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文献管理ソフト(Mendeley)講座テキスト(12p).docx

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はじめに

卒業論文・レポートなどを作成するために、参考となる文献(論文・図書・Web ページ etc…)を色々読 んできたけれど、いざ論文作成を始めてみると、それがどんな文献だったか覚えていない、そんな経験 はありませんか?また、参考文献一覧を記載するときに、1つ1つ情報を書き足すのが面倒、見ながら 写したら間違えてしまった、なんてことはありませんか?そんな手間を減らす便利なツールが”文献管理 ソフト”です。

目次

はじめに... 1 1 参考文献について知ろう ... 3 1.1 参考文献とは ... 3 1.2 参考文献の書き方・読み方 ... 3 2 文献管理ソフトとは?... 4 3 Mendeley ... 5 3.1 Mendeley とは? ... 5 3.2 利用前の準備 ... 5 3.2.1 アカウント登録 ... 5 3.2.2 Desktop 版のインストール ... 6 3.3 文献の登録... 6 3.3.1 CiNii からの登録... 6 3.3.2 Web Importer による登録... 7 3.3.2.1 ツール登録... 7 3.3.2.2 利用可能な DB ... 7 3.3.2.3 DB からの登録 ... 8

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3.4. 文献の管理...9 3.4.1 文献情報の同期 ...9 3.4.2 フォルダ管理...9 3.4.2.1 フォルダ作成... 9 3.4.2.2 フォルダへの文献追加・削除 ... 9 3.4.2.3 文献の削除... 9 3.4.3 PDF の追加と管理 ...9 3.4.3.1 PDF の追加 ... 9 3.4.3.2 PDF ファイル名の自動更新 設定 ... 9 3.4.3.3 Web への PDF ファイルアップロード設定... 10 3.5 レポートや論文に参考文献リストを追加 ...10 3.5.1 MS Word Plugin のインストール ...10 3.5.2 引用( Citation) の挿入...11 3.5.3 Citation の統合 ...11 3.5.4 参考文献リスト(Bibliography) の挿入...11 3.5.5 Bibliography の更新 ...12 3.5.6 参考文献スタイルの選択 ...12 4. おわりに...12

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1 参考文献について知ろう

1,2

1.1 参考文献とは

参考文献とは、著者が論文を作成する際に引用した文献、参考にした文献のことです。その役割には 以下の4 点があります。  自身の論文の新規性、独創性、信頼性の明確化  先行する著者(先人・先輩)に対する敬意  出典の明示  読者に対する情報提供 (研究分野の動向を確認・評価できる)

1.2 参考文献の書き方・読み方

参考文献には「著者名」「書名」などの決まった項目があり、資料の種類 (図書、雑誌など) によって 書く項目が異なります。また、参考文献の書き方は、専門分野や学会などによって様々なパターンがあ ります。まずは、指導教官や研究室の先輩など、自身の研究分野における先輩に確認してみるとよいで しょう。 ただし、書くうえでの必須項目やその順番などは似ている部分も多数見られますので、ここでは 1 例 をあげて説明します。 [雑誌の場合] 著者名.論文タイトル.雑誌名.出版年,巻数,号数,ページ. (例 1) 西潔, 石原和弘. 火山地域における震源計算についての提案. 火山. 2003, 48(5), p. 407-413.

(例 2) Pisciella, Paola; Pelino, Mario. FTIR spectroscopy investigation of the crystallisation process in an iron rich glass. Journal of the European Ceramic Society. 2005, vol. 25, no. 11, p. 1855-1861. [図書の場合] 著者名.書名.版表示,出版地,出版者,出版年,総ページ数,(シリーズ名,シリーズ番号),ISBN. (例 1) 坂村健. グローバルスタンダードと国家戦略. NTT 出版, 2005, 272p., (日本の<現代>, 第9 巻),ISBN4-7571-4100-9. 著者名. 論文タイトル. 雑誌名. 出版年,巻(号), ページ(開始-終了). 著者名. 論文タイトル. 雑誌名. 出版年, 巻数, ページ(開始-終了). 号数, 著者名. 書名. 版表示,出版地, 出版者, # ここでは省略 出版年, 総ページ数., (シリーズ名,シリーズ番号), ISBN.

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[Web サイトの場合]

著者名.Web ページの題名.Web サイトの名称.URL,参照日付.

(例 1) 中央教育審議会. “教育振興基本計画について-「教育立国」の実現に向けて-(答申)”. 文部科学省. 2008-04-18. http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/08042205.htm, (参照 2008-08-13) A-1. 色々な参考文献の書き方 このほかにも資料の種類毎に様々な記述があります。同じ資料でも専門分野や学会が異なると、論文 タイトルにダブルクオーテーション( “ )がつく、雑誌名が斜体になる、巻号の表記が Volume xx, Number xx になる、ページの ‘p’ が ‘pp’ になる、など色々と変化します。 さらに、雑誌タイトルは省略されていることもしばしばあります。よく利用する雑誌については、そ の省略形を覚えておきましょう。

例)雑誌タイトル:Journal of Chemical Education 略誌名 :J. Chem. Educ.

参 考文 献の 書き方 や読 み方 で困っ たら 、『 科学技 術情 報流 通技術 基準 (SIST : Standards for Information of Science and Technology)』を参考にするのもよいでしょう。この基準では、各項目の順 番や使用する記号、雑誌の略誌名、図書や雑誌以外の資料の書き方なども詳しく解説しています。また、 論文の書き方などについても触れています。 独立行政法人 科学技術振興機構. 科学技術情報流通技術基準(SIST). http://sist-jst.jp/,

2 文献管理ソフトとは?

文献管理ソフトとは、様々な文献の情報 (メタデータ) とその文献の電子データ (PDF 等) を手軽に管 理・整理することができるソフトウェアです。その歴史は古く、現在も使用されている有名なソフトウ ェアの1 つである Endnote は、1988 年にバージョン 1 がリリースされました。現在では、有料・無料 のソフトウェアが多数存在します。例えば、以下のようなものがあります。

 有料: Endnote, GetAref, Papers, RefWorks  無料: Mendeley, ReadCube, TogoDoc, Zetoro  有料版は1 万円~5 万円程度の価格で、試しに使ってみようと思うにはとても高額となっています。た だし、Micorsoft Office 同様、多くのソフトウェアで学生版が販売されており、通常の半額程度での購入 が可能です。大半は海外製ですが、日本語対応もしっかりしており、文献の登録・管理をより便利にす る様々なツールが用意されています。 一方、無料版はアカウントを作成すれば、すぐにでも利用可能ですが、有料版同様、大半が海外製のた め、日本語への対応は十分になされていないことが多いです。しかしながら、機能面では有料版に引け を取らないものもあります。 ※ 上記 8 つのソフトの中では、TogoDoc だけが国内製です。ただし、生命科学者のための文献管理ソ フトという紹介がなされています。 著者名. Web ページの題名. Web サイトの名称. URL. 参照日付.

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3 Mendeley

3.1 Mendeley とは?

Mendeley とは、2011 年より正式版が公開された無料の文献管理ソフトです。主な特徴として、以下 のようなことがあげられます。

a. Desktop 版、Web 版がある

Mendeley には Desktop 版と Web 版があります。互いにデータを共有することができるため、普 段の管理はDesktop 版で行い、様々なデータベースから論文情報を取り込む時や、別の PC に管理 している情報を転送したい時などにWeb 版を使用するなど、使い分けることができます。

b. 様々なデータベースから簡単に文献情報が取り込める

本学が契約している海外のデータベース(EBSCOhost, Science Direct など)から簡単に文献情報が 取り込めます。さらに、日本語文献を探すのに非常に便利な CiNii からも簡単に文献情報が取り込 めるようになっています。

c. 研究者仲間との論文の共有ができる

自分でグループを作成したり、他の研究者が作成したグループに参加したりするなど、いわゆる SNS(Social Networking Service, ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のようなこともできま す。 d. 日本語版が無い メリットをいくつかあげてきましたが、デメリットもあります。それは、メニューやマニュアル が全て英語であるということです。また、日本語文献に対する取り込みや検索、参考文献リストの 表示機能に若干未対応な箇所が存在します。

3.2 利用前の準備

3.2.1 アカウント登録 利用するために、まずはアカウント登録をします。 1. Mendeley のトップページ ( http://www.mendeley.com/) に アクセスし、[Sign up & Download] をクリックします。 2. 登録する氏名、アドレスを入力し、

[Create a free account]をクリックします。

3. パスワード、専門分野、身分を入力し、 [Download Mendeley]をクリックします。 ※ 専門分野はWeb 版 Mendeley の

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3.2.2 Desktop 版のインストール

アカウント登録が完了すれば、Web 版を利用できます。しかし、PDF ファイルの管理や、Microsoft Word への文献リストの出力など、Desktop 版にしかできない機能もあります。3.2.1 の 3. から続けると Desktop 版のインストーラをダウンロードできますので、そのままインストールしましょう。

3.3 文献の登録

3.3.1 CiNii からの登録 CiNii からの追加はとても簡単です。 1. 論文の検索を行い、検索結果一覧 からタイトルをクリックして、 詳細画面に移動します。 2. 詳細画面の右側[書き出し]の中の [Mendeley に書き出し]を クリックします。 3. Mendeley のログインページに 移動するのでログインします。 ログイン後、Mendeley への登録が 完了すると、“Import Successful!”と 表示されます。

※ [View in your Mendeley Library] をクリックしてみると、選択した論文が登録されたことが確認で きます。

~注意!~

Mendeley に登録した文献は、匿名化され、登録ファイルが取り除かれた後で、公開カタログ(public catalog; Mendeley Web Catalog)に登録されます。Mendeley に登録した文献情報は、特別な処理を しない限り、公開カタログで検索できるようになってしまいます。

登録されたく無い場合は、Mendeley Desktop 版で文献を選択 した時に、右端の[Details]パネルに表示される項目の一番下 “Other settings: Unpublished work - exclude from Mendeley Web catalog” にチェックを入れておきます。

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3.3.2 Web Importer による登録

Web Importer は Mendeley Ltd. が用意している各種データベース(以下 DB)から論文情報を取得す るためのツール(ブックマークレット)です。Web Importer を利用することで様々な DB から簡単に論文 を登録することができます。

3.3.2.1 ツール登録

1. Web 版 Mendeley のメニューから、 My Library -> Web Importer を クリックします。 2. Web Importer のページに移動したら、 [IMPORT TO MENDELEY] を ブラウザのブックマークまで ドラッグします。 ブックマークに [Import to Mendeley] が 登録されると成功です。 3.3.2.2 利用可能な DB

Web Importer ページの “2 Locate a document:” で紹介されている DB で利用が可能です。本学が契約しているデータベースですと、 EBSCO、ScienceDirect、SpringerLink の 3 種類です。また、Google BookSearch、Amazon などから図書の情報を取得することもできます。

~注意!~

Web Importer を使うには、www.mendeley.com からのポップアップを許可するよう設定しなけれ ばいけません。Web Importer のページに [Pop-up Blocker Test] というリンクがあります。ポップ アップが許可されていない場合、このリンクをクリックすると、”Your pop-up blocker is blocking pop-ups from http://www.mendeley.com. Please allow pop-ups for this site and try again.” と表示 されます。許可されていれば、”Your browser is configured correctory!” と表示されます。

Internet Explorer 9 の場合は、画面下部の黄色い通知バーの [このサイトのオプション] -> [この サイトのポップアップを常に許可] を選択します。

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3.3.2.3 DB からの登録 一例としてScience Direct での登録を行います。 a. 特定の文献を登録 1. キーワード等で検索をして、登録する文献の タイトルをクリックします。 2. 文献詳細の画面に移動したら、ブックマークより 3.3.2.1 で登録した [Import to Mendeley] を クリックして実行します。

3. Mendeley のログインページに移動するので、ログインすると、“Import Successful!” と表示さ れます。 ※ EBSCOhost はこの方法での登録ができません[2013.5 現在]。登録する場合は後述の “b. 複数の文献 を一括して登録” をご利用ください。 b. 複数の文献を一括して登録 1. キーワード等で検索します。 2. 検索結果画面が表示されたら、ブックマークより 3.3.2.1 で登録した [Import to Mendeley] を 選択・実行します。 3. [Import]リンクと文献情報の一覧画面が表示されるので、登録したい論文の[Import]をクリック します。 ※ タイトルをクリックすると、文献の詳細画面に 移動します。 4. チェックマークがついたら成功です。続けて登録 する場合は 3. の操作を繰り返してください。 登録を確認したい場合は、”View in your Mendeley Library” をクリックしてください。 今回は Science Direct を例に説明しましたが、 他のDB でも同様に登録可能です。 3.3.3 その他の登録方法 他にも、PDF ファイルのインポート(File->Add Files をクリック)による登録が可能です。PDF ファイ ルが海外の英語文献の場合、ファイル内の文章からかなり正確な情報取得ができます。しかし、日本語 の文献では成功率が低いです。PDF ファイルの登録は、フォルダを監視して、対象フォルダにファイル が 追加 され たら 自動的 に Mendeley Desktop にも追加されるように設定することも可能です。 (tools->Options->Watched Folders で対象フォルダにチェックを入れる)

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3.4. 文献の管理

Desktop 版を使用して文献を管理してみましょう。 3.4.1 文献情報の同期 紹介した方法で登録した文献は、Web 版に登録されます。Desktop 版への同期は以下の 方法で行います。Desktop 版で更新した内容を Web 版に同期させたい場合も同様です。  (Desktop 版が起動していなければ) Desktop 版を起動すると自動的に行われます。  メニューバーの[Sync] というボタンをクリックします。 3.4.2 フォルダ管理 3.4.2.1 フォルダ作成 Mendeley では、仮想的なフォルダを作成し、各文献を振り分けることができます。 テーマ毎に分ける、提出するレポート・論文毎に分ける、などの利用ができます。 フォルダの作成は、[Folders]の左側(緑色の+付き)ボタンを押し、ファイル名を入力すると作成されます。 3.4.2.2 フォルダへの文献追加・削除 フォルダへの文献登録は、登録したい文献をドラッグ&ドロップすることで行います。 ただし、全てコピー扱いになり、移動元からもデータは削除されません。フォルダから

文献を削除する場合には、キーボードの Delete キーを押すか、メニューより [File] -> [Remove from Collection] をクリックします。

※ “Delete Documents” は フォルダ内からではなくMendeley Desktop 全体から文献を削除(Trash へ 移動)します。 3.4.2.3 文献の削除 削除したい文献を選択し、[Delete Documents]をクリックすると、文献は”Trash”へ移動します。 ”Trash”内の文献を選択し、[Delete Documents]をクリックすると、完全に削除されます。また、[Empty Trash]をクリックすると、”Trash”内全ての文献が削除されます。 [RestoreDocument]をクリックすると元のフォルダに戻すことができます。 3.4.3 PDF の追加と管理 登録した文献にPDF ファイルを追加することで、文献に関連する PDF ファイルをまとめて管理する ことができます。 3.4.3.1 PDF の追加 PDF を追加したい文献を選択した時に、右側に表示される文献情報欄の [Files: Add File…] の部分をクリックすると、ファイル選択画面になります。 追加したいファイルを選択してください。

3.4.3.2 PDF ファイル名の自動更新 設定

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3. “Copy files to:” に基準となるフォルダを設定する。 4. “Sort files into subfolders” を設定する。

基準フォルダの中にフォルダが作成されます。 フォルダ名は雑誌名、著者名、出版年、タイトル から選択できます。2 種類以上選択すると、 さらに中にフォルダが生成されます。 5. “Rename document files”を設定する。

PDF ファイルをその規則に従い、自動で名前を 変更させることができます。選択可能な項目は フォルダと同じです。ただし、こちらは区切り記号が入って1 つのファイル名となります。 6. [OK]もしくは[Apply]をクリックする。 登録したファイル全て、設定通りにコピーされます。(元ファイルは変更・削除されません。) 一度設定しておくと、ファイルの追加や文献情報変更のたびに、即座に変更が行われます。 3.4.3.3 Web への PDF ファイルアップロード設定 PDF ファイルは容量が大きなものが多く、全てのファイルをアップロードしていると同期処理が遅く なります。また、無料のアカウントでは2GB までしか保存できません。Web アップロードが必要な文献 を保存するフォルダを選択し、設定しましょう。

1. [All Documents]を選択して[Edit Setting] をクリックする。 2. Synchronize attached files にチェックを入れる。

3. For selected folders を選択。

4. アップロードしたいフォルダのみチェックを入れる。 5. [Save&sync]をクリック。

※ フォルダを選択して[Edit Setting]をクリックすると、フォルダ毎にアップロード設定ができます。

3.5 レポートや論文に参考文献リストを追加

Mendeley に登録した文献情報は、Microsoft Office Word (以下、Word) や Open Office Writer(フリ ーのワープロソフト)、LaTeX(主に理系の研究者が使用する論文作成用ツール)などで使用することがで きます。今回は Word での使い方を説明します。

3.5.1 MS Word Plugin のインストール

Mendeley には、Word で文献情報を利用するためのツール “MS Word Plugin”(MS=MicroSoft) が用 意されています。まずは、Plugin をインストールしてみましょう。

文献情報からファイルを削除した場合、ファイルはそのまま残ります。別のファイルを登録し直 すと、上書きはされず、末尾に(2)が追加されて保存されます。また、文献情報を trash に入れて もファイルはそのまま残っており、trash からも削除 (Empty Trash など)すると、ファイルは Archive という名前のフォルダに移動します。

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インストールはとても簡単で、Word がインストール されたPC で、Mendeley Desktop 版 の[Tools]-> [Install MS Word Plugin]をクリックするだけです。 インストールが成功した場合は、Word を起動して [参考資料] タブをクリックすると、メニューバーの中に [Mendeley Cite-O-Matic]という項目が追加されています。 ※ 説明は Word 2007 で行っています。別のバージョンをご使用の場合は内容が異なります。 3.5.2 引用 (Citation) の挿入 文中に対応するCitation を挿入することができます。Citation は自動的に付番されるため、番号を管 理する必要がありません。同じ文献を2 度挿入した場合は同じ番号が振られます。 1. Word で作成した文章の Citation を挿入したい箇所にカーソルを移動する。 2. [Insert Citation] をクリックする。

3. [Go to Mendeley] をクリックして Mendeley Desktop を起動する。(既に起動している場合前面 に来ます) 4. 引用したい文献を選択して(複数選択可)、”Cite”クリックする。 ※ キャンセルは “Cancel ” をクリックします。 ※ 複数選択する場合は、 Shift + 矢印キーや、Ctrl + クリック などを使用すると便利です。 3.5.3 Citation の統合 最初から複数選択した場合は、統合表記 (例えば 1~3 の場合、[1-3]と表示される)になるのですが、後 から追加するとバラバラのまま([1],[2],[3]など)になってしまいます。こんなときは、それらの Citation を選択して、[Marge Citations] をクリックすると統合されます。 3.5.4 参考文献リスト(Bibliography) の挿入

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 Bibliography を挿入したい 箇所にカーソルを移動する。  [Insert Bibliography] を クリックする。 3.5.5 Bibliography の更新 新たに Citation を追加した場合や、Mendeley での文献情報の記載に誤りがあった場合などに、 Bibliography を更新するには [Refresh] をクリックします。 3.5.6 参考文献スタイルの選択 参考文献には論文を発表する学会などに応じて、 様々なスタイルが指定されています。どのような スタイルが指定・推奨されているかは、研究室の 先輩や指導教員に確認してみましょう。 Style の変更は、Word、Mendeley どちらからでも 行えます。  Mendeley Desktop 版の場合は、

View -> Citation Style から選択します。  Word の場合は、[Style:] から選択します。 ※ 海外のソフトウェアのため、日本の学会のスタイルはほとんど 登録されていません。[2013.5 現在] ※ 難しい作業ですが、スタイルを自由に作成することも可能です。

4. おわりに

Mendeley には他にも、登録した PDF ファイルにメモを書き込んだり、グループを作成して読んだ論 文を共有したりすることもできます。この講座で興味を持てたら、論文作成に活用してみてください。 また、もっと詳しい内容を知りたい人は、筑波技術大学視覚障害系図書館の職員の方が作成しているマ ニュアル3が、未完成ではありますが、とても詳しい内容となっていますので、一度ご覧ください。 1. 科学技術情報流通技術基準(SIST). 参照文献の書き方. 独立行政法人科学技術振興機構, 2012, 474p., (所蔵あり: 開架南館 2 階 507/KA 16) 2. 科学技術情報流通技術基準(SIST). 参考文献の役割と書き方. 独立行政法人 科学技術振興機構 (JST); 2011, 24p., http://sti.jst.go.jp/sist/pdf/SIST_booklet2011.pdf, (参照 2013-05-17). 3. 筑波技術大学視覚障害系図書館. “Mendeley の使い方”. 2013, p.95., http://library.k.tsukuba-tech.ac.jp/ori/Mendeley.pdf, (参照 2013-05-17). 「文献管理ソフト講座 テキスト」 2013 年 5 月作成 内容に関する問い合わせ先 : 京都教育大学附属図書館 library@kyokyo-u.ac.jp

参照

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