、、、、1111日日日日5555~~6666回~~ 回回回のののの排便排便排便排便にににに 落 落 落落ちちちち着着着着くことがくことがくことがくことが多多多多いようですいようですいようですいようです。。。。  

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潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎のののの診診診診断断断断からから治療からから治療治療治療までのまでのまでのまでの流流流流れれれれ

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5 5 日常生活 日常生活 日常生活日常生活ではどんなことにではどんなことにではどんなことにではどんなことに気気気気をつければいいのをつければいいのをつければいいのをつければいいの???? 潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)になって しまっても、基本的に食事や飲み物の制限はありま せん。 ただし、炎症を起こしている活動期にはアルコールを 控える、腸を刺激するものは避けるなど、そのときの 状態に合わせて対応していくことが必要です。 それほど神経質にならずに、食物はよくかんで、バラ ンスのとれた規則正しい食生活を送りましょう。 また、過度のストレスは症状を悪化させることがあり ます。 心身の安静が保てるよう、十分な休息をとることも大 切です。  

<定期的

<定期的

<定期的な

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な大腸

大腸

大腸

大腸がん

がん

がん

がん検

検診

診の

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  潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎は潰瘍性大腸炎ははは、病、病、病、病気気気気のののの診診断診診断断断をををを受受受受けてけてけてけて から からからから10101010年以上年以上年以上年以上になるとになるとになるとになると、大腸、大腸、大腸、大腸がんをがんをがんをがんを合合合合併併併併 する するするする患者患者患者患者さんがさんがさんがさんが段段段段々増々増々増々増えていきますえていきますえていきますえていきます。。。。 大腸 大腸大腸大腸がんはがんはがんはがんは初期初期初期初期のの自のの自自自覚覚覚覚症症状症症状状状がががが乏乏乏乏しくしくしくしく、、、、 潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎潰瘍性大腸炎とも潰瘍性大腸炎ともともとも症症症症状状状状がが似がが似似似ているためているためているためているため、、、、 病 病病病気気気気のののの発発発発見見が見見ががが遅遅遅遅れがちですれがちですれがちですれがちです。。。。 そのため そのためそのため、潰瘍性大腸炎そのため、潰瘍性大腸炎、潰瘍性大腸炎、潰瘍性大腸炎のののの診診診診断断を断断ををを受受受受けけけけ た たた人た人人人はははは、、 寛、、寛寛寛解解解解 か ん か い か ん か い か ん か い か ん か い 期期期期であってもであってもであってもであっても定期的定期的定期的定期的にににに大大大大 腸 腸腸がん腸がんがんがん検検検検診診診診をををを受受けることが受受けることがけることがけることが大切大切大切大切ですですですです。。。。  

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参考資料 1 Mindsホームページ エビデンスとコンセンサスを統合した潰瘍性大腸炎の診療ガイドライン 難治性炎症性腸管障害に関する調査研 究班プロジェクト研究グループ 2006年1月 (http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0029/1/0029_G0000071_0001.html) 2 難病情報センターホームページ 難病とは? 特定疾患医療受給者証交付件数 昭和49年度~平成21年度までの推移 (http://www.nanbyou.or.jp/what/nan_kouhu1.htm) 3 笹子三津留編集.インフォームドコンセントのための図説シリーズ 胃がん.初版.大阪:医薬ジャーナル社;2007 4 福島恒男.潰瘍性大腸炎 不安を解消し、元気な生活をおくるために.初版.東京:保健同人社;2007 5 飯野四郎,陣田泰子監修.Nursing Selection(2) 消化器疾患.初版.東京:学習研究社;2006 6 沼田光弘監修.Q&Aでわかる看護に役立つからだの正常/異常ガイドブック改訂・増補版.1版.東京:医学芸術社;2006 7 小学館・家庭医学館編集委員会編集.ホーム・メディカ 家庭医学館.初版.東京:小学館;2003 8 堺章.目でみるからだのメカニズム.1版.東京:医学書院;2000  

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