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マートシティ2020 年に向けた政策展開のポイント 訪都外国人旅行者の更なる誘致を目指し 東京 2020 大会とその先を見据えた戦略的な観光プロモーションを展開 多様な旅行者が安心かつ快適に観光を楽しめるよう 観光案内機能の充実や多言語対応の強化等 受入環境の整備を推進 ナイトライフ観光の取組や地域

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Academic year: 2021

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世界に開かれた国際・観光都市

(平成 31 年度事業費:511 億円、4か年事業費:1,834 億円)

(東京の魅力発信と観光プロモーションの効果的な展開)

○ 東京の観光PRや受入環境整備等、官民

をあげた取組等により、2017 年の訪都外国

人旅行者数は過去最多の約 1,377 万人

○ 東京 2020 大会とその先を見据えた計画

的なプロモーションが必要

(消費拡大に向けたインバウンド対応力の向上)

○ 旅行者数の増加等に伴い、2017 年の訪都

外国人旅行者による消費額は過去最高の

1兆 1,358 億円

○ 観光関連事業者のインバウンド対応への支援等を進めることにより、観光

消費を更に拡大していくことが必要

(多言語対応の推進)

○ デジタルサイネージ

や観光案内サインの整備等により多言語対応を推進

○ 快適で安心な東京滞在を実現するため、多言語対応の更なる充実が必要

(外国人旅行者の受入環境の向上)

○ 観光案内所や無料 Wi-Fi の整備、観光ボランティアによる街なか観光案内

等を通じた、観光案内機能の強化・充実等を推進

○ 旅行者のニーズに合った観光情報等を提供できるよう、外国人旅行者の受

入環境の更なる向上が必要

(集客力が高く良質な観光資源の開発)

○ ライトアップの取組や地域の特色を生かした観光資源開発を実施

○ 夜間に楽しめる観光資源の更なる充実や地域の観光資源開発への継続的

な支援が必要

(MICE

誘致の新たな展開)

○ MICEの誘致・開催支援や拠点の育成支援、受入環境整備支援等の取組

により、東京での国際会議開催件数は増加

○ MICE誘致を巡る国際競争が激化しており、東京ならではの魅力を生か

した施策展開が必要

(東京のプレゼンス向上)

○ 2018 年9月に開催された国際水協会(IWA)世界会議・展示会等を通

じて情報を発信

○ 東京の持つ技術・ノウハウを活用した海外への技術協力を実施

これまでの到達点と今後の課題 <訪都外国人旅行者数の推移> (出典)「平成 29 年東京都観光客数等実態調査」 (2018 年5月 東京都産業労働局) 410 556 681 887 1,189 1,310 1,377 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 (万人)

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(2)

■ 東京の魅力発信と観光プロモーションの効果的な展開 ➢ 東京 2020 大会時及び大会後の再来訪につなげるためテレビCMの放映、オンライン広告 の掲出、観光レップ*等を活用したPR等を実施 ➢ 雑誌・屋外広告等の個人向けプロモーションを個人旅行者 の割合が高い香港・インドネシアにおいて新たに実施 ➢ 世界自然遺産を有する4道県と連携し、それぞれの魅力を 生かした観光PRを実施【新規】 ➢ 旅行者が東京 2020 大会期間中に、競技会場周辺を含む都 内を回遊しやすいように観光ガイドブックを作成【新規】 ➢ ラグビーワールドカップ 2019™の開催期間を中心に、イン フルエンサー等によるリアルタイムでの情報発信やファン 同士の交流を促進し、東京の旅行地としての魅力を効果的に 発信 政策目標 目標年次 目標値 アクセシブル・ツーリズム*の充実 宿泊施設のバリアフリー化支援 2019 年度 (バリアフリー化支援件数)150 件 ⇒ アクセシブル・ツーリズムの充実 宿泊施設のバリアフリー化(再掲) 2020 年度 バリアフリー対応の客室 850 室以上 (考え方)東京 2020 大会時に必要となるバリアフリー対応の客室数を推計し目標として設定 ボランティアの裾野拡大・育成・活用 (おもてなし親善大使の育成) 2020 年 1,000 人 ⇒ ボランティアの裾野拡大・育成・活用 (おもてなし親善大使の育成)(再掲) 2020 年 1,200 人 (考え方)東京 2020 大会に向けて更にボランティア気運を高め、大会のレガシーとするため目標値を上方修正

○ 訪都外国人旅行者の更なる誘致を目指し、東京 2020 大会とその先を見据

えた戦略的な観光プロモーションを展開

○ 多様な旅行者が安心かつ快適に観光を楽しめるよう、観光案内機能の充

実や多言語対応の強化等、受入環境の整備を推進

○ ナイトライフ観光の取組や地域の特色を生かした観光資源開発を推進

○ MICE情報発信の取組強化やユニークベニュー

の活用推進等、MIC

E誘致を加速化

2020 年に向けた政策展開のポイント 2020 年に向けた主な政策展開 強化した政策目標 <世界自然遺産:小笠原諸島>

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■ 消費拡大に向けたインバウンド対応力の向上 ➢ 欧米豪を中心とした富裕層を対象に開催する商談会への出展を拡充 ➢ 小売事業者向けに外国人旅行者への商品説明等に活用可能な、指さしで会話が できるコミュニケーションシートを作成 ➢ 外国人旅行者向けに公演情報等、エンターテイメントに関する情報を集約したポータル サイトを制作する民間事業者の取組に対する支援を実施 ➢ 都立施設におけるキャッシュレス*化の推進に向け、恩賜上野動物園でQRコード決済の 実証実験を実施【新規】 ➢ 島しょ地域において、観光客の利便性向上のため、キャッシュレス化の推進に向けた実 証実験を実施【新規】 ■ 多言語対応の推進 ➢ 都内の宿泊施設、飲食店、免税店、タクシー事業 者を対象とした 24 時間対応の多言語コールセンタ ーサービスについて、これまでの英語・中国語・韓 国語に、仏語・タイ語を追加 ➢ 宿泊施設等で外国人が体調を崩した場合に、スタ ッフが症状に応じた適切な医療機関への受診を支援 できるよう、対応マニュアルを作成し配布するとと もに、区市町村における地域の実情に応じた外国人 患者の受入環境整備を支援 ■ 外国人旅行者の受入環境の向上 ➢ Lアラート*(災害情報共有システム)の運用により、災害時におけるデジタルサイネー ジの情報発信を強化 ➢ 東京観光情報センターにおいて、ラグビーワールドカップ 2019™の大会期間に合わせてア クセシブル・ツーリズムの窓口を設置。また、東京の特産品等の販売を実施し、東京の観 光の魅力を発信 ➢ ラグビーワールドカップ 2019™の大会期間に合わせて障害者や高齢者等に配慮したコー ス及び夜の観光スポットに注目したコースでの観光ボランティアによるガイドサービスを 試行(再掲:61 頁) ➢ 都内に集積するアンテナショップと連携したイベントや、アンテナショップの紹介冊子 を活用したPRを実施 ➢ ムスリムやベジタリアンなどの多様な文化・習慣に対応した施設を紹介するパンフレッ トを作成し情報発信を強化 <多言語コールセンターサービス イメージ図>

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➢ バリアフリー観光情報を集約した総合ウェブサイトを作成し、旅行者へのバリ アフリー情報の発信を強化 ➢ 宿泊環境を改善するため、建築物バリアフリー条例等の改正を図り、宿泊施 設のバリアフリー化支援に関する補助制度を拡充し一般客室のバリアフリー化 を促進。加えて、都のポータルサイト等へバリアフリー情報を掲載するなど情 報発信を充実(再掲:60 頁) ➢ バリアフリー化の更なる推進に向けて、宿泊事業者等を対象にしたバリアフリー化促進 セミナー及びアドバイザー派遣を実施【新規】(再掲:60 頁) ■ 集客力が高く良質な観光資源の開発 ➢ 観光協会や民間企業など多様な主体が連携し 観光資源の発掘や磨き上げなどを行う取組に対 し、複数年度にわたるサポートを実施し事業の 定着化を推進 ➢ ナイトライフ観光の推進に向けて、プロジェ クションマッピング*を活用した取組を引き続 き実施するとともに、事業者等が行うライトア ップの取組の支援を拡充。加えて、ナイトライ フのイベント・PR等を行う地域団体等への支 援を新たに実施 ➢ 観光資源の一つとしてアニメ・キャラクター等デザインマンホールを活用する自治体等 を支援するとともに、都内全体のアニメ関連観光情報を集約して発信【新規】 ➢ 多摩・島しょ地域の観光資源を活用し、体験コンテンツの造成から販売、プロモーショ ンまでを一体的に実施し、国内外旅行者の誘致を促進 ➢ 島しょ地域における観光資源のブランド化に向けて観光協会、商工会、民間事業者等が 実施する取組を支援対象に拡大 ➢ 新たに、7島(利島、新島、式根島、御蔵島、青ケ島、父島、母島)で島会議を開催す るとともに、2018 年度にブランドコンセプトを構築する4島(大島、神津島、三宅島、八 丈島)については、それぞれの島で始まる主体的な取組を側面支援するため、情報提供や 専門家派遣等を実施(再掲:33 頁) ➢ 上質な宿泊施設を誘致・整備し、宿泊施設の多様化を図るため、島の実情を考慮した誘 致方法の検討を行うとともに、宿泊事業者の掘起しなど、誘致に向けた取組を実施【新規】 (再掲:34 頁) ➢ 日本各地と連携した共同プロモーションにおいて、新たに海外OTA*サイトを活用した プロモーションを展開 ➢ 日の出ふ頭に新設する船着場を舟運事業者に対し開放し、民間事業者が取り組む船客待 合所・賑わい広場の整備やイベント等と連携することで舟運の活性化を推進 ➢ 東京国際クルーズターミナルの魅力向上を図るため、舟運による日の出、浅草

<ナイトライフ観光の例:ナイトクルーズ> (写真提供:(公財)東京観光財団)

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■ MICE誘致の新たな展開 ➢ 広告掲載によるPRや海外トレードショー出展等の取 組を新たに実施し、MICE情報の発信を強化 ➢ 国際会議や報奨旅行等の誘致について支援内容を拡大 ➢ 都内ユニークベニューの魅力や活用方法等を幅広く発 信するため、施設の視察ツアーやレセプション等を含め たショーケースイベントを実施【新規】 <ショーケースイベント(イメージ)> 年次計画(新規・見直し) ※1 東京 2020 大会開催までの開業施設分を含める ※2 政令に基づく「車いす使用者用客室」と建築物バリアフリー条例(改正案)上の整備基準を満たす一般客室 取組 2018年度末 (見込み) 2019年度 2020年度 4年後の到達点 アクセシブル・ツーリ ズムの充実 宿泊施設 のバリアフリー化 (再掲) 車いす使用者用客室 550室※1 安全・安心に都内観光 を楽しめる環境の整備 により、アクセシブル ・ツーリズムが定着 各種ボランティアの着 実な育成(おもてなし 親善大使の育成) (再掲) おもてなし親善大使の 育成 1,005人 累計1,200人を育成 100人 100人 バリアフリー対応の客室※2 300室以上

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参照

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